JP2001191883A - ピラーガーニッシュ - Google Patents
ピラーガーニッシュInfo
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- JP2001191883A JP2001191883A JP36702499A JP36702499A JP2001191883A JP 2001191883 A JP2001191883 A JP 2001191883A JP 36702499 A JP36702499 A JP 36702499A JP 36702499 A JP36702499 A JP 36702499A JP 2001191883 A JP2001191883 A JP 2001191883A
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Abstract
イプと、エアバッグを覆わずに、ボディから容易に取外
可能なノーマルタイプと、の2タイプに兼用して使用可
能なピラーガーニッシュを提供すること。 【解決手段】ピラーガーニッシュ20は、ピラー部PF
における車内側を覆うように配設されて、折り畳まれた
エアバッグ8を突出可能に覆うエアバッグカバータイプ
と、エアバッグを覆わないノーマルタイプと、の2タイ
プに兼用使用される。ピラーガーニッシュは、ガーニッ
シュ本体21に設けられた取着部25を備える。取着部
は、係止孔7に挿入させてボディ1に係止可能として、
ボディへの係止力を高くしたエアバッグカバータイプ用
と、ボディへの係止力を低くしたノーマルタイプ用と、
の2タイプの係止部31・41を着脱可能とする。
Description
おける車内側を覆うように配設されるピラーガーニッシ
ュに関し、詳しくは、折り畳まれたエアバッグを突出可
能に覆うエアバッグカバータイプと、エアバッグを覆わ
ないノーマルタイプと、の2タイプに兼用して使用可能
なピラーガーニッシュに関する。
置では、車内側のドアや窓部の開口周縁におけるフロン
トピラー部とルーフサイドレール部とにわたって、エア
バッグが折り畳まれて収納され、エアバッグ内への膨張
用ガスの流入時、折り畳まれたエアバッグを覆っている
フロントピラーガーニッシュやルーフサイドレール部の
内装材を開かせて、エアバッグが展開膨張されていた
(特開平9−315253号公報参照)。
は、エアバッグの展開膨張時に押されるピラーガーニッ
シュの外れを防止するためには、ピラーガーニッシュを
ピラー部のボディ側に強固に固定する必要があり、車内
側からボディに締結される取付ボルトを利用して、ピラ
ーガーニッシュをボディに取付固定していた。
等のピラーガーニッシュでは、車種によって、折り畳ま
れたエアバッグを配設させない状態で、ボディに取り付
けられるものもあった。このようなノーマルタイプのピ
ラーガーニッシュは、エアバッグを覆うようなエアバッ
グカバータイプのものより、強固にボディに取り付けな
くとも良く、逆に、メンテナンス時等を考慮して、ボデ
ィから引き抜いて容易に取外可能な簡単なクリップ構造
を、ピラーガーニッシュに設けて、構成していた。
り、強固にボディに取り付けるエアバッグカバータイプ
と、エアバッグを覆わずに、ボディから容易に取外可能
なノーマルタイプと、の2タイプに兼用して使用可能な
ピラーガーニッシュを提供することを目的とする。
ニッシュは、車両のピラー部における車内側を覆うよう
に配設されて、折り畳まれたエアバッグを突出可能に覆
うエアバッグカバータイプと、前記エアバッグを覆わな
いノーマルタイプと、の2タイプに兼用して使用可能な
ピラーガーニッシュであって、ガーニッシュ本体と、該
ガーニッシュ本体に設けられて、ボディの係止孔に挿入
させて前記ボディに係止可能として、前記ボディへの係
止力を高くしたエアバッグカバータイプ用と該エアバッ
グカバータイプ用より前記ボディへの係止力を低くした
ノーマルタイプ用との2タイプの係止部を、それぞれ、
着脱可能な取着部と、を備えて構成されていることを特
徴とする。
は、前記係止孔への挿入時、前記ボディから抜け不能に
係止される第1係止状態、及び、該第1係止状態の配置
位置よりさらに挿入されて、前記ボディから抜け可能に
係止される第2係止状態、の2種類の状態を形成可能
に、構成することが望ましい。
先端に備えた柱状に形成し、エアバッグカバータイプ用
とノーマルタイプ用との前記係止部を、それぞれ、前記
係着頭部に係止可能な筒状に形成することが望ましい。
マルタイプ用との前記係止部は、それぞれ、前記ボディ
への係止力を対応させた係止軸部と、該係止軸部の元部
側に配置されたフランジ部と、を備えて構成し、前記取
着部は、前記フランジ部を係止可能な係止凹部を、備え
て構成することが望ましい。
ガーニッシュ本体に、ボディの係止孔に挿入させてボデ
ィに係止可能とするエアバッグカバータイプ用とノーマ
ルタイプ用との2タイプの係止部を、それぞれ、着脱可
能な取着部が、設けられている。
止力を高くしたエアバッグカバータイプ用の係止部を取
着させれば、そのピラーガーニッシュをエアバッグカバ
ータイプとして、強固にボディに取り付けることがで
き、また、取着部に対して、エアバッグカバータイプ用
よりボディへの係止力を低くしたノーマルタイプ用の係
止部を取着させれば、そのピラーガーニッシュをノーマ
ルタイプとして、取り外し可能に、ボディに取り付ける
ことができる。
ュでは、強固にボディに取り付けるエアバッグカバータ
イプと、エアバッグを覆わずに、ボディから容易に取外
可能なノーマルタイプと、の2タイプに、ガーニッシュ
本体と取着部とを、兼用して使用することができる。ま
た、エアバッグカバータイプ用の係止部が、ボディの係
止孔に挿入してボディに強固に係止させることができる
ことから、エアバッグカバータイプ用の係止部を取着部
に取着させたピラーガーニッシュでは、ボルト止めせず
に、ボディに取り付けることができ、手間をかけずに、
ボディへの取付作業を行なうことができる。
部が、係止孔への挿入時、ボディから抜け不能に係止さ
れる第1係止状態、及び、第1係止状態の配置位置より
さらに挿入されて、ボディから抜け可能に係止される第
2係止状態、の2種類の状態を形成可能に、構成されれ
ば、このエアバッグカバータイプ用の係止部を取着部に
取着させたピラーガーニッシュでは、係止部を第2係止
状態に押し込めば、ボディから簡単に取り外すことが可
能となって、メンテナンス等の作業時に便利となる。
に備えた柱状に形成され、エアバッグカバータイプ用と
ノーマルタイプ用との係止部が、それぞれ、係着頭部に
係止可能な筒状に形成されれば、係止部を、係着頭部に
外装することにより、容易に取着部に取着させることが
できるため、ピラーガーニッシュの組立てが容易とな
る。
シュのように構成すれば、つぎのような作用・効果を得
ることができる。
ーマルタイプ用との係止部が、それぞれ、ボディへの係
止力を対応させた係止軸部と、取着部の係止凹部に係止
させるフランジ部と、から構成されていることから、係
止軸部が、取着部との結合構造を考慮せずに、ボディへ
の係止力を考慮するだけで、構成できる。そのため、ボ
ディへの係止力を的確にして、係止軸部を設計できる。
さらに、フランジ部を係止凹部に係止させれば、それら
の係止軸部を備えた係止部を取着部に取着させることが
できて、エアバッグカバータイプ用とノーマルタイプ用
とのそれぞれの用途に適切に対処したピラーガーニッシ
ュを、容易に組立てることができる。
基づいて説明する。
PFの車内側に配置されるフロントピラーガーニッシュ
20であり、図3・5・10・14に示すように、取着
部25に対して、係止部31・41・51を取着させ
て、エアバッグカバータイプのピラーガーニッシュ20
Aとノーマルタイプのピラーガーニッシュ20N1・2
0N2とに兼用使用できるものである。
ッシュ20Aは、図1に示すように、車両のリヤピラー
部PR・ルーフサイドレール部R・フロントピラー部P
Fにかけて折り畳まれたエアバッグ8を配置させて構成
される頭部保護エアバッグ装置M1に使用されて、折り
畳まれたエアバッグ8を覆うエアバッグカバー16の一
部を、構成している。
バッグ8と、エアバッグ8に膨張用ガスを供給するイン
フレーター12と、折り畳まれたエアバッグ8の車内側
を覆うエアバッグカバー16と、を備えて構成されてい
る。インフレーター12は、リヤピラーガーニッシュ1
7の後パネル部17bに覆われて、リヤピラー部PRの
ボディ1に固定されている。エアバッグカバー16は、
実施形態の場合、フロントピラーガーニッシュ20A
と、ルーフ内装材18の下縁18aと、リヤピラーガー
ニッシュ17と、から構成されている。
に配置されて板金製の取付ブラケット9を固着させた複
数の取付部8aと、インフレーター12に外装される連
結筒部8bと、を備えて構成されている。そして、エア
バッグ8は、取付ブラケット9と取付ボルト10とを利
用して、車両のボディ1側に取付固定されている。な
お、このエアバッグ8の前部側には、展開膨張時に、エ
アバッグ8の下縁に張力を発揮させて、エアバッグ8の
車外側への移動を防止するためのベルト部8cが設けら
れ、ベルト部8cの前端は、フロントピラー部PFの下
部のボディ1に連結されている。
して、エアバッグ8の連結筒部8bを外装させた状態
で、さらに、板金製の取付ブラケット13が外装され、
取付ブラケット13と2本の取付ボルト14とを利用し
て、リヤピラー部PRのボディ1側に取付固定されてい
る。
構成する前パネル部17aと、後縁側を構成して折り畳
まれたエアバッグ8を覆うエアバッグカバー16として
の後パネル部17bと、を備えて構成され、後パネル部
17bの前縁側が、エアバッグ3の展開膨張時に開く扉
部17cとしている。
M1の車両への組付けについて説明すると、まず、エア
バッグ8を折り畳んで、各取付部8aに取付ブラケット
9を取り付けるとともに、連結筒部8bにインフレータ
ー12を挿入して取付ブラケット13を取り付け、さら
に、折り崩れを防止するために、図示しないテープ材
で、折り畳んだエアバッグ8を所定箇所でくるんで、エ
アバッグ組付体を形成しておく。ついで、取付ボルト1
0・14を利用し、各取付ブラケット9・13をボディ
1側に取り付けて、エアバッグ組付体をボディ1に取付
固定する。さらに、ボディ1に、リヤピラーガーニッシ
ュ17・フロントピラーガーニッシュ20・ルーフ内装
材18を取り付ければ、頭部保護エアバッグ装置M1を
車両に組み付けることができる。
タイプ用のフロントピラーガーニッシュ20Aについて
説明すると、このガーニッシュ20Aは、図1〜4に示
すように、ボディ1側のフロントピラー本体2に取付固
定されている。フロントピラー本体2は、それぞれ鋼板
製のリンフォースパネル3・アウタパネル4・インナパ
ネル5から構成されている。インナパネル5には、ピラ
ーガーニッシュ20Aを取付固定する2つの円形に開口
された係止孔6・7が形成されている。
ラー部PFの車内側の全域を覆うように構成されるガー
ニッシュ本体21と、インナパネル5に取り付けるため
に使用する係止脚24と、インナパネル5に取付固定す
るために使用する取着部25と、取着部25に取着され
る係止部31と、を備えて構成されている。
可塑性エラストマー等の合成樹脂から形成される基部2
1aと、基部21aの表面側に接合される軟質塩化ビニ
ル・オレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂や
ファブリック等からなる表皮21bと、を備えて構成さ
れている。また、ガーニッシュ本体21は、展開膨張時
にエアバッグ8に押されて開く扉部22を下縁側に配設
させている。扉部22の上縁側には、扉部22が開き易
いように、基部21aを薄肉として構成したヒンジ部2
3が形成されている。
に、ガーニッシュ本体21の下部裏面側に、基部21a
と一体的に形成され、ボディ1側のインナパネル5に設
けられた係止孔6に挿入係止されるものである。この係
止脚24は、インナパネル5への係止力を、車内側へ強
く引っ張れば、係止孔6から引き抜き可能な係止力とし
ている。
に、ガーニッシュ本体21の上部裏面側に配置されて、
基部21aと一体的に形成された円柱状のボス部21c
と、ボス部21cに埋設固定された柱状体26と、から
構成されている。柱状体26は、剛性を有した鋼棒から
形成され、図3・8に示すように、ボス部21cに埋め
込まれる円板状の鍔部27と、鍔部27から突出する円
柱状の大径部28と、大径部28の端面から大径部28
より小径として円柱状に突出する首部29と、首部29
の先端部29aに連結されて首部29より幅寸法(実施
形態では外径寸法)を大きくする係着頭部30と、を備
えて構成されている。係着頭部30は、元部側に配置さ
れて先端側に向って広がるテーパ部30bと、先端部側
に配置されて先端側に向かって狭まるテーパ部30a
と、を備えて構成されている。
ン)やオレフィン系熱可塑性エラストマー等の弾性変形
可能な合成樹脂やゴム等から形成される略円筒状に形成
されている。係止部31は、図3・6・7に示すよう
に、柱状体26における首部29の元部29b側から係
着頭部30の元部(テーパ部30b)まで覆い可能な略
円筒形状として、柱状体26に外装されて係止されるこ
ととなる。この係止部31を柱状体26に外装させた際
には、元部側の端部に形成された円環状の鍔部38がガ
ーニッシュ本体21のボス部21cに当接して、先端部
側が柱状体26のテーパ部30bまでを覆うこととな
る。
の首部29における先端部29aと元部29bとの位置
の外側面に、周方向の全周に形成されるように、2つの
第1・2凹溝33・35を備えている。第1・2凹溝3
3・35は、ボディ1側のインナパネル5に設けられた
係止孔7の内周面の部位7aを嵌合可能としている。そ
して、第1凹溝33より先端側が、係止孔7に挿入させ
て、係止孔7周縁に係止可能な係止固定部32としてい
る。係止固定部32の先端部32aは、外装した柱状体
26における係着頭部30の先端部側のテーパ部30a
と略面一となるように、先細り状としている。また、第
1・2凹溝33・35の間には、幅寸法(実施形態では
外径寸法)を一定とした円筒部34が配設されている。
の内側面(内周面)32bより円筒部34や第2凹溝3
5を配置させた元部36側の内側面(内周面)36a
が、拡径するように構成されている。元部内側面36a
は、係止固定部32の内側面32bからテーパ状に広が
るテーパ部36bと、テーパ部36bから開口幅寸法
(内径寸法)を一定にしたストレート部36cと、から
構成されている。
法L1は、外装した際の柱状体26の首部29との間に
小隙間H1(図9のA参照)を配置させるように構成さ
れ、この小隙間H1は、係止固定部32を縮径させるよ
うに撓ませて、係止固定部32の係止孔7への挿入方向
側への押し込みを可能とするように設定されている。ま
た、内側面32bの開口幅寸法L1は、係止固定部32
によるインナパネル5の裏面側の係止孔7周縁への係止
時(第1係止状態・図3・9のB参照)には、柱状体2
6の係着頭部30の引き抜きを不能とするように、設定
されるとともに、さらに、第2凹溝35に係止孔7の内
周面部位7aを配置した時(第2係止状態・図9のD参
照)には、柱状体26の係着頭部30を挿通可能とする
ように、設定されている。
柱状体26の首部29との間に小隙間H1より大きな大
隙間H2(図9のA参照)を配置させるように構成さ
れ、元部36を縮径させるように撓ませて、第2凹溝3
5の位置に係止孔7の内周面部位7aを配置させるまで
の係止部31の挿入方向への押し込みを可能とするよう
に設定されている。さらに、第2凹溝35を配置させた
係止部31の元部36におけるストレート部36cの開
口幅寸法L2は、第2凹溝35の位置に係止孔7の内周
面部位7aを配置させて、係止部31を係止孔7周縁に
係止させた状態(第2係止状態・図9のD・E参照)で
は、柱状体26の係着頭部30を係止部31から引き抜
き可能とするように、設定されている。
36aにおけるストレート部36cの開口幅寸法L2
は、柱状体26の大径部28の幅寸法(外径寸法)D1
と等しくしている。
定部32から第2凹溝35の中間付近まで、軸方向に沿
う4つのスリット37が形成されている。これらのスリ
ット37は、係止部31の係止固定部32や円筒部34
が、容易に、拡径したり縮径できるように、配設されて
いる。
は、大径部28の幅寸法D1を11mm、首部29の幅寸
法(外径寸法)D2を5mm、係着頭部30の最大幅寸法
(外径寸法)D3を11mmとして、係止部31は、係止
固定部32や円筒部36の最大幅寸法(外径寸法)D4
を16.5mm、第1・2凹溝33・35の配置部位の幅
寸法(外径寸法)D5を14mm、係止固定部32の内側
面32bの開口幅寸法L1を8mm、元部内側面36aの
ストレート部36cの開口幅寸法L2を11mmとし、小
隙間H1・H1はそれぞれ1.5mm、大隙間H2・H2
はそれぞれ3mmとなるように設定されている。また、イ
ンナパネル5の係止孔7の開口幅寸法(内径寸法)L0
は、14mmとしている。
0Aをボディ1側のインナパネル5へ取付固定する際に
は、予め、ガーニッシュ本体21のボス部21cにイン
サート成形されて埋め込まれた取着部25としての柱状
体26に対して、鍔部38をボス部21cに当接させ
て、首部29の元部29b側から係着頭部30の元部側
のテーパ部30bまで、係止部31を外装させておく
(図9のA参照)。この時、係止部31が弾性変形可能
なため、容易に、鍔部38側から嵌め込んで、係着頭部
30の先端部側のテーパ部30aを係止固定部32から
突出させるように、係止部31を柱状体26に外装する
ことができる。
パネル5の係止孔6に挿入係止させるとともに、図9の
A・Bに示すように、係止部31の係止固定部32をイ
ンナパネル5の裏面側の係止孔7周縁まで挿入させる。
その際、係止固定部32の内側面32bが、柱状体26
の首部29との間に配置させた小隙間H1・H1によっ
て、係止固定部32の係止孔7への挿入方向側への押し
込みを可能としているため、容易に、係止固定部32が
縮径するように撓んで、第1凹溝33に係止孔7の内周
面の部位7aを配置させるまで、係止固定部32を挿入
することができる。そして、第1凹溝33に係止孔内周
面部位7aが配置されれば、係止部31の係止固定部3
2が、インナパネル5の裏面側の係止孔7周縁に係止さ
れる第1係止状態となる。この第1係止状態では、係止
固定部32の内側面32bの開口幅寸法L1が、柱状体
26の係着頭部30を引き抜き不能とするように設定さ
れており、柱状体26ごと係止部31の係止固定部32
が、引く抜き不能に係止孔7周縁に係止されることとな
って、ピラーガーニッシュ20Aを強固にボディ1側の
インナパネル5に取付固定できる。
Aをフロントピラー本体2のインナパネル5に取付固定
し、頭部保護エアバッグ装置M1の車両への取付完了
後、インフレーター12が作動して、エアバッグ8が展
開膨張すれば、フロントピラー部PFでは、図1〜3・
5の二点鎖線で示すように、エアバッグ8に押されて、
フロントピラーガーニッシュ20Aの扉部22が開き、
開口Wを覆うように、エアバッグ8を突出させることと
なる。
Aの上部側では、エアバッグ8の展開膨張時、扉部22
の開くエリアを広くするように、エアバッグ8に押され
て車内側へ移動するように構成されている。すなわち、
ガーニッシュ本体21がエアバッグ8に押された際、図
5・9のCに示すように、柱状体26の係着頭部30
が、係止固定部30から抜け不能の状態で、その元部側
のテーパ部30bによって、係止部31における係止固
定部32の先端部32a側を拡径させるように弾性変形
させるため、係止固定部32の先端部32aの弾性変形
分、ガーニッシュ本体21を車内側へ移動させることが
できて、扉部22の開くエリアを広くすることができ
る。
への取付完了後、メンテナンス時等に、フロントピラー
ガーニッシュ20Aをインナパネル5から取り外す際に
は、図9のB・Dに示すように、係止部31における第
2凹溝35の位置に係止孔7の内周面部位7aを配置さ
せるまで、取着部25ごと係止部31を挿入方向への押
し込んで、第2係止状態とする。この時、係止部31の
元部36側の内側面36aが、柱状体26の首部29と
の間に大隙間H2・H2を設けており、その隙間H2を
狭めるように、係止部31の元部36側が撓んで、第2
凹溝35の位置に係止孔内周面部位7aを配置させるこ
とができる。
内周面部位7aが配置されて、係止部31が係止孔7周
縁に係止された第2係止状態では、係止部31の元部3
6側や係止固定部32の内側面36a・32bが、柱状
体26の係着頭部30を引き抜き可能とするように、設
定されているため、図9のEに示すように、ガーニッシ
ュ本体21ごと取着部25の柱状体26を係止部31か
ら簡単に引き抜くことができ、その結果、ガーニッシュ
本体21をボディ1側のインナパネル5から取り外すこ
とができる。そしてその後、係止部31は、弾性変形可
能なため、係止孔7から容易に引き抜くことができて、
インナパネル5から先に取り外したガーニッシュ本体2
1側の柱状体26に外装させておけば良い。
ガーニッシュ本体21を車内側へ強く引っ張れば、容易
に係止孔6から引き抜くことができる。
ーガーニッシュ20Aは、取付ボルトを使用せずに、容
易に取り外し可能として、強固にボディ1側のインナパ
ネル5に取付固定することができる。
は、柱状体26に対して、係止部31を、柱状体26の
軸方向に沿って、被せるように外装する構成としたが、
係止部31の係止固定部32の部位を柱状体26が通過
しにくい場合には、係止部31のスリット37の一つ
を、係止部31の全長にわたって形成し、そのスリット
37を広げて、柱状体26の軸方向と直交する方から、
係止部31を柱状体26に外装させても良い。
では、取着部25としての柱状体26が、ガーニッシュ
本体21と別部材として、ガーニッシュ本体21の基部
21aの成形時にインサートとして埋設されるものを示
したが、柱状体26をガーニッシュ本体21と一体成形
される合成樹脂製としても良い。
2係止状態に不用意に移動しないように、図6・7の二
点鎖線で示すように、突出高さと円筒部34回りの配置
範囲等を考慮して、第1凹溝33の第2凹溝35側の縁
に、突起39を設けても良い。
20Aを、エアバッグ8を覆わないノーマルタイプ用に
変更する場合には、取着部25に取着する係止部31
を、図10〜13に示すように、係止部41に変更した
り、図14〜16に示すように、係止部51に変更す
る。
アミド(66ナイロン)やオレフィン系熱可塑性エラス
トマー等の弾性変形可能な合成樹脂やゴム等から形成さ
れる略円筒状に形成されている。係止部41は、図10
〜13に示すように、首部29の元部29b側から係着
頭部30の元部(テーパ部30b)まで覆い可能に、ガ
ーニッシュ本体21の取着部25を構成する柱状体26
に対して、側方から外装されて係止されることとなる。
る係着頭部30の元部30bから首部29の先端部29
aを覆うように、膨出されて配置される係止固定部42
を備え、係止固定部42の元部側には、係止固定部42
がボディ1側のインナパネル5に設けられた係止孔7の
車外側周縁を係止した際、内周面部位7aを嵌合可能な
凹溝43が形成されている。係止固定部42の先端部4
2aは、外装した際、柱状体26における係着頭部30
の先端部側のテーパ部30aと略面一となるように、先
細り状としている。そして、この係止固定部42の外径
寸法は、係止孔7から強く引っ張れば、容易に引き抜き
可能な寸法に設定されている。
位7aの凹溝43への嵌合時に、係止孔7の車内側周縁
に当接する第1鍔部44が設けられている。第1鍔部4
4の元部側には、円筒形のストレート部45が形成さ
れ、ストレート部45の元部側には、柱状体の26の外
装時に、ガーニッシュ本体21のボス部21cに当接す
る第2鍔部48が設けられている。そして、係止部41
には、柱状体26への側方から外装できるように、軸方
向の全長にわたってスリット47が形成されている。
アミド(66ナイロン)やオレフィン系熱可塑性エラス
トマー等の弾性変形可能な合成樹脂やゴム等から形成さ
れる有底の筒状に形成されている。係止部51は、図1
4〜16に示すように、首部29の元部29b側から係
着頭部30の元部(テーパ部30b)まで覆い可能に、
ガーニッシュ本体21の取着部25を構成する柱状体2
6に対して、先端側から外装されて係止されることとな
る。
から先端側の形状に形成され、先端に、柱状体26にお
ける係着頭部30の元部30bから首部29の先端部2
9aを覆うように、有底として膨出されて配置される係
止固定部52を備え、係止固定部52の元部側には、係
止固定部52がボディ1側のインナパネル5に設けられ
た係止孔7の車外側周縁を係止した際、内周面部位7a
を嵌合可能な凹溝53が形成されている。係止固定部5
2の先端部52aは、先細り状としている。そして、こ
の係止固定部52の外径寸法は、係止孔7から強く引っ
張れば、容易に引き抜き可能な寸法に設定されている。
また、凹溝53の元部側には、内周面部位7aの凹溝5
3への嵌合時に、係止孔7の車内側周縁に当接する鍔部
54が設けられている。
状体26の係着頭部30に外装した際、頭部30から容
易に外れないように、テーパ部30bに当接する4つの
リブ55が形成されている。
げて、側方から柱状体26に外装すれば、また、係止部
51は、係着頭部30に嵌めるように柱状体26に外装
すれば、それぞれ、ガーニッシュ本体21の取着部25
に取着されることとなる。係止部41・51を取着した
ピラーガーニッシュ20N1・20N2は、ピラーガー
ニッシュ20Aと同様に、係止脚24をインナパネル5
の係止孔6に挿入係止させるとともに、それぞれ、係止
部41・51の係止固定部42・52をインナパネル5
の裏面側の係止孔7周縁まで挿入させれば、ノーマルタ
イプ用のピラーガーニッシュ20N1・20N2をフロ
ントピラー本体2に装着することができる。
ンナパネル5やガーニッシュ本体21等に別途取り付け
る衝撃エネルギー吸収体であり、板金や脆性硬質合成樹
脂等から形成されて、ガーニッシュ20N1・20N2
に乗員が干渉した際に、塑性変形してその衝撃を吸収す
るものである。
N2を取り外す際には、ガーニッシュ20N1・20N
2を車内側に強く引っ張れば、係止孔6・7から、それ
ぞれ、係止脚24と係止部41・51を取着させた柱状
体26とが、抜けることとなって、ガーニッシュ20N
1・20N2をフロントピラー本体2から取り外すこと
ができる。
ニシュ20では、強固にボディ1側のインナパネル5に
取り付けるエアバッグカバータイプと、エアバッグ8を
覆わずに、インナパネル5から容易に取外可能なノーマ
ルタイプと、の2タイプに、ガーニッシュ本体21と取
着部25とを、兼用して使用することができる。また、
エアバッグカバータイプ用の係止部31が、ボディ1の
係止孔7に挿入してインナパネル5に強固に係止させる
ことができることから、エアバッグカバータイプ用の係
止部31を取着部25に取着させたピラーガーニッシュ
20Aでは、ボルト止めせずに、インナパネル5に取り
付けることができ、手間をかけずに、ボディ1への取付
作業を行なうことができる。
バータイプ用の係止部31が、係止孔7への挿入時、イ
ンナパネル5から抜け不能に係止される第1係止状態、
及び、第1係止状態の配置位置よりさらに挿入されて、
インナパネル5から抜け可能に係止される第2係止状
態、の2種類の状態を形成可能に、構成されており、こ
のエアバッグカバータイプ用の係止部31を取着部25
に取着させたピラーガーニッシュ20Aでは、係止部3
1を第2係止状態に押し込めば、インナパネル5から簡
単に取り外すことが可能となって、メンテナンス等の作
業時に便利となる。
膨らんだ係着頭部30を先端に備えた柱状体26によっ
て形成され、エアバッグカバータイプ用とノーマルタイ
プ用との係止部31・41・51が、それぞれ、係着頭
部30に係止可能な筒状に形成されており、係止部31
・41・51を、係着頭部30に外装することにより、
容易に取着部26に取着させることができるため、ピラ
ーガーニッシュ20A・20N1・20N2の組立てが
容易となる。
は、図17・20に示すように、第1実施形態のガーニ
ッシュ20と同様に、フロントピラー部PFに装着され
るものであり、ガーニッシュ本体21の取着部65及び
取着部65に取着される係止部71・81が相違してい
る他、他の構成は、第1実施形態のガーニッシュ20と
同様であるため、同一の部位には、同一符号を付して、
それらの説明を省略する。
取着部65が、図17〜20に示すように、ガーニッシ
ュ本体21の基部21aに設けられたボス部21cに、
係止凹部70を設けて構成されている。ボス部21c
は、車外側の天井壁部66と、天井壁部66におけるガ
ーニッシュ幅方向の両側に設けられる側壁部67・67
と、背面壁部68と、から構成され、係止凹部70は、
天井壁部66・側壁部67・67・背面壁部68とで囲
まれて形成されている。また、係止凹部70は、正面側
の開口部65aと、開口部65aから連なってガーニッ
シュ長手方向に延びるように、天井壁部66に開口する
細幅開口部66aと、に連通されて構成されている。さ
らに、係止凹部70の底面、すなわち、車内側の面に
は、それぞれ、ガーニッシュ60の長手方向に沿って延
びる三条のリブ69が形成されている。各リブ69の先
端と天井壁部66と側壁部67・67とで囲まれた係止
凹部70は、正面開口部65aから係止部71・81の
フランジ部75・85を嵌入可能な寸法とし、また、細
幅開口部66aの開口幅寸法は、フランジ部75・85
の係止凹部70内への嵌入時に、係止部71・81の係
止軸部72・82における元部側の部位28・83bを
挿通可能な寸法に設定されている。
タイプ用のものであり、ボディ1側のインナパネル5へ
の係止力を強固にした係止軸部72と、係止軸部72の
元部側に配置されたフランジ部75と、を備えて構成さ
れている。係止軸部72は、鋼棒製の軸本体73と、軸
本体73の先端に係着された係止キャップ74と、から
構成されている。また、実施形態の場合、係止部71
は、第1実施形態の柱状体26とその柱状体26に外装
した円筒状の係止部31と、同一の部材が使用されてい
る。すなわち、軸本体73は、柱状体26の大径部28
・首部29・係着頭部30から構成され、係止キャップ
74は、係止部31自体から構成されている。そして、
係止凹部70に嵌合されるフランジ部75が、柱状体2
6の鍔部27から構成され、係止凹部70の細幅開口部
66aを挿通する部位が、柱状体26の大径部28から
構成されている。そのため、第1実施形態と同様な部位
には、同一符号を付して、それらの説明を省略する。
あり、ポリアミド(66ナイロン)、ポリアセタ−ル、
オレフィン系熱可塑性エラストマー等の弾性変形可能な
合成樹脂やゴム等から形成されており、インナパネル5
の係止孔7に挿入させた際、インナパネル5に取外可能
に係止される係止軸部82と、係止部81の元部側に配
置されたフランジ部85と、を備えて構成されている。
係止軸部82は、図20〜22に示すように、軸本体8
3と軸本体83の先端側の係止脚部84とから構成され
ている。さらに、軸本体83は、フランジ部85の係止
凹部70への嵌合時に、ボス部21cの天井壁部66に
当接する鍔部83aと、細幅開口部66aに配置される
首部83bと、から構成されている。係止脚部84は、
係止孔7の周縁を係止する部位となり、先端を先細り状
にした円筒形状に形成されて、軸方向の中間部位には、
周囲から周方向に凹んで、係止脚部84の係止孔7周縁
への係止時に、係止孔7の内周面部位7aを嵌合させる
凹溝84aが、形成されている。凹溝84aの深さは、
係止脚部84の係止時に、強く引っ張れば取外可能に係
止されるように、浅く設定されている。
キャップ部74を係止させて係止部71を形成し、大径
部28を細幅開口部66aから突出させる状態で、係止
部71のフランジ部75を、正面開口部65aから係止
凹部70内に嵌合させて、係止部71を取着部65に取
着させれば、エアバッグカバータイプのフロントピラー
ガーニッシュ60Aを組立てることができ、このガーニ
ッシュ60Aでは、第1実施形態のピラーガーニッシュ
20Aと同様な作用・効果を得ることができる。
態で、係止部81のフランジ部85を、正面開口部65
aから係止凹部70内に嵌合させて、係止部81を取着
部65に取着させれば、ノーマルタイプのフロントピラ
ーガーニッシュ60Nを組立てることができ、このガー
ニッシュ60Nでは、第1実施形態のピラーガーニッシ
ュ20N1・20N2と同様な作用・効果を得ることが
できる。
ッシュ60A・60Nでは、エアバッグカバータイプ用
とノーマルタイプ用との係止部71・81が、それぞ
れ、ボディ1側のインナパネル5への係止力を対応させ
た係止軸部72・82と、取着部65の係止凹部70に
係止させるフランジ部75・85と、から構成されてい
ることから、係止軸部72・82の係止キャップ74や
係止脚部84が、取着部65との結合構造を考慮せず
に、インナパネル5への係止力を考慮するだけで、構成
できる。そのため、インナパネル5への係止力を的確に
して、係止軸部72・82を設計できる。
70に係止させれば、所定の係止軸部72・82を備え
た係止部71・81を、取着部65に簡単に取着させる
ことができるため、エアバッグカバータイプ用とノーマ
ルタイプ用とのそれぞれの用途に適切に対処したピラー
ガーニッシュ60A・60Nを、容易に組立てることが
できる。
シュ本体21の取着部65として、厚肉のボス部21c
の部位に、係止凹部70を設けたことから、この部位の
基部21a側に、基部21aの射出成形後に生ずるヒケ
が発生し難くなって、ガーニッシュ本体21の車内側の
面の意匠性を向上させることができる。このような作用
・効果は、特に、表皮20bを設けないで、ピラーガー
ニッシュ本体21を基部21aだけで構成した場合に、
効果的となる。勿論、表皮20bを設けても、ヒケによ
る意匠性の低下を招くことから、実施形態のように、厚
肉のボス部21cに、肉盗みのような係止凹部70を設
ければ、意匠性の低下を招かない。さらに、第2実施形
態の場合には、係止凹部70の底面側にも、複数のリブ
69を設けて肉盗み部位を大きくしているため、一層、
効果的にヒケを防止することができる。
ラーガーニッシュ20・60について説明したが、リヤ
ピラーガーニッシュやセンターピラーガーニッシュ等の
ピラーガーニッシュに本発明を応用することができる。
ッシュは、頭部保護エアバッグ装置M2のリヤピラー部
PRに装着されるリヤピラーガーニッシュ100であ
る。なお、この頭部保護エアバッグ装置M2では、リヤ
ピラーガーニッシュ100付近の構成が第1実施形態と
相違する他、ルーフサイドレール部R・フロントピラー
部PFの構成は、第1実施形態と同様であり、それらの
同一の部位には、同一符号を付して、それらの説明を省
略する。そして、図28に示すように、リヤピラーガー
ニッシュ100を取り付けるリヤピラー本体としてのイ
ンナパネル95には、エアバッグカバータイプ用の係止
部71とノーマルタイプ用の係止部111とをそれぞれ
別々に挿入させて係止可能に、内径を異ならせて別位置
に配置された2種類の係止孔97・98が、設けられて
いる。そのため、ガーニッシュ100の取着部105に
は、エアバッグカバータイプ用の係止部71とノーマル
タイプ用の係止部111とをそれぞれ別位置に取着させ
る係止凹部109・110が設けられている。係止孔9
7・98に関しては、エアバッグカバータイプ用の係止
部71を挿入係止させる係止孔97が、容易に係止力を
高くできるように、内径を大きく設定され、ノーマルタ
イプ用の係止部111を挿入係止させる係止孔98が、
係止力を低くできるように、内径を小さく設定されてい
る。
のリヤピラーガーニッシュ100Aについて詳しく説明
すると、このガーニッシュ100Aは、略長方形板状と
して、図23〜25に示すように、リヤピラー部PRの
車内側の全域を覆うように構成されるガーニッシュ本体
101と、リヤピラー本体としてのインナパネル95に
係止される係止脚104と、取着部105と、取着部1
05に取着される係止部71と、を備えて構成されてい
る。
熱可塑性エラストマー等の合成樹脂からなる基部101
aと、基部101aの表面に接合されて、軟質塩化ビニ
ル・オレフィン系熱可塑性エラストマー等の合成樹脂や
ファブリック等からなる表皮101bと、を備えて構成
されている。また、ガーニッシュ本体101は、展開膨
張時のエアバッグ8に押されて下方側へ開く三角板状の
扉部102を、上端前側に配置させている。扉部102
の下縁側には、扉部102が開き易いように、基部10
1aを薄肉として構成したヒンジ部103が形成されて
いる。
は、ガーニッシュ100Aをインナパネル95にボルト
99止めするための取付孔101cが形成されている。
ンジ部103の下方における車外側の面に、車外側に突
出する規制壁101dが、配設されている。規制壁10
1dは、前部側をヒンジ部103に沿わせるとともに、
後部側を、屈曲させて、インフレーター12の前方側で
インフレーター12に沿って、配置されている。同様
に、インナパネル95にも、規制壁101dの先端と先
端を重ねるように、規制壁95aが配置されている。こ
れらの規制壁101d・95aは、エアバッグ8の膨張
時に、エアバッグ8の圧力を扉部102側に案内するた
めのものである。
すように、ガーニッシュ本体101の裏面側における下
部側の3箇所に配置され、これらの係止脚104は、イ
ンナパネル95に設けられた係止孔96に挿入されて、
インナパネル95に係止される。そして、これらの係止
脚104は、インナパネル95への係止力を、車内側へ
強く引っ張れば、係止孔96から引き抜き可能な係止力
としている。
すように、箱形状として、ガーニッシュ本体101の車
外側の面におけるヒンジ部103の下方近傍の2箇所
に、配設されている。これらの取着部105は、それぞ
れ、エアバッグカバータイプ用とノーマルタイプ用との
2つの係止部71・111との各々を取着可能に、2つ
ずつの係止凹部109・110を設けて構成されてい
る。各取着部105は、車外側の天井壁部106と、天
井壁部106の略上下方向の両側に設けられる側壁部1
07・107と、から構成されている。そして、取着部
105の一方の端部側に、エアバッグカバータイプ用の
係止部71を取着させる係止凹部109が形成され、取
着部105の他方の端部側に、ノーマルタイプ用の係止
部111を取着させる係止凹部110が形成されてい
る。
部70と同様に、天井壁部106と側壁部107・10
7とに囲まれて形成され、係止部71のフランジ部75
を挿入可能な挿入用開口部105aと、開口部105a
から連なってガーニッシュ前後方向に延びるように、天
井壁部106に開口するスライド用開口部106aと、
に連通されて構成されている。
部107・107とに囲まれて形成され、係止部111
のフランジ部115を挿入可能な挿入用開口部105b
と、開口部105bから連なってガーニッシュ前後方向
に延びるように、天井壁部106に開口するスライド用
開口部106bと、に連通されて構成されている。
面、すなわち、車内側の面には、それぞれ、ガーニッシ
ュ100の前後方向に沿って延びる三条のリブ108が
形成されている。各リブ108の先端と天井壁部106
と側壁部107・107とで囲まれた各係止凹部109
・110は、それぞれ、開口部105a・105bから
係止部71・111のフランジ部75・115を嵌入可
能な寸法とし、また、スライド用開口部106a・10
6bの開口幅寸法は、フランジ部75・115の係止凹
部109・110内への嵌入時に、係止部71・111
の係止軸部72・112における元部側の部位28・1
13bを挿通可能な寸法に設定されている。
タイプ用のものであり、第2実施形態と同様として、イ
ンナパネル95の係止孔97への係止力を強固にした係
止軸部72と、係止軸部72の元部側に配置されたフラ
ンジ部75と、を備えて構成されている。係止軸部72
は、鋼棒製の軸本体73と、軸本体73の先端に係着さ
れた係止キャップ74と、から構成されている。すなわ
ち、係止部71は、第1実施形態の柱状体26とその柱
状体26に外装した円筒状の係止部31と、同一の部材
が使用されている。そのため、軸本体73は、柱状体2
6の大径部28・首部29・係着頭部30から構成さ
れ、係止キャップ74は、係止部31自体から構成され
ている。そして、係止凹部109に嵌合されるフランジ
部75が、柱状体26の鍔部27から構成され、係止凹
部109のスライド用開口部106aを挿通する部位
が、柱状体26の大径部28から構成されている。
に、ノーマルタイプ用のものであり、第2実施形態の係
止部81と同様に(但し、半径方向の寸法が係止部81
より小径となっている)、ポリアミド(66ナイロ
ン)、ポリアセタ−ル、オレフィン系熱可塑性エラスト
マー等の弾性変形可能な合成樹脂やゴム等から形成され
ており、インナパネル95の係止孔98に挿入させた
際、インナパネル95に取外可能に係止される係止軸部
112と、係止部111の元部側に配置されたフランジ
部115と、を備えて構成されている。係止軸部112
は、軸本体113と軸本体113の先端側の係止脚部1
14とから構成されている。さらに、軸本体113は、
フランジ部115の係止凹部110への嵌合時に、天井
壁部106に当接する鍔部113aと、スライド用開口
部106bに配置される首部113bと、から構成され
ている。係止脚部114は、係止孔98の周縁を係止す
る部位となり、先端を先細り状にした円筒形状に形成さ
れて、軸方向の中間部位には、周囲から周方向に凹ん
で、係止脚部114の係止孔98周縁への係止時に、係
止孔98の内周面部位98aを嵌合させる凹溝114a
が、形成されている。凹溝114aの深さは、係止脚部
114の係止時に、強く引っ張れば取外可能に係止され
るように、浅く設定されている。
キャップ部74を係止させて係止部71を形成し、大径
部28をスライド用開口部106aから突出させる状態
で、係止部71のフランジ部75を、挿入用開口部10
5aから係止凹部109内に嵌合させて、係止部71を
取着部105に取着させれば、エアバッグカバータイプ
のリヤピラーガーニッシュ100Aを組立てることがで
き、このガーニッシュ100Aでは、第2実施形態のピ
ラーガーニッシュ60Aと同様な作用・効果を得ること
ができる。
させる状態で、係止部111のフランジ部115を、挿
入用開口部105bから係止凹部110内に嵌合させ
て、係止部111を取着部105に取着させれば、ノー
マルタイプのリヤピラーガーニッシュ100Nを組立て
ることができ、このガーニッシュ100Nでは、第2実
施形態のピラーガーニッシュ60Nと同様な作用・効果
を得ることができる。
ッシュ100A・100Nでも、エアバッグカバータイ
プ用とノーマルタイプ用との係止部71・111が、そ
れぞれ、インナパネル95の係止孔97・98への係止
力を対応させた係止軸部72・112と、取着部105
の係止凹部109・110に係止させるフランジ部75
・115と、から構成されていることから、係止軸部7
2・112の係止キャップ74や係止脚部114が、取
着部105との結合構造を考慮せずに、インナパネル9
5への係止力を考慮するだけで、構成できる。そのた
め、インナパネル95への係止力を的確にして、係止軸
部72・112を設計できる。
部109・110に係止させれば、所定の係止軸部72
・112を備えた係止部71・111を、取着部105
に簡単に取着させることができるため、エアバッグカバ
ータイプ用とノーマルタイプ用とのそれぞれの用途に適
切に対処したピラーガーニッシュ100A・100N
を、容易に組立てることができる。
ータイプ用のリヤピラーガーニッシュ100Aが車両に
搭載された後、インフレーター12が作動されれば、リ
ヤピラーガーニッシュ100Aの部位では、扉部102
が、エアバッグ8に押されて、図25・27に示すよう
に、ヒンジ部103を回転中心として上縁102aを車
内側へ移動させつつ開き、エアバッグ8が、扉部102
の開いた開口から突出することとなる。
に、エアバッグカバー用の係止部とノーマルタイプ用の
係止部とをそれぞれ別々に係止可能な2種類の係止孔を
設ける場合、図30に示すように、取着部105自体
に、エアバッグカバー用係止部31(第1実施形態参
照)を係止可能な係着頭部30を先端に配置させた柱状
体26を、ガーニッシュ本体の成形時に合成樹脂材料に
より、一体的に設けても良い。この柱状体26は、ピラ
ーガーニッシュをノーマル用に使用する場合には、切除
しても良いし、エアバッグカバー用係止部31より小径
であって、係止孔97に干渉しないことから、残してお
いても良い。
75・115を係止する取着部105の強度を向上させ
るために、図31に示すように、天井壁部106と側壁
部107・107との肉厚を厚くしても良い。その場
合、側壁部107の配置部位におけるガーニッシュ本体
101(基部101a)の車内側表面にヒケが生ずるよ
うな場合には、側壁部107の車内側表面からの合成樹
脂材料の厚さを少なくしてヒケの発生を防止できるよう
に、肉盗み部107aを側壁部107に設けることが望
ましい。
111のフランジ部75・115を取着部105の係止
凹部109・110に挿入し易いように、リブ108に
おけるフランジ部75・115の挿入側端面に、三角板
状の案内部108aを設けても良い。
ニッシュ本体21・101に、一体的に形成した係止脚
24・104を設けたものを示したが、係止脚24・1
04の代わりに、この部位にも、取着部25・65・1
05を形成して、所定の係止部31・41・51・71
・81・111を取着させるように構成しても良い。こ
のように、全ての部位に、同じ係止力の係止構造を形成
すれば、一定の力で、ピラーガーニッシュのボディ1側
への取り付けと取り外しが行なえることから、好まし
い。
タイプのピラーガーニッシュが使用される頭部保護エア
バッグ装置の使用状態を示す車内側から見た正面図であ
る。
ガーニッシュの使用状態を示す断面図であり、図1のII
−II部位の拡大概略断面図である。
ガーニッシュの使用状態を示す断面図であり、図1の I
II− III部位の拡大概略断面図である。
ガーニッシュを車外側から見た概略斜視図である。
ガーニッシュのエアバッグ展開膨張時を示す概略断面図
である。
用の係止部の平面図である。
用の係止部の断面図であり、図6の VII− VII部位を示
す。
ガーニッシュの取着部を構成する柱状体の正面図であ
る。
ガーニッシュの係止部の使用態様を説明する拡大断面図
である。
ッシュを車外側から見た概略斜視図である。
ッシュの係止部付近の使用態様を示す拡大断面図であ
る。
部を示す平面図である。
部を示す正面図である。
ーニッシュを車外側から見た概略斜視図である。
ーニッシュの係止部付近の使用状態を示す拡大断面図で
ある。
面図である。
面図である。
の係止部付近の使用状態を示す拡大断面図である。
面図である。
面図である。
ラーガーニッシュが使用される頭部保護エアバッグ装置
の使用状態を示す車内側から見た正面図である。
を示す拡大正面図である。
る。
る。
のガーニッシュのエアバッグ展開膨張時を示す概略断面
図である。
る。
の係止部付近の使用状態を示す断面図である。
ある。
プ)ガーニッシュ、 20N1・20N2・60N・100N…(ノーマルタ
イプ)ガーニッシュ、 21・101…ガーニッシュ本体、 25・65・105…取着部、 30…係着頭部、 31・71…(エアバッグカバータイプ用)係止部、 41・51・81・111…(ノーマルタイプ用)係止
部、 70・109・110…係止凹部、 72・82・112…係止軸部、 75・85・115…フランジ部。
Claims (4)
- 【請求項1】 車両のピラー部における車内側を覆うよ
うに配設されて、折り畳まれたエアバッグを突出可能に
覆うエアバッグカバータイプと、前記エアバッグを覆わ
ないノーマルタイプと、の2タイプに兼用して使用可能
なピラーガーニッシュであって、 ガーニッシュ本体と、 該ガーニッシュ本体に設けられて、ボディの係止孔に挿
入させて前記ボディに係止可能として、前記ボディへの
係止力を高くしたエアバッグカバータイプ用と該エアバ
ッグカバータイプ用より前記ボディへの係止力を低くし
たノーマルタイプ用との2タイプの係止部を、それぞ
れ、着脱可能な取着部と、 を備えて構成されていることを特徴とするピラーガーニ
ッシュ。 - 【請求項2】 エアバッグカバータイプ用の前記係止部
が、前記係止孔への挿入時、前記ボディから抜け不能に
係止される第1係止状態、及び、該第1係止状態の配置
位置よりさらに挿入されて、前記ボディから抜け可能に
係止される第2係止状態、の2種類の状態を形成可能
に、構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
ピラーガーニッシュ。 - 【請求項3】 前記取着部が、膨らんだ係着頭部を先端
に備えた柱状に形成され、 エアバッグカバータイプ用とノーマルタイプ用との前記
係止部が、それぞれ、前記係着頭部に係止可能な筒状に
形成されていることを特徴とする請求項1若しくは請求
項2に記載のピラーガーニッシュ。 - 【請求項4】 エアバッグカバータイプ用とノーマルタ
イプ用との前記係止部が、それぞれ、前記ボディへの係
止力を対応させた係止軸部と、該係止軸部の元部側に配
置されたフランジ部と、を備えて構成され、 前記取着部が、前記フランジ部を係止可能な係止凹部
を、備えて構成されていることを特徴とする請求項1若
しくは請求項2に記載のピラーガーニッシュ。
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DE60019472T DE60019472T2 (de) | 1999-06-02 | 2000-05-31 | Kopfschützende Airbagvorrichtung |
DE60017013T DE60017013T2 (de) | 1999-06-02 | 2000-05-31 | Airbag- Kopfschutzvorrichtung mit Klammer zur Erleichterung der Montage-Demontage |
EP04004664A EP1426251A1 (en) | 1999-06-02 | 2000-05-31 | Head protecting airbag device |
EP00111684A EP1057697B1 (en) | 1999-06-02 | 2000-05-31 | Head protecting airbag device with easy mount-dismount clip |
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-
1999
- 1999-12-24 JP JP36702499A patent/JP4300664B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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