JP2001199100A - サイカラー方式プリンタ - Google Patents
サイカラー方式プリンタInfo
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- JP2001199100A JP2001199100A JP2000012642A JP2000012642A JP2001199100A JP 2001199100 A JP2001199100 A JP 2001199100A JP 2000012642 A JP2000012642 A JP 2000012642A JP 2000012642 A JP2000012642 A JP 2000012642A JP 2001199100 A JP2001199100 A JP 2001199100A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 短時間で印刷することが可能なサイカラー方
式プリンタを提供すること。 【解決手段】 感光性用紙(40)に画像を形成するた
めに露出光を照射可能な露光手段を備えたサイカラー方
式プリンタにおいて、露光手段として1画面分の画像を
一度に露光可能な二次元露光用ディスプレイ(10)を
使用した。
式プリンタを提供すること。 【解決手段】 感光性用紙(40)に画像を形成するた
めに露出光を照射可能な露光手段を備えたサイカラー方
式プリンタにおいて、露光手段として1画面分の画像を
一度に露光可能な二次元露光用ディスプレイ(10)を
使用した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイカラー方式プ
リンタに関し、特に、サイカラーメディアなどの感光性
用紙に画像を形成するための露光手段に関する。
リンタに関し、特に、サイカラーメディアなどの感光性
用紙に画像を形成するための露光手段に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー写真やカラープリントを作成する
方法の1つとして、感光性用紙を露光して絵や文字とい
った画像を形成する方法が知られている。また、感光性
用紙として、サイカラーメディア(以下、単に「メディ
ア」ともいう)と称される感光性用紙が開発されている
(例えば、特開平10−76706号公報参照)。
方法の1つとして、感光性用紙を露光して絵や文字とい
った画像を形成する方法が知られている。また、感光性
用紙として、サイカラーメディア(以下、単に「メディ
ア」ともいう)と称される感光性用紙が開発されている
(例えば、特開平10−76706号公報参照)。
【0003】サイカラーメディアは、各々異なる発色物
質とフォトイニシエータを含んだ3種類(シアン、マゼ
ンダ、イエロー)のマイクロカプセル(サイリス)を感
光材として用いたものである。このサイカラーメディア
は、薄いポリエステルなどの支持体の表面に非常に小さ
なサイリスが無数に備えられた感光材の層がコーティン
グされており、これらに光を当ててサイリスを硬化させ
ることにより特定の色のサイリスのみを活性化したの
ち、圧力をかけてつぶし、現像することにより所定の色
の画像を形成することができるようにしている。
質とフォトイニシエータを含んだ3種類(シアン、マゼ
ンダ、イエロー)のマイクロカプセル(サイリス)を感
光材として用いたものである。このサイカラーメディア
は、薄いポリエステルなどの支持体の表面に非常に小さ
なサイリスが無数に備えられた感光材の層がコーティン
グされており、これらに光を当ててサイリスを硬化させ
ることにより特定の色のサイリスのみを活性化したの
ち、圧力をかけてつぶし、現像することにより所定の色
の画像を形成することができるようにしている。
【0004】以下、このサイカラーメディアに対して印
刷装置(サイカラー方式プリンタ)でカラー印刷する場
合の動作(発色原理)について簡略に説明する。まず、
サイカラーメディアに対し、露光用ヘッドを用いて形成
したい画像にマッチした波長の露出光を照射する。この
露出光によって、露出光の波長と補色の関係となる発色
物質(ルーコダイ)を内部に含んだサイリスが硬化し、
そのサイリスの内部に含まれたルーコダイが不活性化さ
れる。例えば、露出光が赤色光であるとする。この場
合、赤色光の補色はシアン色光であるので、シアンのル
ーコダイを含んだサイリス(以下、「シアンのサイリ
ス」という)が不活性化される。
刷装置(サイカラー方式プリンタ)でカラー印刷する場
合の動作(発色原理)について簡略に説明する。まず、
サイカラーメディアに対し、露光用ヘッドを用いて形成
したい画像にマッチした波長の露出光を照射する。この
露出光によって、露出光の波長と補色の関係となる発色
物質(ルーコダイ)を内部に含んだサイリスが硬化し、
そのサイリスの内部に含まれたルーコダイが不活性化さ
れる。例えば、露出光が赤色光であるとする。この場
合、赤色光の補色はシアン色光であるので、シアンのル
ーコダイを含んだサイリス(以下、「シアンのサイリ
ス」という)が不活性化される。
【0005】露光用ヘッドによって露光された領域は紙
送りローラで紙送り方向(副走査方向)に送られ、次の
領域が露光用ヘッドに対し紙送りされる。一方、露光済
の領域は、露光用ヘッドと共にキャリッジで主走査方向
に動かされる現像ボールによってサイリスが加圧され
る。露出光(赤色光)によって不活性化された以外の活
性状態のサイリス(マゼンダのサイリスとイエローのサ
イリス)は、現像ボールによって加圧されると潰れ、ル
ーコダイが透明なポリエステルに形成された受像層と化
学反応を起こし、所望の色(赤色)に発色する。また、
この発色を促進するために、ヒータによってサイカラー
メディアを加熱し、ほぼ発色が完了した状態で印刷装置
から印刷済のサイカラーメディアを出力できるようにし
ている。
送りローラで紙送り方向(副走査方向)に送られ、次の
領域が露光用ヘッドに対し紙送りされる。一方、露光済
の領域は、露光用ヘッドと共にキャリッジで主走査方向
に動かされる現像ボールによってサイリスが加圧され
る。露出光(赤色光)によって不活性化された以外の活
性状態のサイリス(マゼンダのサイリスとイエローのサ
イリス)は、現像ボールによって加圧されると潰れ、ル
ーコダイが透明なポリエステルに形成された受像層と化
学反応を起こし、所望の色(赤色)に発色する。また、
この発色を促進するために、ヒータによってサイカラー
メディアを加熱し、ほぼ発色が完了した状態で印刷装置
から印刷済のサイカラーメディアを出力できるようにし
ている。
【0006】尚、上述した発色原理から、露出光が赤色
光と緑色光であった場合には、イエロー(黄)色に発色
することが容易に理解できるであろう。
光と緑色光であった場合には、イエロー(黄)色に発色
することが容易に理解できるであろう。
【0007】以下、図3を参照して、このようなサイカ
ラー方式プリンタ用の露光手段として使用される、従来
の露光用ヘッド20の構造について説明する。
ラー方式プリンタ用の露光手段として使用される、従来
の露光用ヘッド20の構造について説明する。
【0008】従来の露光用ヘッド20は、複数個のLE
Dベアチップ21が実装されたアルミ基板22と、この
アルミ基板22を搭載して、このアルミ基板22をガイ
ドレール(シャフト)30に沿って図の矢印Xで示され
る主走査方向に移動させるためのヘッドキャリッジ23
とを備えている。すなわち、この露光用ヘッド20は、
図示しないヘッド送り装置によって、感光性用紙(サイ
カラーメディア)の主走査方向に移動される。ヘッドキ
ャリッジ23は略直方体の形状をしており、樹脂製であ
る。各LEDベアチップ21は、ダイボンディングによ
ってアルミ基板22上に取付けられており、その寸法は
約0.3mm□である。
Dベアチップ21が実装されたアルミ基板22と、この
アルミ基板22を搭載して、このアルミ基板22をガイ
ドレール(シャフト)30に沿って図の矢印Xで示され
る主走査方向に移動させるためのヘッドキャリッジ23
とを備えている。すなわち、この露光用ヘッド20は、
図示しないヘッド送り装置によって、感光性用紙(サイ
カラーメディア)の主走査方向に移動される。ヘッドキ
ャリッジ23は略直方体の形状をしており、樹脂製であ
る。各LEDベアチップ21は、ダイボンディングによ
ってアルミ基板22上に取付けられており、その寸法は
約0.3mm□である。
【0009】尚、露光用ヘッド20は、それに使用され
る発光手段としてLEDを使用しているので、LEDヘ
ッドとも呼ばれる。
る発光手段としてLEDを使用しているので、LEDヘ
ッドとも呼ばれる。
【0010】また、アルミ基板22には、図3に示すよ
うに、フレキシブルプリントケーブル(FPC)24が
接合されており、アルミ基板22はアパーチャ25と一
体でヘッドキャリッジ23上に固定されている。アパー
チャ25には、複数個のLEDベアチップ21とそれぞ
れ対応する位置に複数の絞り25aが設けられている。
うに、フレキシブルプリントケーブル(FPC)24が
接合されており、アルミ基板22はアパーチャ25と一
体でヘッドキャリッジ23上に固定されている。アパー
チャ25には、複数個のLEDベアチップ21とそれぞ
れ対応する位置に複数の絞り25aが設けられている。
【0011】尚、図3に示されるように、半導体光源で
ある複数個のLEDベアチップ21は、アルミ基板22
上に規則正しく配置されている。本例の露光用ヘッド2
0は、サイカラーメディア(図示せず)に対しカラープ
リントが可能なものである。そのため、複数個のLED
ベアチップ21は、3種類のグループに分類される。そ
の1つは赤色(R)のLEDベアチップであり、もう1
つは緑色(G)のLEDベアチップであり、最後の1つ
は青色(B)のLEDベアチップである。
ある複数個のLEDベアチップ21は、アルミ基板22
上に規則正しく配置されている。本例の露光用ヘッド2
0は、サイカラーメディア(図示せず)に対しカラープ
リントが可能なものである。そのため、複数個のLED
ベアチップ21は、3種類のグループに分類される。そ
の1つは赤色(R)のLEDベアチップであり、もう1
つは緑色(G)のLEDベアチップであり、最後の1つ
は青色(B)のLEDベアチップである。
【0012】図4に図3に図示した露光用ヘッド(LE
Dヘッド)20とそれによって露光されるサイカラーメ
ディア40との配置関係を示す。図4に示されるよう
に、LEDヘッド20の露光面(発光面)20aとサイ
カラーメディア40の主面40aとは、互いに接触或い
は近接した状態で、対向配置される。この状態におい
て、LEDヘッド20は、図の矢印Xで示される主走査
方向へ移動する。一方、サイカラーメディア40は、図
示しない紙送り機構によって、図の矢印Yで示される副
走査方向へ移動する。
Dヘッド)20とそれによって露光されるサイカラーメ
ディア40との配置関係を示す。図4に示されるよう
に、LEDヘッド20の露光面(発光面)20aとサイ
カラーメディア40の主面40aとは、互いに接触或い
は近接した状態で、対向配置される。この状態におい
て、LEDヘッド20は、図の矢印Xで示される主走査
方向へ移動する。一方、サイカラーメディア40は、図
示しない紙送り機構によって、図の矢印Yで示される副
走査方向へ移動する。
【0013】とにかく、従来の露光用ヘッド20を使用
して1画面分の画像をサイカラーメディア40に対して
露光するためには、露光用ヘッド20を主走査方向Xに
往復動作し、サイカラーメディア40を副走査方向Yに
移動しながら、多重露光させる必要がある。
して1画面分の画像をサイカラーメディア40に対して
露光するためには、露光用ヘッド20を主走査方向Xに
往復動作し、サイカラーメディア40を副走査方向Yに
移動しながら、多重露光させる必要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のサイカラー方式プリンタは、その露光手段として露光
用ヘッド20を使用しているので、1画面分の画像をサ
イカラーメディア40に対して露光するためには、露光
用ヘッド20の主走査方向Xの往復動作と、サイカラー
メディア40の副走査方向Yへの寸動動作とを繰り返す
必要がある。その結果、1画面分の画像を印刷するの
に、長時間(例えば、約80秒)かかってしまう。
のサイカラー方式プリンタは、その露光手段として露光
用ヘッド20を使用しているので、1画面分の画像をサ
イカラーメディア40に対して露光するためには、露光
用ヘッド20の主走査方向Xの往復動作と、サイカラー
メディア40の副走査方向Yへの寸動動作とを繰り返す
必要がある。その結果、1画面分の画像を印刷するの
に、長時間(例えば、約80秒)かかってしまう。
【0015】したがって、本発明の課題は、短時間で印
刷することが可能なサイカラー方式プリンタを提供する
ことにある。
刷することが可能なサイカラー方式プリンタを提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者は、短時間で印
刷を行うようにするには、露光手段としてどのようなも
のを採用すれば良いのかについて種々検討を重ねた。従
来のサイカラー方式プリンタにおいて印刷に時間がかか
るのは、露出用ヘッド20を主走査方向Xへ往復動作さ
せる必要があるからである。したがって、このような露
光手段の往復動作をなくすことができれば、短時間で印
刷が行える筈である、という結論に本発明者は想到し
た。
刷を行うようにするには、露光手段としてどのようなも
のを採用すれば良いのかについて種々検討を重ねた。従
来のサイカラー方式プリンタにおいて印刷に時間がかか
るのは、露出用ヘッド20を主走査方向Xへ往復動作さ
せる必要があるからである。したがって、このような露
光手段の往復動作をなくすことができれば、短時間で印
刷が行える筈である、という結論に本発明者は想到し
た。
【0017】すなわち、本発明によれば、感光性用紙に
画像を形成するために露出光を照射可能な露光手段を備
えたサイカラー方式プリンタにおいて、露光手段として
1画面分の画像を一度に露光可能な二次元露光用ディス
プレイを使用したことを特徴とするサイカラー方式プリ
ンタが得られる。
画像を形成するために露出光を照射可能な露光手段を備
えたサイカラー方式プリンタにおいて、露光手段として
1画面分の画像を一度に露光可能な二次元露光用ディス
プレイを使用したことを特徴とするサイカラー方式プリ
ンタが得られる。
【0018】尚、上記二次元露光用ディスプレイとして
は、例えば、バックライト付きLCD、有機ELディス
プレイ、プラズマディスプレイ、CRTディスプレイ等
を使用することができる。
は、例えば、バックライト付きLCD、有機ELディス
プレイ、プラズマディスプレイ、CRTディスプレイ等
を使用することができる。
【0019】
【作用】露光手段として二次元露光用ディスプレイを使
用したので、従来の露光用ヘッドを使用した場合に必要
であった、露光用ヘッドの主走査方向への往復動作やサ
イカラーメディアの副走査方向への寸動動作が不要とな
り、1画面分の画像を短時間(例えば、5〜10秒)で
印刷することが可能となる。
用したので、従来の露光用ヘッドを使用した場合に必要
であった、露光用ヘッドの主走査方向への往復動作やサ
イカラーメディアの副走査方向への寸動動作が不要とな
り、1画面分の画像を短時間(例えば、5〜10秒)で
印刷することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
実施の形態について詳細に説明する。
【0021】図1に、本発明の一実施の形態に係る、サ
イカラー方式プリンタの露光手段として使用される、二
次元露光用ディスプレイ10とそれによって露光される
サイカラーメディア40との配置関係を図示する。
イカラー方式プリンタの露光手段として使用される、二
次元露光用ディスプレイ10とそれによって露光される
サイカラーメディア40との配置関係を図示する。
【0022】図示の例では、二次元露光用ディスプレイ
10として、バックライト付きカラーLCD(液晶ディ
スプレイ)を使用している。尚、液晶ディスプレイとし
ては、駆動用素子としてTFT(thin film transisto
r)を使用したTFTディスプレイを使用しても良い
し、他の液晶ディスプレイを使用しても良い。
10として、バックライト付きカラーLCD(液晶ディ
スプレイ)を使用している。尚、液晶ディスプレイとし
ては、駆動用素子としてTFT(thin film transisto
r)を使用したTFTディスプレイを使用しても良い
し、他の液晶ディスプレイを使用しても良い。
【0023】図1に示されるように、二次元露光用ディ
スプレイ10の表示面10aとサイカラーメディア40
の主面40aとは、互いに接触した状態或いは所定の非
常に狭い隙間を空けた離隔状態で、対向配置される。
尚、ここで注意して頂きたいのは、二次元露光用ディス
プレイ10の画素と、サイカラーメディア40のドット
(画素)とが一対一に対応していることである。
スプレイ10の表示面10aとサイカラーメディア40
の主面40aとは、互いに接触した状態或いは所定の非
常に狭い隙間を空けた離隔状態で、対向配置される。
尚、ここで注意して頂きたいのは、二次元露光用ディス
プレイ10の画素と、サイカラーメディア40のドット
(画素)とが一対一に対応していることである。
【0024】このような構造において、図示しない画像
メモリから画像データが二次元露光用ディスプレイ10
に送られてくる。この画像データに従って、二次元露光
用ディスプレイ10は1画面分の画像をその表示面10
a上に表示する。この表示面10aには、サイカラーメ
ディア40の主面40aが接触(対向)しているので、
サイカラーメディア40には1画面分の画像が一度(同
時)に露光される。
メモリから画像データが二次元露光用ディスプレイ10
に送られてくる。この画像データに従って、二次元露光
用ディスプレイ10は1画面分の画像をその表示面10
a上に表示する。この表示面10aには、サイカラーメ
ディア40の主面40aが接触(対向)しているので、
サイカラーメディア40には1画面分の画像が一度(同
時)に露光される。
【0025】この様に、1画面分の画像を同時(一度)
に露光することができるので、露光時間を大幅に短縮す
ることができる。従って、印刷時間も大幅に(例えば、
5〜10秒)に短縮することができる。
に露光することができるので、露光時間を大幅に短縮す
ることができる。従って、印刷時間も大幅に(例えば、
5〜10秒)に短縮することができる。
【0026】また、LEDヘッド20を使用しないの
で、LEDヘッド20を主走査方向Xへ往復動作させる
ための機構や、サイカラーメディア40を副走査方向Y
へ寸動動作させるための機構を削除することが可能とな
り、非常にシンプルな構成のサイカラー方式プリンタを
提供することができる。
で、LEDヘッド20を主走査方向Xへ往復動作させる
ための機構や、サイカラーメディア40を副走査方向Y
へ寸動動作させるための機構を削除することが可能とな
り、非常にシンプルな構成のサイカラー方式プリンタを
提供することができる。
【0027】図2を参照して、図1に図示した二次元露
光ディスプレイ(バックライト付きカラーLCD)10
を用いたサイカラー方式プリンタの画像データ処理につ
いて説明する。
光ディスプレイ(バックライト付きカラーLCD)10
を用いたサイカラー方式プリンタの画像データ処理につ
いて説明する。
【0028】図示の画像データ処理装置50は、原画デ
ータメモリ51と、色変換回路(Look Up Table:LU
T)52と、画像変換メモリ53と、LCDドライバ5
4と、LCDシャッタ55とを有する。
ータメモリ51と、色変換回路(Look Up Table:LU
T)52と、画像変換メモリ53と、LCDドライバ5
4と、LCDシャッタ55とを有する。
【0029】外部からの画像データは、原画データメモ
リ51に原画データとして記憶される。この原画データ
メモリ51に記憶された原画データは、色変換回路(L
UT)52によりメディア40(図1)の感光特性に合
わせた、色変換した画像データに変換される。この色変
換した画像データは画像変換メモリ53に記憶される。
この画像変換メモリ53に記憶された、色変換した画像
データはLCDドライバ54に供給され、LCDドライ
バ54は色変換した画像データに従ってバックライト付
きカラーLCD10を駆動する。また、LCDドライバ
54にはLCDシャッタ55が接続され、このLCDシ
ャッタ55によってバックライト付きカラーLCD10
の露光時間が設定される。
リ51に原画データとして記憶される。この原画データ
メモリ51に記憶された原画データは、色変換回路(L
UT)52によりメディア40(図1)の感光特性に合
わせた、色変換した画像データに変換される。この色変
換した画像データは画像変換メモリ53に記憶される。
この画像変換メモリ53に記憶された、色変換した画像
データはLCDドライバ54に供給され、LCDドライ
バ54は色変換した画像データに従ってバックライト付
きカラーLCD10を駆動する。また、LCDドライバ
54にはLCDシャッタ55が接続され、このLCDシ
ャッタ55によってバックライト付きカラーLCD10
の露光時間が設定される。
【0030】以上、本発明について好ましい実施の形態
によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態
に限定しないのは勿論である。例えば、上記実施の形態
では、二次元露光用ディスプレイとしてバックライト付
きLCD(liquid crystal display)を用いているが、
有機EL(electro luminescence)ディスプレイ、プラ
ズマディスプレイ、CRT(cathode ray tube)ディス
プレイ等の、他の二次元露光用ディスプレイを使用して
も良いのは勿論である。
によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態
に限定しないのは勿論である。例えば、上記実施の形態
では、二次元露光用ディスプレイとしてバックライト付
きLCD(liquid crystal display)を用いているが、
有機EL(electro luminescence)ディスプレイ、プラ
ズマディスプレイ、CRT(cathode ray tube)ディス
プレイ等の、他の二次元露光用ディスプレイを使用して
も良いのは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
では、露光手段として二次元露光用ディスプレイを使用
しているので、1画面分の画像をサイカラーメディアに
同時に露光することができ、露光時間を大幅に短縮でき
る。従って、印刷時間も大幅に短縮できる。また、従来
必要であった、LEDヘッドを主走査方向へ往復動作さ
せるための機構や、サイカラーメディアを副走査方向へ
寸動動作させるための機構を削除することが可能とな
り、非常にシンプルな構成のサイカラー方式プリンタを
提供することができる。
では、露光手段として二次元露光用ディスプレイを使用
しているので、1画面分の画像をサイカラーメディアに
同時に露光することができ、露光時間を大幅に短縮でき
る。従って、印刷時間も大幅に短縮できる。また、従来
必要であった、LEDヘッドを主走査方向へ往復動作さ
せるための機構や、サイカラーメディアを副走査方向へ
寸動動作させるための機構を削除することが可能とな
り、非常にシンプルな構成のサイカラー方式プリンタを
提供することができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る、サイカラー方式
プリンタの露光手段として使用される、二次元露光用デ
ィスプレイとそれによって露光されるサイカラーメディ
アとの配置関係を図示する斜視図である。
プリンタの露光手段として使用される、二次元露光用デ
ィスプレイとそれによって露光されるサイカラーメディ
アとの配置関係を図示する斜視図である。
【図2】図1に図示した二次元露光ディスプレイ(バッ
クライト付きカラーLCD)を用いたサイカラー方式プ
リンタ用の画像データ処理装置を示すブロック図であ
る。
クライト付きカラーLCD)を用いたサイカラー方式プ
リンタ用の画像データ処理装置を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の露光用ヘッドの構造を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図4】図3に図示した露光用ヘッドとそれによって露
光されるサイカラーメディアとの配置関係を示す斜視図
である。
光されるサイカラーメディアとの配置関係を示す斜視図
である。
10 二次元露光用ディスプレイ 10a 表示面 40 サイカラーメディア(感光性用紙) 40a 主面
Claims (5)
- 【請求項1】 感光性用紙に画像を形成するために露出
光を照射可能な露光手段を備えたサイカラー方式プリン
タにおいて、 前記露光手段として1画面分の画像を一度に露光可能な
二次元露光用ディスプレイを使用したことを特徴とする
サイカラー方式プリンタ。 - 【請求項2】 前記二次元露光用ディスプレイがバック
ライト付きLCDである、請求項1に記載のサイカラー
方式プリンタ。 - 【請求項3】 前記二次元露光用ディスプレイが有機E
Lディスプレイである、請求項1に記載のサイカラー方
式プリンタ。 - 【請求項4】 前記二次元露光用ディスプレイがプラズ
マディスプレイである、請求項1に記載のサイカラー方
式プリンタ。 - 【請求項5】 前記二次元露光用ディスプレイがCRT
ディスプレイである、請求項1に記載のサイカラー方式
プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000012642A JP2001199100A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | サイカラー方式プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000012642A JP2001199100A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | サイカラー方式プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001199100A true JP2001199100A (ja) | 2001-07-24 |
Family
ID=18540337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000012642A Withdrawn JP2001199100A (ja) | 2000-01-21 | 2000-01-21 | サイカラー方式プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001199100A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006021384A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Rohm Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2000
- 2000-01-21 JP JP2000012642A patent/JP2001199100A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006021384A (ja) * | 2004-07-07 | 2006-01-26 | Rohm Co Ltd | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070403 |