JP7175135B2 - 情報提供装置、サーバ装置、および情報提供方法 - Google Patents

情報提供装置、サーバ装置、および情報提供方法 Download PDF

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Description

開示の実施形態は、情報提供装置、サーバ装置、および情報提供方法に関する。
近年、空車のタクシーに対して顧客の需要の高いエリアへの経路を提案するナビゲーションシステムがある。かかるナビゲーションシステムでは、過去のタクシーの乗車実績から現在の需要を予測して需要の高いエリアまでの経路を提案する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-107165号公報
しかしながら、従来技術によって提案されるエリアは、予測されたほどタクシーの需要が高くない場合がある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、エリア毎に信頼性の高いタクシーの予測需要度を提供することができる情報提供装置、サーバ装置、および情報提供方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る情報提供装置は、取得部と、表示制御部と、受付部とを備える。取得部は、各地点におけるタクシーの予測需要度と、タクシーの需要度が高いことが既知の地点である高需要地点の位置とを取得する。表示制御部は、地図をメッシュ状に区画した区画毎の前記予測需要度および前記高需要地点の位置を前記地図上に表示させる。受付部は、ユーザによる操作を受け付ける。前記表示制御部は、前記受付部によって前記ユーザによる所定の操作が受け付けられた場合に、前記高需要地点を含む所定領域の前記予測需要度と、前記高需要地点を含む前記区画における前記所定領域を除く領域の前記予測需要度とを前記地図上に表示させる。
実施形態の一態様に係る情報提供装置、サーバ装置、および情報提供方法は、エリア毎に信頼性の高いタクシーの予測需要度を提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報提供方法の説明図である。 図2は、実施形態に係る情報提供システムの構成の一例を示す説明図である。 図3Aは、実施形態に係る第1操作が行われる場合の表示態様の一例を示す説明図である。 図3Bは、実施形態に係る第1操作が行われる場合の表示態様の一例を示す説明図である。 図4は、実施形態に係る第2操作が行われる場合の表示態様の一例を示す説明図である。 図5は、実施形態に係る情報提供装置の制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態に係る予測需要度の表示態様の変形例1を示す説明図である。 図7は、実施形態に係る予測需要度の表示態様の変形例2を示す説明図である。 図8は、実施形態の変形例に係る情報提供システムの構成の一例を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、情報提供装置、サーバ装置、および情報提供方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。まず、図1を参照し、実施形態に係る情報提供装置が行う情報提供方法について説明する。
図1は、実施形態に係る情報提供方法の説明図である。実施形態に係る情報提供装置は、タクシーに搭載され、地図を分割したエリア毎のタクシーの予測需要度を所定の表示装置(例えば、タッチパネルディスプレイ)に表示させてタクシーの運転者へ提供する装置である。
具体的には、図1(a)に示すように、情報提供装置は、地図Mをメッシュ状に区画した区画毎のタクシーの予測需要度と、タクシーの需要度が高いことが既知の地点である高需要地点P1~P7の位置とを表示装置に表示される地図M上に重畳表示させる。
図1(a)に示す地図M中の各区画内の数字は、値が大きいほど予測需要度が高いことを意味している。また、高需要地点P1~P7は、例えば、タクシー乗り場、駅、ホテル、大型商業施設、スタジアム等といった必然的にタクシーの需要が高くなる地点である。図1(a)に示す例では、駅の周辺に高需要地点P2~P5が集中している。
このように、情報提供装置は、地図Mをメッシュ状に区画した区画毎の予測需要度に加えて高需要地点P1~P7の位置を地図M上に重畳表示させる。これにより、情報提供装置は、空車の状態で所謂流し走行を行っているタクシーの運転者に対して、ある程度の確率で顧客が乗車してくれそうなエリアの情報を提供することはできる。
ただし、タクシーの運転者は、図1(a)に示す地図M中の予測需要度が高く、高需要地点P1~P7が含まれる区画のエリアを流し走行したからといって、必ずしも高い確率で顧客に乗車してもらえるとは限らない場合がある。
例えば、タクシー乗り場が含まれる区画のエリアの場合、エリア全体としての予測需要度が高くても、その予測需要度は、タクシー乗り場での乗車実績の影響を大きく受けている場合がある。
かかる場合、タクシー乗り場で待機しているタクシーは高い確率で乗車してもらえるかもしれないが、タクシー乗り場の外を走行しているタクシーは乗車してもらえる確率が低くなることがある。
このため、情報提供装置は、図1(a)に示すような地図M中に区画毎の予測需要度と高需要地点の位置とを重畳表示させるだけでは、必ずしもエリア毎に信頼性の高いタクシーの予測需要度を提供できているとは言えない。
そこで、情報提供装置は、ユーザ(ここでは、タクシーの運転者)による所定の操作を受け付けた場合に、高需要地点を含む所定領域(以下、「高需要領域」と記載する)の予測需要度と、区画内で高需要領域を除く領域の予測需要度とを地図M上に表示させる。
例えば、情報提供装置は、図1(a)に示すように、地図M中のあるエリアM1に含まれている高需要地点P1の位置がユーザによって指先Fで1回タップ(第1操作の一例)されると、エリアM1の表示を図1(b)に示す表示に切替える。なお、図1(b)には、指先Fによってタップされた高需要地点P1を含むエリアM1だけを選択的に示している。
情報提供装置は、図1(b)に示すように、高需要地点P1の周り(例えば、数100m四方)を囲む高需要領域M1aを矩形の枠で囲み、枠内に高需要領域M1aにおける予測需要度(ここでは、10)を表示させる。そして、情報提供装置は、エリアM1における高需要領域M1aを除く領域M1bに、その領域の予測需要度(ここでは、10)を表示させる。
このように、情報提供装置は、エリアM1内のどの地点でも予測需要度が20(図1(a)参照)という訳ではなく、高需要領域M1aの予測需要度が10、それ以外の領域の予測需要度が10であるという情報をユーザへ提供する。
つまり、情報提供装置は、エリアM1全体の予測需要度から高需要領域M1aでのタクシーの乗車実績に基づく予測需要度を減算して、エリアM1における高需要領域M1aを除く領域の純粋な予測需要度をユーザへ提供する。これにより、情報提供装置は、エリア毎に信頼性の高いタクシーの予測需要度を提供することができる。
次に、図2を参照し、実施形態に係る情報提供装置1を含む情報提供システム100の構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る情報提供システム100の構成の一例を示す説明図である。
図2に示すように、情報提供システム100は、例えば、インターネット等の通信ネットワークNを介して通信可能に接続される需要度予測装置101と、配車センタ装置102と、情報提供装置1とを含む。
需要度予測装置101は、配車センタ装置102から複数台のタクシーの乗車実績情報を収集する。乗車実績情報は、各タクシーが顧客を乗車させた位置情報を含む。需要度予測装置101は、配車センタ装置102から収集した乗車実績情報に基づいて地図上の各地点におけるタクシーの予測需要度を算出する。
情報提供装置1は、前述したように、タクシーに搭載され、タッチパネルディスプレイ4に接続される。情報提供装置1は、制御部2と記憶部3とを備える。記憶部3は、例えば、データフラッシュ等の情報記憶デバイスであり、予測需要度情報31と地図情報32とを記憶する。
制御部2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。制御部2は、CPUがROMに記憶されたプログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することにより機能する取得部21と、表示制御部22と、受付部23とを備える。
なお、制御部2が備える取得部21、表示制御部22、および受付部23は、一部または全部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成されてもよい。
制御部2が備える取得部21、表示制御部22、および受付部23は、それぞれ以下に説明する情報処理の作用を実現または実行する。なお、制御部2の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
取得部21は、需要度予測装置101から地図中の各地点におけるタクシーの予測需要度と、タクシーの需要度が高いことが既知である高需要地点の位置とを取得し、予測需要度情報31として記憶部3に記憶させる。
表示制御部22は、記憶部3から予測需要度情報31および地図情報32を読出し、地図をメッシュ状に区画した区画毎の予測需要度および高需要地点の位置をタッチパネルディスプレイ4によって表示させる。
受付部23は、タッチパネルディスプレイ4からユーザによるタッチ操作が行われた画面上の位置、およびタッチ操作の種類を示す情報の入力を受け付ける。受付部23は、タッチパネルディスプレイ4から入力される情報を表示制御部22へ出力する。
表示制御部22は、受付部23から入力される情報に基づいて、高需要地点が1回タップされる第1操作が行われたか否かを判定する。そして、表示制御部22は、第1操作が行われたと判定した場合に、タップされた高需要地点を含む高需要領域の予測需要度と、その高需要領域を含む区画のエリアにおける高需要領域を除く領域の予測需要度とを地図上に表示させる。
また、表示制御部22は、受付部23から入力される情報に基づいて、第1操作とは異なり、例えば、高需要地点が2回タップされる第2操作が行われたか否かを判定する。そして、表示制御部22は、第2操作が行われたと判定した場合に、タップされた高需要地点を中心とする高需要領域、およびその高需要領域を囲む複数の各領域の予測需要度を地図上に表示させる。
次に、ユーザによって上記した第1操作や第2操作が行われる場合に、表示制御部22が表示させる予測需要度の表示態様の一例について図3A~図4を参照して説明する。図3Aおよび図3Bは、実施形態に係る第1操作が行われる場合の表示態様の一例を示す説明図である。
図4は、実施形態に係る第2操作が行われる場合の表示態様の一例を示す説明図である。なお、図3A、図3B、および図4では、表示される予測需要度の視認性を考慮して区画内の地図の図示を省略している。
図3Aの左図に示すように、ユーザは、予測需要度が35と比較的高いエリアM10のより詳細な予測需要度を知りたい場合、エリアM10内に存在する高需要地点P10の位置を指先Fで1回タップする。
かかる操作が行われる場合に、表示制御部22は、図3Aの右図に示すように、エリアM10における高需要地点P10の周り(例えば、数100m四方)を囲む高需要領域M10aと、高需要領域M10aを除く領域M10bとの予測需要度を個別に表示させる。
図3Aに示す例では、35というエリアM11全体の予測需要度の内訳は、高需要領域M10aの予測需要度が30、高需要領域M10aを除く領域M10bの予測需要度が5となっている。
これにより、情報提供装置1は、エリアM11の35という比較的高い予測需要度が高需要地点P10の需要度にかなり依存していることをユーザへ知らせることができる。したがって、ユーザは、エリアM10を流し走行することを避け、顧客に乗車してもらえそうな他のエリアを探すことができる。
その後、ユーザは、図3Bの左図に示すように、予測需要度が30と比較的高い別のエリアM11のより詳細な予測需要度を知りたい場合、エリアM11内に存在する高需要地点P11の位置を指先Fで1回タップする。
かかる操作が行われる場合に、表示制御部22は、図3Bの右図に示すように、エリアM11における高需要地点P11の周り(例えば、数100m四方)を囲む高需要領域M11aと、高需要領域M11aを除く領域M11bとの予測需要度を個別に表示させる。
図3Bに示す例では、30というエリアM11全体の予測需要度の内訳は、高需要領域M11aの予測需要度が10、高需要領域M11aを除く領域M11bの予測需要度が20となっている。
これにより、情報提供装置1は、エリアM11の30という比較的高い予測需要度が高需要地点P11の需要度にそれほど依存していないことをユーザへ知らせることができる。したがって、ユーザは、エリアM11を流し走行することによって、比較的高い確率で顧客に乗車してもらえることができる。
また、例えば、図4(a)に示すように、ユーザは、40という高い予測需要度となっている高需要領域M12aに停車していて乗客がいない場合、高需要地点P12の位置を指先Fによって2回タップする。
かかる操作が行われる場合、表示制御部22は、図4(b)に示すように、高需要地点P12を中心とする高需要領域M12aの予測需要度と、高需要領域M12aを囲む複数(ここでは、4つ)の各周辺領域M12b,M12c,M12d,M12eの予測需要度とを地図上に表示させる。
このとき、図4(b)に示す例では、高需要地点P12の右上の周辺領域M12bおよび右下の周辺領域M12cの予測需要度は、領域中央に括弧書きで示すように11となっている。
また、高需要地点P12の左上の周辺領域M12dの予測需要度は、領域中央に括弧書きで示すように13となっている。また、高需要地点P12の左下の周辺領域M12eの予測需要度は、領域中央に括弧書きで示すように25となっている。
このように、各周辺領域M12b,M12c,M12d,M12eのうち、左下の周辺領域M12eの予測需要度が他の周辺領域M12b,M12c,M12dの予測需要度の2倍程度となっている。そして、左下の周辺領域M12e以外の周辺領域M12b,M12c,M12dは、3つともほぼ同等の予測需要度となっている。
ただし、4つの周辺領域M12b,M12c,M12d,M12eの各予測需要度は、それぞれ高需要領域M12aの予測需要度込みの値であり、十分に信頼性があるとは言えない。
そこで、表示制御部22は、各周辺領域M12b,M12c,M12d,M12eの予測需要度から高需要地点P12の影響を排除した予測需要度を各周辺領域M12b,M12c,M12d,M12eの領域内に表示する。
ここでは、表示制御部22は、高需要領域M12aうち、各周辺領域M12b,M12c,M12d,M12eに含まれている部分の予測需要度である10を各周辺領域M12b,M12c,M12d,M12eの予測需要度から差し引いた値を表示させる。
これにより、高需要地点P12の右上の周辺領域M12bの予測需要度は、領域の右上に示すように1となる。また、高需要地点P12の右下の周辺領域M12cの予測需要度は、領域の右下に示すように1となる。
また、高需要地点P12の左上の周辺領域M12dの予測需要度は、領域の左上に示すように3となる。また、高需要地点P12の左下の周辺領域M12eの予測需要度は、領域の左下に示すように15となる。
つまり、実際には、左下の周辺領域M12eの純粋な予測需要度は、左上の周辺領域M12dの予測需要度に対して5倍も高く、右上の周辺領域M12bおよび右下の周辺領域M12cに対しては15倍も高い。
これにより、情報提供装置1は、地図において高需要地点P12の左下に位置する周辺領域M12eが実際には他の周辺領域M12b,M12c,M12dよりも非常に予測需要度が高いことをユーザへ知らせることができる。
したがって、ユーザは、現在停車している高需要地点P12から地図において高需要地点P12の左下に位置する周辺領域M12eへ向かうことによって、比較的高い確率で顧客に乗車してもらえることができる。このように、情報提供装置1は、ユーザにとって有用なエリア毎に信頼性の高いタクシーの予測需要度をユーザに提供することができる。
次に、図5を参照し、実施形態に係る情報提供装置1の制御部2が実行する処理の一例について説明する。図5は、実施形態に係る情報提供装置1の制御部2が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
制御部2は、情報提供装置1に電源が投入されている期間、図5に示す処理を繰り返し実行する。具体的には、図5に示すように、制御部2は、情報提供装置1に電源が投入されると、まず、最新の予測需要度があるか否かを判定する(ステップS101)。
このとき、制御部2は、需要度予測装置101に対して新たな予測需要度を算出したか否かを確認して、最新の予測需要度があるか否かを判定する。そして、制御部2は、最新の予測需要度がないと判定した場合(ステップS101,No)、処理をステップS104へ移す。
また、制御部2は、最新の予測需要度があると判定した場合、最新の予測需要度を需要度予測装置101から取得し(ステップS102)、取得した最新の予測需要度に基づく予測需要度情報31を記憶部3に記憶させる(ステップS103)。
続いて、制御部2は、高需要地点と地図をメッシュ状に区画した各区画の予測需要度とを地図に重畳させて表示させる(ステップS104)。その後、制御部2は、第1操作があったか否かを判定する(ステップS105)。
そして、制御部2は、第1操作なしと判定した場合(ステップS105,No)、処理をステップS107へ移す。また、制御部2は、第1操作ありと判定した場合(ステップS105,Yes)、区画内の高需要領域および高需要領域を除く領域の予測需要度を個別表示する(ステップS106)。
続いて、制御部2は、第2操作があったか否かを判定する(ステップS107)。そして、制御部2は、第2操作なしと判定した場合(ステップS107,No)、処理を終了し、再度、ステップS101から処理を開始する。
また、制御部2は、第2操作ありと判定した場合(ステップS107,Yes)、高需要領域および高需要領域を囲む複数の周辺領域の予測需要度を個別表示し(ステップS108)、処理を終了する。その後、制御部2は、再度ステップS101から処理を開始する。
なお、上述した実施形態は、一例であり種々の変形が可能である。次に、図6および図7を参照し、実施形態に係る予測需要度の表示態様の変形例について説明する。図6は、実施形態に係る予測需要度の表示態様の変形例1を示す説明図である。図7は、実施形態に係る予測需要度の表示態様の変形例2を示す説明図である。
図6に示すように、情報提供装置1は、例えば、図4(a)に示した高需要地点がユーザの指先Fによって2回タップされる場合、高需要領域M12aの予測需要度を非表示とすることもできる。
そして、情報提供装置1は、高需要領域M12aを中心とする4つの周辺領域M12b,M12c,M12d,M12eの各中央領域に、高需要領域M12aの含まれる部分における予測需要度を減算した予測需要度を表示させる。これにより、情報提供装置1は、各周辺領域M12b,M12c,M12d,M12eの予測需要度の視認性を向上させることができる。
また、上述した実施形態では、高需要地点を含む高需要領域を矩形で表す場合を例に挙げたが、情報提供装置1は、高需要地点に存在する施設の平面視形状に応じて高需要領域を設定することもできる。
例えば、図7に示すように、情報提供装置1は、例えば、ユーザの指先Fによって2回タップされる高需要地点が駅である場合、高需要領域M13aの形状を駅の平面視形状と同様の形状に設定する。
そして、情報提供装置1は、高需要領域M13aを中心とする4つの周辺領域M13b,M13c,M13d,M13eの各中央領域に、高需要領域M13aの含まれる部分における予測需要度を減算した予測需要度を表示させる。
これにより、情報提供装置1は、表示させる駅の平面視形状から駅に対する各周辺領域M13b,M13c,M13d,M13eの方角を直感的にユーザにイメージさせることができる。
また、上述した情報提供システム100では、各タクシーに情報提供装置1が搭載される場合について説明したが、情報提供装置1が備える制御部2および記憶部3の機能を備えるサーバ装置から各タクシーへ予測需要度を送信して表示させてもよい。
次に、図7を参照し、かかるサーバ装置を含む情報提供システムについて説明する。図8は、実施形態の変形例に係る情報提供システム100aの構成の一例を示す説明図である。なお、ここでは、図7に示す構成要素のうち、図2に示す構成要素と同一の構成要素については、図2に示す符号と同一の符号を付することにより、重複する説明を省略する。
図8に示すように、情報提供システム100aは、通信ネットワークNを介して通信可能に接続される需要度予測装置101と、配車センタ装置102と、サーバ装置10と、複数台のタクシーTx1~Txn(nは、2以上の自然数)とを含む。なお、以下では、複数台のタクシーTx1~Txnのうち、任意の一台を指す場合には、タクシーTxと記載する。
需要度予測装置101および配車センタ装置102は、図2に示す装置と同一の装置である。サーバ装置10は、制御部2aが備える表示制御部22aおよび受付部23aの動作だけが図2に示す情報提供装置1と異なる。
表示制御部22aは、通信ネットワークNを介して、各タクシーTx1~Txnへ各タクシーTx1~Txnの走行地点を中心とする所定地域の地図と、地図をメッシュ状に区画した区画毎のタクシーの予測需要度と、高需要地点とを送信する。
各タクシーTx1~Txnは、サーバ装置10から受信する地図と、地図をメッシュ状に区画した区画毎のタクシーの予測需要度と、高需要地点とを車両に搭載されたタッチパネルディスプレイに表示させる。
受付部23aは、タクシーTxからユーザによるタッチ操作が行われた画面上の位置、およびタッチ操作の種類を示す情報を受信する。受付部23aは、タクシーTxから受信する情報を表示制御部22へ出力する。
表示制御部22aは、受付部23aから入力される情報に基づいて、高需要地点が1回タップされる第1操作が行われたか否かを判定する。そして、表示制御部22aは、第1操作が行われたと判定した場合に、タップされた高需要地点を含む高需要領域の予測需要度と、その高需要領域を含む区画のエリアにおける高需要領域を除く領域の予測需要度とをタクシーTxへ送信して地図上に表示させる。
また、表示制御部22aは、受付部23aから入力される情報に基づいて、高需要地点が2回タップされる第2操作が行われたか否かを判定する。そして、表示制御部22aは、第2操作が行われたと判定した場合に、タップされた高需要地点を中心とする高需要領域、およびその高需要領域を囲む複数の各領域の予測需要度をタクシーTへ送信して地図上に表示させる。
これにより、サーバ装置10は、上述した情報提供装置1と同様に、地図をメッシュ状に区画したエリア毎に信頼性の高いタクシーの予測需要度を提供することができる。また、情報提供システム100aによれば、各タクシーTxの運転者へ信頼性の高い予測需要度を提供するために、各タクシーTxに図2に示した情報提供装置1を搭載する必要がないので、システム全体としてのコストを低く抑えることができる。
なお、上述した実施形態では、ユーザによって高需要地点が1回タップされる場合に、タップされた高需要地点が含まれるメッシュ状に区画されたエリアの表示だけを、例えば、図3Aおよび図3Bの右図に示す表示態様に切替えたが、これは一例である。
情報提供装置1およびサーバ装置10は、第3操作を受け付けるスイッチによって第3操作が受け付けられた場合に、全高需要地点について、一括して高需要領域の予測需要度と、高需要度領域を除く領域の予測需要度とを表示させてもよい。
また、情報提供装置1およびサーバ装置10は、第4操作を受け付けるスイッチによって第4操作が受け付けられた場合に、全高需要地点について、一括して高需要領域の予測需要度と、高需要領域を囲む複数の周辺領域の予測需要度とを表示させてもよい。これにより、情報提供装置1およびサーバ装置10は、ユーザに高需要地点を個別にタップさせる必要がなくなるため、操作性を向上させることができる。
また、情報提供装置1およびサーバ装置10は、高需要地点ではなく自車両の位置がタップされた場合に、自車両の位置を囲む複数の周辺領域の予測需要度を表示させる構成であってもよい。
これにより、情報提供装置1およびサーバ装置10は、任意の位置にタクシーを停車させているユーザに対して、自車両の停車位置に対してどの方向のエリアが予測需要度の高いエリアかを通知することができる。
また、上述した実施形態では、ユーザによる第1~第4操作が行われるまでメッシュ状に区画した区画毎の予測需要度を表示させたが、必ずしも第1~第4操作が行われるまで区画毎の予測需要度を表示させておかなくてもよい。
情報提供装置1およびサーバ装置10は、例えば、ユーザによる第1~第4操作が行われるまで地図および高需要地点だけを表示させておき、第1~第4操作が行われた場合に、上述した第1~第4操作に応じた表示に切替えることもできる。これにより、情報提供装置1およびサーバ装置10は、予測需要度の表示が不要な場合に、地図の視認性を向上させることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 情報提供装置
2,2a 制御部
21 取得部
22,22a 表示制御部
23,23a 受付部
3 記憶部
31 予測需要度情報
32 地図情報
4 タッチパネルディスプレイ
100,100a 情報提供システム
101 需要度予測装置
102 配車センタ装置
10 サーバ装置
Tx,Tx1~Txn タクシー

Claims (5)

  1. 各地点におけるタクシーの予測需要度と、タクシーの需要度が高いことが既知の地点である高需要地点の位置とを取得する取得部と、
    地図をメッシュ状に区画した区画毎の前記予測需要度および前記高需要地点の位置を前記地図上に表示させる表示制御部と、
    ユーザによる所定の操作を受け付ける受付部と
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記受付部によって前記所定の操作が受け付けられた場合に、前記高需要地点を含む所定領域の前記予測需要度と、前記高需要地点を含む前記区画における前記所定領域を除く領域の前記予測需要度とを前記地図上に表示させる
    ことを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記表示制御部は、
    前記受付部によってユーザによる前記所定の操作とは異なる所定の操作が受け付けられた場合に、前記高需要地点を中心とする前記所定領域の前記予測需要度と、当該所定領域を囲む複数の各領域の前記予測需要度とを前記地図上に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記高需要地点に存在する施設の平面視形状に応じて前記所定領域の形状を設定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 各地点におけるタクシーの予測需要度と、タクシーの需要度が高いことが既知の地点である高需要地点の位置とを取得する取得部と、
    地図をメッシュ状に区画した区画毎の前記予測需要度および前記高需要地点の位置をタクシーへ送信して当該タクシーで表示中の前記地図上に表示させる表示制御部と、
    タクシーから所定の操作を受け付ける受付部と
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記受付部によって前記所定の操作が受け付けられた場合に、前記高需要地点を含む所定領域の前記予測需要度と、前記高需要地点を含む前記区画における前記所定領域を除く領域の前記予測需要度とをタクシーへ送信して当該タクシーで表示中の前記地図上に表示させる
    ことを特徴とするサーバ装置。
  5. コンピュータが
    収集した乗車実績情報に基づいて地図上の各地点におけるタクシーの予測需要度を算出する需要度予測装置から各地点におけるタクシーの予測需要度と、タクシーの需要度が高いことが既知の地点である高需要地点の位置とを取得
    地図をメッシュ状に区画した区画毎の前記予測需要度および前記高需要地点の位置をディスプレイに表示させる前記地図上に表示させ、
    ユーザによる所定の操作を受け付けた場合に、前記高需要地点を含む所定領域の前記予測需要度と、前記高需要地点を含む前記区画における前記所定領域を除く領域の前記予測需要度とを前記地図上に表示させる
    ことを特徴とする情報提供方法。
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