JP2001198826A - 研磨材の回収装置 - Google Patents

研磨材の回収装置

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JP2001198826A
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Akira Matsumoto
章 松本
Makoto Nomura
誠 埜村
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Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粗大凝集物を効率的に除去することにより、
不純物の少ない良好な回収スラリを得る。 【解決手段】 研磨工程排水を遠心分離機3で濃縮し、
濃縮スラリ中の粗大凝集物を超音波照射手段5で再分散
させた後膜分離装置6,7で除去する研磨材の回収装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程等
における化学的機械研磨(CMP:Chemical
Mechanical Polishing)工程から
排出される研磨工程排水から、研磨材粒子を効率的に回
収して再利用するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び先行技術】半導体ウエハ及びその上に
形成された絶縁膜、メタル薄膜等の被膜の表面は高度な
平坦面であることが望まれる。従来、ウエハや、その上
に形成された被膜の平坦化には、研磨材のスラリを用い
て化学的機械研磨(CMP)する方法が採用されてい
る。この方法では、研磨パッド等の研磨部材と半導体ウ
エハとの間に研磨材スラリを介在させた状態で研磨を行
い、半導体ウエハあるいはシリコン酸化膜や金属薄膜等
の被膜表面を平坦化する。このCMPで用いられる研磨
材としては、分散性が良好で、平均粒子径が揃っている
シリカ微粒子(コロイダルシリカ)が一般的に使用され
ている。また、研磨速度の高い酸化セリウム(Ce
)や、硬度が高く安定なアルミナ(Al)等
も使用されている。酸化セリウムやアルミナ等の無機酸
化物は、平均粒子径が0.05〜0.5μm程度の粒子
が水中に分散したスラリとして使用されており、通常、
このスラリ中には、pH調整剤(KOH,NHOH,
有機酸,アミン類)や界面活性剤(分散剤)、酸化剤
(H,KIO,Fe(NO)等が別途添
加されて使用される。
【0003】この研磨材スラリは、1枚のウエハ当りの
使用量が多く、しかも非常に高価であることから、ウエ
ハのCMP工程から排出される排水から研磨材を回収
し、回収した研磨材を用いて所定の組成の研磨材スラリ
を調整し、これを再利用することが望まれる。このよう
な回収再利用は廃液処理量の低減の面からも重要であ
る。
【0004】しかし、CMP工程から排出される排水は
その使用により稀釈されて研磨材濃度が低下している上
に、被研磨物である半導体ウエハや被膜層を形成する薄
膜材料或いは研磨パッド等の研磨部材が削り取られた研
磨屑、研磨材としての無機酸化物粒子が破壊された微細
粒子や、研磨された薄膜材料片等と研磨粒子とが凝集す
ることによって生じる粒径の大きな研磨屑等の不純物が
混入したものである。このため、このような研磨工程排
水を無処理で研磨材として再利用すると、ウエハ表面に
キズを発生させたり、研磨屑の蓄積により研磨力が低下
したり、更には研磨材濃度の低下による研磨速度低下に
つながることから、この研磨工程排水はそのまま循環再
利用することはできない。従って、研磨工程排水の再利
用に当っては、不純物の除去、濃縮等の処理を行って研
磨材を回収し、所定の組成の研磨材スラリを再調整する
ことが必要となる。
【0005】本出願人は、この研磨工程排水から研磨材
を回収して再利用するための技術として、酸化セリウム
やアルミナ等の研磨材粒子の比重が大きいことに着目
し、遠心分離機を用いてこれを濃縮し、遠心分離後の濃
縮スラリから塩類や有機物、微小な研磨屑などの不純物
を除去するために水洗浄を行って、研磨材を回収する方
法及び装置を先に提案した(特願平11−100346
号。以下「先願」という。)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先願の方法及び装置に
よれば、研磨工程排水から研磨材として容易に再利用可
能な研磨材粒子を効率的に回収することができるが、遠
心分離機を固液分離手段として用いた場合、4000G
以上の遠心力が作用するため、濃縮されたスラリ中の研
磨材粒子は圧密化されて凝集粗大化する。このように凝
集粗大化した粒子を含むスラリを回収スラリとしてCM
P工程に再利用すると、この粗大粒子が接触してウエハ
表面を傷つけることになる。
【0007】このような問題を解決するために、粒子の
粗大化を未然に防止するために、遠心分離機の後段に膜
分離装置を設けて粗大凝集物を除去することも考えられ
るが、膜分離装置をこの粗大凝集物の除去のために遠心
分離機の後段に設けると、膜の目詰まりが激しく、膜を
頻繁に交換する必要が生じ、ランニングコストが高騰す
ると共に、長期安定運転に支障をきたすという不具合が
生じる。
【0008】本発明は、このような粗大凝集物を効率的
に除去することにより、不純物の少ない良好な回収スラ
リを得ることができる研磨材の回収装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の研磨材の回収装
置は、研磨工程排水から研磨材を回収する装置におい
て、該研磨工程排水に超音波を照射する超音波照射手段
と、該超音波照射手段により超音波が照射された液を膜
分離処理する膜分離手段とを備えてなることを特徴とす
る。
【0010】本発明の研磨材の回収装置では、粗大凝集
物を膜分離手段で除去するに先立ち、超音波を照射する
ことによりこれを再分散させるため、膜分離手段の膜の
目詰まりを防止して粗大凝集物を効率的に除去すること
ができる。
【0011】このように膜分離手段の膜の目詰まりが防
止されることから、膜の交換頻度を低減することがで
き、ランニングコストを大幅に低減して、長期に亘り、
安定して不純物の少ない研磨材粒子を効率的に回収する
ことが可能とされる。
【0012】本発明においては、研磨工程排水は、まず
固液分離手段に導入し、この固液分離手段の濃縮液を超
音波照射手段に導入して処理することが好ましい。この
場合、固液分離手段としては遠心分離手段又は膜分離手
段が好適である。また、この固液分離手段の前段に粗大
不純物を除去するための膜分離手段を設けることが好ま
しい。
【0013】また、超音波照射手段で超音波が照射され
た液は、後段の膜分離手段ほど膜孔径が小さくなるよう
に直列に多段に設けられた複数の膜分離手段で膜分離す
ることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の研磨材の回収装置の実施の
形態を示す系統図である。
【0016】図1の研磨材の回収装置では、CMPの研
磨工程から排出された研磨材を含む研磨工程排水を、貯
留槽1を経て、まず、MF(精密濾過)膜分離装置2に
導入して全量を膜濾過することにより、研磨工程で発生
する研磨パット屑などの、研磨材粒子に比べて粒径の大
きな不純物を除去する。
【0017】この不純物の除去に用いる膜分離装置は、
MF膜分離装置に限らず、UF(限外濾過)膜分離装置
でも良く、用いるMF膜又はUF膜としては、このよう
な大粒径の不純物が除去できればよく、一般的には孔径
25〜30μm程度のものが好適である。MF膜材質と
しては、ポリプロピレン、ポリカーボネート、三酢化セ
ルロース、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビ
ニリデン等が用いられる。また、UF膜材質としては、
ポリサルフォン、セルロース、酢酸セルロース、ポリエ
チレンなどが例示される。特に、これらのいずれかの単
繊維をワインドしたワインドタイプの濾過エレメントを
有するMF膜やUF膜を用いるのが好ましい。
【0018】この膜濾過条件としては、基本的には全量
濾過方式とする。運転に際しては入口と出口の差圧が1
kgf/cm以上になったら逆洗をかけるか、又は膜
の交換を行うのが好ましい。
【0019】なお、この粗大不純物除去のための膜分離
装置は、次の遠心分離機3の後段に設けても良い。
【0020】MF膜分離装置2の透過液は次いで遠心分
離機3等の固液分離手段に導入されて濃縮される。この
固液分離手段としては、MF膜分離装置2で粗大不純物
が除去された研磨工程排水を濃縮できるものであれば良
く、遠心分離機3の他、適当な分画分子量又は孔径を選
定することにより、MF又はUF膜分離装置を用いるこ
ともできる。
【0021】図1の研磨材の回収装置では、固液分離手
段として遠心分離機3を用いて濃縮を行う。なお、この
遠心分離機3には、後段の洗浄槽4の洗浄処理液が循環
される。
【0022】この遠心分離機3としては、遠心力を利用
した一般的な分離手段、例えば、分離板式デカンタ、サ
イクロン、回転円筒式等の各種の遠心分離手段を用いる
ことができる。この遠心分離機3による濃縮の程度には
特に制限はないが、通常の場合、濃縮液中のスラリ(S
S)濃度が5〜50重量%程度となるような濃縮条件と
するのが好ましい。
【0023】この遠心分離機3で分離した水(分離液)
は系外へ排出して廃水処理する。また、濃縮液は洗浄槽
4に送給し、この洗浄槽4で洗浄水と共に攪拌すること
により洗浄する。
【0024】この研磨材の回収装置では、洗浄槽4に分
散剤水溶液(分散剤を洗浄水としての超純水に溶解した
もの)を添加し、分散剤水溶液で洗浄を行う。
【0025】ここで用いられる分散剤としては、研磨材
の分散剤として一般的に使用されるもので良く、例え
ば、以下に示すような金属イオン類を含まない分散剤が
挙げられる。
【0026】アクリル酸重合体及びそのアンモニウム
塩、メタクリル酸重合体及びそのアンモニウム塩、ポリ
ビニルアルコール等の水溶性有機高分子類 ラウリル硫酸アンモニウム、ポリオキシエチレンラウリ
ルエーテル硫酸アンモニウム等の水溶性陰イオン性界面
活性剤 ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリエチレング
リコールモノステアレート等の水溶性非イオン性界面活
性剤 モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等の水溶性
アミン類 この分散剤水溶液は、薬剤貯槽(図示せず)で超純水に
分散剤を添加して所定濃度に調整したものを添加すれば
良く、この分散剤水溶液中の分散剤の濃度には特に制限
はないが、通常の場合、10〜10000ppmの範囲
で洗浄温度や回収スラリに要求される分散剤濃度等に応
じて適宜決定される。
【0027】洗浄槽4で洗浄処理された研磨材含有液
(以下、「洗浄スラリ」と称す場合がある。)の一部は
遠心分離機3に循環され、遠心分離されることにより、
洗浄と濃縮が同時に行われる。
【0028】このように洗浄槽4で分散剤水溶液により
希釈されて攪拌され、次いで、遠心分離機3に循環され
て濃縮されることにより、塩類や有機物、微小な研磨屑
などの不純物が除去される。そして、この洗浄に当り、
洗浄水として分散剤水溶液を用いるため、洗浄中におけ
る分散剤濃度の低下や研磨材粒子表面の分散剤の剥離の
問題は解消される。
【0029】即ち、研磨材は、その使用に当り、スラリ
中で所定の粒子径に凝集分散するように、その表面が分
散剤で被覆されている。しかし、回収工程で水洗浄を行
うと、この分散剤の濃度低下が生じ、水洗浄の時間、水
量、頻度等によっては、研磨材表面や近傍に存在する分
散剤が洗浄除去されてしまう場合が生じる。特に、研磨
材表面や、その近傍の分散剤が除去されてしまうと、研
磨材粒子が凝集粗大化してしまい、所定の粒子径に再分
散させるのが困難ないし不可能になることがある。従っ
て、このような不具合を生じないようにするためには、
水洗浄の時間、水量、頻度等の洗浄条件を厳密に管理す
ることが必要となる。
【0030】これに対して、分散剤を含む洗浄水であれ
ば、この問題が解消され、研磨工程排水から研磨材とし
て容易に再利用可能な研磨材粒子のスラリをより一層容
易かつ効率的に回収することが可能となる。
【0031】この洗浄に用いる分散剤水溶液の量が少な
すぎると十分な洗浄効果が得られず、逆に過度に多いと
使用水量が増大して回収処理コストが増大するため、通
常の場合、遠心分離機2からの濃縮液に対して1〜10
0容量倍の分散剤水溶液を用いるのが好ましい。
【0032】洗浄槽4からの洗浄スラリを濃縮する過程
で生じる洗浄排水は、遠心分離機3からの分離液として
系外へ排出される。
【0033】このようにMF膜分離装置2での粗大固形
物の膜分離、遠心分離及び洗浄、濃縮を行うことによ
り、研磨材粒子よりも粒径の大きい不純物や塩類、有機
物等の溶解成分或いは微細な研磨屑等の不純物が除去さ
れた研磨粒子のスラリを得ることができるが、このスラ
リには、なお更に洗浄、濃縮工程での研磨材粒子の再凝
集で粗大化した粗大凝集物が含有されている。
【0034】図1の研磨材の回収装置では、この粗大凝
集物を含むスラリを超音波照射手段5に送給し、超音波
を照射して粗大凝集物の再分散を行う。
【0035】この超音波照射手段5としては特に制限は
なく、貯槽内に振動子を浸漬したもの、貯槽外に振動子
を取り付けたもの、或いはスラリの導入配管の外周に振
動子を取り付けたもの等を用いることができる。また、
照射する超音波の周波数は20〜100kHz、特に4
0〜60kHz程度であることが好ましく、照射時間は
凝集粒子の再分散効果が十分に得られる程度に適宜決定
される。
【0036】このような超音波照射により凝集粒子は分
散化(再分散)し、また、以後の処理において研磨材粒
子の再凝集が防止される。
【0037】超音波照射手段5で凝集粒子の分散処理を
行った液は、次いで、膜分離装置でなお更に残留する粗
大粒子を膜分離除去する。
【0038】図1の研磨材の回収装置では、この膜分離
装置として2機のMF膜分離装置6,7を直列に設置し
て2段膜分離処理を行う。このように膜分離装置を多段
に設け、後段の膜分離装置程、膜孔径の小さいものを用
いるようにすることにより、膜の目詰まりをより一層効
果的に防止して効率的な処理を行うことが可能となる。
【0039】この場合、MF膜の孔径は1〜10μm程
度の範囲で変化させるのが好ましく、例えば、図1に示
す如く、MF膜分離装置6,7を2段に直列配置した場
合には、前段のMF膜分離装置6の孔径を5〜10μm
程度、後段のMF膜分離装置7の孔径を3〜5μm程度
とするのが好ましい。また、膜分離装置を3段に配置す
る場合には、更にMF膜分離装置7の後段に孔径1〜3
μm程度のMF膜分離装置を配置するのが好ましい。
【0040】なお、MF膜の材質としては、前述のMF
膜分離装置2の膜材質として例示したものを用いること
ができる。
【0041】MF膜分離装置6,7で順次残留粗大粒子
を除去した液は、調整槽8で超純水と必要に応じて水酸
化カリウム、アンモニア、塩酸、硫酸等のpH調整剤、
その他の薬剤を添加して新スラリと同等の研磨粒子濃
度、更には、新スラリと同等の液性状に調整して再生ス
ラリを得る。
【0042】なお、MF膜分離装置7と調整槽8との間
には、分級器を設け、なお残留する研磨屑などの微粒子
や大粒子を除去して粒径をより均一なものとしても良
い。この場合、粒度調整用の分級器としては、重力式、
機械式、水力式等の各種のものを用いることができる。
【0043】図1に示す研磨材の回収装置は、本発明の
研磨材の回収装置の実施の形態の一例であって、本発明
はその要旨を超えない限り図示のものに何ら限定される
ものではない。例えば、分散剤水溶液は、洗浄槽4への
濃縮液の導入配管に添加しても良い。また、洗浄槽4を
省略して遠心分離機3の入口側で分散剤水溶液を添加
し、遠心分離機3の濃縮液の一部を遠心分離機3の入口
側に循環させ、残部を超音波照射手段5に送給するよう
にしても良い。この場合においても分散剤水溶液を添加
しながら濃縮スラリの一部を循環することにより、研磨
材の洗浄を遠心分離機3内での遠心分離による濃縮と同
時に行うことができ、しかも、洗浄槽を省略することが
できる。この場合、濃縮スラリの循環は、遠心分離機3
からの濃縮液の排出配管から分岐する循環配管により、
直接循環するようにしても良く、また、遠心分離機3と
超音波照射手段5との間に貯留槽を設け、この貯留槽か
らの濃縮液を循環するようにして良い。
【0044】本発明においては、このような研磨材の回
収装置により、好ましくは、研磨材濃度が1〜30重量
%、研磨材粒子の粒子径範囲が0.1〜0.5μmで、
分散剤濃度が研磨材100重量部に対して0.01〜1
0重量部であるような再生スラリを得る。この再生スラ
リ中の研磨材濃度に特に制限はないが、再生スラリの取
り扱い性の面から1〜30重量%の範囲とするのが好ま
しい。また、分散剤濃度は、再生スラリ中の研磨材粒子
の分散性及び沈降防止性等の面から、上記範囲とするの
が好ましい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の研磨材の回
収装置によれば、粗大凝集物を除去するための膜分離手
段の膜の目詰まりを防止することができることから、膜
の交換頻度を低減することができ、ランニングコストを
大幅に低減して、長期に亘り安定して不純物の少ない研
磨材粒子を効率的に回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研磨材の回収装置の実施の形態を示す
系統図である。
【符号の説明】
1 貯留槽 2,6,7 MF膜分離装置 3 遠心分離機 4 洗浄槽 5 超音波照射手段 8 調整槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 9/00 503 C02F 9/00 503G 504 504B 504E H01L 21/304 622 H01L 21/304 622E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨工程排水から研磨材を回収する装置
    において、 該研磨工程排水に超音波を照射する超音波照射手段と、 該超音波照射手段により超音波が照射された液を膜分離
    処理する膜分離手段とを備えてなることを特徴とする研
    磨材の回収装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、研磨工程排水が導入
    される固液分離手段を備え、該固液分離手段からの濃縮
    液に対し前記超音波照射手段により超音波を照射するこ
    とを特徴とする研磨材の回収装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、該固液分離手段が遠
    心分離手段又は膜分離手段であることを特徴とする研磨
    材の回収装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において、該固液分離手
    段の前段に粗大不純物を除去するための膜分離手段を備
    えてなることを特徴とする研磨材の回収装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、該超音波照射手段により超音波が照射された液を膜
    分離処理する膜分離手段として、複数の膜分離手段が直
    列に多段に設けられており、かつ、後段の膜分離手段ほ
    ど膜孔径が小さいことを特徴とする研磨材の回収装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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