JP2001195108A - コントロール装置 - Google Patents

コントロール装置

Info

Publication number
JP2001195108A
JP2001195108A JP2000003971A JP2000003971A JP2001195108A JP 2001195108 A JP2001195108 A JP 2001195108A JP 2000003971 A JP2000003971 A JP 2000003971A JP 2000003971 A JP2000003971 A JP 2000003971A JP 2001195108 A JP2001195108 A JP 2001195108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sfc
character memory
zoom
program
diagram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000003971A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4011250B2 (ja
JP2001195108A5 (ja
Inventor
Yusuke Itaba
雄介 板場
Kyoko Tanaka
京子 田中
Kenji Hirota
憲治 廣田
Masanobu Sumiya
政信 角谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000003971A priority Critical patent/JP4011250B2/ja
Publication of JP2001195108A publication Critical patent/JP2001195108A/ja
Publication of JP2001195108A5 publication Critical patent/JP2001195108A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4011250B2 publication Critical patent/JP4011250B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーケンス制御をシーケンシャルファンクシ
ョンチャート(SFC)で記述して、モニタリングする
際に、SFC図のステップまたはトラジションに設定さ
れたラダー図を、周辺装置の表示手段において、ユーザ
ーが認識しやすくすることである。また、プログラムの
動作の追従が容易にできるプログラマブルコントローラ
周辺装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 機械設備等を制御する制御部へ、監視装
置は接続するとともに、この監視装置は制御部の制御処
理を監視する。この監視装置は制御プログラムの個々の
ステップ、トランジションに設定されたラダー図を、制
御プログラムと同一画面上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機械等の動作を制御
するコントロール装置に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来から、機械設備のシ−ケンス制御を
行うために、その機械設備に接続されたPCが用いられ
ている。また、このPCがシーケンス制御を行うため、
周辺装置がプログラムを作成している。更にまた、PC
にプログラムを転送したり、PCがシーケンス制御を行
っている状態を監視する機能を、その周辺装置は有して
いる。周辺装置は、シーケンシャルファンクション(以
下SFCという)プログラムのモニター表示を行う。
【0003】PCに転送するプログラムの記述方式に
は、ラダー図方式、フロー式、ニーモニック方式などが
あるが、SFCもこの記述方式の1つである。
【0004】SFCは、シーケンス制御に使用される全
言語に共通の順序制御における実行順序や処理内容の表
現形式で、国際電気標準会議(IEC)の国際規格でも
ある。SFCはステップ、トランジション、リンクの3
つの記述要素によって構成される。上記ステップは1つ
のアクションを表すもので、アクティブな論理(活性)
状態と非アクティブな論理(非活性)状態を持ち、アク
ティブ状態(条件成立状態)のときだけに1対1に対応
するアクションの内容を実行する。上記トランジション
はステップ間の遷移を表すもので、ステップを活性状態
にするための条件が関連づけられている。すなわち、条
件が真であれば、遷移に先行するステップが非活性化さ
れ、遷移に続くステップが活性化される。上記リンクは
通常下に向かって実行される制御の流れを変える分岐を
表すもので、前のステップに戻すといった場合に使用す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の周辺装置は、S
FC図とステップまたはトランジション内のラダー図を
同一画面に表示するものなので、SFC図とステップ図
または、トランジション内のラダー図を同一画面上に全
て表示できなかった。つまり、別のステップまたはトラ
ンジションに設定されたラダー図を参照する場合、参照
したいステップまたはトランジションまでカーソルを移
動した後、所定のラダー図を選択し、この選択した後、
画面上の表示きり変えを行うことにより、ユーザーは、
周辺装置に接続された機械装置等(例えば放電加工装置
等)の動作プログラムを確認していた。また、複数のス
テップが活性状態になっている場合、それぞれのステッ
プに設定されたラダー図を同時にモニタできなかった
め、デバッグの作業効率が悪いという欠点があった。更
にまた、SFC図とステップまたはトランジションに設
定されたラダー図は表示画面が別々に存在してたため、
どのステップまたはトランジションに対応するラダー図
なのかを、ユーザーが理解しにくいという欠点があっ
た。
【0006】本発明の目的は、SFC図のステップまた
はトランジションに設定されたラダー図を、周辺装置の
表示出段の同一画面上に表示する場合、すべてのステッ
プまたはトランジションに設定されたラダー図を、周辺
装置の表示手段の同一画面上に表示することにより、S
FCプログラムの可読性とデバッグの作業効率の向上を
はかるものである。また、SFC図のステップまたはト
ラジションに設定されたラダー図を、周辺装置の表示手
段において、ユーザーが認識しやすくすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】請求項1に係わるコントロール装置は、所
定の制御プログラムに基づいて、機械設備を制御する制
御部と、この制御部に接続し、前記制御部の制御処理を
監視する監視装置とを備え、前記監視手段は前記制御プ
ログラムの個々のステップ、トランジションに設定され
たラダー図を、前記制御プログラムと同一画面上に表示
するものである。
【0009】請求項2に係わるコントロール装置は、監
視手段が制御プログラムを記憶する記憶部と、記憶部の
制御プログラムに基づいて、シーケンシャルファンクシ
ョンのキャラクタ図を生成し記憶するラダー図キャラク
ターメモリ部と、記憶部の前記制御プログラムに基づい
て、シーケンシャルファンクション図を生成し記憶する
シーケンシャルファンクションキャラクタメモリ部と、
制御手段の制御状態信号を入力し、この制御状態信号に
基づいて、ラダー図とシーケンシャルファンクション図
とを、制御プログラムと同一画面上に表示するものであ
る。
【0010】請求項3に係わるコントロール装置は、シ
ーケンシャルファンクション図を表示画面上の左側、ラ
ダー図を表示画面上の右側に表示したものである。
【0011】請求項4に係わるコントロール装置は、ト
ランジションに設定されたラダー図を前記制御プログラ
ムと対応するように同一画面上に表示するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1(a)は、ユ
ーザーが、周辺装置のSFCの状態を、監視(以下「モ
ニタ」という)している画面イメージ図である。図にお
いて左側はSFC図、右側はSFC図のステップもしく
は、トランジション内に記述されているラダー図(以下
ZOOMという)である。101はステップs1が活性
状態を表す反転表示に、103はステップs1のZOO
Mであり、Y20,Y21がそれぞれ出力状態を表す反
転表示となっている。102はステップs2へ活性状態
が移る条件としてのトランジションt1であり、ステッ
プs2へ活性状態が遷移すると、図1(b)の表示に変
化する。活性状態が遷移することにより、SFC図のカ
ーソルは101のステップs1から,201のステップ
s2へ移動し、201のステップs2は活性状態を表す
反転表示となる。また、ZOOM表示はステップs1の
ZOOM103からステップs2のZOOM202に変
化する。ステップs2が活性状態であることから、20
2のZOOMはT0が出力状態を表す反転表示となって
いる。
【0013】次に,上記周辺装置が、SFCの状態を監
視する動作について、図2のPCの周辺装置構成図およ
び、図3と図4のフローチャートを用いて説明する。図
2において、513はPCの周辺装置、503は機械装
置に接続し、その機械装置の動作を制御するPC、51
2はPCの周辺装置513に接続されSFC図などの各
種情報をオペレータに対して表示するための手段であり
例えばCRT等で構成される、504はPCの周辺装置
513内に設けられPC503との間でデータの授受を
行うPCI/F部、501はPCの周辺装置513に接
続されオペレータからの指示を入力するキーボード、5
02はPCの周辺装置513に接続され、オペレータか
らの指示を入力するマウス、505はPCの周辺装置5
13内にSFCプログラムを記憶しているSFCプログ
ラム記憶部、508はSFCプログラム記憶部505内
に記憶されたSFCプログラムに従いSFC図を画面に
表示するためのデータ(以下キャラクタメモリという)
を作成するSFCキャラクタメモリ部、509はSFC
キャラクタメモリ部508で作成されたキャラクタメモ
リに従いSFC図で活性中のステップをPCI/F部5
04を介してPC503から収集するSFCモニタ部、
507はSFCキャラクタメモリ部508と同様に、S
FCプログラムにもとづいてZOOMを表示するための
キャラクタメモリを作成するZOOMキャラクタメモリ
部、506はSFCモニタ部509と同様に、PC50
3からZOOM内の接点やコイルのON/OFFの状態
を収集するZOOMモニタ部、511はSFCキャラク
タメモリ部508で作成されるキャラクタメモリとSF
Cモニタ部509が収集したモニタ情報に従い実際にC
RT表示512にSFC図として表示するSFC表示
部、510はSFC表示部と同様にZOOMの表示をZ
OOMキャラクタメモリ部507およびZOOMモニタ
部506のモニタ情報に従いCRT表示512上に表示
するためのZOOM表示部である。
【0014】オペレータより、SFCプログラムのモニ
タを開始する指示があった場合、まず、SFCキャラク
タメモリ部508によってSFC図のキャラクタメモリ
が作成される。具体的には図3に示すとおりである。ま
ずステップS1201でSFC図がまだ表示されていな
いか、SFC図の表示内容が変化した場合のみキャラク
タメモリを作成すれば良いのでその判断を行う。この判
断の結果、まだSFC図が表示されていない場合、もし
くは表示画面がスクロールすることによりSFC図の表
示内容が変わった場合、ステップS1202でSFCプ
ログラムからSFC図のキャラクタメモリを作成する。
SFCプログラムは図5のようなニーモニック形式でS
FCプログラム記憶部505に格納されており、図5の
SFCプログラムは図1のSFC図をニーモニック形式
にしたものである。図5において651はSFCプログ
ラムであることを表す命令、652はステップs0を表
す命令、653はトランジションt0を表す命令、65
4はトランジションt0の次にステップs1があること
を表す命令、655はステップs1を表す命令、656
と657はステップs1のZOOMに存在する命令、6
58はトランジションt1を表す命令、659と660
はトランジションt1のZOOMに存在する命令、66
1はトランジションt1の次にステップs2があること
を表す命令、662はステップs2を表す命令、663
はステップs2のZOOMに存在する命令、664はト
ランジションt2を表す命令、665はトランジション
t2のZOOMに存在する命令、666はトランジショ
ンt2の次にはステップが存在しないことを表す命令、
667はSFCプログラムの終わりを表す命令である。
またキャラクタメモリとは、SFCプログラムを実際に
画面上に表示し易い形式にした表示用のデータのこと
で、SFC図用キャラクタメモリの構造は、図6〜7の
通りである。図6はSFC図の1つのステップやトラン
ジション分のキャラクタメモリ情報の構造であり、51
はステップやトランジション,リンクといった種別を表
し、52は表示用キャラクタタイプで実際に画面上に表
示するステップやトランジションの記号を表す。また5
3のステップ番号/トランジション番号/リンク方向の
データには、種別51がステップまたはトランジション
の場合はそれぞれステップ番号/トランジション番号5
3を示し、リンクの場合にはリンク方向53を表す。図
7はSFCキャラクタメモリ部508に格納されるキャ
ラクタメモリ全体の構造であり、SFC図全体を表示す
るための情報を表す。実際のキャラクタメモリの情報は
キャラクタメモリデータ領域803に図6で示した1つ
のステップ、トランジションまたはリンクのキャラクタ
メモリ情報を表示イメージに合わせて二次元配列に並べ
たものとなる。キャラクタメモリ幅801は二次元配列
の列方向の最大を示し、キャラクタメモリ高さ802は
二次元配列の行方向の最大を示す。この構造をSFCプ
ログラム記憶部505に記憶されているSFCプログラ
ムのデータに従って作成する。例えば、図5のSFCプ
ログラム652はステップs0を表しているが、これを
図6の形式に変換する。図6の種別51はステップ、表
示用キャラクタタイプ52はキャラクタ54、ステップ
番号53は0となる。次に図6の形式に変換したデータ
を図7のキャラクタメモリデータ領域803の座標(X
0,Y0)のキャラクタメモリ情報に格納する。このよ
うにして651から667までの命令を順に変換して、
キャラクタメモリを作成する。このときZOOMの命令
は無視される。その後、作成されたキャラクタメモリ
は、SFC表示部511によってCRT表示512へ送
られ、画面の左半分に表示する。
【0015】次に、ZOOMキャラクタメモリ部507
によってZOOMのキャラクタメモリが作成される。そ
の動作を図8のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、ZOOMについてはSFC図上のカーソル位置のス
テップまたは、トランジション内のラダー図を表示する
ため、図8のステップS1211でSFC図上に表示さ
れているカーソル位置の座標(Xn,Yn)をSFCキ
ャラクタメモリ部508より取得する。通常最初に画面
が表示された場合は、カーソル位置は左上の(1,1)
に設定されている。次にステップS1212でステップ
S1211で求めたカーソル位置の座標(Xn,Yn)
からカーソル位置の図6で示したSFCキャラクタメモ
リ情報をSFCキャラクタメモリ部508より取得す
る。取得したキャラクタメモリ情報から種別51、ステ
ップ番号またはトランジション番号53が取得できるの
で、ステップS1213でそれに対応する命令をSFC
プログラム記憶部505にあるSFCプログラムから検
索する。最後にステップS1214で検索した命令の次
のアドレスから格納されているカーソル位置のステップ
またはトランジション内に設定されたニーモニック形式
の命令をSFCプログラム記憶部505より取得して、
このニーモニック形式の命令をラダー図キャラクタメモ
リに変換してZOOMキャラクタメモリを作成する。ラ
ダー図キャラクタメモリの構造は、図9〜図10の通り
である。図9はラダー図の1つの接点やコイルなどの表
示用データであり、図9におて、分岐記号901は命令
記号902がどの様なリンクで接続されているかのパタ
ーンを示し、命令記号902では接点やコイルなどのラ
ダー記号の種別を示す。アドレス903は接点やコイル
などに関連付けられているPC内の入出力などのデバイ
スのアドレスを格納し、同様に命令コード904に関連
する命令コードが格納されている。図10はラダー図全
体のキャラクタメモリの構造であり、SFCキャラクタ
メモリと同様に、図9で示した1つのキャラクタメモリ
データを表示イメージに合わせて二次元配列で格納す
る。全体行数1001はキャラクタメモリの行数の最大
を示し、列数1002は各々の行の列方向の最大を示
す。その後、作成されたキャラクタメモリは、ZOOM
表示部510によってCRT表示512へ送られ、画面
の右半分に表示する。
【0016】この段階で、画面表示が完了する。次に表
示されたSFC図やZOOM上に実際のPCの状態をモ
ニタ表示するために、SFCモニタ部509やZOOM
モニタ部506がPCI/F部504を介してPC50
3よりモニタ情報を収集して表示を行う。SFC図側で
はステップが活性か非活性かのビット情報をPCから収
集し画面上の該当ステップを反転表示する。ZOOM側
ではラダー図に表示されている接点やコイルのON/O
FFのビット情報をPCから収集して反転表示で表す。
【0017】まずSFCモニタ部509によりSFC図
のモニタデータが作成され、同様にZOOMモニタ部5
06によりZOOMのモニタデータが作成される。その
動作を図4および図11のフローチャートを用いて説明
する。まずSFCモニタ部506ではステップS130
1でステップの活性か非活性かのビット情報をPCから
収集するため、SFCキャラクタメモリ部508からキ
ャラクタメモリ中に存在するステップ番号を図6、図7
で示したキャラクタメモリ情報のステップ番号53から
すべて取得する。次にステップS1302はS1301
で得たステップ番号の状態をPCI/F部504を介し
てPC503に問い合わせて活性か非活性かのビット情
報をPC503より取得する。この処理はオペレータに
よりモニタの中断が行われるまで繰り返される。 一方
ZOOMモニタ部509では接点やコイルのON/OF
Fのビット情報をPC503から収集するが、実際には
接点やコイルに付属するデバイスのON/OFFのビッ
ト情報を取得するれば良いので、このビット情報をPC
503から取得する。まず、ステップS1311でZO
OMキャラクタメモリ部507で作成されたラダー図の
キャラクタメモリ内で使用されているデバイスをZOO
Mキャラクタメモリ部507の図9で示したアドレス9
03からすべて取得する。次にステップS1312では
ステップS1311で取得したデバイスの一覧を作成す
る。最後にステップS1313では、ステップS131
2で作成したデバイス一覧をPCI/F部504を介し
てPC503へ登録して、デバイス一覧にある各デバイ
スのON/OFFのビット情報をPC503から収集す
る。
【0018】最後にSFCモニタ部509で作成したモ
ニタデータは、SFC表示部511によりCRT表示5
12へ送られ、既に表示されているSFC図上の活性ス
テップを反転表示する。同様に ZOOMモニタ部50
6で作成したモニタデータは、ZOOM表示部510に
よりCRT表示512へ送られ、既に表示されているラ
ダー図上のデバイスの状態を表示する。この様にして、
画面の左側にSFC図のモニタ表示、右側に左側のSF
C図上のカーソルで指定した位置のZOOMのモニタ表
示を行い、オペレータにPC503の動作状態を伝えて
いる。
【0019】実施の形態2.次にこの発明の実施の形態
2について説明する図12(a)は、実施の形態2によ
るモニタ画面イメージ図である。なお、図12(a),図
12(b)、図13(a)は、一つの画面上に同時に表示
され、コントロール装置が、トランジションに設定され
たラダー図を前記制御プログラムと対応するように同一
画面上に表示状態を示す。SFC図と個々のステップ、
トランジションに設定されたラダー図が同一画面上に表
示されており、301はステップs1が活性状態を表す
反転表示に、304はステップs1に設定されたラダー
図で、Y20,Y21がそれぞれ出力状態を表す反転表
示となっている。302はステップs2へ活性状態が移
る条件トランジションt1であり、303はトランジシ
ョンt1に設定されたラダー図である。303のX0、
X78がそれぞれONの状態になると、ステップs2へ
活性状態が遷移するため、図12(b)のような表示に
変化する。401はステップs2が活性状態を表す反転
表示に、402はステップs2に設定されたラダー図
で、T0が出力状態を表す反転表示となっている。図1
3(a)は、SFC図に分岐がある場合のモニタ画面イ
メージ図であり、410のステップs1と411のステ
ップs4が同時に活性状態になっていることを示してい
る。分岐した場合も(a)、(b)と同様ZOOMのラ
ダー図がそれぞれのステップ、トランジションの右側に
表示される。
【0020】また、実施の形態2ではZOOMのプログ
ラムを論理記述式言語で表現することができる。図13
(b)はZOOMのプログラムをラダー図から論理記述
式言語に置き換えたプログラムでモニタしているイメー
ジ画面であり、反転表示になっている箇所はSFCステ
ップの活性または接点/コイルのON状態を表してい
る。論理記述式言語とはシーケンスプログラムを論理式
で表現したもので、命令(1文字目の英小文字)と1デ
バイスの文字列を最小単位とし、ステップではコイル命
令を“,”で区切りながら羅列して、トランジションで
はAND“&”/OR“|”条件で各単位を接続してシ
ーケンスプログラムを表現している。図13(b)の4
20はステップs1に設定された論理式で、oY20は
ニーモニック命令で表現するとOUT Y20となり、
同様にoY21はOUT Y21となる。oY20とo
Y21は,で区切られており、ラダー図で表現した場
合、図13(a)の412のラダー図のように並列コイ
ルとなる。421はトランジションt1に設定された論
理式で、aM100はA接点のデバイスM100である
ことを示しており、bM101はB接点のデバイスM1
01であることを示しており、aD0.1はA接点のデ
バイスD0.1であることを示している。aM100と
bM101の間はOR条件である|で区切られ、bM1
01とaD0.1の間はAND条件である&で区切られ
ていることから、ニーモニック命令で表現した場合、L
D M100、ORI M101、AND D0.1と
なる。ラダー図で表現した場合、図13(a)の413
のラダー図と同じになる。
【0021】次に実施の形態2によるモニタの動作につ
いて図14のPCの周辺装置構成図および、図15、図
16および図17のフローチャートを用いて説明する。
図14において、513はPCの周辺装置、503はP
C、512はPCの周辺装置513に接続されSFC図
などの各種情報をオペレータに対して表示するための手
段であり例えばCRT等で構成される。504はPCの
周辺装置513内に設けられPC503との間でデータ
の授受を行うPCI/F部、501はPCの周辺装置5
13に接続されたオペレータからの指示を入力するキー
ボード、同様に502はPCの周辺装置513に接続さ
れオペレータからの指示を入力するマウス、505はP
Cの周辺装置513内にSFCプログラムを記憶してい
るSFCプログラム記憶部、602はSFCプログラム
記憶部505内に記憶されたSFCプログラムに従いS
FC図とZOOMを同一画面に表示するためのキャラク
タメモリを作成するSFC・ZOOMキャラクタメモリ
部、601はSFC・ZOOMキャラクタメモリ部60
2で作成されたキャラクタメモリのデータに従いSFC
図とZOOMをモニタするための情報をPCI/F部5
04を介してPC503から収集するSFC・ZOOM
モニタ部、603はSFC・ZOOMキャラクタメモリ
部602で作成されるキャラクタメモリとSFC・ZO
OMモニタ部601が収集したモニタ情報に従い実際に
CRT表示512にSFC図とZOOMを同一画面に表
示するSFC・ZOOM表示部である。
【0022】まず、オペレータよりSFCプログラムを
表示する指示があった場合、SFC・ZOOMキャラク
タメモリ部602によってSFC図のキャラクタメモリ
が作成される。その動作を図15のフローチャートを用
いて説明する。ステップS1403でまだSFC図が表
示されていないか、表示内容が変化した場合のみキャラ
クタメモリを作成すれば良いのでその判断を行う。判断
はまだSFC図が表示されていない時、もしくはオペレ
ータの指示により表示画面がスクロールすることにより
SFC図の表示内容が変わった時にキャラクタメモリを
作成するというもので、ステップS1404でSFCプ
ログラム記憶部505のSFCプログラムの内容に従っ
て、SFC・ZOOMキャラクタメモリ部602が1画
面分のSFC図と個々のステップ、トランジションに対
応するZOOMキャラクタメモリを作成して、SFC図
とZOOMが関連付けされたSFC・ZOOMキャラク
タメモリを作成する。
【0023】次に図15のステップS1404において
SFC・ZOOMキャラクタメモリ作成の詳細を図17
のフローチャートを用いて説明する。SFC・ZOOM
のキャラクタメモリの構成は図7の通りで、SFCプロ
グラム記憶部505に記憶されているSFCプログラム
のデータに従って作成され、SFC・ZOOMキャラク
タメモリ部602に格納される。図18、図19はZO
OMのプログラムがラダー図であるときの構成、図20
はZOOMのプログラムが論理記述式言語であるときの
構成を示している。1103のSFCキャラクタメモリ
領域には図6で示した1つのステップ、トランジション
またはリンクのSFCキャラクタメモリ情報とステップ
またはトランジションに対応するZOOMキャラクタメ
モリが格納されているアドレスが、図14のCRT表示
512で表示される表示イメージに合わせて二次元配列
に格納されたものとなる。図18、図19の1103の
詳細は1105〜1122に示される部分であり、二次
元配列の座標(X0,Y0)から(X1,Y0)、(X
2,Y0)...(X0,Y1)...(Xn,Yn)
の順にキャラクタメモリ情報とZOOMキャラクタメモ
リのアドレスが格納される。例えば、1105は座標
(X0,Y0)のSFCキャラクタメモリ情報、110
6は座標(X0,Y0)のステップまたはトランジショ
ンに対応するZOOMキャラクタメモリが格納されてい
るアドレスが格納され、対応するZOOMキャラクタメ
モリが存在しない場合は0が格納される。1101のキ
ャラクタメモリの幅は二次元配列の列方向の最大を示
し、1102のキャラクタメモリの高さは二次元配列の
行方向の最大を示す。図18の1104は1103のS
FCキャラクタメモリ領域のZOOMキャラクタメモリ
が格納されているアドレスの参照先であり、ZOOMの
プログラムがラダー図の場合、図10で示したラダー図
キャラクタメモリが、またZOOMのプログラムが論理
記述式言語の場合、論理記述式キャラクタメモリが、S
FC図に存在するZOOMの個数分格納されている。1
104の領域の大きさは可変であり、ZOOMが1つも
存在しない場合は領域の大きさが0となる。例えば、Z
OOMのプログラムがラダー図の場合は、図18111
4には座標(X0,Y2)に対応するZOOMキャラク
タメモリが格納されているアドレスが格納されており、
このアドレスの参照先は図18の1123となる。11
23には座標(X0,Y2)のステップまたはトランジ
ションに対応するZOOMキャラクタメモリが格納され
ている。同様に図18の1124は座標(X0,Y
3)、1125は座標(X0,Y4)、1126は座標
(X0,Y5)のZOOMキャラクタメモリが格納され
ている。またZOOMのプログラムが論理記述式言語の
場合も同様に、図19の1127は座標(X0,Y
2)、1128は座標(X0,Y3)、1129は座標
(X0,Y4)、1130は座標(X0,Y5)のZO
OMキャラクタメモリが格納されている。これらのZO
OMキャラクタメモリは、SFCキャラクタメモリ11
03に格納されているZOOMキャラクタメモリのアド
レスによって関連付けされている。まず、図17のステ
ップS1602でSFC図のキャラクタメモリを作成す
る。この作成は図5のSFCプログラムのデータに従っ
て行われる。例えば、図5のSFCプログラム655の
命令はステップs1を表しているが、これを図6の形式
に変換する。種別51はステップ、表示用キャラクタタ
イプ52はキャラクタ54、ステップ番号53は1とな
る。図5のSFCプログラム654の命令はステップs
1がトランジションt0の1行下に接続されることを示
していることとステップs0は座標(X0,Y0)にそ
れに対応するトランジションt0は(X0,Y1)にあ
ることにより、図6の形式に変換したデータをSFCキ
ャラクタメモリ領域1103の座標(X0,Y2)のキ
ャラクタメモリ情報に格納する。次にステップS160
5でSFC図座標(Xn,Yn)にZOOMプログラム
が存在するかを判断する。例えば、座標(X0,Y2)
はステップs1で図5のSFCプログラム655の命令
であることがステップS1602でわかっているが、6
55の命令に続く命令656、657がZOOMプログ
ラムの命令を表しており、座標(X0,Y2)にはZO
OMプログラムが存在すると判断する。もしステップを
表す命令の次がトラジションを表す命令になっているま
たはトランジションを表す命令の次がステップを表す命
令になっている場合は、ZOOMプログラムの命令は存
在しないと判断して、次のステップS1606とステッ
プS1607もしくはステップS1609とS1610
の処理を行わない。例えば、図5のSFCプログラムで
652の命令はステップs0を表す命令だが、次の命令
653はトランジションを表す命令となっているため、
ステップs0にはZOOMプログラムの命令が存在しな
いということになる。次にステップS1608でZOO
Mプログラムの表示形式がラダー図か論理記述式言語か
を判別する。ラダー図か論理記述式言語かはオペレータ
によって選択され、内部のフラグに保持されるので、そ
のフラグによって判別する。ZOOMのプログラムがラ
ダー図の場合は、ステップS1606でSFC図座標
(Xn,Yn)に対応するラダー図キャラクタメモリを
作成する。ステップS1605でラダー図が存在するか
判断する際、ZOOMプログラムの命令がどれになるか
ということがわかっているので、これをキャラクタメモ
リへ変換する。例えば、座標(X0,Y2)ステップs
1のZOOMプログラムの命令は、図5のSFCプログ
ラム656と657であるが、これを図9のキャラクタ
メモリの形式に1命令ずつ変換する。656は、分岐記
号が03、命令記号はOUT命令に相当する09、アド
レスはY20、命令コードはOUT命令が命令記号に置
き換わっているため無しとなる。657は、656から
数えて2つ目のOUT命令であり、ラダー図にした場合
656のOUT命令に対して並列になるため、分岐記号
は09、命令記号は656と同様09、アドレスはY2
1、命令コードは656と同様無しとなる。次に図9の
形式に変換したキャラクタメモリを図10の形式に変換
する。1行目のm列目には図5上の656を変換したキ
ャラクタメモリが、2行目のm列目には657を変換し
たキャラクタメモリが格納される。1002の列数mの
値はオペレータにより任意に変更することができ、それ
に応じてキャラクタメモリを拡張または縮小する。図2
0において(a)は列数6の場合、(b)は列数3の場
合の表示例である。こうして図10の形式に変換された
ラダー図キャラクタメモリは、図18のZOOMキャラ
クタメモリ領域1104に格納される。例えば座標(X
0,Y2)ステップs1の場合は、図18の1123に
格納される。次に図17のステップS1607ではステ
ップS1606で作成したラダー図キャラクタメモリの
アドレスを図18のSFCキャラクタメモリ領域110
3に格納して、SFC図とラダー図の関連付けを行う。
例えば、座標(X0,Y2)ステップs1の場合、対応
するラダー図キャラクタメモリは1123(図18)と
なるので、このアドレスを座標(X0,Y2)のZOO
Mキャラクタメモリのアドレス1114(図18)に格
納する。 ZOOMのプログラムが論理記述式言語の場
合は、図17のステップS1609でSFC図座標(X
n,Yn)に対応する論理記述式キャラクタメモリを作
成する。ZOOMのプログラムがラダー図であるときと
同様に、ステップS1605でZOOMプログラムが存
在するか判断する際、変換すべき命令がどれになるかと
いうことがわかっているので、これをキャラクタメモリ
へ変換する。例えば、座標(X0,Y2)ステップs1
のラダー図の命令は、図5のSFCプログラム656と
657であるが、これを論理記述式キャラクタメモリに
変換する。図5の656は命令がOUT、デバイスがY
20であることから、“oY20”の文字列へ変換す
る。図5の657は命令がOUT、デバイスがY21で
あることから656のときと同様“oY21”の文字列
へ変換する。コイル出力命令の場合は“,”で区切って
1つのZOOMキャラクタメモリにするため“oY2
0,oY21”という文字列を作成する。このように作
成されたデータは図19のZOOMキャラクタメモリ領
域1104に格納される。例えば座標(X0,Y2)ス
テップs1の場合は、図19の1127に格納される。
次ににステップS1610ではステップS1609で作
成した論理記述式キャラクタメモリのアドレスを図19
のSFCキャラクタメモリ領域1103に格納して、S
FC図と論理記述式言語の関連付けを行う。例えば、座
標(X0,Y2)ステップs1の場合、対応するラダー
図キャラクタメモリは1127となるので、このアドレ
スを座標(X0,Y2)のZOOMキャラクタメモリの
アドレス1114に格納する。このようにしてSFCプ
ログラム記憶部505のSFCプログラムからSFC・
ZOOMキャラクタメモリが作成される。
【0024】次に図15のステップS1404で作成し
たSFC・ZOOMキャラクタメメモリを使って、ステ
ップS1406もしくはステップS1407でSFC・
ZOOM表示部603によりCRT表示512(図2)
に表示する。表示する前に図15のステップS1405
でZOOMプログラムの表示形式がラダー図か論理記述
式言語かを判別して、ラダー図の場合は図15のステッ
プS1406で、論理記述式言語の場合は図15のステ
ップS1407で表示する。表示はSFC・ZOOMキ
ャラクタメモリ部602より得られるSFC・ZOOM
キャラクタメモリの順番に従って、座標(X0,Y0)
から(X1,Y0)、(X2,Y0)...(Xn,Y
n)の順に行われる。1つの座標の表示処理は、まず図
6で示したSFCキャラクタメモリ情報からSFCのシ
ンボルを表示する。次に、ZOOMキャラクタメモリの
アドレスが0でなければ、ZOOMキャラクタメモリが
存在することになるので、図15のステップS1406
ではZOOMキャラクタメモリのアドレスから図10で
示したZOOMキャラクタメモリを取得して、ZOOM
部分の表示を行う。例えば、座標(X0,Y2)ステッ
プs1の場合、図18の1113から取得したSFCキ
ャラクタメモリ情報に従って、表示用キャラクタタイプ
52(図6)からSFCのステップのシンボルを表示し
て、種別51(図6)がステップ、ステップ番号53
(図6)が1であることからSFCシンボルの横に“S
1”を表示する。次にZOOMキャラクタメモリが存在
するので、ZOOMキャラクタメモリのアドレス111
4(図18)から1123のZOOMキャラクタメモリ
を取得して、1123(図18)に示すようなラダー図
を表示する。図15のステップS1407ではZOOM
キャラクタメモリアドレスから論理記述式の文字列を取
得してZOOM部分の表示を行う。例えば、座標(X
0,Y2)ステップs1の場合、SFCのシンボルは図
15のステップS1406と同様の表示を行い、ZOO
Mキャラクタメモリのアドレス1114(図19)から
1127のZOOMキャラクタメモリを取得して、11
27(図19)に示すような論理記述式を表示する。ス
テップS1408(図15)ではモニタ中かどうかを判
別する。モニタ中かどうかの判別は、オペレータからモ
ニタ開始の操作が行われることにより、モニタ中のフラ
グがONになるので、これで判別する。モニタ中であれ
ば、ステップS1409(図15)にてPCI/F部5
04(図14)を介してPC503(図14)からSF
C・ZOOMモニタ部601(図14)によってモニタ
情報を取得する。
【0025】次に図15のステップS1409において
モニタ情報取得の詳細を図16のフローチャートを用い
て説明する。まずSFC・ZOOMモニタ部601(図
13)ではステップS1502(図16)でステップの
活性か非活性かのビット情報をPCから収集するため、
SFC・ZOOMキャラクタメモリ部602(図14)
からキャラクタメモリ中に存在するステップ番号をすべ
て取得する。取得する方法は、図18のSFCキャラク
タメモリ領域1103にあるすべてのSFCキャラクタ
メモリ情報から図6で示す種別51とステップ番号53
から取得する。次に取得したステップ番号の状態をPC
I/F部504(図14)を介してPC503(図1
4)に問い合わせて活性か非活性かのビット情報をPC
503(図14)より取得する。 次にZOOMの接点
やコイルのON/OFFのビット情報をPC503(図
14)から収集するが、実際には接点やコイルに付属す
るデバイスのON/OFFのビット情報を取得するれば
良いので、このビット情報をPC503(図14)から
取得する。まず、ステップS1506(図16)でZO
OMプログラムの表示形式がラダー図か論理記述式言語
かを判別する。次にZOOMのプログラムがラダー図で
ある場合はステップS1503(図16)でSFC・Z
OOMキャラクタメモリ部602(図14)で作成され
たZOOMキャラクタメモリで図9で示すアドレスから
デバイス文字列をすべて取得して一覧を作成する。例え
ば図18のSFC・ZOOMキャラクタメモリの場合、
1123からはY20、Y21が、1124からはX
0、X78が、1125からはT0が、1126からも
T0が取得され、デバイスの一覧が作成される。ZOO
Mのプログラムが論理記述式言語の場合も同様にステッ
プS1505で図18で示したSFC・ZOOMキャラ
クタメモリのZOOMキャラクタメモリ領域1104か
らデバイス文字列をすべて取得して一覧表を作成する。
取得できるデバイスの文字列はラダー図の場合と同一と
なる。最後にステップS1504(図16)では、ステ
ップS1503もしくはステップS1505で作成した
デバイス一覧をPCI/F部504(図14)を介して
PC503(図14)へ登録して、デバイス一覧にある
各デバイスのON/OFFのビット情報をPC503
(図14)から収集する。この処理はオペレータにより
モニタの中断が行われるまで繰り返される。
【0026】最後に図15のステップS1409で取得
したモニタ情報をCRT表示512(図14)へ送りモ
ニタ画面を表示する。表示の前にステップS1410
(図15)でZOOMプログラムの表示形式がラダー図
か論理記述式言語を判別する。ZOOMのプログラムが
ラダー図の場合は、ステップS1411(図15)で既
に表示されているSFC図上の活性ステップを反転表示
して、ZOOMのラダー図上にあるデバイスの状態を表
示する。 ZOOMのプログラムが論理記述式言語の場
合は、ステップS1412(図15)でまずSFC図上
の活性ステップを反転表示して、ZOOMの論理記述式
にあるデバイスの状態を表示する。この様にして、SF
C図とZOOMプログラムを合成した画面を表示して、
オペレータにPC503(図14)の動作状態を伝えて
いる。
【0027】実施の形態2によれば、SFC図とラダー
図の同一画面表示でオペレータによって選択された任意
の1つのステップまたはトランジションに設定されたラ
ダー図しか、実施の形態1にて表示できなかったもの
が、オペレータによる選択操作無しですべてのステップ
またはトランジションに設定されたラダーが同一画面上
に表示されるようになる点や、ラダー図が対応するステ
ップまたはトランジションの近くに表示され、ラダー図
がどのステップまたはトランジションに対応しているの
かがわかりやすくなる点等からプログラム全体の見通し
がよくなり、プログラムの可読性が向上する効果があ
る。また、図13(a)で示したように並列分岐などで
同時に複数の活性したステップがあった場合でも、活性
したすべてのステップに対応するZOOMプログラムが
モニタできる点や、従来交互にしかできなかったステッ
プとトランジションのZOOMプログラムのモニタが同
時にできるといった点等からデバッグ、保守の作業効率
が向上する効果がある。また、ZOOMのプログラム表
示を論理記述式言語にすることによりZOOMプログラ
ムが簡素化され、よりSFCプログラムの見通しがよく
なる。
【発明の効果】
【0028】以上のように本発明は構成されているの
で、制御プログラムの個々のステップと、トランジショ
ンに設定されたラダー図とを、制御プログラムと同一画
面上に表示することにより、ユーザーが機械装置等の制
御状況を認識しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のモニタ(表示手段)の
画面サンプル図である。
【図2】本発明の実施の形態1の回路ブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1のキャラクターメモリ部
の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態1のモニタ(表示手段)の
動作を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1プログラム構成図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態1のキャラクター構成図で
ある。
【図7】本発明の実施の形態1のキャラクター構成図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態1のキャラクターメモリ部
の動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態1のキャラクターメモリ構
成図である。
【図10】本発明の実施の形態1のキャラクターメモリ
構成図である。
【図11】本発明の実施の形態1のモニタ部(表示手
段)の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態2のモニタ(表示手段)
の画面サンプル図である。
【図13】本発明の実施の形態2のモニタ(表示手段)
の画面サンプル図である。
【図14】本発明の実施の形態2の回路ブロック図であ
る。
【図15】本発明の実施の形態2の動作を示すフローチ
ャートである。
【図16】本発明の実施の形態2のモニタ部(表示手
段)の動作を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施の形態2のキャラクターメモリ
部の動作を示すフローチャートである。
【図18】本発明の実施の形態2のキャラクターメモリ
の構成を示す図である。本発明の実施の形態2のラダー
図の縮小表示例である。
【図19】本発明の実施の形態2のキャラクターメモリ
の構成を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態2のラダー図の縮小表示
例である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣田 憲治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 角谷 政信 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H220 AA05 BB10 CC05 CX06 CX08 DD04 DD07 JJ15 JJ26 JJ41 JJ53 JJ57 JJ59 KK08 5H223 AA06 CC03 CC08 DD03 EE19 FF03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の制御プログラムに基づいて、機械設
    備を制御する制御部と、この制御部に接続し、前記制御
    部の制御処理を監視する監視装置とを備え、前記監視手
    段は前記制御プログラムの個々のステップ、トランジシ
    ョンに設定されたラダー図を、前記制御プログラムと同
    一画面上に表示することを特徴とするコントロール装
    置。
  2. 【請求項2】前記監視手段は前記制御プログラムを記憶
    する記憶部と、前記記憶部の前記制御プログラムに基づ
    いて、シーケンシャルファンクションのキャラクタ図を
    生成し記憶するラダー図キャラクターメモリ部と、前記
    記憶部の前記制御プログラムに基づいて、シーケンシャ
    ルファンクション図を生成し記憶するシーケンシャルフ
    ァンクションキャラクタメモリ部と、前記制御手段の制
    御状態信号を入力し、この制御状態信号に基づいて、前
    記ラダー図とシーケンシャルファンクション図とを、制
    御プログラムと同一画面上に表示することを特徴とする
    請求項第1項記載のコントロール装置。
  3. 【請求項3】前記シーケンシャルファンクション図を表
    示画面上の左側、前記ラダー図を表示画面上の右側に表
    示したことを特徴とする請求項第2項記載のコントロー
    ル装置。
  4. 【請求項4】所定の制御プログラムに基づいて、機械設
    備を制御する制御部と、この制御部に接続し、前記制御
    部の制御処理を監視する監視装置とを備え、前記監視手
    段はトランジションに設定されたラダー図を前記制御プ
    ログラムと対応するように同一画面上に表示することを
    特徴とするコントロール装置。
JP2000003971A 2000-01-12 2000-01-12 プログラマブルコントローラの周辺装置 Expired - Fee Related JP4011250B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003971A JP4011250B2 (ja) 2000-01-12 2000-01-12 プログラマブルコントローラの周辺装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003971A JP4011250B2 (ja) 2000-01-12 2000-01-12 プログラマブルコントローラの周辺装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001195108A true JP2001195108A (ja) 2001-07-19
JP2001195108A5 JP2001195108A5 (ja) 2005-08-11
JP4011250B2 JP4011250B2 (ja) 2007-11-21

Family

ID=18532818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000003971A Expired - Fee Related JP4011250B2 (ja) 2000-01-12 2000-01-12 プログラマブルコントローラの周辺装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4011250B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003186506A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Toyoda Mach Works Ltd シーケンスコントローラのモニタ装置
JP2007249593A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Omron Corp プログラマブルコントローラのプログラムモニタ装置
WO2016185558A1 (ja) * 2015-05-19 2016-11-24 三菱電機株式会社 プログラマブルロジックコントローラ、エンジニアリングツール及びエンジニアリングツールプログラム
JP6854982B1 (ja) * 2020-03-26 2021-04-07 三菱電機株式会社 プログラミング支援プログラム、プログラミング支援装置およびプログラミング支援方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003186506A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Toyoda Mach Works Ltd シーケンスコントローラのモニタ装置
JP2007249593A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Omron Corp プログラマブルコントローラのプログラムモニタ装置
WO2016185558A1 (ja) * 2015-05-19 2016-11-24 三菱電機株式会社 プログラマブルロジックコントローラ、エンジニアリングツール及びエンジニアリングツールプログラム
JPWO2016185558A1 (ja) * 2015-05-19 2017-09-07 三菱電機株式会社 プログラマブルロジックコントローラ、エンジニアリングツール及びエンジニアリングツールプログラム
US10248099B2 (en) 2015-05-19 2019-04-02 Mitsubishi Electric Corporation Programmable logic controller, engineering tool, and engineering tool program
JP6854982B1 (ja) * 2020-03-26 2021-04-07 三菱電機株式会社 プログラミング支援プログラム、プログラミング支援装置およびプログラミング支援方法
WO2021192152A1 (ja) * 2020-03-26 2021-09-30 三菱電機株式会社 プログラミング支援プログラム、プログラミング支援装置およびプログラミング支援方法
CN115335782A (zh) * 2020-03-26 2022-11-11 三菱电机株式会社 编程辅助程序、编程辅助装置及编程辅助方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4011250B2 (ja) 2007-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6988248B1 (en) Animated indicators that reflect function activity or state of objects data or processes
CN102239459B (zh) 计算机系统内用于视障者的触觉访问和导航系统及方法
KR100220042B1 (ko) 발표지원방법 및 그 장치
CN103617486B (zh) 一种复杂业务流程动态图形化监控的方法与系统
EP2728500A2 (en) Assembly sequence generating program, assembly sequence generating apparatus, and manufacturing method
JP2003178259A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、その方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP2011103065A (ja) チャート描画装置およびチャート描画方法
JP2006331036A (ja) 情報処理装置及びポインタの移動表示方法、プログラム並びに記録媒体
JPS61194569A (ja) メニユ−表示方法及び装置
JP2008282260A (ja) ラダー図編集装置
JP2001195108A (ja) コントロール装置
JP2006039872A (ja) 情報処理方法及び情報処理装置
CN103309547A (zh) 一种信息显示方法及电子设备
JP7175135B2 (ja) 情報提供装置、サーバ装置、および情報提供方法
CN104216603A (zh) 一种显示方法和电子设备
JP2600533B2 (ja) タッチ入力装置
JPH07318380A (ja) データ計測支援装置およびデータ計測支援方法
JPH0887608A (ja) 三次元形状モデル変形方法及び装置
JPH02181298A (ja) イメージ型知識ベースによる故障発見装置
JP4032874B2 (ja) プラントコントローラのプログラム監視装置
JP3665709B2 (ja) 画面ローテーション表示装置
JP2937374B2 (ja) 対話型図形処理装置
JPH06102851A (ja) 複数画面表示装置
JP2007330088A (ja) 監視盤表示装置並びに監視盤表示方法
JPS5968019A (ja) シ−ケンスコントロ−ラのプログラミング装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070213

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070308

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4011250

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees