JP2001190735A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001190735A
JP2001190735A JP2000005135A JP2000005135A JP2001190735A JP 2001190735 A JP2001190735 A JP 2001190735A JP 2000005135 A JP2000005135 A JP 2000005135A JP 2000005135 A JP2000005135 A JP 2000005135A JP 2001190735 A JP2001190735 A JP 2001190735A
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JP
Japan
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symbol
game
lamp
control means
ultraviolet lamp
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JP2000005135A
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Takashi Takano
貴 高野
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Olympia KK
Original Assignee
Olympia KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定図柄に関して通常図柄と蛍光図柄との二
種類の表示を可能にして、一つの図柄の表示を変化させ
ることができ、遊技者の興味を引きつけることができ、
また、一種類の紫外線ランプのみで良いため、設置のた
めに必要なスペースも小さく、点灯や消灯の制御も容易
に行うことができる遊技機を提供する。 【解決手段】 制御装置(20)は、紫外線ランプ(130)の
点灯又は消灯を制御可能なランプ制御手段(120)を備
え、ランプ制御手段(120)は、特定図柄(150)に可視光線
を照射して、通常図柄(151)を表示させ、特定図柄(150)
に紫外線を照射して、通常図柄(151)とは色が異なる蛍
光図柄(152)を表示させるようにしていることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技機、さらに
詳しくは、通常図柄とは色が異なる蛍光図柄を備えたス
ロットマシン、パチンコ機又はその他の遊技機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機、例えばスロット
マシンとしては、三個の回転リールに、例えば、それぞ
れ21個の図柄が表され、それらの特定の図柄が、筐体
表面に記された有効入賞ライン上に揃うことにより、入
賞が確定するように設定されている。
【0003】具体的には、回転リールは、モータ等の駆
動源により回転される合成樹脂製の回転ドラムと、この
回転ドラムの外周部に巻かれたリールテープとを備えて
いる。そして、このリールテープの外周表面には、カラ
ーインクによって、例えば21個の図柄が描かれてい
る。そして、これらの図柄がスロットマシンの筐体の前
面側の図柄表示窓を通して外部から見えるように回転リ
ールが組み込まれている。
【0004】また、従来のスロットマシンは、回転リー
ルの前方斜め上方、または、前方斜め下方、或いはそれ
らの両方に蛍光灯を配置し、かかる蛍光灯により回転リ
ールの図柄を照明している。さらに、近年では、リール
テープを後ろから照らすバックライトを組み込み、リー
ルテープを見やすくするものが、採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、回転リールの周囲に描かれた図
柄は、専ら予め描かれた特定の一種類の図柄を表示する
だけの働きしかなく、目新しさがなく、単調であるとい
う第一の問題点があった。また、従来のバックライトに
よる演出は、バックライトを点灯又は消灯によって、図
柄が明るく見えるか否かだけの変化であり、変化に乏し
く、遊技者の興味を引きつける程のものには至っていな
いという第二の問題点があった。
【0006】さらに、バックライトの色を変化させよう
とすると、絵柄を透明にして、色の異なるバックライト
を2種類用意して、それぞれを点灯又は消灯させる必要
がある。かかる場合、色が異なる2種類のバックライト
を設けなければならず、また、そのような2種類のラン
プを設けるようなスペースを筐体内に設けることは容易
ではなく、さらに、複数種類のバックライトの点灯や消
灯を制御するのも大変であるという第三の問題点があっ
た。
【0007】そこで、各請求項にそれぞれ記載された各
発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、次の点に
ある。 (請求項1)すなわち、請求項1記載の発明は、上記し
た従来の技術の有する第一乃至第三の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、特定図柄
に関して通常図柄と蛍光図柄との二種類の表示を可能に
して、一つの図柄の表示を変化させることができ、遊技
者の興味を引きつけることができ、また、一種類の紫外
線ランプのみで良いため、設置のために必要なスペース
も小さく、点灯や消灯の制御も容易に行うことができる
遊技機を提供しようとするものである。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
【0008】すなわち、請求項2記載の発明は、各停止
図柄毎に特定図柄の色を変化させることができ、種々の
停止パターンに対応して特定図柄の色を変化させること
ができる遊技機を提供しようとするものである。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。
【0009】すなわち、請求項3記載の発明は、紫外線
ランプを停止図柄を結ぶ所定のライン毎に点灯するよう
にして、紫外線ランプの数を抑えることができる遊技機
を提供しようとするものである。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的と
する。
【0010】すなわち、請求項4記載の発明は、紫外線
ランプを所定の図柄毎に点灯するようにして、所定の図
柄の色を変化させ、図柄の種類を実質的に増やすことが
できる遊技機を提供しようとするものである。 (請求項5)請求項5記載の発明は、上記した請求項1
〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点
を目的とする。
【0011】すなわち、請求項5記載の発明は、回転リ
ールの回転停止後に、紫外線ランプを消灯させて、停止
図柄の色を変え、停止図柄を変更させることができ、遊
技を興味溢れるものにすることができる遊技機を提供し
ようとするものである。 (請求項6)請求項6記載の発明は、上記した請求項1
〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点
を目的とする。
【0012】すなわち、請求項6記載の発明は、回転リ
ールの回転停止後に、紫外線ランプを点灯させて、停止
図柄の色を変え、停止図柄を変更させることができ、遊
技を興味溢れるものにすることができる遊技機を提供し
ようとするものである。 (請求項7)請求項7記載の発明は、上記した請求項1
〜6のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点
を目的とする。
【0013】すなわち、請求項7記載の発明は、遊技者
を見かけ上、得した気分にさせることができて、遊技を
興味溢れるものにすることができる遊技機を提供しよう
とするものである。 (請求項8)請求項8記載の発明は、上記した請求項1
〜6のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点
を目的とする。
【0014】すなわち、請求項8記載の発明は、通常遊
技とは、全ての図柄の色を変えることが可能となり、通
常遊技とは趣の異なる遊技を行うことができる遊技機を
提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】(特徴点)各請求項にそ
れぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成する
ためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示
した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0016】なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。 (請求項1)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。
【0017】すなわち、本発明に係る遊技機(10)は、周
囲に複数の図柄(61)を表示した複数の回転リール(40)
と、前記回転リール(40)の回転及び停止を制御するため
の制御装置(20)とを備え、複数の前記回転リール(40)が
停止した状態で、正面側に表示される複数の図柄(61)が
所定の方向の有効な入賞ライン上に揃うことを条件に遊
技者に利益を付与するようにしたものである。
【0018】そして、前記遊技機(10)には、前記回転リ
ール(40)に紫外線を照射可能な紫外線ランプ(130)が固
定され、前記回転リール(40)の少なくとも一個の特定図
柄(150)は、可視光線が照射されることにより可視可能
な通常インキで描かれた通常図柄(151)と、前記通常図
柄(151)中に紫外線が照射されることにより発光する性
質を持つ蛍光インキで描かれて、前記通常図柄(151)の
色が変化した蛍光図柄(152)とを備えている。
【0019】そして、前記制御装置(20)は、前記紫外線
ランプ(130)の点灯又は消灯を制御可能なランプ制御手
段(120)を備え、前記ランプ制御手段(120)は、前記特定
図柄(150)に可視光線を照射して、通常図柄(151)を表示
させ、前記特定図柄(150)に紫外線を照射して、通常図
柄(151)とは色が異なる蛍光図柄(152)を表示させるよう
にしていることを特徴とする。
【0020】なお、ここで、「蛍光インキ」とは、紫外
線が照射されると発光する顔料を含有する、いわゆる蛍
光塗料であって、例えば、ルミペースト(商品名、株式
会社ネクスト・アイ製)を用いるものである。この蛍光
インキは、通常の照明のもとでは、例えば、透明、乳白
色或いは有色であるが、紫外線が照射されると、種々の
色彩に発光するようなものである。
【0021】また、ここで、「通常図柄(151)」とは、
特定図柄(150)に蛍光灯や白熱灯等の通常の照明装置に
よる可視光線が照射されることにより、見ることができ
る図柄であって、具体的には、例えば、図5に示すよう
な、青色の7の数字からなる「青7」や、図8に示すよ
うな、青色の外観色のベルからなる「青ベル」に該当す
るものである。また、「蛍光図柄(152)」とは、特定図
柄(150)に紫外線ランプ(130)による紫外線が照射される
ことにより通常図柄(151)の外観色とは異なる色で発光
する図柄であって、具体的には、例えば、図6及び図7
に示すような、赤色の7の数字からなる「赤7」や、図
8及び図9に示すような、赤色の外観色のベルからなる
「赤ベル」に該当するものである。
【0022】また、ここで、「通常図柄(151)とは色が
異なる蛍光図柄(152)」の「色が異なる」とは、紫外線
ランプ(130)の点灯による色の変化を意味するものであ
って、具体的には、上述したような青から赤への変化に
限定されるものではなく、白色からオレンジ色、白色か
ら薄緑色、或いは黄色から黄緑色へ変化するようなもの
や、或いは特定色からその他の特定色に変化するような
ものも含まれるものである。
【0023】さらに、また、「色が異なる」とは、同一
色であっても、紫外線照射による蛍光色も含まれるもの
である。具体的には、例えば、可視光線照射中の赤色の
外観色からなる「赤7」と、同じ赤色であっても、紫外
線照射により蛍光インキが発光することによる蛍光色の
赤色からなる「蛍光赤7」とのようなものも「色が異な
る」に含まれるものである。すなわち、通常図柄(151)
が、可視光線中の「赤7」であって、紫外線照射中の蛍
光図柄(152)が、蛍光色の赤色からなる「蛍光赤7」に
設定されているようなものである。
【0024】また、ここで、「紫外線ランプ(130)」と
は、紫外線を放射可能なランプであって、いわゆるブラ
ックライトや、ダークライトと呼ばれるものである。ま
た、ここで、「遊技機(10)」とは、表面に図柄を配置し
た回転リール(40)を備えたものであって、具体的には、
例えば、スロットマシンや、パチンコ機や、その他の遊
技機を含むものである。 (作用)本発明によれば、ランプ制御手段(120)は、特
定図柄(150)に可視光線を照射して、通常図柄(151)を表
示させ、特定図柄(150)に紫外線を照射して、通常図柄
(151)とは色が異なる蛍光図柄(152)を表示させるように
している。このため、一つの特定図柄(150)に関して通
常図柄(151)と蛍光図柄(152)との二種類の図柄表示をす
ることができる。これにより、回転リール(40)の周囲に
配置した図柄(61)の数を増やすことなく、実質的な図柄
(61)の種類を増やすことができ、図柄(61)の表示を多様
化させて、遊技者の興味を引きつけることができる。
【0025】また、二種類の色の異なるランプを使用し
て図柄の色を変化させるようなものと比較して、一種類
の紫外線ランプ(130)のみで良いため、かかる紫外線ラ
ンプ(130)を設定するために必要なスペースも小さくす
ることができ、また、点灯や消灯の制御も、二種類の色
の異なるランプの点灯や消灯を制御するような場合と比
較して、容易に行うことができる。 (請求項2)請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0026】すなわち、前記紫外線ランプ(130)は、前
記回転リール(40)の正面側に停止した図柄(61)別に独立
して紫外線を照射するために各停止図柄(61)毎に設けら
れ、前記ランプ制御手段(120)は、前記紫外線ランプ(13
0)の点灯又は消灯を各停止図柄(61)毎に独立して制御可
能に設定されていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、紫外線ランプ(130)は、各停
止図柄毎に設けられ、ランプ制御手段(120)は、紫外線
ランプ(130)の点灯又は消灯を各停止図柄毎に独立して
制御可能に設定されている。このため、紫外線ランプ(1
30)の点灯や消灯により、各停止図柄毎に特定図柄(150)
の色を変化させて、各特定図柄(150)を通常図柄(151)若
しくは蛍光図柄(152)に、それぞれ変えることができ
る。これにより、種々の停止パターンにも全て対応して
特定図柄(150)の色を変化させることができる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴
とする。
【0027】すなわち、前記ランプ制御手段(120)は、
停止図柄(61)を結ぶ所定のライン毎に前記紫外線ランプ
(130)を点灯するようにしていることを特徴とする。な
お、ここで、「停止図柄(61)を結ぶ所定のライン」と
は、上段ライン、中央ライン、下段ライン、右上がり斜
めライン及び左上がり斜めライン等の通常の入賞ライン
に加えて、左側回転リール(43)の停止図柄を縦方向に結
んだ左側の縦方向のラインや、中央回転リール(44)の停
止図柄を縦方向に結んだ中央の縦方向のラインや、右側
回転リール(45)の停止図柄を縦方向に結んだ右側の縦方
向のライン等も含まれるものである。 (作用)本発明は、ランプ制御手段(120)が、停止図柄
(61)を結ぶ所定のライン毎に紫外線ランプ(130)を点灯
するようにしている。このため、紫外線ランプ(130)
は、所定のライン毎に設ければ良いこととなり、各停止
図柄毎に紫外線ランプ(130)を設けるような場合と比較
して、紫外線ランプ(130)の数を減らすことができる。 (請求項4)請求項4記載の発明は、上記した請求項1
又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴
とする。
【0028】すなわち、前記ランプ制御手段(120)は、
所定の図柄(61)毎に前記紫外線ランプ(130)を点灯する
ようにしていることを特徴とする。なお、ここで、「所
定の図柄(61)」とは、具体的には、例えば、「赤7」
や、「黄ベル」等の所定の図柄(61)を意味するものであ
る。すなわち、「赤7」や、「黄ベル」等の所定の図柄
が、紫外線ランプ(130)の点灯又は消灯により、それら
の図柄の色が変化して、「青7」や、「赤ベル」等に変
化し、異なる図柄となるようなものを含むものである。 (作用)本発明によれば、ランプ制御手段(120)は、所
定の図柄(61)毎に紫外線ランプ(130)を点灯するように
している。このため、紫外線ランプ(130)の点灯又は消
灯により、所定の図柄(61)毎に、図柄(61)の色を変化さ
せることができる。これにより、所定の図柄(61)に関し
て、通常図柄(151)と蛍光図柄(152)との二種類の図柄(6
1)を表示することができて、図柄(61)の種類を実質的に
増やすことができる。 (請求項5)請求項5記載の発明は、上記した請求項1
〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の
点を特徴とする。
【0029】すなわち、前記ランプ制御手段(120)は、
前記回転リール(40)の回転中は紫外線ランプ(130)を消
灯させ、前記回転リール(40)の回転停止後に紫外線ラン
プ(130)を点灯させるようにしていることを特徴とす
る。 (作用)本発明によれば、ランプ制御手段(120)が、回
転リール(40)の回転中は紫外線ランプ(130)を消灯さ
せ、回転リール(40)の回転停止後に紫外線ランプ(130)
を点灯させるようにしている。このため、回転リール(4
0)の回転停止後に、停止図柄の色を変化させて、停止図
柄を変更させることができる。これにより、回転リール
(40)の回転停止後にも遊技を楽しませることができ、遊
技を興味溢れるものにすることができる。 (請求項6)請求項6記載の発明は、上記した請求項1
〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の
点を特徴とする。
【0030】すなわち、前記ランプ制御手段(120)は、
前記回転リール(40)の回転中は紫外線ランプ(130)を点
灯させ、前記回転リール(40)の回転停止後に紫外線ラン
プ(130)を消灯させるようにしていることを特徴とす
る。 (作用)本発明によれば、ランプ制御手段(120)が、回
転リール(40)の回転中は紫外線ランプ(130)を点灯さ
せ、回転リール(40)の回転停止後に紫外線ランプ(130)
を消灯させるようにしている。このため、回転リール(4
0)の回転停止後に、停止図柄の色を変化させて、停止図
柄を変更させることができる。これにより、回転リール
(40)の回転停止後にも遊技を楽しませることができ、遊
技を興味溢れるものにすることができる。 (請求項7)請求項7記載の発明は、上記した請求項1
〜6のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の
点を特徴とする。
【0031】すなわち、前記遊技として、通常遊技と、
特定の入賞確定或いは抽選結果に基づいて開始する特別
遊技とを少なくとも設けている。そして、前記ランプ制
御手段(120)は、前記特別遊技中、前記回転リール(40)
の回転停止後に遊技者に最も有利な停止図柄(61)の組合
せとなるように紫外線ランプ(130)を点灯又は消灯させ
るようにしていることを特徴とする。
【0032】なお、ここで、「回転リール(40)の回転停
止後に遊技者に最も有利な停止図柄の組合せとなるよう
に紫外線ランプ(130)を点灯又は消灯させる」とは、具
体的には、例えば、RBゲームの入賞図柄が「青7、青
7、青7」に設定され、レギュララーボーナスゲーム
(以下、「RBゲーム」という。)よりも大きな利益が
遊技者に与えられるビッグボーナスゲーム(以下、「B
Bゲーム」という。)の入賞図柄が「赤7、赤7、赤
7」に設定されているような場合であって、紫外線ラン
プ(130)を消灯した状態での所定の有効入賞ライン上の
停止図柄が、「赤7、青7、青7」となっているような
ときに、「青7」の下の紫外線ランプ(130)を点灯させ
て、図柄の色を変化させて、「青7」から「赤7」に図
柄を変更させ、「赤7、赤7、赤7」のBBゲームの入
賞図柄となるようにするようなことを含むものである。 (作用)本発明によれば、ランプ制御手段(120)は、特
別遊技中、回転リール(40)の回転停止後に遊技者に最も
有利な停止図柄の組合せとなるように紫外線ランプ(13
0)を点灯又は消灯させるようにしている。このため、遊
技者を、見かけ上、得した気分にさせることができ、遊
技を興味溢れるものにすることができる。 (請求項8)請求項8記載の発明は、上記した請求項1
〜6のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の
点を特徴とする。
【0033】すなわち、前記遊技として、通常遊技と、
特定の入賞確定或いは抽選結果に基づいて開始する特別
遊技とを少なくとも設けている。そして、前記ランプ制
御手段(120)は、前記特別遊技中、全ての紫外線ランプ
(130)を点灯させるようにしていることを特徴とする。 (作用)本発明によれば、ランプ制御手段(120)は、特
別遊技中、全ての紫外線ランプ(130)を点灯させるよう
にしている。このため、回転リール(40)の全ての図柄(6
1)を通常図柄(151)と蛍光図柄(152)とからなる特定図柄
(150)にすることにより、通常遊技の図柄(61)の色を、
特別遊技において、全て変えることが可能となる。この
ように、特別遊技において、全ての図柄(61)の色が変わ
ることにより、通常遊技とは、全く、趣の異なるものに
することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1乃至図13
は、本発明の実施の形態を示すものである。図1は遊技
機の入力、制御及び出力のブロック図、図2は遊技機の
外観正面図、図3は回転リールの外観斜視図、図4はリ
ールユニットの外観斜視図、図5乃至図10は停止図柄
の外観正面図、図11乃至図13は遊技機の動作の概略
のフローをそれぞれ示すものである。 (遊技機10)図2中、10は、遊技機10を示すものであ
る。
【0035】遊技機10は、図2に示すように、四角箱状
の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、
遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成され
ている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三
個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示
窓13が形成されている。上記回転リール40は、図2の向
かって左端側に位置する左側回転リール43と、図2の向
かって右端側に位置する右側回転リール45と、この左側
回転リール43及び右側回転リール45の間に位置する中央
回転リール44とからなるものである。そして、スロット
マシン10の前面側には、特に図示しないが、横方向に三
本、左右の対角線上の斜め方向に二本の合計五本の有効
入賞ラインが形成されている。
【0036】遊技機10の内部には、図示していないが、
遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置20(図
1参照)が内蔵されている。 (制御装置20)上記制御装置20は、図示しないが、CP
Uを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備え
ている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラ
ムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を有
するものである。
【0037】(1)遊技制御装置21 (2)演出制御装置22 図1に示すように、スタートスイッチ30及びストップス
イッチ50の操作により、回転リール40の回転及び停止を
制御するための遊技制御装置21と、ランプやスピーカ等
の表示装置66を制御するための演出制御装置22とが内蔵
されている。また、CPUは、一個に限定されず、二個
以上のCPUで制御するようにしても良い。
【0038】また、CPU、ROM、RAM及びI/O
等は一体化されてワンチップを構成しても良いものであ
る。 (遊技制御装置21)上記遊技制御装置21は、スタートス
イッチ30及びストップスイッチ50の操作により、回転リ
ール40の回転及び停止を制御するためのものである。そ
して、この遊技制御装置21は、次の(1)乃至(4)の
手段として機能する。
【0039】(1)通常遊技制御手段70 (2)特別遊技制御手段80 (3)入賞抽選手段110 (4)ランプ制御手段120 なお、前記通常遊技制御手段70は、通常遊技を行わせる
ために通常遊技に関する制御を行うものであり、前記特
別遊技制御手段80は、特別遊技を行わせるために特別遊
技に関する制御を行うものである。
【0040】また、遊技制御装置22としては、上記した
(1)〜(4)の手段に限定されるものではなく、他の
手段を含んでいても良い。 (演出制御装置22)上記演出制御装置22は、ランプやス
ピーカ等の表示装置66を制御するためのものである。 (入力段)上記制御装置20の入力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0041】(1)投入スイッチ15 (2)ベットスイッチ16 (3)精算スイッチ17 (4)スタートスイッチ30 (5)ストップスイッチ50 なお、入力段としては、上記した(1)乃至(5)のパ
ーツに限定されるものではない。 (出力段)上記制御装置20の出力段には、図1に示すよ
うに、次のパーツが接続されている。
【0042】(1)リールユニット60 (2)ホッパーユニット65 (3)表示装置66(ランプ及びスピーカ) (4)紫外線ランプ130 (5)可視光線ランプ140 なお、出力段としては、上記した(1)乃至(5)のパ
ーツに限定されるものではない。 (投入スイッチ15)上記投入スイッチ15は、図2に示す
ように、回転リール40の斜め下方に位置するスイッチで
あって、投入された遊技メダルを検知するためのもので
ある。 (ベットスイッチ16)上記ベットスイッチ16は、図2に
示すように、回転リール40の下方に位置するスイッチで
あって、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるため
のものである。 (精算スイッチ17)上記精算スイッチ17は、図2に示す
ように、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであ
って、貯留した投入メダルを払い出すためのものであ
る。 (スタートスイッチ30)上記スタートスイッチ30は、図
2に示すように、回転リール40の斜め下方に位置するレ
バーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッ
チ16の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時
には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット
60の駆動を開始させるためのものである。
【0043】なお、ここで、「再遊技(Replay)」と
は、入賞抽選手段110の抽選により、「再遊技(Repla
y)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄
が有効入賞ライン上に揃うことにより、次の遊技におい
て、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技
を行うことができるものである。 (ストップスイッチ50)上記ストップスイッチ50は、リ
ールユニット60の駆動を停止させるためのものである。
具体的には、ストップスイッチ50は、図2に示すよう
に、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成
され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されている
ものである。回転リール40に対応したストップスイッチ
50の操作により、当該対応した回転リール40が回転を停
止するように設定されているものである。 (リールユニット60)上記リールユニット60は、特に図
示しないが枠体に固定或いは支持された三個のモータ
と、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リー
ル40とから構成されている。そして、各回転リール40
は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの
周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えて
いる。このリールテープ42の外周面には、複数個(例え
ば21個)の図柄61が表示されている。
【0044】上記図柄61の中には、紫外線が照射される
ことにより、外観色が変化する特定図柄150が含まれて
いる。この特定図柄150は、可視光線が照射されること
により可視可能な通常インキで描かれた通常図柄151
と、この通常図柄151に紫外線が照射されることにより
発光する性質を持つ蛍光インキで描かれた蛍光図柄152
とを備えているものである。すなわち、蛍光図柄152
は、通常図柄151の色が変化したものである。具体的に
は、通常図柄151とは、特定図柄150に可視光線ランプ14
0や、図柄表示窓13から入る外部からの通常の照明装置
による可視光線が照射されることにより、見ることがで
きる図柄であって、図5に示すような、青色の7の数字
からなる「青7」や、図8に示すような、青色の外観色
のベルからなる「青ベル」に該当するものである。ま
た、蛍光図柄152とは、特定図柄150に紫外線ランプ130
による紫外線が照射されることにより通常図柄151の外
観色とは異なる色で発光する図柄であって、図6及び図
7に示すような、赤色の7の数字からなる「赤7」や、
図8及び図9に示すような、赤色の外観色のベルからな
る「赤ベル」に該当するものである。
【0045】なお、蛍光図柄152の色の変化は、上述し
た青色から赤色への変化に限定されるものではなく、他
の特定色から当該特定色以外の他の特定色へ変化するよ
うなものでも良いものである。さらに、また、通常図柄
151と同一色であっても、紫外線照射による蛍光色への
変化も含まれるものである。具体的には、例えば、通常
図柄151が、可視光線照射中の赤色の外観色からなる
「赤7」であって、蛍光図柄152が、同じ赤色であって
も、紫外線照射により蛍光インキが発光することによる
蛍光色の赤色からなる「蛍光赤7」となるようなものも
含まれるものである。 (ホッパーユニット65)上記ホッパーユニット65は、図
示しないが、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを
払い出すためのものである。 (表示装置66)上記表示装置66は、スピーカや表示ラン
プ等であって、遊技者に入賞等を報知させるためのもの
である。具体的には、演出制御装置22の制御により、入
賞時にスピーカから入賞音を発生させ、表示ランプを点
灯又は点滅させることにより、遊技者に入賞等を報知さ
せるためのものである。 (紫外線ランプ130)上記紫外線ランプ130は、図3及び
図4に示すように、回転リール40の正面側のリールテー
プ42の裏面側に配置されている。そして、この紫外線ラ
ンプ130は、いわゆるブラックライトや、ダークライト
と呼ばれるものであって、回転リール40のリールテープ
42の裏面側から紫外線を照射可能なものである。
【0046】上記紫外線ランプ130は、回転リール40の
正面側に停止した図柄別に独立して紫外線を照射するた
めに各停止図柄毎に設けられている。具体的には、図3
に示すように、一つの回転リール40の正面側のリールテ
ープ42の裏面側に、正面側が開口する略箱状の一つのラ
ンプ収納ボックス131が固定されている。そして、この
ランプ収納ボックス131の内部には、二つの仕切りが設
けられて、正面側の三つの停止図柄の位置に対応して三
つのランプ収納部132が形成されている。そして、この
各ランプ収納部132のそれぞれに紫外線ランプ130が固定
されている。そして、図4に示すように、リールユニッ
ト60の左側回転リール43、中央回転リール44及び右側回
転リール45のそれぞれに上述したようなランプ収納ボッ
クス131が設けられているものである。 (可視光線ランプ140)上記可視光線ランプ140は、図2
に示すように、筐体11の内部のリールユニット60の上部
に位置しているものであって、回転リール40のリールテ
ープ42の表面を可視光線によって照射可能なものであ
る。そして、上記可視光線ランプ140は、ランプ制御手
段120により、紫外線ランプ130の消灯中は、点灯するよ
うに設定され、紫外線ランプ130の点灯中は、消灯する
ように設定されている。上記可視光線ランプ140は、紫
外線ランプ130が消灯中に、遊技者が回転リール40のリ
ールテープ42上の図柄を見ることができるように、リー
ルテープ42上の図柄を明るく照らすものである。
【0047】具体的には、可視光線ランプ140は、棒状
の蛍光灯からなるものである。もちろん、可視光線ラン
プ140は、蛍光灯に限定されるものではなく、白熱灯や
ネオン管等の他の照明装置でも良いものである。 (通常遊技制御手段70)上記通常遊技制御手段70は、通
常遊技を行わせるためのものである。
【0048】すなわち、メダルの投入若しくはベットス
イッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Repla
y)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スター
トスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動さ
れ、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ス
トップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回
転リール40の回転が停止する。そして、ストップスイッ
チ50を三個全て操作し終わると、三個の回転リール40の
回転が全て停止する。このとき、表示窓12の有効入賞ラ
イン上に、予め設定された図柄61が停止すると、ホッパ
ーユニット65を介して所定枚数のメダルが払い出され
る。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットして
も良い。
【0049】入賞には、遊技メダルの払い出しを伴い、
遊技者に利益を付与する小役入賞と、この小役入賞より
もさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞と、遊
技メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入
することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技
(Replay)」とを備えている。そして、その抽選結果が
いずれかの入賞となった場合、その入賞に対応した入賞
フラグが成立する。そして、抽選結果が特別入賞である
場合に、特別入賞フラグが成立し、この特別入賞フラグ
成立中に、リールユニット60の回転リール40の停止図柄
61の組み合わせが、予め定められた所定の特別入賞図柄
61(例えば、有効入賞ライン上に「7」が三個揃うも
の)と一致したことを条件に入賞が確定し、遊技者に有
利な特別遊技を行わせるように形成されている。そし
て、抽選により特別入賞フラグが成立したが、回転リー
ル40の停止図柄61の組み合わせが特別入賞図柄61と一致
していない場合、それ以後の遊技に特別入賞フラグ成立
の権利が持ち越されるように設定されている。なお、小
役の入賞フラグは、入賞フラグが成立した遊技で入賞を
確定させられない場合、入賞フラグ成立の権利の次の遊
技への持ち越しはない。
【0050】また、いずれかの入賞フラグが成立中に、
対応する入賞図柄61を有効入賞ライン上に揃えることが
できるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場
合、ストップスイッチ50のタイミングによるものであ
る。具体的には、ストップスイッチ50を操作した後、1
90ms以内に回転リール40が停止するように設定され
ているため、ストップスイッチ50を操作した後、そのま
ま停止させるか、或いは190ms以内に停止可能な回
転リール40の円周上の引き込み可能図柄61、例えば停止
図柄から連続する4個の引き込み可能図柄61の中に、対
応する入賞図柄61が含まれているような場合には、停止
するまでの時間を遅らせて、回転リール40は有効入賞ラ
イン上にその入賞図柄61を引き込んで停止する。一方、
かかる4個の引き込み可能図柄61の中に、対応する入賞
図柄61が含まれていないような場合には、有効入賞ライ
ン上にその入賞図柄61を引き込んで停止することができ
ない。 (特別遊技制御手段80)上記特別遊技制御手段80は、抽
選手段の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技
を行わせるためのものである。
【0051】上記特別遊技としては、大別すると、次の
ゲームがある。 (1)特定導入遊技(BBゲーム) (2)特定遊技(RBゲーム) (3)特定入賞遊技(JACゲーム) なお、特定遊技、例えばRBゲームは、特定導入遊技、
例えばBBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中で
無い場合にも単独で行われるものである。また、上記特
定入賞遊技、いわゆるJACゲームは、RBゲーム中に
行われるものである。また、特別遊技としては、上記し
た(1)乃至(3)の遊技に限定されるものではない。
【0052】通常遊技において、図示しないが、例えば
「7」等の図柄61が有効入賞ライン上に三個揃うと、ホ
ッパーユニット65を介して、例えば15枚のメダルが払
い出される。このとき、BBゲームが開始される。具体
的には、特別遊技制御手段80は、図1に示すように、大
別すると、次の手段を備える。
【0053】(1)特定導入遊技制御手段91(BBゲー
ム制御手段90) (2)特定遊技制御手段101(RBゲーム制御手段100) (特定導入遊技制御手段91)上記特定導入遊技制御手段
91は、BBゲームを制御するためのものである。具体的
には、BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に最大
3枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転リー
ルの回転を各々停止させた際に、有効入賞ライン上に入
賞図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出し
が行われるものである。
【0054】したがって、BBゲーム中では、通常遊技
と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものである。
ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための
特定入賞図柄が有効入賞ライン上に揃った場合には、そ
の後RBゲームに移行するものである。なお、通常、B
Bゲーム中はRBゲームへの移行が、例えば最大3回行
われることになっているために、1回目のRBゲームが
終了した後は、また前述したような通常遊技と同様な抽
選及び制御が行われるものである。
【0055】そして、BBゲームでは、BBゲーム中の
RBゲームが所定の最大回数、例えば3回か、或いはB
Bゲーム中の通常遊技が所定の最大回数、例えば最大3
0回の終了により、BBゲームは終了するものである。 (特定遊技制御手段101)上記特定遊技制御手段101は、
RBゲームを制御するためのものである。
【0056】具体的には、RBゲームに移行すると、メ
ダルが1枚投入となり、回転リール40の所定の図柄61が
表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞確定と
なる特定入賞遊技が行われるものである。そして、RB
ゲームでは、入賞するか否かの特定入賞遊技が最大12
回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞確定が
可能である。すなわち、最大8回の入賞が確定するか、
或いは最大12回の特定入賞遊技の終了により、RBゲ
ームは終了するものである。 (入賞抽選手段110)上記入賞抽選手段110は、予め定め
た抽選確率に基づいて入賞か否かの入賞判定の抽選を行
うものである。そして、入賞抽選手段110による抽選結
果が入賞である場合に入賞フラグが成立し、この入賞フ
ラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが
予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞が
確定し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利
益が付与されるように設定されている。
【0057】上記入賞抽選手段110は、図1に示すよう
に、大別すると、次の手段を備える。 (1)乱数発生手段111 (2)乱数抽出手段112 (3)入賞判定テーブル113 (4)判定手段114 なお、入賞抽選手段110としては、上記した(1)乃至
(4)に限定されるものではない。 (乱数発生手段111)上記乱数発生手段111は、入賞抽選
用の乱数を所定の領域内(例えば十進数で0〜6553
5)で発生させるものである。 (乱数抽出手段112)上記乱数抽出手段112は、乱数発生
手段111が発生する乱数を、所定の条件(例えば、スタ
ートスイッチ30の操作)で抽出するものである。なお、
この抽出した乱数を抽出乱数データとする。 (入賞判定テーブル113)上記入賞判定テーブル113は、
乱数発生手段111がとる乱数の全領域中、各入賞項目の
入賞領域を有するものである。 (判定手段114)上記判定手段114は、乱数抽出手段112
が抽出した抽出乱数データと、入賞判定テーブル113の
抽選確率データを基に、乱数発生手段111がとる乱数の
全領域中の各入賞項目の入賞領域からなる入賞判定領域
データとを照合し、当該抽出乱数データが属する入賞領
域に対応する入賞を決定するものである。 (ランプ制御手段120)上記ランプ制御手段120は、可視
光線ランプ140の点灯又は消灯、並びに紫外線ランプ130
の点灯又は消灯を制御可能なものである。具体的には、
ランプ制御手段120は、特定図柄150に可視光線ランプ14
0からの可視光線を照射して、通常図柄151を表示させ、
特定図柄150に紫外線ランプ130からの紫外線を照射し
て、通常図柄151とは色が異なる蛍光図柄152を表示させ
るようにしているものである。そして、ランプ制御手段
120は、紫外線ランプ130の点灯又は消灯を各停止図柄毎
に独立して制御可能に設定されている。そして、ランプ
制御手段120は、回転リール40の回転中は可視光線ラン
プ140を点灯して紫外線ランプ130を消灯させ、回転リー
ル40の回転停止後に可視光線ランプ140を消灯して紫外
線ランプ130を点灯させるようにしている。
【0058】具体的に、ランプ制御手段120による紫外
線ランプ130の動作を説明する。先ず、最初に、回転リ
ール40の回転中はランプ制御手段120の制御により可視
光線ランプ140を点灯させ、紫外線ランプ130は消灯して
いる状態となる。そして、例えば、図5に示すような停
止図柄の組合せで、回転リール40の回転が停止しようと
した場合、その上段のラインに停止しようとした図柄
は、RBの入賞図柄である「青7、青7、青7」であっ
て、遊技者にRBの入賞確定を予想させるものである。
そして、遊技者が、「なんだ!RB成立か!」と思った
後、回転リール40が完全に停止して、可視光線ランプ14
0が消灯し、上段ラインの三個の紫外線ランプ130が点灯
して、当初の通常図柄の「青7」が蛍光図柄の「赤7」
に変化する。これにより、上段ラインに揃った入賞図柄
は、RBよりも遊技者に大きな利益を付与可能なBBの
入賞図柄「赤7、赤7、赤7」であることが解り、遊技
者に大きな興奮を与えることができるものである。な
お、紫外線ランプ130を点灯しているときには、可視光
線ランプ140を消灯させることにより、蛍光図柄152を図
柄表示窓13の内部で浮かび上がらせるように見せて強調
させることができるものである。
【0059】なお、ここで、点灯させる紫外線ランプ13
0は、上述した上段ラインの三個に限定されるものでは
なく、ランプ制御手段120は、停止図柄を結ぶ所定のラ
イン毎に点灯するようにしても良いものである。具体的
には、例えば、図7に示すように、左側回転リール43の
上段、中央及び下段の停止図柄を結ぶ左側の縦のライン
の紫外線ランプ130が点灯するようにしても良いもので
ある。これは、紫外線ランプ130が点灯する前は、左側
回転リール43の上段、中央回転リール44の中央、右側回
転リール45の下段を結ぶ左上がり斜めラインの図柄が
「青7、赤7、赤7」で入賞していない(図示せず)。
そして、回転リール40の回転が完全に停止した後、図7
に示すように、左側の縦のラインの紫外線ランプ130が
点灯することにより、左側回転リール43の上段の停止図
柄が「青7」から「赤7」に変化する。これにより、図
7に示すように、上述した左上がり斜めラインに「赤
7、赤7、赤7」のBBゲームの入賞図柄が揃うことに
なり、BBゲームの入賞確定となるものである。
【0060】また、ここで、点灯させる紫外線ランプ13
0は、上述したように停止図柄を結ぶ所定のラインに限
定されるものではなく、ランプ制御手段120により、所
定の図柄毎に紫外線ランプ130を点灯するようにしても
良いものである。具体的には、例えば、特に図示しない
が、回転リール40の正面側に停止した全ての「青7」を
回転リール40の回転停止後に、紫外線ランプ130の点灯
により「赤7」に変化させるようにしても良いものであ
る。或いは、回転リール40の正面側に停止した全ての
「黄ベル」を回転リール40の回転停止後に、紫外線ラン
プ130の点灯により「赤ベル」に変化させるようにして
も良いものである。
【0061】さらに、また、特に図示していないが、ラ
ンプ制御手段120により、回転リール40の回転停止後に
遊技者に最も有利な停止図柄の組合せとなるように紫外
線ランプ130を点灯又は消灯させるようにしても良いも
のである。具体的には、例えば、紫外線ランプ130を消
灯した状態での上段ラインの有効入賞ライン上の停止図
柄が、「青7、赤7、青7」となっているような場合
に、左側回転リール43と右側回転リール45との「青7」
の紫外線ランプ130を点灯させて、図柄の色を変化さ
せ、「青7」から「赤7」に図柄を変更させることによ
り、停止図柄の組合せの中で、最も遊技者に大きな利益
を付与する「赤7、赤7、赤7」のBBゲームの入賞図
柄となるようにするようなものである。これにより、遊
技者を、見かけ上、得した気分にさせることができ、遊
技を興味溢れるものにすることができるものである。
【0062】さらに、また、上述したように、所定の入
賞ライン毎、或いは停止図柄毎に紫外線ランプ130を点
灯させるが、それらの複数個の紫外線ランプ130を点灯
させる際、向かって左側の紫外線ランプ130から所定の
時間間隔で右側に紫外線ランプ130に向かって点灯させ
るようにしても良いものである。すなわち左側回転リー
ル43の停止図柄から順番に、点灯させ、所定の時間間隔
で向かって右側の紫外線ランプ130を点灯させるように
しているものである。その際、色の異なる入賞図柄のメ
ダルの払い出し枚数を異なるものとすることにより、新
たな遊技性を付与することができる。具体的には、例え
ば、特定図柄150の「ベル」は、可視光線照射中の通常
図柄151では外観色が黄色の「黄ベル」が表示され、紫
外線照射中の蛍光図柄152では外観色が赤色の「赤ベ
ル」が表示されるように設定されている。そして、入賞
図柄「黄ベル、黄ベル、黄ベル」のメダル払い出し枚数
が6枚に設定され、入賞図柄「赤ベル、黄ベル、黄ベ
ル」のメダル払い出し枚数が8枚に設定され、入賞図柄
「赤ベル、赤ベル、黄ベル」のメダル払い出し枚数が1
0枚に設定され、入賞図柄「赤ベル、赤ベル、赤ベル」
のメダル払い出し枚数が15枚に設定されている。そし
て、回転リール40の回転停止直前に「黄ベル、黄ベル、
黄ベル」の入賞図柄が停止しようとした場合、遊技者は
メダル払い出し枚数が6枚の入賞が確定しそうなことを
予想できる。そして、回転リール40の回転停止後、左側
回転リール43の「黄ベル」の紫外線ランプ130が点灯し
て、「赤ベル」に変化し、その結果、「赤ベル、黄ベ
ル、黄ベル」のメダル払い出し枚数が8枚以上の入賞が
確定したことを知ることができる。そして、その入賞図
柄で確定した場合には、8枚のメダルが払い出される
が、その入賞図柄で確定していない場合には、所定の時
間間隔後、続けて中央回転リール44の「黄ベル」の紫外
線ランプ130が点灯して「赤ベル」に変化する。その結
果、図8に示すように、「赤ベル、赤ベル、黄ベル」の
入賞図柄が表示され、遊技者はメダル払い出し枚数が1
0枚以上の入賞が確定したことを知ることができる。そ
して、その入賞図柄で確定した場合には、10枚のメダ
ルが払い出されるが、その入賞図柄で確定していない場
合には、さらに、所定の時間間隔後、続けて、右側回転
リール45の「黄ベル」の紫外線ランプ130が点灯して、
「赤ベル」に変化する。その結果、図9に示すように、
「赤ベル、赤ベル、赤ベル」の入賞図柄が表示され、遊
技者はメダル払い出し枚数が15枚の入賞に最終的に確
定したことを知ることができる。このように、段階的
に、所定の時間経過に伴って入賞確定の結果を知らせる
ことができて、よりメダル払い出し枚数の多い入賞図柄
確定の期待感を徐々に煽ることができ、遊技者への興味
を引きつけることができるものである。
【0063】さらに、また、図10に示すように、ラン
プ制御手段120により、回転リール40の回転停止後に全
ての紫外線ランプ130を点灯させるようにしても良いも
のである。これにより、全ての特定図柄150の色が、回
転リール40の回転停止後に変わることとなり、停止図柄
を大きく変化させることができて、意外性に富むものに
することができるものである。
【0064】また、ここで、ランプ制御手段120によ
り、回転リール40の回転中は、紫外線ランプ130を消灯
させ、回転リール40の回転停止後に紫外線ランプ130を
点灯させるようにしているが、特にこれに限定されるも
のではない。具体的には、例えば、ランプ制御手段120
により、回転リール40の回転中は紫外線ランプ130を点
灯させ、回転リール40の回転停止後に紫外線ランプ130
を消灯させるようにしても良いものである。これによ
り、回転リール40の回転中、特定図柄150には蛍光図柄1
52を表示させ、回転リール40の回転停止後、特定図柄15
0には通常図柄151を表示させることができる。したがっ
て、回転リール40の回転中と回転停止後とで、特定図柄
150を変化させることができ、上述したものと同様の作
用及び効果を奏することができる。
【0065】また、ここで、ランプ制御手段120による
紫外線ランプ130の点灯は、通常遊技中に行われている
が、特にこれに限定されるものではなく、遊技として、
ランプ制御手段120による紫外線ランプ130の点灯や消灯
を全く行わない通常遊技と、ランプ制御手段120による
紫外線ランプ130の点灯や消灯が可能であって、特定の
入賞確定若しくは抽選結果に基づいて開始する特別遊技
とを設けても良いものである。具体的には、例えば、特
別遊技中は、ランプ制御手段120により、回転リール40
の回転停止後に遊技者に最も有利な停止図柄の組合せと
なるように紫外線ランプ130を点灯又は消灯させるよう
にしても良いものである。或いは、特別遊技中は、ラン
プ制御手段120により、全ての紫外線ランプ130を点灯さ
せるようにしても良いものである。また、特別遊技中
は、ランプ制御手段120により、特定の入賞ラインや、
特定の図柄等の紫外線ランプ130を点灯又は消灯させる
ようにしても良いものである。なお、上記特別遊技は、
BBゲームや、RBゲームであっても良く、また、それ
以外のものでも良いものである。さらに、特別遊技は、
特定図柄の入賞確定により、或いは抽選結果に基づい
て、当該遊技から所定の遊技回数、例えば5回や、10
回等の遊技回数だけ行われるようなものでも良いもので
ある。さらに、また、特別遊技は、予め定めた所定の図
柄についての停止制御が中止可能な、いわゆるチャレン
ジタイム遊技(CT遊技)に設定しても良いものであ
る。 (遊技機10の動作)次に、上記構成を備えた遊技機の動
作の概略について、図11乃至図13に示したフローを
用いて説明する。
【0066】先ず、図11に示すステップ100におい
て、スタートスイッチ30が操作されることにより、スタ
ートスイッチ30がONとなる。そして、次のステップ1
01に進む。ステップ101において、入賞抽選手段11
0により抽選処理が行われる。そして、次のステップ1
02に進む。
【0067】ステップ102において、回転リール40の
回転が開始する。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、ストップスイッチ50が操作さ
れることにより、ストップスイッチ50がONとなる。そ
して、次のステップ104に進む。ステップ104にお
いて、回転リール40の回転停止処理が行われる。そし
て、次のステップ105に進む。
【0068】ステップ105において、三個の回転リー
ル40に対応するストップスイッチ50の操作が行われたか
否かが判定される。そして、三個の回転リール40に対応
するストップスイッチ50の操作が行われたと判定された
場合、次のステップ106に進む。ステップ106にお
いて、ランプ制御手段120により、可視光線ランプ140の
消灯及び紫外線ランプ130の点灯が行われる。具体的に
は、例えば、図5に示すような「青7、青7、青7」の
RBの入賞図柄を含む停止図柄の組合せで、回転リール
40の回転が停止した後、上段ラインの紫外線ランプ130
が点灯することにより、「青7」が「赤7」に変化し、
結果として、図6に示すような「赤7、赤7、赤7」の
BBの入賞図柄を含む停止図柄の組合せとなる。これに
より、BBの入賞図柄が揃うこととなって、BBの入賞
が確定するものである。そして、次のステップ107に
進む。
【0069】ステップ107において、入賞フラグ成立
中に当該入賞フラグに対応する入賞図柄が有効入賞ライ
ン上に揃ったか否か、すなわち、入賞が確定したか否か
が判定される。そして、入賞が確定したと判定された場
合、次のステップ108に進む。ステップ108におい
て、入賞図柄に相当するメダルが払い出される。そし
て、遊技が終了する。
【0070】前記ステップ105において、三個の回転
リール40に対応するストップスイッチ50の操作が行われ
ていないと判定された場合、ステップ103に戻る。前
記ステップ107において、入賞が確定していないと判
定された場合、ステップ108を飛び越して、次のステ
ップ109に進む。ステップ109において、ランプ制
御手段120により、紫外線ランプ130の消灯及び可視光線
ランプ140の点灯が行われる。そして、遊技が終了す
る。
【0071】上述したステップ101の抽選処理につい
て、図12のフローを用いて説明する。ステップ200
において、入賞抽選手段110の乱数発生手段111により発
生された乱数の中から乱数抽出手段112により乱数が抽
出される。そして、次のステップ201に進む。
【0072】ステップ201において、抽出された乱数
が乱数抽出手段112の内部に記憶される。そして、次の
ステップ202に進む。ステップ202において、判定
手段114により、抽出された乱数と、入賞判定テーブル1
13の入賞判定領域データとの比較が行われる。そして、
次のステップ203に進む。
【0073】ステップ203において、判定手段114に
より、抽出された乱数が、入賞判定テーブル113のどの
入賞領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定
される。そして、次のステップ204に進む。ステップ
204において、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の
引き込みとが設定される。そして、抽選処理が終了す
る。
【0074】上述したステップ104の回転リール40の
回転停止処理について、図13を用いて説明する。ステ
ップ300において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの
設定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の
図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された
場合、次のステップ301に進む。
【0075】ステップ301において、1個の図柄分だ
け、回転リール40を回転させる。すなわち、1個の図柄
分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ302に
進む。ステップ302において、上述した1個の図柄分
だけ回転リール40を回転させた当該図柄の数がストップ
スイッチ50の操作後の4個目に該当するか否かが判定さ
れる。そして、ストップスイッチ50を操作した後、1図
柄ずつ回転リール40を回転させてずらした図柄の数が4
個目の場合には、次のステップ303に進む。
【0076】ステップ303において、回転リール40の
回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リ
ール40の回転停止までの遊技機10の動作が終了する。前
記ステップ300において、所定の図柄の蹴飛ばしの設
定が達成されていると判定された場合、次のステップ3
04に進む。ステップ304において、いずれかの図柄
に対して引き込みが設定されているか否かが判定され
る。そして、いずれかの図柄に対して引き込みが設定さ
れていると判定された場合、次のステップ305に進
む。
【0077】ステップ305において、引き込み設定が
達成されたか否かが判定される。そして、引き込み設定
が達成されたと判定された場合、次のステップ303に
進む。前記ステップ304において、いずれの図柄に対
しても引き込みが設定されていないと判定された場合、
ステップ303に進む。
【0078】前記ステップ305において、引き込み設
定が達成されていないと判定された場合、ステップ30
1に進む。前記ステップ302において、ストップスイ
ッチ50を操作した後、1図柄ずつ回転リール40を回転さ
せてずらした図柄の数が4個目でない場合には、ステッ
プ300に戻る。
【0079】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、次のような
効果を奏する。
【0080】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
特定図柄に関して通常図柄と蛍光図柄との二種類の表示
を可能にして、一つの図柄の表示を変化させることがで
き、遊技者の興味を引きつけることができ、また、一種
類の紫外線ランプのみで良いため、設置のために必要な
スペースも小さく、点灯や消灯の制御も容易に行うこと
ができる遊技機を提供することができる。 (請求項2)請求項2記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏す
る。
【0081】すなわち、請求項2記載の発明によれば、
各停止図柄毎に特定図柄の色を変化させることができ、
種々の停止パターンに対応して特定図柄の色を変化させ
ることができる遊技機を提供することができる。 (請求項3)請求項3記載の発明によれば、上記した請
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、次のよう
な効果を奏する。
【0082】すなわち、請求項3記載の発明によれば、
紫外線ランプを停止図柄を結ぶ所定のライン毎に点灯す
るようにして、紫外線ランプの数を抑えることができる
遊技機を提供することができる。 (請求項4)請求項4記載の発明によれば、上記した請
求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、次のよう
な効果を奏する。
【0083】すなわち、請求項4記載の発明によれば、
紫外線ランプを所定の図柄毎に点灯するようにして、所
定の図柄の色を変化させ、図柄の種類を実質的に増やす
ことができる遊技機を提供することができる。 (請求項5)請求項5記載の発明によれば、上記した請
求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、
次のような効果を奏する。
【0084】すなわち、請求項5記載の発明によれば、
回転リールの回転停止後に、紫外線ランプを消灯させ
て、停止図柄の色を変え、停止図柄を変更させることが
でき、遊技を興味溢れるものにすることができる遊技機
を提供することができる。 (請求項6)請求項6記載の発明によれば、上記した請
求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、
次のような効果を奏する。
【0085】すなわち、請求項6記載の発明によれば、
回転リールの回転停止後に、紫外線ランプを点灯させ
て、停止図柄の色を変え、停止図柄を変更させることが
でき、遊技を興味溢れるものにすることができる遊技機
を提供することができる。 (請求項7)請求項7記載の発明によれば、上記した請
求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、
次のような効果を奏する。
【0086】すなわち、請求項7記載の発明によれば、
遊技者を見かけ上、得した気分にさせることができて、
遊技を興味溢れるものにすることができる遊技機を提供
することができる。 (請求項8)請求項8記載の発明によれば、上記した請
求項1〜6のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、
次のような効果を奏する。
【0087】すなわち、請求項8記載の発明によれば、
通常遊技とは、全ての図柄の色を変えることが可能とな
り、通常遊技とは趣の異なる遊技を行うことができる遊
技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、遊技機の入力、
制御及び出力を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態であって、遊技機を示す外
観正面図である。
【図3】本発明の実施の形態であって、回転リールの外
観斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態であって、リールユニット
の外観斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態であって、停止図柄の外観
正面図である。
【図6】本発明の実施の形態であって、停止図柄の外観
正面図である。
【図7】本発明の実施の形態であって、停止図柄の外観
正面図である。
【図8】本発明の実施の形態であって、停止図柄の外観
正面図である。
【図9】本発明の実施の形態であって、停止図柄の外観
正面図である。
【図10】本発明の実施の形態であって、停止図柄の外
観正面図である。
【図11】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作
の概略を示すフローである。
【図12】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作
のうち、抽選処理の概略を示すフローである。
【図13】本発明の実施の形態であって、遊技機の動作
のうち、回転リールの回転停止処理の概略を示すフロー
である。
【符号の説明】
10 遊技機 11 筐体 12 表示窓 13 図柄表示窓 15 投入スイッチ 16 ベットスイ
ッチ 17 精算スイッチ 20 制御装置 21 遊技制御装置 22 演出制御装
置 30 スタートスイッチ 40 回転リール 42 リールテープ 43 左側回転リ
ール 44 中央回転リール 45 右側回転リ
ール 50 ストップスイッチ 60 リールユニ
ット 61 図柄 65 ホッパーユ
ニット 66 表示装置 70 通常遊技制
御手段 80 特別遊技制御手段 90 BBゲーム
制御手段 91 特定導入遊技制御手段 100 RBゲーム
制御手段 101 特定遊技制御手段 110 入賞抽選手
段 111 乱数発生手段 112 乱数抽出手
段 113 入賞判定テーブル 114 判定手段 120 ランプ制御手段 130 紫外線ラン
プ 131 ランプ収納ボックス 132 ランプ収納
部 140 可視光線ランプ 150 特定図柄 151 通常図柄 152 蛍光図柄

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲に複数の図柄を表示した複数の回転
    リールと、前記回転リールの回転及び停止を制御するた
    めの制御装置とを備え、 複数の前記回転リールが停止した状態で、正面側に表示
    される複数の図柄が所定の方向の有効な入賞ライン上に
    揃うことを条件に遊技者に利益を付与するようにした遊
    技機において、 前記遊技機には、前記回転リールに紫外線を照射可能な
    紫外線ランプが固定され、 前記回転リールの少なくとも一個の特定図柄は、 可視光線が照射されることにより可視可能な通常インキ
    で描かれた通常図柄と、 前記通常図柄中に紫外線が照射されることにより発光す
    る性質を持つ蛍光インキで描かれて、前記通常図柄の色
    が変化した蛍光図柄とを備え、 前記制御装置は、前記紫外線ランプの点灯又は消灯を制
    御可能なランプ制御手段を備え、 前記ランプ制御手段は、 前記特定図柄に可視光線を照射して、通常図柄を表示さ
    せ、 前記特定図柄に紫外線を照射して、通常図柄とは色が異
    なる蛍光図柄を表示させるようにしていることを特徴と
    する遊技機。
  2. 【請求項2】 前記紫外線ランプは、前記回転リールの
    正面側に停止した図柄別に独立して紫外線を照射するた
    めに各停止図柄毎に設けられ、 前記ランプ制御手段は、前記紫外線ランプの点灯又は消
    灯を各停止図柄毎に独立して制御可能に設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記ランプ制御手段は、停止図柄を結ぶ
    所定のライン毎に前記紫外線ランプを点灯するようにし
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊
    技機。
  4. 【請求項4】 前記ランプ制御手段は、所定の図柄毎に
    前記紫外線ランプを点灯するようにしていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記ランプ制御手段は、前記回転リール
    の回転中は紫外線ランプを消灯させ、前記回転リールの
    回転停止後に紫外線ランプを点灯させるようにしている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    遊技機。
  6. 【請求項6】 前記ランプ制御手段は、前記回転リール
    の回転中は紫外線ランプを点灯させ、前記回転リールの
    回転停止後に紫外線ランプを消灯させるようにしている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    遊技機。
  7. 【請求項7】 前記遊技として、通常遊技と、特定の入
    賞確定或いは抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを
    少なくとも設け、 前記ランプ制御手段は、前記特別遊技中、前記回転リー
    ルの回転停止後に遊技者に最も有利な停止図柄の組合せ
    となるように紫外線ランプを点灯又は消灯させるように
    していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項
    に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記遊技として、通常遊技と、特定の入
    賞確定或いは抽選結果に基づいて開始する特別遊技とを
    少なくとも設け、 前記ランプ制御手段は、前記特別遊技中、全ての紫外線
    ランプを点灯させるようにしていることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1項に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037705A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Samii Kk スロットマシン

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