JP2001192658A - 液晶組成物 - Google Patents

液晶組成物

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JP2001192658A JP2000004517A JP2000004517A JP2001192658A JP 2001192658 A JP2001192658 A JP 2001192658A JP 2000004517 A JP2000004517 A JP 2000004517A JP 2000004517 A JP2000004517 A JP 2000004517A JP 2001192658 A JP2001192658 A JP 2001192658A
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直枝 加藤
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Haruyoshi Takatsu
晴義 高津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気光学表示素子に求められる種々の特性を
満足し、かつ、広いネマティック温度範囲、低い粘性を
有し、高速応答性が優れ、閾値電圧が低く、高い電圧保
持率を高温度まで維持できる液晶組成物及びこれを使用
した液晶表示素子を提供する、若しくは従来より上記の
欠点を改善した液晶組成物及び液晶表示素子(TN、STN、
AM-LCD)を提供する。 【解決手段】 第一成分:一般式(I) 【化1】 及び 第二成分:一般式(II) 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気光学的液晶表示
材料として有用なネマチック液晶組成物及び、これを用
いた液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置(LCD)は、電卓のディスプ
レイとして登場して以来、コンピューターの開発と歩み
を同じくして、TN-LCD(捻れネマチック液晶表示装置)か
ら、STN-LCDへと表示容量の拡大に対応してきた。STN-L
CDは、シェファー(Scheffer)等[SID '85 Digest, 120頁
(1985年)]、あるいは衣川等[SID '86 Digest, 122頁(19
86年)]によって、開発され、ワードプロセッサ、パーソ
ナルコンピュータなどの高情報処理用の表示に広く普及
しはじめている。特に、各画素に薄膜トランジスタをつ
けたアクティブマトリクス液晶表示素子(AM-LCD)は、CR
Tにも代替できる高画質を備え、フラット化、省エネル
ギー化の後押しを受けて、もっとも将来性のあるディス
プレイとして期待されている。
【0003】AM-LCDではコントラストを上げるために、
各画素に薄膜トランジスタやダイオードのスイッチング
素子をつけて、画素に電圧を供給する。M-LCDはTN、STN
のパッシブ駆動方式とは異なり、スイッチング素子を通
して、各画素に数十msec毎に電荷を供給することにより
駆動する。このため、電荷が供給されてから数十msec後
の次の書き込み時間までの間は、与えられた電荷を完全
に保持できないと、表示の悪化をきたすことになる。電
荷が逃げると電極間の電位が下がり、透過光強度が変化
してコントラストが低下してしまう。このため、AM-LCD
では、高い電圧保持特性が求められる。高い電圧保持特
性を得るため、AM-LCD用液晶組成物は、高比抵抗を維持
しやすい材料を取捨選択して使用する必要がある。
【0004】近年携帯を目的としたノート型コンピュー
ターの需要が高まり、屋外での使用を可能とする広い使
用温度範囲や長時間のバッテリー駆動を可能とする低消
費電力の要請が強まっている。低消費電力には低電圧で
駆動できる閾値電圧の低い液晶組成物が求められてい
る。閾値電圧を低くするためには、誘電率異方性Δεを
大きくする材料が必要であるが、誘電率異方性が大きい
系では、粘性が増大し、レスポンスが悪化することに加
え、周囲の汚染の影響を受けやすくなるため、高抵抗を
維持することが難しくなるという問題があった。このた
め、TN、STN、AM-LCD等の液晶表示素子用液晶組成物に
は、 (1) 屋外でも使用できる広い液晶温度範囲 (2) 高温条件でも使用できる安定性 (3) 低い閾値電圧 (4) 高い電圧保持率 (5) 色づきを防ぎ、広い視角で最適なコントラストを得
るために調節可能なΔnが求められている。
【0005】従来の液晶組成物は、これらの要請に必ず
しも応えることができず、高温での電圧保持率の低下に
よるコントラスト低下、低温での結晶析出やスメクチッ
ク相の発現が見られた。また、屋外の高温やUV光・太陽
光暴露下に放置されると、保持率低下や表示不良がみら
れた。
【0006】すなわち、高いネマチック-アイソトロピ
ック転移温度、低いクリスタル(若しくはスメクチック)
転移温度、低電圧駆動可能な低い閾値電圧、高速応答を
可能とする低粘性、かつ高温での高い電圧保持率を同時
に満足する液晶組成物及び液晶表示素子はなかった。た
とえば、WO9403558号には、トリフルオロ化合物とジフ
ルオロ化合物とを用いた液晶組成物の例が開示されてい
るが、液晶温度範囲が狭かったり、閾値電圧が高い等多
くの問題点を抱えているのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電気
光学表示素子、特に上記の液晶表示素子に求められる種
々の特性を満足し、かつ、閾値電圧が低く、広いネマテ
ィック温度範囲、低い粘性を有し、高速応答性が優れ、
高い電圧保持率を高温度まで維持できる液晶組成物及び
これを使用した液晶表示素子を提供する、若しくは従来
より上記の欠点を改善した液晶組成物及び液晶表示素子
(TN、STN、AM-LCD)を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、種々の液晶化合物を用いた液晶組成物を
検討した結果以下の液晶組成物を見いだした。
【0009】発明1 正の誘電異方性を有する極性化合
物の混合物を基礎とする液晶組成物であって、一般式
(I)
【0010】
【化14】
【0011】(式中R1は、炭素数1〜15のアルキル基もし
くは炭素数2〜15のアルケニル基で有りこの基を非置換
であるか、あるいは置換基として少なくとも1個のハロ
ゲンを有しており、そしてこれらの基中に存在する1個
もしくは2個以上のCH2基はそれぞれ独立してO原子が相
互に直接結合しないものとして -O-、-S-、-CO-、-COO
-、-OCO-、-OCO-O-により置き換えられても良い。Y
1は、-F、-Cl、-CF3、-OCF3、-OCHF2、-OCH2F、-CN、R1
と同じ定義もしくは式(I-1)
【0012】
【化15】
【0013】(式中X3及びX4はそれぞれ独立してH、Fもし
くはClであり、Q1は-OCH2-、-OCF2-、-OCHF-、-CF2-もしく
は単結合であり、Y2はF、ClもしくはCNである。)である。
環A及び環Bはそれぞれ独立して、 (a) トランス-1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在
する1個のCH2基もしくは隣接していない2個以上のCH2
は -O- 及びもしくは -S- に置き換えられてもよい) (b) 1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個のCH2
もしくは隣接していない2個以上のCH2基は -N- に置き
換えられてもよい) (c) 1,4-シクロヘキセニレン、1,4-ビシクロ(2.2.2)オ
クチレン、ピペリジン-1,4-ジイル、ナフタレン-2,6-ジ
イル、デカヒドロナフタレン-2,6-ジイル及び1,2,3,4-
テトラヒドロナフタレン-2,6-ジイル (d) 単結合からなる群より選ばれる基であり、上記の基
(a)、基(b)、基(c)はCNもしくはハロゲンで置換されて
いても良いが、環Bが単結合を表す場合、Y1は式(I-1)を
表す。L1及びL2はそれぞれ独立して、-COO-、-OCO-、-C
H2O-、-OCH2-、-CH2CH2-、-CH=CH-、-C≡C-、-(CH2)
4-、-CH=CH-CH2CH2-、-CH2CH2-CH=CH- もしくは単結合
であり、X1、X2はHまたはFであるが、X1とX2は異なり、
mは0から2である。)から選ばれる化合物を1種もしくは2
種以上を含有し、さらに一般式(II)
【0014】
【化16】
【0015】(式中R2は互いに独立して式(I)でのR1の定
義と同じであり、環C及び環Dはそれぞれ相互に独立し
て、 (d) トランス-1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在
する1個のCH2基もしくは隣接していない2個以上のCH2
は -O- 及びもしくは -S- に置き換えられてもよい) (e) 1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個のCH2
もしくは隣接していない2個以上のCH2基は -N- に置き
換えられてもよい) (f) 1,4-シクロヘキセニレン、1,4-ビシクロ(2.2.2)オ
クチレン、ピペリジン-1,4-ジイル、ナフタレン-2,6-ジ
イル、1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2,6-ジイル及
びデカヒドロナフタレン-2,6-ジイルからなる群より選
ばれる基であり、上記の基(d)、基(e)、基(f)はCNもし
くはハロゲンで置換されていても良いが、ナフタレン-
2,6-ジイルを表す場合、無置換であるか、少なくとも2
つ以上のハロゲンによって置換されており、L3、L4はそ
れぞれ相互に独立して式(1)でのL1、L2と同じ定義であ
り、X5、X6はそれぞれ独立してHもしくはFであり、n
は、0、1もしくは2であり、Y3は、-F、-Clもしくは-CN
であり、Q2は、単結合、-CF2-、-OCF2- もしくは -OCHF
- である。)の1種もしくは2種以上の化合物を含有する
ことを特徴とする液晶組成物。
【0016】発明2 少なくとも2種以上の一般式(I)の
化合物を含むことを特徴とする発明1記載の液晶組成
物。 発明3 一般式(I)の化合物の含有率が5〜40質量%の範囲
あることを特徴とする発明1もしくは2記載の液晶組成
物。 発明4 少なくとも2種以上の一般式(II)の化合物を含む
ことを特徴とする発明1〜3記載の液晶組成物。
【0017】発明5 一般式(II)の化合物として、一般
式(II-a)
【0018】
【化17】
【0019】(式中、R2は一般式(II)におけると同じ意
味を表し、L5、L6はそれぞれ独立して、-CH2CH2-、-CH=
CH-、-C≡C-、-(CH2)4-もしくは単結合を表し、環Dは1,
4-フェニレン基もしくはトランス-1,4-シクロヘキシレ
ン基を表し、X6はHもしくはFを表し、nは0もしくは1を
表し、Y4はF、-Cl、-CF3、-OCF3、-CNもしくは-OCHF2
表す。)の化合物を含むことを特徴とする発明1〜4記載
の液晶組成物。
【0020】発明6 一般式(II)の化合物として、一般
式(II-b)
【0021】
【化18】
【0022】(式中、R2は一般式(II)におけると同じ意
味を表し、L5、L6はそれぞれ独立して、-COO-、-OCO-、
-CH2O-、-OCH2-、-CH2CH2-、-CH=CH-、-C≡C-、-(CH2)4
-もしくは単結合を表し、環C、環Dはそれぞれ独立して
1,4-フェニレン基もしくはトランス-1,4-シクロヘキシ
レン基を表し、X5、X6はそれぞれ独立してHもしくはFを
表し、Y4はF、-Cl、-CF3、-OCF3、-CNもしくは-OCHF2
表す。)の化合物を含むことを特徴とする発明1〜5記載
の液晶組成物。
【0023】発明7 一般式(II-a)の化合物を、少なく
とも2種以上含むことを特徴とする発明1〜6記載の液晶
組成物。 発明8 一般式(II-b)の化合物を、少なくとも2種以上含
むことを特徴とする発明1〜7記載の液晶組成物。 発明9 一般式(I)の含有率が5〜40質量%の範囲で、なお
かつ一般式(II)、一般式(II-a)、一般式(II-b)の含有率
が5〜95質量%の範囲であることを特徴とする発明1〜8記
載の液晶組成物。
【0024】発明10 一般式(I)、一般式(II)に加え一
般式(III)
【0025】
【化19】
【0026】(式中、R3、R4はそれぞれ独立的にフッ素
置換されていても良い炭素原子数1〜16のアルキル基も
しくはアルコキシル基、炭素原子数2〜16のアルケニル
基、炭素原子数3〜16のアルケニルオキシ基、もしくは
炭素原子数1〜10のアルコキシル基で置換された炭素原
子数1〜12のアルキル基を表し、環F、環G及び環Hはそれ
ぞれ独立的にフッ素原子により置換されていてもよい1,
4-フェニレン基、2-メチル-1,4-フェニレン基、3-メチ
ル-1,4-フェニレン基、ナフタレン-2,6-ジイル基、フェ
ナントレン-2,7-ジイル基、フルオレン-2,7-ジイル基、
トランス-1,4-シクロヘキシレン基、1,2,3,4-テトラヒ
ドロナフタレン-2,6-ジイル基、デカヒドロナフタレン-
2,6-ジイル基、トランス-1,3-ジオキサン-2,5-ジイル
基、ピリジン-2,5-ジイル基、ピリミジン-2,5-ジイル
基、ピラジン-2,5-ジイル基もしくはピリダジン-2,5-ジ
イル基を表し、oは0、1もしくは2を表し、L7及びL8はそ
れぞれ独立的に単結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH
2O-もしくは-C≡C-を表す。)から選んだ、少なくとも1
種の化合物を含むことを特徴とする発明1〜9記載の液晶
組成物。
【0027】発明11 一般式(III)の化合物として、一
般式(III-a)
【0028】
【化20】
【0029】(式中、R3、R4は一般式(III)と同じ意味を
表し、環Hは1,4-フェニレン基もしくはトランス-1,4-シ
クロヘキシレン基を表し、oは0もしくは1を表す。)の化
合物を含むことを特徴とする発明10記載の液晶組成物。
【0030】発明12 一般式(I)の化合物として、下記
の式(Ia)〜(Ie)から選んだ、少なくとも1種の化合物を
含むことを特徴とする発明1〜11記載の液晶組成物。
【0031】
【化21】
【0032】(式中、R1、X1、X2、X3、X4、Q1及びY2
一般式(I)と同じ意味を表す。) 発明13 一般式(III)もしくは一般式(III-a)の化合物の
含有率が5〜95質量%の範囲であることを特徴とする発明
10〜12記載の液晶組成物。
【0033】発明14 一般式(II)もしくは(II-a)として
一般式(II-c)
【0034】
【化22】
【0035】(式中、R5は炭素原子数1〜16のアルキル基
もしくは炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から
選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有し、その含
有率が5〜40質量%の範囲であることを特徴とする発明1
〜13記載の液晶組成物。
【0036】発明15 一般式(II)もしくは(II-a)として
一般式(II-d)
【0037】
【化23】
【0038】(式中、R5は炭素原子数1〜16のアルキル基
もしくは炭素原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から
選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有しその含有
率が5〜40質量%の範囲であることを特徴とする発明1〜1
4記載の液晶組成物。
【0039】発明16 一般式(III)もしくは一般式(III-
a)の化合物として一般式(III-b)
【0040】
【化24】
【0041】(式中、R6、R7はそれぞれ独立的に炭素原
子数1〜8のアルキル基もしくは炭素原子数2〜8のアルケ
ニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化
合物を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、さら
に一般式(III-c)
【0042】
【化25】
【0043】(式中、R8、R9はそれぞれ独立的に炭素原
子数1〜8のアルキル基もしくは炭素原子数2〜8のアルケ
ニル基を表す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化
合物を含有しその含有率が5〜60質量%の範囲であること
を特徴とする発明10〜15記載の液晶組成物。
【0044】発明17 一般式(I)もしくは一般式(I-a)の
化合物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5
〜40質量%の範囲で、なおかつ一般式(II)、一般式(II-
a)もしくは一般式(II-b)の化合物を1種もしくは2種以上
を含有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なおかつ
一般式(III)、一般式(III-a)、一般式(III-b)もしくは
一般式(III-c)の化合物を1種もしくは2種以上を含有
し、その含有率が5〜60質量%の範囲であることを特徴と
する発明1〜16記載の液晶組成物。
【0045】発明18 一般式(I-1)
【0046】
【化26】
【0047】(式中R1は、炭素数1〜10のアルキル基もし
くは炭素数2〜10のアルケニル基を表し、環Aは1,4-フェ
ニレン基もしくはトランス-1,4-シクロヘキシレン基を
表し、L1は-CH2CH2-もしくは単結合を表し、X1、X2はH
もしくはFを表すが、X1とX2は異なり、X3及びX4はそれ
ぞれ独立的にはHもしくはFを表し、mは0もしくは1を表
し、Y5は、-F、-Cl、-CF3、-OCF3、-OCHF2、-OCH2F、-C
Nを表す。)で表される化合物。
【0048】一般式(I-1)は一般式(I-1a)
【0049】
【化27】
【0050】(式中R1、環A、L1、mは一般式(I-1)と同じ
意味を表す。)から製造することができる。一般式(I-1
a)にMEC試薬、F-TEDA-BF4(1-クロロメチル-4-フルオロ-
1,4-ジアゾニウムビシクロ[2,2,2]オクタンビス(テトラ
フルオロボレート)等のフッ素化剤を反応させて一般式
(I-1b)及び一般式(I-1c)の混合物
【0051】
【化28】
【0052】(式中R1、環A、L1、mは一般式(I-1)と同じ
意味を表す。)を得る。これらを単離し、トリフルオロ
メタンスルフォン酸エステル一般式(I-1d)
【0053】
【化29】
【0054】(式中R1、環A、L1、m、X1、X2は一般式(I-
1)と同じ意味を表す。)とした後、これに一般式(I-1e)
【0055】
【化30】
【0056】(X3、X4、Y5は一般式(I-1)と同じ意味を表
し、Mはマグネシウム、リチウム、亜鉛等の金属原子を
表す。)をパラジウム等の遷移金属触媒存在下に反応さ
せる事によって一般式(I-1)を製造することができる。
【0057】発明19 式(I-1)を含有することを特徴と
する発明1〜17記載の液晶組成物。 発明20 発明1〜17及び発明19記載の液晶組成物を用い
た液晶表示素子。 発明21 発明1〜17及び発明19記載の液晶組成物を用い
た、ねじれ角が220°〜270°であることを特徴とする超
捩れネマチック(STN)液晶表示素子。 発明22 発明1〜17及び発明19記載の液晶組成物を用い
た、アクティブマトリックス(AM)液晶表示素子。
【0058】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一例について説明
する。
【0059】発明1において、第一成分として一般式(I)
から選ばれる化合物を1種もしくは2種以上を含有する
が、1種〜10種が好ましく、1種〜8種がより好ましく、1
種〜5種が特に好ましい。また、R1は、炭素数1〜10のア
ルキル基もしくは炭素数2〜10のアルケニル基が好まし
く、非置換の直鎖状炭素数1〜8のアルキル基もしくは炭
素数2〜8のアルケニル基がより好ましく、非置換の直鎖
状炭素数1〜5のアルキル基もしくは炭素数2〜5のアルケ
ニル基が特に好ましく、アルケニル基では以下式(a)〜
(e)の構造がさらに好ましい。
【0060】
【化31】
【0061】(構造式は右端で環に連結しているものと
する。)環Aはトランス-1,4-シクロへキシレン基もしく
は1,4-フェニレン基が好ましく、トランス-1,4-シクロ
へキシレン基がより好ましく、環Bはトランス-1,4-シク
ロへキシレン基、1,4-フェニレン基もしくは単結合が好
ましく、1,4-フェニレン基もしくは単結合がより好まし
く、単結合が特に好ましい。L1及びL2はそれぞれ独立し
て、-COO-、-OCO-、-CH2O-、-OCH2-、-CH2CH2-、-CH=CH
-、-C≡C-、-(CH2)4-、-CH=CH-CH2CH2-、-CH2CH2-CH=CH
- もしくは単結合であるが、-COO-、-OCO-、-CH2CH2-、
-C≡C-、-(CH2)4-もしくは単結合が好ましく、-CH2CH
2-、-C≡C-もしくは単結合がより好ましく、-CH2CH2-も
しくは単結合が特に好ましく、単結合がさらに好まし
い。mは0から2であるが、0もしくは1が好ましく、0がよ
り好ましい。X1、X2はHまたはFであるが、X1がF、X2がH
を表すことが好ましい。Y1は、-F、-Cl、-CF3、-OCF3
-OCHF2、-OCH2F、-CN、R1と同じ定義もしくは式(I-1)を
表すが、式(I-1)が好ましい。式(I-1)に置いて、X3及び
X4はそれぞれ独立してH、FもしくはClを表すが、Hもしく
はFが好ましく、X3もしくはX4の少なくとも一方がFを表
すことが特に好ましい。Q1は-OCH2-、-OCF2-、-OCHF-、-CF
2-もしくは単結合を表すが、-OCF2-、-OCHF-、-CF2-もし
くは単結合が好ましく、-OCF2-もしくは単結合がより好
ましく、単結合がより好ましい。Y2はF、ClもしくはCNを
表すが、Fが好ましい。第二成分として一般式(II)から選
ばれる化合物を1種もしくは2種以上を含有するが、1種
〜20種が好ましく、1種〜15種がより好ましく、1種〜10
種が特に好ましい。また、R2は、非置換の直鎖状炭素数
1〜15のアルキル基もしくは炭素数2〜15のアルケニル基
が好ましく、非置換の直鎖状炭素数1〜10のアルキル基
もしくは炭素数2〜10のアルケニル基がより好ましく、
非置換の直鎖状炭素数1〜8のアルキル基もしくは炭素数
2〜6のアルケニル基が特に好ましく、アルケニル基では
以下式(a)〜(e)の構造がさらに好ましい。
【0062】
【化32】
【0063】(構造式は右端で環に連結しているものと
する。)L3、L4は、-COO-、-OCO-、-CH2CH2-、-C≡C-、-
(CH2)4-もしくは単結合が好ましく、-CH2CH2-、-C≡C-
もしくは単結合がより好ましく、-CH2CH2-もしくは単結
合が特に好ましい。X5、X6は、少なくとも一方がFであ
ることが好ましい。nは、0もしくは1が好ましい。Q
2は、単結合、-CF2-、-OCF2-もしくは-OCHF-を表すが、
-CF2-、-OCF2-もしくは単結合が好ましく、-OCF2-もし
くは単結合がより好ましく、単結合が特に好ましい。Y3
は、-F、-Clもしくは-CNを表すが、-Fもしくは-CNが好
ましい。
【0064】発明2において、少なくとも2種以上の一般
式(I)の化合物を含むが、2種〜10種が好ましく、2種〜5
種がより好ましい。発明3において、一般式(I)の化合物
の含有率は5〜40質量%の範囲あるが5〜35質量%が好まし
く、5〜30質量%がより好ましい。発明4において、少な
くとも2種以上の一般式(II)の化合物を含むが、2種〜20
種が好ましく、2種〜15種がより好ましく、2種〜10種が
特に好ましい。
【0065】発明5において、R2は、炭素数1〜15のアル
キル基もしくは炭素数2〜15のアルケニル基が好まし
く、炭素数1〜10のアルキル基もしくは炭素数2〜10のア
ルケニル基がより好ましく、炭素数1〜8のアルキル基も
しくは炭素数2〜6のアルケニル基が特に好ましく、アル
ケニル基では以下式(a)〜(e)の構造がさらに好ましい。
【0066】
【化33】
【0067】(構造式は右端で環に連結しているものと
する。)L5、L6は-COO-、-OCO-、-CH2CH 2-、-C≡C-、-(C
H2)4-もしくは単結合が好ましく、-CH2CH2-、-C≡C-も
しくは単結合がより好ましく、-CH2CH2-もしくは単結合
が特に好ましい。Y4はF、-Cl、-CF3、-OCF3、-CNもしく
は-OCHF2を表すが、Fもしくは-OCF3が好ましく、Fがよ
り好ましい。
【0068】発明6においてR2は炭素数1〜15のアルキル
基もしくは炭素数2〜15のアルケニル基が好ましく、炭
素数1〜10のアルキル基もしくは炭素数2〜10のアルケニ
ル基がより好ましく、炭素数1〜8のアルキル基もしくは
炭素数2〜6のアルケニル基が特に好ましく、アルケニル
基では以下式(a)〜(e)の構造がさらに好ましい。
【0069】
【化34】
【0070】(構造式は右端で環に連結しているものと
する。)L5、L6は-COO-、-OCO-、-CH2CH 2-、-C≡C-、-(C
H2)4-もしくは単結合が好ましく、-COO-、-CH2CH2-、-C
≡C-もしくは単結合がより好ましく、-COO-、-CH2CH2-
もしくは単結合が特に好ましい。Y4はF、-Cl、-CF3、-O
CF3、-CNもしくは-OCHF2を表すが、CNが好ましい。X5
X6はそれぞれ独立してHもしくはFを表すが、少なくとも
一方はFであることが好ましい。
【0071】発明7において一般式(II-a)の化合物を少
なくとも2種以上含むが、2種〜20種が好ましく、2種〜1
5種がより好ましく、2種〜10種が特に好ましい。発明8
において一般式(II-b)の化合物を少なくとも2種以上含
むが、2種〜20種が好ましく、2種〜15種がより好まし
く、2種〜10種が特に好ましい。
【0072】発明9において一般式(I)の化合物の含有率
は5〜40質量%の範囲あるが、5〜35質量%が好ましく、5
〜30質量%がより好ましい、また、一般式(II)、一般式
(II-a)、一般式(II-b)の含有率は5〜95質量%の範囲であ
るが、10〜70質量%が好ましく、10〜60質量%がより好ま
しい。
【0073】発明10においてR3、R4はそれぞれ独立的に
フッ素置換されていても良い炭素原子数1〜16のアルキ
ル基もしくはアルコキシル基、炭素原子数2〜16のアル
ケニル基、炭素原子数3〜16のアルケニルオキシ基、も
しくは炭素原子数1〜10のアルコキシル基で置換された
炭素原子数1〜12のアルキル基を表すが、炭素原子数1〜
16のアルキル基もしくは炭素原子数2〜16のアルケニル
基が好ましく、炭素数1〜10のアルキル基もしくは炭素
数2〜10のアルケニル基がより好ましく、炭素数1〜8の
アルキル基もしくは炭素数2〜6のアルケニル基が特に好
ましく、アルケニル基では以下式(a)〜(e)の構造がさら
に好ましい。
【0074】
【化35】
【0075】(構造式は右端で環に連結しているものと
する。)環F、環G及び環Hはそれぞれ独立的に1,4-フェニ
レン基、トランス-1,4-シクロヘキシレン基が好まし
い。oは0、1もしくは2を表すが、0もしくは1が好まし
い。L7及びL8はそれぞれ独立的に単結合、-CH2CH2-、-(C
H2)4-、-OCH2-、-CH2O-もしくは-C≡C-を表すが、単結合
もしくは-CH2CH2-が好ましく、単結合がより好ましい。
また、一般式(III)の化合物を少なくとも1種以上含む
が、1種〜20種が好ましく、2種〜15種がより好ましく、
2種〜10種が特に好ましい。
【0076】発明12において一般式(Ia)〜(Ie)の中で
も、一般式(Ia)、(Ib)、(Ic)および(Ie)が好ましく、一
般式(Ia)および(Ic)がより好ましく、以下の一般式(Ia-
1)〜(Ia-8)および(Ic-1)〜(Ic-8)が特に好ましい。
【0077】
【化36】
【0078】(式中、Raは炭素数1〜5のアルキル基もし
くは以下式(a)〜(e)の構造を表す)。
【0079】
【化37】
【0080】(構造式は右端で環に連結しているものと
する。) 発明13において一般式(III)もしくは一般式(III-a)の化
合物の含有率は5〜95質量%の範囲であるが、10〜70質量
%が好ましく、10〜50質量%がより好ましい。
【0081】発明14及び15において、R5は炭素原子数1
〜16のアルキル基もしくは炭素原子数2〜8のアルケニル
基を表すが、炭素数1〜10のアルキル基もしくは炭素数2
〜10のアルケニル基が好ましく、炭素数1〜8のアルキル
基もしくは炭素数2〜8のアルケニル基がより好ましく、
炭素数1〜6のアルキル基もしくは炭素数2〜6のアルケニ
ル基が特に好ましく、アルケニル基では以下式(a)〜(e)
の構造がさらに好ましい。
【0082】
【化38】
【0083】(構造式は右端で環に連結しているものと
する。)また、一般式(II-c)もしくは一般式(II-d)の化
合物の含有率は5〜40質量%の範囲であるが、10〜40質量
%が好ましく、10〜30質量%がより好ましい。また、少な
くとも1種以上の一般式(II-c)もしくは一般式(II-d)の
化合物を含むが、1種〜10種が好ましく、1種〜8種がよ
り好ましく、1種〜5種が特に好ましい。
【0084】発明16において、R6、R7、R8、R9は炭素原
子数1〜8のアルキル基もしくは炭素原子数2〜8のアルケ
ニル基を表すが、炭素数1〜6のアルキル基もしくは炭素
数2〜6のアルケニル基が好ましく、アルケニル基では以
下式(a)〜(e)の構造がより好ましい。
【0085】
【化39】
【0086】(構造式は右端で環に連結しているものと
する。)また、一般式(III-b)もしくは一般式(III-c)の
化合物の含有率は5〜40質量%の範囲であるが、10〜40質
量%が好ましく、10〜30質量%がより好ましい。また、少
なくとも1種以上の一般式(III-b)もしくは一般式(III-
c)の化合物を含むが、1種〜10種が好ましく、1種〜8種
がより好ましく、1種〜5種が特に好ましい。
【0087】発明18においてR1は、炭素数1〜10のアル
キル基もしくは炭素数2〜10のアルケニル基を表しす
が、炭素数1〜8のアルキル基もしくは炭素数2〜8のアル
ケニル基が好ましく、炭素数1〜5のアルキル基もしくは
炭素数2〜5のアルケニル基が特に好ましく、アルケニル
基では以下式(a)〜(e)の構造がさらに好ましい。
【0088】
【化40】
【0089】(構造式は右端で環に連結しているものと
する。)L1は-CH2CH2-もしくは単結合を表すが、単結合
が好ましい。X3及びX4はそれぞれ独立的にはHもしくはF
を表すが、少なくとも一方はFを表すことが好ましい。Y
5は、-F、-Cl、-CF3、-OCF3、-OCHF2、-OCH2F、-CNを表
すが、-F、-OCF3、-OCHF2、-CNが好ましく、Fがより好
ましく、前述の一般式(Ia-1)〜(Ia-8)および(Ic-1)〜(I
c-8)が特に好ましい。
【0090】上記ネマチック液晶組成物はAM-LCDやSTN-
LCDに有用であるがAM-LCDに特に有用であり、透過型あ
るいは反射型の液晶表示素子に用いることができる。本
発明の液晶組成物は、上記の化合物以外に、通常のネマ
チック液晶、スメクチック液晶、コレステリック液晶な
どを含有していてもよい。
【0091】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳述する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。また、以下の実施例及び比較例の組成物における
「%」は『質量%』を意味する。実施例中、測定した特性
は以下の通りである。 TN-I :ネマチック相−等方性液体相転移温度(℃) T→N :固体相又はスメクチック相−ネマチック相転移温度(℃) Vth :セル厚6μmのTN-LCDを構成した時の閾値電圧(V) Δε :誘電異方性 Δn :複屈折率 τr=τd :応答速度 (msec)
【0092】(実施例1、比較例1)ネマチック液晶組成物
No.1
【0093】
【化41】
【0094】を調製した。また、この組成物(No.1)の(I
a-2a)及び(Ic-2a)を(R-1)及び(R-2)
【0095】
【化42】
【0096】に換えた組成物(比較例1)と共に諸特性を
測定した結果を表1に示す。
【0097】
【表1】
【0098】表1に示すように、実施例1の液晶組成物
は、比較例1の組成物に近い閾値電圧を有するにもかか
わらず、液晶相上限温度は15℃も高く、その上応答速度
も9msecも速いことが解る。ここで作製した組成物を用
いて、電圧保持率を測定したところ80℃で99%と高い値
を示し、優れた表示特性を示す液晶表示装置を作成する
ことができた。
【0099】(実施例2) 式(Ia-2a)の合成
【0100】
【化43】
【0101】6-プロピルナフタレン-2-オール30g とト
リフルオロメタンスルホン酸ナトリウム2.1g の塩化メ
チレン120ml 溶液に室温でビステトラフルオロホウ酸N,
N’-ジフルオロ-2,2’-ジピリジニウム(MEC31、ダイキ
ン工業(株)製)25gを加えた。室温で8時間撹拌した後、
反応系を水に加え反応を停止し、10%塩酸水溶液を加え
トルエンで抽出した。有機層を水洗した後、溶媒を溜去
して得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー
(シリカゲル10倍、ヘキサン:酢酸エチル=9:1)にて精製
して1-フルオロ-6-プロピルナフタレン-2-オール22.4g
を得た。 MS:m/e=204(M+)
【0102】1-フルオロ-6-プロピルナフタレン-2-オー
ル20gおよび無水トリフルオロメタンスルホン酸38.2g
の塩化メチレン80ml 溶液にピリジン12mlを滴下した。1
時間撹拌後10%塩酸水溶液を加えトルエンで抽出した。
有機層を水洗した後、溶媒を溜去して得られた粗生成物
をシリカゲルクロマトグラフィー(シリカゲル10倍、ヘ
キサン)にて精製してトリフルオロメタンスルホン酸1-
フルオロ-6-プロピルナフタレン-2-イル27.2gを得た。
【0103】窒素雰囲気下、トリフルオロメタンスルホ
ン酸1-フルオロ-6-プロピルナフタレン-2-イル25gおよ
びジブロモビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(II)
2.5gのTHF100ml 溶液に、3,4,5-トリフルオロブロモベ
ンゼン20.1g およびマグネシウム1.93g から調整したグ
リニャール反応剤を滴下した。1時間撹拌後10%塩酸水溶
液を加えトルエンで抽出した。有機層を水洗した後、溶
媒を溜去して得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグ
ラフィー(シリカゲル10倍、ヘキサン)にて精製して1-フ
ルオロ-6-プロピル-2-(3,4,5-トリフルオロフェニル)ナ
フタレン14.1gを得た。 MS:m/e=318(M+)
【0104】(実施例3)汎用のp型ホスト液晶組成物(H)
【0105】
【化44】
【0106】この(H)は116.7℃以下でネマチック相を示
し、その融点は11.0℃である。(H)をセル厚6.0μmのTN
セルに充填して液晶素子を作成し、20℃での電気光学特
性は以下のとおりであった。 閾値電圧(Vth) 2.14V 誘電率異方性(Δε) 4.8 屈折率異方性(Δn) 0.090
【0107】次に、この(H)の80質量%と実施例2で得ら
れた本発明の化合物(Ia-2a)の20質量%からなる液晶組成
物(H-1)を調製し、セル厚6.0μmのTNセルに充填して液
晶素子を作成し、20℃でその電気光学特性を測定したと
ころ、以下のとおりであった。 閾値電圧(Vth) 1.60V 誘電率異方性(Δε) 7.0 屈折率異方性(Δn) 0.105
【0108】
【発明の効果】本発明の液晶材料及び液晶材料の組み合
わせによって、広いネマティック温度範囲、低い粘性を
有し、高速応答性が優れ、閾値電圧が低い液晶組成物が
得られた。また、この組成物を液晶表示素子として用い
た場合、コントラスト及び信頼性が高く優れたものであ
った。この液晶ディスプレイはSTNおよびAM-LCDとして
非常に実用的である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高津 晴義 東京都東大和市仲原3−6−27 Fターム(参考) 4H027 BA01 BB03 BB04 BC04 BD02 BD03 BD04 BD05 BD08 BD20 BE04 BE05 CQ04 CR04 CT02 CT04 CU04 CW02 DK01 DK02 DK03 DK04 DK05

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正の誘電異方性を有する極性化合物の混
    合物を基礎とする液晶組成物であって、一般式(I) 【化1】 (式中R1は、炭素数1〜15のアルキル基もしくは炭素数2
    〜15のアルケニル基で有りこの基を非置換であるか、あ
    るいは置換基として少なくとも1個のハロゲンを有して
    おり、そしてこれらの基中に存在する1個もしくは2個以
    上のCH2基はそれぞれ独立してO原子が相互に直接結合し
    ないものとして -O-、-S-、-CO-、-COO-、-OCO-、-OCO-
    O-により置き換えられても良い。Y1は、-F、-Cl、-C
    F3、-OCF3、-OCHF2、-OCH2F、-CN、R1と同じ定義もしく
    は式(I-1) 【化2】 (式中X3及びX4はそれぞれ独立してH、FもしくはClであ
    り、Q1は-OCH2-、-OCF2-、-OCHF-、-CF2-もしくは単結合で
    あり、Y2はF、ClもしくはCNである。)である。環A及び環B
    はそれぞれ独立して、 (a) トランス-1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在
    する1個のCH2基もしくは隣接していない2個以上のCH2
    は -O- 及びもしくは -S- に置き換えられてもよい) (b) 1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個のCH2
    もしくは隣接していない2個以上のCH2基は -N- に置き
    換えられてもよい) (c) 1,4-シクロヘキセニレン、1,4-ビシクロ(2.2.2)オ
    クチレン、ピペリジン-1,4-ジイル、ナフタレン-2,6-ジ
    イル、デカヒドロナフタレン-2,6-ジイル及び1,2,3,4-
    テトラヒドロナフタレン-2,6-ジイル (d) 単結合からなる群より選ばれる基であり、上記の基
    (a)、基(b)、基(c)はCNもしくはハロゲンで置換されて
    いても良いが、環Bが単結合を表す場合、Y1は式(I-1)を
    表す。L1及びL2はそれぞれ独立して、-COO-、-OCO-、-C
    H2O-、-OCH2-、-CH2CH2-、-CH=CH-、-C≡C-、-(CH2)
    4-、-CH=CH-CH2CH2-、-CH2CH2-CH=CH- もしくは単結合
    であり、X1、X2はHまたはFであるが、X1とX2は異なり、
    mは0から2である。)から選ばれる化合物を1種もしくは2
    種以上を含有し、さらに一般式(II) 【化3】 (式中R2は互いに独立して式(I)でのR1の定義と同じであ
    り、環C及び環Dはそれぞれ相互に独立して、 (d) トランス-1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在
    する1個のCH2基もしくは隣接していない2個以上のCH2
    は -O- 及びもしくは -S- に置き換えられてもよい) (e) 1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個のCH2
    もしくは隣接していない2個以上のCH2基は -N- に置き
    換えられてもよい) (f) 1,4-シクロヘキセニレン、1,4-ビシクロ(2.2.2)オ
    クチレン、ピペリジン-1,4-ジイル、ナフタレン-2,6-ジ
    イル、1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-2,6-ジイル及
    びデカヒドロナフタレン-2,6-ジイルからなる群より選
    ばれる基であり、上記の基(d)、基(e)、基(f)はCNもし
    くはハロゲンで置換されていても良いが、ナフタレン-
    2,6-ジイルを表す場合、無置換であるか、少なくとも2
    つ以上のハロゲンによって置換されており、L3、L4はそ
    れぞれ相互に独立して式(1)でのL1、L2と同じ定義であ
    り、X5、X6はそれぞれ独立してHもしくはFであり、n
    は、0、1もしくは2であり、Y3は、-F、-Clもしくは-CN
    であり、Q2は、単結合、-CF2-、-OCF2- もしくは -OCHF
    - である。)の1種もしくは2種以上の化合物を含有する
    ことを特徴とする液晶組成物。
  2. 【請求項2】 少なくとも2種以上の一般式(I)の化合物
    を含むことを特徴とする請求項1記載の液晶組成物。
  3. 【請求項3】 一般式(I)の化合物の含有率が5〜40質量
    %の範囲あることを特徴とする請求項1もしくは2記載の
    液晶組成物。
  4. 【請求項4】 少なくとも2種以上の一般式(II)の化合
    物を含むことを特徴とする請求項1〜3記載の液晶組成
    物。
  5. 【請求項5】 一般式(II)の化合物として、一般式(II-
    a) 【化4】 (式中、R2は一般式(II)におけると同じ意味を表し、
    L5、L6はそれぞれ独立して、-CH2CH2-、-CH=CH-、-C≡C
    -、-(CH2)4-もしくは単結合を表し、環Dは1,4-フェニレ
    ン基もしくはトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表
    し、X6はHもしくはFを表し、nは0もしくは1を表し、Y4
    はF、-Cl、-CF3、-OCF3、-CNもしくは-OCHF2を表す。)
    の化合物を含むことを特徴とする請求項1〜4記載の液晶
    組成物。
  6. 【請求項6】 一般式(II)の化合物として、一般式(II-
    b) 【化5】 (式中、R2は一般式(II)におけると同じ意味を表し、
    L5、L6はそれぞれ独立して、-COO-、-OCO-、-CH2O-、-O
    CH2-、-CH2CH2-、-CH=CH-、-C≡C-、-(CH2)4-もしくは
    単結合を表し、環C、環Dはそれぞれ独立して1,4-フェニ
    レン基もしくはトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表
    し、X5、X6はそれぞれ独立してHもしくはFを表し、Y4
    F、-Cl、-CF3、-OCF3、-CNもしくは-OCHF2を表す。)の
    化合物を含むことを特徴とする請求項1〜5記載の液晶組
    成物。
  7. 【請求項7】 一般式(II-a)の化合物を、少なくとも2
    種以上含むことを特徴とする請求項1〜6記載の液晶組成
    物。
  8. 【請求項8】 一般式(II-b)の化合物を、少なくとも2
    種以上含むことを特徴とする請求項1〜7記載の液晶組成
    物。
  9. 【請求項9】 一般式(I)の含有率が5〜40質量%の範囲
    で、なおかつ一般式(II)、一般式(II-a)、一般式(II-b)
    の含有率が5〜95質量%の範囲であることを特徴とする請
    求項1〜8記載の液晶組成物。
  10. 【請求項10】 一般式(I)、一般式(II)に加え一般式
    (III) 【化6】 (式中、R3、R4はそれぞれ独立的にフッ素置換されてい
    ても良い炭素原子数1〜16のアルキル基もしくはアルコ
    キシル基、炭素原子数2〜16のアルケニル基、炭素原子
    数3〜16のアルケニルオキシ基、もしくは炭素原子数1〜
    10のアルコキシル基で置換された炭素原子数1〜12のア
    ルキル基を表し、環F、環G及び環Hはそれぞれ独立的に
    フッ素原子により置換されていてもよい1,4-フェニレン
    基、2-メチル-1,4-フェニレン基、3-メチル-1,4-フェニ
    レン基、ナフタレン-2,6-ジイル基、フェナントレン-2,
    7-ジイル基、フルオレン-2,7-ジイル基、トランス-1,4-
    シクロヘキシレン基、1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン
    -2,6-ジイル基、デカヒドロナフタレン-2,6-ジイル基、
    トランス-1,3-ジオキサン-2,5-ジイル基、ピリジン-2,5
    -ジイル基、ピリミジン-2,5-ジイル基、ピラジン-2,5-
    ジイル基もしくはピリダジン-2,5-ジイル基を表し、oは
    0、1もしくは2を表し、L7及びL8はそれぞれ独立的に単
    結合、-CH2CH2-、-(CH2)4-、-OCH2-、-CH2O-もしくは-C≡C
    -を表す。)から選んだ、少なくとも1種の化合物を含む
    ことを特徴とする請求項1〜9記載の液晶組成物。
  11. 【請求項11】 一般式(III)の化合物として、一般式
    (III-a) 【化7】 (式中、R3、R4は一般式(III)と同じ意味を表し、環Hは
    1,4-フェニレン基もしくはトランス-1,4-シクロヘキシ
    レン基を表し、oは0もしくは1を表す。)の化合物を含む
    ことを特徴とする請求項10記載の液晶組成物。
  12. 【請求項12】 一般式(I)の化合物として、下記の式
    (Ia)〜(Ie)から選んだ、少なくとも1種の化合物を含む
    ことを特徴とする請求項1〜11記載の液晶組成物。 【化8】 (式中、R1、X1、X2、X3、X4、Q1及びY2は一般式(I)と同
    じ意味を表す。)
  13. 【請求項13】 一般式(III)もしくは一般式(III-a)の
    化合物の含有率が5〜95質量%の範囲であることを特徴と
    する請求項10〜12記載の液晶組成物。
  14. 【請求項14】 一般式(II)もしくは(II-a)として一般
    式(II-c) 【化9】 (式中、R5は炭素原子数1〜16のアルキル基もしくは炭素
    原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種も
    しくは2種以上の化合物を含有し、その含有率が5〜40質
    量%の範囲であることを特徴とする請求項1〜13記載の液
    晶組成物。
  15. 【請求項15】 一般式(II)もしくは(II-a)として一般
    式(II-d) 【化10】 (式中、R5は炭素原子数1〜16のアルキル基もしくは炭素
    原子数2〜8のアルケニル基を表す。)から選ばれる1種も
    しくは2種以上の化合物を含有しその含有率が5〜40質量
    %の範囲であることを特徴とする請求項1〜14記載の液晶
    組成物。
  16. 【請求項16】 一般式(III)もしくは一般式(III-a)の
    化合物として一般式(III-b) 【化11】 (式中、R6、R7はそれぞれ独立的に炭素原子数1〜8のア
    ルキル基もしくは炭素原子数2〜8のアルケニル基を表
    す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有
    し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、さらに一般式(I
    II-c) 【化12】 (式中、R8、R9はそれぞれ独立的に炭素原子数1〜8のア
    ルキル基もしくは炭素原子数2〜8のアルケニル基を表
    す。)から選ばれる1種もしくは2種以上の化合物を含有
    しその含有率が5〜60質量%の範囲であることを特徴とす
    る請求項10〜15記載の液晶組成物。
  17. 【請求項17】 一般式(I)もしくは一般式(I-a)の化合
    物を1種もしくは2種以上を含有し、その含有率が5〜40
    質量%の範囲で、なおかつ一般式(II)、一般式(II-a)も
    しくは一般式(II-b)の化合物を1種もしくは2種以上を含
    有し、その含有率が5〜40質量%の範囲で、なおかつ一般
    式(III)、一般式(III-a)、一般式(III-b)もしくは一般
    式(III-c)の化合物を1種もしくは2種以上を含有し、そ
    の含有率が5〜60質量%の範囲であることを特徴とする請
    求項1〜16記載の液晶組成物。
  18. 【請求項18】 一般式(I-1) 【化13】 (式中R1は、炭素数1〜10のアルキル基もしくは炭素数2
    〜10のアルケニル基を表し、環Aは1,4-フェニレン基も
    しくはトランス-1,4-シクロヘキシレン基を表し、L1は-
    CH2CH2-もしくは単結合を表し、X1、X2はHもしくはFを
    表すが、X1とX2は異なり、X3及びX4はそれぞれ独立的に
    はHもしくはFを表し、mは0もしくは1を表し、Y5は、-
    F、-Cl、-CF3、-OCF3、-OCHF2、-OCH2F、-CNを表す。)
    で表される化合物。
  19. 【請求項19】 式(I-1)を含有することを特徴とする
    請求項1〜17記載の液晶組成物。
  20. 【請求項20】 請求項1〜17及び請求項19記載の液晶
    組成物を用いた液晶表示素子。
  21. 【請求項21】 請求項1〜17及び請求項19記載の液晶
    組成物を用いた、ねじれ角が220°〜270°であることを
    特徴とする超捩れネマチック(STN)液晶表示素子。
  22. 【請求項22】 請求項1〜17及び請求項19記載の液晶
    組成物を用いたアクティブマトリックス(AM)液晶表示素
    子。
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