JP2003164075A - 電気機器、コンピュータ装置、インテリジェント電池、および電力供給制御方法 - Google Patents

電気機器、コンピュータ装置、インテリジェント電池、および電力供給制御方法

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JP2003164075A JP2001361326A JP2001361326A JP2003164075A JP 2003164075 A JP2003164075 A JP 2003164075A JP 2001361326 A JP2001361326 A JP 2001361326A JP 2001361326 A JP2001361326 A JP 2001361326A JP 2003164075 A JP2003164075 A JP 2003164075A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池から放電されるピーク電力を軽減すると
共に、電池から流れるリーク電流を減らす。 【解決手段】 インテリジェント電池52を接続しイン
テリジェント電池52からシステムに対して電力の供給
を行うコンピュータ装置であって、このインテリジェン
ト電池52は、充電した後に放電することで電力を供給
するセル(電池セル)61と、このセル61からシステム
に対して電力を供給するための電力ラインにこのセル6
1と並列に接続される大容量キャパシタ73と、この大
容量キャパシタ73の電力ラインに対する接続をオン/
オフするスイッチ(SW1)74と、このスイッチ(SW
1)74を制御するCPU62とを備え、このCPU6
2は、システムとの接続状態および/またはシステムの
電力消費状態に基づいてスイッチ(SW1)74のオン/
オフを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充電の後に放電す
る電池を接続可能に構成された電気機器等に係り、より
詳しくは、本体側の電力が増えてピーク電力が大きくな
った電気機器等に関する。
【0002】
【従来の技術】ノート型パーソナルコンピュータ(ノー
トPC)に代表される情報端末機器や、PDA(Personal
Digital Assistant)等のパーソナル機器、各種携帯型
オーディオ機器、ビデオカメラ等の各種電気機器では、
例えばACアダプタからの電力供給等、商用電源から直
接電力を供給する場合の他、充放電を繰り返しながら何
度も使用できる電池(蓄電池、2次電池、バッテリ)から
の電力供給が行われている。この電池としては、比較的
容量も大きく価格も安いニッケル水素電池(NiMH電
池)やニッケルカドミウム電池(ニッカド電池)が採用さ
れている。また、ニッケルカドミウム電池に比べて単位
重量あたりのエネルギ密度の高いリチウムイオン電池、
液体の電解質を利用せずに固体のポリマーを用いるリチ
ウムポリマー電池などが存在する。
【0003】ここで、例えばノートPCでは、近年、C
PUを含めてシステムの電力が増え、ピーク電力(短時
間の最大電力)が急激に大きくなりつつある。このピー
ク電力が大きくなると、電池にとっては、ピーク電力を
供給したときに過電流保護が働いてシャットダウンする
問題が生じる。また、大電流が瞬間的に流れると、電池
の電圧降下によって、放電終始電圧に達してしまって電
池の動作時間が短くなる問題や、低電圧保護の電圧に達
してしまって出力をシャットダウンさせてしまうという
現象が起こり得る。
【0004】このような問題に対処するために、電池の
電力ラインに、電池と並列に、インピーダンスの小さい
大容量キャパシタ(例えば、電気二重層コンデンサ)を接
続する対策が検討されている。図5は、電池201に対
して大容量キャパシタ202を並列接続した状態を示し
ている。図5に示すように大容量キャパシタ202を電
池201に並列接続した場合、大容量キャパシタ202
はESR(EquivalentSeries Resistance:等価直列抵
抗)という直列抵抗成分が電池201に比べて非常に小
さいことから、システムの負荷がかかった場合に、大容
量キャパシタ202にピーク電力が流れるが、電池20
1の方はほとんど直流電流に近い状態を維持できる。こ
のように、電池201を流れる電流が直流電流に近くな
ると、実行電流が小さくなるので、電池201の動作時
間を延ばすことができる。また、電池201に対して過
電流保護や電圧降下が生じないことから、前述のような
機能的な問題を防ぐことが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電池2
01に並列に大容量キャパシタ202を接続させた場合
に、大容量キャパシタ202は、リーク電流が大きく
(例えば数百μA〜数mA)、電池201が過放電し易く
なり、電池201にダメージを与えるなどの問題があ
る。即ち、普通に動作させているときにはシステム側の
消費電流の方がはるかに大きく、リーク電力があっても
問題は少ないが、システムがオフのときに電池201と
大容量キャパシタ202とが接続されていると、電池2
01の容量が低下して過放電状態になってしまう。ま
た、絶えず電流が流れた結果、実際には電池201の容
量が減っているにも関わらず、電流測定回路を用いて精
度良く測定するのが困難なレベルの電流値であることか
ら、電池201の容量誤差が積算されて大きくなる問題
も生じてしまう。
【0006】本発明は、以上のような技術的課題を解決
するためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、電池から放電されるピーク電力を軽減すると共
に、電池から流れるリーク電流を減らすことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明は、電力を消費する本体と、充電した後に放電するこ
とで電力ラインを介してこの本体に対して電力を供給す
る電池とを備えた電気機器であって、電力ラインに対し
て電池と並列に接続される、比較的インピーダンスの小
さい大容量キャパシタと、電力ラインに対してこの大容
量キャパシタを回路的に分離または接続するスイッチ
と、このスイッチの動作を制御するコントローラとを備
えたことを特徴としている。
【0008】ここで、このコントローラは、電池と本体
との接続が断たれた場合、本体がパワーオフの場合、本
体が低消費電力モードにある場合に、スイッチの動作を
制御して大容量キャパシタを回路的に分離することを特
徴とすれば、大容量キャパシタにて発生するリーク電流
を抑制することができる点で好ましい。この「大容量キ
ャパシタ」は、例えばESR(等価直列抵抗)が10mΩ
〜100mΩ程度、静電容量(キャパシタンス)が0.1
F〜数十F程度のキャパシタが本体のピーク電力対策と
して優れている。以下、同様である。
【0009】また、本発明は、本体に対して電力を供給
する電池を接続可能に構成される電気機器であって、こ
の電池から本体に電力を供給する電力ラインにこの電池
と並列に接続され、本体にピーク電力が発生した際に電
力を供給するピーク電力供給手段と、この電池が本体に
接続された状態にて、本体が所定の低消費電力モードに
ある場合および/または本体がパワーオフとなる場合
に、ピーク電力供給手段を電力ラインに対して回路的に
分離する分離手段とを備えたことを特徴としている。こ
こで、「ピーク電力」とは、定常状態に対してある短い
期間に必要となる大電力である。
【0010】一方、本発明は、充放電を行う電池を接続
し電池からシステムに対して電力の供給を行うコンピュ
ータ装置であって、この電池に設けられる電池セルと並
列に接続され、システムに発生するピーク電力を供給す
るピーク電力供給手段と、この電池セルからピーク電力
供給手段に対して流れるリーク電流を防止するリーク電
流防止手段と、電池がシステムに接続されていないと判
断する接続判断手段と、システムが低消費電力モードで
あることを認識する認識手段とを備えていることを特徴
としている。
【0011】ここで、このリーク電流防止手段は、接続
判断手段により電池がシステムに接続されていないとの
判断、認識手段によりシステムが低消費電力モードであ
るとの認識に基づき、ピーク電力供給手段を電池セルか
ら回路的に切り離すことを特徴とすることができる。こ
の低消費電力モードとは、例えば、スタンバイ状態、サ
スペンド状態、ソフトオフ状態あるいはシステムのパワ
ーオフ状態等があり、ピーク電力の発生がない、発生の
可能性がほとんどない、または発生の可能性が低い状態
と言うことができる。
【0012】他の観点から捉えると、本発明は、電池を
接続し電池からシステムに対して電力の供給を行うコン
ピュータ装置であって、この電池は、充電した後に放電
することで電力を供給する電池セルと、この電池セルか
らシステムに対して電力を供給するための電力ラインに
この電池セルと並列に接続されるキャパシタと、このキ
ャパシタの電力ラインに対する接続をオン/オフするス
イッチと、このスイッチを制御するCPUとを備え、こ
のCPUは、システムとの接続状態および/またはシス
テムの電力消費状態に基づいてスイッチを制御すること
を特徴としている。
【0013】ここで、この電力消費状態は、例えば電池
パックの中に設けられる電流測定回路や電圧測定回路に
よるモニタに基づいて判断することができる。またシス
テムは、電力消費状態に関するコマンドをCPUに対し
て送出するコントローラを備え、CPUは、このコマン
ドに基づいて電力消費状態を判断することができる。更
に、このシステムは、電池のCPUがこのシステムとの
接続状態を認識するためのプルアップ抵抗を備えてお
り、CPUは、認識される電圧値に基づいて、電池接続
の有無を認識することが可能である。
【0014】一方、本発明は、電気機器に接続され、充
電した後に放電して電気機器に電力を供給するインテリ
ジェント電池であって、電力を供給するセルとは別に設
けられ、この電気機器にて発生するピーク電力を供給す
るピーク電力供給手段と、このピーク電力供給手段にて
発生するリーク電流を防止するリーク電流防止手段とを
備えたことを特徴としている。ここで、このリーク電流
防止手段は、本体との接続状態および/または本体の動
作モードに基づいてピーク電力供給手段を回路的に切り
離すことを特徴とすることができる。
【0015】更に、本発明が適用されるインテリジェン
ト電池は、所定の電力ラインを介して電力を供給するセ
ルと、所定の条件下で電力ラインに対してセルと並列に
接続される大容量キャパシタと、電力ラインに対してこ
の大容量キャパシタを回路的に分離または接続するスイ
ッチと、このスイッチの動作を制御するCPUと備えた
ことを特徴としている。
【0016】ここで、このCPUは、セルが電気機器に
接続されていない状態か、または電気機器に取り付けら
れた際に電気機器に対してピーク電力を供給しなくて良
い状態かを検出し、検出された状態に基づいてスイッチ
の動作を制御することを特徴とすれば、大容量キャパシ
タに発生するリーク電流を抑制することができる点で優
れている。この「ピーク電力を供給しなくて良い状態」
とは、例えば、本体がパワーオフの状態、本体が低消費
電力モードの状態等が挙げられる。
【0017】他方、本発明を方法のカテゴリから捉える
と、本発明は、電力を消費するとともにピーク電力を発
生させる本体に接続され、充電した後に放電を行いこの
本体に対して電力を供給する電池の電力供給制御方法で
あって、本体における電力の定常状態においては電池の
セルから本体に対して電力を供給し、本体におけるピー
ク電力の発生時においては電池のセルに並列接続された
コンデンサから本体に対して電力を供給し、電池が本体
に接続されない場合および/または本体がピーク電力を
供給しなくて良い状態のときにこのコンデンサを電池か
ら回路的に切り離すことを特徴としている。
【0018】また、本発明は、セルに大容量キャパシタ
を並列接続した電池から本体に電力を供給する電力供給
制御方法であって、電池から本体にピーク電力を供給し
なくて良い状態か否かを判断し、このピーク電力を供給
しなくて良い状態と判断された場合に大容量キャパシタ
をセルから回路的に切り離すことを特徴している。ここ
で、「ピーク電力を供給しなくて良い状態」とは、電池
が本体から切り離された状態や、本体がパワーオフの状
態、所定の低消費電力モード状態等が挙げられるが、そ
の一態様として、本体から電池に送出されるコマンドに
より本体の状態を認識してピーク電力を供給しなくて良
い状態か否かを判断することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施の
形態が適用される電気機器であるコンピュータシステム
10のハードウェア構成を示した図である。このコンピ
ュータシステム10を備えるコンピュータ装置は、例え
ば、OADG(Open Architecture Developer's Group)
仕様に準拠して、所定のOSを搭載したノートブックP
C(ノートブック型パーソナルコンピュータ)として構成
されている。
【0020】図1に示すコンピュータシステム10にお
いて、CPU11は、コンピュータシステム10全体の
頭脳として機能し、OSの制御下でユーティリティプロ
グラムの他、各種プログラムを実行している。CPU1
1は、システムバスであるFSB(Front Side Bus)1
2、高速のI/O装置用バスとしてのPCI(Peripheral
Component Interconnect)バス20、低速のI/O装置用
バスとしてのISA(Industry Standard Architecture)
バス40という3段階のバスを介して、各構成要素と相
互接続されている。このCPU11は、キャッシュメモ
リにプログラム・コードやデータを蓄えることで、処理
の高速化を図っている。近年では、CPU11の内部に
1次キャッシュとして128Kバイト程度のSRAMを
集積させているが、容量の不足を補うために、専用バス
であるBSB(Back Side Bus)13を介して、512K
〜2Mバイト程度の2次キャッシュ14を置いている。
尚、BSB13を省略し、FSB12に2次キャッシュ
14を接続して端子数の多いパッケージを避けること
で、コストを低く抑えることも可能である。
【0021】FSB12とPCIバス20は、メモリ/
PCIチップと呼ばれるCPUブリッジ(ホスト−PC
Iブリッジ)15によって連絡されている。このCPU
ブリッジ15は、メインメモリ16へのアクセス動作を
制御するためのメモリコントローラ機能や、FSB12
とPCIバス20との間のデータ転送速度の差を吸収す
るためのデータバッファ等を含んだ構成となっている。
メインメモリ16は、CPU11の実行プログラムの読
み込み領域として、あるいは実行プログラムの処理デー
タを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メ
モリであり、例えば、複数個のDRAMチップで構成さ
れ、例えば64MBを標準装備し、320MBまで増設
することが可能である。この実行プログラムには、OS
や周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライ
バ、特定業務に向けられたアプリケーションプログラ
ム、後述するフラッシュROM44に格納されたBIO
S(Basic Input/Output System:基本入出力システム)
等のファームウェアが含まれる。
【0022】ビデオサブシステム17は、ビデオに関連
する機能を実現するためのサブシステムであり、ビデオ
コントローラを含んでいる。このビデオコントローラ
は、CPU11からの描画命令を処理し、処理した描画
情報をビデオメモリに書き込むと共に、ビデオメモリか
らこの描画情報を読み出して、液晶ディスプレイ(LC
D)18に描画データとして出力している。
【0023】PCIバス20は、比較的高速なデータ転
送が可能なバスであり、データバス幅を32ビットまた
は64ビット、最大動作周波数を33MHz、66MH
z、最大データ転送速度を132MB/秒、528MB/
秒とする仕様によって規格化されている。このPCIバ
ス20には、I/Oブリッジ21、カードバスコントロ
ーラ22、オーディオサブシステム25、ドッキングス
テーションインターフェース(Dock I/F)26、miniP
CIコネクタ27が夫々接続されている。
【0024】カードバスコントローラ22は、PCIバ
ス20のバスシグナルをカードバススロット23のイン
ターフェースコネクタ(カードバス)に直結させるための
専用コントローラであり、このカードバススロット23
には、PCカード24を装填することが可能である。ド
ッキングステーションインターフェース26は、コンピ
ュータシステム10の機能拡張装置であるドッキングス
テーション(図示せず)を接続するためのハードウェアで
ある。ドッキングステーションにノートPCがセットさ
れると、ドッキングステーションの内部バスに接続され
た各種のハードウェア要素が、ドッキングステーション
インターフェース26を介してPCIバス20に接続さ
れる。また、miniPCIコネクタ27には、ミニPCI
(miniPCI)カード28が接続される。
【0025】I/Oブリッジ21は、PCIバス20と
ISAバス40とのブリッジ機能を備えている。また、
DMAコントローラ機能、プログラマブル割り込みコン
トローラ(PIC)機能、プログラマブル・インターバル
・タイマ(PIT)機能、IDE(Integrated Device Ele
ctronics)インターフェース機能、USB(UniversalSer
ial Bus)機能、SMB(System Management Bus)インタ
ーフェース機能を備えると共に、リアルタイムクロック
(RTC)を内蔵している。
【0026】DMAコントローラ機能は、FDD等の周
辺機器とメインメモリ16との間のデータ転送をCPU
11の介在なしに実行するための機能である。PIC機
能は、周辺機器からの割り込み要求(IRQ)に応答し
て、所定のプログラム(割り込みハンドラ)を実行させる
機能である。PIT機能は、タイマ信号を所定周期で発
生させる機能である。また、IDEインターフェース機
能によって実現されるインターフェースは、IDEハー
ドディスクドライブ(HDD)31が接続される他、CD
−ROMドライブ32がATAPI(AT Attachment Pac
ket Interface)接続される。このCD−ROMドライブ
32の代わりに、DVD(Digital Versatile Disc)ドラ
イブのような、他のタイプのIDE装置が接続されても
構わない。HDD31やCD−ROMドライブ32等の
外部記憶装置は、例えば、ノートPC本体内の「メディ
アベイ」または「デバイスベイ」と呼ばれる収納場所に
格納される。これらの標準装備された外部記憶装置は、
FDDや電池パックのような他の機器類と交換可能かつ
排他的に取り付けられる場合もある。
【0027】また、I/Oブリッジ21にはUSBポー
トが設けられており、このUSBポートは、例えばノー
トPC本体の壁面等に設けられたUSBコネクタ30と
接続されている。更に、I/Oブリッジ21には、SM
バスを介してEEPROM33が接続されている。この
EEPROM33は、ユーザによって登録されたパスワ
ードやスーパーバイザーパスワード、製品シリアル番号
等の情報を保持するためのメモリであり、不揮発性で記
憶内容を電気的に書き換え可能とされている。
【0028】更にまた、I/Oブリッジ21は電源回路
50に接続されている。この電源回路50は、例えばA
C100Vの商用電源に接続されてAC/DC変換を行
うACアダプタ51、充放電を繰り返して使用されるニ
ッケル水素電池やニッケルカドミウム電池等からなるバ
ッテリ(2次電池)としてのインテリジェント電池52、
コンピュータシステム10で使用される+15V、+5
V、+3.3V等の直流定電圧を生成するDC/DCコン
バータ(DC/DC)55等の回路を備えている。このイ
ンテリジェント電池52は、内部にCPUを備え、例え
ばSBS(SmartBattery System)に準拠してエンベデッ
ドコントローラ41(後述)と通信を行うインテリジェン
ト電池であるが、その代わりに内部にCPUを備えてい
ない所謂ダム電池を用いることも可能である。本実施の
形態では、インテリジェント電池52は、例えばバッテ
リパックとして、ノートPCのシステムに取り付け/取
り外しが可能となるように構成されている。
【0029】一方、I/Oブリッジ21を構成するコア
チップの内部には、コンピュータシステム10の電源状
態を管理するための内部レジスタと、この内部レジスタ
の操作を含むコンピュータシステム10の電源状態の管
理を行うロジック(ステートマシン)が設けられている。
このロジックは、電源回路50との間で各種の信号を送
受し、この信号の送受により、電源回路50からコンピ
ュータシステム10への実際の給電状態を認識する。電
源回路50は、このロジックからの指示に応じて、コン
ピュータシステム10への電力供給を制御している。
【0030】ISAバス40は、PCIバス20よりも
データ転送速度が低いバスである(例えば、バス幅16
ビット、最大データ転送速度4MB/秒)。このISAバ
ス40には、ゲートアレイロジック42に接続されたエ
ンベデッドコントローラ41、CMOS43、フラッシ
ュROM44、SuperI/Oコントローラ45が接続され
ている。更に、キーボード/マウスコントローラのよう
な比較的低速で動作する周辺機器類を接続するためにも
用いられる。このSuperI/Oコントローラ45にはI/
Oポート46が接続されており、FDDの駆動やパラレ
ルポートを介したパラレルデータの入出力(PIO)、シ
リアルポートを介したシリアルデータの入出力(SIO)
を制御している。
【0031】エンベデッドコントローラ41は、図示し
ないキーボードのコントロールを行うと共に、電源回路
50に接続されて、内蔵されたパワー・マネージメント
・コントローラ(PMC:Power Management Controlle
r)によってゲートアレイロジック42と共に電源管理機
能の一部を担っている。
【0032】図2は、本実施の形態が適用される電源供
給回路の第1の回路構成例を示した図である。この図2
に示す電源供給回路では、例えば充放電を繰り返して使
用されるリチウムイオン電池等からなる2次電池(電
池、蓄電池)でありSBS(SmartBattery System)に準拠
したインテリジェント電池52と、システム(本体)側に
設けられ、このインテリジェント電池52とコミュニケ
ーションを行うエンベデッドコントローラ41が示され
ている。また、エンベデッドコントローラ41とインテ
リジェント電池52との間には、プルアップ抵抗である
抵抗(R7)77、抵抗(R8)78、抵抗(R9)79が設
けられ、これらは電圧Vccに接続されている。インテリ
ジェント電池52のCPU62(後述)では、CLOCK
ラインおよびDATAラインが電圧Vccレベルになって
いるか否かにより、インテリジェント電池52がシステ
ムに接続されているか否かを判断することができる。
【0033】次に、電池パック等であるインテリジェン
ト電池52の内部構成について説明する。図2に示すよ
うに、インテリジェント電池52は、充放電が行われる
バッテリとして複数の単セルからなるセル(電池セル)6
1、インテリジェント電池52を制御すると共にエンベ
デッドコントローラ41と通信を行うCPU62、セル
61から充放電される電流値を求める電流測定回路6
3、および、セル61の電圧を求める電圧測定回路70
を備えている。このセル61は、例えば2並列3直列
(1.8Ah/セル)の6セルで構成されるリチウムイオン
組電池である。
【0034】また、本実施の形態では、電気二重層コン
デンサである大容量キャパシタ73、大容量キャパシタ
73を電力ラインに対して接続(オン)/切り離し(オフ)
するスイッチ(SW1)74、エンベデッドコントローラ
41に接続可能なサーミスタ(TH1)75を備えてい
る。この大容量キャパシタ73は、例えばESR(等価
直列抵抗)が10mΩ〜100mΩ程度、静電容量(キャ
パシタンス)が0.1F〜数十F程度が好ましく、セル6
1と並列に接続され、ピーク電力は、大容量キャパシタ
73からシステムに電力が供給される。この大容量キャ
パシタ73は、コンピュータシステム10におけるシス
テムのピーク電力増大に伴い、インテリジェント電池5
2のセル61から放電されるピーク電力を減らし、結果
としてインテリジェント電池52の駆動時間を延ばすた
めに用いられる。即ち、ピーク電力が大容量キャパシタ
73によって賄われることから、インテリジェント電池
52の過電流保護が働いたり、低電圧保護が働いて、電
池パックであるインテリジェント電池52が電力の供給
を停止してしまうことがない。
【0035】一方、スイッチ(SW1)74は、CPU6
2からのCTRL信号に基づいて、システム側に対して
ピーク電力を供給する必要がない場合に大容量キャパシ
タ73を回路的に分離し、ピーク電力を供給する必要が
あるときに大容量キャパシタ73を回路的に接続させる
機能を備えている。このスイッチ(SW1)74は、例え
ば、機械的なスイッチや、トランジスタ、電界効果トラ
ンジスタ(FET)などを使った電子回路によって実現す
ることができる。
【0036】インテリジェント電池52の内部に搭載さ
れたCPU62は、電流測定回路63、電圧測定回路7
0から入力された測定結果であるアナログ信号をその内
部でA/D(Analog to Digital)変換し、例えばセル61
からの出力電流を把握している。また、バッテリの容量
等、バッテリに関わる各種情報を把握している。把握さ
れた出力電流や電池に関わる各種情報は、DATAとC
LOCKの2つの通信ラインを介し、例えばSBSのプ
ロトコルを用いてシステム側のエンベデッドコントロー
ラ41に送信している。また、前述のように、CTRL
信号を制御して、スイッチ(SW1)74をオン/オフし
ている。
【0037】電流測定回路63では、まず、セル61か
ら流れる電流Iによって、抵抗(RS)64の両端に電圧
I×RSの電位差が発生する。この電圧は、オペアンプ
(AMP1)65によって差動増幅される。また、オペア
ンプ(AMP2)66とトランジスタ68によって、オペ
アンプ(AMP1)65の出力電圧に比例する電流I1が
抵抗(R1)67を流れる。最終的にインテリジェント電
池52の電流Iの値は、抵抗(R2)69に発生する電圧
(I1×R2)に変換することができる。この電圧(I1
×R2)はCPU62のA/D#2ポートに入力され、C
PU62にてA/D変換される。
【0038】電圧測定回路70では、インテリジェント
電池52の電圧が測定される。具体的には、インテリジ
ェント電池52におけるセル61の電圧が、抵抗分割に
より低い電圧に降下され、オペアンプ(AMP3)71に
よって差動増幅された後にCPU62のA/D#1ポー
トに入力され、CPU62にてA/D変換される。
【0039】ここで、ピーク電力とは、定常状態で供給
される電力に対して、ある短い期間に必要となる定常状
態よりも大きな電力である。即ち、ある細かいレンジで
見たときに、あるいは瞬間的に、必要となる大電力であ
り、平均電力と区別される。尚、ピーク電力は、パルス
状(山なり)の電力であり、例えば、定常状態にて30W
の電力が消費されている間に、短時間に50Wのピーク
電力を消費する場合等が挙げられる。
【0040】図3は、インテリジェント電池52のCP
U62によってなされる処理を示したフローチャートで
ある。CPU62は、まず、CLOCKラインおよびD
ATAラインを監視し(ステップ101)、これらがVcc
レベルになっているか否かをチェックする(ステップ1
02)。本実施の形態では、標準的なSBSのインター
フェースであるCLOCKおよびDATAの2つの通信
ラインに、プルアップ抵抗である抵抗77(R7)および
抵抗78(R8)が接続されている。インテリジェント電
池52(電池パック)がシステムから取り外された場合に
は、インテリジェント電池52にとってはプルアップ抵
抗がなくなり、両通信ラインがオープンになったことが
検知できる。即ち、CLOCKラインおよびDATAラ
インがVccになっていない場合には、インテリジェント
電池52がシステムに接続されていないことを認識する
ことができ、システムに対してピーク電力を供給する必
要がなくなる。そこで、CTRL信号を制御してスイッ
チ(SW1)74をオフにして(ステップ103)、セル6
1からのリーク電流の発生を抑える。尚、ステップ10
2でCPU62がプルアップを検出しないケースとして
は、その他に、インテリジェント電池52が接続されて
いるがパワーオフされ、更にACアダプタ51が接続さ
れていない場合が考えられる。
【0041】一方、ステップ102で、CLOCKライ
ンおよびDATAラインがVccレベルであることが認識
された場合には、ピーク電力を供給しなくても良い状態
か否かが判断される(ステップ104)。このピーク電力
を供給しなくても良い状態である場合とは、例えば、パ
ワーオフ状態の他、ソフトオフ状態(電源をソフト的に
切った状態、パワーオフの状態であるが、外部信号が来
たときに本体が動作してWOL(Wake On Lan)機能など
を実現するために、本体の一部回路のみに電力を供給し
ている状態)、サスペンド状態(周辺機器などへの電力供
給は停止され例えばデータ保持に必要な最低限の電力だ
けを供給する状態、または休止状態であるがLCD18
を開いたり特定のキーを押すことにより直ちに本体が動
作状態となる状態。本体のCPU11には電力が供給さ
れていない。)、スタンバイ状態(パワーオンしている
が、システムがアイドル状態でピークの電力を消費しな
い状態。本体のCPU11には電力が供給されてい
る。)、などの低消費電力モードの状態がある。この状
態の検知方法については、後に詳述する。
【0042】ステップ104でピーク電力を供給しなく
て良い状態の場合には、ステップ103へ移行し、CT
RL信号を制御してスイッチ(SW1)74をオフにす
る。ピーク電力を供給しなくても良い状態ではない(即
ち、ピーク電力を供給することが必要となる場合があ
る)ときには、CTRL信号を制御してスイッチ(SW
1)74をオンにして(ステップ105)、ステップ10
1に戻る。この結果、大容量キャパシタ73とセル61
とが並列接続され、ピーク電力は大容量キャパシタ73
からシステムに供給される。
【0043】次に、図3のステップ103にて実行され
る、システムに接続されていても低消費電力モードの状
態によりピーク電力を供給しなくて良い状態の検知方法
について説明する。この検知方法としては、例えば、イ
ンテリジェント電池52(電池パック)内部の電流測定回
路63を使う方法と、インテリジェント電池52がシス
テムの状態を受け取る方法とがある。
【0044】まず、電池パック内の電流測定回路63を
使う方法では、インテリジェント電池52は、電池パッ
ク内に、図2に示すような電流測定回路63および電圧
測定回路70を備え、セル61の残容量をモニタする。
例えば、システムのスタンバイ時における消費電流が5
0mA、通常動作時の消費電流を500mAとすると、
電流測定回路63によりセル61の放電電流値が100
mA以下のときにはスタンバイ状態と判断することがで
きるので、CPU62は、スイッチ(SW1)74をオフ
にする。放電電流値が100mAよりも大きいときに
は、通常の動作時であることから、ピーク電力を大容量
キャパシタ73から供給するために、CPU62は、C
TRL信号を制御してスイッチ(SW1)74をオンにす
る。
【0045】次に、インテリジェント電池52がシステ
ムの状態を受け取る方法では、インテリジェント電池5
2がSBS準拠の電池である場合を例に挙げて説明す
る。SBSには、システムの状態をインテリジェント電
池52に通知するコマンドが存在しない。そこで、Opti
onalMfgFunctionコマンドを定義することにより、シス
テムの状態をインテリジェント電池52に通知する。こ
こでは、OptionalMfgFunction1を使うことにする。コマ
ンド定義の例としては、OptionalMfgFunction1...Co
mmand Code : 0x3f、Access: Read/Write Wordbit15-0
: 0x00...Normal Operation 0x01...Standby State
【0046】システム側のエンベデッドコントローラ4
1は、スタンバイ状態に入るとき、OptionalMfgFunctio
n1コマンドとデータ0x01をインテリジェント電池52に
送る。インテリジェント電池52のCPU62は、デー
タ0x01を受け取ると、CTRL信号を制御してスイッチ
(SW1)74をオフにする。システムは、通常の動作状
態に戻るときに、エンベデッドコントローラ41からイ
ンテリジェント電池52に対してOptionalMfgFunction1
コマンドとデータ0x00を送る。インテリジェント電池5
2のCPU62は、データ0x00を受け取ると、CTRL
信号を制御してスイッチ(SW1)74をオンにする。
【0047】このように、本実施の形態によれば、イン
テリジェント電池52がシステムに接続されていないと
き、またはシステムに接続されていても、パワーオフ
や、例えばスタンバイ状態等の低消費電力モード状態に
よりピーク電力を供給する必要のないときには、インテ
リジェント電池52のCPU62は、CTRL信号を制
御してスイッチ(SW1)74をオフすることにより、大
容量キャパシタ73で発生するリーク電流を防ぐことが
可能となる。
【0048】図4は、本実施の形態が適用される電源供
給回路の第2の回路構成例を示した図である。図2に示
す第1の回路構成例では、インテリジェント電池52の
内部に大容量キャパシタ73を設け、インテリジェント
電池52の内部にあるCPU62の制御によりスイッチ
(SW1)74をオン/オフしていた。この図4に示す例
では、システム内部に大容量キャパシタを設けている点
が異なる。即ち、図4に示す電源供給回路では、システ
ム内に、インテリジェント電池52の出力側と並列に大
容量キャパシタ80を接続し、また、この大容量キャパ
シタ80を回路的に分離するスイッチ(SW1)81をシ
ステム内に設けた。このスイッチ(SW1)81のオン/
オフは、エンベデッドコントローラ41により制御され
る。
【0049】即ち、エンベデッドコントローラ41は、
端子A/D#3の電圧を読み込み、電圧値がVccのとき
にはインテリジェント電池52が接続されていないと判
断する。一方、電圧Vccを抵抗(R9)79とサーミスタ
(TH1)75との抵抗値で分圧した電圧値であれば、イ
ンテリジェント電池52が接続されていると判断する。
インテリジェント電池52が接続されていない場合に
は、エンベデッドコントローラ41は、CTRL信号に
よりスイッチ(SW1)81をオフして、大容量キャパシ
タ80をインテリジェント電池52の電力ラインから切
り離す。但し、インテリジェント電池52が接続されて
いなければ、電力ラインが接続されていない限り、大容
量キャパシタ80に対してリーク電流は流れないことか
ら、この処理は省略することができる。
【0050】また、エンベデッドコントローラ41は、
システムのパワーマネージメントを司るコントローラで
あることから、通常動作、低消費電力モード、パワーオ
フなどのシステムの状態を認識している。そこで、エン
ベデッドコントローラ41は、システムが低消費電力モ
ード状態やパワーオフのときには、リーク電流の発生を
抑えるためにCTRL信号を制御してスイッチ(SW1)
81をオフし、通常動作時はスイッチ(SW1)81をオ
ンにする。
【0051】このように、本実施の形態では、インテリ
ジェント電池52の電力ラインと並列に、比較的インピ
ーダンスの小さい例えば二重層コンデンサからなる大容
量キャパシタ73,80を配置することにより、システ
ムのピーク電力発生時に、電池から放電されるピーク電
力を減らし、また、インテリジェント電池52のピーク
電力を減らしている。その結果として、インテリジェン
ト電池52の駆動時間を延ばすことが可能となる。その
一方で、例えば、数百μA〜数mA程度で存在するリー
ク電流によりインテリジェント電池52が過放電し、生
じるダメージを防止するために、適切なタイミングに
て、大容量キャパシタ73,80を電力ラインから分離
し、インテリジェント電池52のリーク電力を減らす手
段を講じている。これにより、例えばピーク電力の大き
いCPU11を搭載したノートPC等に対応することの
できるインテリジェント電池52を実現可能にしてい
る。
【0052】尚、以上の回路構成例は、大容量キャパシ
タ73および大容量キャパシタ80を単一の素子にて示
しているが、定格電圧、静電容量を鑑みて複数セルにて
構成することが現実的である。また、本実施の形態で
は、インテリジェント電池52を例に挙げて説明した
が、これらのインテリジェント電池52の代わりに、C
PU62を備えていないダム電池を用いることも可能で
ある。かかる場合には、図4に示した回路と同様に、シ
ステム側に大容量キャパシタ80とスイッチ(SW1)8
1を設け、図4に示したようなプルアップ抵抗等を用い
て同様に電池の有無を検出し、また、システムの状態に
基づいて、スイッチ(SW1)81を動作させる。これに
よって、大容量キャパシタ80にて発生するリーク電流
による電池へのダメージを防止することが可能となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電池から放電されるピーク電力を軽減すると共に、電池
から流れるリーク電流を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態が適用される電気機器であるコ
ンピュータシステムのハードウェア構成を示した図であ
る。
【図2】 本実施の形態が適用される電源供給回路の第
1の回路構成例を示した図である。
【図3】 インテリジェント電池のCPUによってなさ
れる処理を示したフローチャートである。
【図4】 本実施の形態が適用される電源供給回路の第
2の回路構成例を示した図である。
【図5】 電池に対して大容量キャパシタであるコンデ
ンサを並列接続した状態を示した図である。
【符号の説明】
10…コンピュータシステム、11…CPU、21…I
/Oブリッジ、41…エンベデッドコントローラ、50
…電源回路、51…ACアダプタ、52…インテリジェ
ント電池、55…DC/DCコンバータ、61…セル(電
池セル)、62…CPU、63…電流測定回路、64…
抵抗(RS)、65…オペアンプ(AMP1)、66…オペ
アンプ(AMP2)、67…抵抗(R1)、68…トランジ
スタ、69…抵抗(R2)、70…電圧測定回路、71…
オペアンプ(AMP3)、73…大容量キャパシタ、74
…スイッチ(SW1)、75…サーミスタ、77…抵抗
(R7)、78…抵抗(R8)、79…抵抗(R9)、80…
大容量キャパシタ、81…スイッチ(SW1)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織田大原 重文 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5B011 DA07 DA13 DC06 EA04 EA05 EA10 GG04 GG06 JA12 JA13 MB16 5G003 BA04 DA03 DA06 DA07 DA15 GC05 5G015 FA04 GB05 JA05 JA35 JA61 KA03 5H030 AA00 AS11 BB01 BB21 BB22

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力を消費する本体と、充電した後に放
    電することで電力ラインを介して当該本体に対して電力
    を供給する電池とを備えた電気機器であって、 前記電力ラインに対して前記電池と並列に接続される大
    容量キャパシタと、 前記電力ラインに対して前記大容量キャパシタを回路的
    に分離または接続するスイッチと、 前記スイッチの動作を制御するコントローラとを備えた
    ことを特徴とする電気機器。
  2. 【請求項2】 前記コントローラは、前記電池と前記本
    体との接続が断たれた場合に、前記スイッチの動作を制
    御して前記大容量キャパシタを回路的に分離することを
    特徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 前記コントローラは、前記本体がパワー
    オフの場合および/または前記本体が低消費電力モード
    にある場合に、前記スイッチの動作を制御して前記大容
    量キャパシタを回路的に分離することを特徴とする請求
    項1記載の電気機器。
  4. 【請求項4】 前記大容量キャパシタおよび前記スイッ
    チは、前記電池と一体となって前記本体に取り付け可能
    に構成されることを特徴とする請求項1記載の電気機
    器。
  5. 【請求項5】 本体に対して電力を供給する電池を接続
    可能に構成される電気機器であって、 前記電池から前記本体に電力を供給する電力ラインに当
    該電池と並列に接続され、当該本体にピーク電力が発生
    した際に電力を供給するピーク電力供給手段と、 前記電池が前記本体に接続された状態にて、当該本体が
    所定の低消費電力モードにある場合および/または当該
    本体がパワーオフとなる場合に、前記ピーク電力供給手
    段を前記電力ラインに対して回路的に分離する分離手段
    とを備えたことを特徴とする電気機器。
  6. 【請求項6】 前記ピーク電力供給手段は、前記本体に
    設けられる大容量キャパシタであることを特徴とする請
    求項5記載の電気機器。
  7. 【請求項7】 充放電を行う電池を接続し当該電池から
    システムに対して電力の供給を行うコンピュータ装置で
    あって、 前記電池に設けられる電池セルと並列に接続され、前記
    システムに発生するピーク電力を供給するピーク電力供
    給手段と、 前記電池セルから前記ピーク電力供給手段に対して流れ
    るリーク電流を防止するリーク電流防止手段とを備えて
    いることを特徴とするコンピュータ装置。
  8. 【請求項8】 前記電池が前記システムに接続されてい
    ないと判断する接続判断手段を更に備え、 前記リーク電流防止手段は、前記接続判断手段により前
    記電池が前記システムに接続されていないとの判断に基
    づき、前記ピーク電力供給手段を前記電池セルから回路
    的に切り離すことを特徴とする請求項7記載のコンピュ
    ータ装置。
  9. 【請求項9】 前記システムが低消費電力モードである
    ことを認識する認識手段を更に備え、 前記リーク電流防止手段は、前記認識手段により前記シ
    ステムが前記低消費電力モードであるとの認識に基づ
    き、前記ピーク電力供給手段を前記電池セルから回路的
    に切り離すことを特徴とする請求項7記載のコンピュー
    タ装置。
  10. 【請求項10】 前記認識手段により認識される前記低
    消費電力モードは、スタンバイ状態、サスペンド状態、
    ソフトオフ状態の何れか1つであることを特徴とする請
    求項9記載のコンピュータ装置。
  11. 【請求項11】 電池を接続し当該電池からシステムに
    対して電力の供給を行うコンピュータ装置であって、 前記電池は、 充電した後に放電することで電力を供給する電池セル
    と、 前記電池セルから前記システムに対して電力を供給する
    ための電力ラインに当該電池セルと並列に接続されるコ
    ンデンサと、 前記コンデンサの前記電力ラインに対する接続をオン/
    オフするスイッチと、 前記スイッチを制御するCPUとを備え、 前記CPUは、前記システムとの接続状態および/また
    は当該システムの電力消費状態に基づいて前記スイッチ
    を制御することを特徴とするコンピュータ装置。
  12. 【請求項12】 前記システムは、電力消費状態に関す
    るコマンドを前記CPUに対して送出するコントローラ
    を備えたことを特徴とする請求項11記載のコンピュー
    タ装置。
  13. 【請求項13】 前記システムは、前記電池の前記CP
    Uが当該システムとの接続状態を認識するためのプルア
    ップ抵抗を備えていることを特徴とする請求項11記載
    のコンピュータ装置。
  14. 【請求項14】 電気機器に接続され、充電した後に放
    電して当該電気機器に電力を供給するインテリジェント
    電池であって、 電力を供給するセルとは別に設けられ、前記電気機器に
    て発生するピーク電力を供給するピーク電力供給手段
    と、 前記ピーク電力供給手段にて発生するリーク電流を防止
    するリーク電流防止手段とを備えたことを特徴とするイ
    ンテリジェント電池。
  15. 【請求項15】 前記リーク電流防止手段は、本体との
    接続状態および/または前記本体の動作モードに基づい
    て前記ピーク電力供給手段を回路的に切り離すことを特
    徴とする請求項14記載のインテリジェント電池。
  16. 【請求項16】 電気機器に取り付けられ、充電した後
    に放電して当該電気機器に電力を供給するインテリジェ
    ント電池であって、 所定の電力ラインを介して電力を供給するセルと、 所定の条件下で前記電力ラインに対して前記セルと並列
    に接続される大容量キャパシタと、 を備えたことを特徴とするインテリジェント電池。
  17. 【請求項17】 前記電力ラインに対して前記大容量キ
    ャパシタを回路的に分離または接続するスイッチと、 前記スイッチの動作を制御するCPUとを更に備えたこ
    とを特徴とする請求項16記載のインテリジェント電
    池。
  18. 【請求項18】 前記CPUは、前記セルが前記電気機
    器に接続されていない状態か、または当該電気機器に取
    り付けられた際に当該電気機器に対してピーク電力を供
    給しなくて良い状態かを検出し、検出された状態に基づ
    いて前記スイッチの動作を制御することを特徴とする請
    求項17記載のインテリジェント電池。
  19. 【請求項19】 電力を消費するとともにピーク電力を
    発生させる本体に接続され、充電した後に放電を行い当
    該本体に対して電力を供給する電池の電力供給制御方法
    であって、 前記本体における電力の定常状態においては前記電池の
    セルから当該本体に対して電力を供給し、 前記本体における前記ピーク電力の発生時においては前
    記電池のセルに並列接続されたコンデンサから当該本体
    に対して電力を供給し、 前記電池が前記本体に接続されない場合および/または
    当該本体がピーク電力を供給しなくて良い状態のときに
    前記コンデンサを当該電池から回路的に切り離すことを
    特徴とする電力供給制御方法。
  20. 【請求項20】 セルに大容量キャパシタを並列接続し
    た電池から本体に電力を供給する電力供給制御方法であ
    って、 前記電池から前記本体にピーク電力を供給しなくて良い
    状態か否かを判断し、 前記ピーク電力を供給しなくて良い状態と判断された場
    合に前記大容量キャパシタを前記セルから回路的に切り
    離すことを特徴とする電力供給制御方法。
  21. 【請求項21】 前記ピーク電力を供給しなくて良い状
    態か否かは、前記本体から前記電池に送出されるコマン
    ドにより当該本体の状態を認識して判断されることを特
    徴とする請求項20記載の電力供給制御方法。
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