JP2001201327A - 溶接部の形状寸法測定方法及び装置 - Google Patents

溶接部の形状寸法測定方法及び装置

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JP2001201327A
JP2001201327A JP2000011928A JP2000011928A JP2001201327A JP 2001201327 A JP2001201327 A JP 2001201327A JP 2000011928 A JP2000011928 A JP 2000011928A JP 2000011928 A JP2000011928 A JP 2000011928A JP 2001201327 A JP2001201327 A JP 2001201327A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接鋼管の端部におけるビード研削部の溶接
部の形状寸法を能率よく高精度に測定する方法及び装置
を提供する。 【解決手段】 溶接鋼管1の端部におけるビード研削部
2aの溶接部2の形状寸法を、2次元レーザ距離計から
なる測定ヘッド12を用い、光切断法により測定する方
法であって、測定ヘッド12をスライドさせてビード非
研削部2bの溶接部2の形状データを採取し、同様に、
測定ヘッド12をスライドさせてビード研削部2aの溶
接部2の形状データを採取し、ビード非研削部の溶接部
の形状データからビード幅方向の左右の余盛端部の位置
3a、3bを特定し、特定したビード非研削部の余盛端
部の位置データとビード研削部の溶接部の形状データを
用いてビード研削部の溶接部の形状寸法を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接鋼管の溶接部
の形状寸法測定方法及び装置に関し、特に溶接鋼管の端
部におけるビード表面または裏面が研削されたビード研
削部の溶接部の形状寸法を光切断法により測定する方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】UOE鋼管は、厚鋼板をプレス加工で曲
げ前記厚鋼板の側端面を突き合わせて溶接することによ
り製造する。溶接部はUOE鋼管の外周面あるいは内周
面にUOE鋼管の長さ方向にビードと称する盛り上がり
が生じ、ラインパイプなどのようにUOE鋼管を接続し
て使用する際の溶接作業や溶接後の検査作業に悪影響を
与えるため、通常UOE鋼管の端部のビードはその表面
または裏面が出荷前に研削されている。また、溶接部の
形状寸法は、UOE鋼管の品質に大きな影響を与えるた
め、研削されたビード部の形状寸法について規格値が規
定されており、これらの形状寸法には、UOE鋼管の外
周の曲率の盛り上がり高さをあらわすピーキング値、ビ
ードの母材からの盛り上がり高さをあらわすビード高
さ、ビードの幅方向の左右端の母材高さの差であらわす
オフセット値などがある。
【0003】このような溶接部の形状寸法の測定には、
例えば、実開平6−49918号公報に開示された計測
器が用いられる。この計測器は、門型架台上に該架台上
を水平方向にスライド可能で、かつ、垂直に設置したゼ
ロ点設定可能なデジタル表示式ダイヤルゲージを有し、
前記ダイヤルゲージに設置した指示針と、その指示針に
よって、ダイヤルゲージが架台の中央に位置する点をゼ
ロとしたときのダイヤルゲージの水平方向の移動距離を
示す目盛を有する構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報にはビード研削部の溶接部の形状寸法を測定すること
については開示しておらず、また同公報に開示された計
測器を用いて前述の種々の溶接部の形状寸法を測定する
場合、測定項目ごとにその都度、ダイヤルゲージを手動
で位置合わせする必要があり、作業が煩雑で、測定に長
時間を要し能率向上を図る上で大きな阻害要因となる。
また、前記公報によるとオフセットのあるUOE鋼管の
溶接部のビード高さを測定した場合、ビード端部の一方
のみで測定しているため、誤差を生じ信頼性に欠けると
いう課題がある。
【0005】本発明は、前記のような課題を解決するた
めになされたもので、溶接鋼管の端部におけるビード研
削部の溶接部の形状寸法を能率よく高精度に測定する方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る溶接部の形
状寸法測定方法は、溶接鋼管の端部におけるビード表面
または裏面が研削されたビード研削部の溶接部の形状寸
法を光切断法により測定する方法であって、前記溶接鋼
管の外周面あるいは内周面の接線に平行でかつ、幅方向
の測定中心線が、ビード中心線と一致するように2次元
距離計を配置し、前記ビード研削部以外のビード非研削
部において、その溶接部の形状データを採取し、同様
に、前記ビード研削部において、その溶接部の形状デー
タを採取し、前記ビード非研削部の溶接部の形状データ
からビード幅方向の左右の余盛端部の位置を特定し、特
定した前記ビード非研削部の余盛端部の位置データと前
記ビード研削部の溶接部の形状データを用いて前記ビー
ド研削部の溶接部の形状寸法を求めることを特徴とする
ものである。
【0007】本発明では、光切断法により溶接鋼管端部
のビード研削部における溶接部の形状寸法を測定する。
しかし、ビード切削部はビード表面または裏面が研削さ
れているため、鋼管母材との境界が不明瞭となっている
ことから、ビード非研削部で採取した形状データを基
に、余盛端部の位置を特定し、この余盛端部の位置をビ
ード研削部で採取した形状データに当てはめることによ
り、ビード研削部の溶接部(研削ビード部)の形状寸法
を求めることが可能である。したがって、本発明は、溶
接鋼管端部のビード研削部における溶接部の各種の形状
寸法を短時間にかつ高精度に測定することができる。
【0008】また、本発明では、前記のようにビード研
削部の鋼管母材との境界が不明瞭となっているため、そ
の一つの手段として、前記ビード非研削部で採取した溶
接部の形状データをその形状が滑らかになるように移動
平均して1次加工データを生成し、また前記形状データ
を前記1次加工データより多数の平均化個数で移動平均
して2次加工データを生成し、ビード中央位置の左右で
前記1次加工データと2次加工データの差が最大となる
位置をそれぞれ求めて前記余盛端部の位置を特定するこ
ととしている。
【0009】すなわち、ビード非研削部で採取した形状
データから前記のように処理することで余盛端部の位置
を特定し、この余盛端部の位置をビード研削部の移動平
均後の形状データに当てはめることにより、研削ビード
部の端部の位置をより正確に特定することができる。
【0010】また、本発明の溶接部の形状寸法測定方法
は、前記ビード研削部で採取した溶接部の形状データを
その形状が滑らかになるように移動平均して、前記によ
り特定した余盛端部の位置を前記移動平均後の形状デー
タに当てはめて研削ビード端部の位置を決定し、前記2
次元距離計の測定中心線上に中心が存在し、前記研削ビ
ード端部の一方の位置を通る溶接鋼管の公称径で描く理
想円と前記移動平均後の形状データとの差の最大値を、
ビード幅の区間で求めて一方のビード高さとし、同様に
前記2次元距離計の測定中心線上に中心が存在し、前記
研削ビード端部の他方の位置を通る溶接鋼管の公称径で
描く理想円と前記移動平均後の形状データとの差の最大
値を、ビード幅の区間で求めて他方のビード高さとし、
前記一方のビード高さと他方のビード高さを平均して前
記ビード研削部の溶接部のビード高さとすることを特徴
とする。
【0011】前記のようにビード研削部の研削ビード端
部の位置が特定されるので、ビード研削部の溶接部の形
状寸法の一つであるビード高さは、この方法により求め
ることができる。また、溶接鋼管の公称径とは、外周面
においては公称外径をいい、内周面においては(公称外
径−2×公称管厚)をいう。
【0012】また、本発明の溶接部の形状寸法測定方法
は、前記ビード研削部で採取した溶接部の形状データを
その形状が滑らかになるように移動平均して、前記によ
り特定した余盛端部の位置を前記移動平均後の形状デー
タに当てはめて研削ビード端部の位置を決定し、前記研
削ビード端部の一方の位置のデータと、前記2次元距離
計の測定中心線上に中心が存在し、測定中心位置から一
方の側へある距離だけ離れた溶接鋼管の外周面あるいは
内周面上の位置を通る溶接鋼管の公称径で描く理想円上
の、周方向位置が前記研削ビード端部の一方の位置のデ
ータに相当する点との差を求めて一方のピーキング値と
し、同様に前記研削ビード端部の他方の位置のデータ
と、前記2次元距離計の測定中心線上に中心が存在し、
測定中心位置から他方の側へ前記と同一の距離だけ離れ
た溶接鋼管の外周面あるいは内周面上の位置を通る溶接
鋼管の公称径で描く理想円上の、周方向位置が前記研削
ビード端部の他方の位置のデータに相当する点との差を
求めて他方のピーキング値とし、前記一方のピーキング
値と他方のピーキング値を平均して前記ビード研削部の
溶接部のピーキング値とすることを特徴とする。ビード
研削部の溶接部の形状寸法の一つであるピーキング値
は、この方法により求めることができる。
【0013】また、本発明の溶接部の形状寸法測定方法
は、前記ビード研削部で採取した溶接部の形状データを
その形状が滑らかになるように移動平均して、前記によ
り特定した余盛端部の位置を前記移動平均後の形状デー
タに当てはめて研削ビード端部の位置を決定し、前記研
削ビード端部の一方の位置のデータと他方の位置のデー
タの差を前記ビード研削部の溶接部のオフセット値とす
ることを特徴とする。ビード研削部の溶接部の形状寸法
の一つであるオフセット値は、この方法により求めるこ
とができる。
【0014】以上に述べた本発明の各方法を実施するた
めに、本発明の溶接部の形状寸法測定装置は、溶接鋼管
の外周面または内周面に載置する架台と、前記架台に取
り付けられ、光切断法により溶接部の形状データを採取
し、溶接部の長さ方向に移動可能な2次元距離計からな
る測定ヘッドと、前記測定ヘッドの測定中心位置を指示
する手段と、前記溶接部の形状寸法を演算する演算装置
と、前記演算装置の演算結果を表示する表示装置と、を
備えた構成とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明の溶接部形状寸法測定
装置を示す概要図、図2はUOE鋼管の溶接部の研削部
及び非研削部を示す概要図、図3、図4は前記測定装置
を用い、それぞれUOE鋼管の外周面及び内周面の溶接
部の形状寸法を測定する場合を示す概要図である。各図
において、1はUOE鋼管、2はUOE鋼管1の溶接部
であり、溶接部2はビードの表面または裏面が、図2に
示すように、管端部の200mm程度の範囲で研削され
ている(なお、裏面については図示していない)。2a
はビードの表面または裏面が研削された管端部のビード
研削部で、2bはそれ以外のビード非研削部である。
【0016】この実施の形態で示す測定装置10は、4
本の脚を持つ架台11に、例えば2次元レーザ距離計か
らなる測定ヘッド12をスライド機構13を介して取り
付けてなるものであり、測定ヘッド12をスライド機構
13により溶接部2の長さ方向に移動するようになって
いる。また、測定ヘッド12のビード幅方向測定範囲の
中央を示すためのレーザポインタ14が架台11の前後
にそれぞれ一つ取り付けられている。
【0017】この測定装置10を用いて、光切断法によ
り採取された溶接部2の断面方向の形状データは図1の
形状寸法演算装置15に送られ、演算により求められた
測定結果を表示装置16で表示する。また、図2におい
て、17は溶接部2の中心線(ビード中心線)、18は
測定ヘッド12の2次元レーザ距離計から溶接部2を切
断するように照射されるスリット光のレーザ光線、19
は各レーザポインタ14から溶接部2上に照射されるレ
ーザスポットを示す。
【0018】この測定装置10により、外面側の溶接部
2の形状寸法を測定する際は、図3のように溶接部2が
上方に位置するようにUOE鋼管1を回動停止させ、上
部に本測定装置10を載置し、内面側の溶接部2の形状
寸法を測定する際は、図4のように溶接部2が下方に位
置するようにUOE鋼管1を回動停止させ、内部に本測
定装置10を載置する。ここでは、外面側の溶接部2の
形状寸法を測定する方法について説明する。内面側につ
いても同様の手順で測定することができる。
【0019】1.ビード非研削部における溶接部の形状
寸法の測定 まず、測定装置10を架台11の4本の脚でUOE鋼管
1の外周面上に水平に載置し、各レーザポインタ14か
ら照射されるレーザスポット19により測定ヘッド12
の2次元レーザ距離計の測定中心位置が溶接部2の中心
線17上にほぼ位置するようにセットする。
【0020】次に、測定ヘッド12をビード非研削部2
b上にスライド機構13により移動させて、ビード非研
削部2b上の任意の位置において、測定ヘッド12の2
次元レーザ距離計よりスリット光18をそのビード部を
直角に切断するように照射し、反射光を内蔵の2次元受
光素子で受光し、各々の照射点における距離を測定す
る。これら各点の距離測定データはそのビード非研削部
2bの断面方向の外形形状をあらわすことになる。
【0021】そこで、このようにして得られたビード非
研削部2bの測定データを、形状寸法演算装置15にお
いて、次のように処理する。
【0022】(1)ビード非研削部2bで採取した前記
測定データの形状が滑らかになるように、該測定データ
をUOE鋼管1の周方向に移動平均することにより、形
状データの1次加工データを生成する。例えば、図5に
示すように、黒点は各点の距離測定データであるが、こ
れを移動平均個数10個、0.8mm以下のピッチで移
動平均すると、細線で示すような1次加工データの形状
曲線21が得られる。
【0023】(2)次に、前記測定データを、(1)よ
り多いデータ個数にて移動平均することにより、形状デ
ータの2次加工データを生成する。例えば、図5におい
て、移動平均個数を50個、4mmピッチ以下で移動平
均したものが太線で示す2次加工データの形状曲線22
である。
【0024】(3)さらに、ビード中央位置の左右で前
記1次加工データと2次加工データの差が最大となる位
置をそれぞれ求めてビード非研削部2bの左右の余盛端
部の位置3a、3bを特定する。
【0025】2.ビード研削部における溶接部の形状寸
法の測定 次に、ビード研削部2aについても前記と同様にしてそ
の研削ビード部の距離測定データを採取する。すなわ
ち、測定ヘッド12をその中心位置を前記初期セット時
の略ビード中心線17上に保持したまま、ビード非研削
部2b上からビード研削部2a上にスライド機構13に
よりスライドさせ、2次元レーザ距離計よりスリット光
18をその研削ビード部を直角に切断するように照射す
ることにより、ビード研削部2aの各点の距離測定デー
タを得る。そして、この測定データを形状が滑らかにな
るようにUOE鋼管1の周方向に移動平均(例えば、移
動平均個数10個、0.8mmピッチ以下で移動平均)
することにより、ビード研削部2aの1次加工データ
(形状データ)を生成する。このようにして生成された
ビード研削部2aの1次加工データが図6に示す形状曲
線23である。
【0026】しかし、このビード研削部2aはビード表
面が研削されているため、鋼管母材との境界が不明瞭で
ある。そこで、前記のようにして特定したビード非研削
部2bの余盛端部の位置3a、3bをビード研削部2a
の移動平均後の1次加工データに当てはめ、形状寸法演
算装置15において、ビード研削部2aの形状寸法すな
わち、オフセット値、ビード高さ、ピーキング値を演算
する。これらの値は次のようにして求められる。
【0027】(1)オフセット値 図6は、前記のようにして生成されたビード研削部2a
の1次加工データの形状曲線23を示すものである。そ
してこの曲線23に、ビード非研削部2bの余盛端部の
位置3a、3bを当てはめて、それぞれ研削ビード端部
の位置4a、4bとする。実施例では、より安全サイド
をとるために、ビード非研削部2bの余盛端部の位置3
a、3bより、それぞれ2mm程度外側の位置を研削ビ
ード端部の位置4a、4bとしている。
【0028】このように決定した一方の研削ビード端部
の位置4aと他方の研削ビード端部の位置4bでの距離
の差より、仮オフセット値O’を求める。そして、この
仮オフセット値O’に対し、ビード中心位置ズレにより
補正演算し、オフセット値Oを求める。
【0029】図7(a)に示すように、測定ヘッド12
の測定中心線20とビード中心線17が一致している場
合は、仮オフセット値O’とオフセット値Oは等しく、
したがって一方の研削ビード端部の位置4aと他方の研
削ビード端部の位置4bでの距離の差がオフセット値O
となる。
【0030】また、測定ヘッド12の測定中心線20と
ビード中心線17が一致していない場合は、図7(b)
を参照し、次式により補正値Dを求める。 D=xW/r 但し、W:水平方向へのビード投影幅 r:UOE鋼管の公称半径 x:測定中心とビード中心の位置ズレ量 オフセット値Oは、O=O’−Dより求めることができ
る。
【0031】図6においては、一方の中心が測定中心線
20上にあり、一方の研削ビード端部の位置4aを通る
UOE鋼管1の公称外径で描く理想円24aと、他方の
中心が測定中心線20上にあり、他方の研削ビード端部
の位置4bを通るUOE鋼管1の公称外径で描く理想円
24bとの中心間距離の差、つまり、一方の研削ビード
端部位置4aのデータと他方の研削ビード端部位置4b
のデータの差を仮オフセット値O’として求めている。
次に、測定中心線20とビード中心線17との位置ズレ
量xから(1)式により補正値を演算し、これを仮オフ
セット値O’から減算することで、オフセット値Oが求
められる。
【0032】(2)ビード高さ 図8はビード高さの演算法を示す説明図である。同図に
示すように、まず、前記のように決定した研削ビード端
部の位置4a、4bより、各々について中心a、bを求
める。ここで、ビード部母材面は真円と仮定し、その中
心点a、bは、測定中心線20上に存在するものとし、
また径については、外面においては公称外径、内面にお
いては、(公称外径−2×公称管厚)とする。
【0033】次に、前記で得られた中心点a、bとビー
ド上の各点間との距離L1(),L2()を、ビード上
の各点について演算する。さらに、前記より、L
1(),L2()について各々の最大値L1max,L2m
axを求め、下記より得られた値をビード高さBhとす
る。 Bh=(Bh1+Bh2)/2 Bh1=L1max−r,Bh2=L2max−r (r:公
称半径)
【0034】すなわち、図6に示すように、ビード研削
部2aで採取した溶接部2の形状データをその形状が滑
らかになるように移動平均して、前記のように特定した
余盛端部の位置3a、3bを移動平均後の形状データ2
3に当てはめて研削ビード端部の位置4a、4bを決定
し、測定中心線20上に中心が存在し、研削ビード端部
の一方の位置4aを通るUOE鋼管1の公称外径で描く
理想円24aと移動平均後の形状データ23との差の最
大値を、ビード幅の区間で求めて一方のビード高さBh
1とし、同様に測定中心線20上に中心が存在し、研削
ビード端部の他方の位置4bを通るUOE鋼管1の公称
外径で描く理想円24bと移動平均後の形状データ23
との差の最大値を、ビード幅の区間で求めて他方のビー
ド高さBh2とし、前記一方のビード高さBh1と他方
のビード高さBh2を平均してビード研削部2aの溶接
部2のビード高さBhを求めている。なお、ビード高さ
については、管中心方向への距離で定義されるので、オ
フセット値にて説明したような、測定中心線20とビー
ド中心線17がずれている場合の補正演算は必要としな
い。
【0035】(3)ピーキング値 図9はピーキング値の演算法を示す説明図である。同図
に示すように、まず、ビード中央位置より左右に均等な
一定距離(例えば、75mm)離れた位置のデータよ
り、各々について中心c、dを求める。ここで、中心点
c、dは、測定中心線20上に存在するものとし、また
径については、外面においては公称外径、内面において
は、(公称外径−2×公称管厚)とする。
【0036】次に、点cを中心とした研削ビード端部位
置4aの回転角θ1と、点dを中心とした研削ビード端
部位置4bの回転角θ2を求める。そして、中心点cか
ら研削ビード端部位置4aまでの距離S1と、中心点d
から研削ビード端部位置4bまでの距離S2より図7に
示すP1とP2を求め、これらの平均値よりピーキング
値Pを演算する。 P=(P1+P2)/2
【0037】すなわち、図6に示すように、ビード研削
部2aで採取した溶接部2の形状データをその形状が滑
らかになるように移動平均して、前記のように特定した
余盛端部の位置3a、3bを移動平均後の形状データ2
3に当てはめて研削ビード端部の位置4a、4bを決定
し、研削ビード端部の一方の位置4aのデータと、測定
中心線20上に中心が存在し、測定中心線20から左側
へある距離だけ離れたUOE鋼管1の外周面上の位置を
通るUOE鋼管1の公称外径で描く理想円25a上の、
周方向位置が研削ビード端部の一方の位置4aのデータ
に相当する点d1との差を求めて一方のピーキング値P
1とし、同様に研削ビード端部の他方の位置4bのデー
タと、測定中心線20上に中心が存在し、測定中心位置
から右側へ前記と同一の距離だけ離れたUOE鋼管1の
外周面上の位置を通るUOE鋼管1の公称外径で描く理
想円25b上の、周方向位置が研削ビード端部の他方の
位置4bのデータに相当する点d2との差を求めて他方
のピーキング値P2とし、前記一方のピーキング値P1
と他方のピーキング値P2を平均してビード研削部2a
の溶接部2のピーキング値Pを求めている。
【0038】なお、ピーキング値については、ビード高
さと同様、管中心方向への距離で定義されるので、オフ
セット値にて説明したような、測定中心線20とビード
中心線17がずれている場合の補正演算は必要としな
い。以上のようにして求めたビード研削部2aの溶接部
2の各形状寸法値は、表示装置16に伝送され測定結果
が表示される。また、前記1、2の各項で説明した一連
の動作は、好ましくは、形状寸法演算装置15からの指
令で自動的に行われる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
溶接鋼管端部におけるビード研削部の溶接部において、
そのビード表面または裏面が研削されて母材との境界が
不明瞭となっているにもかかわらず、光切断法により得
られたビード非研削部の形状データを基に余盛端部の位
置を特定し、この余盛端部の位置を同じく光切断法によ
り得られたビード研削部の形状データに当てはめて研削
ビード端部の位置を特定するので、ビード研削部の溶接
部の形状寸法を測定することが可能である。したがっ
て、ビード研削部の溶接部の各種の形状寸法を短時間に
測定することができ、測定作業能率の大幅な向上を図る
ことができ、また信頼性の高い測定値が得られるため溶
接鋼管の品質向上に繋がるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の溶接部の形状寸法装置の概要図であ
る。
【図2】UOE鋼管の溶接部の研削部及び非研削部を示
す概要図である。
【図3】UOE鋼管の外周面の溶接部の形状寸法を測定
する場合を示す概要図である。
【図4】UOE鋼管の内周面の溶接部の形状寸法を測定
する場合を示す概要図である。
【図5】ビード非研削部の形状データ及びその処理結果
を示す図である。
【図6】ビード研削部の形状データ及びその処理結果を
示す図である。
【図7】オフセット値の演算法及び測定中心線とビード
中心線がずれた場合の補正方法を示す説明図である。
【図8】ビード高さの演算法を示す説明図である。
【図9】ピーキング値の演算法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 UOE鋼管 2 溶接部 2a ビード研削部 2b ビード非研削部 3a、3b 余盛端部の位置 4a、4b 研削ビード端部の位置 10 測定装置 11 架台 12 測定ヘッド 13 スライド機構 14 レーザポインタ 15 形状寸法演算装置 16 表示装置 17 ビード中心線 20 測定中心線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA15 AA19 AA24 AA45 AA52 BB08 BB29 CC15 DD06 EE00 FF01 FF02 FF09 FF67 HH05 JJ03 JJ26 PP03 PP13 QQ25 QQ26 QQ28 QQ32 QQ42 SS03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接鋼管の端部におけるビード表面また
    は裏面が研削されたビード研削部の溶接部の形状寸法を
    光切断法により測定する方法であって、 前記溶接鋼管の外周面あるいは内周面の接線に平行でか
    つ、幅方向の測定中心線が、ビード中心線と一致するよ
    うに2次元距離計を配置し、 前記ビード研削部以外のビード非研削部において、その
    溶接部の形状データを採取し、 同様に、前記ビード研削部において、その溶接部の形状
    データを採取し、 前記ビード非研削部の溶接部の形状データからビード幅
    方向の左右の余盛端部の位置を特定し、 特定した前記ビード非研削部の余盛端部の位置データと
    前記ビード研削部の溶接部の形状データを用いて前記ビ
    ード研削部の溶接部の形状寸法を求めることを特徴とす
    る溶接部の形状寸法測定方法。
  2. 【請求項2】 前記ビード非研削部で採取した溶接部の
    形状データをその形状が滑らかになるように移動平均し
    て1次加工データを生成し、また前記形状データを前記
    1次加工データより多数の平均化個数で移動平均して2
    次加工データを生成し、ビード中央位置の左右で前記1
    次加工データと2次加工データの差が最大となる位置を
    それぞれ求めて前記余盛端部の位置を特定することを特
    徴とする請求項1記載の溶接部の形状寸法測定方法。
  3. 【請求項3】 前記ビード研削部で採取した溶接部の形
    状データをその形状が滑らかになるように移動平均し
    て、前記により特定した余盛端部の位置を前記移動平均
    後の形状データに当てはめて研削ビード端部の位置を決
    定し、前記2次元距離計の測定中心線上に中心が存在
    し、前記研削ビード端部の一方の位置を通る溶接鋼管の
    公称径で描く理想円と前記移動平均後の形状データとの
    差の最大値を、ビード幅の区間で求めて一方のビード高
    さとし、同様に前記2次元距離計の測定中心線上に中心
    が存在し、前記研削ビード端部の他方の位置を通る溶接
    鋼管の公称径で描く理想円と前記移動平均後の形状デー
    タとの差の最大値を、ビード幅の区間で求めて他方のビ
    ード高さとし、前記一方のビード高さと他方のビード高
    さを平均して前記ビード研削部の溶接部のビード高さと
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の溶
    接部の形状寸法測定方法。
  4. 【請求項4】 前記ビード研削部で採取した溶接部の形
    状データをその形状が滑らかになるように移動平均し
    て、前記により特定した余盛端部の位置を前記移動平均
    後の形状データに当てはめて研削ビード端部の位置を決
    定し、前記研削ビード端部の一方の位置のデータと、前
    記2次元距離計の測定中心線上に中心が存在し、測定中
    心位置から一方の側へある距離だけ離れた溶接鋼管の外
    周面あるいは内周面上の位置を通る溶接鋼管の公称径で
    描く理想円上の、周方向位置が前記研削ビード端部の一
    方の位置のデータに相当する点との差を求めて一方のピ
    ーキング値とし、同様に前記研削ビード端部の他方の位
    置のデータと、前記2次元距離計の測定中心線上に中心
    が存在し、測定中心位置から他方の側へ前記と同一の距
    離だけ離れた溶接鋼管の外周面あるいは内周面上の位置
    を通る溶接鋼管の公称径で描く理想円上の、周方向位置
    が前記研削ビード端部の他方の位置のデータに相当する
    点との差を求めて他方のピーキング値とし、前記一方の
    ピーキング値と他方のピーキング値を平均して前記ビー
    ド研削部の溶接部のピーキング値とすることを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載の溶接部の形状寸法測定
    方法。
  5. 【請求項5】 前記ビード研削部で採取した溶接部の形
    状データをその形状が滑らかになるように移動平均し
    て、前記により特定した余盛端部の位置を前記移動平均
    後の形状データに当てはめて研削ビード端部の位置を決
    定し、前記研削ビード端部の一方の位置のデータと他方
    の位置のデータの差を前記ビード研削部の溶接部のオフ
    セット値とすることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の溶接部の形状寸法測定方法。
  6. 【請求項6】 溶接鋼管の外周面または内周面に載置す
    る架台と、 前記架台に取り付けられ、光切断法により溶接部の形状
    データを採取し、溶接部の長さ方向に移動可能な2次元
    距離計からなる測定ヘッドと、 前記測定ヘッドの測定中心位置を指示する手段と、 前記溶接部の形状寸法を演算する演算装置と、 前記演算装置の演算結果を表示する表示装置と、 を備えたことを特徴とする溶接部の形状寸法測定装置。
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