JP5384091B2 - 検査データ管理システム及び検査データ管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、検査データ管理システム及び検査データ管理方法に関し、特に、複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造されるデバイスの検査データを管理する検査データ管理システム及び検査データ管理方法に関する。
工業製品は、複数の工程を経て製造され、その過程で数多くの検査が行われる。工業製品には、特定の機能を持った機器又は装置であるデバイスが含まれ、例えば、半導体素子が挙げられる。半導体素子は、絶縁膜や回路パターンの形成のために、酸化膜の拡散、エッチング、イオン注入、スパッタ、洗浄等の複数の工程を経て、基板であるシリコンウェハ上に複数の半導体素子が配置された状態で製造される。その際、特定の工程毎に幅、厚み等の検査項目のために形状データが測定される。または、抵抗、導電率等の検査項目のために電気特性データが測定される。そして、半導体素子の製造工程における最終工程の後に全数検査が行われ、良品のみが出荷される。
半導体素子の製造は、ウェハ単位で行われるため、製造途中の各検査工程ではウェハ上の特定の素子を選定して測定を行い、これらの平均値や標準偏差等をウェハ単位で品質記録として管理しているのが一般的である。
しかし、最終工程後の全数検査において異常が認められた場合、製造途中の各検査結果を追跡調査しても、ウェハ上の素子の配置との対応関係を加味した分析を行うことができないため、どの工程が不良の主原因であるか否かを特定することができない。完全な品質管理を行うためには、理想的には、チップ単位で各測定項目を全数管理すればよい。しかし、現実的には工程増、特にコスト増等により実現することが困難である。
そこで、半導体製造工程における不良原因工程を特定するシステムが特許文献1に開示されている。特許文献1にかかる不良原因特定システムは、複数の半導体装置に対して、検査装置によって検査された半導体装置の電気的特性の面内分布を表現する特性マップを形成する特性マップ形成部と、測定装置によって測定されたそれぞれの工程の出来栄えの面内分布をそれぞれの工程毎に表現する単独マップを形成する単独マップ形成部と、それぞれの工程毎の単独マップの中から複数の単独マップを選びそれを合成して合成マップを形成する合成マップ形成部と、合成マップと特性マップを比較することにより、対応する工程を不良原因と特定する特定部とを備える。
特に、特許文献1に開示されている実施の形態では、ウェハ面内をチップ単位やショット単位で分割したメッシュ毎に出来栄えを測定するのが好ましいとしながらも、現実には面内数点〜10数点、良くても50点ぐらいの出来栄えをもとに、バイリニアプロットや単純算術平均等の補間手法を用いて、メッシュ毎の出来栄えを生成する旨が開示されている。すなわち、特許文献1では、検査項目における検査対象データを、ウェハ内の半導体装置の一部であるサンプリングされた半導体装置における測定データと、当該測定データに対して補間手法を用いて補間されたデータとを用いるものである。そのため、ウェハ内の全ての半導体装置について測定することに比べて、検査を簡略化できる。
また、非特許文献1には、計測されたデータを補間する曲面モデルの同定処理として薄板スプラインが開示されている。また、非特許文献1には、計測されたデータの異常値を除去する手法として、GCV(Generalized Cross Validation)アルゴリズムが開示されている。さらに、非特許文献2には、計測データを外的基準なしに自動的に分類する手法であるクラスター分析、及び、予め複数のデータのグループがわかっている場合に、計測データがグループのいずれに属するかを判別する線形判別分析について、開示されている。
特開2007−36068号公報 Grace Wahba, "Spline Models for Observational Data", Society for Industrial & Applied, 1990. 船尾暢男, "The R Tips データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集", 九天社, 2005.
しかしながら、特許文献1では、精度の高い補間処理を行うために、ある程度の数の検査候補位置を検査し、検査データを取得する必要がある。そのため、特許文献1には、検査処理工数が多いという問題点がある。そして、この問題点は、半導体素子の製造工程に限らず、フラットパネル、太陽電池といったデバイスを複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造するデバイス製造工程全般について生じるものである。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、複数の製造工程の組合せが品質に影響する製品について、製造過程の計測処理工数を抑えつつ、有効な検査を行うことができる検査データ管理システム及び検査データ管理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる検査データ管理システムは、複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造されるデバイスの検査データを管理するものである。前記検査工程毎に予め定められた前記基材上におけるデバイスの計測データの傾向を表す基準モデル(例えば、本発明の実施の形態1にかかる基板モデル54又は代表モデル55)と、前記基準モデルを判別することのできる前記基材上の検査データに対応する検査対象位置(例えば、本発明の実施の形態1にかかる検査位置56)とを記憶する検査要素記憶部(例えば、本発明の実施の形態1にかかる検査情報記憶装置5)と、前記検査対象位置において計測された検査データに基づいて、前記基準モデルを前記基材毎に判別する基準モデル判別部(例えば、本発明の実施の形態1にかかるモデル判別部25)とを備える。
これにより、基準モデル判別部において判別された基準モデルにより、検査データから基準モデルを生成することなく、データ補間を行うことができる。そのため、データ検査処理項数を抑え、効率の良い検査を行うことができる。
また、前記基準モデルは、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置(例えば、本発明の実施の形態1にかかる検査候補位置52)における計測データに基づいて生成された当該基材上の任意の位置におけるデータを補間するためのデータモデル(例えば、本発明の実施の形態1にかかる基板モデル54)であると良い。これにより、基材毎の傾向に応じた基準モデルを生成することができる。
または、前記基準モデルは、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データ及び前記基準モデルにより補間された補間データの少なくとも一部を選択し、各基材間における当該選択したデータを所定の分析を行うことにより当該基材をグループに分類し、当該グループ毎に生成されたデータモデル(例えば、本発明の実施の形態1にかかる代表モデル55)であると良い。これにより、複数の基材に共通する傾向を表現した基準モデルを生成することができる。
さらに、前記検査対象位置は、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データ及び前記基準モデルにより補間された補間データの少なくとも一部を選択し、当該選択したデータに基づいて前記基準モデルを判別できる場合に、当該選択したデータに対応する検査位置を検査対象位置として決定されたものであることが望ましい。これにより、不要な検査候補位置が除かれ、絞り込まれた検査位置により、検査処理により取得される検査データを減らし、検査処理工数を抑えることができる。
さらにまた、前記基準モデル判別部は、前記検査対象位置において計測された検査データに所定の分析(例えば、線形判別分析、2次判別分析又はサポートベクターマシン等)を行い前記基準モデルを判別することが望ましい。これにより、容易に基準モデルの判別を行うことができ、検査処理工数を抑えることができる。
また、前記検査データ管理システムは、前記複数の製造工程の内、異常である製造工程を推定する異常工程推定部をさらに備え、前記異常工程推定部は、前記基準モデル判別部により前記検査工程毎に判別された基準モデルの組み合わせに基づき、異常である製造工程を推定するようにすると良い。これにより、単独の基準モデルとしては、正常であっても、特定の組み合わせにより最終結果が異常となるケースを検出することができる。
本発明の第2の態様にかかる検査データ管理システムは、複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造されるデバイスの検査データを管理するものである。前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データに基づいて基準モデルを生成する基準モデル生成部(例えば、本発明の実施の形態1にかかる基板モデル生成部22及び代表モデル生成部23)と、前記基準モデルを判別することができる前記基材上の検査対象位置を決定する検査対象位置決定部(例えば、本発明の実施の形態1にかかる検査位置決定部24)と、前記決定された検査位置における検査データに基づいて前記基準モデルを前記基材毎に判別する基準モデル判別部(例えば、本発明の実施の形態1にかかるモデル判別部25)とを備える。
これにより、検査位置決定部により不要な検査候補位置が除かれ、絞り込まれた検査位置により、検査処理により取得される検査データを減らし、基準モデル判別部により検査データからモデルの生成を行わずに判別を行うことができ、検査処理工数を抑えることができる。
また、前記検査データ管理システムは、前記複数の製造工程の内、異常である製造工程を推定する異常工程推定部をさらに備え、前記異常工程推定部は、前記基準モデル判別部により前記検査工程毎に判別された基準モデルの組み合わせに基づき、異常である製造工程を推定するようにすると良い。これにより、単独の基準モデルとしては、正常であっても、特定の組み合わせにより最終結果が異常となるケースを検出することができる。
本発明の第3の態様にかかる検査データ管理方法は、複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造されるデバイスの検査データを管理するものである。前記検査工程毎に予め定められた前記基材上におけるデバイスの計測データの傾向を表す基準モデルと、前記基準モデルを判別することのできる前記基材上の検査データに対応する検査対象位置とを格納する検査要素格納ステップと、前記検査対象位置において計測された検査データに基づいて、前記基準モデルを前記基材毎に判別する基準モデル判別ステップとを備える。
これにより、基準モデル判別ステップにおいて判別された基準モデルにより、検査データから基準モデルを生成することなく、データ補間を行うことができる。そのため、データ検査処理項数を抑え、効率の良い検査を行うことができる。
また、前記基準モデルは、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データに基づいて生成された当該基材上の任意の位置におけるデータを補間するためのデータモデルであると良い。これにより、基材毎の傾向に応じた基準モデルを生成することができる。
または、前記基準モデルは、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データ及び前記基準モデルにより補間された補間データの少なくとも一部を選択し、各基材間における当該選択したデータを所定の分析を行うことにより当該基材をグループに分類し、当該グループ毎に生成されたデータモデルであると良い。これにより、複数の基材に共通する傾向を表現した基準モデルを生成することができる。
さらに、前記検査対象位置は、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データ及び前記基準モデルにより補間された補間データの少なくとも一部を選択し、当該選択したデータに基づいて前記基準モデルを判別できる場合に、当該選択したデータに対応する検査位置を検査対象位置として決定されたものであることが望ましい。これにより、不要な検査候補位置が除かれ、絞り込まれた検査位置により、検査処理により取得される検査データを減らし、検査処理工数を抑えることができる。
さらにまた、前記基準モデル判別ステップは、前記検査対象位置において計測された検査データに所定の分析(例えば、線形判別分析、2次判別分析又はサポートベクターマシン等)を行い前記基準モデルを判別することが望ましい。これにより、容易に基準モデルの判別を行うことができ、検査処理工数を抑えることができる。
また、前記検査データ管理方法は、前記複数の製造工程の内、異常である製造工程を推定する異常工程推定ステップをさらに備え、前記異常工程推定ステップは、前記基準モデル判別ステップにより前記検査工程毎に判別された基準モデルの組み合わせに基づき、異常である製造工程を推定するようにすると良い。これにより、単独の基準モデルとしては、正常であっても、特定の組み合わせにより最終結果が異常となるケースを検出することができる。
本発明の第4の態様にかかる検査データ管理方法は、複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造されるデバイスの検査データを管理するものである。前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データに基づいて基準モデルを生成する基準モデル生成ステップと、前記基準モデルを判別することができる前記基材上の検査対象位置を決定する検査対象位置決定ステップと、前記決定された検査位置における検査データに基づいて前記基準モデルを前記基材毎に判別する基準モデル判別ステップとを備える。
これにより、検査位置決定ステップにより不要な検査候補位置が除かれ、絞り込まれた検査位置により、検査処理により取得される検査データを減らし、基準モデル判別ステップにより検査データからモデルの生成を行わずに判別を行うことができ、検査処理工数を抑えることができる。
また、前記検査データ管理方法は、前記複数の製造工程の内、異常である製造工程を推定する異常工程推定ステップをさらに備え、前記異常工程推定ステップは、前記基準モデル判別ステップにより前記検査工程毎に判別された基準モデルの組み合わせに基づき、異常である製造工程を推定するようにすると良い。これにより、単独の基準モデルとしては、正常であっても、特定の組み合わせにより最終結果が異常となるケースを検出することができる。
本発明により、複数の製造工程の組合せが品質に影響する製品について、製造過程の計測処理工数を抑えつつ、有効な検査を行う検査データ管理システム及び検査データ管理方法を提供することができる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<発明の実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかる検査データ管理システム100の構成の一例を示すブロック図である。検査データ管理システム100は、複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造されるデバイスの検査データを管理するものである。ここでは、デバイスの例を半導体素子であるものとする。つまり、検査データ管理システム100は、複数の半導体素子を基板であるシリコンウェハ(以下、ウェハとする)単位に製造する半導体製造過程を対象とするものである。また、検査データ管理システム100は、上述した半導体製造過程における検査項目に対応する基板上の検査位置を決定し、当該検査位置に基づく検査を行うものである。尚、本発明にかかるデバイスはこれに限定されず、フラットパネルや太陽電池等の工業製品であってもよい。そのため、本発明は、フラットパネルや太陽電池等の工業製品の製造検査についても適用可能である。
図1の検査データ管理システム100は、製造ライン1と、検査支援装置2と、検査情報記憶装置5と、通信回線6とを備える。製造ライン1は、ウェハ上に複数の半導体素子を製造するための各製造工程に使用される製造装置1a、1b、・・・、及び1nを含む。ここで、製造工程とは、例えば、酸化膜の拡散、エッチング、イオン注入、スパッタ、洗浄等である。
また、製造装置1a、1b、・・・、及び1n、検査支援装置2、並びに検査情報記憶装置5は、通信回線6を介して接続されている。通信回線6は、インターネット、公衆網、専用線、移動体通信網等の通信ネットワークであればよい。
検査情報記憶装置5は、本発明の実施の形態1にかかる検査要素記憶部であり、検査項目51と、検査候補位置52と、計測データ53と、基板モデル54と、代表モデル55と、検査位置56と、検査データ57とを記憶する記憶装置である。検査情報記憶装置5は、ハードディスクドライブ、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置でもよいし、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置であってもよい。
検査項目51は、各製造工程におけるウェハに対して、例えば、幅、厚み、抵抗及び導電率等といった検査項目を示す情報である。尚、検査項目51は、一つの製造工程において複数存在してもよく、一つの検査項目51は、複数の製造工程を検査する際に用いても良い。
検査候補位置52は、ウェハ上の半導体素子の位置を示す情報であり、ここでは、二次元の座標情報である。尚、本発明の実施の形態1にかかる検査候補位置52は、後述する検査位置決定処理におけるウェハ上の初期のサンプリング箇所を示すものである。
計測データ53は、後述する検査支援装置2により検査項目51ごとに計測対象のウェハ上の検査候補位置52について検査されたデータである。そして、計測データ53は、検査項目51及びウェハに関連付けられ、検査候補位置52毎に存在する。計測データ53は、例えば、検査項目51が幅又は厚み等の場合、形状データであり、検査項目51が抵抗又は導電率等の電気特性データであり、又は、これらに限定されない。
基板モデル54は、基板上の任意の位置におけるデータを補間するためのデータモデルである。また、基板モデル54は、ウェハ毎に計測された計測データ53に基づいて、後述する検査支援装置2により生成される。さらに、基板モデル54は、検査工程毎に行われた基材上の所定の検査候補位置における計測データに基づいて生成された当該基材上の任意の位置におけるデータを補間するためのデータモデルであることが望ましい。これにより、基材毎の傾向に応じた基準モデルを生成することができる。
ここで、本発明におけるデータモデルは、N(Nは2以上の整数)種類の変量間の関係を近似したN次元の曲面モデルで表現される。例えば、検査候補位置52が二次元の座標情報である場合、二次元の関数式で表すことができる。但し、基板モデル54は、曲面モデルに限定されず、曲線や、その他のモデルであってもよい。基板モデル54により、ウェハ上の検査候補位置52以外の任意位置における値を補間することができる。そのため、検査支援装置2は、ウェハ上の全ての半導体素子について計測を行う必要がない。また、本発明における基準モデルは、検査工程毎に予め定められた前記基材上におけるデバイスの計測データの傾向を表すデータモデルである。
代表モデル55は、検査項目51におけるデータモデルである。代表モデル55は、検査項目51において少なくとも1つ以上、検査支援装置2により生成される。尚、代表モデル55は、本発明の実施の形態1における基準モデルである。さらに、代表モデル55は、検査工程毎に行われた基材上の所定の検査候補位置における計測データ及び基準モデルにより補間された補間データの少なくとも一部を選択し、各基材間における当該選択したデータを所定の分析を行うことにより当該基材をグループに分類し、当該グループ毎に生成されたデータモデルであることが望ましい。これにより、複数の基材に共通する傾向を表現した基準モデルを生成することができる。
検査位置56は、検査候補位置52と同様に、ウェハ上の半導体素子の位置を示す情報である。また、検査位置56は、検査支援装置2により決定される位置である。または、検査位置56は、基準モデルを判別することのできる前記基材上の検査データに対応する検査対象位置である。さらに、検査位置56は、検査工程毎に行われた基材上の所定の検査候補位置における計測データ及び基準モデルにより補間された補間データの少なくとも一部を選択し、当該選択したデータに基づいて基準モデルを判別できる場合に、当該選択したデータに対応する検査位置を検査対象位置として決定されたものであることが望ましい。これにより、不要な検査候補位置が除かれ、絞り込まれた検査位置により、検査処理により取得される検査データを減らし、検査処理工数を抑えることができる。
検査データ57は、計測データ53と同様のデータであるが、後述する検査支援装置2により検査項目51ごとに計測対象のウェハ上の検査位置56について検査されたデータである。そして、検査データ57は、検査項目51及びウェハに関連付けられ、検査位置56毎に存在する。
検査支援装置2は、被検査体であるウェハの検査を行う検査位置56を検査項目51毎に検査候補位置52の中から決定する検査位置決定処理と、検査位置決定処理により決定された検査位置56を検査し、検査結果に基づいて基準モデルを判別し、基準モデルであると判別された場合に当該判別された基準モデルを用いて検査データの補間を行う検査実行処理を行う。尚、検査支援装置2の構成は、後述する。また、検査支援装置2は、検査実行部21と、基板モデル生成部22と、代表モデル生成部23と、検査位置決定部24と、モデル判別部25とを備える。
検査実行部21は、製造装置1a、1b、・・・、及び1nを用いた各製造工程において製造される複数のウェハについて、検査項目51に関する検査を行う。検査実行部21は、検査の際、各ウェハにおける検査候補位置52に対して計測を行い、計測されたデータを計測データ53として、検査項目51及びウェハに関連付けて検査情報記憶装置5へ格納する。また、検査実行部21は、デバイス製造過程において、検査対象のウェハにおける検査位置56に対して検査を実行し、検査情報記憶装置5へ検査データ57を格納する。
基板モデル生成部22は、検査項目51ごとに、検査情報記憶装置5からウェハ単位に計測データ53を取得し、計測データ53に基づいて、当該ウェハにおける基板モデル54を生成し、基板モデル54を検査情報記憶装置5へ格納する。
代表モデル生成部23は、検査情報記憶装置5から検査項目51における全ての基板モデル54を取得し、取得した基板モデル54に基づいて、検査項目51における代表モデル55を生成し、代表モデル55を検査情報記憶装置5へ格納する。
ここで、基板モデル生成部22又は代表モデル生成部23は、検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データに基づいて基準モデルを生成する基準モデル生成部である。
検査位置決定部24は、基準モデルを判別することができる基材上の検査位置56を決定する。検査位置決定部24は、検査候補位置52における計測データおよびこの計測データを用いて代表モデル55により補間される補間データの内、代表モデル55を判別することができる補間データに対応する検査候補位置52を検査項目51に対応する検査位置56として絞り込み、検査情報記憶装置5へ格納する。
これにより、ある検査項目において、複数の基板からの計測データの傾向を加味した代表モデルとして絞り込むことができ、代表モデルを用いて当該検査項目における計測データの特性に応じた適切な検査位置を決定することができる。そのため、当該検査項目ごとに代表モデルを判別可能な計測データを取得することができ、検査処理の効率を向上することができる。
特に、代表モデル生成部23は、検査候補位置52における計測データおよびこの計測データを用いてウェハにおける基板モデル54により補間された補間データの一部を選択し、各ウェハ間における当該選択したデータにクラスター分析等を行い、当該ウェハをグループに分類し、当該グループ毎のデータモデルを代表モデル55として生成する。尚、代表モデル生成部23は、クラスター分析の代わりに、CART、k−meanアルゴリズム等を用いても構わない。
これにより、より相関の高い基板モデル同士をひとつのグループとすることができ、グループごとに代表モデルを生成することで、一つの検査項目において複数のデータモデルがある場合であっても、適切な代表モデルすなわち基準モデルを生成することができる。
また、検査位置決定部24は、複数の検査候補位置52の中から一部を除いた検査候補位置52における検査の実行結果に基づいて代表モデル55を判別するための判別分析を行い、判別分析により代表モデル55を判別できる場合の検査候補位置52を検査位置56として決定する。
これにより、検査位置決定部24により不要な検査候補位置52が除かれ、絞り込まれた検査位置56により、検査処理において取得される検査データ57を減らし、検査処理工数を抑えることができる。
尚、検査位置決定部24は、上述したように複数の検査候補位置52の中から一部を除くことに限定されない。例えば、検査位置決定部24は、複数の検査候補位置52の中から任意の一点を選択し、所定の判別分析により代表モデル55を判別できるようになるまで、検査候補位置52を追加するようにしてもよい。または、検査位置決定部24は、複数の検査候補位置52の中から絞り込む検査候補位置の数を予め決めておき、当該検査候補位置の数における複数の検査候補位置52の組み合わせの中から、最も代表モデル55を判別できるものを選択するようにしてもよい。尚、所定の判別分析とは、例えば、線形判別分析、2次判別分析又はサポートベクターマシン等であることが望ましい。
さらに、検査位置決定部24は、代表モデル55が判別できなくなるまで複数の検査候補位置52の中から一部を除いて判別分析を行い、判別分析により判別できなくなった場合に、直前の判別分析における検査候補位置52を検査位置56として決定する。
これにより、検査位置56を、基準モデルを判別するために最小限のものに絞り込むことができ、かつ、検査位置56により適切に基準モデルを判別することができる。そのため、検査処理及びデータ補間処理の工数を抑えて、有効な検査を行うことができる。
また、検査位置決定部24は、複数の検査候補位置52の中から一部の検査候補位置52を選択し、当該選択した検査候補位置52における検査の実行結果について代表モデル55を判別するための判別分析を行い、判別分析により代表モデル55を判別できる場合に、当該選択した検査候補位置52を検査位置56として決定する。
これにより、検査候補位置52より少ない検査位置56により適切に基準モデルの判別をすることができ、検査処理及びデータ補間処理の工数を抑えて、有効な検査を行うことができる。
また、代表モデル生成部23において、ある検査項目51における代表モデル55が複数生成された場合に、検査実行部21は、被検査体上の複数の検査候補位置52における検査を実行し、検査位置決定部24は、当該検査の実行結果に基づいて、複数の代表モデル55のいずれであるかを判別可能な位置を選択して、選択位置を検査位置56として決定する。
これにより、モデル判別部25において、複数の基準モデルのいずれであるかを判別ができるため、検査データ57から基準モデルを同定することなく、データ補間を行うことができる。そのため、データ補間処理のコストを抑え、効率の良い検査を行うことができる。
さらに、検査位置決定部24は、代表モデル55を判別することができる補間データの内、最も少ない補間データに対応する検査候補位置52を検査位置56として検査情報記憶装置5へ格納する。これにより、必要最小限の検査位置56を決定することができ、計測データ53の保存量を削減することができる。
モデル判別部25は、検査データ57に基づいて代表モデル55であるか否かを判別し、代表モデル55であると判別された場合に当該判別された代表モデル55を用いて検査データの補間を行う。すなわち、モデル判別部25は、検査対象位置において計測された検査データに基づいて、前記基準モデルを前記基材毎に所定の判別分析により判別する。さらに、モデル判別部25は、前記検査対象位置において計測された検査データと、前記基準モデルの種別毎に予め定められた閾値とに基づいて、前記基準モデルを所定の判別分析により判別することが望ましい。これにより、容易に基準モデルの判別を行うことができ、検査処理工数を抑えることができる。ここで、所定の判別分析とは、上述した検査位置決定部24における判別分析と同様のものであり、例えば、線形判別分析、2次判別分析、又はサポートベクターマシン等である。
また、代表モデル生成部23において、ある検査項目51における代表モデル55が複数生成された場合に、検査実行部21は、検査位置決定部24により決定された検査位置56を検査し検査情報記憶装置5へ検査データ57を格納する。そして、モデル判別部25は、検査データ57に基づいて複数の代表モデル55のいずれであるかを判別し、判別された代表モデル55を用いて検査データの補間を行う。
図2は、本発明の実施の形態1にかかる検査支援装置2の構成を示すブロック図である。検査支援装置2は、汎用的なコンピュータシステムであり、CPU(Central Processing Unit)411と、RAM(Random Access Memory)412と、ROM(Read Only Memory)413と、通信部414と、ハードディスク420とを備える。また、ハードディスク420は、不揮発性記憶装置であり、OS(Operating System)421及び検査位置決定処理及び検査実行処理を行うための検査支援プログラム422が格納されている。CPU411は、検査支援装置2における各種処理、すなわち、各種プログラムの処理、RAM412、ROM413、通信部414及びハードディスク420へのアクセス等を制御する。通信部414は、通信回線6を介して、検査情報記憶装置5へアクセスし、検査項目51、検査候補位置52、計測データ53、基板モデル54、代表モデル55、検査位置56及び検査データ57を含む各種データの送受信等の通信を行う。
検査支援装置2は、CPU411が、RAM412、ROM413、又はハードディスク420に格納されたOS421及び検査支援プログラム422を読み込み、実行する。これにより、検査支援装置2は、検査位置決定処理及び検査実行処理を行うことができる。
続いて、本発明の実施の形態1にかかる検査位置決定処理を図3のフローチャート図で示す。尚、以降の説明において、曲面モデルを同定する処理については、上述した基板モデル及び代表モデルであるデータモデルを生成する処理を指すものとする。また、本発明の実施の形態においては、曲面モデルを同定するものとして説明するが、同様の方法を曲線モデルの同定に適用できることはいうまでもない。
ここでは、発明の効果をより明確にするため、シミュレーションデータに対して検査位置決定処理を適用した例について説明する。検査情報記憶装置5には、検査項目51及び検査候補位置52が初期値として格納されているものとする。図4は、検査候補位置52の例を示す図である。尚、図4では、検査候補位置52を21箇所としているが、これに限定されず、例えば、全ての半導体素子の箇所を検査候補位置52としてもよい。
また、製造ライン1の任意の製造装置において、検査位置決定のために複数のウェハが製造済みであるものとする。尚、以下の例では、ウェハ数を40枚としているが、これに限定されず、少なくとも2枚以上であればよい。複数のウェハから検査位置を決定することで、検査項目における特性に加味した計測データを取得でき、検査の信頼性を向上することができる。
まず、検査支援装置2は、ウェハ上の複数の検査候補位置52における検査を実行する(S101)。具体的には、検査支援装置2の検査実行部21は、検査情報記憶装置5から検査項目51及び検査候補位置52を取得し、検査項目51に基づいて、上述したウェハにおける図4に示した位置について計測を行い、計測データ53を検査情報記憶装置5へ格納する。ここでは、例として、図5に示すような計測データが計測されたものとする。
次に、検査支援装置2は、ウェハ毎に基板モデル54を同定する(S102)。具体的には、検査支援装置2の基板モデル生成部22は、検査情報記憶装置5から検査項目51に関連付けられた計測データ53を取得し、ウェハ毎に非特許文献1に示すような薄板スプラインを用いて曲面モデルを同定する。尚、曲面モデルを同定する方法は、薄板スプラインに限定されない。ここでは、例として図6に、4枚のウェハにおける曲面モデルを等高線で示す。
続いて、検査支援装置2は、複数の基板モデル54をパターンに応じてグループに分類する(S103)。具体的には、検査支援装置2の代表モデル生成部23は、検査情報記憶装置5から基板モデル54を取得し、基板モデル54による検査候補位置52における補間データを算出する。そして、代表モデル生成部23は、検査候補位置52における計測データおよびこの計測データを用いてウェハにおける基板モデル54により補間された補間データの一部を選択し、各ウェハ間における当該選択したデータを分析してウェハをグループに分類する。代表モデル生成部23におけるデータの分析は、例えば、クラスター分析、CART又はk−meanアルゴリズム等であればよい。
図7は、検査項目51における複数の基板モデルをクラスター分析により分類した例を示す図である。ここでは、基板モデル54が分類の閾値により、40枚のウェハがパターン1及びパターン2という2つのグループにそれぞれ20枚ずつ分類されている。尚、本発明の実施の形態において、基板モデル54が分類されるグループは、少なくとも1つ以上であればよい。
そして、検査支援装置2は、分類されたグループごとに代表モデル55を同定する(S104)。例えば、検査支援装置2の代表モデル生成部23は、まず、パターン1に属するウェハの計測データ53を検査候補位置52ごとに平均する。そして、代表モデル生成部23は、薄板スプラインを用いて当該平均されたデータから曲面モデルを同定する。図8は、パターン1における代表モデルの例を示す図である。同様に、代表モデル生成部23は、パターン2に対しても曲面モデルを同定する。また、図9は、パターン2における代表モデルの例を示す図である。
その後、検査支援装置2は、代表モデル55(基準モデル)を判別可能な検査位置56を絞り込む(S105)。図10は、本発明の実施の形態1にかかる基準モデルを判別可能な検査位置の絞り込み処理のフローチャート図である。
まず、検査位置決定部24は、検査候補位置数kに検査位置候補位置総数Kを設定する(S201)。ここでは、検査位置候補位置総数Kは、21である。次に、検査位置決定部24は、kが0より大きいか否かを判定する(S202)。
kが0より大きいと判定された場合、検査位置決定部24は、検査候補位置iに1を設定する(S203)。次に、検査位置決定部24は、iがk以下であるか否かを判定する(S204)。
iがk以下であると判定された場合、検査位置決定部24は、i番目の検査候補位置で計測された計測データを一時的に除いて、基準モデルの判別分析を行う(S205)。ここで、判別分析としては、例えば、非特許文献2に開示された線形判別分析、二次判別分析等を適用することが望ましい。または、上述した判別分析は、サポートベクターマシンを適用しても構わない。続いて、検査位置決定部24は、当該判別分析の結果を保存する(S206)。例えば、検査位置決定部24は、検査情報記憶装置5に当該判別分析の結果を保存するとよい。そして、検査位置決定部24は、iを1加算する(S207)。
その後、検査位置決定部24は、ステップS204乃至S207をiがkより大きくなるまで繰り返す。iがkより大きいと判定された場合、検査位置決定部24は、分析結果の内、最も正確に判別できる場合のiを選択する(S208)。
続いて、検査位置決定部24は、選択されたi番目の検査候補位置に対応する計測データを除く(S209)。そして、検査位置決定部24は、kから1を減算する(S210)。
その後、検査位置決定部24は、ステップS202乃至S209をiがkより大きくなるまで繰り返す。ステップS202において、kが0以下であると判定された場合、検査位置の絞り込み処理は終了する。そして、検査位置の絞り込み処理の終了により、検査位置決定処理が終了する。
本発明の実施の形態1にかかる例では、パターン1及びパターン2における代表モデル55の判別に必要な検査位置56を21箇所の検査候補位置52の中から1箇所へ絞り込むことができた。図11は、本発明の実施の形態1にかかる検査位置決定処理により決定された検査位置の例を示す図である。
図12は、図11に示す検査位置におけるウェハごとの計測データの例を示す図である。図12に示すように、検査位置56によりパターン1又はパターン2のいずれであるかを判別可能である。
尚、ステップS103において、分類の閾値は任意に変更可能とすると良い。分類の閾値を下げることにより、分類されるグループが相対的に増えるが、個々のグループについては、相関の高い基板モデル54が属することとなり、代表モデル55の精度が高まる。また、分類の閾値を上げることにより、分類されるグループが相対的に減るが、代表モデル55が少なくなることにより、ステップS105における処理負荷が下がり、検査位置決定処理自体の効率が高まる。
続いて、検査位置決定処理により決定された検査位置56を用いた検査実行処理について説明する。図13は、本発明の実施の形態1にかかる検査実行処理を示すフローチャート図である。まず、検査実行部21は、デバイス製造過程において、ステップS105により決定された検査位置56を検査する(S301)。そして、検査実行部21は、検査結果である検査データ57を検査情報記憶装置5へ格納する。
次に、モデル判別部25は、検査結果に基づいて基準モデルを判別する(S302)。例えば、上述した例の場合、モデル判別部25は、検査位置56であるx=0、y=0における検査データ57が、パターン1又はパターン2のいずれの代表モデル55に近いかを判別する。
そして、モデル判別部25は、判別された基準モデルを用いて検査データの補間を行う(S303)。これにより、ウェハ上の検査位置56以外の位置における有効な補間データを取得することができ、異常時の追跡調査の効率が向上する。
以上のように、本発明の実施の形態1では、検査実行部21は、代表モデル55を同定するために十分な検査位置においては、検査を行っておらず、代表モデル55を判別するために必要な検査位置56についてのみ検査を行っている。そして、モデル判別部25は、検査位置56における検査データ57からデータモデルの同定を行っておらず、データモデルの判別を行うのみである。そのため、検査実行処理における処理工数を低減することができ、効率を向上することができる。
また、本発明の実施の形態1では、検査位置決定部24により不要な検査候補位置52が除かれ、絞り込まれた検査位置56により検査実行部21において取得される検査データ57を減らし、モデル判別部25により検査データ57からモデルの生成を行わずに判別を行うことができ、検査処理工数を抑えることができる。つまり、複数の製造工程の組合せが品質に影響する製品について、製造過程の計測処理工数を抑えつつ、有効な検査を行うことができる。
尚、被検査体はウェハに限定されず、多層状に積み重ねられる複数の製造工程を経て製造される製品について適用可能であり、効率的に検査を行うことができる。
<発明の実施の形態2>
本発明の実施の形態2にかかる検査データ管理システム100aは、本発明の実施の形態1にかかる検査データ管理システム100に変更を加え、検査位置決定部24により決定された検査位置56及び代表モデル生成部23により生成された基準モデルである代表モデル55を用いて、被検査体における複数の製造工程の内、異常である製造工程を推定するものである。
図14は、本発明の実施の形態2にかかる検査データ管理システム100aの構成の一例を示すブロック図である。検査データ管理システム100aは、本発明の実施の形態1にかかる検査データ管理システム100の検査支援装置2に異常工程推定部33をさらに有する検査支援装置2aを備え、検査情報記憶装置5に工程情報58、モデル種別59、モデル判別結果60をさらに格納するものである。以下では、図1との違いを中心に説明し、図1と同様のものについては、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
異常工程推定部33は、被検査体における複数の製造工程の内、異常である製造工程を推定するものである。工程情報58は、製造工程を識別する情報である。モデル種別59は、基準モデルを識別する情報である。モデル判別結果60は、モデル判別部25により基準モデルが判別された結果である。
検査支援装置2は、検査実行部21、基板モデル生成部22、代表モデル生成部23及び検査位置決定部24により、検査情報記憶装置5に格納された工程情報58に基づき、製造工程毎に代表モデル55及び検査位置56を決定する。ここで、製造工程毎の代表モデル55及び検査位置56は、それぞれ少なくとも1つ以上であればよい。検査実行部21は、製造工程毎の検査位置56について検査し、モデル判別部25は、当該検査結果に基づいて製造工程毎に基準モデルである代表モデル55を判別し、当該判別した基準モデルにおけるモデル種別59を工程情報58と関連付けてモデル判別結果60として検査情報記憶装置5に格納する。そして、異常工程推定部33は、モデル判別部25により製造工程毎に判別された基準モデルの組み合わせに基づき、異常である製造工程を推定する。すなわち、異常工程推定部33は、検査情報記憶装置5からモデル判別結果60を取得し、製造工程毎のモデル判別結果60の傾向から複数の製造工程の内、異常である工程を推定する。
以下に、図15乃至18を用いて、本発明の実施の形態2にかかる異常工程推定処理について説明する。図15は、工程ごとの基準モデルと検査位置の例を示す図である。図15に示すように、工程は、工程情報58の例としてA、B、C、D、E、・・・と定義されている。そして、検査位置決定部24により決定されたモデル種別59及び検査位置56が各工程に対応付けられていることを示す。
図16は、工程Aにおける基準モデルと検査位置の関係を示す図である。まず、工程Aにおける基準モデル種別MA1及びMA2の分布は、図16に示すようなものであるとする。その場合、検査位置nにおける補間データは、MA1(n)及びMA2(n)となる。ここで、モデル判別部25は、ウェハ上の検査位置nにおける検査データ57が、補間データMA1(n)またはMA2(n)のいずれに近似するかにより、当該ウェハが基準モデル種別MA1又はMA2のいずれであるかを判別することができる。
図17は、工程Bにおける基準モデルと検査位置の関係を示す図である。まず、工程Bにおける基準モデル種別MB1、MB2及びMB3の分布は、図17に示すようなものであるとする。その場合、検査位置g及びpにおける補間データは、MB1(g)及びMB1(p)、MB2(g)及びMB2(p)、並びに、MB3(g)及びMB3(p)となる。ここで、モデル判別部25は、ウェハ上の検査位置gにおける検査データ57が、補間データMB1(g)、MB2(g)、及びMB3(g)のいずれに近似するかを判別する。また、モデル判別部25は、ウェハ上の検査位置pにおける検査データ57が、補間データMB1(p)、MB2(p)、及びMB3(p)のいずれに近似するかを判別する。双方の判別結果に基づき、モデル判別部25は、当該ウェハが基準モデル種別MB1、MB2又はMB3のいずれであるかを判別することができる。
続いて、異常工程推定処理の前段階は、以下の流れとなる。まず、検査実行部21は、工程A、B、C、D、E、・・・毎に、ウェハW1、W2、W3、W4、・・・、WXに対して図15に示す検査位置を検査し、検査情報記憶装置5に検査データ57を格納する。次に、モデル判別部25は、工程及びウェハ毎に検査データ57に基づき、基準モデルの判別を行い、当該判別の結果であるモデル判別結果60を検査情報記憶装置5に格納する。そして、検査実行部21は、ウェハW1、W2、W3、W4、・・・、WXがすべての工程を経て製造が完了した段階で、最終検査を行う。
図18は、工程及びウェハ毎のモデル判別結果及び最終検査結果の例を示す図である。ここで、異常工程推定部33は、検査情報記憶装置5からウェハ単位に各工程のモデル判別結果60の組み合わせを抽出する。そして、異常工程推定部33は、ウェハの最終検査結果の良否毎に、ウェハを2つのグループに分ける。そして、グループ間でモデル判別結果60の組み合わせを比較し、差異を検出する。図18の例では、異常工程推定部33は、工程Cにおいて、最終検査結果が良の場合、基準モデル種別は"2"であり、最終検査結果が否の場合、基準モデル種別は"1"であることを差異として検出する。また、異常工程推定部33は、工程Eにおいて、最終検査結果が良の場合、基準モデル種別は"4"であり、最終検査結果が否の場合、基準モデル種別は"3"であることを差異として検出する。そして、異常工程推定部33は、工程C及びEを異常である製造工程として推定する。
このように、本発明の実施の形態2により、単独の基準モデルとしては、正常であっても、特定の組み合わせにより最終結果が異常となるケースを検出することができる。
または、予め異常である基準モデルが判明している場合、異常工程推定部33は、各工程の製造が完了した都度、当該工程において検査された検査データが当該異常である基準モデルと判別された場合には、その時点で異常を検出することができる。
<その他の発明の実施の形態>
尚、本発明の実施の形態1及び2により決定された検査位置における検査は、製造工程における全ての製品に対して適用しなくてもよい。例えば、1ロット当たり、ウェハを25枚製造する際、一部のウェハにおいては、本発明の実施の形態1及び2により決定された検査位置56より多い検査位置における検査を行い、残りのウェハについて、検査位置56における検査を行うようにしてもよい。これにより、1ロット当たりの一部については、従来のようにコストが高いが、より信頼性の高い検査を行うことで、検査全体としての検査コストを軽減することができる。
また、基板モデル生成部22は、検査候補位置52における計測データ53から予め定められた異常値を除外して前記基板モデルを生成すると良い。または、基板モデル生成部22は、一旦、基板モデルを生成した後、予め定められた異常値を除外して再度、基板モデルを生成すると良い。これにより、基板モデル、代表モデルの生成の精度が向上し、適切な検査位置を決定することができる。そのため、測定データの信頼性をより向上することができる。
尚、曲面モデルの同定処理に薄板スプラインを用いる場合には、例えば、非特許文献1に開示されるGCV(Generalized Cross Validation)アルゴリズムなどを用いて、大きな誤差の生じる計測データ53が計測された検査候補位置52を特定することができる。尚、異常値除去手法は、GCVアルゴリズムに限定されない。
本発明の実施の形態1及び2の基準モデルは、代表モデル55としたがこれに限定されない。例えば、基準モデルは、基板モデル54であっても構わない。その場合、検査位置決定部24は、基板モデル54から検査位置を絞り込むようにすればよい。これにより、基材毎の傾向に応じた基準モデルを生成することができる。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態1にかかる検査データ管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる検査支援装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかる検査位置決定処理を示すフローチャート図である。 検査候補位置の例を示す図である。 検査候補位置における検査の実行結果の例を示す図である。 基板モデルの例を示す図である。 基板モデルの分類の例を示す図である。 代表モデルの例を示す図である。 代表モデルの例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる基準モデルを判別可能な検査位置の絞り込み処理のフローチャート図である。 本発明の実施の形態1にかかる検査位置決定処理により決定された検査位置の例を示す図である。 検査位置におけるウェハごとの計測データの例を示す図である。 本発明の実施の形態1にかかる検査実行処理を示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態2にかかる検査データ管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 工程ごとの基準モデルと検査位置の例を示す図である。 工程Aにおける基準モデルと検査位置の関係を示す図である。 工程Bにおける基準モデルと検査位置の関係を示す図である。 工程及びウェハ毎のモデル判別結果の例を示す図である。
符号の説明
100 検査データ管理システム
100a 検査データ管理システム
1 製造ライン
1a 製造装置
1b 製造装置
1n 製造装置
2 検査支援装置
2a 検査支援装置
21 検査実行部
22 基板モデル生成部
23 代表モデル生成部
24 検査位置決定部
25 モデル判別部
26 異常工程推定部
5 検査情報記憶装置
51 検査項目
52 検査候補位置
53 計測データ
54 基板モデル
55 代表モデル
56 検査位置
57 検査データ
58 工程情報
59 モデル種別
60 モデル判別結果
6 通信回線
411 CPU
412 RAM
413 ROM
414 通信部
420 ハードディスク
421 OS
422 検査支援プログラム
b、c、d、f、g、k、n、o、p、s、t 検査位置
A、B、C、D、E 工程
MA1、MA2、MB1〜MB3、MC1、MC2、MD1〜MD4、ME1〜
ME4 基準モデル種別
W1、W2、W3、W4、・・・、WX ウェハ

Claims (16)

  1. 複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造されるデバイスの検査結果である検査データを管理する検査データ管理システムであって、
    前記検査工程毎に記基材上の複数の検査候補位置から計測された計測データの傾向を表す基準モデルと、前記計測データに基づいて前記複数の検査候補位置の中から絞り込まれた位置である検査対象位置とを記憶する検査要素記憶部と、
    前記検査対象位置において計測された前記検査データに基づいて、前記基準モデルを前記基材毎に判別する基準モデル判別部と
    を備える検査データ管理システム。
  2. 前記基準モデルは、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データに基づいて生成された当該基材上の任意の位置におけるデータを補間するためのデータモデルであることを特徴とする請求項1記載の検査データ管理システム。
  3. 前記基準モデルは、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データ及び前記基準モデルにより補間された補間データの少なくとも一部を選択し、各基材間における当該選択したデータを所定の分析を行うことにより当該基材をグループに分類し、当該グループ毎に生成されたデータモデルであることを特徴とする請求項1記載の検査データ管理システム。
  4. 前記検査対象位置は、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データ及び前記基準モデルにより補間された補間データの少なくとも一部を選択し、当該選択したデータに基づいて前記基準モデルを判別できる場合に、当該選択したデータに対応する検査位置を検査対象位置として決定されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の検査データ管理システム。
  5. 前記基準モデル判別部は、前記検査対象位置において計測された検査データに所定の分析を行い、前記基準モデルを判別することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の検査データ管理システム。
  6. 前記検査データ管理システムは、前記複数の製造工程の内、異常である製造工程を推定する異常工程推定部をさらに備え、
    前記異常工程推定部は、前記基準モデル判別部により前記検査工程毎に判別された基準モデルの組み合わせに基づき、異常である製造工程を推定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の検査データ管理システム。
  7. 複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造されるデバイスの検査結果である検査データを管理する検査データ管理システムであって、
    前記検査工程毎に記基材上の複数の検査候補位置から計測された計測データに基づいて基準モデルを生成する基準モデル生成部と、
    前記計測データに基づいて前記複数の検査候補位置の中から絞り込むことにより、前記基材上の検査対象位置を決定する検査対象位置決定部と、
    前記決定された検査対象位置において計測された前記検査データに基づいて前記基準モデルを前記基材毎に判別する基準モデル判別部と
    を備える検査データ管理システム。
  8. 前記検査データ管理システムは、前記複数の製造工程の内、異常である製造工程を推定する異常工程推定部をさらに備え、
    前記異常工程推定部は、前記基準モデル判別部により前記検査工程毎に判別された基準モデルの組み合わせに基づき、異常である製造工程を推定することを特徴とする請求項7に記載の検査データ管理システム。
  9. 複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造されるデバイスの検査結果である検査データを管理する検査データ管理方法であって、
    前記検査工程毎に記基材上の複数の検査候補位置から計測された計測データの傾向を表す基準モデルと、前記計測データに基づいて前記複数の検査候補位置の中から絞り込まれた位置である検査対象位置とを格納する検査要素格納ステップと、
    前記検査対象位置において計測された前記検査データに基づいて、前記基準モデルを前記基材毎に判別する基準モデル判別ステップと
    を備える検査データ管理方法。
  10. 前記基準モデルは、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データに基づいて生成された当該基材上の任意の位置におけるデータを補間するためのデータモデルであることを特徴とする請求項9記載の検査データ管理方法。
  11. 前記基準モデルは、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データ及び前記基準モデルにより補間された補間データの少なくとも一部を選択し、各基材間における当該選択したデータを所定の分析を行うことにより当該基材をグループに分類し、当該グループ毎に生成されたデータモデルであることを特徴とする請求項9記載の検査データ管理方法。
  12. 前記検査対象位置は、前記検査工程毎に行われた前記基材上の所定の検査候補位置における計測データ及び前記基準モデルにより補間された補間データの少なくとも一部を選択し、当該選択したデータに基づいて前記基準モデルを判別できる場合に、当該選択したデータに対応する検査位置を検査対象位置として決定されたものであることを特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の検査データ管理方法。
  13. 前記基準モデル判別ステップは、前記検査対象位置において計測された検査データに所定の分析を行い、前記基準モデルを判別することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載の検査データ管理方法。
  14. 前記検査データ管理方法は、前記複数の製造工程の内、異常である製造工程を推定する異常工程推定ステップをさらに備え、
    前記異常工程推定ステップは、前記基準モデル判別ステップにより前記検査工程毎に判別された基準モデルの組み合わせに基づき、異常である製造工程を推定することを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載の検査データ管理方法。
  15. 複数の製造工程及び検査工程を経て同一基材上に製造されるデバイスの検査結果である検査データを管理する検査データ管理方法であって、
    前記検査工程毎に記基材上の複数の検査候補位置から計測された計測データに基づいて基準モデルを生成する基準モデル生成ステップと、
    前記計測データに基づいて前記複数の検査候補位置の中から絞り込むことにより、前記基材上の検査対象位置を決定する検査対象位置決定ステップと、
    前記決定された検査対象位置において計測された前記検査データに基づいて前記基準モデルを前記基材毎に判別する基準モデル判別ステップと
    を備える検査データ管理方法。
  16. 前記検査データ管理方法は、前記複数の製造工程の内、異常である製造工程を推定する異常工程推定ステップをさらに備え、
    前記異常工程推定ステップは、前記基準モデル判別ステップにより前記検査工程毎に判別された基準モデルの組み合わせに基づき、異常である製造工程を推定することを特徴とする請求項15に記載の検査データ管理方法。
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