JP2001197731A - 電源装置及びコンピュータ - Google Patents

電源装置及びコンピュータ

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JP2001197731A
JP2001197731A JP2000000424A JP2000000424A JP2001197731A JP 2001197731 A JP2001197731 A JP 2001197731A JP 2000000424 A JP2000000424 A JP 2000000424A JP 2000000424 A JP2000000424 A JP 2000000424A JP 2001197731 A JP2001197731 A JP 2001197731A
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power supply
supply circuit
switching
load
power
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Shigefumi Odaohara
重文 織田大原
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International Business Machines Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽負荷時から重負荷時に至るまで高効率で、
かつ高精度な電源装置を低コストに得ると共に、消費電
力の少ないコンピュータを得る。 【解決手段】 直列型電源回路100と、軽負荷時に直
列型電源回路100より効率が悪く、重負荷時に直列型
電源回路100より効率がよいスイッチング型電源回路
102とを備え、軽負荷時にハイ・レベルとなり、重負
荷時にロー・レベルとなるスタンバイ信号Sを、直列型
電源回路100の負論理のイネーブル端子(−EN)に
はインバータ120を介して入力し、スイッチング型電
源回路102におけるPWMコントローラ108の負論
理のイネーブル端子(−EN)には直接入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電源装置及びコンピ
ュータに係り、特に、軽負荷時から重負荷時に至るまで
効率のよい電源装置及び該電源装置を備えたコンピュー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ(PC)に
は、印加された直流電圧を当該PCの各部(負荷)に供
給する2.5V、3.3V等の各種レベルの直流電圧に
変換するDC(直流)/DCコンバータが一般に設けら
れており、該DC/DCコンバータとして適用し得る電
源回路としては、スイッチング型電源回路及び直列型電
源回路がある。
【0003】図8(A)には、IC(集積回路)チップ
として市販されているスイッチング型電源回路におい
て、入力電圧が3.3Vで出力電圧が2.5Vである場
合の電力変換効率特性の実測結果例が示されている。同
図に示すように、スイッチング型電源回路では、出力電
流(負荷電流)が小さなとき、すなわち軽負荷時には電
力変換効率が低く、出力電流が大きくなるに従って、す
なわち負荷が重くなるに従って電力変換効率が高くなる
という特性がある。図8(A)に示す例では、出力電流
20mA以下程度の負荷のときの電力変換効率が非常に
低く、20mAを越える負荷のときには75%から83
%程度の高効率となっている。
【0004】一方、図8(B)には、ICチップとして
市販されている直列型電源回路において、入力電圧が
3.3Vで出力電圧が2.5Vである場合の電力変換効
率特性の実測結果例が示されている。同図に示すよう
に、直列型電源回路では、軽負荷時でも重負荷時でも電
力変換効率があまり変わらない。なお、直列型電源回路
では、入力電圧が3.3Vで、出力電圧が2.5Vであ
る場合の理想的な電力変換効率は約76%(=2.5/
3.3×100)であるが、実際には回路ロス等の影響
によって、図8(B)に示す例では65%から72%ま
での間程度となっている。
【0005】このように、スイッチング型電源回路では
軽負荷時の電力変換効率が悪い、という問題があり、直
列型電源回路ではスイッチング型電源回路に比較して重
負荷時の電力変換効率が悪い、という問題があった。
【0006】特に、ノートブック型PC、サブノートブ
ック型PC、パームトップ型PC、PDA(personal d
ata assistants;個人向け携帯型情報通信機器)等の携
帯型PCでは、消費電力の低減のためにサスペンド状態
(軽負荷の状態)となったり、通常のコンピューティン
グ時には重負荷となったりするので、軽負荷から重負荷
に至るまでの広範囲に亘って電力変換効率のよい電源装
置が要望されている。
【0007】このような問題を解消し得る技術として、
特開平11−8933号公報及び特開平8−14980
4号公報の各公報に記載の技術があった。
【0008】特開平11−8933号公報記載の技術
は、軽負荷対応の第1の安定化電源回路(直列型電源回
路)と、第2の安定化電源回路(スイッチング型電源回
路)とを備え、負荷電流の大きさに応じて上記第2の安
定化電源回路を動作状態又は非動作状態とするものであ
り、これによって負荷の変動に適応することができるも
のである。
【0009】一方、特開平8−149804号公報記載
の技術は、スイッチング型電源回路において、小電流用
の第1のスイッチング素子及び大電流用の第2のスイッ
チング素子を備え、負荷電流値に応じて第1及び第2の
スイッチング素子を切り替えて動作させるものであり、
これによってスイッチング素子を駆動する電力を低減す
ることができ、負荷電流の変動に対する電力変換効率を
向上させることができるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平11−8933号公報に記載の技術では、重負荷時
に直列型電源回路とスイッチング型電源回路とを双方と
も動作させることによって出力電圧を得ているので、直
列型電源回路及びスイッチング型電源回路の双方に対し
て出力電圧の高精度化が要求され、この結果として精度
の高い部品の使用や部品点数の増加を余儀なくされてし
まい、コストが増加してしまう、という問題点があっ
た。
【0011】例えば、出力電圧の平均値をVTYPとし、
かつ負荷の電子部品(IC、LSI等)の要求する精度
がVTYP±5%であるとすると、出力電圧の最大値Vmax
はV TYP+5%、最小値VminはVTYP−5%である。こ
のとき、直列型電源回路の出力電圧V10をVTYP+1%
からVTYP+5%までとなるように制御し、直列型電源
回路及びスイッチング型電源回路によって構成される複
合型電源回路の出力電圧V30をVTYP−5%からVTYP
1%までとなるように制御すると仮定した場合、直列型
電源回路は出力精度±2%、スイッチング型電源回路は
出力精度±3%が必要となる。この精度を実現するため
には、±5%の出力精度を実現するための設計に比較し
て高精度な部品の使用や部品点数の増加が余儀なくされ
る。
【0012】また、上記特開平11−8933号公報に
記載の技術では、負荷電流を検出するために電源回路の
出力側に抵抗を設けているので、抵抗に流れる電流によ
って発生する電圧降下のために、出力電圧精度が悪くな
る問題点があった。
【0013】一方、上記特開平8−149804号公報
に記載の技術でも、負荷電流を検出するために電源回路
の出力側に抵抗を設けているので、抵抗に流れる電流に
よって発生する電圧降下のために、出力電圧精度が悪く
なる問題点があった。
【0014】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたものであり、軽負荷時から重負荷時に至るまで高効
率で、かつ高精度な電源装置を低コストに得ると共に、
消費電力の少ないコンピュータを得ることが目的であ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の電源
装置は、入力電圧を予め定めた所定電圧へ変換するとき
の電力変換効率特性が異なる複数の電源回路と、電力の
消費状態を制御するための制御信号を入力する入力手段
とを備えている。ここで、上記電力変換効率特性は、当
該電源装置によって電力が供給される負荷に流れる電流
(負荷電流)の大きさに対する電力変換効率の推移を示
すものである。また、上記制御信号には、本第1の電源
装置による電力によって動作するものがコンピュータ負
荷である場合には、当該コンピュータがサスペンド状態
(低消費電力状態)であるか否かを示すスタンバイ信号
等が含まれる。
【0016】また、本発明に係る第1の電源装置では、
切換手段により、入力手段によって入力された制御信号
の状態に基づいて複数の電源回路のうちの1つの電源回
路に切り換えられる。これによって、制御信号の状態に
応動して電力変換効率の高い電源回路のみが作動して電
源出力が得られる。
【0017】このように、本発明に係る第1の電源装置
によれば、入力電圧を予め定めた所定電圧へ変換すると
きの電力変換効率特性が異なる複数の電源回路を備える
と共に、該複数の電源回路のうちの、制御信号の状態に
応じた電力変換効率の高い1つの電源回路から電源出力
が得られるようにしているので、軽負荷状態から重負荷
状態に至るまで高効率とすることができると共に、複数
の電源回路が同時に作動することがないので、各電源回
路の出力精度を電源装置全体としての出力精度と略同一
とすることができ、この結果として低コストに高精度と
することができる。
【0018】なお、第1の電源装置の切換手段は、上記
複数の電源回路の各々に対応し、かつ上記制御信号の状
態に基づいて対応する電源回路を作動させる作動手段を
含むものとして構成することができる。この構成によっ
て、切換手段の構成を単純化することができる。
【0019】ところで、電源回路として広く用いられて
いるものに、図8を参照して説明した直列型電源回路と
スイッチング型電源回路がある。上述したように、一般
に、直列型電源回路は軽負荷時から重負荷時に亘って電
力変換効率の変動が少なく、スイッチング型電源回路は
軽負荷時には直列型電源回路より電力変換効率が悪く、
重負荷時には直列型電源回路より電力変換効率がよい、
という特性がある。
【0020】そこで、第1の電源装置における複数の電
源回路に、直列型電源回路等の軽負荷用電源回路、及び
スイッチング型電源回路等の重負荷用電源回路を含め、
上記切換手段によって、消費電力を抑制するときの制御
信号が入力された場合に軽負荷用電源回路に切り換え、
上記抑制するときの制御信号が非入力の場合に重負荷用
電源回路に切り換えることが好ましい。これによって、
消費電力を抑制するときの制御信号が入力された場合、
すなわち負荷が比較的軽い場合には軽負荷用電源回路か
ら電源出力が得られ、上記抑制するときの制御信号が非
入力の場合、すなわち負荷が比較的重い場合には重負荷
用電源回路から電源出力が得られるようにすることがで
き、この結果として軽負荷時から重負荷時に至るまで高
効率とすることができる。
【0021】なお、第1の電源装置では、切換手段によ
る電源回路の切り換え時に電源出力が一時的に停止して
しまう場合がある。この場合の電源出力の停止を一般に
瞬断と呼ぶが、該瞬断は当該電源装置による電力によっ
て動作する装置の動作不良や故障等につながるため、好
ましくない場合が多い。
【0022】そこで、第1の電源装置に切換手段による
切り換え時に電源出力を所定時間だけ保持するための保
持手段を更に備えることが好ましい。これによって、瞬
断の発生を防止することができる。
【0023】一方、本発明に係る第2の電源装置は、入
力電圧を予め定めた所定電圧へ変換するときの電力変換
効率特性が異なる複数の電源回路と、電力消費量を検出
する検出手段とを備えている。ここで、上記電力変換効
率特性は、上記第1の電源装置の場合と同様に、当該電
源装置によって電力が供給される負荷に流れる電流(負
荷電流)の大きさに対する電力変換効率の推移を示すも
のである。
【0024】また、本発明に係る第2の電源装置では、
切換手段により、検出手段によって検出された電力消費
量に基づいて複数の電源回路のうちの1つの電源回路に
切り換えられる。これによって、負荷電流の大きさに比
例した電力消費量の大きさに応動して電力変換効率の高
い電源回路のみが作動して電源出力が得られる。
【0025】このように、本発明に係る第2の電源装置
によれば、入力電圧を予め定めた所定電圧へ変換すると
きの電力変換効率特性が異なる複数の電源回路を備える
と共に、該複数の電源回路のうちの、電力消費量に応じ
た電力変換効率の高い1つの電源回路から電源出力が得
られるようにしているので、軽負荷状態から重負荷状態
に至るまで高効率とすることができると共に、複数の電
源回路が同時に作動することがないので、各電源回路の
出力精度を電源装置全体としての出力精度と略同一とす
ることができ、この結果として低コストに高精度とする
ことができる。
【0026】ところで、上述したように、特開平11−
8933号公報及び特開平8−149804号公報の各
公報に記載の技術では、負荷電流を検出するために電源
回路の出力側に抵抗を設けているので、抵抗に流れる電
流によって発生する電圧降下のために、出力電圧精度が
悪くなる問題点があった。
【0027】そこで、本発明に係る第2の電源装置の検
出手段は、上記複数の電源回路に入力される電力量に基
づいて電力消費量を検出することが好ましい。これによ
って、電源装置の出力精度を向上することができる。
【0028】また、第2の電源装置の切換手段は、上記
複数の電源回路の各々に対応し、かつ上記電力消費量に
基づいて対応する電源回路を作動させる作動手段を含む
ものとして構成することができる。この構成によって、
切換手段の構成を単純化することができる。
【0029】一方、上述したように、電源回路としては
直列型電源回路とスイッチング型電源回路があり、一般
に、直列型電源回路は軽負荷時から重負荷時に亘って電
力変換効率の変動が少なく、スイッチング型電源回路は
軽負荷時には直列型電源回路より電力変換効率が悪く、
重負荷時には直列型電源回路より電力変換効率がよい、
という特性がある。
【0030】そこで、第2の電源装置における複数の電
源回路に、直列型電源回路等の軽負荷用電源回路、及び
スイッチング型電源回路等の重負荷用電源回路を含め、
上記切換手段によって、電力消費量が所定量より少ない
場合に軽負荷用電源回路に切り換え、上記電力消費量が
上記所定量以上である場合に重負荷用電源回路に切り換
えることが好ましい。これによって、電力消費量が所定
量より少ない場合、すなわち負荷が比較的軽い場合には
軽負荷用電源回路から電源出力が得られ、電力消費量が
上記所定量以上である場合、すなわち負荷が比較的重い
場合には重負荷用電源回路から電源出力が得られるよう
にすることができ、この結果として軽負荷時から重負荷
時に至るまで高効率とすることができる。
【0031】ここで、上記所定量として、軽負荷用電源
回路の電力変換効率特性を示す曲線が重負荷用電源回路
の電力変換効率特性を示す曲線と交差する位置に対応す
る電力消費量を予め設定することが好ましい。これによ
って、常に最良の電力変換効率を得ることができる。
【0032】なお、第2の電源装置では、切換手段によ
る電源回路の切り換え時に電源出力が瞬断してしまう場
合があるが、上述したように、瞬断は当該電源装置によ
る電力によって動作する装置の動作不良や故障等につな
がるため、好ましくない場合が多い。
【0033】そこで、第2の電源装置に切換手段による
切り換え時に電源出力を所定時間だけ保持するための保
持手段を更に備えることが好ましい。これによって、瞬
断の発生を防止することができる。
【0034】更に、本発明に係るコンピュータには、本
発明に係る電源装置と、該電源装置による電力によって
動作するコンピュータ負荷と、が備えられている。
【0035】従って、本発明に係るコンピュータによれ
ば、電力変換効率特性が異なる複数の電源回路を備える
と共に、該複数の電源回路のうちの、電力の消費状態、
又は電力消費量に応じた電力変換効率の高い1つの電源
回路から電源出力が得られるようにしているので、軽負
荷状態から重負荷状態に至るまで高効率とすることがで
き、従って消費電力を少なくすることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、電力変換
効率特性が異なる複数の電源回路を有する電源装置、及
び該電源装置を備えたコンピュータに関するものである
が、説明を簡単化するために、本実施の形態では上記電
源回路が2個の場合を例に説明する。
【0037】〔第1実施形態〕図1には、本発明に係る
電源装置を備えた典型的なパーソナル・コンピュータ
(PC)から成るコンピュータシステム10のハードウ
ェア構成がサブシステム毎に模式的に示されている。本
発明を適用したPCの一例は、OADG(PC Open Arch
itecture Developer's Group)仕様に準拠し、オペレー
ティングシステム(OS)として米マイクロソフト社の
“Windows98又はNT”又は米IBM社の“O
S/2”を搭載したノートブック型のPC12(図2参
照)である。以下、コンピュータシステム10の各部に
ついて説明する。
【0038】コンピュータシステム10全体の頭脳であ
るCPU14は、OSの制御下で、各種プログラムを実
行する。CPU14は、例えば米インテル社製のCPU
チップ“Pentium”、“MMXテクノロジPen
tium”、“Pentium Pro”や、AMD社
等の他社製のCPUでも良いし、IBM社製の“Pow
erPC”でも良い。CPU14は、頻繁にアクセスす
るごく限られたコードやデータを一時格納することで、
メインメモリ16への総アクセス時間を短縮するための
高速動作メモリであるL2(レベル2)−キャッシュを
含んで構成されている。L2−キャッシュは、一般にS
RAM(スタティックRAM)チップで構成され、その
記憶容量は例えば512kB又はそれ以上である。
【0039】CPU14は、自身の外部ピンに直結され
たプロセッサ直結バスとしてのFS(FrontSide)バス
18、高速のI/O装置用バスとしてのPCI(Periph
eralComponent Interconnect)バス20、及び低速のI
/O装置用バスとしてのISA(Industry Standard Ar
chitecture)バス22という3階層のバスを介して、後
述の各ハードウェア構成要素と相互接続されている。
【0040】FSB18とPCIバス20は、一般にメ
モリ/PCI制御チップと呼ばれるCPUブリッジ(ホ
スト−PCIブリッジ)24によって連絡されている。
本実施形態のCPUブリッジ24は、メインメモリ16
へのアクセス動作を制御するためのメモリコントローラ
機能や、FSB18とPCIバス20の間のデータ転送
速度の差を吸収するためのデータバッファ等を含んだ構
成となっており、例えばインテル社製の440BX等を
用いることができる。
【0041】メインメモリ16は、CPU14の実行プ
ログラムの読み込み領域として、或いは実行プログラム
の処理データを書き込む作業領域として利用される書き
込み可能メモリである。メインメモリ16は、一般には
複数個のDRAM(ダイナミックRAM)チップで構成
され、例えば32MBを標準装備し256MBまで増設
可能である。近年では、更に高速化の要求に応えるべ
く、DRAMは高速ページDRAM、EDO DRA
M、シンクロナスDRAM(SDRAM)、バーストE
DO DRAM、RDRAM等へと変遷している。
【0042】なお、ここでいう実行プログラムには、W
indows98等のOS、周辺機器類をハードウェア
操作するための各種デバイスドライバ、特定業務に向け
られたアプリケーションプログラムや、フラッシュRO
M72に格納されたBIOS(Basic Input/Output Sys
tem:キーボードやフロッピーディスクドライブ等の各
ハードウェアの入出力操作を制御するためのプログラ
ム)等のファームウェアが含まれる。
【0043】PCIバス20は、比較的高速なデータ伝
送が可能なタイプのバス(例えばバス幅32/64ビッ
ト、最大動作周波数33/66/100MHz、最大デ
ータ転送速度132/264MBps)であり、カード
バスコントローラ30のような比較的高速で駆動するP
CIデバイス類がこれに接続される。なお、PCIアー
キテクチャは、米インテル社の提唱に端を発したもので
あり、いわゆるPnP(プラグ・アンド・プレイ)機能
を実現している。
【0044】ビデオサブシステム26は、ビデオに関連
する機能を実現するためのサブシステムであり、CPU
14からの描画命令を実際に処理し、処理した描画情報
をビデオメモリ(VRAM)に一旦書き込むと共に、V
RAMから描画情報を読み出して液晶ディスプレイ(L
CD)28(図2参照)に描画データとして出力するビ
デオコントローラを含む。また、ビデオコントローラ
は、付設されたデジタル−アナログ変換器(DAC)に
よってデジタルのビデオ信号をアナログのビデオ信号へ
変換することができる。アナログのビデオ信号は、信号
線を介してCRTポート(図示省略)へ出力される。
【0045】また、PCIバス20にはカードバスコン
トローラ30、オーディオサブシステム32、ドッキン
グステーションインタフェース(Dock I/F)3
4及びミニPCIスロット36が各々接続されている。
カードバスコントローラ30は、PCIバス20のバス
シグナルをPCIカードバススロット38のインタフェ
ースコネクタ(カードバス)に直結させるための専用コ
ントローラである。カードバススロット38には、例え
ばPC12本体の壁面に配設され、PCMCIA(Pers
onal Computer Memory Association)/JEIDA(Ja
pan ElectronicIndustry Development Association)が
策定した仕様(例えば“PC Card Standard 95”)に準
拠したPCカード40が装填される。
【0046】Dock I/F34は、PC12とドッ
キングステーション(図示省略)を接続するためのハー
ドウェアであり、PC12がドッキングステーションに
セットされると、ドッキングステーションの内部バスが
Dock I/F34に接続され、ドッキングステーシ
ョンの内部バスに接続された各種のハードウェア構成要
素がDock I/F34を介してPCIバス20に接
続される。また、ミニPCIスロット36には、例えば
コンピュータシステム10をネットワーク(例えばLA
N)に接続するためのネットワークアダプタ42が接続
される。
【0047】PCIバス20とISAバス22はI/O
ブリッジ44によって相互に接続されている。I/Oブ
リッジ44は、PCIバス20とISAバス22とのブ
リッジ機能、DMAコントローラ機能、プログラマブル
割り込みコントローラ(PIC)機能、及びプログラマ
ブル・インターバル・タイマ(PIT)機能、IDE
(Integrated Drive Electronics)インタフェース機
能、USB(Universal Serial Bus)機能、SMB(Sy
stem Management Bus)インタフェース機能を備えてい
ると共に、リアルタイムクロック(RTC)を内蔵して
おり、例えばインテル社製のPIIX4というデバイス
(コアチップ)を用いることができる。
【0048】なお、DMAコントローラ機能は、周辺機
器(たとえばFDD)とメインメモリ16との間のデー
タ転送をCPU14の介在なしに実行するための機能で
ある。またPIC機能は、周辺機器からの割り込み要求
(IRQ)に応答して所定のプログラム(割り込みハン
ドラ)を実行させる機能である。また、PIT機能はタ
イマ信号を所定周期で発生させる機能であり、その発生
周期はプログラマブルである。
【0049】また、IDEインタフェース機能によって
実現されるIDEインタフェースには、IDEハードデ
ィスクドライブ(HDD)46が接続される他、IDE
CD−ROMドライブ48がATAPI(AT Attachm
ent Packet Interface)接続される。また、IDE C
D−ROMドライブ48の代わりに、DVD(Digital
Video Disc又はDigital Versatile Disc)ドライブのよ
うな他のタイプのIDE装置が接続されていても良い。
HDD46やCD−ROMドライブ48等の外部記憶装
置は、例えばPC12本体内の「メディアベイ」又は
「デバイスベイ」と呼ばれる収納場所に格納される。こ
れら標準装備された外部記憶装置は、FDDやバッテリ
パックのような他の機器類と交換可能かつ排他的に取り
付けられる場合もある。
【0050】また、I/Oブリッジ44にはUSBポー
トが設けられており、このUSBポートは、例えばPC
12本体の壁面等に設けられたUSBコネクタ50と接
続されている。USBは、電源投入のまま新しい周辺機
器(USBデバイス)を抜き差しする機能(ホット・プ
ラギング機能)や、新たに接続された周辺機器を自動認
識しシステムコンフィギュレーションを再設定する機能
(プラグアンドプレイ機能)をサポートしている。1つ
のUSBポートに対して、最大63個のUSBデバイス
をディジーチェーン接続することができる。USBデバ
イスの例は、キーボード、マウス、ジョイスティック、
スキャナ、プリンタ、モデム、ディスプレイモニタ、タ
ブレットなど様々である。
【0051】更に、I/Oブリッジ44にはSMバスを
介してEEPROM94が接続されている。EEPRO
M94はユーザによって登録されたパスワードやスーパ
ーバイザーパスワード、製品シリアル番号等の情報を保
持するためのメモリであり、不揮発性で記憶内容を電気
的に書き替え可能とされている。
【0052】また、I/Oブリッジ44は電源部54に
接続されている。電源部54はAC/DCコンバータ6
2、バッテリ64を充電するための充電器、及びコンピ
ュータシステム10で使用される5V、3.3V等の直
流定電圧を生成するDC/DCコンバータ66等の回路
を備えている。DC/DCコンバータ66が本発明の電
源装置に相当する。
【0053】一方、I/Oブリッジ44を構成するコア
チップの内部には、コンピュータシステム10の電源状
態を管理するための内部レジスタと、該内部レジスタの
操作を含むコンピュータシステム10の電源状態の管理
を行うロジック(ステートマシーン)が設けられてい
る。
【0054】上記ロジックは電源部54との間で各種の
信号を送受し、この信号の送受により、電源部54から
コンピュータシステム10への実際の給電状態を認識
し、電源部54は上記ロジックからの指示に応じてコン
ピュータシステム10への電力供給を制御する。
【0055】ISAバス22はPCIバス20よりもデ
ータ転送速度が低いバスであり(例えばバス幅16ビッ
ト、最大データ転送速度4MBps)、Super I
/Oコントローラ70、EEPROM等から成るフラッ
シュROM72、CMOS74、ゲートアレイロジック
76に接続されたエンベデッドコントローラ80に加
え、キーボード/マウスコントローラのような比較的低
速で動作する周辺機器類(何れも図示省略)を接続する
のに用いられる。
【0056】Super I/Oコントローラ70には
I/Oポート78が接続されている。Super I/
Oコントローラ70は、フロッピーディスクドライブ
(FDD)の駆動、パラレル・ポートを介したパラレル
・データの入出力(PIO)、シリアル・ポートを介し
たシリアル・データの入出力(SIO)を制御する。
【0057】フラッシュROM72は、BIOS等のプ
ログラムを保持するためのメモリであり、不揮発性で記
憶内容を電気的に書き替え可能とされている。また、C
MOS74は揮発性の半導体メモリがバックアップ電源
に接続されて構成されており、不揮発性でかつ高速の記
憶手段として機能する。
【0058】エンベデッドコントローラ80は、図示し
ないキーボードのコントロールを行うと共に、ゲートア
レイロジック76と協働して電源管理機能の一部を担
う。
【0059】次に、図3を参照して、DC/DCコンバ
ータ66の構成を説明する。同図に示すように、DC/
DCコンバータ66には本発明の電源回路としての直列
型電源回路100及びスイッチング型電源回路102が
備えられている。なお、本実施の形態に係る直列型電源
回路100は負荷の重さに対する電力変換効率特性が図
8(B)に示すものとされており、スイッチング型電源
回路102は電力変換効率特性が図8(A)に示すもの
とされている。従って、直列型電源回路100が本発明
の軽負荷用電源回路として作用し、スイッチング型電源
回路102が本発明の重負荷用電源回路として作用す
る。
【0060】直列型電源回路100は、図示しない電源
に接続されて直流電圧+3.3Vが印加されると共に、
グランドに接続されている。直列型電源回路100に
は、イネーブル端子(−EN)が備えられており、該イ
ネーブル端子がアクティブ(ここでは、ロー・レベル)
のときに規定の電圧値(ここでは、+2.5V)の直流
電圧を出力する状態とされ、イン・アクティブ(ここで
は、ハイ・レベル)のときに電圧を出力しない状態、す
なわち直列型電源回路自身が殆ど電力を消費しないスタ
ンバイ状態とされるように構成されている。
【0061】本第1実施形態に係るDC/DCコンバー
タ66では、直列型電源回路100のイネーブル端子
に、コンピュータシステム10がサスペンド状態のと
き、すなわち軽負荷時にアクティブ(ここでは、ハイ・
レベル)となり、サスペンド状態ではないとき、すなわ
ち重負荷時にイン・アクティブ(ここでは、ロー・レベ
ル)となる信号であるスタンバイ信号Sが入力端子10
9及びインバータ120を介して入力されるように構成
されている。従って、直列型電源回路100は、サスペ
ンド状態のときに上記規定の電圧値の直流電圧を出力す
る状態とされ、サスペンド状態でないときには電圧を出
力しないスタンバイ状態とされるように構成されてい
る。なお、本実施形態では、サスペンド状態時にはDC
/DCコンバータ66の出力電流が20mA以下とな
り、サスペンド状態でないときには出力電流が20mA
を越える状態となる。スタンバイ信号Sが本発明の制御
信号に相当する。
【0062】一方、スイッチング型電源回路102に
は、トランジスタ104が備えられており、トランジス
タ104のエミッタは上記図示しない電源に接続されて
直流電圧+3.3Vが印加されると共に、他方の端子が
グランドに接続されたコンデンサ106の一方の端子に
接続されている。ここで、上記コンデンサ106は、ス
イッチング型電源回路102の入力コンデンサであり、
ノイズやEMI(Electromagnetic Interference;電磁
波障害)の低減及び電力変換効率の向上を目的として設
けている。
【0063】また、トランジスタ104のベースは、電
源電圧VCCが印加されるように構成されていると共に
グランドに接続されたPWMコントローラ108のPW
M(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)信号を出
力する出力端子に接続されている。
【0064】一方、トランジスタ104のコレクタは、
フライホイールダイオード112とコンデンサ114と
がπ型に接続されたインダクタ110の一方の端子(フ
ライホイールダイオード112が接続されている側の端
子)に接続されている。
【0065】PWMコントローラ108にはイネーブル
端子(−EN)が備えられており、該イネーブル端子が
イン・アクティブ(ここでは、ハイ・レベル)のときに
PWM信号を出力しない状態とされ、アクティブ(ここ
では、ロー・レベル)のときに所定のPWM信号を出力
する。
【0066】本第1実施形態に係るDC/DCコンバー
タ66では、PWMコントローラ108のイネーブル端
子にスタンバイ信号Sが直接入力されるように構成され
ている。従って、スイッチング型電源回路102は、サ
スペンド状態でないときに規定の電圧値(ここでは、+
2.5V)の直流電圧を出力する状態とされ、サスペン
ド状態のときには電圧を出力しないスタンバイ状態とさ
れるように構成されている。
【0067】更に、直列型電源回路100及びスイッチ
ング型電源回路102の各々の出力端は互いに接続され
て、本DC/DCコンバータ66の直流電圧+2.5V
を出力する出力端を構成している。なお、入力端子10
9が本発明の入力手段に、入力端子109から各電源回
路のイネーブル端子に至る配線及びインバータ120が
含まれた切換回路116が本発明の切換手段及び作動手
段に、各々相当する。
【0068】なお、コンピュータシステム10を構成す
るためには、図1に示した以外にも多くの電気回路が必
要である。但し、これらは当業者には周知であり、ま
た、本発明の要旨を構成するものではないので、本明細
書中では説明を省略する。また、図面の錯綜を回避する
ため、図中の各ハードウェアブロック間の接続も一部し
か図示していないことを付記しておく。
【0069】次に、本実施の形態の作用として、DC/
DCコンバータ66の動作について説明する。まず、サ
スペンド状態である場合の動作について説明する。
【0070】この場合、スタンバイ信号Sはハイ・レベ
ルとなっているので、直列型電源回路100のイネーブ
ル端子はロー・レベルとされ、従って直列型電源回路1
00からは上記規定の電圧値の電圧が出力される。
【0071】一方、このとき、スイッチング型電源回路
102におけるPWMコントローラ108のイネーブル
端子はハイ・レベルとされるので、PWMコントローラ
108からはPWM信号が出力されず、従って、トラン
ジスタ104はオフ状態で維持されるので、スイッチン
グ型電源回路102からは電圧が出力されない。
【0072】次に、サスペンド状態ではない場合の動作
について説明する。この場合、スタンバイ信号Sはロー
・レベルとなっているので、直列型電源回路100のイ
ネーブル端子はハイ・レベルとされ、従って直列型電源
回路100からは電圧が出力されない。
【0073】一方、このとき、スイッチング型電源回路
102におけるPWMコントローラ108のイネーブル
端子はロー・レベルとされるので、PWMコントローラ
108からは所定デューティのPWM信号が出力され、
従って、トランジスタ104はPWM信号に応じてオン
/オフが繰り返される状態とされるので、スイッチング
型電源回路102からは上記規定の電圧値の電圧が出力
される。
【0074】上述したように、スタンバイ信号Sがハイ
・レベルであるときは軽負荷のときであり、スタンバイ
信号Sがロー・レベルであるときは重負荷のときである
ので、上述したサスペンド状態であるときとサスペンド
状態ではないときのDC/DCコンバータ66の動作に
よって、軽負荷時には直列型電源回路100が動作状態
になると共にスイッチング型電源回路102が非動作状
態になり、重負荷時には直列型電源回路100が非動作
状態になると共にスイッチング型電源回路102が動作
状態になる。
【0075】図4には、本第1実施形態に係るDC/D
Cコンバータ66の負荷の重さ(出力電流の大きさ)に
対する電力変換効率を示すグラフが示されている。同図
に示すように、DC/DCコンバータ66では、出力電
流が20mA以下の領域では直列型電源回路100が動
作状態となっているので70%前後の電力変換効率を得
ることができ、20mAを越える領域ではスイッチング
型電源回路102が動作状態となっているので出力電流
が増加するに従って電力変換効率が軽負荷時の電力変換
効率から徐々に上昇して80数%程度に達する高効率を
実現することができる。
【0076】このように、本第1実施形態に係る電源装
置としてのDC/DCコンバータ66では、入力電圧を
予め定めた所定電圧へ変換するときの電力変換効率特性
が異なる2つの電源回路(スイッチング型電源回路及び
直列型電源回路)を備えると共に、該2つの電源回路の
うち、スタンバイ信号の状態に応じて電力変換効率の高
い方の電源回路から電源出力が得られるようにしている
ので、軽負荷状態から重負荷状態に至るまで高効率とす
ることができる。
【0077】実際のコンピュータ・システム(ノートブ
ック型PC)におけるサスペンド状態での本実施形態の
効果は次のようになる。なお、ここでは、ノートブック
型PCのサスペンド状態における消費電力を100mW
とし、バッテリ64が満充電状態であるときにサスペン
ド状態にした場合、バッテリ64の容量に基づいて2週
間、この状態を維持することができるものとする。更
に、DC/DCコンバータ66の+2.5V出力は、ビ
デオサブシステム26用の出力であるものとして、消費
電流が5mAであるものとする。また、出力電流が5m
Aであるときのスイッチング型電源回路102の電力変
換効率が40%で、直列型電源回路100の電力変換効
率が70%であるものとする。 (1)スイッチング型電源回路で+2.5Vを出力する
場合(従来技術の場合) ・サスペンド状態時のシステム全体の消費電力:100
mW(前提条件) ・このときの、+2.5V出力のスイッチング型電源回
路による全電力(電力変換効率40%):2.5V×5
mA/0.4=31.25mW ・バッテリで保持することができる期間:14日(前提
条件) (2)本実施形態の場合 ・+2.5V出力の直列型電源回路による全電力(電力
変換効率70%):2.5V×5mA/0.7=17.
86mW ・サスペンド状態時のシステム全体の消費電力:100
mW−(31.25mW−17.86mW)=86.6
1mW ・バッテリで保持することができる期間:100mW×
14(日)/86.61mW=16.16日 従って、この場合には、本実施の形態に係るDC/DC
コンバータは、バッテリ動作時のサスペンド状態を従来
技術に比較して2日以上延ばすことができる。
【0078】また、本第1実施形態に係るDC/DCコ
ンバータ66では、2つの電源回路が同時に作動するこ
とがないので、各電源回路の出力精度をDC/DCコン
バータ66全体としての出力精度と略同一とすることが
でき、この結果として低コストに高精度とすることがで
きる。
【0079】更に、本第1実施形態に係るコンピュータ
・システム10では、軽負荷状態から重負荷状態に至る
まで高効率なDC/DCコンバータを用いているので、
消費電力を少なくすることができる。
【0080】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
直列型電源回路100とスイッチング型電源回路102
とをスタンバイ信号Sの状態に応じて切り換える場合の
一形態について説明したが、本第2実施形態では、電力
消費量を検出するための回路をDC/DCコンバータの
入力側に備えると共に、検出された電力消費量に基づい
て各電源回路を切り換える場合の一形態について説明す
る。なお、本第2実施形態に係るDC/DCコンバータ
以外の構成は上記第1実施形態(図1及び図2参照)と
同様であるので、ここでの説明を省略する。
【0081】まず、図5を参照して、本第2実施形態に
係る電源装置としてのDC/DCコンバータ66’の構
成を説明する。なお、図5の図3と同様の部分について
は図3と同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0082】図5に示すように、本第2実施形態に係る
DC/DCコンバータ66’は、上記第1実施形態に係
るDC/DCコンバータ66に比較して、スタンバイ信
号Sが使用されておらず、電流センス・アンプ122、
コンパレータ124、抵抗RS、R1及びR2等を含ん
で構成された検出回路140が使用されている点のみが
相違している。
【0083】すなわち、DC/DCコンバータ66’で
は、各電源回路のソースを流れる電流の大きさを検出す
るための抵抗RSが、直列型電源回路100及びスイッ
チング型電源回路102への直流電圧+3.3Vの印加
を行うための配線上に設けられている。また、抵抗RS
の両端子はICとして構成されている電流センス・アン
プ122の入力端子に接続されており、電流センス・ア
ンプ122の出力端子はコンパレータ124の−入力端
子(反転入力端)に接続されると共に、他方の端子がグ
ランドに接続された抵抗R1の一方の端子に接続されて
いる。
【0084】一方、コンパレータ124の+入力端子
(非反転入力端)には直流の基準電圧Vrefが印加され
ており、コンパレータ124の出力端子は、他方の端子
に直流の+5Vが印加された抵抗R2の一方の端子に接
続されると共に、2つに分岐して、一方がインバータ1
20を介して直列型電源回路100のイネーブル端子
に、他方が直接スイッチング型電源回路102における
PWMコントローラ108のイネーブル端子に接続され
ている。
【0085】すなわち、本第2実施形態に係るDC/D
Cコンバータ66’では、各電源回路のソースを流れる
電流の大きさが負荷電流の大きさにほぼ比例することに
着目して、各電源回路のソースを流れる電流の大きさに
応じて直列型電源回路100及びスイッチング型電源回
路102の何れか一方を選択的に動作させることによっ
て、負荷の重さに応じた動作を行うものである。検出回
路140が本発明の検出手段に、検出回路140の出力
端子(コンパレータ124の出力端子)から各電源回路
のイネーブル端子に至る配線及びインバータ120が含
まれた切換回路116が本発明の切換手段及び作動手段
に、各々相当する。
【0086】次に、本第2実施形態の作用として、DC
/DCコンバータ66’の動作について説明する。
【0087】まず、電流センス・アンプ122によって
各電源回路のソースを流れる電流が抵抗RSを流れる電
流として検出されると共に、検出された電流が抵抗R1
の両端子間の電圧に変換される。この電圧が、コンパレ
ータ124によって基準電圧Vref(例えば、1.5
V)と比較され、基準電圧Vrefより大きな場合はコン
パレータ124の出力端子がロー・レベルとされ、基準
電圧Vrefより小さな場合にはコンパレータ124の出
力端子がハイ・レベルとされる。
【0088】従って、抵抗RSを流れる電流(負荷電流
の大きさに比例した大きさの電流)が所定値より大きな
ときはコンパレータ124の出力端子はロー・レベルと
なってスイッチング型電源回路102を動作状態にする
と共に直列型電源回路100を非動作状態にする。一
方、抵抗RSを流れる電流が所定値より小さなときには
コンパレータ124の出力端子はハイ・レベルとなって
直列型電源回路100を動作状態にすると共にスイッチ
ング型電源回路102を非動作状態にする。
【0089】すなわち、上述した動作によって、軽負荷
時には直列型電源回路100が動作状態になると共にス
イッチング型電源回路102が非動作状態になり、重負
荷時には直列型電源回路100が非動作状態になると共
にスイッチング型電源回路102が動作状態になる。
【0090】従って、基準電圧Vrefの値は、抵抗RS
を流れる電流の値が直列型電源回路100を動作状態か
ら非動作状態に移行させると共に、スイッチング型電源
回路102を非動作状態から動作状態に移行させたい所
望の負荷電流の値(本実施形態では20mA)に対応す
る値となったときにコンパレータ124の−入力端子に
印加される電圧の値となるように予め設定しておく。
【0091】このように、本第2実施形態に係る電源装
置としてのDC/DCコンバータ66’では、入力電圧
を予め定めた所定電圧へ変換するときの電力変換効率特
性が異なる2つの電源回路(スイッチング型電源回路及
び直列型電源回路)を備えると共に、該2つの電源回路
のうち、電力消費量に応じて電力変換効率の高い方の電
源回路から電源出力が得られるようにしているので、軽
負荷状態から重負荷状態に至るまで高効率とすることが
できる。
【0092】また、本第2実施形態に係るDC/DCコ
ンバータ66’では、2つの電源回路が同時に作動する
ことがないので、各電源回路の出力精度を電源装置全体
としての出力精度と略同一とすることができ、この結果
として低コストに高精度とすることができる。
【0093】また、本第2実施形態に係るDC/DCコ
ンバータ66’では、2つの電源回路に入力される電力
量に基づいて電力消費量を検出しているので、DC/D
Cコンバータ66’の出力精度を向上することができ
る。
【0094】更に、本第2実施形態に係るコンピュータ
・システム10では、軽負荷状態から重負荷状態に至る
まで高効率なDC/DCコンバータを用いているので、
消費電力を少なくすることができる。
【0095】なお、上記各実施形態では、各電源回路の
動作状態が切り換わる際の出力電力の瞬断については言
及しなかったが、実際には、この切り換わりの際に瞬断
が発生してしまう場合がある。この瞬断の発生を防止す
るためには、一例として図6に示すような回路構成をと
ればよい。
【0096】第1実施形態に係るDC/DCコンバータ
66ではスタンバイ信号Sが2つに分岐されて、一方が
インバータ120を介して直列型電源回路100のイネ
ーブル端子に入力されると共に、他方がPWMコントロ
ーラ108のイネーブル端子に直接入力されている。ま
た、第2実施形態に係るDC/DCコンバータ66’で
はコンパレータ124の出力信号が2つに分岐されて、
一方がインバータ120を介して直列型電源回路100
のイネーブル端子に入力されると共に、他方がPWMコ
ントローラ108のイネーブル端子に直接入力されてい
る。このような構成において、図6に示す構成では、イ
ンバータ120の出力端子と直列型電源回路100のイ
ネーブル端子との間に、抵抗R3及びダイオードD1の
直列回路にコンデンサC1及び抵抗R4が並列接続され
て構成された保持回路130が設けられると共に、同様
の構成とされた保持回路130がスタンバイ信号S又は
コンパレータ124の出力信号の分岐点とPWMコント
ローラ108のイネーブル端子との間に設けられてい
る。保持回路130が本発明の保持手段に相当する。
【0097】このような構成にすることによって、各電
源回路の動作切り換え時における各電源回路のイネーブ
ル端子への印加電圧は、一例として図7に示すように、
各電源回路の動作/非動作が切り換わるタイミングで共
にオン状態(動作状態)となる期間を存在させることが
でき、出力電圧を瞬断させることがない。なお、各電源
回路が共にオン状態となっている期間では、出力電圧が
高い方の電源回路から負荷に対して電力が供給される。
【0098】また、上記各実施形態では、DC/DCコ
ンバータをディスクリート部品によって構成した場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば、直列型電源回路とスイッチング型電源回
路との各電源回路を1つのICとして構成する形態とす
ることもできる。この場合は、DC/DCコンバータの
占有面積を小さくすることができると共に、DC/DC
コンバータの動作を安定化することができる。
【0099】また、上記各実施形態では、スイッチング
型電源回路102におけるスイッチング素子としてバイ
ポーラ・トランジスタを適用した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
MOS電界効果トランジスタを適用する形態とすること
もできる。
【0100】更に、上記各実施形態では、本発明の複数
の電源回路として、直列型電源回路100及びスイッチ
ング型電源回路102の2つの電源回路のみを適用した
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、直列型電源回路100及びスイッチング型
電源回路102以外の電源回路を更に備えて、負荷の重
さに応じた電源回路を選択的に使用する形態とすること
もできる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る第1の
電源装置によれば、入力電圧を予め定めた所定電圧へ変
換するときの電力変換効率特性が異なる複数の電源回路
を備えると共に、該複数の電源回路のうちの、制御信号
の状態に応じた電力変換効率の高い1つの電源回路から
電源出力が得られるようにしているので、軽負荷状態か
ら重負荷状態に至るまで高効率とすることができると共
に、複数の電源回路が同時に作動することがないので、
各電源回路の出力精度を電源装置全体としての出力精度
と略同一とすることができ、この結果として低コストに
高精度とすることができる、という優れた効果を有す
る。
【0102】また、本発明に係る第2の電源装置によれ
ば、入力電圧を予め定めた所定電圧へ変換するときの電
力変換効率特性が異なる複数の電源回路を備えると共
に、該複数の電源回路のうちの、電力消費量に応じた電
力変換効率の高い1つの電源回路から電源出力が得られ
るようにしているので、軽負荷状態から重負荷状態に至
るまで高効率とすることができると共に、複数の電源回
路が同時に作動することがないので、各電源回路の出力
精度を電源装置全体としての出力精度と略同一とするこ
とができ、この結果として低コストに高精度とすること
ができる、という優れた効果を有する。
【0103】更に、本発明に係るコンピュータによれ
ば、電力変換効率特性が異なる複数の電源回路を備える
と共に、該複数の電源回路のうちの、電力の消費状態、
又は電力消費量に応じた電力変換効率の高い1つの電源
回路から電源出力が得られるようにしているので、軽負
荷状態から重負荷状態に至るまで高効率とすることがで
き、従って消費電力を少なくすることができる、という
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るコンピュータシステムの概
略構成を示すブロック図である。
【図2】 ノートブック型PCの外観を示す斜視図であ
る。
【図3】 第1実施形態に係るDC/DCコンバータの
概略構成を示すブロック図(一部回路図)である。
【図4】 第1実施形態に係るDC/DCコンバータの
効果の説明に供する図であり、DC/DCコンバータの
出力電流と電力変換効率との関係を示すグラフである。
【図5】 第2実施形態に係るDC/DCコンバータの
概略構成を示すブロック図(一部回路図)である。
【図6】 第1、第2実施形態に係るDC/DCコンバ
ータの変形例の概略構成を示すブロック図(一部回路
図)である。
【図7】 図6に示した構成のDC/DCコンバータの
効果の説明に供する波形図である。
【図8】 従来技術の問題点の説明に供する図であり、
(A)はスイッチング型電源回路の電力変換効率特性の
一例を示すグラフ、(B)は直列型電源回路の電力変換
効率特性の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
10 コンピュータシステム 62 AC/DCコンバータ 64 バッテリ 66、66’ DC/DCコンバータ(電源装置) 76 ゲートアレイロジック 80 エンベデッドコントローラ 100 直列型電源回路(電源回路、軽負荷用電源回
路) 102 スイッチング型電源回路(電源回路、重負荷
用電源回路) 104 トランジスタ 108 PWMコントローラ 109 入力端子(入力手段) 116 切換回路(切換手段、作動手段) 130 保持回路(保持手段) 140 検出回路(検出手段) S スタンバイ信号(制御信号)
フロントページの続き Fターム(参考) 5H730 AA14 AS01 AS05 AS19 AS23 BB13 BB57 BB82 DD02 DD26 EE43 FD41 FG05 FG17 FG23 XC20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧を予め定めた所定電圧へ変換す
    るときの電力変換効率特性が異なる複数の電源回路と、 電力の消費状態を制御するための制御信号を入力する入
    力手段と、 前記制御信号の状態に基づいて前記複数の電源回路のう
    ちの1つの電源回路に切り換える切換手段と、 を有する電源装置。
  2. 【請求項2】 前記切換手段は、前記複数の電源回路の
    各々に対応し、かつ前記制御信号の状態に基づいて対応
    する電源回路を作動させる作動手段を含む請求項1記載
    の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の電源回路は、軽負荷用電源回
    路及び重負荷用電源回路を含むと共に、 前記切換手段は、消費電力を抑制するときの前記制御信
    号が入力された場合に前記軽負荷用電源回路に切り換
    え、前記抑制するときの制御信号が非入力の場合に前記
    重負荷用電源回路に切り換える請求項1又は請求項2記
    載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記切換手段による切り換え時に電源出
    力を所定時間だけ保持するための保持手段を更に備えた
    請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 入力電圧を予め定めた所定電圧へ変換す
    るときの電力変換効率特性が異なる複数の電源回路と、 電力消費量を検出する検出手段と、 前記電力消費量に基づいて前記複数の電源回路のうちの
    1つの電源回路に切り換える切換手段と、 を有する電源装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は、前記複数の電源回路に
    入力される電力量に基づいて前記電力消費量を検出する
    請求項5記載の電源装置。
  7. 【請求項7】 前記切換手段は、前記複数の電源回路の
    各々に対応し、かつ前記電力消費量に基づいて対応する
    電源回路を作動させる作動手段を含む請求項5又は請求
    項6記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の電源回路は、軽負荷用電源回
    路及び重負荷用電源回路を含むと共に、 前記切換手段は、前記電力消費量が所定量より少ない場
    合に前記軽負荷用電源回路に切り換え、前記電力消費量
    が前記所定量以上である場合に前記重負荷用電源回路に
    切り換える請求項5乃至請求項7の何れか1項記載の電
    源装置。
  9. 【請求項9】 前記切換手段による切り換え時に電源出
    力を所定時間だけ保持するための保持手段を更に備えた
    請求項5乃至請求項8の何れか1項記載の電源装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9の何れか1項記
    載の電源装置と、前記電源装置による電力により動作す
    るコンピュータ負荷と、を有するコンピュータ。
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