JP2001201840A - 再循環システム及び洗浄部を有するコーティング装置及びその洗浄方法 - Google Patents

再循環システム及び洗浄部を有するコーティング装置及びその洗浄方法

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JP2001201840A
JP2001201840A JP2000387336A JP2000387336A JP2001201840A JP 2001201840 A JP2001201840 A JP 2001201840A JP 2000387336 A JP2000387336 A JP 2000387336A JP 2000387336 A JP2000387336 A JP 2000387336A JP 2001201840 A JP2001201840 A JP 2001201840A
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roller
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solution
cleaning
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Jr Ralph L Piccinino
レナード ピッチニーノ,ジュニア ラルフ
Kevin H Blakely
エイチ ブレイクリー ケヴィン
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D15/00Apparatus for treating processed material
    • G03D15/02Drying; Glazing
    • G03D15/025Glazing
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D15/00Apparatus for treating processed material
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、感光材料に均等にコーティングを
塗布することが可能であり、更にそのコーティング装置
の部品を素早く効率的に洗浄する機構を含む装置及びそ
の洗浄方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、感光材料に所定の粘度を有す
る少なくとも1つのコーティング溶液を塗布する装置及
びその方法に係る。装置は、感光材料にコーティング溶
液を塗布する少なくとも1つの塗布ローラを含む。塗布
ローラに対して溶液供給案内部が配置され、コーティン
グ溶液を塗布ローラに供給する。上記装置及び方法は更
に、効率よく装置を洗浄する洗浄部を含む。洗浄部は、
可動式スクラバ棒部を含み、装置がコーティング動作モ
ードにあるときには塗布ローラから引き上げられ、洗浄
動作モードにあるときは、可動してブラシによって塗布
ローラに接触する。上記装置及び方法は更に、コーティ
ング溶液を供給案内部に、洗浄液を少なくとも洗浄部に
交互に供給する再循環システムを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料に所定の
粘度を有する少なくとも1つのコーティング溶液を塗布
するコーティング装置、及びコーティング装置の洗浄部
と再循環システムに係る。
【0002】
【従来の技術】例えば米国特許第5984539号に記
載されるコーティング装置は、好ましくは処理済感光材
料である感光材料に所定の粘度を有する溶液を全体的に
塗布し、感光材料の少なくとも1つの表面に保護コーテ
ィングを形成する。感光材料のエマルジョン面に保護コ
ーティングを塗布するには、湿気及びかき傷から適当に
保護されるよう塗布されるコーティングの厚さ、均一
性、及び塗布される量を制御しなければならない。以下
の幾つかの理由のために制御が必要となる。1)表面全
体に亘って適当な保護が供給可能となるように、表面が
均一にコーティングされることを保証するよう保護コー
ティングを塗布しなければならない。2)コーティング
が厚すぎる場合、不均一な乾燥によって割れ目ができる
ので、コーティングの厚さは制御されなければならな
い。3)厚いコーティングによって、写真プリントの表
面及び下にある像が不鮮明になる。4)コーティング溶
液は、異なる粘度を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、1999年5
月12日に出願された欧州特許出願第9920148
2.9号では、感光材料の表面に所定の粘度を有する溶
液を塗布するローラ部を使用するコーティング装置の1
つの種類が開示される。溶液は、感光材料の上に均等な
厚さを有する溶液が供給されるよう塗布されなければな
らない。この溶液は、幾つかの場合、ある一定の時間を
経るとコーティング装置内で硬くなる場合がある。コー
ティング装置のローラのような部品が、余剰のコーティ
ング溶液によって汚れると、感光材料にアーチファクト
をもたらす場合がある。部品を洗浄することによりコー
ティング装置のダウンタイムが増加され、装置の効率に
影響を及ぼす。従って、感光材料に均等なコーティング
を塗布することが可能であり、更にそのコーティング装
置の部品を素早く効率的に洗浄する機構を含むコーティ
ング装置を提供することが有利である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、保護コーティ
ングを形成するために、感光材料、好ましくは処理され
た感光材料が最終的に乾燥される前に、感光材料の少な
くとも1つの表面に、所定の粘度を有する溶液を塗布す
る新規の装置及びその方法を提供する。本発明では、溶
液をある特定の厚さで感光材料の表面に均一に塗布する
ことが可能である。
【0005】本発明は更に、感光材料へのアーチファク
トを最小にするために、コーティング装置の部品を効率
的に洗浄することが可能な洗浄部を提供する。
【0006】本発明は更に、洗浄動作の際のコーティン
グ装置のダウンタイムを最小にするために、効率的な方
法でコーティング溶液及び/又は洗浄液を交互に供給可
能な再循環システムを提供する。
【0007】本発明は、感光材料に少なくとも1つのコ
ーティング溶液を塗布するコーティング装置を提供す
る。コーティング装置は、支持構造と、ニップを画成す
るために上記支持構造に設けられた第1のローラと第2
のローラと、第1のローラと第2のローラのうちの1つ
のローラに対して配置され、ニップを通過する感光材料
にコーティング溶液を塗布する上記の1つのローラにコ
ーティング溶液を供給する溶液供給案内部と、上記の1
つのローラに対して置かれ、上記ローラの少なくとも1
つの表面に洗浄液を供給する洗浄部を含む。
【0008】本発明は更に、コーティング装置に供給さ
れたコーティング溶液を感光材料に塗布する少なくとも
1つのローラを有するコーティング装置のための洗浄組
立体を提供する。洗浄組立体は、コーティング装置の少
なくとも1つのローラを洗浄する洗浄部と、洗浄部に洗
浄液を供給し、洗浄部に洗浄液が供給されている間にコ
ーティング装置にコーティング溶液が供給されることを
阻止する再循環システムを含む。
【0009】本発明は更に、少なくとも1つの供給され
たコーティング溶液を感光材料に塗布する少なくとも1
つのローラを有するコーティング装置を洗浄する方法を
提供する。この方法は、少なくとも1つのコーティング
溶液のコーティング装置への供給を停止し、少なくとも
1つのローラに洗浄液が供給されるよう洗浄部を1つの
ローラに対して洗浄位置に配置し、洗浄液を洗浄部によ
って少なくとも1つのローラに供給し、更に洗浄液の供
給が停止した時に、洗浄部を洗浄位置とは異なる位置に
動かす段階を含む。
【0010】本発明は更に、感光材料を処理するプロセ
ッサと、処理済感光材料に少なくとも1つのコーティン
グ溶液を塗布するコーティング装置を含む写真処理シス
テムを提供する。コーティング装置は、支持構造に設け
られた少なくとも1つのローラと、上記の1つのローラ
に対して配置され、上記の1つのローラにコーティング
溶液を供給するコーティング溶液供給案内部と、上記の
1つのローラに対して設けられ、上記の1つのローラに
洗浄液を供給する洗浄部を含む。
【0011】本発明は更に、少なくとも1つの供給され
たコーティング溶液を感光材料に塗布するコーティング
装置を洗浄する方法を提供する。この方法は、コーティ
ング装置の部品からコーティング溶液を洗浄することを
望むときに、少なくとも1つのコーティング溶液のコー
ティング装置への供給を停止し、コーティング装置の部
品からコーティング溶液を取り除くためにコーティング
溶液の供給が停止している間にコーティング装置に洗浄
液を供給し、更にコーティング装置の部品に付着したコ
ーティング溶液が略洗浄されたときに、コーティング装
置への洗浄液の供給を停止する段階を含む。
【0012】
【発明の実施の形態】幾つかの図面において同一又は対
応する部分は同一の符号が付けられる図面を参照する。
【0013】図1及び図2は、感光材料11を乾燥させ
る前に、感光材料11に所定の粘度を有するコーティン
グ溶液9の層を塗布するコーティング装置7を示す。本
発明のシステムでは、コーティング溶液9はコーティン
グ溶液タンク47に保持される。一方、感光材料11は
エマルジョン側が上に向けられ、開口部11aを通過し
てコーティング装置7に運ばれる。感光材料11は、処
理済感光材料であり、写真印画、ウェブ、カットシート
又はフィルムの形態でありうる。コーティング溶液9
は、乾燥すると感光材料11上に少なくとも防湿特性を
有する保護コーティングを形成する。コーティング装置
7は、現行の処理装置の終わりに(例えば独立型の)付
属装置として加えられるか、新しい処理装置の一部とし
て組込まれるか、又は現行の処理装置を改良して組込ま
れることが可能である。
【0014】コーティング溶液9の特性に関しては、係
属中の米国特許第5984539号、第5905924
号及び第5875370号を参照する。コーティング溶
液9は現像所、又は現像センタで塗布されるので、発揮
性有機化合物が実質的に入っていない水性溶液であるこ
とが望ましい。しかし、多数のコーティング溶液を用い
ることが可能で、塗布されるコーティング溶液の種類
は、塗布されるコーティングに望まれる粘度と防水特性
を視野に入れた設計上の考慮に基づいていることを認識
する。
【0015】図1に示されるように、コーティング装置
7は、タンク15内に設けられたラック14を有する支
持構造を含む。ラック14には、第1のローラ17と第
2のローラ19が回転可能に設けられる。第1のローラ
17は、ワイヤが巻きつけられ、量を測定する塗布ロー
ラであり、一方、第2のローラ19はピンチローラであ
ることが好適である。第1のローラ17及び第2のロー
ラ19は、第1のローラ17と第2のローラ19の間の
感光材料11を通す路であるニップを画成するようラッ
ク14上に設けられる。支持構造としてラック及びタン
クが示されているが、支持構造はそれらに限られるもの
ではなく、多数の支持構造、モジュール又は筐体配置が
使用可能であることを認識する。
【0016】ラック14は更にコーティング溶液供給入
口ポート23を含み、コーティング溶液9は入口ポート
を通過して溶液供給案内部25に供給される。溶液供給
案内部25は、コーティング溶液を第1のローラ17の
表面に導き、ローラ17は、図3により明確に示される
ように矢印27aの方向に回転し、ニップ21において
感光材料11にコーティング溶液を塗布する。ニップ2
1に至る前に、感光材料11にコーティング溶液が幾ら
か塗布されるが、感光材料11に塗布されるコーティン
グ溶液の量の計量又は制御はニップ21において行なわ
れることを認識する。
【0017】図4乃至6に記載されるように、第1のロ
ーラ17は、好適には、ローラ17の表面の周りに巻き
つけられたワイヤ29を含むワイヤローラである。溶液
供給案内部25は、ローラ17の回転方向27aに対し
てニップ21の上流側の位置でローラ17の表面まで伸
び、ローラ17の周りに巻きつけられたワイヤ29の表
面に接触するか、又は僅かに間隔が置かれて配置され
る。このような配置で、コーティング溶液は、ローラ1
7に向けてコーティング溶液が下方に流れるような角度
に置かれたローラ供給案内部25を介してローラ17の
表面に塗布される。供給案内部25は更に、ワイヤ29
の表面にある余剰のコーティング溶液をすくい取る。
【0018】図4に示されるように、供給案内部25は
三角部25aを含み、三角部25aは、コーティング溶
液がワイヤ29の間の空間29a(図5及び6に示す)
に供給されるようワイヤ29の表面に接触するか、又は
(所望の測定量に応じて)僅かに間隔が置かれて配置さ
れる。供給案内部25の三角部25aはワイヤ29の表
面にある余剰のコーティング溶液をすくい取り、コーテ
ィング溶液を空間29aに保つ。これによってコーティ
ング溶液の第1のローラ17への正確な及び制御された
供給を可能にし、ローラ17は、感光材料11がローラ
17と第2のローラ19の間のニップ21を通過すると
感光材料11にコーティング溶液を均等に塗布する。供
給案内部25による計量を制御するために、供給案内部
25は第1のローラ17の表面に近づき離れるよう調節
可能に形成される。更に、供給案内部25は、スロット
505内に設けられたネジ、ボルト等500を含む場合
がある。供給案内部25の場所を調節することが望まれ
る場合、ネジ、ボルト等500は緩められ、スロット5
05によって決められた距離内でスライドすることが可
能となる。第1のローラ17の表面に対して供給案内部
25の望まれる位置が達成されると、ネジ、ボルト等5
00が締められる。
【0019】図1乃至3を再び参照する。本発明の実施
例では、ラック14は、感光材料11をニップ21に案
内する上部案内部材30と下部案内部材31を含む場合
がある。本発明の更なる特徴として、上部案内部材30
は、供給案内部25の台として機能し、ワイヤ29の表
面に対して三角部25aを配置するプレート部35を含
む。更に、上部案内部材30は、供給案内部25に対し
て下流側のスキマーとして機能し、供給案内部25によ
ってすくい取られなかったワイヤ29の表面上の余剰の
コーティング溶液をすくい取る。
【0020】図1乃至4に更に示されるように、本発明
は、少なくとも第1のローラ17に水のような洗浄液を
供給する洗浄部40を含む。洗浄部40はスクラバ棒4
0aとそこから出ているブラシ40bを含む自在スクラ
バ組立体として構成される。洗浄部40は更に、ブラシ
40bに向けて開かれた排出口又は開口40cを含み、
少なくとも第1のローラ17の表面にブラシ40bを介
して洗浄液が排出される。
【0021】従って、図1に示されるように、コーティ
ング装置7を用いて、処理組立体75の最後のステーシ
ョンから排出された処理済感光材料のような感光材料1
1は、入口ポート11aを介してコーティング装置7に
入る。処理組立体75は、現像溶液、漂白溶液、定着溶
液及び洗浄液、又は漂白/定着溶液と洗浄/安定溶液の
組合わせを含む一連のタンクを含む既知の処理システム
の一部である。タンクは現像処理の段階をそれぞれ示
す。コーティング装置7に入った後、感光材料11は上
部案内部材30と下部案内部材31とによって第1のロ
ーラ17と第2のローラ19の間にニップ21に案内さ
れる。コーティング溶液9は、供給入口ポート23を介
して供給案内部25に供給され、案内部25はコーティ
ング溶液を第1のローラ17に供給しワイヤ19の間の
空間29aを埋める。供給案内部25の三角部25a
は、ワイヤ29上にあるコーティング溶液をすくい取
る。上部案内部材30は、供給案内部25によってすく
い取れなかった余剰のコーティング溶液を更に取り除
く。
【0022】第1のローラ17は矢印27aの方向に回
転し(図2参照)、ローラ17とローラ19の間のニッ
プ21において感光材料11にコーティング溶液を塗布
する。つまり、第1のローラ17は望まれる量のコーテ
ィング溶液を制御された方法で塗布し、感光材料11に
所望の厚さのコーティング溶液をもたらす。更に、ロー
ラ17の回転軸の付近辺りの高さで、供給案内部25に
よりコーティング溶液を導くことによって、感光材料上
に不均一にコーティング溶液が塗布されることが阻止さ
れる。つまり、この配置(即ち、供給案内部25をニッ
プ21の上流側、及びローラ17の回転軸の略付近に配
置すること)によって、余剰なコーティング溶液が塗布
されることが阻止される一方で感光材料にコーティング
溶液が塗布される。コーティング溶液が塗布されると、
感光材料11は、出口ポート11bを介してコーティン
グ装置7から排出される。
【0023】コーティング溶液が第1のローラ17に沿
って流れると、コーティング溶液は最終的には第2のロ
ーラ19の回転(図2に矢印27bに示す)に従う。本
発明の配置では、図1乃至3に示されるように拭いブレ
ード80は第2のローラ19上のコーティング溶液を捕
捉し、溶液がニップ21に戻ることを阻止する。これに
より、感光材料11の裏面に溶液が塗布されることが阻
止される。これは、第2のローラ19の表面に対してバ
ネが設けられた拭いブレード80によって高められる。
余剰な溶液は下方に流れ、タンク15の下に溜まる。
【0024】上述されたように、コーティング溶液が感
光材料11に塗布された後、コーティングされた感光材
料11は、出口ポート11bを通過してコーティング装
置7から排出される。出口ポート11bから排出された
後、感光材料は図1及び2に示される乾燥機85に運ば
れる。乾燥機85は、米国特許出願第09/09259
3号及び第09/092841号に記載されるような例
えば空気ブローによって感光材料11を乾燥させる乾燥
機である。
【0025】再び、洗浄部40を参照する。洗浄部40
の特徴は、ブラシ40bがローラ17の表面に接触し、
ワイヤ29の間の空間29aに入る(図1参照)ように
第1のローラ17の方向に可動であり、ブラシ40bが
第1のローラ17から少なくとも間隔が置かれるよう第
1のローラ17から可動である又は引き上げられること
である(図2参照)。
【0026】本発明の装置は更に第1のローラ17から
可動又は後戻りし(図2参照)、図1及び図2に示され
る再循環システム45を含む。再循環システム45は、
コーティング溶液供給タンク47と洗浄液供給タンク4
9を含む。再循環システム45は更に、ポンプ又はポン
プ配置51と、以下に制限されないが例えば三方弁であ
る第1の弁53、以下に制限されないが例えば二方弁で
ある第2の弁55及び以下に制限されないが例えば三方
弁である第3の弁57を含む弁配置を含む。
【0027】再循環システム45は少なくとも第1の動
作モードと第2の動作モードを含む。コーティングを行
なう動作モードである第1の動作モードでは、第1の弁
53は、コーティング溶液タンク47に対して開かれ、
洗浄液タンク49に対して閉じられた第1の位置にあ
る。従って、コーティング溶液9がコーティング溶液タ
ンク47からポンプ51によって吸い上げられ、ライン
100aに供給される。第2の弁55はコーティング溶
液9がライン100dを介して洗浄部40に供給される
ことが阻止されるよう閉じた位置にある。更に、洗浄部
40は、第1のローラ17の表面から動かされ又は引き
上げられている(図2参照)。従ってポンプ51は、ラ
イン100a及び100bを介して入口ポート23及び
コーティング溶液案内部25にコーティング溶液を運
ぶ。コーティング溶液案内部25は、上述したような方
法でコーティング溶液を第1のローラ17に供給し、ロ
ーラ17は感光材料11に説明したようにコーティング
溶液を塗布する。コーティングする動作モードにおい
て、タンク15の底に集まるコーティング溶液はドレン
管継手60を通過し、一方第3の弁57は溶液が排水さ
れる場合は閉じ、コーティング溶液タンク47に集まっ
た溶液を入れる場合は開いた位置に置かれる。この場
合、コーティング溶液はライン100cに沿ってコーテ
ィング溶液タンク47に運ばれ、溶液は再循環される。
【0028】一定の時間が経過すると、コーティング溶
液によって、第1のローラ及び第2のローラ更に、コー
ティング溶液と接触するコーティング装置7の残りの部
品が汚れる。更に、コーティング溶液の特性により、時
間が経過すると溶液は硬くなる。上記した事象はそれぞ
れ独立して、又はそれらが組合わされて、コーティング
装置により感光材料にアーチファクトがもたらされる。
従って、再循環システム45を洗浄動作モードにしてコ
ーティング装置を時々洗浄することが必要である。
【0029】本発明の再循環システム45は、以下に説
明される第2の動作モード又は洗浄動作モードを有す
る。第1の弁53は、コーティング溶液タンク47に対
して閉じられ、洗浄液タンク49に対して開かれる第2
の位置にある。従って、水のような洗浄液がポンプ51
に供給される。この配置における第1の利点は、洗浄液
によってポンプ51の部品、第1の弁53、第2の弁5
5及び第3の弁57からもコーティング溶液を洗浄する
ことである。更に第2の弁55は開かれた位置に置か
れ、洗浄液がライン100a及び100dを介して洗浄
部40に運ばれる。更に、図1及び3に示されるよう
に、洗浄部40は動かされ、ブラシ40bが第1のロー
ラ17の表面に接触する。洗浄液は、スクラバ棒40a
の排出口40cから排出され、初期段階に供給された洗
浄液はまずブラシ40bを洗浄する。第1のローラ17
の表面と接触し、ワイヤ29の間の空間29aに入り込
むブラシ40bは、洗浄液が供給されて、ワイヤ29の
表面とワイヤ29の間の空間29aを含む第1のローラ
17を完全及び効果的に洗浄する。更に、第2のローラ
19及びコーティング装置のラック14及びタンク15
の洗浄液に接する残りの部品も洗浄される。更に、洗浄
液はライン100bを介して入口ポート23及び供給案
内部25、さらにはプレート部35、上部案内部材材3
0及び下部案内部材材31を通過するので、これらの部
品も洗浄される。更に、洗浄液は、再循環ライン100
a乃至100eも洗浄する。タンク15の底に溜まる洗
浄液はドレン管継手60を介して第3の弁57に排出さ
れ、更にライン100eを通過して排水される。洗浄動
作モードにおいては、第3の弁57はコーティング溶液
タンク47に対して閉じられ、排水するために開かれた
位置にある。
【0030】コーティング装置7の部品が略洗浄され、
ユーザの好みに応じてコーティング装置の部品に付着し
ていたコーティング溶液の実質的な量を取り除かれる
と、洗浄部40は第1のローラ17の表面から引き上げ
られ、ブラシ40bは第1のローラ17の表面から間隔
が置かれる(図2参照)。その後、第1の弁53は、コ
ーティング溶液タンク47に対して開き、洗浄液タンク
49に対して閉じるよう第1の位置に戻される。第2の
弁55は、コーティング溶液が100dを介して洗浄部
40に送られることを阻止するよう閉じられる、第3の
弁57はコーティング溶液をコーティング溶液タンク4
7に再循環させる位置に置かれる。これによりコーティ
ング装置7は上述したようなコーティング動作モードを
再開する。
【0031】従って、本発明は、感光材料の表面にコー
ティング溶液の均等なコーティングを均一的に塗布する
コーティング装置を提供する。コーティング装置は、コ
ーティング溶液と洗浄液の両方に使用可能な同じ再循環
ラインを有し、コーティング装置の部品を効果的に洗浄
する効率的な洗浄組立体を含む。
【0032】上述された洗浄部40は、説明されたコー
ティング装置の特定の種類に制限されて使用されるもの
ではなく、感光材料にコーティング溶液を塗布するロー
ラが設けられた別の種類のコーティング装置にも適用可
能であることを認識する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコーティング装置、再循環システム及
び洗浄部を示す本発明のコーティング装置を示す図であ
る。
【図2】塗布ローラから洗浄部が引き上げられている状
態を示す図1と同様の図である。
【図3】本発明のコーティング装置及び洗浄部を独立し
て示す図である。
【図4】図3に示すコーティング装置及び洗浄部を示す
斜視図である。
【図5】本発明のコーティング装置の塗布ローラ及び供
給案内部を示す側面図である。
【図6】図5に示す塗布ローラ及び供給案内部をより詳
細に示す図である。
【符号の説明】
7 コーティング装置 9 コーティング溶液 11 感光材料 11a 入口ポート 11b 出口ポート 14 ラック 15 タンク 17 第1のローラ 19 第2のローラ 21 ニップ 23 溶液供給入口ポート 25 溶液供給案内部 25a 三角部 27a 第1のローラの回転方向 27b 第2のローラの回転方向 29 ワイヤ 29a ワイヤ間の空間 30 上部案内部材 31 下部案内部材 35 プレート部 40 洗浄部 40a スクラバ棒 40b ブラシ 40c 排出口 45 再循環システム 47 コーティング溶液タンク 49 洗浄液タンク 51 ポンプ 53、55、57 弁 60 ドレン管継手 75 処理組立体の最終ステーション 80 拭いブレード 85 乾燥機 100a、100b、100c、100d、100e
再循環ライン 500 ネジ、ボルトなど 505 スロット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケヴィン エイチ ブレイクリー アメリカ合衆国 ニューヨーク 14612 ロチェスター グリーンリーフ・メドウズ 30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのコーティング溶液
    (9)を感光材料(11)に塗布する装置(7)であっ
    て、 支持構造(14、15)と、 ニップを画成するよう上記支持構造上に回転可能に設け
    られた第1のローラ(17)及び第2のローラ(19)
    と、 上記第1のローラ及び第2のローラのうちの1つのロー
    ラに対して配置され、上記1つのローラにコーティング
    溶液(9)を供給する溶液供給案内部(25)と、 上記1つのローラの少なくとも表面に洗浄液を塗布する
    よう上記1つのローラに対して設けられた洗浄部(4
    0)とを含み、 上記1つのローラは上記ニップを通過する上記感光材料
    に上記コーティング溶液を塗布する装置。
  2. 【請求項2】 コーティング装置に供給されたコーティ
    ング溶液を感光材料に塗布する少なくとも1つのローラ
    を有するコーティング装置用の洗浄組立体であって、 上記コーティング装置の上記少なくとも1つのローラに
    洗浄液を供給する洗浄部と、 上記洗浄部に上記洗浄液を供給し、上記洗浄液が上記洗
    浄部に供給される場合に上記コーティング装置へのコー
    ティング溶液の供給を阻止する再循環システムとを含む
    洗浄組立体。
  3. 【請求項3】 コーティング装置に供給された少なくと
    も1つのコーティング溶液を感光材料に塗布するコーテ
    ィング装置を洗浄する方法であって、 上記コーティング装置の部品からコーティング溶液を洗
    浄することを望む場合、上記コーティング装置への少な
    くとも1つのコーティング溶液の供給を停止し、 上記コーティング装置の部品からコーティング溶液を取
    り除くためにコーティング溶液の供給が停止されている
    間に、上記コーティング装置に洗浄液を供給し、 上記コーティング装置の部品からコーティング溶液が略
    洗浄された場合、上記コーティング装置への上記洗浄液
    の供給を停止することを含む方法。
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