JP2001190260A - 食品用粉付け装置 - Google Patents

食品用粉付け装置

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JP2001190260A
JP2001190260A JP2000006584A JP2000006584A JP2001190260A JP 2001190260 A JP2001190260 A JP 2001190260A JP 2000006584 A JP2000006584 A JP 2000006584A JP 2000006584 A JP2000006584 A JP 2000006584A JP 2001190260 A JP2001190260 A JP 2001190260A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置全体をコンパクトにできるとともに、低コ
ストで製作できるものであって、パン粉を細片状に砕く
ことなく振り掛けることのできる食品用粉付け装置の提
供を図る。 【解決手段】主移送路1をなす主コンベア11、12
と、副移送路2をなす副コンベア20a、20bとを備
えている。主コンベア11、12は、上部コンベア11
と、下部コンベア12とを備え、これらによって、粉状
物を循環移送する。副コンベア20a、20bは、上部
コンベア11の側方側に配位されており、下部コンベア
12から移送されてきた粉状物の一部を受容し、その受
容した粉状物を移送して上部コンベア11上の食品に振
り掛ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、パン粉等の粉状
物を食品に付ける食品用粉付け装置の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、食品の表面全体にぱん粉を自
動連続的に付けるようにした食品用粉付け装置が知られ
ている。この食品用粉付け装置は、図9(A)(B)に示すよ
うにパン粉H及び食品Sを移送するベルトコンベアによ
り形成した主移送路aと、主移送路aと別体から構成し
た副移送路bとを備え、又、この副移送路bを、主移送
路aの側方側に設置したスクリューコンベアを有するホ
ッパー(図示せず)と、ホッパーから主移送路aの上側
方側に延ばされた搬送機cと、搬送機cの下方側に、搬
送機cから主移送路a上に延ばされた移送用コンベアd
と、移送用コンベアdと主移送路aとの間に配位した粉
ふり掛け機eとにより形成したもののとし、ホッパー内
のパン粉Hを、スクリューコンベアを介して搬送機cに
供給して搬送機cから移送用コンベアd上に落下させ、
落下したパン粉Hを移送用コンベアdから粉ふり掛け機
eに落下させ、更に、その落下してきたパン粉Hを粉ふ
り掛け機eが主移送路aの前端側に移送して主移送路a
上に落下させるようにしたものである。こうすることに
より、主移送路aのパン粉H上に揚物用の食品Sを載置
すれば、食品Sの下面側に主移送路a上のパン粉Hを付
けることがきるとともに、食品Sの上面側から側面側に
副移送路bの一部を構成する粉ふり掛け機eから落下し
てくるパン粉Hをかけて付けることができる。しかしな
がら、スクリューコンベアを有するホッパーと搬送機c
と移送用コンベアdと粉ふり掛け機eとにより形成した
副移送路bを、主移送路aの側方側に設置しているた
め、装置が複雑化して製作コストが高く付いているとと
もに、食品用粉付け装置の全体が大型化してしまってい
るという課題がある。又、ホッパー内のパン粉Hを、ス
クリューコンベアを介して搬送機cに供給して搬送機c
から移送用コンベアd上に落下させ、移送用コンベアd
から粉ふり掛け機e上に落下させ、更に、粉ふり掛け機
eから主移送路a上に落下させているため、パン粉Hが
ホッパーから主移送路a上に搬送されるまでの間に、パ
ン粉Hの個々が衝撃力を受けて小片状に細かく砕かれて
しまう。このようにパン粉Hが細かく砕かれてしまった
のでは、パン粉Hを食品Sに付けて油で揚げても味が低
下してしまうとともに、見栄えも悪くなってしまうとい
う課題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑み提案されたもので、装置全体をコンパクトにで
きるとともに、低コストで製作できる食品用粉付け装置
の提供を第1の目的とする。
【0004】本願発明は、装置全体をコンパクトにでき
るとともに、低コストで製作できるものであって、パン
粉を細片状に砕くことなく振り掛けることのできる食品
用粉付け装置の提供を第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以下の特徴
を有する食品用粉付け装置を提供することにより上記課
題を解決する。本願第1の発明は、主移送路1と、副移
送路2を備える。主移送路1は、パン粉等の粉状物及び
食品を載置して移送可能とされる。副移送路2は、主移
送路1から分岐されて主移送路1から主移送路1の上方
側にかけて配位されることにより、副移送路2が、粉状
物を主移送路1から受容しその粉状物を主移送路1の上
方側に移送して主移送路1上に落下させ、この落下によ
って、主移送路1上の食品に粉状物が振り掛けられるも
のである。
【0006】本願第2の発明は、本願第1の発明に係る
主移送路1が、ベルト11a、12aを有する主コンベ
ア11、12におけるベルト11a、12aにより形成
され、副移送路2が、ベルト26、26を有する副コン
ベア20a、20bにおけるベルト26、26により形
成される。副コンベア20a、20bのベルト26、2
6が、主コンベア11のベルト11aの側方側に並設さ
れるとともに、主コンベア11のベルト11aと略同方
向及び略同速度で可動するものである。
【0007】本願第3の発明は、本願第2の発明に係る
主コンベア11、12が、ベルト11aに巻回されてベ
ルト11aの可動と共に回転する巻回軸14aを備え
る。副コンベア20a、20bのベルト26、26の一
端側が、主コンベア11、12の巻回軸14aに巻回さ
れることにより、副コンベア20a、20bのベルト2
6、26が巻回軸14aの回転に伴って可動するととも
に、副コンベア20a、20bの一端側が主コンベア1
1、12に接続されて主コンベア11、12から粉状物
を受容して移送可能とされたものである。
【0008】本願第4の発明は、本願第3の発明に係る
主コンベア11、12が、ベルト11aを有する上部コ
ンベア11と、上部コンベア11の下部側に配位された
ベルト12aを有する下部コンベア12とを備え、上部
コンベア11の前端側に、上部コンベア11のベルト1
1aと副コンベア20a、20bのベルト26、26と
を巻回した巻回軸14aが備えられる。下部コンベア1
2のベルト12aが、下部コンベア12が上部コンベア
11及び副コンベア20a、20bの接続されることに
よって、下部コンベア12のベルト12aが巻回軸14
aの回転に伴って可動するとともに、下部コンベア12
のベルト12aと上部コンベア11のベルト11aとの
間、及び下部コンベア12のベルト12aと副コンベア
20a、20bのベルト26、26の間に、上部コンベ
ア用粉案内路18aと副コンベア用粉案内路18bとが
夫々、形成され、下部コンベア12のベルト12aで移
送されてきた粉状物が、これらの上部コンベア用粉案内
路18aと副コンベア用粉案内路18bとに分けられな
がら入って上部コンベア11、副コンベア20a、20
b夫々に送られるものである。
【0009】本願第5の発明は、本願第1〜第4の発明
に係る主移送路1が、移送方向における副移送路2の前
方側に、主移送路1上の粉状物を均す均し手段19が設
けられたものである。
【0010】以上のように構成した本願第1の発明にお
いては、単に副移送路2を、主移送路1から分岐させて
主移送路1から主移送路1の上方側にかけて配位させれ
ば良く、これにより、副移送路2が、粉状物を主移送路
1から受容しその粉状物を主移送路1の上方側に移送し
て主移送路1上に落下させ、この落下によって、主移送
路1上の食品に粉状物を振り掛けることができる。従っ
て、従来のものに比して簡素化でき、低コストで製作で
きるとともに、装置全体をコンパクトなものにできる。
又、食品に振り掛ける粉状物を、従来のように複数回に
わたって落とさなくても、主移送路1から主移送路1か
ら移送して主移送路1から一回だけ落とせば良いものに
できる。これにより、パン粉を細片状に砕くことなく食
品に振り掛けることのできる。
【0011】本願第2の発明においては、副コンベア2
0a、20bのベルト26、26を、主コンベア11の
ベルト11aの側方側に並設するとともに、主コンベア
11のベルト11aと略同方向及び略同速度で可動する
ものとする。こうすることにより、副コンベア20a、
20bのベルト26、26で移送する粉状物を、主コン
ベア11のベルト11aで移送する粉状物と略同条件で
移送できる。これにより、主コンベア11のベルト11
aで移送する粉状物と同じ状態の粉状物を主コンベア1
1のベルト11a上の食品に振り掛けることができる。
【0012】本願第3の発明においては、副移送路2を
形成する副コンベア20a、20bのベルト26、26
の一端側を、主コンベア10の巻回軸14aに巻回した
ものとする。こうすることにより、副コンベア20a、
20bのベルト26、26を、主コンベア10の可動に
伴う巻回軸14aの回転に伴って可動させることがで
き、副コンベア20a、20bを駆動させるモータ等の
駆動装置を不要にでき、低コストで製作できる。
【0013】本願第4の発明においては、下部コンベア
12のベルト12aによって移送されてきた粉状物を、
上部コンベア用粉案内路18aと副コンベア用粉案内路
18bとに自然と分かれながら入れて上部コンベア1
1、副コンベア20a、20b夫々に送ることができ
る。これにより、上部コンベア11から移送されてきた
粉状物を下部コンベア12のベルト12aで受け、その
受けた粉状物を上部コンベア11におくって循環できる
とともに、その循環する粉状物の一部を副コンベア20
a、20bに送って食品に振り掛けることができ、効率
良く、粉状物を食品に振り掛けることができる。しか
も、一つの巻回軸14aの回転により、上部コンベア1
1、下部コンベア12、及び副コンベア20a、20b
を可動させることができ、低コストで製作できる。
【0014】本願第5の発明においては、主移送路1上
の粉状物を均す均し手段19を、移送方向における副移
送路2の前方側に設けたものとする。こうすることによ
り、主移送路1上の粉状物を幅方向の両側に広げて均
し、主移送路1の幅方向全体に略均一な高さにして前方
側に送ることができる。特に、主移送路1を構成する主
コンベア11、12を、上部コンベア11と、上部コン
ベア用粉案内路18aを介して上部コンベア11の前端
に接続した下部コンベア12とから構成し、副コンベア
20a、20bを、上部コンベア11の側方側に並設す
るとともに、副コンベア用粉案内路18b、18bを介
して下部コンベア12に接続させたものとし、上部コン
ベア11の後端から落下してくる粉状物を下部コンベア
12で受け、その受けた粉状物を下部コンベア12から
上部コンベア用粉案内路18a、副コンベア用粉案内路
18b、18b各々に送って循環させる場合、例えば上
部コンベア11から落とされたパン粉Hが下部コンベア
12のベルト12aの幅方向の中央部に偏っていると、
上部コンベア用粉案内路18aにだけしか送ることがで
きないが、均し手段19を設けておくことによって幅方
向の両側に広げて均し、ベルト12aの幅方向全体に略
均一な高さにして前方側に送ることができ、上部コンベ
ア用粉案内路18aと、左右両側の両副コンベア用粉案
内路18b、18bとに送ることができる。これによ
り、下部コンベア12の粉状物を、上部コンベア用粉案
内路18aから上部コンベア11へ、副コンベア用粉案
内路18b、18bから副コンベア20a、20bに自
動連続的に送ることが可能なものにできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を基に本願発明の一実施
形態を具体的に説明する。図1は、本願発明の一実施形
態の食品用粉付け装置の概略側面図、図2その概略平面
図である。
【0016】本願発明の食品用粉付け装置は、主コンベ
ア11、12と、副コンベア20a、20bとを備えて
いる。主コンベア11、12は、主移送路1を形成する
もので、上部コンベア11と、上部コンベア11の下方
側に配位された下部コンベア12とを備えている。上部
コンベア11は、無端状のベルトコンベアから構成さ
れ、ベルト11aが図示右端側の巻回軸14aと、図示
左端側の上部コンベア駆動用巻回ホイール14bとに巻
回され、上部コンベア駆動用巻回ホイール14bの回転
に伴って、ベルト11aが図示右端側の前方側から図示
左方側の後方側に沿って可動するようになされている。
そして、このベルト11aの上面が上移送路11bをな
し、ベルト11a上にぱん粉等の粉状物H及び揚げ物等
の食品Sを載置するとともに、ベルト11aの可動に伴
って粉状物H及び食品Sを上移送路11bに沿って前端
側から後端側に移送し得るようになされている。
【0017】下部コンベア12は、上部コンベア11の
後端側から落とされた粉状物Hを受容して回収し再び上
部コンベア11に送り込む粉循環手段をなすものであ
る。この下部コンベア12は、無端状のベルトコンベア
から構成され、ベルト12aの上面が粉状物Hを載置し
て移送する下移送路12bをなしている。この下部コン
ベア12のベルト12aは、上部コンベア11のベルト
11aより幅広で、上部コンベア11のベルト11aよ
りも長く形成されており、上部コンベア11とは逆に図
示左方側から図示右方側に可動するようになされてい
る。従って、この下移送路12bは、図示左端側が移送
方向の前端をなし、図示右端側が移送方向の後端をな
し、上部コンベア11の上移送路11bの後端側から落
下してくる粉状物Hを受容して図示左方側から図示右方
側に移送する。
【0018】又、下移送路12bには、均し手段19が
設けられている。この均し手段19は、上部コンベア1
1の後端側から下移送路12b上に受けた粉状物Hを下
移送路12bの上方側から均すことにより、下移送路1
2b上の粉状物Hを、下移送路12bの略幅全体に、所
定厚さにするもので、本実施形態では、回転胴19から
構成されている。この回転胴19は、外周面に、軸方向
に伸ばされた複数の突条19a…19aが周方向に並設
されたものからなる。そして、この回転胴19は、軸方
向を下移送路12bの幅方向に伸ばすようにして、下移
送路12bの上方側に所定間隔だけ隔てて、図示の時計
方向に回転自在に吊下げ支持されている。尚、本実施形
態では、回転胴19を、下移送路12bに対して上下移
動可能とし、下移送路12bと回転胴19との間隔を調
整できるようにしている。
【0019】このように構成された下移送路12bの後
端側と、上記上移送路11bの前端側とは、接続部11
cを介して接続されており、接続部11cによって下移
送路12bと上移送路11bとが循環する一つの主移送
路1を形成し、下移送路12bで移送してきた粉状物H
を上移送路11bに自動連続的に送り込んで循環できる
ようになされている。尚、この接続部11cついては、
後述する。
【0020】副コンベア20a、20bは、主移送路1
上の粉状物Hを受容するとともに、主移送路1の上方側
に移送して主移送路1に載置した食品Sに振り掛けるた
めの副移送路2を形成するものである。副コンベア20
a、20bは、本実施形態では、図2及び図3に示すよ
うに左副コンベア20aと右副コンベア20bとの二つ
を備えている。これらは、左右対称形状をなしているの
で、以下に、左副コンベア20aについて説明する。左
副コンベア20aは、図3及び図6に示すように左右一
対の側壁23、23と、二つの巻回ホイール24a、2
4bと、無端状のベルト26と、ガイド25とを備えて
いる。巻回ホイール24a、24bは、側壁23、23
の間における前部と後部とに夫々、回動自在に支持され
ている。又、前端側の巻回ホイール24bは、円筒状の
ものから構成され、左右両側壁23、23及び巻回ホイ
ール24bを貫く軸挿通孔24cが穿設されている。ベ
ルト26は、枠体22の巻回ホイール24a、24bに
巻回されることにより、側壁23、23間に配位され、
後部側の巻回ホイール24bの回転に伴って前後方向に
可動し、その可動に際し、ベルト26上に粉状物Hを載
置して移送する。又、このベルト26の外周面には、径
外方向に突設された複数の受け部材26a…26aを備
えている。これらの受け部材26a…26aは、粉状物
Hを移送する際に粉状物Hが下方側に滑り落ちないよう
に粉状物Hを受けておくためのもので、周方向に沿って
所定間隔毎に配位されている。
【0021】ガイド25は、ベルト26で移送してきた
粉状物Hを、主移送路1の上方側に案内するためのもの
で、このガイド25とベルト26とで副移送路2を形成
する。このガイド25は、先端側に、粉状物Hを送り出
す送出口25aが備えられている。そして、このガイド
25の基端側が枠体22の後端側に取り付けられ、送出
口25aが下側方側に伸ばされている。
【0022】このように構成された左副コンベア20
a、右副コンベア20b各々の前端側は、上記の下移送
路12bと上移送路11bとを接続した接続部11cに
おける上部コンベア11の前端に接続されている。詳し
くは、図4、図5に示すように、上部コンベア11の前
端側に設けた上述の巻回軸14aは、下部コンベア12
のベルト12aの幅と略同長さのものから構成され、外
周に上部コンベア案内用ホイール14cとを備えてい
る。又、この上部コンベア案内用ホイール14cは、長
さが上部コンベア11のベルト11aの幅と略同長さ
で、径が左副コンベア20a、右副コンベア20b各々
の前端側の巻回ホイール24b、24bと同径の円筒状
のもの構成され、この上部コンベア案内用ホイール14
cが巻回軸14aに挿通されて巻回軸14aの左右中央
部に配位されボルトによって固定されることにより一体
的に取付けている。そして、この上部コンベア案内用ホ
イール14cが上部コンベア11のベルト11aに巻回
され、上部コンベア11のベルト11aの可動に伴って
巻回軸14aと共に回転する。また、上部コンベア案内
用ホイール14cを通した巻回軸14aの左右両側は、
左副コンベア20a、右副コンベア20b各々の前端側
の軸挿通孔24c、24cに挿通された後、下部側の巻
回ホイール24b、24bと巻回軸14aとがボルトに
よって固定されることにより接続され、各々の下部側の
巻回ホイール24b、24bが巻回軸の回転に伴って共
に回転するようになされている。更に、左副コンベア2
0a、右副コンベア20b各々を通した巻回軸14aの
左右両端各々には、巻回ホイール24b、24bより径
大な案内ホイール15、15がボルトに固定されて一体
的に取り付けられて巻回軸14aと共に回転し得るよう
になされている。一方、下部コンベア12の前端側に
は、下移送路12bを形成するベルト12aを巻回した
下部コンベア用巻回ホイール16及び折り返し用ホイー
ル17が備えられている。下部コンベア用巻回ホイール
16は、案内ホイール15、15における上方側に配位
され、折り返し用ホイール17は、案内ホイール15、
15の下方側に配位されている。そして、下部コンベア
12のベルト12aが、案内ホイール15、15の外周
に下方側から上方側に巻回された後、下部コンベア用巻
回ホイール16に巻回され、更に、折り返し用ホイール
17に巻回されて折り返されている。又、案内ホイール
15、15の外周に巻回されたベルト12aは、下部コ
ンベア用巻回ホイール16によって案内ホイール15、
15の外周に押し付けられている。これにより、上部コ
ンベア11のベルト11a、左右の両副コンベア20
a、20b各々のベルト26、26と、下部コンベア1
2のベルト12aとの間に、下方側から上方側に至る範
囲にかけて所定間隔の粉案内路18a、18b、18b
が形成され、この粉案内路18a、18b、18bによ
って、下部コンベア12の下移送路12bが上移送路1
1b及び副移送路2、2に連通している。又、この粉案
内路18a、18b、18bは、左副コンベア20a、
右副コンベア20b各々の側壁23、23によって、中
央部の上部コンベア用粉案内路18aと、左右両側の両
副コンベア用粉案内路18b、18bとの三つに区画さ
れ、下移送路12bと上移送路11bとで構成する主移
送路1から二つの副移送路2、2に分岐している。又、
本実施形態では、下部コンベア12と上部コンベア11
と副コンベア20a、20bとを接続した接続部11c
に、接続を解除する接続解除手段が設けられている。こ
の実施形態における接続解除手段は、下部コンベア12
における下部コンベア12用巻回ホイール16を折り返
し用ホイール17に、棒状の接続部材16aを介して回
動自在に接続し、下部コンベア12用巻回ホイール16
を、折り返し用ホイール17に対して回動させることに
より、案内ホイール15、15の外周に押し付けた下部
コンベア12のベルト12aを案内ホイール15、15
の外周から外すことにより、下部コンベア12と上部コ
ンベア11と副コンベア20a、20bとの接続を解除
するようにしている。
【0023】そして、このようにして接続部11cに接
続された左副コンベア20a、右副コンベア20bは、
図3に示すように上部コンベア11の左側部、右側部夫
々に並設され、又、支持部材(図示せず)によって下方
側から支持されることにより、図6に示すように前端側
から後端側に漸次上方側に傾斜され、後端側が上部コン
ベア11より高い位置まで伸ばされて各々のガイド2
5、25の送出口25a、25aが上部コンベア11に
おける幅方向の中央寄りの上方位置に配位されている。
【0024】又、本実施形態における食品用粉付け装置
は、図1、図2に示すように粉押圧装置3と、余剰粉状
物除去装置4とを備えたものとされている。粉押圧装置
3は、上部コンベア11に載置されて粉状物Hで覆われ
た食品Sを上方側から押圧することにより、食品Sに粉
状物Hを確実に付けるためのものである。この粉押圧装
置3は、ベルトコンベアから構成され、下部側を走行す
るベルト31が、上部コンベア11のベルト11aの上
方側に所定間隔だけ隔てて、上部コンベア11のベルト
11aと同方向、同速度で可動するようになされてい
る。尚、この粉押圧装置3は、ベルトコンベアから構成
する形態のものに限らず、従来から使用されているもの
を使用でき、例えばベルトコンベアに代えて回転自在な
ローラを上部コンベア11のベルト11aの上方側に所
定間隔だけ隔てて配設するようにしても良い。又、この
この粉押圧装置3は、必要に応じて設ければ良く、設け
なくても良い。
【0025】余剰粉状物除去装置4は、食品Sに付着し
ていない余分な粉状物を除去するためのものである。こ
の実施形態における余剰粉状物除去装置4は、図8に示
すように隙間41a…41aを形成するようにしてコイ
ル状に巻回した複数の回転部材41…41から構成され
ている。そして、これらの回転部材41…41は、上部
コンベア11の後端側に、互いに所定の間隙42…42
を隔てて、回転可能に並設されている。又、並設された
回転部材41…41は、連結ギヤ43…43によって回
転伝達可能に接続されており、駆動手段に接続した一つ
を回転させることにより、全部の回転部材41…41が
回転するようになされている。
【0026】次に、以上のように構成された食品用粉付
け装置の機能について説明する。上部コンベア11、下
部コンベア12、及び副コンベア20a、20bを可動
させるには、上部コンベア駆動用巻回ホイール14bを
始動させる。この上部コンベア駆動用巻回ホイール14
bの始動により、上部コンベア11のベルト11aが可
動し、このベルト11aの可動に伴って、巻回軸14a
が回転する。又、この巻回軸14aの回転に伴って左右
の両副コンベア20a、20b各々の巻回ホイール24
b、24bが共に回転してベルト26、26が上部コン
ベア11のベルト11aと略同速度及び同じ前後方向に
可動する。又、同時に、下部コンベア用巻回ホイール1
6も巻回軸14aの回転に同調して回転し、下部コンベ
ア12のベルト12aが上部コンベア11のベルト11
aと同速度で可動する。従って、上部コンベア駆動用巻
回ホイール14bを始動させるだけで、上部コンベア1
1、下部コンベア12及び左右の両副コンベア20a、
20bを可動させることができる。よって、左右の両副
コンベア20a、20bを可動させるための駆動装置等
を不要にでき、低コストなものにできる。
【0027】そして、例えば下部コンベア12のベルト
12aの後端側に、粉状物Hとしてのパン粉Hを供給す
ると、パン粉Hは回転胴19まで移送され、図7(A)(B)
に示すように回転胴19の下端より高く積まれた部分
が、回転胴19の回転に伴い回転胴19の突条19a…
19によって押し戻すようにしてベルト12aの幅方向
の両側に広げて均し、パン粉Hをベルト12aと回転胴
19との隙間の高さにして前方側に送る。従って、パン
粉Hが、ベルト12aの幅方向の中央部に、山のように
積まれて移送されてきた場合でも、回転胴19によっ
て、ベルト12aの幅方向全体に、略均一な高さにして
前方側に送ることができる。そして、パン粉Hが下部コ
ンベア12の前端側まで移送されると、粉案内路18に
入れられる。又、粉案内路18に入る際に、下部コンベ
ア12のベルト12aの幅方向の中央部側のパン粉Hは
上部コンベア用粉案内路18aに、ベルト12aの幅方
向の左右両側のパン粉Hは左右両側の両副コンベア用粉
案内路18b、18bに、夫々入る。その後、粉状物H
は、各ベルト11a、12a、26、26の可動に伴
い、下方側の粉状物Hに押し上げられ、下部コンベア1
2のベルト12aと、それに対向する上部コンベア11
のベルト11a及び副コンベア20a、20b各々のベ
ルト26、26で挾持されるようにして、上部コンベア
11の上移送路11bの前端側と、副コンベア20a、
20b各々の副移送路2、2の前端側とに分けられなが
ら送り出される。これにより、主移送路1を循環するパ
ン粉Hの一部を、副移送路2、2に送ることができる。
【0028】上部コンベア11のベルト11aに載せら
れたパン粉Hは、上移送路11bに沿って後方側に送ら
れる。そして、その上部コンベア11のベルト11aに
載せられたパン粉Hの上に、練ったメリケン粉等の粘状
物で食品の表面全体を覆ったパン粉付け前の状態にした
食品Sを順次置いていく。これにより、食品Sをパン粉
Hと共に、上移送路11bに沿って後方側に送ることが
できる。一方、副コンベア20a、20b各々の副移送
路2、2に入ったパン粉Hは、副移送路2、2に沿って
後上方側に移送され、ガイド25の送出口25aから上
部コンベア11に落とされ、上移送路11bを後方側に
送られてきた食品Sの上に振り掛けられる。これによ
り、上部コンベア11の上移送路11b上の食品Sにお
ける側面から上面にかけての部分をパン粉Hで覆うこと
ができ、食品S全体にパン粉Hを付けることがができ
る。
【0029】パン粉Hで覆われた食品Sは、上部コンベ
ア11の上移送路11bに沿って粉押圧装置3の下方側
に送られれる。そして、この粉押圧装置3を通過する際
に、粉押圧装置3のベルト31に押圧され、食品Sを覆
ったパン粉Hを食品Sに確実に付ける。その後、パン粉
Hを付けられた食品Sは、上部コンベア11から余剰粉
状物除去装置4に送られ、食品Sの側方側及び下方側の
パン粉の内、粘状物と接していないパン粉は余剰粉状物
除去装置1における回転部材2…2各々の隙間41a…
41a及び回転部材2、2間に形成された間隙42…4
2から下方に落下する。
【0030】余分なパン粉を除去された食品Sは、余剰
粉状物除去装置1の回転部材2…2によって回転部材2
…2上を後方側に移送され、余剰粉状物除去装置1の後
方側に設けられたネットコンベア15等によって移送さ
れる。これにより、パン粉を付けた食品Sを自動連続的
に得ることができる。一方、余剰粉状物除去装置1の回
転部材2…2各々の隙間41a…41a及び回転部材
2、2間から下方に落とされたパン粉Hは、下部コンベ
ア12に受けられ、下部コンベア12によって順次前方
側に送られる。その際、上部コンベア11のベルト11
aの幅が下部コンベア12のベルト12aの幅より狭い
ため、上部コンベア11から落とされたパン粉Hは、下
部コンベア12のベルト12aの幅方向の中央部に偏る
が、上述のように回転胴19によってベルト12aの幅
方向の両側に広げて均され、ベルト12aの幅方向全体
に略均一な高さにして前方側に送ることができる。従っ
て、粉案内路18に入る際には、ベルト12aの幅方向
の左右両側にパン粉Hを配設でき、副コンベア用粉案内
路18b、18bに入れることができる。
【0031】又、循環させているパン粉Hを回収する場
合は、下部コンベア用巻回ホイール16を、図5中に一
点鎖線で示すように折り返し用ホイール17に対して回
動させる。これにより、案内ホイール15、15の外周
に押し付けた下部コンベア12のベルト12aが案内ホ
イール15、15の外周から外れ、下部コンベア12の
ベルト12aと上部コンベア11のベルト11aとに形
成していた上部コンベア用粉案内路18a、及び下部コ
ンベア12のベルト12aと副コンベア20a、20b
との間に形成していた副コンベア用粉案内路18b、1
8bが無くなり、下部コンベア12の前端側に開口部1
2cを形成でき、下部コンベア12のベルト12aで移
送してきた粉状物を順次開口部12cから出すことがで
き、循環させている粉状物を全部、容易に回収できる。
又、下部コンベア12の前端側に開口部12cを形成す
ることにより、開口部12cから上部コンベア11及び
副コンベア20a、20bの前端部の点検や清掃等を容
易に行うことができる。
【0032】以上のようにして構成することにより、食
品に上方側から振り掛けるパン粉Hを、従来のように数
回に渡って落下させなくても、副移送路2、2から一回
だけ主移送路1に落下させれば良いものにできる。これ
により、パン粉Hが砕けて小片状に細かく分かれてしま
うようなことを防止でき、油で揚げた後の味を良好なも
のにできるとともに、見栄えの良いものにできる。
【0033】尚、本実施形態では、副移送路2、2を、
主移送路1の左右両側方に設けているが、この形態のも
のに限らず、例えば主移送路1の左側又は右側の一方に
設ける、或いは、主移送路1の幅方向の中央部に一つだ
け設ける、更には、主移送路1の幅方向の中央部と、左
右の一方又は両方とに設ける等、適宜変更できる。
【0034】又、本実施形態では、巻回軸14aに、上
部コンベア11のベルト11aを上部コンベア案内用ホ
イール14cを介して巻回するとともに、副コンベア2
0a、20bのベルト26、26を巻回ホイール24
b、24bを介して巻回するようにしているが、この形
態のものに限らず、例えば上部コンベア11のベルト1
1a及び副コンベア20a、20bのベルト26、26
を直接巻回軸14aに巻回するようにしても良い。ま
た、本実施形態では、上部コンベア11のベルト11a
及び副コンベア20a、20bのベルト26、26を巻
回した巻回軸14aを、上部コンベア11のベルト11
aの可動に伴って回転させるようにしているが、巻回軸
14aにモータ等の駆動手段を接続して回転させること
により、上部コンベア11のベルト11a及び副コンベ
ア20a、20bのベルト26、26を可動させるよう
にしても良い。
【0035】更に、本実施形態では、主移送路1を、上
部コンベア11と下部コンベア12とにより形成して粉
状物を循環させるとともに、その循環する一部の粉状物
を副移送路2をに送るようにしているが、この形態のも
の限らず、主移送路1を、上部コンベア11により形成
し、上部コンベア11の前端側から後端側に移送する粉
状物の一部を副移送路2をに送るようにしても置く、適
宜変更し得る。
【0036】一方、本実施形態では、粉状物Hとしてパ
ン粉を用いているが、パン粉に限らず、メリケン粉、砂
糖、あるいはピーナッツ等の果実を粉砕した粉状物等、
食品Sの外周を覆うようにして付けるものであれば適応
し得る。
【0037】
【発明の効果】以上、本願第1の発明は、従来のものに
比して簡素化でき、低コストで製作できるとともに、装
置全体をコンパクトなものにできる。又、食品に振り掛
ける粉状物を、従来のように複数回にわたって落とさな
くても、主移送路1から主移送路1から移送して主移送
路1から一回だけ落とせば良いものにできる。これによ
り、パン粉を細片状に砕くことなく食品に振り掛けるこ
とのできる。
【0038】本願第2の発明は、本願第1の発明の効果
に加え、副コンベア20a、20bのベルト26、26
で移送する粉状物を、主コンベア11のベルト11aで
移送する粉状物と略同条件で移送できる。これにより、
主コンベア11のベルト11aで移送する粉状物と同じ
状態の粉状物を主コンベア11のベルト11a上の食品
に振り掛けることができる。
【0039】本願第3の発明は、本願第2の発明の効果
に加え、副コンベア20a、20bのベルト26を、主
コンベア10の可動に伴う巻回軸14aの回転に伴って
可動させることができ、副コンベア20a、20bを駆
動させるモータ等の駆動装置を不要にでき、低コストで
製作できる。
【0040】本願第4の発明は、本願第3の発明の効果
に加え、上部コンベア11から移送されてきた粉状物を
下部コンベア12のベルト12aで受け、その受けた粉
状物を上部コンベア11におくって循環できるととも
に、その循環する粉状物の一部を副コンベア20a、2
0bに送って食品に振り掛けることができ、効率良く、
粉状物を食品に振り掛けることができる。しかも、一つ
の巻回軸14aの回転により、上部コンベア11、下部
コンベア12、及び副コンベア20a、20bを可動さ
せることができる。従って、副コンベア20a、20b
を可動させる駆動装置等を別途に設けずに済み、低コス
トで製作できる。
【0041】本願第5の発明は、本願第1〜第4の発明
の効果に加え、均し手段19によって、主移送路1上の
粉状物を幅方向の両側に広げて均し、主移送路1の幅方
向全体に略均一な高さにして前方側に送ることができ
る。特に、主移送路1を構成する主コンベア11、12
を、上部コンベア11と、上部コンベア用粉案内路18
aを介して上部コンベア11の前端に接続した下部コン
ベア12とから構成し、副コンベア20a、20bを、
上部コンベア11の側方側に並設するとともに、副コン
ベア用粉案内路18b、18bを介して下部コンベア1
2に接続させたものとし、上部コンベア11の後端から
落下してくる粉状物を下部コンベア12で受け、その受
けた粉状物を下部コンベア12から上部コンベア用粉案
内路18a、副コンベア用粉案内路18b、18b各々
に送って循環させる場合には、上部コンベア11から落
とされたパン粉Hが下部コンベア12のベルト12aの
幅方向の中央部に偏っている場合でも、均し手段19を
設けておくことによって下部コンベア12の粉状物を、
上部コンベア用粉案内路18aから上部コンベア11
へ、副コンベア用粉案内路18b、18bから副コンベ
ア20a、20bに自動連続的に送るのを可能なものに
でき、循環する粉状物の一部を副コンベア20a、20
bに送る場合に適したものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の食品用粉付け装置の一実施形態の概
略側面図である。
【図2】本願発明の食品用粉付け装置の一実施形態の概
略平面図である。
【図3】食品用粉付け装置の前部側の要部拡大平面図で
ある。
【図4】図1のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図3のV −V 線拡大断面図である。
【図6】図3のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】回転胴によりパン粉が均される際の説明図に係
り、(A) は、その平面図、(B)は、その側面図である。
【図8】余剰粉状物除去装置の平面図である。
【図9】(A) は、従来例の側面図、(B) は、その平面図
である。
【符号の説明】
1 主移送路 2 副移送路 11 上部コンベア 11b 上移送路 12 下部コンベア 12b 下移送路 14a 巻回軸 18a 上部コンベア用粉案内路 18b 副コンベア用粉案内路 19 回転胴 20a、20b 副コンベア S 食品 H 粉状物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主移送路(1) と、副移送路(2) を備え、 主移送路(1) が、パン粉等の粉状物及び食品を載置して
    移送可能とされ、 副移送路(2) が、主移送路(1) から分岐されて主移送路
    (1) から主移送路(1)の上方側にかけて配位されること
    により、副移送路(2) が、粉状物を主移送路(1) から受
    容するとともに、その粉状物を主移送路(1) の上方側に
    移送して主移送路(1) 上に落下させ、この落下によっ
    て、主移送路(1) 上の食品に粉状物が振り掛けられるも
    のであることを特徴とする食品用粉付け装置。
  2. 【請求項2】 主移送路(1) が、ベルト(11a)(12a)を有
    する主コンベア(11)(12)におけるベルト(11a)(12a)によ
    り形成され、副移送路(2) が、ベルト(26)(26)を有する
    副コンベア(20a)(20b)におけるベルト(26)(26)により形
    成され、 副コンベア(20a)(20b)のベルト(26)(26)が、主コンベア
    (11)のベルト(11a) の側方側に並設されるとともに、主
    コンベア(11)のベルト(11a) と略同方向及び略同速度で
    可動するものであることを特徴とする請求項1記載の食
    品用粉付け装置。
  3. 【請求項3】 主コンベア(11)(12)が、ベルト(11a) に
    巻回されてベルト(11a) の可動と共に回転する巻回軸(1
    4a) を備え、 副コンベア(20a)(20b)のベルト(26)(26)の一端側が、主
    コンベア(11)(12)の巻回軸(14a) に巻回されることによ
    り、副コンベア(20a)(20b)のベルト(26)(26)が巻回軸(1
    4a) の回転に伴って可動するとともに、副コンベア(20
    a)(20b)の一端側が主コンベア(11)(12)に接続されて主
    コンベア(11)(12)から粉状物を受容して移送可能とされ
    たものであることを特徴とする請求項2記載の食品用粉
    付け装置。
  4. 【請求項4】 主コンベア(11)(12)が、ベルト(11a) を
    有する上部コンベア(11)と、上部コンベア(11)の下部側
    に配位されたベルト(12a) を有する下部コンベア(12)と
    を備え、上部コンベア(11)の前端側に、上部コンベア(1
    1)のベルト(11a) と副コンベア(20a)(20b)のベルト(26)
    (26)とを巻回した巻回軸(14a) が備えられ、 下部コンベア(12)のベルト(12a) が、下部コンベア(12)
    が上部コンベア(11)及び副コンベア(20a)(20b)の接続さ
    れることによって、下部コンベア(12)のベルト(12a) が
    巻回軸(14a) の回転に伴って可動するとともに、下部コ
    ンベア(12)のベルト(12a) と上部コンベア(11)のベルト
    (11a) との間、及び下部コンベア(12)のベルト(12a) と
    副コンベア(20a)(20b)のベルト(26)(26)との間に、上部
    コンベア用粉案内路(18a) と副コンベア用粉案内路(18
    b) とが夫々、形成され、下部コンベア(12)のベルト(12
    a) で移送されてきた粉状物が、これらの上部コンベア
    用粉案内路(18a) と副コンベア用粉案内路(18b) とに分
    けられながら入って上部コンベア(11)、副コンベア(20
    a)(20b)夫々に送られるものであることを特徴とする請
    求項3記載の食品用粉付け装置。
  5. 【請求項5】主移送路(1) が、移送方向における副移送
    路(2) の前方側に、主移送路(1) 上の粉状物を均す均し
    手段(19)が設けられたものであることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれかに記載の食品用粉付け装置。
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