JP2001201271A - 銅の縦型溶解炉における排ガス処理システム - Google Patents

銅の縦型溶解炉における排ガス処理システム

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JP2001201271A JP2000014415A JP2000014415A JP2001201271A JP 2001201271 A JP2001201271 A JP 2001201271A JP 2000014415 A JP2000014415 A JP 2000014415A JP 2000014415 A JP2000014415 A JP 2000014415A JP 2001201271 A JP2001201271 A JP 2001201271A
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Masanobu Takemura
眞宣 竹村
Katsumi Takemoto
克己 竹本
Yuji Horii
雄二 堀井
Masanori Asano
政則 浅野
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排熱回収効率を高めるとともに、大気中に放
出される排ガス中に還元雰囲気による未燃焼のCO、H2
もとより装入原料に付着した油分等から発生するオイル
ミスト、有害ガスなどを含むことのない、銅の縦型溶解
炉における排ガス処理システムを提供する。 【解決手段】 銅の縦型溶解炉1の上部に設けられた排
ガスフード6から排ガス誘引ブロア11までの排ガス通路
7中に排熱回収装置9と集塵装置10を備え、更に前記排
熱回収装置9に接続して燃焼空気管路12とその燃焼空気
管路12中に燃焼空気と燃料との熱交換器13を備えてなる
とともに、前記排熱回収装置9の上流側の排ガス通路7
中に触媒燃焼装置15が設置されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銅の縦型溶解炉に
おける排ガス処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】銅の溶解炉にシャフト炉と称する縦型の
溶解炉(以下縦型溶解炉と言う)がある。この縦型溶解
炉1は、図2に示すように、有底の筒状に形成された炉
本体2からなり、下部側壁の周方向には複数本の溶解バ
ーナ3が設けられるとともに、下部側壁には溶湯の流出
口4が、また上部側壁には溶解原料の投入口5がそれぞ
れ設けられて基本的に構成されている。また、炉本体2
の上部には排ガスフード6が密閉して取付けられ、その
排ガスフード6に接続して排ガスを屋外に導くための排
ガス通路7が煙突8まで敷設されるとともに、その排ガ
ス通路7の途中に排熱回収装置9、集塵装置10、排ガス
誘引ブロア11をこの順に備えて、排ガス処理システムが
構成されている。また、前記排熱回収装置9には溶解バ
ーナ3への燃焼空気管路12が接続され、更にその燃焼空
気管路12には、加熱燃料であるブタン、プロパン等の液
化石油ガス(LPG)を燃焼空気とほぼ同一温度にする
ための熱交換器13が設置されている。なお、符号14は炉
内圧を制御するためのダンパーであって、排ガスフード
6の出口部近傍に設けられた圧力計により開閉量が制御
されるようになっている。
【0003】上記縦型溶解炉1では、JIS(JIS H 21
09)に規定されるような種々の形態の銅および銅合金か
らなる屑類や電気銅などがそのままの形態で、あるいは
ブリケットに成形した形態で溶解原料として使用され、
この溶解原料を上部投入口5から投入しつつ中間部から
下部の溶解部に棚吊り状に保持するとともに、保持され
た溶解原料を溶解バーナ3の加熱で溶解して溶融滴下さ
せ、溶融滴下した溶湯を底部の溶湯溜から連続して取り
出し、溶解操業が行われる。この溶解操業は、銅の酸化
を防止するために炉内を還元雰囲気として行われる。こ
のため、前記溶解バーナ3による燃焼は、未燃焼のCO、
H2が数パーセント存在するように燃焼が行われる。
【0004】上記の溶解操業中、排ガスは、排ガス誘引
ブロア11に誘引され、排ガスフード6、排ガス通路7を
経て煙突8より屋外に放出される。その排ガスの放出過
程において、排熱回収装置9では、排ガスの熱で燃焼空
気が予熱され溶解バーナ3へ供給されている。また、集
塵装置10では、排ガス中のダストなどが除去されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように銅の縦
型溶解炉の排ガス処理システムにおいては、排熱回収装
置9により排ガスの熱回収が図られ、また集塵装置10に
より排ガス中のダストなどの除去が行われているが、溶
解原料として使用される屑類の中には、鋳塊や比較的大
型の屑を切断した時に発生するダライ、あるいは加工途
中での管や線などのトラブル材などがリターン屑として
使用されており、これらリターン屑には加工油が付着し
ていることが多くその一部が未燃焼のオイルミストとな
って排ガス中に含まれ、このオイルミストが前記排熱回
収装置9の伝熱管にダストと共に付着し熱回収効率が低
下する。
【0006】また、線屑の中には被覆材が除去されずに
残っている電線屑などが混在している場合があり、この
被覆材が燃焼して発生する有害ガスが排気ガスと共に大
気に放出されること、あるいは溶解炉中の還元雰囲気に
よる未燃焼のCO、H2が処理されずに排気ガスと共に大気
に放出されることが懸念され、万一放出された場合には
環境上の問題が懸念される。
【0007】本発明は、上記のような問題点を改善する
ためになされたものであって、その目的は、排熱回収効
率を高めるとともに、大気中に放出される排ガス中に還
元雰囲気による未燃焼のCO、H2はもとより装入原料に付
着した油分等から発生するオイルミスト、有害ガスなど
を含むことのない、銅の縦型溶解炉における排ガス処理
システムを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明(請求項1)に係る銅の縦型溶解炉における
排ガス処理システムは、縦型溶解炉の上部に設けられた
排ガスフードから排ガス誘引ブロアまでの排ガス通路中
に排熱回収装置と集塵装置を備え、更に前記排熱回収装
置に接続して燃焼空気管路とその燃焼空気管路中に燃焼
空気と燃料との熱交換器を備えてなるとともに、前記排
熱回収装置の上流側の排ガス通路中に触媒燃焼装置が設
置されてなるものである。
【0009】銅の縦型溶解炉では、縦型溶解炉から排出
される排ガス温度は溶解原料が投入された直後は低くな
り、その後、投入原料が予熱されるに伴い昇温し、溶解
操業中はその繰り返しとなり、低いときで 350℃程度、
高いときで 800℃以上にも達する。このように排ガス温
度が比較的高温であることから、上記本発明の構成のよ
うに排熱回収装置の上流側の排ガス通路中に触媒燃焼装
置を設置することで、触媒燃焼装置の前段に昇温のため
の燃焼装置を設けること無く触媒燃焼装置の触媒により
排ガス中に含まれているオイルミストを燃焼(酸化)し
て二酸化炭素、水蒸気等に分解でき、これによりオイル
ミストが排熱回収装置の伝熱管に付着することがなくな
り、またダストの付着も少なくなることから排熱回収装
置の熱回収効率を従来よりも高くすることができる。ま
た、オイルミストが無くなることで集塵装置も乾式の集
塵装置が使用し易くなり、全体としてコストの低減を図
ることができる。
【0010】また更に、排ガス中に還元雰囲気による未
燃焼のCO、H2や、被覆材等の燃焼で発生する有害ガス等
が含まれていても、これらも触媒燃焼装置の触媒により
燃焼(酸化)されて二酸化炭素、水蒸気などに分解する
ことができ、特に近年環境問題となっているダイオキシ
ンなどの有機系有害物質についても、万一排ガス中に含
まれるようなことがあっても、同様に触媒により燃焼
(酸化)されて二酸化炭素、水蒸気などに分解すること
ができ、環境問題への懸念がなくなる。なお、上記触媒
燃焼装置の触媒としては、オイルミスト、未燃焼のCO、
H2などの可燃成分を酸化燃焼又は熱分解し得るものであ
ればよく、例えば白金、パラジウム等の貴金属系の触媒
が使用できる。
【0011】そして、上記本発明(請求項1)の銅の縦
型溶解炉における排ガス処理システムにおいては、触媒
燃焼装置の上流側の排ガス通路中に排ガス温度制御装置
が設置されてあってもよい。
【0012】触媒燃焼装置の触媒は、酸化燃焼又は熱分
解を行うためには通常被処理ガスの温度が 350〜 600℃
程度あれば充分であり、これより高温の場合には触媒の
早期劣化が懸念される。従って、本発明が対象とする銅
の縦型溶解炉のように排ガス温度が相当な高温( 800℃
程度)になることが予測される場合には、排ガス温度を
概ね 600℃以下に抑制するため、触媒燃焼装置の上流側
の排ガス通路中に例えば大気を吸込み希釈冷却するなど
の排ガス温度制御装置を設置することが好ましく、これ
により触媒の交換頻度が減少し効率の良い排ガス処理が
行える。
【0013】また、上記本発明(請求項1又は2)の銅
の縦型溶解炉における排ガス処理システムにおいては、
排熱回収装置と熱交換器との間の燃焼空気管路中に蓄熱
装置が設置されてあってもよい。
【0014】上述したように、銅の縦型溶解炉では、排
熱回収装置に溶解バーナへの燃焼空気管路が接続され、
その燃焼空気管路には、加熱燃料であるブタン、プロパ
ン等のLPガスを燃焼空気とほぼ同一温度にするための
熱交換器が設置されている。一方、縦型溶解炉からの排
ガス温度は溶解原料の投入の都度大きな変動がある。こ
のため、排熱回収装置で予熱された燃焼空気も、熱交換
器で熱交換されたブタン、プロパン等のLPガスも大き
な温度変動を受けることになるが、前記ブタン、プロパ
ン等のLPガスは、温度が 400℃を越えると炭化が起こ
り炭化生成物質を発生し、熱交換器伝熱面への付着、溶
解バーナのノズル等の詰まりが懸念される。そこで、本
発明が対象とする銅の縦型溶解炉のように排ガス温度が
相当な高温( 800℃程度)になることが予測される場合
には、排熱回収装置と熱交換器との間の燃焼空気管路中
に蓄熱装置を設置し、熱交換器に至る燃焼空気の温度を
400℃以下に抑制することが好ましい。なお、蓄熱装置
の蓄熱体としては周知のアルミナなどのセラミック材か
らなるセラミックボール、あるいはハニカム構造体等が
使用できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明に係る銅の縦型溶解
炉における排ガス処理システムの概要図である。
【0016】上記図1に示す本発明に係る銅の縦型溶解
炉における排ガス処理システムは、従来技術の項で説明
した図2に示す銅の縦型溶解炉における排ガス処理シス
テムと、排ガスフード6と排熱回収装置9の間の排ガス
通路7中に触媒燃焼装置15を設けた外は、実質的に同じ
構成のものである。
【0017】上記触媒燃焼装置15は、ハウジング16内に
触媒17の充填層のみが保持され、ハウジング16の入口と
出口のそれぞれが排ガス通路7に気密に接続されてい
る。
【0018】上記のように構成した銅の縦型溶解炉1で
は、従来より排ガス温度は溶解原料が投入された直後は
低くなり、その後、投入原料が予熱されるに伴い昇温
し、溶解操業中はその繰り返しとなり、低いときで 350
℃程度、高いときで 800℃程度の間で変動するが、この
ように排ガス温度が比較的高温であるから、切削油が付
着したダライや加工油の付着したトラブル屑などのリタ
ーン屑を処理した際に発生するオイルミストを含む排ガ
スを触媒燃焼装置15内を通過させるだけでオイルミスト
が触媒17により酸化燃焼し、二酸化炭素と水蒸気とに分
解できる。従って、その後、排ガスが排熱回収装置9を
通過する際にはオイルミストが無くなっているので伝熱
管に付着することはなくダストの付着も低減でき、排熱
回収装置9の熱回収効率を従来よりも高めることができ
る。また、触媒燃焼装置15以降の下流ではオイルミスト
が無くなることで集塵装置10も乾式の集塵装置が使用し
易くなり、全体としてコストの低減を図ることができ
る。また、排ガス中に還元雰囲気による未燃焼のCO、H2
や、被覆材等の燃焼で発生する有害ガス等が含まれてい
ても、これらも触媒燃焼装置15の触媒17により燃焼(酸
化)されて二酸化炭素、水蒸気などに分解することがで
き、特に近年環境問題となっているダイオキシンなどの
有機系有害物質についても、万一排ガス中に含まれるよ
うなことがあっても、同様に触媒17により燃焼(酸化)
されて二酸化炭素、水蒸気などに分解することができる
ので、環境問題への懸念がなくなる。
【0019】また、本発明に係る銅の縦型溶解炉におけ
る排ガス処理システムでは、触媒燃焼装置15に加えて、
図1に二点鎖線で示すように触媒燃焼装置15の上流側の
排ガス通路7中に排ガス温度制御装置18を設置してもよ
い。この排ガス温度制御装置18は、排ガス通路7の上流
側に取付けた希釈空気導入弁19を備える管20と、その下
流側に取付けた排ガス温度測定器21と、この排ガス温度
測定器21の信号をもとに希釈空気導入弁19を開閉制御す
る制御器(図示せず)で構成されている。
【0020】上記のように構成した銅の縦型溶解炉1で
は、排ガス温度制御装置18を設置しているので、溶解操
業中の排ガス温度が必要以上に高くなることがあれば、
その排ガス温度を排ガス温度測定器21で検出するととも
に、制御器を介して希釈空気導入弁19を開くことによ
り、管20より圧送空気を排ガス通路7内に導入して所望
の温度に調節することができる。従って、触媒燃焼装置
15が設置され、その触媒燃焼装置15における触媒17は通
過ガス温度が所定の温度内に制御されるので、触媒17の
性能劣化を防止することができ効率の良い排ガス処理が
行えると同時に、上記段落番号〔0018〕の作用効果
を享受することができる。
【0021】また、本発明に係る銅の縦型溶解炉におけ
る排ガス処理システムでは、触媒燃焼装置15に加えて、
図1に二点鎖線で示すように排熱回収装置9と熱交換器
13との間の燃焼空気管路12中に蓄熱装置22を設置しても
よい。この蓄熱装置22は、詳細を図示省略するが、ハウ
ジング内に蓄熱体としてセラミックボールを収容したも
のである。
【0022】上記のように構成した銅の縦型溶解炉1で
は、蓄熱装置22を設置しているので、縦型溶解炉1から
の排ガス温度が大きく変動するようなことがあって、排
熱回収装置9を介して予熱される燃焼空気の予熱温度が
大きく変動しても、燃焼空気を前記蓄熱装置22を通過さ
せることで、蓄熱体による吸熱及び放熱の作用により燃
焼空気の温度変動を小さく、且つ、所望の温度にするこ
とができるので、その後に、この燃焼空気により熱交換
器13を介して加熱燃料であるブタン、プロパン等のLP
ガスを予熱する際に、その予熱温度を、加熱燃料である
ブタン、プロパン等のLPガスが炭化を起こすことの無
い 400℃以下の温度で予熱することができ、これによ
り、熱交換器伝熱面への炭化生成物質の付着、溶解バー
ナ3のノズル等の詰まり等の懸念が解消される。と同時
に上記段落番号〔0018〕あるいは段落番号〔002
0〕の作用効果を享受することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る銅の
縦型溶解炉における排ガス処理システムによれば、触媒
燃焼装置の前段に昇温のための燃焼装置を設けること無
く触媒燃焼装置の触媒により排ガス中に含まれているオ
イルミストを燃焼(酸化)して二酸化炭素、水蒸気等に
分解でき、これによりオイルミストが排熱回収装置の伝
熱管に付着することがなくなり、またダストの付着も少
なくなることから排熱回収装置の熱回収効率を従来より
も高くすることができるとともに、排熱回収装置のメン
テナンスの周期も長くできる。また、オイルミストが無
くなることで集塵装置も乾式の集塵装置が使用し易くな
り、全体としてコストの低減を図ることができる。
【0024】また更に、排ガス中に還元雰囲気による未
燃焼のCO、H2や、被覆材等の燃焼で発生する有害ガス等
が含まれていても、これらも触媒燃焼装置の触媒により
燃焼(酸化)されて二酸化炭素、水蒸気などに分解する
ことができ、特に近年環境問題となっているダイオキシ
ンなどの有機系有害物質についても、万一排ガス中に含
まれるようなことがあっても、同様に触媒により燃焼
(酸化)されて二酸化炭素、水蒸気などに分解すること
ができるので、環境問題を懸念することなく排ガスを大
気中に放出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る銅の縦型溶解炉における排ガス処
理システムの概要図である。
【図2】従来の銅の縦型溶解炉における排ガス処理シス
テムの概要図である。
【符号の説明】
1:縦型溶解炉 2:炉本体
3:溶解バーナ 4:溶湯流出口 5:溶解原料投入口
6:排ガスフード 7:排ガス通路 8:煙突
9:排熱回収装置 10:集塵装置 11:排ガス誘引ブロア 1
2:燃焼空気管路 13:熱交換器 14:炉内圧制御ダンパー 1
5:触媒燃焼装置 16:ハウジング 17:触媒 1
8:排ガス温度制御装置 19:希釈空気導入弁 20:導入管 2
1:排ガス温度測定器 22:蓄熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹本 克己 兵庫県神戸市灘区岩屋北町4丁目3番16号 神鋼メックス株式会社内 (72)発明者 堀井 雄二 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 浅野 政則 神奈川県秦野市平沢65番地 株式会社神戸 製鋼所秦野工場内 Fターム(参考) 4K001 AA09 BA23 GA01 GB09 GB10 GB11 4K056 AA05 BA01 CA04 DA22 DA27 DB02 DB12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅の縦型溶解炉の上部に設けられた排ガ
    スフードから排ガス誘引ブロアまでの排ガス通路中に排
    熱回収装置と集塵装置を備え、更に前記排熱回収装置に
    接続して燃焼空気管路とその燃焼空気管路中に燃焼空気
    と燃料との熱交換器を備えてなるとともに、前記排熱回
    収装置の上流側の排ガス通路中に触媒燃焼装置が設置さ
    れてなることを特徴とする銅の縦型溶解炉における排ガ
    ス処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の銅の縦型溶解炉における
    排ガス処理システムにおいて、触媒燃焼装置の上流側の
    排ガス通路中に排ガス温度制御装置が設置されてなる銅
    の縦型溶解炉における排ガス処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の銅の縦型溶解炉に
    おける排ガス処理システムにおいて、排熱回収装置と熱
    交換器との間の燃焼空気管路中に蓄熱装置が設置されて
    なる銅の縦型溶解炉における排ガス処理システム。
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