JP2001194149A - 角速度センサ - Google Patents

角速度センサ

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JP2001194149A
JP2001194149A JP2000001321A JP2000001321A JP2001194149A JP 2001194149 A JP2001194149 A JP 2001194149A JP 2000001321 A JP2000001321 A JP 2000001321A JP 2000001321 A JP2000001321 A JP 2000001321A JP 2001194149 A JP2001194149 A JP 2001194149A
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arm
arms
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JP2000001321A
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Akinori Kosaka
小阪  彰伯
Tatsuya Oshima
達也 大島
Hitomi Wada
ひとみ 和田
Motoyasu Hanji
元康 判治
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Kyocera Crystal Device Corp
Original Assignee
Kyocera Crystal Device Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検出感度を高くする。 【解決手段】 H型振動子素子4の腕部4−1,4−2
に細腕部4−1A,4−2Aを設ける。腕部4−1,4
−2に励振電極5−1〜5−8を形成し、腕部4−3,
4−4に検出電極6−1〜6−8を形成する。腕部4−
1,4−2をZ軸方向に屈曲振動させながら振動子素子
4をY軸の回りに回転させたときX軸方向に生ずる屈曲
振動によって腕部4−3,4−4に発生する電荷を取り
出して、Y軸の回りに作用する角速度を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コリオリの力を
利用して角速度を検出する角速度センサに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図12は振動子素子として水晶を用いた
従来の角速度センサの要部を示す図である。同図におい
て、(a)は平面図、(b)は図12(a)をA方向か
ら見た図、(c)は図12(a)をB方向から見た図で
ある。同図において、1はH型振動子素子(H型水晶
板)、2−1〜2−8は励振電極、3−1〜3−8は角
速度検出用の電極(検出電極)である。
【0003】振動子素子1は、図12(a)に示される
ようにH型形状とされ、このH型形状の第1の空間部1
−5を挾んで対向する(長手方向を略平行として対向す
る)第1の腕部1−1および第2の腕部1−2と、第2
の空間部1−6を挾んで対向する(長手方向を略平行と
して対向する)第3の腕部1−3および第4の腕部1−
4と、第1〜第4の腕部1−1〜1−4の根元部をつな
ぐ共通の基部1−7とを有し、第3の腕部1−3の表裏
および左右の面に励振電極2−1〜2−4が、第4の腕
部1−4の表裏および左右の面に励振電極2−5〜2−
8が、第1の腕部1−1の左右の面に検出電極3−1〜
3−4が、第2の腕部1−4の左右の面に検出電極3−
5〜3−8が形成されている。
【0004】ここで、腕部1−1〜1−4の長手方向を
Y軸方向、このY軸と直交し素子面(紙面)に平行な軸
をX軸、X−Y平面と直交する軸(振動子素子1の素子
面に垂直な軸)をZ軸とした場合、この角速度センサに
おいては、図12(b)に示されるように、励振電極2
−2,2−4,2−5および2−7が端子P1に共通に
接続され、励振電極2−1,2−3,2−6および2−
8が端子P2に共通に接続され、この端子P1とP2と
の間に交流電圧(励振振動信号)eが印加される。この
ため、ある時は図12(b)の腕部1−3,1−4中に
矢印で示す如く電界が発生し、次には逆方向の電界が発
生し、逆圧電効果により振動子素子1の腕部1−3およ
び1−4がX軸にそって振動し、更に腕部1−1および
1−2も連動してX軸にそって振動(屈曲振動)する事
になる。
【0005】そこで、Y軸の回りに角速度が作用する
と、すなわち振動子素子1がY軸の回りに回転すると、
コリオリの力によりZ軸方向の振動成分が生じる。この
振動成分の大きさはコリオリの力の大きさに比例してい
るので、振動子素子1の腕部1−1および1−2には圧
電効果により、角速度に比例した大きさで振動の方向に
応じた極の電荷が発生する。
【0006】これにより、図12(c)に示されるよう
に、検出電極3−1,3−4,3−6および3−7を共
通に接続した端子P3と、検出電極3−2,3−3,3
−5および3−8を共通に接続した端子P4との間に電
荷が発生し、コリオリの力に応じた電圧信号esが得ら
れる。この電圧信号esの大きさによって、すなわち振
動子素子1の腕部1−1および1−2のZ軸方向に生ず
る屈曲振動の振幅の大きさによって、Y軸の回りに作用
する角速度を知ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の角速度センサで
は、上述したように、腕部1−3および1−4をX軸方
向に屈曲振動させながら振動子素子1をY軸の回りに回
転させたときZ軸方向に生ずる屈曲振動によって腕部1
−1および1−2に発生する電荷を取り出して、Y軸の
回りに作用する角速度を検出するようにしている。しか
しながら、振動子素子1においてZ軸方向の屈曲振動に
より発生する電荷量は非常に微弱であり、検出感度が悪
いという問題があった。
【0008】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、検出感度の
高い角速度センサを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、振動子素子をZ軸方向へ強制的に屈
曲振動(励振)させながらY軸の回りに回転させたとき
X軸方向に生ずる屈曲振動の振幅の大きさを検出し、こ
の検出した屈曲振動の大きさに基づいてY軸の回りに作
用する角速度を検出するようにしたものである。この発
明によれば、励振電極に交流電圧を印加すると、振動子
素子がZ軸方向へ屈曲振動する。この状態で、Y軸の回
りに角速度が作用すると、すなわち振動子素子がY軸の
回りに回転すると、振動子素子は、コリオリの力がZ軸
と直交するX軸方向に働き、その結果X軸方向(発生電
荷量が多い方向)に屈曲振動する。そして、このX軸方
向の屈曲振動の振幅の大きさが検出され、この検出され
た振幅の大きさに基づいてY軸の回りに作用する角速度
が検出される。なお、X軸方向の屈曲振動の振幅の大き
さを検出する方法として、後述する実施の形態では、屈
曲振動によって発生する電荷を取り出して圧電的に検出
する方法を採用しているが、X軸方向屈曲振動は等量の
コリオリ力で生じる振幅も大きいため、容量検出法(素
子−外部電極間の容量変化を検出する)を用いても大き
な容量変化となり、感度上昇の効果がある。
【0010】振動子素子としてH型振動子素子を用いる
場合、励振電極に交流電圧を印加して第1および第2の
腕部をZ軸方向へ屈曲振動させる。この場合、第1およ
び第2の腕部をZ軸方向へ屈曲振動させながらH型振動
子素子をY軸の回りに回転させたとき第3および第4の
腕部のX軸方向に生ずる屈曲振動の大きさを検出し、こ
の検出した屈曲振動の大きさに基づいてY軸の回りに作
用する角速度を検出する。また、振動子素子としてH型
振動子素子を用いる場合、第1および第2の腕部の先端
部をX軸方向に細く形成する。また、振動子素子として
H型振動子素子を用いる場合、第1の腕部と第2の腕部
とを左右対称の位置に設け、第1の腕部および第2の腕
部の形状を左右対称とし、また、第3の腕部と第4の腕
部とを左右対称の位置に設け、第3の腕部および第4の
腕部の形状を左右対称とする。
【0011】振動子素子としてU字型振動子素子を用い
る場合、励振電極に交流電圧を印加して第1および第2
の腕部をZ軸方向へ屈曲振動させる。この場合、第1お
よび第2のの腕部をZ軸方向へ屈曲振動させながらU字
型振動子素子をY軸の回りに回転させたとき第1および
第2の腕部のX軸方向に生ずる屈曲振動の大きさを検出
し、この検出した屈曲振動の大きさに基づいてY軸の回
りに作用する角速度を検出する。また、振動子素子とし
てU字型振動子素子を用いる場合、第1および第2の腕
部の先端部をX軸方向に細く形成する。また、振動子素
子としてU字型振動子素子を用いる場合、第1の腕部と
第2の腕部とを左右対称の位置に設け、第1の腕部およ
び第2の腕部の形状を左右対称とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。 〔実施の形態1:H型〕図1はH型振動子素子を用いた
本発明に係る角速度センサの要部を示す図である。同図
において、(a)は平面図、(b)は図1(a)をA方
向から見た図、(c)は図1(a)をB方向から見た図
である。同図において、4はH型振動子素子(H型水晶
板)、5−1〜5−8は励振電極、6−1〜6−8は角
速度検出用の電極(検出電極)である。
【0013】振動子素子4は、図1(a)に示されるよ
うにH型形状とされ、このH型形状の第1の空間部4−
5を挾んで対向する(長手方向を略平行として対向す
る)第1の腕部4−1および第2の腕部4−2と、第2
の空間部4−6を挾んで対向する(長手方向を略平行と
して対向する)第3の腕部4−3および第4の腕部4−
4と、第1〜第4の腕部4−1〜4−4の根元部をつな
ぐ共通の基部4−7とを有している。
【0014】第1の腕部4−1は、基部4−7との継ぎ
部4−71から所定距離離れた位置からくびれ、X軸方
向に細く形成されている。同様に、第2の腕部4−2
も、基部4−7との継ぎ部4−72から所定距離離れた
位置からくびれ、X軸方向に細く形成されている。ま
た、第1の腕部4−1と第2の腕部4−2とは左右対称
の位置に設けられており、第1の腕部4−1および第2
の腕部4−2の形状は左右対称とされている。第3の腕
部4−3と第4の腕部4−4も左右対称の位置に設けら
れており、第3の腕部4−3および第4の腕部4−4の
形状も左右対称とされている。
【0015】第1の腕部4−1の先端部の細く形成され
た部分(細腕部)4−1Aおよび根元部の太く形成され
た部分(太腕部)4−1Bには左右の面に励振電極5−
1〜5−4が、第2の腕部4−2の先端部の細く形成さ
れた部分(細腕部)4−2Aおよび根元部の太く形成さ
れた部分(太腕部)4−2Bには左右の面に励振電極5
−5〜5−8が、第3の腕部4−3の表裏および左右の
面には検出電極6−1〜6−4が、第4の腕部4−4の
表裏および左右の面には検出電極6−5〜6−8が形成
されている。なお、図1(c)では、第1の腕部4−1
の太腕部4−1Bへの励振電極5−1〜5−4、第2の
腕部4−2の太腕部4−2Bへの励振電極5−5〜5−
8の図示は複雑となるため省略している。
【0016】この角速度センサにおいては、図1(c)
に示されるように、励振電極5−1,5−4,5−6お
よび5−7が端子P1に共通に接続され、励振電極5−
2,5−3,5−5および5−8が端子P2に共通に接
続され、この端子P1とP2との間に交流電圧(励振振
動信号)eが印加される。このため、ある時は図1
(c)の細腕部4−1A,4−2A中に矢印で示す如く
電界が発生し、次には逆方向の電界が発生し、水晶結晶
の電気軸であるX軸方向に発生する、相反する電界方向
成分により発生する逆圧電効果によりY軸方向の相反す
る伸縮作用の合成として腕部4−1および4−2がZ軸
方向に振動し、更に腕部4−3および4−4も連動して
Z軸方向に振動(屈曲振動)する。この時、腕部4−
1,4−2のZ軸方向共振周波数と腕部4−3,4−4
のZ軸方向共振周波数を必ずしも一致させる必要はな
い。
【0017】なお、この実施の形態において、腕部4−
1〜4−4の長手方向をY軸方向、このY軸と直交し素
子面(紙面)に平行な軸をX軸、X−Y平面と直交する
軸(振動子素子4の素子面に垂直な軸)をZ軸とするこ
とは従来と同様である。
【0018】ここで、Y軸の回りに角速度が作用する
と、すなわち振動子素子4がY軸の回りに回転すると、
コリオリの力によりX軸方向の振動成分が生じる。この
振動成分の大きさはコリオリの力の大きさに比例してい
るので、振動子素子4の腕部4−3および4−4には圧
電効果により、角速度に比例した大きさで振動の方向に
応じた極の電荷が発生する。
【0019】これにより、図1(b)に示されるよう
に、検出電極6−2,6−4,6−5および6−7を共
通に接続した端子P3と、検出電極6−1,6−3,6
−6および6−8を共通に接続した端子P4との間に電
荷が発生し、コリオリの力に応じた電圧信号esが得ら
れる。この電圧信号esの大きさによって、すなわち振
動子素子4の腕部4−3および4−4のX軸方向に生ず
る屈曲振動の振幅の大きさによって、Y軸の回りに作用
する角速度を知ることができる。
【0020】図2はこの励振電極5(5−1〜5−
8),検出電極6(6−1〜6−8)を含む振動子素子
4(以下、総称して振動子と呼ぶ)に付設された処理回
路の要部を示す図である。同図において、10は発振お
よび振幅調整回路、11は第1の増幅回路、12は位相
補正回路、13は同期検波回路、14は第2の増幅回路
である。この処理回路において、発振および振幅調整回
路10は、図1に示した端子P1とP2との間に励振振
動信号eを供給する。また、増幅回路11には、図1に
示した端子P3とP4との間に生じる電圧信号esが入
力される。この電圧信号esは増幅回路11において増
幅され、同期検波回路13へ与えられる。同期検波回路
13は、位相補正回路12において補正された発振およ
び振幅調整回路10からの励振振動信号eに基づいて増
幅回路11からの電圧信号esを検波し、増幅回路14
へ与える。増幅回路14は同期検波回路13からの検波
された電圧信号esを増幅する。この増幅回路14から
の増幅出力より振動子素子4のY軸の回りに作用する角
速度を検出する。
【0021】図3は図1に示した振動子100を実物に
近い形とした場合の斜視図である。同図において、図1
と対応する部分には同一符号を付している。実物では、
金,銀,銅,アルミニウムなどの導電材料を振動子素子
4に蒸着し、励振電極5(5−1〜5−8),検出電極
6(6−1〜6−8)を形成している。また、振動子素
子4の基部4−7の中央部より下方へ一体的に逆T字型
の支持部4−8を延ばし、この支持部4−8に励振電極
5(5−1〜5−8),検出電極6(6−1〜6−8)
へのリード電極を形成している。支持部4−8の基端部
4−8Aは固定する。
【0022】この角速度センサでは、上述したように、
腕部4−1および4−2をZ軸方向に屈曲振動させなが
ら振動子素子4をY軸の回りに回転させたときX軸方向
に生ずる屈曲振動によって腕部4−3および4−4に発
生する電荷を取り出して、Y軸の回りに作用する角速度
を検出するようにしている。振動子素子4において、強
制的にZ軸方向に励振させ角速度を印加した時に発生す
るX軸方向振動は屈曲振動し易く、かつ屈曲振動の変位
が大きい。このため、多くの電荷を獲得することがで
き、検出感度が上がる。
【0023】腕部4−1,4−2に細腕部4−1A,4
−2Aを設けなくても検出感度はアップする。本実施の
形態では、腕部4−1,4−2に細腕部4−1A,4−
2Aを設け、この細腕部4−1A,4−2AのX軸方向
の幅寸法W1やY軸方向の長さL1を適切な値として定
めることにより、Z軸方向への屈曲振動の変位を最大と
して、検出感度のさらなる向上を図っている。
【0024】図4に細腕部4−1A,4−2Aの幅W1
と腕部4−1,4−2の太腕部4−1B,4−2Bの幅
Wとの寸法比(W寸法比:W1/W)に対するCI値
(クリスタルインピーダンスまたは等価直列抵抗)の実
測結果を示す。この例では、W=510μmとし、測定
結果ではW1=510μm、測定結果ではW1=2
40μm、測定結果ではW1=130μmとした。図
5にW寸法比によるCI値の変化をグラフに示す。この
グラフよりW寸法比が0.25付近でCI値が最小とな
ることが分かる。CI値が小さいほど細腕部4−1A,
4−2A、すなわち腕部4−1,4−2のZ軸方向への
屈曲振動の変位は大きい。
【0025】図6に細腕部4−1A,4−2Aの長さL
1と腕部4−1,4−2の全体の長さLとの寸法比(L
寸法比:L1/L)に対するCI値の実測結果を示す。
この例では、L=5.10mmとし、測定結果ではL
1=4.85mm、測定結果ではL1=3.75m
m、測定結果ではL1=3.65mm、測定結果で
はL1=0.00mmとした。また、W寸法比として
は、0.25=130(μm)/510(μm)とし
た。図7にL寸法比によるCI値の変化をグラフに示
す。このグラフよりL寸法比が0.74付近でCI値が
最小となることが分かる。CI値が小さいほど細腕部4
−1A,4−2A、すなわち腕部4−1,4−2のZ軸
方向への屈曲振動の変位は大きい。
【0026】本実施の形態では、上述したような測定結
果から、W寸法比を0.25、L寸法比を0.74とし
ており、これによりCI値を最小とし、腕部4−1,4
−2のZ軸方向への屈曲振動の変位を最大として、検出
感度の向上を図っている。
【0027】また、本実施の形態では、腕部4−1,4
−2にL寸法比にして0.26の太腕部4−1B,4−
2Bが残されているので、腕部4−1,4−2がこの太
腕部4−1B,4−2Bの根元部からZ軸方向へ屈曲振
動し、細腕部4−1A,4−2AのW1寸法が細くて
も、強度的に強いZ軸方向への屈曲振動が得られる。ま
た、本実施の形態では、腕部4−1,4−2および4−
3,4−4は基部4−7につながる根元部からZ軸方向
へ交互に屈曲振動するので、基部4−7にかかる応力が
打ち消される。また、本実施の形態では、腕部4−1と
4−2とを左右対称の位置に設け、腕部4−1および4
−2の形状を左右対称とし、腕部4−3と4−4とを左
右対称の位置に設け、腕部4−3および4−4の形状を
左右対称としているので、Z軸方向への振動に対して他
の方向への振動漏れが少なく、精度よく角速度を検出す
ることができる。
【0028】なお、本実施の形態では、腕部4−1およ
び4−2に励振電極5(5−1〜5−8)を、腕部4−
3および4−4に検出電極6(6−1〜6−8)を設け
たが、図8に示すように、腕部4−1および4−2に検
出電極6(6−1〜6−8)を、腕部4−3および4−
4に励振電極5(5−1〜5−8)を設けるようにして
もよい。また、本実施の形態では、腕部4−1および4
−2の先端部をX軸方向に細くしたが、Z軸方向に薄く
してもよく、X軸方向に細く且つZ軸方向に薄くするな
どしてもよい。また、本実施の形態では、X軸方向の屈
曲振動の振幅の大きさを検出する方法として、屈曲振動
によって発生する電荷を取り出して圧電的に検出する方
法を採用しているが、容量検出法(素子−外部電極間の
容量変化を検出する)を採用してもよい。
【0029】〔実施の形態2:U字型〕図9はU字型振
動子素子を用いた本発明に係る角速度センサの要部を示
す図である。同図において、(a)は平面図、(b)は
図9(a)をA方向から見た図である。同図において、
7はU字型振動子素子(U字型水晶板)、8−1〜8−
4は励振電極、9−1〜9−4は角速度検出用の電極
(検出電極)である。
【0030】振動子素子7は、図9(a)に示されるよ
うにU字型形状とされ、このU字型形状の空間部7−4
を挾んで対向する(長手方向を略平行として対向する)
第1の腕部7−1および第2の腕部7−2と、第1の腕
部7−1と第2の腕部7−2の根元部をつなぐ共通の基
部7−3とを有している。
【0031】第1の腕部7−1は、基部7−3との継ぎ
部7−31から所定距離離れた位置からくびれ、X軸方
向に細く形成されている。同様に、第2の腕部7−2
も、基部7−3との継ぎ部7−32から所定距離離れた
位置からくびれ、X軸方向に細く形成されている。ま
た、第1の腕部7−1と第2の腕部7−2とは左右対称
の位置に設けられており、第1の腕部7−1および第2
の腕部7−2の形状は左右対称とされている。
【0032】第1の腕部7−1の先端部の細く形成され
た部分(細腕部)7−1Aおよび根元部の太く形成され
た部分(太腕部)7−1Bには4つの角面に励振電極8
−1〜8−4が、第2の腕部7−2の先端部の細く形成
された部分(細腕部)7−2Aおよび根元部の太く形成
された部分(太腕部)7−2Bには表裏および左右の面
に励振電極9−1〜9−4が形成されている。なお、図
9(b)では、第1の腕部7−1の太腕部7−1Bへの
励振電極8−1〜8−4、第2の腕部7−2の太腕部7
−2Bへの検出電極9−1〜9−4の図示は複雑となる
ため省略している。
【0033】この角速度センサにおいては、図9(b)
に示されるように、励振電極8−1,8−3が端子P1
に共通に接続され、励振電極8−2,8−4が端子P2
に共通に接続され、この端子P1とP2との間に交流電
圧(励振振動信号)eが印加される。このため、ある時
は図9(b)の細腕部7−1A中に矢印で示す如く電界
が発生し、次には逆方向の電界が発生し、水晶結晶の電
気軸であるX軸方向に発生する、相反する電界方向成分
により発生する逆圧電効果によりY軸方向の相反する伸
縮作用の合成として腕部7−1がZ軸方向に振動し、更
に腕部7−2も連動してZ軸方向に振動(屈曲振動)す
る。
【0034】なお、この実施の形態において、腕部7−
1,7−2の長手方向をY軸方向、このY軸と直交する
素子面(紙面)に平行な軸をX軸、X−Y平面に直交す
る軸(振動子素子7の素子面に垂直な軸)をZ軸方向と
することは実施の形態1と同じである。
【0035】ここで、Y軸の回りに角速度が作用する
と、すなわち振動子素子7がY軸の回りに回転すると、
コリオリの力によりX軸方向の振動成分が生じる。この
振動成分の大きさはコリオリの力の大きさに比例してい
るので、振動子素子7の腕部7−1および腕部7−2に
は圧電効果により、角速度に比例した大きさで振動の方
向に応じた極の電荷が発生する。
【0036】これにより、図9(b)に示されるよう
に、検出電極9−2,9−4を共通に接続した端子P3
と、検出電極9−1,9−3を共通に接続した端子P4
との間に電荷が発生し、コリオリの力に応じた電圧信号
esが得られる。この電圧信号esの大きさによって、
すなわち振動子素子4の腕部7−1および7−2のX軸
方向に生ずる屈曲振動の振幅の大きさによって、Y軸の
回りに作用する角速度を知ることができる。図9では、
振動子素子4の腕部7−1および7−2のX軸方向への
屈曲振動の内、腕部7−2の屈曲振動の振幅の大きさを
代表して検出し、この振幅の大きさに基づきY軸の回り
に作用する角速度を検出するようにしている。
【0037】図10は図9に示した振動子200を実物
に近い形とした場合の斜視図である。同図において、図
9と対応する部分には同一符号を付している。実物で
は、金,銀,銅,アルミニウムなどの導電材料を振動子
素子7に蒸着し、励振電極8(8−1〜8−4),検出
電極9(9−1〜9−4)を形成している。振動子素子
7の基部7−3を支持部とし、この支持部7−3に励振
電極8(8−1〜8−4),検出電極9(9−1〜9−
4)へのリード電極を形成している。支持部7−3の基
端部7−3Aは固定する。
【0038】この角速度センサでは、上述したように、
腕部7−1および7−2をZ軸方向に屈曲振動させなが
ら振動子素子7をY軸の回りに回転させたときX軸方向
に生ずる屈曲振動によって腕部7−1および腕部7−2
に発生する電荷の内、代表して腕部7−2に発生する電
荷を取り出して、Y軸の回りに作用する角速度を検出す
るようにしている。振動子素子7において、強制的にZ
軸方向に励振させ角速度を印加した時に発生するX軸方
向振動は屈曲振動し易く、かつ屈曲振動の変位が大き
い。このため、多くの電荷を獲得することができ、検出
感度が上がる。
【0039】腕部7−1,7−2に細腕部7−1A,7
−2Aを設けなくても検出感度はアップする。本実施の
形態では、腕部7−1,7−2に細腕部7−1A,7−
2Aを設け、この細腕部7−1A,7−2AのX軸方向
の幅寸法W1やY軸方向の長さL1を適切な値として定
めることにより、Z軸方向への屈曲振動の変位を最大と
して、検出感度のさらなる向上を図っている。すなわ
ち、本実施の形態では、実施の形態1と同様の理由か
ら、W寸法比を0.25、L寸法比を0.74としてお
り、これによりCI値を最小とし、腕部4−1,4−2
のZ軸方向への屈曲振動の変位を最大として、検出感度
の向上を図っている。
【0040】また、本実施の形態では、腕部7−1,7
−2にL寸法比にして0.26の太腕部7−1B,7−
2Bが残されているので、腕部7−1,7−2がこの太
腕部7−1B,7−2Bの根元部からZ軸方向へ屈曲振
動し、細腕部7−1A,7−2AのW1寸法が細くて
も、強度的に強いZ軸方向への屈曲振動が得られる。ま
た、本実施の形態では、腕部7−1と7−2とを左右対
称の位置に設け、腕部7−1および7−2の形状を左右
対称としているので、Z軸方向への振動に対して他の方
向への振動漏れが少なく、精度よく角速度を検出するこ
とができる。
【0041】なお、本実施の形態では、腕部7−1に励
振電極8(8−1〜8−4)を、腕部7−2に検出電極
9(9−1〜9−4)を設けたが、図11に示すよう
に、腕部7−1に検出電極9(9−1〜9−4)を、腕
部7−2に励振電極8(8−1〜8−4)を設けるよう
にしてもよい。また、本実施の形態では、腕部7−1に
励振電極8(8−1〜8−4)を、腕部7−2に検出電
極9(9−1〜9−4)を設けたが、腕部7−1,7−
2共に励振電極8(8−1〜8−4)と検出電極9(9
−1〜9−4)を設け、腕部7−1および7−2をZ軸
方向へ強制的に屈曲振動(励振)させるようにし、X軸
方向へ屈曲振動する腕部7−1および7−2から電荷を
取り出して、Y軸の回りに作用する角速度を検出するよ
うにしてもよい。
【0042】また、本実施の形態では、腕部7−1およ
び7−2の先端部をX軸方向に細くしたが、Z軸方向に
薄くしてもよく、X軸方向に細く且つZ軸方向に薄くす
るなどしてもよい。また、本実施の形態では、X軸方向
の屈曲振動の振幅の大きさを検出する方法として、屈曲
振動によって発生する電荷を取り出して圧電的に検出す
る方法を採用しているが、容量検出法(素子−外部電極
間の容量変化を検出する)を採用してもよい。
【0043】また、上述した実施の形態1や2では振動
子素子として水晶を用いたが、エンリバなどの恒弾性合
金、あるいは圧電セラミックス、LiTaO3単結晶、
LiNbO3単結晶などの単結晶圧電材料やSiを使用
してもよい。但し、Siの励振、検出には圧電薄膜、磁
性薄膜を電極として用いるとよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、振動子素子をZ軸方向へ強制的に屈曲振
動(励振)させながらY軸の回りに回転させたときX軸
方向に生ずる屈曲振動の振幅の大きさを検出し、この検
出した屈曲振動の大きさに基づいてY軸の回りに作用す
る角速度を検出するようにしたので、振幅を大きくとる
ことのできるX軸方向への屈曲振動から角速度が検出さ
れるものとなり、検出感度を向上させることができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 H型振動子素子を用いた本発明に係る角速度
センサの要部を示す図(実施の形態1)である。
【図2】 この角速度センサの振動子に付設された処理
回路の要部を示す図である。
【図3】 図1に示した振動子を実物に近い形とした場
合の斜視図である。
【図4】 この振動子における細腕部の幅と太腕部の幅
とのW寸法比に対するCI値の実測結果を示す図であ
る。
【図5】 W寸法比によるCI値の変化を示すグラフで
ある。
【図6】 この振動子における細腕部の長さと全体の長
さとのL寸法比に対するCI値の実測結果を示す図であ
る。
【図7】 L寸法比によるCI値の変化を示すグラフで
ある。
【図8】 この振動子の変形例を示す図である。
【図9】 U字型振動子素子を用いた本発明に係る角速
度センサの要部を示す図(実施の形態2)である。
【図10】 図9に示した振動子を実物に近い形とした
場合の斜視図である。
【図11】 この振動子の変形例を示す図である。
【図12】 従来の角速度センサの要部を示す図であ
る。
【符号の説明】
4…H型振動子素子、4−1〜4−4…腕部、4−7…
基部、4−1A,4−2A…細腕部、4−1B,4−2
B…太腕部、5−1〜5−8…励振電極、6−1〜6−
8…検出電極、7…U字型振動子素子、7−1,7−2
…腕部、7−3…基部、7−1A,7−2A…細腕部、
7−1B,7−2B…太腕部、8−1〜8−4…励振電
極、9−1〜9−4…検出電極。
フロントページの続き (72)発明者 和田 ひとみ 東京都狛江市和泉本町1丁目8番1号 キ ンセキ株式会社内 (72)発明者 判治 元康 東京都狛江市和泉本町1丁目8番1号 キ ンセキ株式会社内 Fターム(参考) 2F105 AA10 BB02 CC01 CC04 CD03 CD06 CD11 CD13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一面内に方向を揃えて第1〜第N(N
    ≧1)の腕部を持ち、前記第1〜第Nの腕部の長手方向
    をY軸方向,このY軸と直交し前記同一面内に平行な軸
    をX軸,X−Y平面と直交する軸をZ軸とする振動子素
    子と、 交流電圧の印加を受け前記振動子素子をZ軸方向へ屈曲
    振動させる励振電極と、 前記振動子素子をZ軸方向へ屈曲振動させながらY軸の
    回りに回転させたときX軸方向に生ずる屈曲振動の振幅
    の大きさを検出する検出電極とを備えたことを特徴とす
    る角速度センサ。
  2. 【請求項2】 同一面内に方向を揃えて第1〜第4の腕
    部を持ち、第1および第2の腕部がその長手方向を略平
    行として対向し、第3および第4の腕部がその長手方向
    を略平行として対向し、これら第1〜第4の腕部の根元
    部をつなぐ共通の基部を有し、前記第1〜第4の腕部の
    長手方向をY軸方向,このY軸と直交し前記同一面内に
    平行な軸をX軸,X−Y平面と直交する軸をZ軸とする
    H型振動子素子と、 交流電圧の印加を受けて前記第1および第2の腕部をZ
    軸方向へ屈曲振動させる励振電極と、 前記第1および第2の腕部をZ軸方向へ屈曲振動させな
    がら前記H型振動子素子をY軸の回りに回転させたとき
    前記第3および第4の腕部のX軸方向に生ずる屈曲振動
    の振幅の大きさを検出する検出電極とを備えたことを特
    徴とする角速度センサ。
  3. 【請求項3】 同一面内に方向を揃えて第1〜第4の腕
    部を持ち、第1および第2の腕部がその長手方向を略平
    行として対向し、第3および第4の腕部がその長手方向
    を略平行として対向し、これら第1〜第4の腕部の根元
    部をつなぐ共通の基部を有し、前記第1〜第4の腕部の
    長手方向をY軸方向,このY軸と直交し前記同一面内に
    平行な軸をX軸,X−Y平面と直交する軸をZ軸とし、
    前記第1および第2の腕部の先端部がX軸方向に細く形
    成されたH型振動子素子と、交流電圧の印加を受けて前
    記第1および第2の腕部をZ軸方向へ屈曲振動させる励
    振電極と、 前記第1および第2の腕部をZ軸方向へ屈曲振動させな
    がら前記H型振動子素子をY軸の回りに回転させたとき
    前記第3および第4の腕部のX軸方向に生ずる屈曲振動
    の振幅の大きさを検出する検出電極とを備えたことを特
    徴とする角速度センサ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記第1の腕部と第
    2の腕部とが左右対称の位置に設けられ、前記第1の腕
    部および第2の腕部の形状が左右対称とされ、前記第3
    の腕部と第4の腕部とが左右対称の位置に設けられ、前
    記第3の腕部および第4の腕部の形状が左右対称とされ
    ていることを特徴とする角速度センサ。
  5. 【請求項5】 同一面内に方向を揃えて第1および第2
    の腕部を持ち、この第1および第2の腕部がその長手方
    向を略平行として対向し、この第1および第2の腕部の
    根元部をつなぐ共通の基部を有し、前記第1および第2
    の腕部の長手方向をY軸方向,このY軸と直交し前記同
    一面内に平行な軸をX軸,X−Y平面と直交する軸をZ
    軸とするU字型振動子素子と、 交流電圧の印加を受けて前記第1および第2の腕部をZ
    軸方向へ屈曲振動させる励振電極と、 前記第1および第2の腕部をZ軸方向へ屈曲振動させな
    がら前記U字型振動子素子をY軸の回りに回転させたと
    き前記第1および第2の腕部のX軸方向に生ずる屈曲振
    動の振幅の大きさを検出する検出電極とを備えたことを
    特徴とする角速度センサ。
  6. 【請求項6】 同一面内に方向を揃えて第1および第2
    の腕部を持ち、この第1および第2の腕部がその長手方
    向を略平行として対向し、この第1および第2の腕部の
    根元部をつなぐ共通の基部を有し、前記第1および第2
    の腕部の長手方向をY軸方向,このY軸と直交し前記同
    一面内に平行な軸をX軸,X−Y平面と直交する軸をZ
    軸とし、前記第1および第2の腕部の先端部がX軸方向
    に細く形成されたU字型振動子素子と、 交流電圧の印加を受けて前記第1および第2の腕部をZ
    軸方向へ屈曲振動させる励振電極と、 前記第1および第2の腕部をZ軸方向へ屈曲振動させな
    がら前記U字型振動子素子をY軸の回りに回転させたと
    き前記第1および第2の腕部のX軸方向に生ずる屈曲振
    動の振幅の大きさを検出する検出電極とを備えたことを
    特徴とする角速度センサ。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記第1の腕部と第
    2の腕部とが左右対称の位置に設けられ、前記第1の腕
    部および第2の腕部の形状が左右対称とされていること
    を特徴とする角速度センサ。
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JP2007064746A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Kyocera Kinseki Corp 慣性センサ素子
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