JP2001198956A - 射出成形機の平行度調整方法及びその調整機構 - Google Patents

射出成形機の平行度調整方法及びその調整機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミクロンメートルオーダの精度で金
型取付盤或いは成形品の平行度を達成する事が出来る射
出成形機の新たな調整方法を開発する事にある。 【解決手段】(1) 対向する一対の金型取付盤(2a)(2b)
の一方に、金型取付用の修正プレート(4)を取着するた
めの基準となる基準段差部(3)が形成されており、(2)
前記基準段差部(3)に合わせて前記修正プレート(4)を金
型取付盤(2a)又は(2b)に配設し、(3) 前記修正プレー
ト(4)とそれに対向する金型取付盤(2b)又は(2a)との平
行度を測定し、(4) 平行度を測定した後、前記修正プ
レート(4)を取り外し、平行度の測定結果に合わせて修
正プレート(4)を加工し、(5) 再び前記基準段差部(3)
に合わせて前記修正プレート(4)を一方の金型取付盤(2
b)又は(2a)に配設する事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の金型
取付盤の対向面同士或いは金型キャビティにおいて、極
めて高い平行度を実現する事が出来る平行度調整方法並
びにその調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク成形方法にあっては、金
型(51)内に収納されたスタンパ(52)の表面に形成された
無数の情報形成用の微細突起(図示せず)を金型(51)内に
射出された成形樹脂(53)に正確に転写するために、図10
(1)〜(6)に示すような工程が取られている。即ち、同図
(1)に示すように、移動金型(51b)のパーティング面(54
b)が固定金型(51a)のパーティング面(54a)から若干離れ
ている位置で移動金型(51b)を停止させ、この状態で金
型キャビティ(57)に樹脂(53)を射出する(同図(2)参
照)。両者の離間距離を(t)で示す。
【0003】前記射出充填工程では、前記離間距離(t)
に相当する量の樹脂(53)が、金型キャビティ(57)内に多
めに充填される。そして、射出充填が完了すると、同図
(3)に示すようにゲートカットが行われ、ゲートカット
完了後、サーボモータ駆動のトグル機構のような金型開
閉機構を再度作動させて更に型締を行い、充填樹脂(53)
の圧縮及び保圧冷却を行う(同図(4))。続いて、同図(5)
に示すように型開が行われ、最後に同図(6)に示すよう
に製品取り出しが行われる。
【0004】この方法によると、圧縮保圧冷却工程で成
形品(55)に、射出充填時よりもはるかに大きな圧力がか
かるので、通常の射出成形と異なり充填樹脂(53)の流動
による指向性や歪みの偏りがなく、その上に前述のよう
に金型キャビティ(57)の内圧を極めて高く保持できるの
で、キャビティー形状とスタンパ(52)の表面の微細突起
の転写がよい。従って、例えば、CD、導光板、非球面
レンズのように反りを嫌い且つ高い転写性や平行度が要
求される薄板状の成形品に対して適用される事が多い。
【0005】前述の射出圧縮成形法をDVDのようなC
Dに比べて遙かに高い精度が要求されるものに適用しよ
うとすると、次のような問題点が生じる。即ち、DVD
は同じディスクでもCDと比較すると、直径は120mm
で同じであるが厚みは半分の0.6mmであり、しかも格
納情報量を多くするため2枚のディスクを張り合わせて
使用される。そして、上側のディスクの情報をピックア
ップとなるレーザで読みとる場合は兎も角、張り合わさ
れた下側のディスクの情報を読みとる場合には、上側の
ディスクを透過させて下側のディスクの情報入力面で反
射させ、再度上側のディスクを通過させて読みとる事に
なるため、特に上側のディスクの平行度は従来にない高
精度、例えばミクロンメートルオーダの高精度が要求さ
れる。これに対してCDでは張り合わされる事なく1枚
で使用されるので、DVDディスク程の高い平行度は要
求されない。
【0006】従って、DVDのような高精度を必要とす
る製品の射出成形機としては、各パーツの精度を極限ま
で高めていく事は勿論、その組み立て精度、特に金型取
付盤(58a)(58b)の平行度に対して極限の精度が要求され
る。この事は膨大なコスト増を招くのみならず、なお再
現性、信頼性に付いて実現可能性の点で大きな問題を孕
んでいる。
【0007】即ち、従来のCD製造用射出成形機では、
要求される平行度は10ミクロンメートルオーダで十分で
あったため、各パーツの加工精度に付いて十分注意して
製作し、これを十分注意して組み立て、最後に金型取付
盤(58a)(58b)の対向面の平行度を測定しつつ、固定側金
型取付盤(58a)と固定金型(51a)又は、移動側金型取付盤
(58b)と移動金型(51b)の間にシム(15)を挿入していく等
で要求される平行度まで修正していた。
【0008】ところが、射出圧縮成形法では固定側金型
取付盤(58a)やティルストック(60)にかかる応力が大き
く且つ繰り返して掛かるため、シム(15)による修正では
長年の使用によって、シム(15)のヘタリやシム(15)の挿
入部分の変形などが生じ、前記平行度を次第に劣化させ
ていく。更に大きな問題としては、シム(15)による修正
ではミクロンメートルオーダの厳密な平行度が要求され
るような装置の組み立てには不適切で、要求される精度
まで調整で到達する事は到底不可能であり、越える事が
出来ない限界があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
ミクロンメートルオーダの精度で金型取付盤或いは成形
品の平行度を達成する事が出来る射出成形機の新たな調
整方法並びにその調整機構を開発する事にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】「請求項1」に記載の平
行度調整方法は、金型取付盤(2a)(2b)の何れか一方に修
正プレート(4)を取り付け、この修正プレート(4)を介し
て一方の金型(1a)或いは(1b)を取り付け、他の金型取付
盤(2a)又は(2b)には直接他の金型(1b)或いは(1a)を取り
付ける場合で(図1,2参照); (1) 対向する一対の金型取付盤(2a)(2b)の一方に、金
型取付用の修正プレート(4)を取着するための基準とな
る基準段差部(3)が形成されており、(2) 前記基準段差
部(3)に合わせて前記修正プレート(4)を金型取付盤(2a)
又は(2b)に配設し、(3) 前記修正プレート(4)とそれに
対向する金型取付盤(2b)又は(2a)との平行度を測定し、
(4) 平行度を測定した後、前記修正プレート(4)を取り
外し、平行度の測定結果に合わせて修正プレート(4)を
加工し、(5) 再び前記基準段差部(3)に合わせて前記修
正プレート(4)を一方の金型取付盤(2b)又は(2a)に配設
する事を特徴とする。
【0011】これによれば、修正プレート(4)を取り外
し、測定結果に応じて修正プレート(4)を加工し再び修
正プレート(4)を配設するだけで、修正プレート(4)と、
これに対向する金型取付盤(2a)又は(2b)の対向面同士の
平行度を測定精度に合わせ込める事が出来る。
【0012】ここで重要な事は、修正加工した修正プレ
ート(4)を元の金型取付盤(2a)又は(2b)の元の位置に正
確に取り付ける必要がある。前記基準段差部(3)はその
ような用途に使用されるもので、基準段差部(3)に合わ
せて修正プレート(4)を取り付けることで簡単に元の位
置に正確に再取り付け出来る事になる。なお、前記で修
正プレート(4)は、金型取付盤(2a)又は(2b)のいずれに
取り付けてもよいが、一般的には移動側に取り付けられ
る。
【0013】「請求項2」の平行度調整方法は、金型取
付盤(2a)(2b)の両方に修正プレート(4a)(4b)を取り付
け、一方の修正プレート(4a)を基準にし、他(4b)を2次
側とすることで平行度の調整をより簡単に行えるように
したもので(図3参照); (1) 対向する一対の金型取付盤(2a)(2b)に金型取付用
の修正プレート(4a)(4b)を取着するための基準となる基
準段差部(3a)(3b)がそれぞれ形成されており、(2) 前
記基準段差部(3a)(3b)に合わせて前記修正プレート(4a)
(4b)をそれぞれ金型取付盤(2a)(2b)に配設し、(3) 基
準水平面(H)に対して一方の修正プレート(4a)の垂直度
(V)を測定し、(4) 前記垂直度(V)を測定した後、前記
修正プレート(4a)を取り外し、垂直度(V)の測定結果に
合わせて修正プレート(4a)を加工し、(5) 再び前記基
準段差部(3a)に合わせて前記修正プレート(4a)を、元の
金型取付盤(2a)に配設してこの修正プレート(4a)を基準
側修正プレートとすると共に他を2次側修正プレートと
し、(6) 前記基準側修正プレート(4a)とそれに対向す
る他の2次側修正プレート(4b)との平行度を測定し、
(7) 平行度を測定した後、前記2次側修正プレート(4
b)を取り外し、平行度の測定結果に合わせて2次側修正
プレート(4b)を加工し、(8) 再び前記基準段差部(3b)
に合わせて前記2次側修正プレート(4b)を元の金型取付
盤(2b)に配設する事を特徴とする。
【0014】このように基準側修正プレート(4a)を垂直
度修正加工することで、要求される垂直度(V)は極めて
正確なものであるにも拘わらず、基準側修正プレート(4
a)を基準水平面(H)に対して簡単に合わせ込む事が出
来、且つ2次側修正プレート(4b)を基準側修正プレート
(4a)に対して平行度修正加工を施すことで両修正プレー
ト(4a)(4b)の対向面の平行度を極めて厳格な精度に合わ
せ込む事が出来る。
【0015】「請求項3」に記載の平行度調整方法は、
前記2者が金型取付盤(2b)と修正プレート(4)との間、
或いは修正プレート(4a)(4b)同士の間の平行度を測定し
て両者の対向面間の平行度の達成を目標としていたのに
対して、この場合は成形品(23)の表裏両面間の平行度
(=板厚)を測定して金型キャビティ(7)のキャビティ面
(7a)(7b)「スタンパ(9)が取り付けられている場合は金
型キャビティ(7)の内面を構成するスタンパ(9)の記録面
がキャビティ面(7a)となる。」そのものの平行度を知
り、一方に取り付けた修正プレート(4)を修正加工する
事で、キャビティ面(7a)(7b)そのものの平行度の達成を
目的とするものであり; (1) 対向する一対の金型取付盤(2a)(2b)の一方に金型
取付用の修正プレート(4)を取着するための基準となる
基準段差部(3)が形成されており、(2) 前記基準段差部
(3)に合わせて修正プレート(4)を配設し、(3) 一方の
金型取付盤(2a)では前記修正プレート(4)を介して金型
(1a)を取り付け、他方の金型取付盤(2b)では直接、金型
(1b)を取り付けた後、射出成形して成形品(23)を形成
し、(4) 前記成形品(23)の表裏両面間の平行度(T)を測
定し、(5) 前記平行度(T)を測定した後、前記修正プレ
ート(4)を取り外し、その測定結果に応じて成形品(23)
の表裏両面が平行になるように前記修正プレート(4)を
加工し、(6) 再び前記基準段差部(3)に合わせて前記修
正プレート(4)を配設する事を特徴とする。
【0016】「請求項4」に記載の平行度調整方法は、
「請求項3」の別法で請求項3同様、成形品(23)の表裏
両面の平行度(T)「換言すれば、成形品(23)の板厚」を
測定して金型キャビティ(7)のキャビティ面(7a)(7b)そ
のものの平行度を知り、請求項2のように両修正プレー
ト(4a)(4b)を修正加工する事で、キャビティ面(7a)(7b)
そのものの平行度の達成を目的とするものであり; (1) 対向する一対の金型取付盤(2a)(2b)に金型取付用
の修正プレート(4a)(4b)を取着するための基準となる基
準段差部(3a)(3b)が形成されており、(2) 前記基準段
差部(3a)に合わせて修正プレート(4a)をそれぞれ金型取
付盤(2a)に配設し、(3) 基準水平面(H)に対して一方の
修正プレート(4a)の垂直度(V)を測定し、(4) 前記垂直
度(V)を測定した後、前記修正プレート(4a)を取り外
し、垂直度(V)の測定結果に合わせて修正プレート(4a)
を垂直度修正加工を施し、(5) 再び前記基準段差部(3
a)に合わせて前記修正プレート(4a)を、元の金型取付盤
(2a)に配設してこの修正プレート(4a)を基準側修正プレ
ートとすると共に他(4b)を2次側修正プレートとし、
(6) 前記両修正プレート(4a)(4b)を介して金型(1a)(1
b)をそれぞれ取り付けた後、射出成形して成形品(23)を
形成し、(7) 前記成形品(23)の表裏両面間の平行度(T)
を測定し、(8) 前記平行度(T)を測定した後、前記2次
側修正プレート(4b)を取り外し、その測定結果に応じて
成形品(23)の表裏両面が平行になるように前記2次側修
正プレート(4b)を平行度修正加工し、(9) 再び前記基
準段差部(3b)に合わせて前記2次側修正プレート(4b)を
配設する事を特徴とする。
【0017】前記請求項3,4の方法によれば、直接成
形品(23)の表裏両面間の平行度(T)「即ち、板厚」を測
定し、その測定結果に合わせて修正プレート(4)又は(4
a)(4b)を修正加工するので、成形品(23)を測定基準にし
ているだけに成形品(23)に関して最も厳密な表裏両面間
の平行度(T)を達成する事が出来る。
【0018】「請求項5」は前記請求項1〜4における
「基準段差部(3)」に付いての例で「基準段差部(3)が、
金型取付盤(2a)及び/又は(2b)に形成された修正プレー
ト嵌着用凹部である」事を特徴とする。この場合、修正
加工した修正プレート(4)又は(4a)(4b)を基準段差部(3)
又は(3a)(3b)内に単純に嵌め込むだけで再現性良く取り
外し前の位置に正確に修正プレート(4)又は(4a)(4b)を
取り付ける事が出来、再取付後の平行度が測定結果に合
致する事になる。(3)は基準段差部が1箇所の場合或い
は基準段差部の上位概念を示す場合であり、(3a)(3b)は
複数箇所「この場合は2箇所」の場合である。同様に
(4)は修正プレートが1枚の場合或いは修正プレートの
上位概念を示す場合であり、(4a)(4b)は複数枚「この場
合は2枚」の場合である。
【0019】「請求項6」は前記請求項1〜4における
「基準段差部(3)」に付いての他の例で「基準段差部(3)
が、金型取付盤(2a)及び/又は(2b)に形成された、修正
プレート当接用突部である」事を特徴とする。この場
合、修正加工した修正プレート(4)又は(4a)(4b)をブロ
ック状の基準段差部(3a1)「図ではブロック状の基準段
差部(3b1)は示さず」或いは円柱状の基準段差部(3a2)
「図では円柱状の基準段差部(3b2)は示さず」に当接さ
せて金型取付盤(2a)及び/又は(2b)に固定するだけで、
再現性良く取り外し前の位置に正確に修正プレート(4)
又は(4a)(4b)を取り付ける事が出来、再取付後の平行度
が測定結果に合致する事になる。
【0020】「請求項7」は請求項1又は3に記載の方
法を実現するための射出成形機の平行度調整機構で; (1) 何れか一方に金型取付用の修正プレート(4)を取着
するための基準となる基準段差部(3)が形成されている
一対の金型取付盤(2b)と、(2) 前記基準段差部(3)に合
わせて金型取付盤(2b)に配設されている修正プレート
(4)と、(3) 前記修正プレート(4)を介して金型取付盤
(2b)に取着されている金型(1b)と、(4) 他の金型取付
盤(2a)に直接装着されている他の金型(1a)とで構成され
ている事を特徴とする。
【0021】「請求項8」は請求項2又は4に記載の方
法を実現するための射出成形機の平行度調整機構で; (1) 金型取付用の修正プレート(4a)(4b)を取着するた
めの基準となる基準段差部(3a)(3b)がそれぞれ形成され
ている一対の金型取付盤(2a)(2b)と、(2) 前記基準段
差部(3a)(3b)に合わせて金型取付盤(2a)(2b)にそれぞれ
配設されている修正プレート(4a)(4b)と、(3) 前記修
正プレート(4a)(4b)を介して金型取付盤(2a)(2b)にそれ
ぞれ取着されている金型(1a)(1b)とで構成されている事
を特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明に掛かる射出圧縮成形機
(A)を図示実施形態に従って順次説明する。まず、実施
形態1は修正プレート(4)を介して移動金型取付盤(2b)
に金型(1b)が取り付けられ、固定側金型取付盤(2a)には
直接固定金型(1a)が取り付けられる場合である。本発明
装置(A)の機台(22)上には、固定金型取付盤(2a)とティ
ルストック(5)とが配設されており、固定金型取付盤(2
a)は機台(22)に固定され、ティルストック(5)は移動可
能に取着られている。そして両者間に上下左右に4本の
タイバ(6)が架設されている。前記タイバ(6)には金型ハ
ウジング(12)及び移動金型取付盤(2b)がタイバ(6)に沿
ってスライドするように配設されている。
【0023】ティルストック(5)と金型ハウジング(12)
との間には、金型ハウジング(12)を往復移動させる例え
ばトグル機構で構成される型締機構(11)が配設されてい
る。また、金型ハウジング(12)には成形品(23)を金型キ
ャビティ(7)から突き出すエジェクト機構(E)やゲートカ
ット機構(G)などの必要機構が搭載されている。金型ハ
ウジング(12)と移動金型取付盤(2b)とは、圧力センサ(1
3)を介して固定されており、型締機構(11)にて一体とな
って往復移動するようになっている。
【0024】移動金型取付盤(2b)は、前記固定金型取付
盤(2a)に対して近接離間するようになっており、移動金
型取付盤(2b)には基準段差部(3)が設けられている。本
形態では、基準段差部(3)は中央に設けられた矩形の凹
部で、基準段差部(3)を構成する内底面(31)と一方の内
側面(32)とが修正プレート(4)の嵌着用基準ガイド面に
なるように極めて精度良く仕上げられている。
【0025】勿論、基準段差部(3)は矩形凹部に限られ
ず、図5に示すようなブロック状のもの(3a1)或いは図
6に示すような円柱状のもの(3a2)でもよい。円柱状突
起(3a2)の場合は修正プレート(4)の下面に当接する部分
が2箇所、側面に当接する部分が1箇所の合計3箇所で
ある事が一般的であり、基準ガイド面は、これらの接触
ポイントを結ぶ線となる。
【0026】次に本装置(A)、特に金型取付盤(2a)(2b)
の要求される平行度を出すための調整を中心に説明す
る。機台(22)の上面である搭載面は、極めて高い平面度
に加工されており、この面を水平基準面(H)とする。固
定側金型取付盤(2a)、ティルストック(5)、型締機構(1
1)、タイバー(6)その他の機構を機台(22)の水平基準面
(H)上に所定の手順で搭載していく。
【0027】ここで重要なことは、従来のようにシム(1
5)を使用する必要がない程度に固定側金型取付盤(2a)の
下面(2a1)と固定金型取付面(2a2)との直角度を出来るだ
け厳格に仕上げておく事である。このようにして始めて
水平基準面(H)に固定された固定側金型取付盤(2a)の固
定金型取付面(2a2)は水平基準面(H)に対して誤差0では
ないが、固定側金型取付盤(2a)の上端部分で数10ミクロ
ンメートルオーダでの直角度が確保出来る。同時に機台
(22)の中心線(CL)に対する固定側金型取付盤(2a)の水平
面における直角度も固定側金型取付盤(2a)の側面で誤差
0ではないが、数10ミクロンメートルオーダでの垂直度
(V)が確保出来る程度に正確に組み立てられる。これに
より、固定側金型取付盤(2a)の固定金型取付面(2a2)が
金型取付部分の基準面とする事が出来るようになる。
【0028】次に、この固定金型取付面(2a2)を基準と
して移動金型取付盤(2b)の修正プレート(4)の移動金型
取付面(42)の平行度を移動金型取付面(42)の各点をその
全面に亘って測定する。図2に示すように、移動金型取
付盤(2b)の加工精度並びに装置全体の組立精度を如何に
高めたとしても、当然、基準面である固定金型取付面(2
a2)に対して移動金型取付盤(2b)の基準段差部(3)の修正
プレート取付用内側面(33)は、水平方向で(θ1)、垂直
方向で(α1)だけ角度誤差があり傾斜している。そして
その数値が平行度の誤差となって測定結果に現れる。な
お、図2は図面を分かりやすくするため、基準段差部
(3)の内底面(31)と内側面(32)を構成する掘り込み凹所
の段部を仮想線で示し、修正プレート取付用内側面(33)
を移動金型取付盤(2b)の端部まで伸ばして表示してい
る。
【0029】また、基準段差部(3)に嵌め込まれて使用
される修正プレート(4)自体の平面度、即ち移動金型取
付面(42)とその反対側の面(43)との平行度も出来る限り
正確に加工したとしても、水平方向で(θ2)、垂直方向
で(α2)だけ角度誤差があり傾斜しているのでその数値
が表裏両面間の平行度の誤差となって測定結果に現れ
る。従って、修正プレート(4)を基準段差部(3)に嵌め込
んで使用した時、これらの誤差が集積して前記基準面で
ある固定金型取付面(2a2)に対する修正プレート(4)の移
動金型取付面(42)平行度は、予定されているミクロンオ
ーダには到底達し得ない。しかしながら、基準面である
固定金型取付面(2a2)から修正プレート(4)の全面に亘っ
て測長を行う事で、前記平行度を知ることが出来、これ
をデータとして入手し得る。測定方法としては例えばレ
ーザ測長器などを利用する事によって行われる。
【0030】前記修正プレート(4)の平行度測定が終了
すると、修正プレート(4)を基準段差部(3)から取り外
し、前記平行度測定データに従って、修正プレート(4)
を加工する。加工方法は一般的には研磨によって行われ
る。修正加工された修正プレート(4)は再度基準段差部
(3)に嵌め込まれボルト(19)で固定される。
【0031】此処で重要な事は、修正プレート(4)が基
準段差部(3)の元の位置に正確に且つ元の締め付けトル
クで締め付けられなければ期待していた平行度が得られ
ないと言うことである。そこで基準段差部(3)では、前
述のように基準段差部(3)の内底面(31)と一方の内側面
(32)とを基準面としてあり、この基準内底面(31)と基準
内側面(32)とに修正プレート(4)の底面と一方の側面を
押し当てることで正確に元の位置に再取付けされる。
又、締結ボルト(19)の締め付けトルクもトルクレンチで
管理されており、取り外し前の締付トルクと再取付け時
の締付トルクとが一致するようにしている。
【0032】このようにすることで修正プレート(4)は
取り外し前の状態と同じ位置且つ状態で再度基準段差部
(3)に取り付けられる事になる。その結果、誤差分だけ
が修正プレート(4)から取り除かれ事になり、予定して
いたミクロンオーダの平行度が得られる事になる。
【0033】このように誤差分を取り除いた修正プレー
ト(4)の移動金型取付面(42)及び基準となる固定金型取
付盤(2a)の固定金型取付面(2a2)に移動・固定金型(1a)
(1b)をそれぞれ取り付け、通常の射出成形を行うと、金
型取付盤(2a)(2b)の平行度に起因する誤差分が取り除か
れているので、出来上がった成形品(23)の平行度は主と
して移動・固定金型(1a)(1b)に起因する誤差だけという
ことになり、従来に例を見ない高い精度、即ちミクロン
オーダの平行度を有する成形品(23)が得られる。
【0034】実施形態1では修正プレート(4)を介して
移動金型取付盤(2b)に金型(1b)が取り付けられ、固定側
金型取付盤(2a)には直接固定金型(1a)が取り付けられる
場合を説明したが、一般的には採用されないと考えられ
るが、前記の逆で、移動金型取付盤(2b)に金型(1b)が直
接取り付けられ、修正プレート(4)を介して固定側金型
取付盤(2a)に固定金型(1a)が取り付けられる場合もあ
る。
【0035】次に、実施形態2に付いて説明する。この
場合は平行度の根拠を成形品(23)に直接求める場合であ
る。前述の平行度修正前の状態で、或いは修正後の状態
でもよいが、通常の射出成形を行う。得られた成形品(2
3)の両面間の平行度は完全ではない。換言すれば板厚は
完全に一定ではない。表裏両面間の平行度誤差を(ΔT)
で示す。そこで、この成形品(23)の表裏両面間の平行度
(T)を厳密に測定し、前記誤差(ΔT)をデータとして取り
出す事で、金型キャビティ(7)のキャビティ面(7a)(7b)
の平行度を知ることが出来る。
【0036】このデータに基づいて、前述同様、修正プ
レート(4)を外して修正加工を施し、前述同様基準段差
部(3)に再取付けを行う。この時、更なる正確さを期す
るため、移動金型(1b)の取付ボルトの締め付けトルク管
理も行う事が望ましい。
【0037】これにより修正プレート(4)の修正加工
は、前述と異なり、金型取付盤(2a)(2b)、移動・固定金
型(1a)(1b)、その他集積された全ての誤差(3a)を取り除
く事が出来、成形品(23)における更なる平行度(T)の向
上が見込める。
【0038】次に、本発明の実施形態3に付いて説明す
る(図4〜6)。この場合は固定・移動両金型取付盤(2a)
(2b)に修正プレート(4a)(4b)を装着する場合である。実
施形態1で述べたように、固定側金型取付盤(2a)の固定
金型取付面(2a2)を基準面として組み立てて行くには、
固定側金型取付盤(2a)の固定金型取付面(2a2)の平面
度、下面(2a1)との直角度(V)などを極めて正確に加工し
ておく必要がある、更に、組み立て時でも機台(22)の中
心線(CL)に対する固定側金型取付盤(2a)の直角度も極め
て厳格に出しておく必要がある。
【0039】これに対して、実施形態3では基準となる
固定金型取付盤(2a)にも修正プレート(4a)を装着する事
でこのような問題を解消する事が出来る。即ち、固定・
移動両金型取付盤(2a)(2b)に金型取付用の修正プレート
(4a)(4b)を取着するための基準となる基準段差部(3a)(3
b)が形成されており、両基準段差部(3a)(3b)に修正プレ
ート(4a)(4b)がそれぞれ取り付けられている。この状態
で固定金型取付盤(2a)の固定側修正プレート(4a)の基準
水平面(H)や装置(A)の中心軸(CL)に対する直角度や垂直
度などを正確に測定しデータとして入手する。
【0040】次に、固定側修正プレート(4a)を外し、前
記入手データに従って固定側修正プレート(4a)を修正加
工し、然る後、前記同様基準段差部(3a)に合わせ且つ同
一トルクで再固定する。これにより、固定側修正プレー
ト(4a)の固定金型取付面(4a2)では誤差が取り除かれ、
基準水平面(H)や中心軸(CL)に対する正確な直角度や垂
直度が得られる。固定側修正プレート(4a)の修正が終了
すると固定金型取付面(4a2)が組み立て或いは修正の基
準となるものであるから、オーバーホールは兎も角、以
後の作業の中で再修正加工される事は殆どない。なお、
基準段差部(3a)の形状は実施形態1で示したものと同じ
形状にする事が出来るので、基準段差部(3a)を構成する
基準内底面と一方の基準内側面も実施形態1で示した(3
1)(32)を使用する。
【0041】次に、実施形態1と同様、移動側修正プレ
ート(4b)の修正加工・再取付を行う。このようにするこ
とで、固定側金型取付盤(2a)の加工精度及び組み立て精
度に付いて過度な要求が減じられる事になる。
【0042】また、実施形態4は、実施形態2と同様
で、成形品(23)の平行度(T)を基準として移動側修正プ
レート(4b)の修正加工・再取付を行うものである。この
場合、実施形態3で述べたように固定側修正プレート(4
a)では、修正が終了すると固定金型取付面(4a2)が組み
立て或いは修正の基準となるものであるから、オーバー
ホールは兎も角、以後の作業の中で再修正加工される事
は殆どない。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る射出成形装置の平行度調整
方法並びに調整機構は、金型が修正プレートを介して金
型取付盤に取り付けられるようになっているため、平行
度測定の結果に合わせて修正プレートを修正するだけで
誤差が取り除かれ、部品の加工精度並びに組み立て精度
を限界以上に追求しなくともDVDディスクのような極
めて高い平行度が要求される成形品の製造にも十分耐え
る射出成形装置とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施形態1又は2の金型機構部
の概略部分断面図
【図2】本発明にかかる実施形態1又は2の金型機構部
の要部概略斜視図
【図3】本発明にかかる実施形態3又は4の金型機構部
の概略部分断面図
【図4】本発明にかかる固定側金型取付盤の内側から見
た斜視図
【図5】本発明にかかる他の固定側金型取付盤の内側か
ら見た斜視図
【図6】本発明にかかる他の固定側金型取付盤の内側か
ら見た斜視図
【図7】本発明にかかる圧縮時のキャビティー部分の断
面図
【図8】従来装置の金型機構部の概略部分断面図
【図9】従来装置の固定側金型取付盤の調整方法を示す
斜視図
【図10】従来の圧縮成形工程の断面図
【符号の説明】
(1)…金型 (1a)…固定金型 (1b)…移動金型 (2)…金型取付盤 (2a)…固定金型取付盤 (2b)…移動金型取付盤 (4)(4a)(4b)…修正プレート (5)…テールストック (6)…タイバー (7)…金型キャビティ (15)…シム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1) 対向する一対の金型取付盤の一方
    に、金型取付用の修正プレートを取着するための基準と
    なる基準段差部が形成されており、(2) 前記基準段差
    部に合わせて前記修正プレートを金型取付盤に配設し、
    (3) 前記修正プレートとそれに対向する金型取付盤と
    の平行度を測定し、(4) 平行度を測定した後、前記修
    正プレートを取り外し、平行度の測定結果に合わせて修
    正プレートを加工し、(5) 再び前記基準段差部に合わ
    せて前記修正プレートを一方の金型取付盤に配設する事
    を特徴とする射出成形機の平行度調整方法。
  2. 【請求項2】(1) 対向する一対の金型取付盤に金型取
    付用の修正プレートを取着するための基準となる基準段
    差部がそれぞれ形成されており、(2) 前記基準段差部
    に合わせて前記修正プレートをそれぞれ金型取付盤に配
    設し、(3) 基準水平面に対して一方の修正プレートの
    垂直度を測定し、(4) 前記垂直度を測定した後、前記
    修正プレートを取り外し、垂直度の測定結果に合わせて
    修正プレートを加工し、(5) 再び前記基準段差部に合
    わせて前記修正プレートを、元の金型取付盤に配設して
    この修正プレートを基準側修正プレートとすると共に他
    を2次側修正プレートとし、(6) 前記基準側修正プレ
    ートとそれに対向する他の2次側修正プレートとの平行
    度を測定し、(7) 平行度を測定した後、前記2次側修
    正プレートを取り外し、平行度の測定結果に合わせて2
    次側修正プレートを加工し、(8) 再び前記基準段差部
    に合わせて前記2次側修正プレートを元の金型取付盤に
    配設する事を特徴とする射出成形機の平行度調整方法。
  3. 【請求項3】(1) 対向する一対の金型取付盤の一方
    に、金型取付用の修正プレートを取着するための基準と
    なる基準段差部が形成されており、(2) 前記基準段差
    部に合わせて修正プレートを配設し、(3) 金型取付盤
    に一方は前記修正プレートを介して、他方は直接、金型
    を取り付けた後、射出成形して成形品を形成し、(4)
    前記成形品の平行度を測定し、(5) 前記平行度を測定
    した後、前記修正プレートを取り外し、その測定結果に
    応じて成形品が平行になるように前記修正プレートを加
    工し、(6) 再び前記基準段差部に合わせて前記修正プ
    レートを配設する事を特徴とする射出成形機の平行度調
    整方法。
  4. 【請求項4】(1) 対向する一対の金型取付盤に金型取
    付用の修正プレートを取着するための基準となる基準段
    差部が形成されており、(2) 前記基準段差部に合わせ
    て修正プレートをそれぞれ金型取付盤に配設し、(3)
    基準水平面に対して一方の修正プレートの垂直度を測定
    し、(4) 前記垂直度を測定した後、前記修正プレート
    を取り外し、垂直度の測定結果に合わせて修正プレート
    を加工し、(5) 再び前記基準段差部に合わせて前記修
    正プレートを、元の金型取付盤に配設してこの修正プレ
    ートを基準側修正プレートとすると共に他を2次側修正
    プレートとし、(6) 前記両修正プレートを介して金型
    をそれぞれ取り付けた後、射出成形して成形品を形成
    し、(7) 前記成形品の平行度を測定し、(8) 前記平行
    度を測定した後、前記2次側修正プレートを取り外し、
    その測定結果に応じて成形品が平行になるように前記2
    次側修正プレートを加工し、(9) 再び前記基準段差部
    に合わせて前記2次側修正プレートを配設する事を特徴
    とする射出成形機の平行度調整方法。
  5. 【請求項5】 基準段差部が、金型取付盤に形成された
    修正プレート嵌着用凹部である事を特徴とする請求項1
    又は4の何れかに記載の射出成形機の平行度調整方法。
  6. 【請求項6】 基準段差部が、金型取付盤に形成され
    た、修正プレート当接用突部である事を特徴とする請求
    項1又は4の何れかに記載の射出成形機の平行度調整方
    法。
  7. 【請求項7】(1) 何れか一方に金型取付用の修正プレ
    ートを取着するための基準となる基準段差部が形成され
    ている一対の金型取付盤と、(2) 前記基準段差部に合
    わせて金型取付盤に配設されている修正プレートと、
    (3) 前記修正プレートを介して金型取付盤に取着され
    ている金型と、(4) 他の金型取付盤に直接装着されて
    いる他の金型とで構成されている事を特徴とする射出成
    形機の平行度調整機構。
  8. 【請求項8】(1) 金型取付用の修正プレートを取着す
    るための基準となる基準段差部がそれぞれ形成されてい
    る一対の金型取付盤と、(2) 前記基準段差部に合わせ
    て金型取付盤にそれぞれ配設されている修正プレート
    と、(3) 前記修正プレートを介して金型取付盤にそれ
    ぞれ取着されている金型とで構成されている事を特徴と
    する射出成形機の平行度調整機構。
  9. 【請求項9】 基準段差部が、金型取付盤に形成された
    修正プレート嵌着用凹部である事を特徴とする請求項5
    又は8の何れかに記載の射出成形機の平行度調整機構。
  10. 【請求項10】 基準段差部が、金型取付盤に形成され
    た、修正プレート当接用突部である事を特徴とする請求
    項5又は8の何れかに記載の射出成形機の平行度調整機
    構。
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