JP2001195101A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JP2001195101A
JP2001195101A JP2000004287A JP2000004287A JP2001195101A JP 2001195101 A JP2001195101 A JP 2001195101A JP 2000004287 A JP2000004287 A JP 2000004287A JP 2000004287 A JP2000004287 A JP 2000004287A JP 2001195101 A JP2001195101 A JP 2001195101A
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Takafumi Ishibashi
崇文 石橋
Akihiro Kitagawa
晃博 北川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶手段21に記憶した記憶値により、複数
の動作パターンの切り替えを行うことにより、小さな実
装面積で数多くの動作の切り替えの行える電気機器を提
供することを目的とする。 【解決手段】 電動送風機2を制御する制御手段20
と、電動送風機2の動作を決定する値を記憶する記憶手
段21を有し、制御手段20は、予め電動送風機2の制
御パターンを複数有し、記憶手段21の記憶した値によ
り制御パターンの中から制御を決定し、記憶手段21の
記憶値を変更するだけで制御パターンの変更を行うこと
ができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機、空気
清浄器、厨芥処理機等の電気機器の制御に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の電気機器の一例として、電気掃除
機について図12を用いて説明する。
【0003】図12に示すように、掃除機本体(以下、
本体という)1は塵埃を吸引するための電動送風機2を
内蔵しており、電動送風機2の吸引側すなわち前方には
塵埃を収納する集塵室3を設けている。本体1の前部に
は集塵室3と連通する吸い込み口4を設け、この吸い込
み口4には、一端側に手元操作部5を有するホース6の
他端側を接続し、ホース6の先、すなわち手元操作部5
側には延長管7及び吸い込み具8を接続し、床面の塵埃
をかき上げる回転ブラシ13を有する吸い込み具8、延
長管7、ホース6、吸い込み口4、集塵室3で通気路9
を形成している。
【0004】また、近年の集塵室3内の塵埃の蓄積を報
知するインジケータの電子化に伴ない、本体にLED等
で構成するゴミ捨てサイン10を設けているものもあ
る。
【0005】図13に従来の電気掃除機の制御のブロッ
ク図を示すが、11は手元操作部5からの信号を受けて
電動送風機2やゴミ捨てサイン10等の負荷を制御する
制御手段であり、近年ではマイクロコピューター11a
を用いて構成しているものが主流である。
【0006】また、12は、風量検出の手段の1つとし
て、電動送風機2に流れる電流を検出する電流検出手段
である。
【0007】上記構成において、手元操作部5を操作す
ると制御手段11が制御して電動送風機2が動作し、塵
埃は吸い込み具8より通気路9を通過して集塵室3に集
積される。また、手元操作部5の操作により、運転ポジ
ションを切り替え、電動送風機2の供給電力(吸い込み
力)を可変することもできる。
【0008】電動送風機2の負荷特性上、通気路9を流
れる風量が小さくなると、電動送風機2の真空圧が上昇
し負荷が軽くなるため、電動送風機2に流れる電流は小
さくなり、風量が大きくなると、逆に電流が大きくな
る。制御手段11は、電流検出手段12の検出する電流
値により、集塵室3内の塵埃の蓄積による風量の低下を
検出し、塵埃の蓄積による風量の低下が所定レベルにな
ると、ゴミ捨てサイン10の表示を行い、集塵室3内の
蓄積した塵埃の除去を促す。
【0009】また、制御手段11は、電流検出手段12
の検出する電流値により、吸い込み力が最大となる風量
付近で位相制御量により電動送風機2への供給電力を最
大にしたり、電動送風機2の冷却能力を下回る風量に対
応する所定レベル以下になると、電動送風機2への供給
電力を小さくし、入力ダウンさせるものや、温度センサ
ーを有して温度異常を検出し、電動送風機2を停止させ
る等の制御を行うものもある。
【0010】従来、制御手段11による負荷の制御と本
体1との機構的なマッチングを微調整するためや、シリ
ーズ展開における異なった動作を11aのマイクロコン
ピューターで行うために、図14に示すように制御手段
11のマイクロコンピューター11aのポートに抵抗1
4を接続できるよう配慮し、ポートのハイレベルまたは
ロウレベルにより、予めROMに設定した電動送風機2
の電力やゴミ捨てサイン10の表示動作点等のパラメー
ターや、動作そのものを切り替えられるようしている。
【0011】また、上記のように近年マイクロコンピュ
ーター11aを用いて電動送風機2の吸い込み力を高出
力制御するものにあっては、電動送風機2の特性の個体
のバラツキを抑えるため、一品づつ調整して、調整値を
不揮発性メモリ等に記憶しておくものもある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成では、電気機器として必要とする仕様に対して
必要最低限の機能を有するマイクロコンピューターでは
動作の切り替えに使用できるポートの数に制限が有り、
また、動作の切り替えに使用できるポートの数を増やそ
うとすると、ポートの数の多い、パッケージサイズの大
きなマイクロコンピューターが必要であり、動作の切り
替えの数に必要な実装面積が大きくなるという課題を有
していた。
【0013】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、小さな実装面積で数多くの動作の切り替えの行える
電気機器を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、少なくとも1つ以上の負荷と、前記負荷を
制御する制御手段と、前記負荷の動作を決定する値を記
憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、予め前記負荷
の制御パターンを複数有し、前記記憶手段の記憶した値
により前記制御パターンの中から制御を決定するように
したので、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶した値
を読み込み、予め有していた複数の制御パターンのう
ち、読み込んだ記憶値に対応した制御パターンを選択・
決定して前記負荷を制御し、前記記憶手段の記憶値によ
り、前記記憶手段の記憶容量の範囲内で数多くの動作の
切り替えを行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
少なくとも1つ以上の負荷と、前記負荷を制御する制御
手段と、前記負荷の動作を決定する値を記憶する記憶手
段を有し、前記制御手段は、予め前記負荷の制御パター
ンを複数有し、前記記憶手段の記憶した値により前記制
御パターンの中から制御を決定する形態としたので、前
記記憶手段の記憶値の変更により制御動作の切り替えを
行え、前記記憶手段の必要とする実装面積のみで、非常
に多くの動作の切り替えを行うことができる。
【0016】本発明の請求項2記載の発明は、記憶手段
は2進数で記憶し、制御手段は前記記憶手段の記憶した
値をビット単位で判断して負荷の動作を決定する形態と
したので、1バイトの記憶値に対して8種類の制御パタ
ーンの切り替えを行うことができ、前記記憶手段の記憶
容量に対して設定できる制御パターンの種類の数を多く
することができる。
【0017】本発明の請求項3記載の発明は、記憶手段
は、同一情報を複数のビットに記憶し、制御手段は、前
記記憶手段から入力された記憶値が正常であるかどうか
を判断する形態としたので、前記記憶手段から前記制御
手段に記憶値が正常に読み込まれたかどうかみのチェッ
クを行え、制御パターンの切り替えの信頼性を向上する
ことができる。
【0018】本発明の請求項4記載の発明は、負荷とし
て、電動送風機、表示素子、床用吸込み具の回転ブラシ
の少なくともいずれか1つを有する請求項1〜3のいず
れか1項記載の電気掃除機としたので、使い勝手の良い
電気掃除機を提供することができる。
【0019】本発明の請求項5記載の発明は、負荷とし
て、電動送風機、表示素子の少なくともいずれか1つを
有する請求項1〜3のいずれか1項記載の空気清浄器と
したので、使い勝手の良い空気清浄器を提供することが
できる。
【0020】本発明の請求項6記載の発明は、負荷とし
て、加熱乾燥用の加熱ヒータ、冷却用の冷却ファン、脱
臭用触媒の触媒ヒータ、厨芥の粉砕と乾燥促進のための
撹拌手段、加熱により厨芥から発生する水蒸気を排出す
る吸引ファンの少なくとも1つを有する請求項1〜3い
ずれか1項記載の厨芥処理機としたので、使い勝手の良
い厨芥処理機を提供することができる。
【0021】
【実施例】(実施例1)以下、電気機器として電気掃除
機について、本発明の第1の実施例を図1〜4を用いて
説明する。なお、従来例と同一部分については同一符号
を付して説明を省略する。
【0022】図1において、20は予め三つの動作仕様
を有して、記憶手段21に記憶された値により、三つの
うちの1の動作を決定し、電動送風機2を制御する制御
手段であり、マイクロコンピューターで構成されてい
る。21は制御手段20の動作を決定する値を記憶する
記憶手段であり、1アドレス毎に1バイトのデータを記
憶できる不揮発性メモリで構成されている。
【0023】上記構成による作用は以下の通りである。
【0024】制御手段20は、予めA仕様,B仕様,C
仕様の動作仕様を有している。すなわち、図3に示すよ
うに、A仕様は、電動送風機2の動作を、電流検出手段
12の検出する電流値の風量Q1までは位相制御量t1
で、風量Q2までは位相制御量t2で、風量Q3までは
位相制御量t3でというように、風量が絞られ、実際に
吸い込み具が床面に接触した状態で通気路9を通過する
風量に近づくほど位相制御量により電動送風機2への供
給電力(吸引力)を上げて、回転ブラシ13の回転数
を、風量Q2までは1000r/minで制御し、風量
Q2以下では1500r/minに上げて、実際の使用
状態に近い風量でゴミ取れ性能をアップする仕様であ
り、B仕様は、電動送風機2の動作はA仕様と同じで、
回転ブラシ13を1500r/min一定で制御する仕
様であり、C仕様は、電動送風機2の位相制御量をt5
で一定とし、回転ブラシ13を1500r/min一定
で制御する仕様である。
【0025】上記A仕様,B仕様,C仕様の3つの仕様
は数値が異なるのではなく、制御手段21の内部で処理
の流れ自体が全く異なり、仕様の変更をしようとする
と、処理の流れ、つまり分岐を変更する必要がある。
【0026】図2に動作のフローチャートを示すが、制
御手段20は、記憶手段21の所定のアドレスを指定
し、記憶手段21から所定のアドレスの1バイトデータ
を2回読み込み、1回目の読み込み値と2回目の読み込
み値を比較して読み込みが正常であるかどうか、読み込
みのチェックを行う。異なれば3回目の読み込みを行
い、3回目の読み込み値と1回目、2回目の読み込み値
との比較を行い、どちらか一方と同じであれば、その読
み込み値を記憶手段21の記憶値として採用する。
【0027】制御手段20は、読み込んだ1バイトの記
憶値のうち、図4に示すようにビット1とビット0のデ
ータ、b1とb0により、動作仕様の分岐の判定を行
う。
【0028】制御手段20は、予め、b1,b0が”0
0”であればA仕様、”01”であればB仕様、”1
0”であればC仕様という判定基準を有しており、b
1,b0のそれぞれのビットのデータの組み合わせによ
り、それぞれの仕様で動作するよう処理の分岐を行う。
【0029】近年、不揮発性メモリは、チップパッケー
ジ等の非常に小さなサイズの割に1kビットから16k
ビットの大容量のものもあり、また、不揮発性メモリの
搭載も主流になってきていることから価格も非常に安く
なってきている。上記構成により、回路基板上の非常に
小さな実装面積で、非常に多くの複数の動作仕様の切り
替えを行うことができ、動作仕様の数が多くなっても切
り替えに必要な実装面積は小さなままで良く、コストア
ップも無いという、記憶手段21の記憶値による動作仕
様の切り替えの特有の効果を得ることができる。
【0030】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図5,図6を用いて説明する。なお、上記第1
の実施例と同一部分については同一符号を付して説明を
省略する。
【0031】本実施例は、上記第1の実施例の記憶手段
21のデータの記憶の形態を変えることにより、制御手
段20が記憶手段から読み込んだ記憶値による動作仕様
の切り替えの精度を向上するようにしたもである。
【0032】上記構成による作用は以下の通りである。
【0033】図5に示すように、記憶手段21には、1
アドレスの1バイト中下位と上位の4ビットづつに分け
て、同一のビットデータを4ビットに渡って記憶させ、
制御手段20は、記憶手段21から、所定のアドレスを
00H番地とすると、00H番地から1バイトのデータ
を読み込み、まず、下位の4ビットに対して、図6のフ
ローチャートに示すように、4ビットとも同一データか
どうか比較し、同一であれば、そのデータを記憶値とし
て採用し、同一でなければ3ビット同一かどうか比較
し、同一であればそのデータを記憶値として採用し、そ
れ以外は、読み込みの異常もしくは、記憶手段21の異
常と判断して、予め制御手段20に設定しておいたデフ
ォルト値を記憶値として採用を行い、上位の4ビットに
関しても同様の処理を行う。
【0034】制御手段20は、この記憶値のビットデー
タd1,d0により、”00”であればA仕様、”0
1”であればB仕様、”10”であればC仕様という判
定基準を有しており、d1,d0のそれぞれのビットの
データの組み合わせにより、それぞれの仕様で動作する
よう処理の分岐を行うことにより、記憶手段21と読み
込みの正常・異常を判断でき、動作仕様の切り替えの精
度を向上することができる。
【0035】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
を、空気清浄器を例にして、図7,8を用いて説明す
る。
【0036】図7において、71は空気清浄器本体であ
り、72はモータであり、73は、汚染空気を吸引する
吸気口であり、74は汚染空気を除塵・脱臭するフィル
ターであり、75は清浄空気を排出する排気口でり、7
6はモータ72の回転軸に取り付けられた送風ファンで
る。
【0037】また、図8において、79は、モータ72
として、タップ切り替えにより送風ファン76の回転
数、つまり、風量を可変するタップ切り替え式モータで
あり、80は、同様にモータとしてパルス幅を可変して
入力することにより、風量を可変する、駆動回路内蔵の
インバータモーターであり、77は、モータ72(タッ
プ切り替え式モーター79、もしくは、インバーターモ
ーター80)を制御する制御手段であり、78は、制御
手段77が、タップ切り替え式モータ79を制御する処
理を行うか、インバーターモータ80の制御の処理を行
うかを切り替える値を記憶する記憶手段である。
【0038】上記構成による作用は以下の通りである。
【0039】制御手段77は、モータ72の回転数を制
御し、モータ72の回転軸に取り付けられた送風ファン
76によって発生した負圧により、前面に設けられた吸
気口73から吸入された空気は、フィルタ−74で除塵
・脱臭された後、上面の排気口75より排出される。
【0040】モータ72として、タップ切り替え式モー
タ79は、電源を供給するタップを切り替えることによ
り、回転数が可変され、可変できる段階数は、タップの
数で制限され、また、モータ巻き線仕様で回転数が決ま
ってしまうが、比較的安価であるという特徴を有してい
る。
【0041】インバータモータ80は、信号レベルでの
パルスの幅を可変する事により、回転数が可変され、制
御手段77が発生することができるパルス幅の範囲内で
無限段階の回転数が設定でき、また、一般的にこのタイ
プのモータは、回転数出力を有しており、回転数フィー
ドバック制御が行えるため、高精度な回転数制御が行
え、高トルク、大風量タイプに向いているが、駆動回路
等が必要であり、比較的高価になるという特徴を有して
いる。
【0042】制御手段77は、予め、タップ切り替え式
モータ79の制御処理を行うタップ選択手段81と、イ
ンバーターモータ80の制御処理を行うパルス制御手段
82を有しており、制御手段77は、記憶手段78から
記憶値を読み込み、記憶値が0か1により、タップ選択
手段81による処理かパルス制御手段82による処理か
のいづれかを決定し、モータ72の制御を行う。
【0043】タップ選択手段81が選択された場合は、
制御手段77は、電源を供給するタップを切り替えるこ
とにより、風量を可変できる。
【0044】パルス制御手段82が選択された場合は、
回転数信号のフィードバックにより、発生するパルス幅
を決定し、出力することにより、所望の回転数と風量を
得ることができる。
【0045】上記により、回路基板の配線を配慮してお
けば、記憶手段78の記憶値を変更するだけで、全く異
なったモータ72の制御を行うことができ、また、選択
の種類が増えても、選択に必要な実装面積はそのままで
選択を行うことができる。
【0046】(実施例4)本発明の第4の実施例につい
て、厨芥処理機を例にして図9〜11を用いて説明す
る。
【0047】図9において、91は厨芥処理機本体であ
り、92は厨芥の処理容器であり、93は厨芥を加熱し
て乾燥させる加熱ヒータであり、94は加熱ヒータ93
により加熱された空気を処理容器92内の厨芥へと送風
する乾燥ファンであり、95は処理容器92内に設けた
厨芥を撹拌するための撹拌羽根であり、96は本体91
内を冷却する冷却ファンであり、97は処理容器92内
の雰囲気温度を検出する温度センサーであり、98は処
理容器92内の空気を排出するための吸引ファンであ
り、99は処理容器92内の空気を排出する排気通路で
あり、100は厨芥の処理過程において処理容器92内
の厨芥より発生する臭気を脱臭する排気通路99上に設
けた触媒である。
【0048】101は撹拌羽根を回転駆動する駆動手段
であり、撹拌羽根95と駆動手段101で撹拌手段10
2を構成する。
【0049】103は、温度センサー97の温度情報に
より加熱ヒータ93と、乾燥ファン94、撹拌手段10
2、冷却ファン96、吸引ファン98を制御する制御手
段である。
【0050】上記構成による作用は以下の通りである。
加熱ヒータ93で加熱された空気は乾燥ファン94によ
り処理容器92へと送られる。加熱ヒータ93は温度セ
ンサー97により処理容器92内の雰囲気温度が検出さ
れ、処理容器92内の雰囲気温度が130℃(制御温
度)となるよう制御手段103で制御される。処理容器
92内の雰囲気温度を速く立ち上げるために、乾燥ファ
ン94と冷却ファン96は、運転開始後、工程におい
ては、加熱ヒータ93の温度がある程度立ち上がる所定
時間T1後、つまり工程から動作を開始するよう制御
手段103に制御される。
【0051】処理容器92内の厨芥が水分を多く含んだ
状態で粉砕を行うと、液状となった厨芥が処理容器92
に付着し、その状態で加熱を行うと、処理容器92への
厨芥のこびりつきが発生する可能性がある。
【0052】処理終了時の処理容器92への厨芥のこび
りつき等が発生しないよう、攪拌・粉砕(工程)を行
う前に、厨芥の表面の水分をある程度除去しておくため
に、運転開始後処理容器92内の雰囲気温度が立ち上が
って制御温度に到達した後、工程において、所定時間
T2経過してから、工程において、攪拌手段102の
動作を開始する。厨芥を撹拌・粉砕する事により、効率
よく厨芥の水分を蒸発させることができる。厨芥より発
生した水蒸気は処理容器92内から排気通路99へと排
出され、触媒100を通過して脱臭されて、厨芥処理機
本体91の外へ排出される。
【0053】上記において、工程、工程の制御温度
が、変わったり、吸引ファン98による排気風量が変わ
ると、処理容器92への厨芥のこびりつきの条件等も変
わり、工程の所定時間T2が不要になる可能性もあ
る。
【0054】制御手段103は、予め、工程の制御を、
工程→→→と処理を行う分岐と、工程→→
と処理を行う分岐を有しており、記憶手段104の記
憶値により、分岐を設定することにより、負荷条件の変
更に対して記憶手段104の記憶値を変更するだけで、
その条件で最適な制御へ変更することができ、また、選
択の種類が増えても、選択に必要な実装面積はそのまま
で選択を行うことができる。
【0055】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によると、
少なくとも1つ以上の負荷と、前記負荷を制御する制御
手段と、前記負荷の動作を決定する値を記憶する記憶手
段を有し、前記制御手段は、予め前記負荷の制御パター
ンを複数有し、前記記憶手段の記憶した値により前記制
御パターンの中から制御を決定する構成を設けたので、
前記記憶手段の記憶値の変更により、複雑な制御動作の
切り替えを行え、前記記憶手段の必要とする実装面積の
みで、非常に多くの動作の切り替えを行うことができ
る。
【0056】本発明の請求項2記載の発明によると、記
憶手段は2進数で記憶し、制御手段は前記記憶手段の記
憶した値をビット単位で判断して負荷の動作を決定する
構成を設けたので、前記記憶手段の記憶容量に対して設
定できる制御動作の種類の数を多くすることができる。
【0057】本発明の請求項3記載の発明によると、記
憶手段は、同一情報を複数のビットに記憶し、制御手段
は、前記記憶手段から入力された記憶値が正常であるか
どうかを判断する構成を設けたので、前記記憶手段から
前記制御手段に記憶値が正常に読み込まれたかどうかみ
のチェックを行え、制御動作の切り替えの信頼性を向上
することができる。
【0058】本発明の請求項4記載の発明によると、電
気掃除機において、負荷として、電動送風機、表示素
子、床用吸込み具の回転ブラシの少なくともいずれか1
つを有する構成を設けたので、前記記憶手段の記憶値の
変更により、前記電動送風機、前記表示素子、前記床用
吸込み具の回転ブラシの少なくともいずれか1つの動作
パターンの切り替えを行え、前記記憶手段の必要とする
実装面積のみで、非常に多くの動作の切り替えを行うこ
とができる。
【0059】本発明の請求項5記載の発明によると、空
気清浄器において、負荷として、電動送風機、表示素子
の少なくともいずれか1つを有する構成を設けたので、
前記記憶手段の記憶値の変更により、電動送風機、表示
素子の少なくともいずれか1つの制御パターンの切り替
えを行え、前記記憶手段の必要とする実装面積のみで、
非常に多くの動作の切り替えを行うことができる。
【0060】本発明の請求項6記載の発明によると、厨
芥処理機において、負荷として、加熱乾燥用の加熱ヒー
タ、冷却用の冷却ファン、脱臭用触媒の触媒ヒータ、厨
芥の粉砕と乾燥促進のための撹拌手段、加熱により厨芥
から発生する水蒸気を排出する吸引ファンの少なくとも
1つを有する構成を設けたので、前記記憶手段の記憶値
の変更により、前記加熱ヒータ、前記冷却ファン、前記
触媒ヒータ、前記撹拌手段、前記吸引ファンの少なくと
も1つの動作パターンの切り替えを行え、前記記憶手段
の必要とする実装面積のみで、非常に多くの動作の切り
替えを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の制御
ブロック図
【図2】同電気掃除機の制御のフローチャート
【図3】同電気掃除機の負荷動作特性図
【図4】同電気掃除機の記憶データ形態の説明図
【図5】本発明の第2の実施例を示す電気掃除機の記憶
データ形態の説明図
【図6】同電気掃除機の記憶値読み込みチェックのフロ
ーチャート
【図7】本発明の第3実施例を示す空気清浄器の構成図
【図8】同空気清浄器の制御ブロック図
【図9】本発明の第4の実施例を示す厨芥処理機の構成
【図10】同厨芥処理機の制御ブロック図
【図11】同厨芥処理機の動作説明図
【図12】従来の電気掃除機の構成図
【図13】同電気掃除機の制御ブロック図
【図14】同電気掃除機の切り替えポートの説明図
【符号の説明】
2 電動送風機 20 制御手段 21 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B057 DA04 3L061 BE02 BE03 4D004 AA03 CA04 CA42 CA48 CB32 CC09 DA02 DA06 DA08 4D058 NA02 NA03 NA04 NA05 NA08 SA01 SA20 5H004 GA34 GA35 GB09 HB01 HB14 JA04 JA23 JA29

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つ以上の負荷と、前記負荷
    を制御する制御手段と、前記負荷の動作を決定する値を
    記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、予め前記負
    荷の制御パターンを複数有し、前記記憶手段の記憶した
    値により前記制御パターンの中から制御を決定する電気
    機器。
  2. 【請求項2】 記憶手段は2進数で記憶し、制御手段は
    前記記憶手段の記憶した値をビット単位で判断して負荷
    の動作を決定する請求項1記載の電気機器。
  3. 【請求項3】 記憶手段は、同一情報を複数のビットに
    記憶し、制御手段は、前記記憶手段から入力された記憶
    値が正常であるかどうかを判断する請求項2記載の電気
    機器。
  4. 【請求項4】 負荷として、電動送風機、表示素子、床
    用吸込み具の回転ブラシの少なくともいずれか1つを有
    する請求項1〜3のいずれか1項記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 負荷として、電動送風機、表示素子の少
    なくともいずれか1つを有する請求項1〜3のいずれか
    1項記載の空気清浄器。
  6. 【請求項6】 負荷として、加熱乾燥用の加熱ヒータ、
    冷却用の冷却ファン、脱臭用触媒の触媒ヒータ、厨芥の
    粉砕と乾燥促進のための撹拌手段、加熱により厨芥から
    発生する水蒸気を排出する吸引ファンの少なくとも1つ
    を有する請求項1〜3いずれか1項記載の厨芥処理機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320456A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JP2010166996A (ja) * 2009-01-21 2010-08-05 Panasonic Corp 電気掃除機
JP2017154002A (ja) * 2017-06-14 2017-09-07 みこらった株式会社 電気掃除装置及び電気掃除装置用のプログラム

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