JP2001191076A - 電解水の製造方法、洗浄水、及び洗浄方法 - Google Patents
電解水の製造方法、洗浄水、及び洗浄方法Info
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Abstract
供することである。 【解決手段】 アノード電極を有するアノード室と、カ
ソード電極を有するカソード室と、前記アノード室とカ
ソード室との間に設けられた中間室と、前記アノード室
と中間室との間に設けられた隔膜と、前記カソード室と
中間室との間に設けられた隔膜とを備えた3室構造の電
解装置を用いることにより電解水を製造する方法であっ
て、前記アノード室に水を供給する工程と、前記カソー
ド室に水を供給する工程と、前記中間室に酸および水を
供給する工程とを有する。
Description
特に、例えばシリコンウェハ等の半導体基板、金属シリ
コン、ステンレス鋼、鉄鋼、耐熱鋼などの金属材料、ガ
ラス等の無機材料、プラスチック等の有機材料、その他
各種の材料の表面に付いた酸化物、活性酸素などの酸化
性物質、或いは水酸化物を効率的に除去できる洗浄水に
関する。
解)すると、アノード極側(アノード室)では下記の反
応(1)が起こり、カソード極側(カソード室)では下
記の反応(2),(3),(4)が起こる。尚、この現
象は良く知られている。
の水溶液が得られる。しかし、このカソード室で得られ
る電解水(カソード電解水)には、Na+ が含まれる。
従って、Na+ を含むカソード電解水を洗浄水として用
いるのは適していない。なぜならば、洗浄物にNa+ が
付着する恐れがある。
解すると、アノード室では上記の反応(1)が起こり、
カソード室では上記の反応(4)が起こる。
たOH- はHClにより中和される。従って、カソード
室における溶液は酸性である。
隔膜を設けた(アノード室とカソード室とが構成され
た)2室型電解槽を用いて塩酸水溶液を電解した場合、
カソード電解水は酸性で、かつ、還元性の水溶液であ
る。
得たカソード電解水が含むNa+ を含まない。従って、
このカソード電解水で洗浄した場合、Na+ が洗浄した
物に付着しない。この為、洗浄水として用いるのに好都
合である。
を電解して得たカソード電解水を洗浄水として用いる場
合、問題が無い訳では無い。例えば、次のような問題が
有る。 (A) 2室型電解槽におけるアノード極とカソード極
との間の距離(電極間距離)が大きい為、電解質(HC
l)濃度を高くする必要がある。この為、カソード電解
水中のHCl濃度が高くなる。よって、カソード電解水
を洗浄水として用いた後、これをそのまま外部に排出し
た場合に問題が起きる。すなわち、廃水中にHClが多
く含まれる為、排出に先立って中和処理が必要である。 (B) 2室型電解槽におけるアノード室では、酸化性
物質が生成している。そして、この酸化性物質の一部が
カソード室側に拡散して来ることも有る。この為、カソ
ード電解水の還元性が損なわれる恐れがある。
室型の電解槽が提案されている。
る。
す構造を有する。
1と、カソード室2と、アノード室1とカソード室2と
の間に設けられた中間室3とを有する。1aはアノード
室1への給水口、1bはアノード室1からの取水口、2
aはカソード室2への給水口、2bはカソード室2から
の取水口、3aは中間室3への給水口、3bは中間室3
からの取水口である。
が設けられ、又、カソード室2と中間室3との間には隔
膜5が設けられている。
電極である。尚、アノード電極6は、隔膜4に密着させ
て設けられている。
電極である。尚、カソード電極7は、隔膜5に密着させ
て設けられている。
給水口1aからアノード室1に水を供給すると共に、給
水口2aからカソード室2に水を供給し、かつ、給水口
3aから中間室3に硝酸塩などの電解質を含む水を供給
し、電解する技術が提案されている。
室3に添加してカソード液を得る場合、ナトリウムイオ
ンがカソード室2に移行するので、カソード液が酸性に
ならず、アルカリ性になる。この為、酸性の還元水を得
ることが出来ない。
は、Na+ 等を含むことが無い酸性の還元水を提供する
ことである。
は、図1に示した3室型電解槽を用いた場合、カソード
室2における電解質の濃度を0にしても電解が可能であ
ることに着目した。すなわち、カソード室2における電
解質濃度が0であれば、カソード電解水を洗浄水として
利用する場合、極めて好都合である。つまり、洗浄後の
廃液を排水するに際して、格別な処理をしなくても済
む。又、カソード電解水に金属イオンが含まれていない
と、洗浄によって洗浄物に金属が付着する恐れも無い。
ン、塩素ガス等の酸化性物質は、間に中間室3があるこ
とから、カソード室2内に移行し難い。このことは、カ
ソード電解水の還元性が損なわれ難いことを意味する。
技術には、得られたカソード電解水に上記問題が存する
ものの、廃液を排水するに際して格別な処理をしなくて
も済むことから、図1に示した3室型電解槽を用いるこ
とにした。
の技術では、硝酸塩(例えば、硝酸アンモニウム)等の
電解質を含む水溶液を供給している。
討が鋭意なされた結果、この問題は電解質に起因するこ
とが判明した。
硝酸アンモニウム等の代わりに、塩酸、硫酸、硝酸など
の無機酸、クエン酸、アスコルビン酸、グルコン酸など
の有機酸を用いることによって、前記の問題が解決でき
ることを見出すに至った。
されたものである。
有するアノード室と、カソード電極を有するカソード室
と、前記アノード室とカソード室との間に設けられた中
間室と、前記アノード室と中間室との間に設けられた隔
膜と、前記カソード室と中間室との間に設けられた隔膜
とを備えた3室構造の電解装置を用いることにより電解
水を製造する方法であって、前記アノード室に水を供給
する工程と、前記カソード室に水を供給する工程と、前
記中間室に酸および水を供給する工程とを有することを
特徴とする電解水の製造方法によって解決される。
酸、燐酸、フッ酸、臭化水素酸、フッ化燐酸、フッ化硼
酸、硼酸、ニトロ三酢酸などの無機酸が挙げられる。
又、クエン酸、アスコルビン酸、グルコン酸、シュウ
酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、蟻酸、酢酸などの有機酸
も挙げられる。
コルビン酸、グルコン酸、シュウ酸、蟻酸は好ましい。
る。従って、中間室に供給された酸は、カソード室に移
行する可能性がある。ここで、酸化能力を有する酸(プ
ロトンを放出できる酸化剤)である場合、カソード室に
移行した酸(酸化剤)が、カソード室で得られたカソー
ド電解水の還元能力を低下させる恐れがある。よって、
中間室の酸がカソード室に移行した場合でも、カソード
電解水の還元能力を低下させる恐れが無い酸を用いるこ
とが好ましい。更には、アノード室で生成した酸化性物
質が拡散して来ても、中間室に存在する還元能力を有す
る酸(プロトンを放出できる還元剤)によって中和さ
れ、酸化性物質がカソード室に移行し難い。このような
観点から、アスコルビン酸やグルコン酸のような還元能
力を有する酸(プロトンを放出できる還元剤)は、更に
一層好ましい。
極の材質によっても左右される。すなわち、水素還元反
応の過電圧が高いと、より強い還元性物質が生成する。
このような観点から、上記3室構造の電解装置における
カソード電極として、カーボン製のものが好ましい。
たカソード電解水からなることを特徴とする洗浄水によ
って解決される。
水からなることを特徴とする洗浄水によって解決され
る。
水を用いて洗浄することを特徴とする洗浄方法によって
解決される。
水を用いて洗浄することを特徴とする洗浄方法によって
解決される。
水を用いて洗浄する工程と、上記製造方法により得たカ
ソード電解水を用いて洗浄する工程とを有することを特
徴とする洗浄方法によって解決される。
は還元能力を持つ。かつ、カソード電解水は酸性であ
る。ここで、アルカリ性でなく、酸性のものとしたの
は、次の理由に基づく。
4 の還元反応は下記の通りである。 Fe3 O4 +8H+ +2e- →3Fe2++4H2 O この場合、Feの還元と共にOの行方を考慮しなければ
ならない。ここで、酸素イオンは水素イオンと結合して
H2 Oが生成し、反応は完結する。従って、酸化物を還
元する場合、水素イオンの存在が必要である。このこと
は、洗浄水が酸性である方が好ましいことを示してい
る。
ことも提案した。特に、上記製造方法により得たアノー
ド電解水を用いて洗浄した後、上記製造方法により得た
カソード電解水を用いて洗浄することを提案している。
なく、金属(例えば、銅)もある。このような金属や酸
化物が付いたシリコンウェハを清浄にしようとした場
合、先ず、酸化能力を持つアノード電解水で洗浄した
後、還元能力を持つカソード電解水で洗浄すれば、いず
れもが除去でき、金属や酸化物を効果的に除去できるよ
うになる。
浄する際、超音波を作用させると、洗浄効果は一層高ま
る。
は、アノード電極を有するアノード室と、カソード電極
(特に、カーボン製のカソード電極)を有するカソード
室と、前記アノード室とカソード室との間に設けられた
中間室と、前記アノード室と中間室との間に設けられた
隔膜と、前記カソード室と中間室との間に設けられた隔
膜とを備えた3室構造の電解装置を用いることにより電
解水を製造する方法であって、前記アノード室に水を供
給する工程と、前記カソード室に水を供給する工程と、
前記中間室に酸および水を供給する工程とを有する方法
である。ここで、酸とは、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸、フ
ッ酸、臭化水素酸、フッ化燐酸、フッ化硼酸、硼酸、ニ
トロ三酢酸などの無機酸や、クエン酸、アスコルビン
酸、グルコン酸、シュウ酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、
蟻酸、酢酸などの有機酸が具体例として挙げられる。中
でも、還元能力を有する酸(例えば、アスコルビン酸、
グルコン酸、シュウ酸、蟻酸)は好ましい酸である。こ
こで、中間室における酸は、0.001〜10mol/
L、特に0.01〜5mol/L程度の濃度である。電
解電流は10〜500mA/cm2 、特に20〜200
mA/cm2 である。
り得たカソード電解水からなる。又、上記製造方法によ
り得たアノード電解水からなる。
より得たカソード電解水を用いて洗浄する方法である。
或いは、上記製造方法により得たアノード電解水を用い
て洗浄する方法である。又は、上記製造方法により得た
アノード電解水を用いて洗浄する工程と、上記製造方法
により得たカソード電解水を用いて洗浄する工程とを有
する。特に、上記製造方法により得た酸化能力を持つア
ノード電解水を用いて洗浄した後、上記製造方法により
得た還元能力を持つカソード電解水で洗浄する方法であ
る。以下、具体的な実施例を挙げて説明する。
電解を行った。
換膜(デュポン社製のナフィオン117)を用いた。
キしたものを用いた。電極面積は48cm2 である。
した。
純水をアノード室1に供給した。
純水をカソード室2に供給した。
(HClの濃度は5mol/L)を供給した。
pHは約4、アノード電解水のpHは約2.3であっ
た。
P)は−420mVであり、アノード電解水のORPは
+1190mVであった。
塩酸水溶液を用いた以外は同様に行った。
pHは約5.0、アノード電解水のpHは約3.5であ
った。
Vであり、アノード電解水のORPは+1100mVで
あった。
電解を行った。
換膜(デュポン社製のナフィオン117)を用いた。
極面積は48cm2 である。
した。
純水をアノード室1に供給した。
純水をカソード室2に供給した。
(H2 SO4 の濃度は1mol/L)を供給した。
pHは約3.6、アノード電解水のpHは約2.8であ
った。
Vであり、アノード電解水のORPは+900mVであ
った。
種を調べる為、カソード電解水をESRによって調べ
た。そのESRスペクトルを図2に示す。これより、水
素原子が生成していることが判る。
硫酸水溶液を用いた以外は同様に行った。
pHは約4.5、アノード電解水のpHは約3.9であ
った。
Vであり、アノード電解水のORPは+350mVであ
った。
電解を行った。
換膜(デュポン社製のナフィオン117)を用いた。
極面積は48cm2 である。
した。
純水をアノード室1に供給した。
純水をカソード室2に供給した。
(HNO3 の濃度は5mol/L)を供給した。
pHは約3.2、アノード電解水のpHは約2.5であ
った。
Vであり、アノード電解水のORPは+950mVであ
った。
電解を行った。
換膜(デュポン社製のナフィオン117)を用いた。
極面積は48cm2 である。
充填した。
純水をアノード室1に供給した。
純水をカソード室2に供給した。
液(クエン酸の濃度は1mol/L)を供給した。
pHは約4.2、アノード電解水のpHは約3.5であ
った。
Vであり、アノード電解水のORPは+350mVであ
った。
クエン酸水溶液を用いた以外は同様に行った。
pHは約5.2、アノード電解水のpHは約4.1であ
った。
Vであり、アノード電解水のORPは+330mVであ
った。
電解を行った。
換膜(デュポン社製のナフィオン117)を用いた。
極面積は48cm2 である。
充填した。
純水をアノード室1に供給した。
純水をカソード室2に供給した。
酸水溶液(アスコルビン酸の濃度は1mol/L)を供
給した。
pHは約3.5、アノード電解水のpHは約2.8であ
った。
Vであり、アノード電解水のORPは+320mVであ
った。
アスコルビン酸水溶液を用いた以外は同様に行った。
pHは約4.8、アノード電解水のpHは約3.7であ
った。
Vであり、アノード電解水のORPは+260mVであ
った。
て電解を行った。
換膜(デュポン社製のナフィオン117)を用いた。
極面積は48cm2 である。
充填した。
純水をアノード室1に供給した。
純水をカソード室2に供給した。
溶液(グルコン酸の濃度は2mol/L)を供給した。
pHは約4.0、アノード電解水のpHは約3.6であ
った。
Vであり、アノード電解水のORPは+310mVであ
った。
Lのグルコン酸水溶液を用いた以外は同様に行った。
pHは約5.2、アノード電解水のpHは約4.6であ
った。
Vであり、アノード電解水のORPは+200mVであ
った。
電解を行った。
換膜(デュポン社製のナフィオン117)を用いた。
極面積は48cm2 である。
した。
純水をアノード室1に供給した。
純水をカソード室2に供給した。
ウム水溶液を供給した。
pHは約10.8、アノード電解水のpHは約3.2で
あった。
Vであり、アノード電解水のORPは+850mVであ
った。
電解を行った。
換膜(デュポン社製のナフィオン117)を用いた。
極面積は48cm2 である。
した。
純水をアノード室1に供給した。
純水をカソード室2に供給した。
供給した。
pHは約12、アノード電解水のpHは約2.8であっ
た。
Vであり、アノード電解水のORPは+1150mVで
あった。
解した。
8、アノード電解水のpHは約2.1であった。
Vであり、アノード電解水のORPは+1190mVで
あった。
素の除去を行った。
サンチン−キサンチンオキシダーゼ系で生成されたもの
である。
カベンジャーであるDMPO(5,5−dimethy
l−1−pyrroline−5−oxide)を添加
した後、ESRで調べたものである。
性酸素濃度は450ppbであり、カソード電解水を添
加した後の水溶液の活性酸素濃度は表−1に示す通りで
あった。
の除去効果が高い(還元能力が高い)ことが判る。又、
上記各例で得たカソード電解水の還元能力を調べた。す
なわち、カソード電解水に0.0001mol/LのF
e(NO3 )3 水溶液を添加した後、K3〔Fe(C
N)6 〕水溶液を添加し、第一鉄イオンの濃度を調べた
ので、その結果を表−2に示す。
高いことが判る。中でも、中間室に還元能力を有する有
機酸を供給して電解したカソード電解水は、還元能力が
高い。次に、SUS304材を1000℃で10分間焼
成し、表面に酸化皮膜を形成した。そして、上記各例で
得たカソード電解水で酸化皮膜を10分間かけて洗浄
し、酸化皮膜の除去具合を調べた。その結果を表−3に
示す。
除去能力が高いことが判る。中でも、中間室に還元能力
を有する有機酸を供給して電解したカソード電解水は、
酸化皮膜の除去能力が高い。次に、シリコンウェハに対
する洗浄能力を調べた。
酸化皮膜が形成されたものである。そして、この酸化皮
膜が形成されたシリコンウェハを鉄の水溶液(濃度は5
0ppm)中に10分間浸漬し、鉄を付着させた。
ハを浸漬し、超音波洗浄により10分間洗浄した。この
後、上記各例で得たアノード電解水に上記シリコンウェ
ハを浸漬し、超音波洗浄により10分間洗浄した。次い
で、上記各例で得たカソード電解水に上記シリコンウェ
ハを浸漬し、超音波洗浄により10分間洗浄した。
で、その結果を表−4に示す。
膜が形成されたシリコンウェハを浸漬し、Cu+ を付着
させた。
ハを浸漬し、超音波洗浄により10分間洗浄した。この
後、上記各例で得たアノード電解水に上記シリコンウェ
ハを浸漬し、超音波洗浄により10分間洗浄した。次い
で、上記各例で得たカソード電解水に上記シリコンウェ
ハを浸漬し、超音波洗浄により10分間洗浄した。
で、その結果を表−5に示す。
後、アノード電解水で洗浄することにより、表面が綺麗
になることが判る。
洗浄できる。特に、電解水は金属イオンを含まないか
ら、洗浄物に余計な金属が付着する心配が無い。又、電
解水は塩酸などの酸を含まないから、洗浄後の廃液処理
が容易である。
Claims (9)
- 【請求項1】 アノード電極を有するアノード室と、カ
ソード電極を有するカソード室と、前記アノード室とカ
ソード室との間に設けられた中間室と、前記アノード室
と中間室との間に設けられた隔膜と、前記カソード室と
中間室との間に設けられた隔膜とを備えた3室構造の電
解装置を用いることにより電解水を製造する方法であっ
て、 前記アノード室に水を供給する工程と、 前記カソード室に水を供給する工程と、 前記中間室に酸および水を供給する工程とを有すること
を特徴とする電解水の製造方法。 - 【請求項2】 酸が無機酸であることを特徴とする請求
項1の電解水の製造方法。 - 【請求項3】 酸が有機酸であることを特徴とする請求
項1の電解水の製造方法。 - 【請求項4】 酸が還元能力を有する有機酸であること
を特徴とする請求項1の電解水の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4いずれかの電解水の
製造方法により得たカソード電解水からなることを特徴
とする洗浄水。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項4いずれかの電解水の
製造方法により得たアノード電解水からなることを特徴
とする洗浄水。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項4いずれかの電解水の
製造方法により得たカソード電解水を用いて洗浄するこ
とを特徴とする洗浄方法。 - 【請求項8】 請求項1〜請求項4いずれかの電解水の
製造方法により得たアノード電解水を用いて洗浄するこ
とを特徴とする洗浄方法。 - 【請求項9】 請求項1〜請求項4いずれかの電解水の
製造方法により得たアノード電解水を用いて洗浄する工
程と、 請求項1〜請求項4いずれかの電解水の製造方法により
得たカソード電解水を用いて洗浄する工程とを有するこ
とを特徴とする洗浄方法。
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JP2000003647A JP4462513B2 (ja) | 2000-01-12 | 2000-01-12 | 電解水の製造方法、洗浄水、及び洗浄方法 |
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