JP2001199134A - 印刷制御装置および印刷制御方法および記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置および印刷制御方法および記憶媒体

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JP2001199134A
JP2001199134A JP2000011715A JP2000011715A JP2001199134A JP 2001199134 A JP2001199134 A JP 2001199134A JP 2000011715 A JP2000011715 A JP 2000011715A JP 2000011715 A JP2000011715 A JP 2000011715A JP 2001199134 A JP2001199134 A JP 2001199134A
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JP2000011715A
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Naohiro Yoshikawa
直廣 吉川
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Canon Inc
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置を余り使わない時間帯にはタイムア
ウト時間を短く設定しておき、印刷処理終了後に短時間
で省電力モードに移行することで省エネルギー効果の向
上を両立することである。 【解決手段】 入力・表示部304から複数の所定時間
および各所定時間を有効とすべき時刻を設定し、タイマ
306により計時される時刻に基づき設定された時刻か
ら異なる各所定時間の経過状態を検出する毎に、制御部
302は異なるタイミングでスタンバイモードから省電
力モードへの切り換えを制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷可能な状態で
印刷すべき印刷データを受信待ちとするスタンバイモー
ドと、前記スタンバイモードの状態で、所定時間が経過
しても前記印刷データを受信しない場合に、印刷処理に
必要な電力負荷に対する電力供給状態を省電力モードに
切り換え制御する印刷制御装置および印刷制御方法およ
び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置、例えばレーザビームプ
リンタ(以下LBPと称する)には、一般に印刷データ
が到着するのを待っている時に複数のモードが用意され
ている。
【0003】その1つにLBPがデータを受信すると、
直ちに印刷処理を開始できるような準備が整った状態を
維持しているモードがある。以下、これをスタンバイモ
ードと称する。
【0004】そして、別の一つのモードは、LBPは印
刷データを受信しても、直ちに印刷処理を開始できると
は限らないが、LBPの消費電力を抑制するようにLB
P内部が制御された状態を維持しているモードである。
以下、これを省電力モードと称する。
【0005】このようなスタンバイモードと省電力モー
ドにおいて、LBP内部の動作状況がどのように変化す
るかについては後述する。
【0006】一般に、スタンバイモードにあるLBPが
印刷データを受信しない状態が一定時間継続すると、L
BPの制御部は省電力モードに移行させる。この制御動
作について図5を参照して説明する。
【0007】図5は、従来の印刷制御装置の構成を説明
する概略ブロック図である。
【0008】図5において、101はLBPである。1
02はコントローラで、LBP101全体の動作を制御
するためのROM,RAMを含むマイクロプロセッサシ
ステムを備えている。なお、図示しないホストコンピュ
ータからの印刷データを受信するインタフェース部もコ
ントローラ102内に備えられるものとする。
【0009】コントローラ102はマイクロプロセッサ
システムの記憶手段に記憶された制御手順(プログラ
ム)に従ってLBP101の動作を制御する。
【0010】103はプリントエンジンで、コントロー
ラ102の制御手順に従って動作する。その主な役割は
用紙上に永久可視画像を形成することである。なお、プ
リンタエンジン103は、後述する定着器を備えてお
り、コントローラ102の実行する制御手順に従って機
能する。
【0011】なお、コントローラ102とプリントエン
ジン103はバス104で結ばれており、コントローラ
102はバス104を介してプリントエンジン103に
制御信号や画像信号を送り、プリントエンジン103の
状態情報を取得する。
【0012】続いて、スタンバイモードにあるLBPが
印刷データを送信されない状態が一定時間継続すると省
電力モードに移行する処理について図6に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0013】図6は、この種の印刷制御装置におけるデ
ータ処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、s201〜s209は各ステップを示す。
【0014】LBPに電源が投入されるなどして稼動し
始めると、コントローラ102は、印刷データを送信さ
れない状態の継続時間を計測するカウンタを初期化する
(s201)。
【0015】続いて、コントローラ102は、印刷デー
タを受信したかどうかを調べ(s202)、印刷データ
を受信していないと判断した場合には、現在設定されて
いるモードを調べる(s203)。
【0016】なお、モードにはLBP101がデータを
受信すると直ちに印刷処理を開始できるような準備が整
った状態を維持しているスタンバイモードと、LBP1
01は印刷データを受信しても直ちに印刷処理を開始で
きるとは限らないが、LBP101の消費電力を抑制す
るようにLBP内部が制御された状態を維持している省
電力モードがあるものとする。
【0017】ステップs203で、現在のモードが省電
力モードであったと判断した場合は、ステップs202
へ戻り、印刷データの受信待ちとなる。
【0018】一方、ステップs203で、現在のモード
がスタンバイモードであったと判断した場合は、印刷デ
ータが送信されない状態の継続時間を計測するカウンタ
をインクリメントする(s204)。
【0019】続いて、印刷データが送信されない状態の
継続時間を計測するカウンタの値から所定の時間が経過
したかどうかを調べ(s205)、経過していると判断
した場合は、省電力モードに移行させ(s206)、続
いて、ステップs202へ行き、印刷データを受信した
かを調べる。
【0020】なお、ステップs206のスタンバイモー
ドにある印刷装置101を省電力モードに移行させる処
理は、例えばLBP101のコントローラ102がプリ
ントエンジン103に対して定着器ヘの通電を遮断(あ
るいは抑制)する処理である。
【0021】前記所定の時間は、従来のLBPではただ
1つの値が機能するようになっており、その数値はLB
Pの利用者が決定できるようになっていることが多かっ
た。この値はコントローラ102内のメモリ等の記憶手
段に記憶される。
【0022】一方、ステップs205において、所定の
時間が経過していなかったと判断した場合は、ステップ
s202へ行き、印刷データを受信したかを調べる。
【0023】そして、ステップs202において、印刷
データを受信していたら現在のモードを調べ(s20
7)、省電力モードであったと判断した場合は、モード
をスタンバイモードに移行する(s208)が、この処
理は、例えばLBP101のコントローラ102がプリ
ントエンジン103に対して定着器への通電を開始して
使用可能な状態に復帰させる処理である。
【0024】一方、ステップs207において、現在の
モードがスタンバイモードであったと判断した場合は、
ステップs209へ進み、受信した印刷データに従って
印刷処理を実行するが、この印刷処理とは、より具体的
には印刷すべき画像をコントローラ102がコントロー
ラ102内のメモリ上に生成し、当該画像をバス104
を介してプリントエンジン103へ送信し、併せてコン
トローラ102がプリントエンジン103の動作を適切
に制御しつつ、用紙上に永久可視画像を生成することで
ある。
【0025】このようにして印刷処理が終了すると、ス
テップs201へ行き、印刷データが送信されない状態
の継続時間を計測するカウンタを初期化し、続いてすで
に説明した処理を繰り返す。
【0026】続いて、LBP101に省電力モードが用
意されている理由について説明する。
【0027】LBPでは、電子写真技術、すなわち、レ
ーザビーム等によって感光体上に形成した静電潜像に帯
電させたトナーを吸着させ、これを用紙上に転写した
後、圧力と熱を加えてトナーを溶融させて用紙上に定着
させる技術を応用している。以上の処理はLBP101
のコントローラ102の制御手順に従って、プリントエ
ンジン103内で行われる。
【0028】この定着処理を行う部分を定着器と称する
が、定着器の定着方式には加圧ローラを電気ヒータで熱
して使用するローラ定着方式や、筒状の薄い定着フィル
ムに内装したヒータを使用するフィルム定着方式があ
る。
【0029】このうち、ローラ定着方式は熱容量のある
加圧ローラを熱し、これを用紙に押し付けて定着させる
ので温度特性が安定している。そのため、高速LBPや
カラーLBPで使われることが多いが、ローラを通常温
度(例えば室温)から定着に必要な温度(以下定着温度
と称する)まで暖めるのにある程度の時間がかかるため
コールドスタート時にウォームアップ時間が必要だった
り、スタンバイモード時にも一定の温度を維持するため
に電気ヒータで暖めておく必要がある。
【0030】このようにスタンバイモード時に維持して
おくべき温度について、図7を参照して説明する。
【0031】図7は、図5に示したプリンタエンジン1
03内のローラ定着器の昇温特性(あるローラ定着器に
電気エネルギーを供給した時の定着器表面温度と経過時
間の特性)を示す図であり、縦軸602が定着器の表面
温度を示し、横軸601が時間を示す。
【0032】図において、603は特性曲線で、このロ
ーラ定着器は室温T0に置かれていることが分かる。6
04は定着に必要な温度Tを縦軸602上で表すポイン
トである。この温度Tと特性曲線603から、この定着
器は室温T0から定着に必要な温度Tまで表面温度を上
昇させるのに、時間Pが必要であることが分かる。
【0033】一方、図7において、時間RはLBP10
1のプリントエンジン103が用紙を格納したカセット
等から給紙を開始してから、用紙が定着器に至るまでの
時間を表すとする。するとLBP101は時間R以内に
定着器の表面温度を定着温度Tに至らせることが出来る
温度T1に、あらかじめ定着器の表面温度を制御してお
く必要があることが分かる。
【0034】つまり、ローラ定着方式を用いるLBP1
01ではスタンバイモード時にも定着器の表面温度をT
1に保温しておくだけの電気エネルギーを定着器で消費
し続けなければらない。
【0035】一方、フィルム定着方式は通常温度から定
着温度まで暖めるのに必要な時間が、ローラ定着方式に
比べて短くて済むという特長を持っているが、用紙の搬
送時間(図7のRに相当する時間)が短い場合にはスタ
ンバイモード時に電気ヒータで暖めておく必要がある場
合もある。しかしそのために必要な電力はローラ定着方
式に比べて小さい。
【0036】以上説明したように、電子写真技術を応用
するLBP101ではスタンバイモード時にも定着器を
一定温度に保っておく必要があり、このようにしておく
ことでLBPの利用者が印刷データを送信すると、LB
P101は最短時間で印刷処理を開始できるため印刷時
間が最短で済み、利便性が高まる。
【0037】しかし、その一方でスタンバイモードで印
刷データが送信されてくるのを待っている時間に定着器
を保温しておくための電力消費が無駄となってしまうと
いう問題が生じる。
【0038】そこで、図6のフローチャートを参照して
説明したような制御手順に従って、スタンバイモードで
一定時間印刷データが送られてこないと省電力モードに
移行し、定着器を保温しておく電力を遮断あるいは抑制
してLBP101の消費電力量を削減する機能が備えら
れているのである。
【0039】続いて、スタンバイモードと省電力モード
においてLBP101内部の動作状況がどのように変化
するかについて説明する。
【0040】すでに説明したようにスタンバイモード時
には、印刷データ受信後、直ちに印刷処理を開始できる
よう定着器に通電して保温しているが、省電力モードに
移行すると、電力消費量の多い定着器への電力供給を遮
断または抑制するのが一般的である。
【0041】その他にも、例えばLBPの操作パネルの
表示器(液晶ディスプレイ)の表示や灯火類(発光ダイ
オード)を消したり、コントローラ102を構成するマ
イクロプロセッサシステムの電子回路の動作を部分的に
停止あるいは抑制させたり、LBP内部に空気を循環さ
せるためのファンの回転数を制御することもある。
【0042】以上説明したように、電子写真技術を応用
したLBPでは熱を使った定着処理が必要で、利用者の
利便性を確保するためにはスタンバイモード時には定着
器を一定温度に保っておくための電力を消費し続ける必
要があるが、その一方で消費電力を抑制するためには一
定時間プリント需要が無かったら省電力モードに移行す
る機能が必須である。
【0043】一般的に省電力モードに移行するまでの時
間はユーザが選択的に決定できるようになっており、消
費電力を抑えようとする場合には省電力モードに移行す
るまでの時間を短く設定すればよいことになる。
【0044】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LBP
が一旦省電力モードに移行すると、スタンバイモードに
移行するまでにある程度の時間が必要となる。再度、図
7を参照して説明する。スタンバイモード時には定着器
は温度T1に保温されていることはすでに説明した。こ
のLBPが省電力モードに移行すると、定着器を保温す
るための通電が遮断されるとする。
【0045】すると、ある程度の時間が経過した後に、
定着器の温度は室温T0まで低下する。その後、利用者
が印刷データをLBPに送信すると、図6において説明
した手順のステップs202、ステップs207、ステ
ップs208といった処理手順を経てLBPがスタンバ
イモードに移行するが、これには少なくとも図7の(P
−R)だけの時間が必要で、利用者はスタンバイモード
時に比べると(P−R)だけの時間、余計に待たされる
ことになる。
【0046】更に、プリンタエンジンがカラーLBP対
応になると、電源投入時や省電力モードからスタンバイ
モードに移行するのに必要な時間は、定着器の温度が上
昇する時間だけにとどまらない。
【0047】例えばカラーLBPは一般にイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーを使って各色
を表現するが、安定した色を再現させるためにはイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラック各々の色再現が安定し
ている必要がある。そのため定着を始めとする電子写真
プロセスに対して、モノクロ以上の安定度が要求され
る。
【0048】そのため、コールドスタート時や省電力モ
ードからスタンバイモードに復帰する時に定着器の温度
が上昇して雰囲気温度等が安定した後に試験的にトナー
を使って静電潜像を形成し、これをセンサで読み取って
濃度を補正するキャリブレーションや、その他モノクロ
プリンタでは行わない処理を実施する場合が多い。
【0049】このような処理は安定したカラー印刷品質
を確保するためには必要不可欠な処理であるが、利用者
にとっては待ち時間が長くなるという問題点があった。
【0050】この待ち時間を少なくするために省電力モ
ードに移行するまでの時間を長く設定したり、あるいは
省電力モードに移行しないと設定すると、実際にプリン
ト需要の下がる夜間に無駄な電力を消費することになる
という問題点があった。
【0051】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、複数の所定時間およ
び各所定時間を有効とすべき時刻を設定し、計時される
時刻に基づき設定された時刻から異なる各所定時間の経
過状態を検出する毎に、異なるタイミングでスタンバイ
モードから省電力モードへの切り換えを制御することに
より、印刷データをウォームアップすること無く印刷処
理することで利用者に対して高い利便性を提供でき、さ
らに印刷装置を余り使わない時間帯にはタイムアウト時
間とすべき所定時間を短く設定しておき、印刷処理終了
後に短時間で省電力モードに移行することで省エネルギ
ー効果の向上を両立することができるとともに、曜日ご
とに、あるいは暦に応じて異なるタイムアウト時間とす
べき所定時間を設定することにより、定休日などで印刷
装置を余り使わない日のタイムアウト時間とすべき所定
時間を、それ以外の日に対して短く設定して、利便性の
向上と省エネルギー効果の向上を両立させることができ
る印刷制御装置および印刷制御方法および記憶媒体を提
供することである。
【0052】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、印刷可能な状態で印刷すべき印刷データを受信待ち
とするスタンバイモードと、前記スタンバイモードの状
態で、所定時間が経過しても前記印刷データを受信しな
い場合に、印刷処理に必要な電力負荷に対する電力供給
状態を省電力モードに切り換え制御する印刷制御装置で
あって、複数の所定時間および各所定時間を有効とすべ
き時刻を設定する設定手段(例えば図1に示す入力・表
示部304)と、時刻を計時する計時手段(例えば図1
に示すタイマ306)と、前記計時手段により計時され
る時刻に基づき、前記設定手段により設定された時刻か
ら異なる各所定時間の経過状態を検出する検出手段(例
えば図1に示す制御部302)と、前記検出手段により
各所定時間の経過を検出する毎に、異なるタイミングで
前記スタンバイモードから前記省電力モードへの切り換
えを制御する制御手段(例えば図1に示す制御部30
2)とを有するものである。
【0053】本発明に係る第2の発明は、前記設定手段
は、各所定時間を有効とすべき時刻として年月日デー
タ,曜日データを含めて設定可能とするものである。
【0054】本発明に係る第3の発明は、印刷可能な状
態で印刷すべき印刷データを受信待ちとするスタンバイ
モードと、前記スタンバイモードの状態で、所定時間が
経過しても前記印刷データを受信しない場合に、印刷処
理に必要な電力負荷に対する電力供給状態を省電力モー
ドに切り換え制御する印刷制御装置における印刷制御方
法であって、複数の所定時間および各所定時間を有効と
すべき時刻を設定する設定工程(図2に示すステップs
401〜s408)と、時刻を計時する計時工程(図3
に示すステップs501)と、前記計時工程により計時
される時刻に基づき、前記設定工程により設定された時
刻から異なる各所定時間の経過状態を検出する検出工程
(図3に示すステップs502〜s505とステップs
508)と、前記検出工程により各所定時間の経過を検
出する毎に、異なるタイミングで前記スタンバイモード
から前記省電力モードへの切り換えを制御する制御工程
(図3に示すステップs509)とを有するものであ
る。
【0055】本発明に係る第4の発明は、前記設定工程
は、各所定時間を有効とすべき時刻として年月日デー
タ,曜日データを含めて設定可能とするものである。
【0056】本発明に係る第5の発明は、印刷可能な状
態で印刷すべき印刷データを受信待ちとするスタンバイ
モードと、前記スタンバイモードの状態で、所定時間が
経過しても前記印刷データを受信しない場合に、印刷処
理に必要な電力負荷に対する電力供給状態を省電力モー
ドに切り換え制御する印刷制御装置に、複数の所定時間
および各所定時間を有効とすべき時刻を設定する設定工
程(図2に示すステップs401〜s408)と、時刻
を計時する計時工程(図3に示すステップs501)
と、前記計時工程により計時される時刻に基づき、前記
設定工程により設定された時刻から異なる各所定時間の
経過状態を検出する検出工程(図3に示すステップs5
02〜s505とステップs508)と、前記検出工程
により各所定時間の経過を検出する毎に、異なるタイミ
ングで前記スタンバイモードから前記省電力モードへの
切り換えを制御する制御工程(図3に示すステップs5
09)とを実行させるためのプログラムをコンピュータ
が読み取り可能な記憶媒体に記録したものである。
【0057】本発明に係る第6の発明は、前記設定工程
は、各所定時間を有効とすべき時刻として年月日デー
タ,曜日データを含めて設定可能とするものである。
【0058】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示す印刷制御装置の構成を説明するブ
ロック図である。
【0059】図において、301は印刷装置であり、本
実施形態においては、LBPで構成されているものとす
る。また、印刷装置301は印刷データの到着にともな
い直ちに印刷処理を開始できるスタンバイモードと、直
ちに印刷処理を開始は出来ないが消費電力量が少ない省
電力モードを備えるものとする。
【0060】302は図示しないROM,RAM,MP
Uを含むマイクロプロセッサシステムからなる制御部
で、印刷装置301は前記制御部302の実行する制御
手順に従って動作する。303は描画部で、印刷装置3
01が用紙上に描画すべき可視画像を、制御部302が
備える図示しないメモリ内に描く。
【0061】304は入力・表示部で、より具体的には
液晶ディスプレイと複数の操作ボタンなどから構成され
るもので、いわゆるオペレーションパネルである。以下
ではパネルと称する。305はインタフェースで、印刷
装置301と接続する図示しない計算機装置から送信さ
れる印刷データを受信したり、逆に計算機装置にステー
タス情報等を送信する。
【0062】306はいわゆる時計の機能を備えるタイ
マである。307はエンジンインタフェースで、プリン
トエンジン308の動作と制御部302が発する制御情
報などを仲介する。308はプリントエンジンである。
【0063】なお、上記制御部302、描画部303、
入力・表示部304、インタフェース305、タイマ3
06、エンジンインタフェース307はバス309を介
して接続されている。
【0064】続いて、一日を任意の時間で昼間と夜間の
二つの時間帯に分け、各々について異なるタイムアウト
時間を設定する処理を、図2に示すフローチャートを参
照して説明する。
【0065】はじめに複数の経過時間を設定する処理に
ついて説明する。一般にLBPを含む印刷装置はオンラ
イン状態とオフライン状態を持っている。オンライン状
態は計算機装置と通信しながら印刷処理を実行するため
の状態であり、オフライン状態は、例えばパネルを操作
して印刷装置に各種の設定を行ったりするための状態で
ある。
【0066】なお、以下に説明する処理は、オフライン
状態で行われる処理である。また、本処理に先行して、
印刷装置301のタイマ306は時計として機能するよ
う時刻設定等はなされているものとする。
【0067】図2は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、s401〜s408は各ステップを示す。
【0068】先ず、印刷装置301の利用者がパネルを
操作して、一日を任意の時間で昼間と夜間の二つの時間
帯に分け、各々について異なるタイムアウト時間を設定
する処理を開始すると、制御部302はパネル304に
昼間の開始時刻を入力するようメッセージを表示する
(s401)。
【0069】印刷装置301の利用者がパネル304の
表示を見て、パネル304上に設けられたキーなどの入
力手段を操作して昼間の開始時刻を入力すると、制御部
302は入力された昼間の開始時刻を読み取り、制御部
302内のメモリ上に確保される所定の領域に記憶する
(s402)。
【0070】なお、この所定の領域とは制御部302内
の図示しないメモリ等の記憶手段内の領域であり、印刷
装置301の電源が遮断されても、次回起動時に設定事
項が機能するためには不揮発性の記憶手段、たとえばハ
ードディスクやNVRAMに記憶される必要がある。以
下の手順においても同様である。
【0071】続いて、印刷装置301の制御部302は
パネル304上に昼間のタイムアウト時間を入力するよ
うメッセージを表示する(s403)。
【0072】そして、印刷装置301の利用者がパネル
304の表示を見て、パネル304上に設けられたキー
などの入力手段を操作して昼間のタイムアウト時間を入
力すると、制御部302は入力された昼間のタイムアウ
ト時間を読み取り、上記所定の領域に記憶する(s40
4)。
【0073】続いて、印刷装置301の制御部302
は、パネル304に夜間の開始時刻を入力するようメッ
セージを表示する(s405)。
【0074】そして、印刷装置301の利用者がパネル
304の表示を見て、パネル304上に設けられたキー
などの入力手段を操作して夜間の開始時刻を入力する
と、制御部302は入力された夜間の開始時刻を読み取
り、上記の所定の領域に記憶する(s406)。
【0075】続いて、印刷装置301の制御部302は
パネル304に夜間のタイムアウト時間を入力するよう
メッセージを表示する(s407)。
【0076】そして、印刷装置301の利用者がパネル
304の表示を見て、パネル304上に設けられたキー
などの入力手段を操作して夜間のタイムアウト時間を入
力すると、制御部302は入力された夜間のタイムアウ
ト時間を読み取り、上記の所定の領域に記憶して(s4
08)、処理を終了する。これにより、1日を任意の時
刻で昼間と夜間の二つの時間帯に分け、各々について異
なるタイムアウト時間の設定処理が完了する。
【0077】以上の処理により、一日24時間を昼間と
夜間に分け、それぞれに対してどれだけの時間印刷デー
タが送信されなかったらスタンバイモードから省電力モ
ードに移行するかが設定される。
【0078】これらの設定により、例えば昼間の8時3
0分からタイムアウト時間を60分とし、夜間の18時
00分からタイムアウト時間を5分とするといった情報
が所定の領域に記憶されることになる。
【0079】続いて、印刷装置301が印刷処理を終了
後、その時刻に応じて一定時間(タイムアウト時問)経
過後にスタンバイモードから省電力モードに移行する処
理について、図3に示すフローチャートを参照して説明
する。
【0080】図3は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、s501〜s512は各ステップを示す。
【0081】先ず、印刷装置301に電源が投入される
などして稼動し始めると制御部302はタイマ306か
ら現在の時刻情報を読み込む(s501)。
【0082】続いて、ステップs501で読み込んだ時
刻が昼間の時間帯に属するかを調べる(s502)が、
これには図2に示したフローチャートのステップs40
2とステップs406で所定の領域に記憶しておいた昼
間と夜間の時間帯の開始時刻と、ステップs501で読
み込んだ現在の時刻情報を比較して行う。
【0083】そして、ステップs502において、現在
時刻が昼間の時間帯に属するならば、タイムアウト時間
すなわちスタンバイモードで印刷データが送られないま
ま経過した時に省電力モードに移行する時間を、図2に
示したフローチャートのステップs404で所定の領域
に記憶した時間情報(時間帯)に基づく昼間のタイムア
ウト時間とをタイムアウト時間とする(s503)。
【0084】一方、ステップs502において、現在時
刻が夜間の時間帯に属するならば、タイムアウト時間を
図2に示したフローチャートのステップs408で所定
の領域に記憶した夜間のタイムアウト時間をタイムアウ
ト時間とする(s504)。
【0085】続いて、タイムアウト時間が経過するのを
計測するための初期化処理を実行する(s505)が、
本実施形態においてはタイマ306から現在の時刻情報
を読み出し、これにステップs503あるいはステップ
s504で決定したタイムアウト時間を加算して得られ
るタイムアウト時刻を所定の領域に記憶しておく処理と
する。
【0086】続いて、印刷データを受信したかを調べ
(s506)、印刷データを受信していないと判断した
場合は、現在のモードを調べ(s507)、現在のモー
ドがすでに省電力モードであったと判断した場合は、ス
テップs506へ行き、印刷データが受信されるのを待
つ。
【0087】一方、ステップ(s507)において、現
在のモードがスタンバイモードであったと判断した場合
は、タイムアウト時間が経過したかを調べる(s50
8)。
【0088】なお、本実施形態においては、まずタイマ
306から現在の時刻情報を読み出し、続いて、ステッ
プ(s505)のタイムアウト時間計測の初期化処理時
に所定の領域に記憶させておいたタイムアウト時刻を比
較することで実現するものとする。
【0089】上記ステップ(s508)において、タイ
ムアウト時間が経過していなかったと判定した場合は、
ステップ(s506)ヘ行き、印刷データが受信される
のを待つ。
【0090】一方、ステップ(s508)において、タ
イムアウト時間が経過していたら印刷装置301を省電
力モードに移行させ(s509)、続いて、ステップ
(s506)へ行き、印刷データが受信されるのを待
つ。
【0091】なお、ステップ(s509)のスタンバイ
モードにある印刷装置301を省電力モードに移行させ
る処理は、例えば印刷装置301の制御部302がエン
ジンインタフェース307を介してプリントエンジン3
08に対して定着器への通電を遮断(あるいは抑制)す
る制御を実行したり、パネル304の表示やLEDイン
ジケータを消灯する制御を実行する処理である。
【0092】一方、ステップ(s506)において、印
刷データを受信していたら現在のモードを調べ(s51
0)、省電力モードであったと判断した場合は、スタン
バイモードにする(s511)が、この処理は例えば印
刷装置301の制御部302がエンジンインタフェース
307を介してプリントエンジン308に対して定着器
への通電を開始する制御を実行して使用可能な状態に復
帰させたり、パネル304の表示やLEDインジケータ
の点灯を再開させる制御を実行する処理である。
【0093】一方、ステップ(s510)において、印
刷装置301がスタンバイモードであったと判断した場
合は、ステップ(s512)へ行き、受信した印刷デー
タに従って印刷処理を実行するが、この印刷処理とは、
より具体的には制御部302の制御に従って、印刷すべ
き画像を描画部303が制御部302内の図示しないメ
モリ内に生成し、当該画像をバス309、エンジンイン
タフェース307を介してプリントエンジン308へ送
信し、併せて制御部302がプリントエンジン308の
動作を適切に制御しつつ、用紙上に永久可視画像を生成
することである。
【0094】このようにして印刷処理が終了すると、ス
テップ(s501)へ行き、現在時刻を読み込んでタイ
ムアウト時間を設定する処理を繰り返す。
【0095】〔第2実施形態〕上記第1実施形態におい
ては、日時として、1日を単位としてタイムアウト時間
を設定する場合について説明したが、タイムアウト時間
は、年月日や曜日等を考慮して設定できるように構成し
てもよい。以下、その実施形態について説明する。本実
施形態の印刷装置は図1に示した印刷装置と同様のブロ
ック図に示された構成で実現可能であり、ハード構成に
ついての詳細な説明を省略する。ただしタイマ306に
は年月日・曜日を報知する機能が備わっているものとす
る。
【0096】続いて、年月日・曜日によって異なるタイ
ムアウト時間を設定する処理について説明する。
【0097】この処理は第1実施形態で、図2に示した
フローチャートを参照して説明した、一日を昼間と夜間
の二つの時間帯に分けて、各々に対してタイムアウト時
間を設定する処理を、年月日・曜日に拡張するものであ
り、その時行うべき処理は自明なので詳細な説明を省略
する。
【0098】続いて、印刷装置301が印刷処理を終了
後、その年月日・曜日に応じて一定時間(タイムアウト
時間)経過後にスタンバイモードから省電力モードに移
行する処理について説明する。
【0099】この処理は、第1実施形態で図3を参照し
て説明した印刷を終了した時刻に応じてタイムアウト時
間経過後にスタンバイモードから省電力モードに移行す
る処理とほば同様である。
【0100】ただし、第1実施形態において、図3を参
照して説明した処理は、1日を昼間と夜間の二つの時間
帯に分て、各々に対してあらかじめ定めてあったタイム
アウト時間を、印刷終了時刻に基づいて選択し、その後
当該タイムアウト時間を経過した場合に動作モードをス
タンバイモードから省電力モードに変更するという処理
であった。
【0101】一方、本実施形態の印刷装置では、図3に
示したステップs501、ステップs502、ステップ
s503、ステップs504の処理が異なる。
【0102】すなわち、第1実施形態では、ステップ
(s501)において、現在の時刻を読み込み、ステッ
プ(s502)において、読み込んだ時刻が昼間の時間
帯に属するかを調べ、昼間の時間帯に属していれば、ス
テップ(s503)において、昼間のタイムアウト時間
をタイムアウト時間として選択し、昼間の時間帯に属し
ていなければステップ(s504)において夜間のタイ
ムアウト時間をタイムアウト時間として選択して動作し
たが、本実施形態においては、ステップ(s501)で
年月日・曜日情報を読み込み、ステップ(s502)お
よびステップ(s503)、ステップ(s504)に相
当する手順で、読み込んだ年月日・曜日情報に基づい
て、それぞれに対して予め設定されていたタイムアウト
時間をタイムアウト時間として選択して動作するという
点が、第1実施形態で図3を参照して説明した処理と異
なる。
【0103】他の処理手順については第1実施形態にお
いて、図3を参照して説明した各処理と同様なので、詳
しい説明を省略する。
【0104】以上説明した第1,第2実施形態では、印
刷データが受信されるのを制御部302が実行する制御
手順として説明したが、実際の印刷装置では印刷データ
が受信されるのをハードウエアを応用して監視してお
き、マイクロプロセッサシステムは印刷データが受信さ
れたら発生する割り込み信号を受けて印刷データが受信
された後の処理を実行することが多いが、制御部302
がそのような構成になっていたとしても本発明は有効で
ある。
【0105】また、第1,第2実施形態では、印刷デー
タを処理し終えた時刻を基準としてタイムアウト時間を
決定していたが、印刷データを処理する時間内のいずれ
かの時刻であっても本発明は有効である。
【0106】さらに、第1,第2実施形態では、印刷装
置301にもうけられたパネル304を操作して種々の
設定を行う例を説明したが、印刷装置301がインタフ
ェース305を介して接続する計算機装置等から遠隔操
作で同様の設定を行ったとする構成としてもよい。
【0107】また、第1,第2実施形態では、スタンバ
イモードと省電力モードという二つのモードを備える印
刷装置を例にとって説明したが、印刷装置の中には3段
階以上の省電力モードを段階的に制御するものがある
が、そのような印刷装置に対しても本発明を有効に適用
可能であることは自明である。
【0108】上記実施形態によれば、1日を複数の時間
帯に分て、それぞれについて異なるタイムアウト時間を
設定できるようになるので、印刷装置を頻繁に使う時間
帯(例えば昼間)にはタイムアウト時間を長く設定して
おき、印刷データをウォームアップすること無く印刷処
理することで利用者に対して高い利便性を提供でき、さ
らに印刷装置を余り使わない時間帯(例えば夜間)には
タイムアウト時間を短く設定しておき、印刷処理終了後
に短時間で省電力モードに移行することで省エネルギー
効果の向上を両立させられるようになる。
【0109】また、例えば曜日ごとに、あるいは暦に応
じて異なるタイムアウト時間を設定できるようになるの
で、定休日などで印刷装置を余り使わない日のタイムア
ウト時間を、それ以外の日に対して短く設定して、利便
性の向上と省エネルギー効果の向上を両立させられるよ
うになる。
【0110】なお、1日単位によるタイムアウト時間の
長短設定と、曜日毎に、あるいは暦に応じて異なるタイ
ムアウト時間の設定とを組み合わせて実施することも可
能であることは自明である。
【0111】以下、図4に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷制御装置を適用可能な印刷システムで
読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説
明する。
【0112】図4は、本発明に係る印刷制御装置を適用
可能な印刷システムで読み出し可能な各種データ処理プ
ログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する
図である。
【0113】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶される。
【0114】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第6の発明によれば、複数の所定時間および各所定時
間を有効とすべき時刻を設定し、計時される時刻に基づ
き設定された時刻から異なる各所定時間の経過状態を検
出する毎に、異なるタイミングでスタンバイモードから
省電力モードへの切り換えを制御するので、印刷データ
をウォームアップすること無く印刷処理することで利用
者に対して高い利便性を提供でき、さらに印刷装置を余
り使わない時間帯(例えば夜間)にはタイムアウト時間
を短く設定しておき、印刷処理終了後に短時間で省電力
モードに移行することで省エネルギー効果の向上を両立
することができる。
【0115】また、曜日ごとに、あるいは暦に応じて異
なるタイムアウト時間を設定できるようになるので、定
休日などで印刷装置を余り使わない日のタイムアウト時
間を、それ以外の日に対して短く設定して、利便性の向
上と省エネルギー効果の向上を両立させることができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す印刷制御装置の構
成を説明するブロック図である。
【図2】本発明に係る印刷制御装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る印刷制御装置における第2のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る印刷制御装置を適用可能な印刷シ
ステムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格
納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【図5】従来の印刷制御装置の構成を説明する概略ブロ
ック図である。
【図6】この種の印刷制御装置におけるデータ処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図7】図5に示したプリンタエンジン内のローラ定着
器の昇温特性を示す図である。
【符号の説明】
301 印刷装置 302 制御部 303 描画部 304 入力・表示部 305 インタフェース 306 タイマ 307 エンジンインタフェース 308 プリントエンジン 309 バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷可能な状態で印刷すべき印刷データ
    を受信待ちとするスタンバイモードと、前記スタンバイ
    モードの状態で、所定時間が経過しても前記印刷データ
    を受信しない場合に、印刷処理に必要な電力負荷に対す
    る電力供給状態を省電力モードに切り換え制御する印刷
    制御装置であって、 複数の所定時間および各所定時間を有効とすべき時刻を
    設定する設定手段と、 時刻を計時する計時手段と、 前記計時手段により計時される時刻に基づき、前記設定
    手段により設定された時刻から異なる各所定時間の経過
    状態を検出する検出手段と、 前記検出手段により各所定時間の経過を検出する毎に、
    異なるタイミングで前記スタンバイモードから前記省電
    力モードへの切り換えを制御する制御手段と、を有する
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記設定手段は、各所定時間を有効とす
    べき時刻として年月日データ,曜日データを含めて設定
    可能とすることを特徴とする請求項1記載の印刷制御装
    置。
  3. 【請求項3】 印刷可能な状態で印刷すべき印刷データ
    を受信待ちとするスタンバイモードと、前記スタンバイ
    モードの状態で、所定時間が経過しても前記印刷データ
    を受信しない場合に、印刷処理に必要な電力負荷に対す
    る電力供給状態を省電力モードに切り換え制御する印刷
    制御装置における印刷制御方法であって、 複数の所定時間および各所定時間を有効とすべき時刻を
    設定する設定工程と、 時刻を計時する計時工程と、 前記計時工程により計時される時刻に基づき、前記設定
    工程により設定された時刻から異なる各所定時間の経過
    状態を検出する検出工程と、 前記検出工程により各所定時間の経過を検出する毎に、
    異なるタイミングで前記スタンバイモードから前記省電
    力モードへの切り換えを制御する制御工程と、を有する
    ことを特徴とする印刷制御方法。
  4. 【請求項4】 前記設定工程は、各所定時間を有効とす
    べき時刻として年月日データ,曜日データを含めて設定
    可能とすることを特徴とする請求項2記載の印刷制御方
    法。
  5. 【請求項5】 印刷可能な状態で印刷すべき印刷データ
    を受信待ちとするスタンバイモードと、前記スタンバイ
    モードの状態で、所定時間が経過しても前記印刷データ
    を受信しない場合に、印刷処理に必要な電力負荷に対す
    る電力供給状態を省電力モードに切り換え制御する印刷
    制御装置に、 複数の所定時間および各所定時間を有効とすべき時刻を
    設定する設定工程と、 時刻を計時する計時工程と、 前記計時工程により計時される時刻に基づき、前記設定
    工程により設定された時刻から異なる各所定時間の経過
    状態を検出する検出工程と、 前記検出工程により各所定時間の経過を検出する毎に、
    異なるタイミングで前記スタンバイモードから前記省電
    力モードへの切り換えを制御する制御工程とを実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り
    可能な記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記設定工程は、各所定時間を有効とす
    べき時刻として年月日データ,曜日データを含めて設定
    可能とすることを特徴とする請求項5記載の記憶媒体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003039796A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Seiko Epson Corp インクジェット記録装置及びその制御方法
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JP2010503297A (ja) * 2006-09-06 2010-01-28 中国移▲動▼通信集▲団▼公司 省エネ型情報家電ネットワーク及び省エネ制御方法
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