JP3718767B2 - 電気機器、コンピュータ装置、予備充電状態表示方法、およびユーティリティプログラム - Google Patents

電気機器、コンピュータ装置、予備充電状態表示方法、およびユーティリティプログラム Download PDF

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    • H02J7/0047Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with monitoring or indicating devices or circuits
    • H02J7/0048Detection of remaining charge capacity or state of charge [SOC]

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、充放電を繰り返して使用可能な電池を備えた電気機器等に係り、より詳しくは、予備充電状態に対応可能な電気機器等に関する。
【0002】
【従来の技術】
ノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)に代表される情報端末機器や、PDA(Personal Digital Assistant)、MD(Mini Disc)装置、ビデオカメラ等の各種電気機器では、商用電源から直接電力を供給する場合の他、充電および放電(充放電)を繰り返しながら何度も使用できる電池(バッテリ、蓄電池、2次電池)からの電力供給が行われている。この電池としては、比較的容量も大きく、価格も安いニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池(ニッカド電池)が採用されている。また、ニッケルカドミウム電池に比べて単位重量あたりのエネルギ密度の高いリチウムイオン電池、液体の電解質を利用せずに固体のポリマーを用いるリチウムポリマー電池などが存在する。
【0003】
この充放電可能な電池では、例えば電気機器に装着される電池パック等の内部にCPUを備えたインテリジェント電池が広く用いられている。このインテリジェント電池には、例えばSBS(Smart Battery System)に準拠し、このSBSのプロトコルを用いて本体側であるコントローラとの通信を可能とするものが存在している。
【0004】
ここで、これらの電池は、化学反応を利用して電気を蓄えているが、放電および充電の課程で、この化学反応として可逆な範囲と不可逆の範囲が存在している。ある程度の放電であれば、外部から電気を与えると元の充電状態に戻ることができるが、完全放電(電池の定格容量100%の放電)を超えてそれ以上に放電させてしまうと、所謂過放電となり、本来の可逆な化学反応以外の反応による起電力も利用してしまい、それ以降、充電をしても正規の充電状態とはならなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この過放電した電池を回復させる際、電池を傷めないために、急速充電の前に低電流で充電を行う予備充電(トリクル充電、プリチャージ)が必要となる。この予備充電により一定の電圧値に達すると、急速充電に移行して通常の充電が行われる。この予備充電では、電池の過放電の度合いによって、2時間程度の予備充電が必要となる場合がある。
【0006】
しかしながら、従来のシステムでは、予備充電も急速充電も同じ扱いがなされており、所定の電源メータ等で充電が実行中であることが表示されても、予備充電がなされていることをユーザは知ることができない。このとき、充電の表示では、容量0%を例えば2時間に亘って表示し続けることとなる。かかるケースにおいては、正常な電池に対してユーザが電池を充電できない不具合が発生したと誤認して電池を交換してしまうことがあり得る。また、ヘルプセンターへの不要な問い合わせが頻繁に行われてしまう。
【0007】
更に、前述のSBSのプロトコルでは、充電電流値を示すデータは存在するものの、電流値が小さくなった場合に、充電完了直前で電流値が小さいのか、過放電に対する復帰である予備充電を行っているために電流値が小さいのか、を示すインターフェースが存在していない。従って、電池とシステムとの通信ができる段階にある予備充電状態であっても、従来のシステムでは予備充電と急速充電とを区別することができなかった。
【0008】
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであり、電池における予備充電状態を明確に識別することにある。
また、他の目的は、電池を備える機器にて、予備充電状態であることをユーザに知らせることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的のもと、本発明は、充電の後に放電して本体に対して電力を供給する電池を受け入れ得る電気機器であって、この電池が過放電からの復帰である予備充電状態にあるか否かを判断する予備充電判断手段と、電池が予備充電状態にあると判断される場合に予備充電中である旨を表示する表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
ここで、この表示手段は、予備充電に必要な時間とその後の急速充電に必要な時間とを含めて残り充電時間を表示することを特徴とすれば、ユーザが予備充電中であるにも関わらず故障との誤認識をする問題を解消することができる点で好ましい。この「含めて」残り充電時間を表示する構成は、両者の充電時間を加算して一つの残り充電時間として表示する場合の他、両者を同時に(共に)表示する場合、切り換えて表示する場合等を含む。
【0011】
また、本発明が適用される電気機器は、電力を消費する本体と、充電後に放電することで本体に対して電力を供給する電池とを備え、この本体は、電池への充電中であってこの電池の接続を確認した後、電池との所定の通信ができない場合に、過放電からの復帰である予備充電中であると判断し、判断結果を表示することを特徴としている。
【0012】
更に本発明は、充放電を行う電池を接続可能に構成されると共に、接続された電池からシステム本体に対して電力の供給を行うコンピュータ装置として把握することができる。このとき、このシステム本体は、電池が接続されたことを確認する電池接続確認端子と、この電池接続確認端子から電池が接続状態にある情報を得た後、電池との所定の通信ができない場合にこの電池が予備充電状態にあると判断するコントローラと、このコントローラにより電池が予備充電状態にあると判断される場合に予備充電中であることを表示するディスプレイとを備えたことを特徴している。
【0013】
他の観点から把えると、本発明が適用されるコンピュータ装置は、電池が過放電に対する復帰である予備充電状態にあるか否かを判断する予備充電判断手段と、この予備充電判断手段により電池が予備充電状態にあると判断される場合に、予備充電中である旨を表示する表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0014】
ここで、この予備充電判断手段は、電池が備えたCPUからコミュニケーションラインを介して得られた情報によって、電池の残容量が所定量(例えば残容量10%)より少なく、且つ電池に流れる電流が所定範囲(例えば、0Aより大きく0.5Aよりも小さい範囲)にあると判断される場合に、予備充電中であると判断することを特徴とすれば、過放電でもCPUとの通信ができる態様において、システム側にて予備充電中を把握することができる点で好ましい。
【0015】
更に本発明は、予備充電状態表示方法として把握することができる。即ち、本発明が適用される予備充電状態表示方法は、充電の後に放電を行う電池を接続可能に構成されると共に、この電池から本体に対して電力の供給を受ける電気機器にて、この電池が過放電からの復帰である予備充電状態であるか否かを判断し、電池が予備充電状態であると判断される場合に、予備充電状態である旨を表示することを特徴とすることができる。
【0016】
尚、これらの発明は、充放電により電力を供給する電池を装着できるコンピュータにて実行されるユーティリティプログラムとして特定することができる。即ち、充電の後に放電を行う電池を接続可能に構成されると共に、電池から本体に対して電力の供給を受けるコンピュータに、この電池が過放電からの復帰である予備充電中であることの情報を取得する機能と、電池が予備充電中であることの情報が取得される場合に、予備充電中であることを表示する機能とを実現させるためのユーティリティプログラムとして把握することができる。
【0017】
このユーティリティプログラムとしては、コンピュータに上記の各機能を実現させるものであれば足りる。このプログラムの提供方法としては、例えばCD−ROM等の記憶媒体に格納されたプログラムを、例えばCD−ROMドライブ等の記憶媒体の読取部で読み取る形態が考えられる。また、プログラム伝送装置からインターネット等のネットワークを介してコンピュータにインストールする形態も考えられる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用されるコンピュータシステム10のハードウェア構成を示した図である。このコンピュータシステム10を備えるコンピュータ装置は、例えば、OADG(Open Architecture Developer's Group)仕様に準拠して、所定のOS(オペレーティングシステム)を搭載したノートブックPC(ノートブック型パーソナルコンピュータ)として構成されている。
【0019】
図1に示すコンピュータシステム10において、CPU11は、コンピュータシステム10全体の頭脳として機能し、OSの制御下でユーティリティプログラムの他、各種プログラムを実行している。CPU11は、システムバスであるFSB(Front Side Bus)12、高速のI/O装置用バスとしてのPCI(Peripheral Component Interconnect)バス20、低速のI/O装置用バスとしてのISA(Industry Standard Architecture)バス40という3段階のバスを介して、各構成要素と相互接続されている。このCPU11は、キャッシュメモリにプログラム・コードやデータを蓄えることで、処理の高速化を図っている。近年では、CPU11の内部に1次キャッシュとして128Kバイト程度のSRAMを集積させているが、容量の不足を補うために、専用バスであるBSB(Back Side bus)13を介して、512K〜2Mバイト程度の2次キャッシュ14を置いている。尚、BSB13を省略し、FSB12に2次キャッシュ14を接続して端子数の多いパッケージを避けることで、コストを低く抑えることも可能である。
【0020】
FSB12とPCIバス20は、メモリ/PCIチップと呼ばれるCPUブリッジ(ホスト−PCIブリッジ)15によって連絡されている。このCPUブリッジ15は、メインメモリ16へのアクセス動作を制御するためのメモリコントローラ機能や、FSB12とPCIバス20との間のデータ転送速度の差を吸収するためのデータバッファ等を含んだ構成となっている。メインメモリ16は、CPU11の実行プログラムの読み込み領域として、あるいは実行プログラムの処理データを書き込む作業領域として利用される書き込み可能メモリである。例えば、複数個のDRAMチップで構成され、例えば64MBを標準装備し、320MBまで増設することが可能である。この実行プログラムには、OSや周辺機器類をハードウェア操作するための各種ドライバ、特定業務に向けられたアプリケーションプログラム、後述するフラッシュROM44に格納されたBIOS(Basic Input/Output System:基本入出力システム)等のファームウェアが含まれる。
【0021】
ビデオサブシステム17は、ビデオに関連する機能を実現するためのサブシステムであり、ビデオコントローラを含んでいる。このビデオコントローラは、CPU11からの描画命令を処理し、処理した描画情報をビデオメモリに書き込むと共に、ビデオメモリからこの描画情報を読み出して、液晶ディスプレイ(LCD)18に描画データとして出力している。また、この液晶ディスプレイ(LCD)18では、CPU11にて実行されるユーティリティにより、予備充電中(後述)であることの表示が行われる。
【0022】
PCIバス20は、比較的高速なデータ転送が可能なバスであり、データバス幅を32ビットまたは64ビット、最大動作周波数を33MHz、66MHz、最大データ転送速度を132MB/秒、528MB/秒とする仕様によって規格化されている。このPCIバス20には、I/Oブリッジ21、カードバスコントローラ22、オーディオサブシステム25、ドッキングステーションインターフェース(Dock I/F)26、miniPCIコネクタ27が夫々接続されている。
【0023】
カードバスコントローラ22は、PCIバス20のバスシグナルをカードバススロット23のインターフェースコネクタ(カードバス)に直結させるための専用コントローラであり、このカードバススロット23には、PCカード24を装填することが可能である。ドッキングステーションインターフェース26は、コンピュータシステム10の機能拡張装置であるドッキングステーション(図示せず)を接続するためのハードウェアである。ドッキングステーションにノートPCがセットされると、ドッキングステーションの内部バスに接続された各種のハードウェア要素が、ドッキングステーションインターフェース26を介してPCIバス20に接続される。また、miniPCIコネクタ27には、ミニPCI(miniPCI)カード28が接続される。
【0024】
I/Oブリッジ21は、PCIバス20とISAバス40とのブリッジ機能を備えている。また、DMAコントローラ機能、プログラマブル割り込みコントローラ(PIC)機能、プログラマブル・インターバル・タイマ(PIT)機能、IDE(Integrated Device Electronics)インターフェース機能、USB(Universal Serial Bus)機能、SMB(System Management Bus)インターフェース機能を備えると共に、リアルタイムクロック(RTC)を内蔵している。
【0025】
DMAコントローラ機能は、FDD等の周辺機器とメインメモリ16との間のデータ転送をCPU11の介在なしに実行するための機能である。PIC機能は、周辺機器からの割り込み要求(IRQ)に応答して、所定のプログラム(割り込みハンドラ)を実行させる機能である。PIT機能は、タイマ信号を所定周期で発生させる機能である。また、IDEインターフェース機能によって実現されるインターフェースは、IDEハードディスクドライブ(HDD)31が接続される他、CD−ROMドライブ32がATAPI(AT Attachment Packet Interface)接続される。このCD−ROMドライブ32の代わりに、DVD(Digital Versatile Disc)ドライブのような、他のタイプのIDE装置が接続されても構わない。HDD31やCD−ROMドライブ32等の外部記憶装置は、例えば、ノートPC本体内の「メディアベイ」または「デバイスベイ」と呼ばれる収納場所に格納される。これらの標準装備された外部記憶装置は、FDDや電池パック(後述するインテリジェント電池)のような他の機器類と交換可能かつ排他的に取り付けられる場合もある。
【0026】
また、I/Oブリッジ21にはUSBポートが設けられており、このUSBポートは、例えばノートPC本体の壁面等に設けられたUSBコネクタ30と接続されている。更に、I/Oブリッジ21には、SMバスを介してEEPROM33が接続されている。このEEPROM33は、ユーザによって登録されたパスワードやスーパーバイザーパスワード、製品シリアル番号等の情報を保持するためのメモリであり、不揮発性で記憶内容を電気的に書き換え可能とされている。
【0027】
更にまた、I/Oブリッジ21は、電源回路50に接続されている。電源回路50は、例えばAC100Vの商用電源に接続されてAC/DC変換を行うACアダプタ51、バッテリ(2次電池)としてのインテリジェント電池52、このインテリジェント電池52を充電すると共にACアダプタ51やインテリジェント電池52からの電力供給経路を切り換えるバッテリ切換回路54、およびコンピュータシステム10で使用される+15V、+5V、+3.3V等の直流定電圧を生成するDC/DCコンバータ(DC/DC)55等の回路を備えている。
【0028】
一方、I/Oブリッジ21を構成するコアチップの内部には、コンピュータシステム10の電源状態を管理するための内部レジスタと、この内部レジスタの操作を含むコンピュータシステム10の電源状態の管理を行うロジック(ステートマシン)が設けられている。このロジックは、電源回路50との間で各種の信号を送受し、この信号の送受により、電源回路50からコンピュータシステム10への実際の給電状態を認識する。電源回路50は、このロジックからの指示に応じて、コンピュータシステム10への電力供給を制御している。
【0029】
ISAバス40は、PCIバス20よりもデータ転送速度が低いバスである(例えば、バス幅16ビット、最大データ転送速度4MB/秒)。このISAバス40には、ゲートアレイロジック42に接続されたエンベデッドコントローラ41、CMOS43、フラッシュROM44、SuperI/Oコントローラ45が接続されている。更に、キーボード/マウスコントローラのような比較的低速で動作する周辺機器類を接続するためにも用いられる。このSuperI/Oコントローラ45にはI/Oポート46が接続されており、FDDの駆動やパラレルポートを介したパラレルデータの入出力(PIO)、シリアルポートを介したシリアルデータの入出力(SIO)を制御している。
【0030】
エンベデッドコントローラ41は、図示しないキーボードのコントロールを行うと共に、電源回路50に接続されて、内蔵されたパワー・マネージメント・コントローラ(PMC:Power Management Controller)によってゲートアレイロジック42と共に電源管理機能の一部を担っている。
【0031】
次に、本実施の形態の特徴的な構成である電源供給システムについて説明する。
図2は、この電源供給システムの回路構成を示した図である。この電源供給システムは、図1に示した電源回路50にエンベデッドコントローラ41やACアダプタ電力停止回路80等を加えてシステムを構成している。
【0032】
この図2に示す電源供給システムでは、商用電源に接続される電源供給装置であるACアダプタ51、例えば充放電を繰り返して使用されるリチウムイオン電池等からなる2次電池(電池、蓄電池)でSBS(Smart Battery System)に準拠したインテリジェント電池52が含まれている。このACアダプタ51およびインテリジェント電池52からの電力は、図1に示したDC/DCコンバータ55を経由してコンピュータシステム10の本体回路へ出力される。
【0033】
また、図2に示す電源供給システムでは、本体システム側として、インテリジェント電池52とコミュニケーションライン74を介して通信を行うエンベデッドコントローラ41の他、インテリジェント電池52を充電する充電器73、過放電時に電圧を測定してエンベデッドコントローラ41に通知する電圧測定回路75、過放電時にインテリジェント電池52が接続されたか否かを確認する電池接続確認端子76が示されている。更に、インテリジェント電池52のリフレッシュを行うためのACアダプタ電力停止回路80、ACアダプタ51からの電源供給とインテリジェント電池52からの電源供給とが衝突しないように整流するための第1ダイオード(D1)77、および第2ダイオード(D2)78を備えている。
【0034】
尚、電源供給装置であるACアダプタ51は、例えばノートPC等の電気機器では、本体(内部)システムであるコンピュータシステム10を内蔵する機器の外部に設けられるのが一般的であるが、電気機器の筐体内部に設けられる場合もある。本体システムとしては、例えばケーブルのコネクタを挿脱着可能なインレットが設けられる構成が考えられる。このインレットは、例えばACアダプタ51が外部にある場合にはACアダプタ51に接続されたケーブルから出るコネクタを挿脱着可能に構成され、例えばACアダプタ51が本体システムの内部にある場合には、商用電源から直接接続されるコネクタを挿脱着可能に構成される。また、インテリジェント電池52は、電池パックとして本体システムに対して取り外しが自由であるものの他、電気機器の筐体内部に設けられる場合もある。
【0035】
次に、電池パック等であるインテリジェント電池52の内部構成について説明する。図2に示すように、インテリジェント電池52は、充放電が行われる電池として複数の単セルからなるセル61、インテリジェント電池52を制御すると共にエンベデッドコントローラ41とコミュニケーションライン74を介して通信を行うCPU62、インテリジェント電池52から充放電される電流値を求める電流測定回路63、および、セル61の電圧を求める電圧測定回路70を備えている。セル61は、例えば2並列3直列(1.8Ah/セル)の6セルで構成されるリチウムイオン組電池である。
【0036】
このインテリジェント電池52の内部に搭載されたCPU62は、電流測定回路63、電圧測定回路70から入力された測定結果であるアナログ信号を、その内部でA/D(Analog to Digital)変換し、例えば電池の容量等、電池に関わる情報を把握している。把握された電池に関わる情報は、通信経路であるコミュニケーションライン74を介し、例えばSBSのプロトコルによってシステム側のエンベデッドコントローラ41に送信している。
【0037】
電流測定回路63では、まず、セル61から流れる電流Iによって、抵抗(RS)64の両端に電圧I×RSの電位差が発生する。この電圧は、オペアンプ(AMP1)65によって差動増幅される。また、オペアンプ(AMP2)66とトランジスタ68によって、オペアンプ(AMP1)65の出力電圧に比例する電流I1が抵抗(R1)67を流れる。最終的にインテリジェント電池52の電流Iの値は、抵抗(R2)69に発生する電圧I1×R2に変換することができる。この電圧(I1×R2)はCPU62のA/D#2ポートに出力され、CPU62にてA/D変換される。
【0038】
また、電圧測定回路70では、インテリジェント電池52の電圧が測定される。具体的には、インテリジェント電池52におけるセル61の電圧がオペアンプ(AMP3)71によって差動増幅して変換され、一旦、低い電圧に落とされた後にCPU62のA/D#1ポートに渡され、CPU62にてA/D変換される。
【0039】
次に、ACアダプタ電力停止回路80について説明する。
このACアダプタ電力停止回路80は、ACアダプタ51から供給される電源を停止する機能を備えている。本体システムであるコンピュータシステム10では、第1ダイオード77および第2ダイオード78によって、ACアダプタ51と2次電池であるインテリジェント電池52との間で電圧値の高い方から本体回路側に電力が供給できるように構成されている。ACアダプタ51が接続されている場合には、通常、ACアダプタ51側の電圧の方がインテリジェント電池52側の電圧よりも高いことから、第1ダイオード77を経由してACアダプタ51側から本体回路に対して電源が供給される。
【0040】
ここでは、2次電池であるインテリジェント電池52にてメモリ効果が生じた場合等に、接続されているACアダプタ51側からの電源供給をACアダプタ電力停止回路80によって停止させて、インテリジェント電池52による完全放電を可能としている。即ち、2次電池であるインテリジェント電池52の完全放電を実行したい場合には、エンベデッドコントローラ41からハイ(High)の信号がACアダプタ電力停止回路80に供給される。ACアダプタ電力停止回路80の第1トランジスタ(TR1)82は、ハイの信号を受けてオン(ON)される。この第1トランジスタ82のオンにより第2トランジスタ(TR2)83がオフ(OFF)となり、FET(FET1)81がオフとなる。これによって、ACアダプタ51からの供給が停止され、第1ダイオード77への電力供給が停止されて、第2ダイオード78を経由するインテリジェント電池52側から本体回路に対して電力を供給することができる。
【0041】
次に、本実施の形態における予備充電について説明する。過放電している電池(インテリジェント電池52)は、急速充電を行うと電池を傷めてしまうことから、小さい電流で予備充電(トリクル充電、プリチャージ)を行わなければならない。エンベデッドコントローラ41は、充電器73を制御してインテリジェント電池52に対する予備充電を行う。即ち、予備充電は、過放電からの復帰の状態と言うことができる。この予備充電により一定の電圧に達すると、エンベデッドコントローラ41は充電器73を制御し、通常の急速充電に移行してインテリジェント電池52に対する充電を行う。この予備充電を行うに際して、以下に示す2つの態様がある。
【0042】
まず、第1の態様として、電池接続確認端子76の電圧によりエンベデッドコントローラ41が電池(インテリジェント電池52)の接続を検知するが、過放電をしているためにインテリジェント電池52内部のCPU62に電力が供給されず、CPU62とエンベデッドコントローラ41とが通信を実行できない場合である。かかる場合に、エンベデッドコントローラ41は、システム内部に設けられた電圧測定回路75等の電池電圧測定機能を使用し、電池電圧が急速充電を開始することのできる規定電圧に達するまで予備充電を行う。即ち、インテリジェント電池52の接続を検出し、かつインテリジェント電池52との通信が不成立で、かつ/または電池電圧が規定電圧以下の場合に、第1の態様であると見なすことができる。
【0043】
次に、第2の態様として、過放電はしているが、電池電圧がある程度残っていて、インテリジェント電池52のCPU62に電力が供給されている場合がある。即ち、インテリジェント電池52内部のCPU62は動作をしているので、CPU62とエンベデッドコントローラ41は通信をすることができるが、電池電圧が低いことから、CPU62が小さい充電電流値をエンベデッドコントローラ41に要求する場合である。SBS(Smart Battery System)のプロトコルを利用すると、例えば「RemainingCapacity()<10%」かつ「0A<AverageCurrent()<0.5A」のときに、第2の態様による予備充電であると認識することができる。
【0044】
図3は、予備充電表示機能を実現するための処理について示したフローチャートである。この処理では、まず、電池接続確認端子76でインテリジェント電池52の接続確認がなされたか、即ち、電池が接続されているか否かが判断される(ステップ101)。接続確認がなされない場合には待機する。接続確認がなされた場合には、エンベデッドコントローラ41がコミュニケーションライン74を介してインテリジェント電池52のCPU62に対してデバイス名(Device Name)を送るように指示し、コミュニケーションライン74を介してデバイス名の読み込みがなされる(ステップ102)。
【0045】
次に、デバイス名の正常読み込みがなされたか否かが判断される(ステップ103)。即ち、通常の通信ではデバイス名が返ってくるものの、何も返ってくることがなく一定時間が過ぎてタイムアウトした場合には、インテリジェント電池52が過放電状態にあると見なすことができる。そこで、ステップ103でデバイス名の正常読み込みがなされなかった場合には、エンベデッドコントローラ41により充電器73が制御されてトリクル充電(予備充電)が実行され(ステップ104)、図1に示した液晶ディスプレイ(LCD)18に対してトリクル充電中の表示がなされる(ステップ105)。その後、ステップ102に戻る。
【0046】
ステップ103でデバイス名の正常読み込みがなされた場合には、エンベデッドコントローラ41は、コミュニケーションライン74を介してインテリジェント電池52のCPU62に対し、「何アンペアで充電すれば良いか」をコマンドで尋ね、充電電流(Charging Current)を読み込む(ステップ106)。この読み込まれた充電電流が急速充電の要求か否かが判断され(ステップ107)、急速充電要求であればトリクル充電要求であるか否かが判断される(ステップ108)。トリクル充電要求である場合には、ステップ104へ移行してトリクル充電が実行され、トリクル充電中の表示がなされる(ステップ105)。
【0047】
ステップ107で急速充電要求である場合には、エンベデッドコントローラ41は充電器73を制御して急速充電が実行され(ステップ109)、図1に示した液晶ディスプレイ(LCD)18に対して急速充電の表示がなされた後(ステップ110)、ステップ102に戻ってデバイス名の読み込みがなされる。
【0048】
次に、予備充電の表示について説明する。
エンベデッドコントローラ41は、上述した2つの形態を検出すると、予備充電中と認識する。予備充電の表示は、電気機器に備えられているLEDを使って表示する方法や、CPU11によって実行される電池のユーティリティプログラムによって表示する方法等が考えられる。LED表示をする場合には、例えば黄色の点灯であれば急速充電中、黄色の点滅であれば予備充電中、消灯であれば充電完了、などとすることができる。
【0049】
図4は、電池のユーティリティプログラムを用いて表示した予備充電(トリクル充電)の表示例を示した図である。ユーティリティプログラムは、エンベデッドコントローラ41から予備充電中であることを示す情報を取得し、この取得に基づいて予備充電中の各種情報を表示することができる。ここでは、残り充電時間の表示201、残容量の表示202、充電状態表示203がなされている。
【0050】
図4に示すこの残り充電時間の表示201の例では、通常の充電時間(約3時間)に対して予備充電にかかる時間(2時間)を加えて、充電完了までにかかる時間を「5時間」として表示している。このように、通常は充電完了までの時間を表示することができないのに対し、本実施の形態では、予備充電時間中を含めて表示することができる。
【0051】
但し、残り充電時間の表示201にて予備充電時間を「含める」表示では、通常の充電時間と予備充電時間を並列的に並べて表示する場合や、予備充電時間と通常の充電時間とを切り換えて表示する場合、また、図4に示すように両者の時間を加算して(加えて)表示する場合等がある。尚、並列的に並べて表示する場合や、切り換えて表示する場合には、表示している時間が通常の充電か予備充電かを示すことが好ましい。勿論、充電状態表示203を組み合わせて残り充電時間の表示201を考えることも可能である。
【0052】
また、図4に示す残容量の表示202の例では、電池の残容量が「0%」であることが示されている。予備充電にかかる時間(2時間)では、「0%」のままで表示される。図4に示す充電状態表示203の例では、予備充電中であることの表示である「トリクル充電中」の表示がなされている。そして、現在の電流値「0.1A」、電圧値「2.3V」、ワット数「0.23W」が示されている。これらの表示によって、ユーザは充電中の電池の状態を認識することが可能である。この充電状態表示203では、過放電からの復帰である予備充電状態を経た後、通常の充電状態に移行した後には、例えば「通常充電中」や「急速充電中」等の表示がなされる。単に「充電中」との表示がなされても構わない。
【0053】
尚、これらの表示については、CPU11にて実行されるユーティリティプログラムにて実行することができる。このユーティリティプログラムは、予めコンピュータシステム10に格納される場合の他、例えばCD−ROM等の記憶媒体やネットワークからの通信等を介して、コンピュータシステム10にインストールされ、例えばHDD31等に格納される場合がある。
【0054】
以上、詳述したように、本実施の形態では、予備充電を明確に識別し、ユーザに予備充電の実行中であること、および充電が完了するのに時間がかかる旨を表示することができる。これによって、正常な電池でも故障してしまったとのユーザによる誤認識を軽減することが可能となる。
【0055】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、電池における予備充電状態を識別して表示し、ユーザに対して使い勝手の良い機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態が適用されるコンピュータシステムのハードウェア構成を示した図である。
【図2】 電源供給システムの回路構成を示した図である。
【図3】 予備充電表示機能を実現するための処理について示したフローチャートである。
【図4】 電池のユーティリティプログラムを用いて表示した予備充電(トリクル充電)の表示例を示した図である。
【符号の説明】
10…コンピュータシステム、11…CPU、18…液晶ディスプレイ(LCD)、41…エンベデッドコントローラ、50…電源回路、51…ACアダプタ、52…インテリジェント電池、61…セル、62…CPU、63…電流測定回路、70…電圧測定回路、73…充電器、74…コミュニケーションライン、75…電圧測定回路、76…電池接続確認端子、80…ACアダプタ電力停止回路

Claims (12)

  1. 充電の後に放電して本体に対して電力を供給する電池を受け入れ得る電気機器であって、
    前記電池が過放電からの復帰である予備充電状態にあるか否かを判断する予備充電判断手段と、
    前記予備充電判断手段により前記電池が予備充電状態にあると判断される場合に、予備充電中である旨を表示する表示手段とを備え、
    前記予備充電判断手段は、前記電池が前記本体に接続されている状態を確認した後、当該電池との所定の通信ができない場合に予備充電中であると判断することを特徴とする電気機器。
  2. 前記表示手段は、予備充電に必要な時間とその後の急速充電に必要な時間とを含めて残り充電時間を表示することを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 電力を消費する本体と、
    充電後に放電することで前記本体に対して電力を供給する電池とを備え、
    前記本体は、前記電池への充電中であって当該電池の接続を確認した後、当該電池との所定の通信ができない場合に、過放電からの復帰である予備充電中であると判断し、判断結果を表示することを特徴とする電気機器。
  4. 前記本体は、前記電池の電池電圧を測定し、当該電池電圧が急速充電を開始することができる規定電圧に達するまで予備充電中であると判断することを特徴とする請求項3記載の電気機器。
  5. 充放電を行う電池を接続可能に構成されると共に、接続された当該電池からシステム本体に対して電力の供給を行うコンピュータ装置であって、
    前記システム本体は、
    前記電池が接続されたことを確認する電池接続確認端子と、
    前記電池接続確認端子から前記電池が接続状態にある情報を得た後、当該電池との所定の通信ができない場合に当該電池が予備充電状態にあると判断するコントローラと、
    前記コントローラにより前記電池が予備充電状態にあると判断される場合に予備充電中であることを表示するディスプレイと
    を備えたことを特徴とするコンピュータ装置。
  6. 前記システム本体は、前記電池の電圧を測定する電圧測定回路を更に備え、
    前記コントローラは、前記電圧測定回路により前記電池の電圧が急速充電を開始することができる規定電圧に達するまで予備充電を行うように制御することを特徴とする請求項5記載のコンピュータ装置。
  7. 充電の後に放電を行う電池を接続可能に構成されると共に、当該電池から本体に対して電力の供給を受ける電気機器にて、
    前記電池が前記本体に接続されている状態を確認した後に当該電池との所定の通信ができない場合に当該電池が過放電からの復帰である予備充電状態であると判断し、
    前記電池が予備充電状態であると判断される場合に、予備充電状態である旨を表示することを特徴とする予備充電状態表示方法。
  8. 前記電池における通常の充電である急速充電と区別した表示によって前記予備充電状態である旨を表示することを特徴とする請求項7記載の予備充電状態表示方法。
  9. 前記電気機器に備えられたディスプレイに対し、予備充電中であることを明記して表示することを特徴とする請求項7記載の予備充電状態表示方法。
  10. 前記電池における通常の充電である急速充電により必要とされる充電時間に前記予備充電に必要となる充電時間を加えて残り充電時間を表示することを特徴とする請求項7記載の予備充電状態表示方法。
  11. 充電の後に放電を行う電池を接続可能に構成されると共に、当該電池から本体に対して電力の供給を受けるコンピュータに、
    前記電池が前記本体に接続されている状態を確認した後に当該電池との所定の通信ができない場合に当該電池が過放電からの復帰である予備充電中であると認識する機能と、
    前記電池が予備充電中であると認識される場合に、予備充電中であることを表示する機能と
    を実現させるためのユーティリティプログラム。
  12. 前記コンピュータに、
    前記電池における通常の充電により必要とされる充電時間に予備充電に必要となる充電時間を含めて残り充電時間を表示する機能とを更に実現させることを特徴とする請求項11記載のユーティリティプログラム。
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