JP4094516B2 - 充電電力動作機器及び充電器及び充電電源 - Google Patents

充電電力動作機器及び充電器及び充電電源 Download PDF

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この発明は、充電した電力で動作可能な充電電力動作機器、充電を行う充電器、及び充電した電力を供給する充電電源に関する。例えば、バッテリで動作する機器によるバッテリの認証及びバッテリの充電に関する。
ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、デジタルカメラ等の携帯機器に対して、適正なバッテリ(ポータブル電源)を提供することを確保するために、前記携帯機器と2次電池等のバッテリとの間で認証を行うことが考えられている。このような認証については、従来の技術として、機器に使用する燃料電池とその燃料供給のための燃料パックとの間で認証を行うことによって、適正な電源供給を実現する開示がある(例えば、特許文献1)。
しかし、2次電池であるバッテリを使用する場合では、燃料電池のように燃料パックの交換によって電力を充填するようなものとは異なり、電池容量残が少なくて機器経由または充電器による充電が必要な場合の認証処理を考慮する必要がある。すなわち、認証にはそれ相応の電力を必要とする。そのため、適正かどうかを認証しようとする認証対象となるバッテリから電力の供給をうけて認証を行う場合には、認証対象のバッテリが認証処理に必要な容量を保有しているかどうかを考慮することが必要となる。これを考慮しておかないと、容量が不足して認証処理に誤りが生じる可能性がある。その場合、適正でないバッテリの利用を許してしまい、発火を招く場合も想定される。また、適正なバッテリであっても、認証処理に供給する電力の容量不足により認証が正しく行われずに、適正でないと判断され、充電ができない場合が生じる。
特開2002−280044号公報
本発明は、充電動作が必須となる2次電池を使用するバッテリパックと、このバッテリパックを電源に用いて動作する機器との間で認証が行われる場合に、バッテリパックの電池容量残が少ない場合でも安全でかつ確実な認証手段を提供することを目的とする。
本発明の充電電力動作機器は、
充電した電力を供給する充電電源からの電力の供給を受けて動作することができる充電電力動作機器において、
前記充電電源が接続された場合に前記充電電源とは異なる電源から電力を入力して前記充電電源に供給し充電させる機器側電力供給部と、
前記機器側電力供給部により前記充電電源に充電される充電容量を監視する機器側充電電源監視部と、
前記充電電源から電力の供給を受け、前記機器側充電電源監視部の監視結果に基づいて前記充電電源が適正かどうかを認証する認証処理を開始する機器側認証部と
を備えたことを特徴とする。
本発明により、充電動作が必須となる2次電池を使用するバッテリパックと、このバッテリパックを電源に用いて動作する機器との間で認証が行われる場合に、バッテリパックの電池容量残が少ない場合でも確実な認証処理を行うことができる。また、確実に認証処理ができるので、適性でないバッテリパックを的確に排除することができる。また、品質の劣悪な模造品を排除してバッテリパックを原因とする発火等を未然に防止することができる。
実施の形態1.
以下、図1〜図5を参照して、本発明の実施の形態1について説明する。なお、本発明は、下記実施の形態に制限されるものではない。
図1は、実施の形態1に係る携帯機器本体100(充電電力動作機器)及びバッテリパック30(充電電源)を示す図である。実施の形態1は、認証処理を行う機器側認証部40とバッテリパック側認証部32とが2次電池31から給電されて認証処理を行うこと、及び、認証処理に必要な電力を供給する2次電池31を監視する機器側充電電源監視部10aを携帯機器本体100に備えることを特徴とする。携帯機器本体100は、バッテリパック30を接続することにより、バッテリパック30を電源として動作する。
携帯機器本体100は、バッテリパック30の充電状況を監視する機器側充電電源監視部10a、バッテリパック30を充電させる電力を供給する機器側電力供給部20、バッテリパック30が適正かどうかを認証する機器側認証部40、機器側認証部40による認証結果が適正でない場合に警告を発する警告発生部80、その警告を表示するディスプレイ81及び警告を音声で知らせるスピーカ82を備える。また、バッテリパック30は、機器側電力供給部20から電力の供給をうけて充電する2次電池31(充電部)と、機器側電力供給部20との間で認証処理を行うバッテリパック側認証部32とを備える。なお、機器側電力供給部20からバッテリパック30に供給される電力の供給源は、100V(ボルト)の交流電源1である。交流電源1からAC(Alternating Current)アダプタ2、及び機器側電力供給部20を介してバッテリパック30に電力が供給されている。そして、バッテリパック30の備える2次電池31に供給された電力が蓄えられる。
図1において、2次電池31は、認証処理に必要な電力を供給する。認証処理は、機器側認証部40がバッテリパック側認証部32との間で所定のやりとりを行うことによりなされる。機器側認証部40とバッテリパック側認証部32は、2次電池31からの給電により動作する。即ち、機器側認証部40は、バッテリパック30の2次電池31から給電を受け、これにより動作してバッテリパック30が適正かどうかの認証処理を行う。この認証が、バッテリパック30の2次電池31の電池容量残が少ない場合に行われると、電力不足により機器側認証部40がバッテリパック側認証部32との間で行う認証処理が正しく処理されない状況が発生することがある。その場合には、バッテリパック30が適正なものであっても、認証処理が正しく処理されないため、バッテリパック30への充電が行われないことになってしまう。これを避けるために、本実施の形態1では、まずバッテリパック30(2次電池31)に機器側電力供給部20を介して充電を行う。そして、2次電池31が機器側認証部40によるバッテリパック側認証部32との間の認証処理に必要な所定の容量になった時点で、機器側認証部40がバッテリパック側認証部32との間で認証処理を実行する。認証において、バッテリパック30が適正であった場合には充電処理を継続し、適正でないと判断された場合には充電処理を停止する。このように、本実施の形態1は、充電状態のバッテリパック30が機器側認証部40による認証処理に必要な所定の容量になったかを監視して、必要な容量になった場合に機器側認証部40がバッテリパック30の認証処理を開始する点が特徴である。図2は、バッテリパック30が接続されてから認証処理がなされるまでの過程を示すフローチャートである。以下、図2を参照して、バッテリパック30が接続されてから認証処理がなされるまでの過程を詳しく説明する。
S101において、携帯機器本体100にバッテリパック30を接続する。バッテリパック30が接続された場合は、バッテリパック30に充電がされる。すなわち、バッテリパック30の2次電池31に対して、100Vの交流電源1からACアダプタ2、及び機器側電力供給部20を介して、電力が供給され充電が行われる。
S102において、機器側充電電源監視部10aの機器側充電状況モニター部11aは、2次電池31に充電される充電時間と充電容量の増加との関係を監視する。機器側充電状況モニター部11aは、この監視結果をもとにして、バッテリパック30が適正なものかどうかを判定するとともに、2次電池31への充電を続行するか停止するかを判定する。機器側充電状況モニター部11aは、この判定結果を機器側電力供給部20に送る。機器側電力供給部20は、この判定結果にしたがって2次電池31への充電の続行、停止を行う。さらに具体的な例で説明する。図3は、2次電池31についての充電時間と充電容量増加分との関係を示す充電曲線の概略図である。横軸が「時間」、縦軸が充電容量増加分である「増加した容量」である。例えば、機器側記憶部14aは、図3の充電曲線の関係を記憶しており、機器側充電状況モニター部11aは、2次電池31に充電される充電時間と充電容量の関係が図3に示す「(イ)適正範囲」に属しているか、あるいは、「(ロ)適正でない曲線」に該当するかを判断する。(イ)の範囲であればバッテリパック30を適正と判断し、充電を続行する。一方、(ロ)である場合はバッテリパック30は適正でないと判断しS106に進む。このように、充電時間と増加容量の関係を監視し、適正なバッテリの場合の増加曲線から特定の比率以上外れた場合には、認証処理を行わなくても充電処理を停止する。充電曲線との対比によりバッテリパック30が適正でないと判定した場合は、S106に進み、充電処理を停止する。あるいは、バッテリパック30が適正でないことの警告を発する。この場合、バッテリパック30は、S101において携帯機器本体100に接続されたときから充電が開始されているので、警告を発する程度の電力はバッテリパック30に充電されている。警告は、警告発生部80がディスプレイ81に警告を表示し、あるいは、スピーカ82から警告音を鳴らし、あるいは発光ダイオード(図示していない)を点滅させること等により行う。
S103において、機器側充電時間算出部12aは、2次電池31の充電開始時に残留する2次電池31の電池容量を測定する。そして、この測定結果を用いて、電池容量が機器側認証部40とバッテリパック側認証部32との間で認証処理を行うために必要な所定の容量以上である場合はS104に進み認証を開始する。電池容量が認証処理を行うために必要な所定の容量に満たない場合は、充電により2次電池31が所定の充電容量になるまでに要する充電時間を算出する。そして、機器側電力供給部20は、機器側充電時間算出部12aが算出した充電時間に基づいて、2次電池31に電力を供給して充電させる。これについて図4を用いて具体的に説明する。図4は、2次電池31についての充電時間と電池容量残との関係を示す図である。図4のグラフの関係は、機器側記憶部14aが記憶しているものとする。機器側充電時間算出部12aは、機器側記憶部14aを参照して、充電時間を算出する。図4において、横軸が充電時間、縦軸が2次電池の容量残を示す。例えば、機器側充電時間算出部12aは、2次電池31に充電が開始された時刻である時刻T1において充電時間の算出を行う。機器側充電時間算出部12aは、認証を開始するために必要な容量E2と時刻T1における容量E1との差であるΔEを求め、このΔEをもとにして、認証を開始する時刻T2と現在の時刻T1との差ΔTを算出する。機器側電力供給部20は、算出されたΔTの時間だけ2次電池31に電力を供給して充電させる。充電に必要な時間である前記ΔTだけ充電した場合に、機器側充電時間算出部12aは、2次電池31が機器側認証部40とバッテリパック側認証部32とによる認証処理を行うために必要な所定の電池容量を有するかを確認する。所定の容量となっている場合はS104に進む。所定の容量に満たない場合は、S102にもどり、充電曲線を再度チェックする。このように、2次電池31の電池容量残から適正な認証処理に必要な電池容量分を充電するのに必要となる充電時間を計算し、特定の時間分だけ充電を行ってから認証処理を行う。
S104において、認証処理を開始する。S103を経過後においては、2次電池31には、機器側認証部40がバッテリパック側認証部32との間でやりとりによるバッテリパック30が適正かどうかを認証する認証処理に必要な電力がすでに充電されている。機器側充電電源監視部10aは、機器側認証部40に対して、2次電池31には認証処理に必要な容量が充電されていることを送信する。機器側認証部40は、これを受けて認証処理を開始する。例えば、バッテリパック側認証部32は、バッテリパック30が適正であることを示す認証データを有している。機器側認証部40は、バッテリパック側認証部32に対して、前記認証データの送信を要求する。バッテリパック側認証部32は、機器側認証部40からの要求に応答して認証データを送信する。機器側認証部40は、このやりとりにより認証を行う。この他、認証には、例えば、チャレンジ&レスポンスによる認証方法を用いても良い。また、機器側認証部40とバッテリパック側認証部32とのやりとりには、その他の暗号化処理を行ってもよい。あるいは、機器側認証部40は、バッテリパック側認証部32とのやりとりを行わなくても構わない。例えば、バッテリパック側認証部32は、バッテリパック30を識別する暗号化された識別データ(認証データ)を有しており、機器側認証部40は、この識別データを確認して認証を行ってもよい。認証処理においては、バッテリパック側認証部32の認証データが適正でない場合や、バッテリパック側認証部32からの応答がない場合、機器側認証部40はバッテリパック30が適正でないと認め、S106において警告発生部80に警告をさせる。機器側認証部40が警告発生部80に警告させる警告の内容は、前記S102で説明したのと同様である。機器側認証部40が、バッテリパック30は適正であると判断した場合にはS105に進み、適正なバッテリパック30の充電を続行する。すなわち、機器側認証部40は認証結果を機器側充電電源監視部10aに送信する。機器側充電電源監視部10aは、バッテリパック30が適正であるとの送信を受けた場合は、機器側電力供給部20に2次電池31への充電を継続させる。適正でないとの認証結果を受信した場合は、機器側電力供給部20に充電を停止させる。
S105において、通常処理であるバッテリパック30への充電を継続する。
S106において、警告発生部80は、機器側充電電源監視部10aあるいは機器側認証部40からの送信を受けて警告を発生する。
次に、認証処理を2回行う場合について説明する。すなわち、携帯機器本体100にバッテリパック30を接続した時に、まず1回目の認証を行い、1回目の認証後は図2のフローチャートと同様の過程を進んで2回目の認証を行う。図5は、認証処理を2回行う場合の過程を示すフローチャートである。
S201において、まず、バッテリパック30が携帯機器本体100に接続され、充電が開始される。次いで、S202において、機器側認証部40は、バッテリパック30の接続を感知して、バッテリパック30が適正かどうかの1回目の認証処理を開始する。認証処理の内容はS104の場合と同様である。S202の1回目の認証で適正でないと判断された場合には、S203以下の過程を進む。S203以下の過程は、S102以下と同様の過程である。S202の1回目の認証で適正と判断された場合は、S206に進み通常処理を継続する(そのまま充電を継続する)。このように、1回目の認証で適正と判断された場合は、S203〜S205を経由することなく直接にS206の通常処理のステップに進む。したがって、S202の1回目の認証を行うことで効率よく充電を行うことができる。なお、S202の1回目の認証で、認証が誤りである場合が問題となるが、適正でないバッテリパック30を適正と判断することは、通常、生じることは考えにくい。そのため適正でないバッテリパック30が適正と判断されS206へ進み充電が継続されることは、まずないと考えられる。一方、認証処理のための電力が不足している場合、適正なバッテリパック30が適正でないと判断される場合は比較的生じやすい。この場合はS203からS205の第2回目の認証に向けて処理が行われるので問題はない。したがって、S202の1回目の認証を行うことで、本来適正なバッテリパック30が適正と判断された場合は2回目の認証を経ることなく、迅速に充電を行うことができる。
以上説明した電池容量判定や経過時間の計時機能を行う機器側充電電源監視部10aは、前記のように携帯機器本体100に備えられてもよいが、バッテリパック30を充電する充電器に備えられてもよいし、バッテリパック30に備えられてもよい。これらについては以下の実施の形態2、実施の形態3で説明する。
以上のように実施の形態1では、機器側充電電源監視部10aにより、2次電池31に充電された電池容量を監視して確認した後に、機器側認証部40により認証を開始するので、機器側認証部40の電力不足による誤った認証を防止することができる。また、認証の精度が向上するので、適正でないバッテリパック30を的確に排除し発火等の事故を未然に防止することができる。
以上のように実施の形態1では、2回の認証を行うので、1回目の認証において、本来適正なバッテリパック30が適正と判断された場合は、2回目の認証を経ることなく、迅速に充電を行うことができ、利便性が向上する。また、使い勝手が向上する。
以上のように実施の形態1では、携帯機器本体100は機器側充電時間算出部12aを備えたので、機器側認証部40が正常に動作するために必要な電力を確実に充電することができる。
以上のように実施の形態1では、携帯機器本体100は機器側充電状況モニター部11aを備えたので、認証処理前にも適正でないバッテリパック30を排除することができ、適正でないバッテリパック30の発見効率を向上することができる。また、適正なバッテリパック30であっても、充電特性が適正範囲を逸脱しているものを排除できるので、発火などの不具合を未然に防止することができる。
以上のように実施の形態1では、携帯機器本体100は警告発生部80を備えたので、適正でないバッテリパック30の存在を容易に知ることができる。
実施の形態2.
次に、図6を用いて実施の形態2を説明する。図6は、実施の形態2に係る携帯機器本体100、バッテリパック30及び充電器70の構成を示す図である。実施の形態2は、図1における機器側充電電源監視部10aが、バッテリパック30を充電する充電器70に備わった形態である。
実施の形態2は、機器側認証部40はバッテリパック30から給電されること、及び、前記のように充電器70が充電器側充電電源監視部10bを備えたことを特徴とする。携帯機器本体100は機器側認証部40を備える。バッテリパック30は2次電池31とバッテリパック側認証部32とを備える。機器側認証部40とバッテリパック側認証部32とは、この2次電池31から給電される。また、充電器70は、バッテリパック30を充電するための電力を供給する充電器側電力供給部71と、充電器側充電電源監視部10bとを備える。この充電器側充電電源監視部10bの機能は、機器側充電電源監視部10aと同様である。
次にバッテリパック30を携帯機器本体100に接続してから、バッテリパック30が適正かどうかの認証を行う場合について説明する。前記のように実施の形態2は、実施の形態1における機器側充電電源監視部10aが充電器70に備えられた構成であり、バッテリパック30の接続から認証までの過程は実施の形態1と同様である。実施の形態1における図2に相当する場合を以下に簡単に説明する。
(1)まず、携帯機器本体100にバッテリパック30が接続され、充電器70からの充電が開始される。すなわち、充電器側電力供給部71は、2次電池31に電力を供給して2次電池31の充電を開始する。これは、S101に相当する。
(2)次に、充電器側充電状況モニター部11bは、バッテリパック30の監視を行う。S102と同様に、充電器側充電状況モニター部11bは、2次電池31に充電される充電時間と充電容量の増加分を監視する。すなわち、2次電池31の特性が充電器側記憶部14bの記憶する図3の充電曲線の示す適正な範囲に属するかどうかを判断する。適正でない場合は充電処理を中止して警告を発生する。適正である場合は、さらに充電を継続する。
(3)次に、S103と同様に、充電器側充電時間算出部12bは、2次電池31の充電開始時に残留する充電容量を測定する。2次電池31の容量が認証処理を行うために必要な所定の容量以上である場合はS104に相当する認証を行う。充電容量が認証処理を行うために必要な所定の容量に満たない場合は、充電器側充電時間算出部12bは、充電により2次電池31が所定の充電容量になるまでに要する充電時間を算出する。そして、充電器側電力供給部71は、充電器側充電時間算出部12bが算出した充電時間に基づいて、2次電池31に電力を供給して充電させる。これらはS103と同様である。
(4)次に、S104と同様に認証処理を行う。充電器側充電電源監視部10bは、2次電池31が機器側認証部40とバッテリパック側認証部32とによる認証処理を行うために必要な所定の電池容量を有することを機器側認証部40に送信して、機器側認証部40に認証処理を開始させる。すなわち、機器側認証部40は充電器側充電電源監視部10bからの送信を受けて、バッテリパック側認証部32との間で、認証処理を開始する。認証の内容はS104の場合と同様である。すなわち、認証の結果適正である場合はS105に相当する通常処理(充電継続)が行われる。認証の結果、適正でないと判断された場合はS106に相当する処理がなされる。図6の携帯機器本体100では警告発生部80やディスプレイ81やスピーカ82は省略してあるが、適正でない場合は機器側認証部40が警告発生部80にディスプレイ81やスピーカ82により警告をさせる。機器側認証部40は認証結果を充電器側充電電源監視部10bに送信する。充電器側充電電源監視部10bは、バッテリパック30が適正であるとの送信を受けた場合は、充電器側電力供給部71に2次電池31への充電を継続させる。適正でないとの認証結果を受信した場合は、充電器側電力供給部71に充電を停止させる。
以上のように実施の形態2では、充電器70に充電器側充電電源監視部10bを備えたので、携帯機器本体100及びバッテリパック30を小型化、軽量化することができる。
以上のように実施の形態2では、充電器側充電時間算出部12bを備えたので、確実に機器側認証部40の動作に必要な電力を充電することができる。
以上のように実施の形態2では、充電器側充電状況モニター部11bを備えたので、認証処理前にも適正でないバッテリパック30を排除することができる。また、適正なバッテリパック30であっても、充電特性が適正範囲を逸脱しているものを排除できるので、発火などの不具合を未然に防止することができる。
実施の形態3.
次に、図7を用いて実施の形態3を説明する。図7は、実施の形態3に係る携帯機器本体100とバッテリパック30による充電認証システムを示す図である。実施の形態3は、図1における機器側充電電源監視部10aが、バッテリパック30に備わった形態である。
実施の形態3は、機器側認証部40がバッテリパック30から給電されることは実施の形態1及び実施の形態2と同様である。異なるのは、前記のようにバッテリパック30が充電電源側充電電源監視部10cを備えたことである。携帯機器本体100は、機器側電力供給部20と機器側認証部40とを備える。バッテリパック30は2次電池31とバッテリパック側認証部32と充電電源側充電電源監視部10cを備える。また、充電電源側充電電源監視部10cは、充電電源側充電状況モニター部11c、充電電源側充電時間算出部12c、及び充電電源側記憶部14cとを備える。この充電電源側充電電源監視部10cの機能は、機器側充電電源監視部10aと同様である。
次に、実施の形態3に係る充電認証システムの動作を説明する。バッテリパック30を携帯機器本体100に接続してから、バッテリパック30が適正かどうかの認証を行う場合について説明する。実施の形態3は、実施の形態1における機器側充電電源監視部10aがバッテリパック30に備えられた構成であり、バッテリパック30の接続から認証までの過程は実施の形態1と同様である。実施の形態1における図2に相当する場合を以下に簡単に説明する。
(1)まず、携帯機器本体100にバッテリパック30が接続され充電が開始される。すなわち、S101の場合と同様に、機器側電力供給部20は、2次電池31に電力を供給して2次電池31の充電を開始する。図7では、機器側電力供給部20は、充電電源側充電電源監視部10cを介して2次電池31に電力を充電する。
(2)次に、充電電源側充電状況モニター部11cは、2次電池31の監視を行う。S102と同様に、充電電源側充電状況モニター部11cは、2次電池31に充電される充電時間と充電容量の増加分との関係を監視する。すなわち、2次電池31の特性が充電電源側記憶部14cの記憶する図3に示す充電曲線の示す適正な範囲に属するかどうかを判断する。適正でない場合は充電処理を中止して警告を発生する。適正である場合は、さらに充電を継続する。
(3)次に、S103と同様に、充電電源側充電時間算出部12cは、2次電池31の充電開始時に残留する充電容量を測定する。2次電池31の容量が、認証処理を行うために必要な所定の容量以上である場合はS104に相当する認証を行う。充電容量が認証処理を行うために必要な所定の容量に満たない場合は、充電電源側充電時間算出部12cは、充電により2次電池31が所定の充電容量になるまでに要する充電時間を算出する。そして、機器側電力供給部20は、充電器側充電時間算出部12bが算出した充電時間に基づいて、2次電池31に電力を供給して充電させる。これらはS103と同様である。
(4)次に、S104と同様に認証処理を行う。充電電源側充電電源監視部10cは、2次電池31が機器側認証部40とバッテリパック側認証部32とによる認証処理を行うために必要な所定の電池容量を有することを機器側認証部40に送信して、機器側認証部40に認証処理を開始させる。すなわち、機器側認証部40は、充電電源側充電電源監視部10cからの送信を受けて、バッテリパック側認証部32との間で認証処理を開始する。認証の内容はS104の場合と同様である。すなわち、認証の結果、適正である場合はS105に相当する通常処理(充電継続)が行われる。認証の結果、適正でないと判断された場合はS106に相当する処理がなされる。図6の携帯機器本体100では警告発生部80やディスプレイ81やスピーカ82は省略してあるが、適正でない場合は機器側認証部40が警告発生部80にディスプレイ81やスピーカ82により警告をさせる。機器側認証部40が、バッテリパック30は適正であると認証した場合は、機器側電力供給部20は2次電池31への充電を継続し、適正でないと認証された場合は、充電を停止する。
以上のように実施の形態3では、バッテリパック30に2次電池31を監視する充電電源側充電電源監視部10cを備えたので、2次電池31と充電電源側充電電源監視部10cとで構成する回路配置が容易になる。
以上のように実施の形態3では、充電電源側充電時間算出部12cを備えたので、確実に機器側認証部40の動作に必要な電力を充電することができる。
以上のように実施の形態3では、充電電源側充電状況モニター部11cを備えたので、認証処理前にも適正でないバッテリパック30を排除することができる。また、適正なバッテリパック30であっても、充電特性が適正範囲を逸脱しているものを排除できるので、発火などの不具合を未然に防止することができる。
実施の形態4.
次に、図8と図9を用いて実施の形態4を説明する。実施の形態4は、機器側認証部40及びバッテリパック側認証部32が2次電池31から給電される実施の形態1〜実施の形態3とは異なり、バッテリパック30を充電する電力の一部を用いて機器側認証部40とバッテリパック側認証部32とに給電して認証処理を行うことを特徴とする実施形態である。図8は実施の形態4に係る機器側認証部40及びバッテリパック側認証部32への給電手段を示す図である。また、図9は実施の形態4に係る機器側認証部40への別の給電手段を示す図である。
まず、図8に示す例について説明する。図8では、携帯機器本体100にはバッテリパック30が接続されている。携帯機器本体100は、機器側電力供給部20、機器側充電電源監視部10a及び機器側認証部40を備える。また、機器側電力供給部20には交流電源1からACアダプタ2を介して電力が供給されている。このACアダプタ2からの電力は、本来、機器側電力供給部20を介して2次電池31を充電させるための電力である。バッテリパック30は、2次電池31とバッテリパック側認証部32とを備える。
次に、動作について説明する。
機器側充電電源監視部10aは、2次電池31を充電させる電力の供給があるかどうかを監視する。すなわち、ACアダプタ2から機器側電力供給部20へ電力の供給があるかどうかを監視する。電力の供給がある場合には、機器側充電電源監視部10aは、機器側認証部40とバッテリパック側認証部32とに2次電池31に供給される電力の一部を供給する。
次に図9を用いて、別の例について説明する。図8では携帯機器本体100が機器側充電電源監視部10aを備えたのに対して、図9ではバッテリパック30が充電電源側充電電源監視部10cを備えたことが特徴である。充電電源側充電電源監視部10cには、この場合、充電器としてのACアダプタ2を介して電力が供給されている。この電力は、本来、2次電池31を充電させる電力を想定している。
次に、動作について簡単に説明する。図8の例と同様に、充電電源側充電電源監視部10cは、2次電池31を充電させる電力の供給があるかどうかを監視する。すなわち、ACアダプタ2から電力の供給があるかどうかを監視する。電力の供給がある場合には、充電電源側充電電源監視部10cは、機器側認証部40とバッテリパック側認証部32とに2次電池31に供給される電力の一部を供給する。
以上のように、認証対象のバッテリが接続される機器、または、充電器が持つ充電機能が動作した時点で、これらから供給される電力を利用して認証処理を行う。
以上のように実施の形態4では、機器側充電電源監視部10aが2次電池31に供給される電力の一部を機器側認証部40及びバッテリパック側認証部32に供給するので、認証処理に必要な電力を確実に得ることができ、正常な判定が可能になる。
以上のように実施の形態4では、充電電源側充電電源監視部10cが2次電池31に供給される電力の一部を機器側認証部40及びバッテリパック側認証部32に供給するので、認証処理に必要な電力を確実に得ることができ、正常な判定が可能になる。
実施の形態5.
次に、図10を用いて実施の形態5を説明する。図10は、実施の形態5に係る機器側認証部40及びバッテリパック側認証部32への給電手段を示す図である。実施の形態5は、機器側認証部40及びバッテリパック側認証部32が、2次電池31(充電電源)から給電されるだけでなく、機器側認証部40、バッテリパック側認証部32に供給するための電力を保有するボタン電池を有する実施態様である。そして、機器側充電電源監視部10aが2次電池31の電池容量残を測定し、測定した結果に基づき2次電池31とボタン電池との少なくともいずれかにより前記機器側認証部40に電力を供給させることが特徴である。
携帯機器本体100は、機器側充電電源監視部10a、機器側認証部40、ボタン電池51(機器側認証部電源)、及びスイッチ53を備える。また、バッテリパック30は、2次電池31、バッテリパック側認証部32、ボタン電池52、及びスイッチ54を備える。
次に、動作について簡単に説明する。機器側充電電源監視部10aは、2次電池31に残留する充電容量を測定する。測定した結果、2次電池31が、機器側認証部40によるバッテリパック側認証部32との間で行う認証処理に必要な電池容量を持っていない場合、機器側充電電源監視部10aは、スイッチ53及びスイッチ54をともにオンにして、ボタン電池51から機器側認証部40に電力を供給し、ボタン電池52からバッテリパック側認証部32に電力を供給する。
機器側認証部40及びバッテリパック側認証部32に供給する電源としてボタン電池51、ボタン電池52を示したが、この他、コンデンサを電源とすることもできる。また、前記では機器側充電電源監視部10aの測定結果によってボタン電池からの電力の供給を行ったが、常にボタン電池からの供給を行ってもかまわない。すなわち、スイッチ53、スイッチ54をオンのままにしても構わない。
このように、常時、または、2次電池31の電池容量残が少ないときだけ、認証対象のバッテリパック30や携帯機器本体100に内蔵されたボタン電池や大容量コンデンサ等によって認証処理に必要な電力を供給する。
以上のように実施の形態5では、2次電池31に加えてボタン電池51とボタン電池52とを備えたので、機器側認証部40とバッテリパック側認証部32とに確実に給電することができる。
以上のように実施の形態5では、機器側充電電源監視部10aが2次電池31の電池容量を監視して必要な場合はスイッチ53、スイッチ54を切り替えてボタン電池51、ボタン電池52により電力を供給するので、2次電池31の容量が不足している場合でも,迅速、確実に機器側認証部40、バッテリパック側認証部32に電力を供給し、認証処理を行うことができる。
以上のように実施の形態5では、ボタン電池51、ボタン電池52を電源とし、あるいは、コンデンサを電源とするので、簡易な構成で電力を供給することができる。
実施の形態6.
次に、実施の形態6を説明する。図11は、実施の形態6を説明する図である。実施の形態6は、機器側電力供給部20がバッテリパック30を所定の時間充電した後に、機器側認証部40が認証処理を開始する実施形態である。
携帯機器本体100は、機器側電力供給部20、機器側記憶部14a、機器側認証部40、警告発生部80、ディスプレイ81及びスピーカ82を備える。また、バッテリパック30は、2次電池31、バッテリパック側認証部32を備える。
次に、動作について簡単に説明する。
(1)機器側記憶部14aは、バッテリパック30を充電する充電時間を記憶している。
(2)機器側電力供給部20は、ACアダプタ2が接続されるとともに、バッテリパック30が接続されると、前記機器側記憶部14aを参照して機器側記憶部14aの記憶する前記充電時間を取得する。そして、取得した前記充電時間に基づいて、ACアダプタ2からの電力をバッテリパック30に供給し、充電する。「充電時間に基づいて」とは、例えば充電時間が5分とあれば、5分電力を供給した後は供給を停止してよいし、5分以上電力の供給を続けても構わないことを意味する。
(3)機器側認証部40は、2次電池31からの給電で動作する。機器側認証部40は、機器側電力供給部20から2次電池31への充電が開始されると、充電の開始を感知する。感知後、機器側認証部40は、機器側記憶部14aを参照して充電時間を取得し、感知した充電の開始から充電時間の経過後に、認証を開始する。
以上のように実施の形態6では、機器側電力供給部20が所定の時間(充電時間)、バッテリパック30を充電した後に機器側認証部40が認証を開始するので、認証に必要な電力を確実に確保した上で認証処理を開始することができる。
実施の形態7.
次に、実施の形態7を説明する。図12は、実施の形態7を説明する図である。実施の形態7は、充電器70によりバッテリパック30を充電する場合において、バッテリパック30が適正かどうかを認証する充電器側認証部72を充電器70に備えたことが特徴である。実施の形態1〜実施の形態6では機器側認証部40が携帯機器本体100に備えられていたことと異なる。これは、携帯機器本体100から取り外されたバッテリパック30のみを、充電器70により充電する場合もあることを考慮した実施形態である。
図12において、バッテリパック30は、2次電池31とバッテリパック側認証部32とを備える。また、充電器70は、充電器側電力供給部71、充電器側認証部72及び充電器側警告発生部73とを備える。
動作について簡単に説明する。充電器側電力供給部71はバッテリパック30が接続されたことを感知して充電を開始し、一方、充電器側認証部72はバッテリパック30が適正かどうかの認証を開始する。認証については、実施の形態1と同様に充電器側認証部72がバッテリパック側認証部32との間で認証処理のやりとりを行う。充電器側認証部72は、バッテリパック30が適正であると認証した場合は、例えば、充電を継続する。一方、充電器側認証部72がバッテリパック30は適正ではないと判断した場合は、充電器側認証部72は充電器側警告発生部73に警告をさせる。例えば、警告音を鳴らしたり、発光ダイオードを点滅させることで警告する。あるいは、充電器側認証部72は、適正でない場合は充電器側電力供給部71による充電を停止させても構わない。
以上のように実施の形態7では、充電器70に充電器側認証部72を備えたので、バッテリパック30が携帯機器本体100から取り外されてバッテリパック30のみで充電する場合においても、バッテリパック30の認証をすることができる。
以上のように実施の形態7では、充電器側警告発生部73を備えたので、適正でないバッテリパック30が充電されていることを容易に知ることができる。
実施の形態1に係る携帯機器本体100(充電電力動作機器)及びバッテリパック30(充電電源)を示す図である バッテリパック30が接続されてから認証処理がなされるまでの過程を示すフローチャートである。 2次電池31についての充電時間と充電容量増加分との関係を示す該略図である。 充電時間と2次電池の容量残との関係を示す図である。 認証処理を2回行う場合の過程を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る携帯機器本体100、バッテリパック30及び充電器70の構成を示す図である。 実施の形態3に係る携帯機器本体100とバッテリパック30による充電認証システムを示す図である。 実施の形態4に係る機器側認証部40への給電手段を示す図である。 実施の形態4に係る機器側認証部40へのもう一つの給電手段を示す図である。 実施の形態5に係る機器側認証部40及びバッテリパック側認証部32への給電手段を示す図である。 実施の形態6を説明する図である。 実施の形態7を説明する図である。
符号の説明
1 交流電源、2 ACアダプタ、10a 機器側充電電源監視部、10b 充電器側充電電源監視部、10c 充電電源側充電電源監視部、11a 機器側充電状況モニター部、11b 充電器側充電状況モニター部、11c 充電電源側充電状況モニター部、12a 機器側充電時間算出部、12b 充電器側充電時間算出部、12c 充電電源側充電時間算出部、14a 機器側記憶部、14b 充電器側記憶部、14c 充電電源側記憶部、20 機器側電力供給部、30 バッテリパック、31 2次電池、32 バッテリパック側認証部、40 機器側認証部、51 ボタン電池、52 ボタン電池、53 スイッチ、54 スイッチ、70 充電器、71 充電器側電力供給部、72 充電器側認証部、73 充電器側警告発生部、80 警告発生部、81 ディスプレイ、82 スピーカ、100 携帯機器本体。

Claims (9)

  1. 充電した電力を供給する充電電源からの電力の供給を受けて動作することができる充電電力動作機器において、
    前記充電電源が接続された場合に前記充電電源とは異なる電源から電力を入力して前記充電電源に供給し充電させる機器側電力供給部と、
    前記機器側電力供給部により前記充電電源に充電される充電容量が所定の充電容量に達したかどうかを確認する機器側充電電源監視部と、
    前記機器側充電電源監視部により前記充電容量が前記所定の充電容量に達したと確認された場合に、前記充電電源からの電力の供給を受けることにより前記充電電源が適正かどうかを認証する認証処理を開始する機器側認証部と
    を備えたことを特徴とする充電電力動作機器。
  2. 前記機器側認証部は、
    前記充電電源の接続を感知して前記充電電源の接続時に前記充電電源からの電力の供給を受けることにより前記充電電源が適正かどうかの認証を開始することを特徴とする請求項1記載の充電電力動作機器。
  3. 前記機器側充電電源監視部は、
    前記機器側認証部が前記充電電源の接続を感知して前記充電電源の認証を行った結果、前記充電電源を適正と判定した場合には、前記充電電源に充電される前記充電容量が前記所定の充電容量に達したかどうかの確認を行なわないことを特徴とする請求項2記載の充電電力動作機器。
  4. 前記機器側充電電源監視部は、
    前記機器側認証部が前記充電電源の接続を感知して前記充電電源の認証を行った結果、前記充電電源を適正では無いと判定した場合に限り、前記充電電源に充電される前記充電容量が前記所定の充電容量に達したかどうかを確認することを特徴とする請求項2記載の充電電力動作機器。
  5. 前記機器側充電電源監視部は、
    前記充電電源の充電開始時に前記充電電源に残留する充電容量を測定し、測定結果を用いて充電により前記所定の充電容量になるまでに要する充電時間を算出する機器側充電時間算出部を備え、
    前記機器側充電電源監視部は、
    前記機器側充電時間算出部により算出された前記充電時間が経過したときに、前記機器側電力供給部により前記充電電源に充電される前記充電容量が前記所定の充電容量に達したかどうかを確認することを特徴とする請求項1または4のいずれかに記載の充電電力動作機器。
  6. 電力の供給を受けて動作する充電電力動作機器に接続することにより充電した電力を供給する充電電源に対して、充電を行う充電器において、
    前記充電電源に電力を供給して充電させる充電器側電力供給部と、
    前記充電器側電力供給部により前記充電電源に充電される充電容量が所定の充電容量に達したかどうかを確認するとともに前記所定の充電容量に達したことを確認した場合に、前記充電電力動作機器に備えられるとともに前記充電電源から電力の供給を受けて前記充電電源が適正かどうかを認証する機器側認証部に前記充電電源の認証を開始させる充電器側充電電源監視部と、
    を備えたことを特徴とする充電器。
  7. 前記充電器側充電電源監視部は、
    前記充電電源の充電開始時に前記充電電源に残留する充電容量を測定し、測定結果を用いて充電により前記所定の充電容量になるまでに要する充電時間を算出する充電器側充電時間算出部を備え、
    前記充電器側充電電源監視部は、
    前記充電器側充電時間算出部により算出された前記充電時間が経過したときに、前記充電器側電力供給部により前記充電電源に充電される前記充電容量が前記所定の充電容量に達したかどうかを確認することを特徴とする請求項6記載の充電器。
  8. 電力の供給を受けて動作する充電電力動作機器に、充電した電力を供給する充電電源において
    電力の供給を受けて充電し充電した電力を前記充電電力動作機器に供給する充電部と、
    前記充電部に充電される充電容量が所定の充電容量に達したかどうかを確認するとともに前記所定の充電容量に達したことを確認した場合に、前記充電電力動作機器に備えられるとともに前記充電部から電力の供給を受けて前記充電電源が適正かどうかを認証する機器側認証部に前記充電電源の認証を開始させる充電電源側充電電源監視部と
    を備えたことを特徴とする充電電源。
  9. 前記充電電源側充電電源監視部は、
    前記充電部の充電開始時に前記充電部に残留する充電容量を測定し、測定結果を用いて充電により前記所定の充電容量になるまでに要する充電時間を算出する充電電源側充電時間算出部を備え、
    前記充電電源側充電電源監視部は、
    前記充電電源側充電時間算出部により算出された前記充電時間が経過したときに、前記充電部に充電される前記充電容量が前記所定の充電容量に達したかどうかを確認することを特徴とする請求項8記載の充電電源。
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