JP2001197789A - コンバインドサイクル発電プラントの制御装置 - Google Patents

コンバインドサイクル発電プラントの制御装置

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JP2001197789A
JP2001197789A JP31692899A JP31692899A JP2001197789A JP 2001197789 A JP2001197789 A JP 2001197789A JP 31692899 A JP31692899 A JP 31692899A JP 31692899 A JP31692899 A JP 31692899A JP 2001197789 A JP2001197789 A JP 2001197789A
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plant
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shafts
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Takushi Yamazaki
卓志 山崎
Hiroyuki Ichikawa
裕之 市川
Norihiro Uchida
典弘 内田
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Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】所内単独運転が発生した場合も各発電軸を安定
且つ安全に制御でき、所内電源を確保できるコンバイン
ドサイクル発電プラントの制御装置を提供する。 【解決手段】タービン出力により発電機より発生する電
力を出力する発電軸を複数有し、これら発電軸の電力を
系統遮断器を介して系統母線に出力するコンバインドサ
イクル発電プラントにおいて、該発電プラントの使用状
態より所内単独運転に必要な所内負荷を判断し、所内負
荷を担う発電軸数を決定する所内負荷判定器12と、系
統遮断器の状態から所内単独運転への移行を判断する所
内単独判定器13と、所内負荷判定手段により決定され
た発電軸数に応じて運転継続と解列する発電軸を判定す
る運転/解別判定器14を有し、所内単独判定器13の
所内単独運転への移行判断により運転/解別判器14の
判定結果に対応する発電軸のタービン出力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の発電軸で構
成されたコンバインドサイクル発電プラントの制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の発電軸で構成されたコンバ
インドサイクル発電プラントとして、図6に示すよう
に、ガスタービン1と発電機2を同一軸に連結し、ガス
タービン1に対し燃料調節弁1a、燃焼器1bを介して
パワーを供給することで発電機2を回転させて電力を発
電し、この電力を発電機遮断器3を介して所内母線4に
供給するようにした発電軸5を複数個設け、各発電軸5
から所内母線4に供給される電力を、さらに系統遮断器
6を経由して図示しない系統母線に供給するように構成
したものが知られている。この場合、このようなコンバ
インドサイクル発電プラントには、ガスタービン1の排
ガスを利用して蒸気を発生させる排熱回収ボイラと、そ
の発生蒸気を利用する蒸気タービンが設けられている
が、本図では省略している。
【0003】そして、このように構成された複数軸構成
のコンバインドサイクル発電プラントでは、系統遮断器
6を開いて発電所と系統母線を遮断し、各発電軸5の発
電機2に対する負荷が発電所内の負荷だけになって所内
単独運転を判断すると、つまり、各発電軸5のガスター
ビン1が負荷運転中に系統遮断器6が開いたことと、発
電機遮断器3が閉していることで所内単独運転と判断す
ると、その時点での発電軸5の運転状態から、運転継続
する発電軸5のうち1軸だけ選定し、その他の軸を解列
させるように制御するようにしている。
【0004】この場合、運転継続を選定された発電軸5
のガスタービン1を制御するタービン制御装置では、ガ
スタービン1のガバナ設定をセットバックし、また、ガ
スタービン1の排ガスを利用する蒸気タービンでは過速
度防止機能を動作させて加減弁を急閉させ、その後は、
再起動指令により通常のスケジュールにより開放するよ
うにしている。また、発電機周波数すなわちタービン速
度については、定格値に維持する周波数制御に入れて電
力の需要と供給をバランスさせるようにしている。ここ
で、電力供給に対して需要が高い場合は、周波数が低下
するので、出力指令を増加させて電力供給を高くして周
波数を復旧させ、また電力供給に対して需要が低い場合
は、周波数が上昇するので、出力指令を減少させて電力
供給を低くすることで周波数を復旧させる。このように
周波数を一定に制御することにより、電力の需要と供給
のバランスを安定に維持させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、電力
需要の増加が継続し、これに対応して発電所の数も年々
増加しているため、電力系統の接続経路が複雑になって
きている。これにより、従来は計画されていなかった複
数軸から構成されるコンバインドサイクル発電プラント
を同一発電所内に複数系列有し、これらを連係して運用
することが考えられている。また、最近の電力コスト低
減の観点から、発電効率の高い大容量のコンバインドサ
イクル発電の需要が高まり、補機の大型化にともない所
内負荷が増加する傾向にある。さらに、環境対策の観点
から、ガスタービンの燃焼器は、NOx排出量を抑えるた
め、複雑な燃焼モードの切替を行っているため、負荷遮
断や所内単独運転のように負荷が急減した場合は、ガバ
ナをセットバックし、一定の燃料で火炎の安定を保つよ
うに制御される。
【0006】このようなことから、従来、所内単独運転
が発生した場合、運転継続する発電軸5を1軸だけ選定
し、その他の軸を解列させるように制御したものでは、
1軸だけで所内負荷に対応できないことがあり、このよ
うな場合は、ガスタービン燃焼器の安定燃焼域での運転
ができなくなって、所内電源を安定して確保できないと
いう問題があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、複数軸構成のコンバインドサイクル発電プラントに
おいて、所内単独運転が発生した場合も、各発電軸を安
定且つ安全に制御でき、所内電源を確実に確保できるコ
ンバインドサイクル発電プラントの制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
タービンと発電機を同一軸に連結し、タービン出力によ
り発電機より発生する電力を出力する発電軸を複数有す
るとともに、これら発電軸の電力を系統遮断器を介して
系統母線に出力するようにしたコンバインドサイクル発
電プラントの制御装置において、前記コンバインドサイ
クル発電プラントの使用状態より所内単独運転に必要な
所内負荷を判断し、該所内負荷を担う発電軸数を決定す
る所内負荷判定手段と、前記系統遮断器の状態から所内
単独運転への移行を判断する運転判定手段と、前記所内
負荷判定手段により決定された発電軸数に応じて運転継
続する発電軸と解列する発電軸を判定する運転/解別判
定手段とを具備し、前記運転判定手段により判断される
所内単独運転への移行により前記運転/解別判定手段の
判定結果に対応する発電軸の前記タービンの出力を制御
することを特徴としている。
【0009】このようにすれば、所内単独運転の際に
も、所内負荷の需要と供給をバランスさせた安定した発
電が可能になる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記所内負荷判定手段は、前記複数の発電
軸の運転状態から所内単独運転に必要な所内負荷を判断
し、該所内負荷を担う発電軸数を決定することを特徴と
している。
【0011】このようにすれば、所内単独運転の際に
も、所内負荷の需要と供給をバランスさせた安定した発
電が可能になる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記所内負荷判定手段は、前記コンバイン
ドサイクル発電プラント内の共通設備の補機運転状態か
ら所内単独運転に必要な所内負荷を判断し、該所内負荷
を担う発電軸数を決定することを特徴としている。
【0013】このようにすれば、所内単独運転時の所内
負荷の判定を正確にできる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記所内負荷判定手段は、前記コンバイン
ドサイクル発電プラント内の各所の所内変圧器の2次側
の電力量から所内単独運転に必要な所内負荷を判断し、
該所内負荷を担う発電軸数を決定することを特徴として
いる。
【0015】このようにすれば、所内単独運転中におけ
る安定した負荷制御が実現できる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載の発明において、前記運転/解別判定手
段は、複数の発電軸のうちの一つを所内単独後に運転継
続させる発電軸に、残りを所内単独後に解列させる発電
軸にそれぞれ決定することを特徴としている。
【0017】このようにすれば、電力の需要と供給を安
定にバランスさせることができ、安定した発電を行なう
ことができる。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の
いずれかに記載の発明において、前記所内負荷判定手
段、運転判定手段および運転/解別判定手段を前記各発
電軸のタービン出力を制御するタービン制御装置に設け
たことを特徴としている。
【0019】このようにすれば、一つのタービン制御装
置が停止した場合も、他のタービン制御装置では、支障
なく使用することができ、コンバインドサイクル発電プ
ラントの安定した運用が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。
【0021】(第1の実施の形態)図1は本発明が適用
される複数軸構成のコンバインドサイクル発電プラント
の制御装置の概略構成を示している。
【0022】この場合、コンバインドサイクル発電プラ
ントについては、図6で述べたと同様であり、ここで
は、コンバインドサイクル発電プラントの制御装置のみ
を示している。
【0023】図において、11は制御装置本体で、この
制御装置本体11は、所内負荷判定器12、所内単独判
定器13、運転/解別判定器14および出力装置15を
有している。ここで、所内負荷判定器12は、図6で述
べた複数(#1〜#n個)の発電軸5での運転状態が入
力されるとともに、これら発電軸5の運転状態から所内
単独運転に必要な所内負荷を判断し、所内負荷を担う発
電軸5の数を決定し所内負荷信号として出力するもので
ある。所内単独判定器13は、図6で述べたように発電
軸5のガスタービン1が負荷運転中に系統遮断器6が開
いたことと、発電機遮断器3が閉していることで所内単
独運転に移行したことを判断し、所内単独指令を出力す
るものである。運転/解別判定器14は、所内負荷判定
器12より所内負荷信号を受取ると、所内負荷を担う発
電軸5と解列する発電軸5を判定し、運転/解列信号を
出力するものである。そして、出力装置15は、所内単
独判定器13からの所内単独指令を受取ると、運転/解
別判定器14で判定結果から得られた運転/解列信号に
基づいて各発電軸5のガスタービン1を制御するタービ
ン制御装置16に対し運転継続または解列の指令を出力
するものである。
【0024】各発電軸5のタービン制御装置16は、出
力装置15より運転継続の指令を受取ると、ガスタービ
ン1のガバナ設定をセットバックし、また、蒸気タービ
ンの過速度防止機能を動作させて加減弁を急閉させるな
どの動作を実行する。
【0025】このような構成において、常時、複数(#
1〜#n)の発電軸5の運転状態が所内負荷判定器12
に入力されており、所内負荷判定器12は、これら発電
軸5の運転状態から所内単独運転に必要な所内負荷を判
断し、この所内負荷を担う発電軸5の数を決定して所内
負荷信号を出力する。すると、運転/解別判定器14
は、所内負荷判定器12の所内負荷信号に基づいて所内
負荷を担う発電軸5と解列する発電軸5を判定し、運転
/解列信号を出力装置15に出力する。
【0026】この場合の運転/解別判定器14の判断
は、所内負荷が低い場合は1個の発電軸5のみ運転継続
指令を出力し、他の発電軸5には解列指令を出力し、ま
た、所内負荷が高い場合は、その負荷に見合った複数の
発電軸5に運転継続指令を出力し、残りの発電軸5に解
列指令を出力する。
【0027】この状態で、出力装置15は、運転/解別
判定器14から運転/解列信号を受取っても所内単独判
定器13からの所内単独指令があるまでは、一切の出力
を発生しない。その後、所内単独判定器13が発電軸5
のガスタービン1が負荷運転中に系統遮断器6が開いた
ことと発電機遮断器3が閉していることにより所内単独
運転への移行を判断し、所内単独指令を出力すると、こ
の時点の運転/解別判定器14からの運転/解列信号に
基づいてタービン制御装置16に対し運転継続または解
列の指令が出力され、ガスタービン1のガバナ設定をセ
ットバックし、また、蒸気タービンの過速度防止機能を
動作させて加減弁を急閉させるなどの動作が実行され
る。
【0028】従って、このようにすれば、所内単独運転
に移行する際に、所内負荷に見合った数の発電軸5を運
転継続させ、残りの発電軸5を解列させるようにしたの
で、所内負荷の需要と供給をバランスさせた安定した発
電が可能となり、所内電源を確実に確保できる。また、
所内負荷を担う各発電軸5のガスタービン1の燃焼器1
bの安定燃焼域での運転ができるので、ガスタービン1
を安定且つ安全に運転することができるとともに、寿命
消費を抑えることもできる。
【0029】(第2の実施の形態)図2は本発明の第2
の実施の形態の概略構成を示すもので、図1と同一部分
には、同符号を付している。この場合、所内負荷判定器
17は、複数の発電軸5や共通設備である補機1A,2
A…nAの運転状態が入力されるとともに、これら発電
軸5や補機1A,2A…nAの運転状態から所内単独運
転に必要な所内負荷を判断し、所内負荷を担う発電軸5
の数を決定し所内負荷信号として出力するものである。
【0030】従って、このようにすれば、通常、所内負
荷は補機の運転台数により大きく影響を受けるが、これ
ら補機の運転台数に基づいて所内負荷を判定できるの
で、正確に所内負荷を判定することができ、発電軸5の
運転継続/解列の決定をさらに正確に行なうことができ
る。
【0031】(第3の実施の形態)図3は本発明の第3
実施の形態の概略構成を示すもので、図1と同一部分に
は、同符号を付している。この場合、所内負荷判定器1
8は、コンバインドサイクル発電プラント内の各所の所
内変圧器A,B,C,…Nの2次側の電力量が入力さ
れ、これら電力量から所内負荷指令とともに、所内単独
運転に必要な所内負荷を判断し、所内負荷を担う発電軸
5の数を決定し所内負荷信号を出力するようにしてい
る。
【0032】従って、このようにすれば、所内負荷を判
定するのに、各所の所内変圧器A,B,C,…Nの2次
側の電力量を用いることで、正確な所内負荷を判定する
ことができるとともに、所内単独時の運転継続されるタ
ービン制御装置16に負荷指令値として与えることによ
り、所内単独運転中における安定した負荷制御が実現で
きる。
【0033】(第4の実施の形態)図4は本発明の第4
実施の形態の概略構成を示すもので、図1と同一部分に
は、同符号を付している。この場合、運転/解別判定器
19は、所内負荷判定器12より所内負荷信号を受取る
と、所内負荷を担う発電軸5と解列する発電軸5を判定
するが、この際に、運転継続の対象となる発電軸5が複
数台ある場合、それらの発電軸5に対して優先順位を設
定するようにしている。つまり運転継続の対象となる発
電軸5が複数台ある場合、このうちの一つを運転継続さ
せる第1優先軸に設定し、残りを所内単独後の運転状態
が安定したあと解列操作をさせる第2、第3…の優先軸
に設定し、それぞれ所内単独後運転継続軸指令(第1優
先)、所内単独後解列軸指令(第2、第3・・優先)を
出力するようにしている。
【0034】そして、所内単独判定器13からの所内単
独指令により出力装置15を介して、運転/解別判定器
19からの所内単独後運転継続軸指令(第1優先)、所
内単独後解列軸指令(第2、第3・・優先)がタービン
制御装置16に出力されると、各制御装置16では、所
内単独後運転継続軸指令(第1優先)に対して運転継続
し、所内単独後解列軸指令(第2、第3・・優先)に対
して順番に解列操作に進むように動作し、所内単独運転
は最終的に1個の発電軸5になるようにしている。
【0035】従って、このようにすれば、運転継続され
る発電軸5のガスタービン1を制御するタービン制御装
置16は、所内単独後に解列する発電軸5の負荷減少分
を、周波数制御機能を設けることでで吸収し、電力の需
要と供給を安定にバランスさせることができるので、安
定した発電を行なうことができる。また、周波数制御す
ることにより、系統遮断器6の再投入、即ち系統母線へ
の再投入も容易にできる。
【0036】(第5の実施の形態)図5は本発明の第5
実施の形態の概略構成を示すもので、図1と同一部分に
は、同符号を付している。
【0037】この場合、第1乃至第4の実施の形態で
は、複数の発電軸5を有するコンバインドサイクル発電
プラントの統括的な制御を司る系列共通の制御装置に付
いて述べたが、図5では、各発電軸5のタービン制御装
置16内に所内負荷判定器12、所内単独判定器13、
運転/解別判定器14および出力装置15を有してい
る。
【0038】そして、タービン制御装置16内の所内負
荷判定器12に他の発電軸5の運転状態、制御状態、系
統遮断器の状態を入力することにより、自軸を運転継続
にするのか解列にするかを判定し、、所内単独判定器1
3からの所内単独指令とともに判定されたモードに移行
するようにしている。
【0039】従って、このようにすれば、第1乃至第4
の実施の形態で述べた系列共通の制御装置の場合は、制
御装置自身の異常時や、点検時の際は、コンバインドサ
イクル発電プラント全てが使用できなくなるが、各発電
軸5のタービン制御装置16内に組み込むことにより、
一つのタービン制御装置16が点検作業などで停止され
た場合も、他の発電軸5のタービン制御装置16は、支
障なく使用することができ、コンバインドサイクル発電
プラントの安定した運用が得られる。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
軸構成のコンバインドサイクル発電プラントにおいて、
所内単独運転が発生した場合も、各発電軸を安定且つ安
全に制御でき、所内電源を確実に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図4】本発明の第4の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図5】本発明の第5の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図6】一般的な多軸型のコンバインドサイクル発電プ
ラントの概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…ガスタービン 1a…燃料調節弁 1b…燃焼器 2…発電機 3…発電機遮断器 4…所内母線 5…発電軸 6…系統遮断器 11…制御装置本体 12…所内負荷判定器 13…所内単独判定器 14…解別判定器 15…出力装置 16…タービン制御装置 17…所内負荷判定器 18…所内負荷判定器 19…解別判定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 典弘 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 3G081 BA02 BA11 BB00 BC07 DA04 DA21 DA26 5H590 AA01 AA02 AB15 CA01 CA08 CA21 CA29 CC01 CE01 CE02 EA01 EA05 EA07 EA13 EA14 FA01 FA05 GA06 HA06 HA11 JB18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービンと発電機を同一軸に連結し、タ
    ービン出力により発電機より発生する電力を出力する発
    電軸を複数有するとともに、これら発電軸の電力を系統
    遮断器を介して系統母線に出力するようにしたコンバイ
    ンドサイクル発電プラントの制御装置において、 前記コンバインドサイクル発電プラントの使用状態より
    所内単独運転に必要な所内負荷を判断し、該所内負荷を
    担う発電軸数を決定する所内負荷判定手段と、 前記系統遮断器の状態から所内単独運転への移行を判断
    する運転判定手段と、 前記所内負荷判定手段により決定された発電軸数に応じ
    て運転継続する発電軸と解列する発電軸を判定する運転
    /解別判定手段とを具備し、 前記運転判定手段により判断される所内単独運転への移
    行により前記運転/解別判定手段の判定結果に対応する
    発電軸の前記タービンの出力を制御することを特徴とす
    るコンバインドサイクル発電プラントの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記所内負荷判定手段は、前記複数の発
    電軸の運転状態から所内単独運転に必要な所内負荷を判
    断し、該所内負荷を担う発電軸数を決定することを特徴
    とする請求項1記載のコンバインドサイクル発電プラン
    トの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記所内負荷判定手段は、前記コンバイ
    ンドサイクル発電プラント内の共通設備の補機運転状態
    から所内単独運転に必要な所内負荷を判断し、該所内負
    荷を担う発電軸数を決定することを特徴とする請求項1
    記載のコンバインドサイクル発電プラントの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記所内負荷判定手段は、前記コンバイ
    ンドサイクル発電プラント内の各所の所内変圧器の2次
    側の電力量から所内単独運転に必要な所内負荷を判断
    し、該所内負荷を担う発電軸数を決定することを特徴と
    する請求項1記載のコンバインドサイクル発電プラント
    の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記運転/解別判定手段は、複数の発電
    軸のうちの一つを所内単独後に運転継続させる発電軸
    に、残りを所内単独後に解列させる発電軸にそれぞれ決
    定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載のコンバインドサイクル発電プラントの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記所内負荷判定手段、運転判定手段お
    よび運転/解別判定手段を前記各発電軸のタービン出力
    を制御するタービン制御装置に設けたことを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれかに記載のコンバインドサイク
    ル発電プラントの制御装置。
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