JP3497052B2 - 食品における余剰粉状物除去装置及び余剰粉状物除去装置を有する自動粉付け装置 - Google Patents

食品における余剰粉状物除去装置及び余剰粉状物除去装置を有する自動粉付け装置

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JP3497052B2
JP3497052B2 JP29730796A JP29730796A JP3497052B2 JP 3497052 B2 JP3497052 B2 JP 3497052B2 JP 29730796 A JP29730796 A JP 29730796A JP 29730796 A JP29730796 A JP 29730796A JP 3497052 B2 JP3497052 B2 JP 3497052B2
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昭義 寺西
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サン・プラント工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、表面にぱん粉や
メリケン粉等の粉状物を付着させる際に、食品に付着し
ていない余剰の粉状物を、必要十分な粉状物の付いた食
品から除去する食品における余剰粉状物除去装置及び余
剰粉状物除去装置を有する自動粉付け装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えばフライ物等の食品は、食品の表面
全体にぱん粉を付けた状態にまで成形され、その状態で
商品として販売等されているが、そのぱん粉付けに際し
ては、多量の食品を、多量のぱん粉の中で行うため、食
品に付着していない余剰の粉状物を、必要十分な粉状物
の付いた食品から除去する作業に時間を要する。又、自
動粉付け機で自動連続的にぱん粉を食品に付けるような
場合にも、ぱん粉の付いた食品と、食品に付いていない
余剰のぱん粉とを同時にコンベア等によって移送されて
くるため、必要十分なぱん粉の付いた食品と余剰のぱん
粉とを分離しなければならない。
【0003】そのため、従来、例えばネットコンベアを
利用して、ぱん粉を付けた食品を、ネットコンベア上に
載置して所定間、移送させ、その移送に際し、ネットコ
ンベアの孔から余剰のぱん粉を自動的に落とすようにし
て必要十分なぱん粉の付いた食品を自動連続的に得られ
るようにしたものが知られている。しかし、ぱん粉を付
けた食品を、ネットコンベア上に載置してもネットコン
ベアに対して載置した食品が移動しないため、ネットコ
ンベアと食品との間に挟まれた余剰のぱん粉は、そのま
ま移送されてしまい、余剰のぱん粉を充分に除去すこと
ができないという課題がある。
【0004】一方、複数の円柱状の回転ローラa…aに
よって余剰のぱん粉を除去させるようにしたのも提案さ
れている。詳しくは、図9(A)(B)に示すように複数の円
柱状の回転ローラa…aを、回転ローラa、a間に間隙
bを設けるようにして支持部材c、cの前方側から後方
側に順次回転可能に架け渡すことにより、並設した回転
ローラa…a上に食品移送路dを形成し、そして、回転
ローラa…a各々を回転手段(図示せず)によって回転
させることにより、食品Sを食品移送路dに沿って移送
し、その移送に際して、余剰のぱん粉を回転ローラa、
a間の間隙b…bから下方に落とすことにより除去する
ようにしたものであり、こうすることにより、回転ロー
ラa各々が回転するため、回転ローラaと食品Sとの間
に余剰のぱん粉が挟まれるようなことを防止できる。と
ころが、このものにおいては、ぱん粉の量が多くなると
回転ローラa、a間の間隙b…bが余剰のぱん粉に目詰
まりを起こしてしまい、その結果、それ以降の余剰のぱ
ん粉が下方に落下せずに食品Sと共に移送されてしまう
という課題がある。又、その場合に、余剰のぱん粉を落
とし易いように間隙bを予め広く設定しておくことも考
えられるが、間隙bをあまり広くすると食品Sを移送し
難くなってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、以上の実
情に鑑み提案されたもので、食品に付着していない余剰
の粉状物を、必要十分な粉状物の付いた食品から除去す
る食品における余剰粉状物除去装置及び余剰粉状物除去
装置を有する自動粉付け装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以下の特徴
を有する食品における余剰粉状物除去装置を提供するこ
とにより上記課題を解決する。
【0007】本願の請求項1に係る発明は、複数の長尺
状の回転部材 (2) が、複数、並設されることにより、並
設された複数の回転部材 (2) 上に、これらの回転軸方向
と交わる方向に食品を移送する食品移送路 (5) が形成さ
れ、上記回転部材 (2) が、線材 (12) を軸方向に螺旋状に
巻回成形されることにより、線材 (12) 間に複数の空隙部
(3) が軸方向に沿って形成されたものであり、且つ、隣
接する二つの回転部材 (2)(2) 間に所定間隔の間隙 (6)
備えられたものであることにより、回転部材 (2) の回転
に伴って、表面にぱん粉やメリケン粉等の粉状物の付け
られた食品が食品移送路 (5) に沿って移送されつつ、食
品に付着していない余剰の粉状物が、上記の空隙部 (3)
及び間隙 (6) から下方に落とされて除去されるものであ
ることを特徴とする食品における余剰粉状物除去装置を
提供する。
【0008】本願の請求項2に係る発明は、食品移送用
コンベア (101) と、余剰粉状物除去装置 (1) とを備え、
食品移送用コンベア (101) が、食品及び粉状物を載置し
て所定間、移送するコンベア移送路 (100a) と、食品に粉
状物を押し付ける粉押し付け手段 (101c)(101d) とを備え
ることにより、コンベア移送路 (100a) 上に載置された食
品が移送途中に粉状物を付けられるとともに、その粉状
物の付けられた食品及び食品に付着していない余剰の粉
状物がコンベア移送路 (100a) の後端側まで移送され、余
剰粉状物除去装置 (1) は、線材 (12) を軸方向に螺旋状に
巻回成形されることにより線材 (12) 間に粉状物を下方に
落とし得る複数の空隙部 (3) が軸方向に沿って形成され
た、少なくとも一つの長尺状の回転部材 (2) を有し、こ
の回転部材 (2) 上においてその回転軸方向と交わる方向
に食品を移送する食品移送路 (5) が形成され、この余剰
粉状物除去装置 (1) における食品移送路 (5) の前端側
が、食品移送 用コンベア (101) におけるコンベア移送路
(100a) の後端側に接続されることにより、回転部材 (2)
の回転に伴って、コンベア移送路 (100a) の後端側から送
られてくる食品が食品移送路 (5) に入って食品移送路
(5) の後端側に移送されつつ、余剰の粉状物が空隙部
(3) から下方に落とされて除去されるものであることを
特徴とする余剰粉状物除去装置を有する自動粉付け装置
を提供する。
【0009】以上のように構成された本願の請求項1に
係る余剰粉状物除去装置の発明においては、軸方向の適
宜位置に粉状物を下方に落とし得る空隙部3を有する回
転自在な回転部材2を備えたものとする。こうすること
により、回転部材2上を移送する食品と、回転部材2と
の間に挟まれた余剰の粉状物を、回転部材2の回転に際
してその挟まれた状態を解除し、空隙部3から下方に落
とすことができる。又、多量の余剰の粉状物が流れた場
合でも、空隙部3から下方に落とすことができ、目詰ま
りを起こすようなことを防止できる。
【0010】しかも、軸方向の適宜位置に粉状物を下方
に落とし得る空隙部3を有する回転自在な回転部材2
を、複数、並設するとともに、その隣接する二つの回転
部材2、2間に、所定間隔の間隙6を備えたものとする
ため、食品移送路5中に多くの空隙部3及び間隙6を形
成でき、より一層、確実に余剰の粉状物を落下させて除
去できる。
【0011】即ち、請求項1に係る発明においては、
転部材2を、線材21を軸方向に螺旋状に巻回成形する
ことにより、線材21間に複数の空隙部3を軸方向に沿
って形成したものとする。こうすることにより、図3に
示すように回転部材2を形成している線材21がその食
品の移送方向(回転部材2の回転方向に沿う図示のX方
向)に対して所定角度Pを持ち、回転部材2の側面が押
圧面21aをなす。そして、この押圧面21aが上方側
にきたパン粉を移送方向の幅全体に渡って順次連続的に
下方側から押し上げながら前方側に引っ掛けるようにし
て押圧することができる。これにより、余剰の粉状物が
絡み合って塊状になっている場合でも、塊状の粉状物を
砕き、分散させて空隙3…3又は間隙6から円滑に下方
に落下させることができる。
【0012】本願の請求項2に係る余剰粉状物除去装置
を有する自動粉付け装置の発明においては、食品移送用
コンベア101のコンベア移送路100aの後端側と、
余剰粉状物除去装置1の食品移送路5の前端側とを接続
し、食品移送用コンベア101の粉押し付け手段101
c、101dで押し付けて粉状物を付けた食品及び食品
に付着していない余剰の粉状物とを、余剰粉状物除去装
置1に受容し、食品移送路5で移送する。こうすること
により、粉付けから余剰の粉状物の除去を自動連続的に
行うことができ、必要十分な粉状物の付いた食品を自動
連続的に得ることができる。又、食品移送用コンベア1
01で自動連続的に粉付けを行う際、粉押し付け手段1
01c、101dで粉状物を押し付けるため、コンベア
移送路100a上の多量の粉状物が塊状になって余剰粉
状物除去装置1の食品移送路5に入る場合があるが、そ
の場合でも、回転部材2の回転に伴って空隙3…3から
余剰の粉状物を自動連続的に落下させることができる。
一方、自動粉付け装置に余剰粉状物除去装置を付設する
ことで、余剰粉状物除去装置で確実に余剰の粉状物をき
ることにより、余剰の粉状物の回収を円滑、且つ確実に
行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を基に本願発明の一実施
形態を具体的に説明する。図1は、本願発明の一実施形
態の食品における余剰粉状物除去装置の平面図、図2
は、図1のII−II線に沿う断面図であり、図4は、本願
発明の一実施形態の余剰粉状物除去装置を有する自動粉
付け装置の概略図である。
【0014】本願発明の食品における余剰粉状物除去装
置は、図1、図2に示すように複数の長尺状の回転部材
2…2を備えている。回転部材2各々は、本実施形態で
は、直径5mm程度の断面円形状からなる一本の線材2
1を螺旋状に順次複数回、巻回成形することにより、線
材21間に軸方向に沿って所定間隔毎に複数の空隙部3
…3を有する所定長さの円筒体をなしている。
【0015】このように形成された各回転部材2…2
は、支持部材4a、4bに支持されて前後方向に沿って
並設されることにより、回転部材2…2の上方側に食品
Sを移送する食品移送路5を形成している。詳しくは、
支持部材4a、4bは、左部側の左支持部材4aと、左
支持部材4aから略回転部材2の長さ分の距離だけ隔て
た右部側に配位された右支持部材4bとの二つの長尺体
を備えており、これらが前後方向(図示のX−Y方向)
に平行に伸ばされている。回転部材2…2は、各々の左
右の両端が、左支持部材4aと右支持部材4bとに架け
渡されることにより、各々の軸方向が左右方向に伸ばさ
れ、支持部材4a、4bの前後方向に沿って順次並設さ
れている。又、隣接する二つの回転部材2、2は、所定
間隔だけ隔てられて配位されており、二つの回転部材
2、2間に所定間隔の間隙6が設けられている。
【0016】又、並設された複数の回転部材2…2各々
は、回転手段7によって周方向に回転し得るようになさ
れており、この回転部材2…2各々の回転が食品移送路
5における移送手段をなしている。この回転手段7は、
本実施形態では、回転部材2…2各々の左右の両端側に
取り付けられたギヤ71…71と、駆動手段としてのモ
ータ(図示せず)とを備えてたものから構成されてい
る。これらのギヤ71…71は、同じ歯数を有するもの
からなり、これらのギヤ71…71が順次歯合されるこ
とにより、回転部材2…2が回転伝達可能に接続されて
いる。又、モータは、前端側の回転部材2に回転伝達可
能に接続されており、モータの始動により前端側の回転
部材2が図2の反時計方向に回転することにより、各回
転部材2…2がギヤ71…71を介して前端側の回転部
材2と同方向に同速度で回転するようになされている。
そして、この各回転部材2…2の回転により、食品移送
路5上の食品Sを、前方から後方に移送し得るようにな
されている。尚、回転手段7は、ギヤ71…71を用い
るものに限らず、ベルト等の回転を伝達し得るものであ
れば良く、又、各々の回転部材2にモータ等の駆動手段
を設けるようにしても良く、適宜変更し得る。
【0017】このように構成された余剰粉状物除去装置
1は、本実施形態では、図4に示す自動粉付け装置10
0に付設され、自動粉付け装置100の一部として使用
されている。この自動粉付け装置100は、食品移送用
コンベア101と、上記余剰粉状物除去装置1と、粉回
収用コンベア102と、粉ふり掛け手段とを備えてい
る。
【0018】食品移送用コンベア101は、無端状のベ
ルトコンベアからなり、上方側にコンベア移送路100
aが備えられている。このコンベア移送路100aは、
上面に載置面101bが備えられ、載置面101bにぱ
ん粉等の粉状物Hが載置されると共に、揚げ物等の食品
Sが粉状物Hの上に載置され、移送手段(図示せず)に
よって、図示右方側の前端から図示左方側の後端まで移
送されるようになされている。尚、本実施形態における
食品移送用コンベア101の移送速度は、本実施形態で
は、調節可能とされ、通常は毎分5〜7m程度の速度で
可動されるが、この食品移送用コンベア101の移送速
度は特に限定されない。又、食品移送用コンベア101
には、二つの押圧ローラ101c、101dが備えられ
ている。これらの押圧ローラ101c、101dは、載
置面101bに載置されて粉状物Hで覆われた食品Sを
上方側から押圧することにより、食品Sに粉状物Hを確
実に付けるためのもので、第一押圧ローラ101cと、
第一押圧ローラ101cから所定距離だけ後方側に隔て
た位置に設置された第二押圧ローラ101dとの二つを
備えている。第一押圧ローラ101cは、食品移送用コ
ンベア101の略左右中央における載置面101bの上
方側に回動自在に設置されている。第二押圧ローラ10
1dは、第一押圧ローラ101cと同様に載置面101
bの上方側に回動自在に設置されているが、載置面10
1bからの高さh2が、第一押圧ローラ101cにおけ
る載置面101bからの高さh1よりやや低く設定され
ている。
【0019】更に、食品移送用コンベア101の後端側
には、エア吹き付け機101eが備えられている。この
エア吹き付け機101eは、載置面101bの上方側に
設置され、載置面101b上の食品Sに上方側からエア
を吹き付けるものである。
【0020】そして、上述した余剰粉状物除去装置1
は、食品移送用コンベア101におけるコンベア移送路
100aの後端側に接続されており、コンベア移送路1
00aを後端側まで移送されてきた食品Sを余剰粉状物
除去装置1の食品移送路5に自動的に受容し得るように
なされている。
【0021】粉回収用コンベア102は、余剰粉状物除
去装置1から落とされた粉状物Hを受容して回収して再
び食品移送用コンベア101に送り込む粉循環装置をな
すものである。この粉回収用コンベア102は、無端状
のベルトコンベアからなり、上方側に粉載置面102b
を有する粉移送路100bを備えている。この粉移送路
100bは、食品移送用コンベア101とは逆に図示左
方側から図示右方側に移動手段(図示せず)によって移
動するようになされている。従って、この粉移送路10
0bは、図示左方側が移送方向の前端をなし、図示右方
側が後端をなしている。又、この粉移送路100bは、
食品移送用コンベア101のコンベア移送路100aよ
り長くなされ、粉移送路100bの前端側が、余剰粉状
物除去装置1の下方位置まで伸ばされることにより、余
剰粉状物除去装置1から落下してくる粉状物Hを粉載置
面102bに受け得るようになされており、一方、粉移
送路100bの後端側が、食品移送用コンベア101の
コンベア移送路100aの前端側の下方位置に配位され
ている。
【0022】又、この粉回収用コンベア102の後端側
には、接続手段が備えられており、この接続手段によっ
て、粉回収用コンベア102における粉移送路100b
の後端側と、食品移送用コンベア101におけるコンベ
ア移送路100aの前端側とが接続され、粉回収用コン
ベア102の粉移送路100bで移送してきた粉状物H
を食品移送用コンベア101のコンベア移送路100a
に自動連続的に送り込むようになされている。本実施形
態におけるこの接続手段は、粉回収用コンベア102に
おける粉移送路100bの後端側と、食品移送用コンベ
ア101におけるコンベア移送路100aの前端側との
間に粉案内路104を形成することにより接続してい
る。詳しくは、図4、図5に示すように食品移送用コン
ベア101の前端側には、食品移送用コンベア101の
コンベア移送路100aを形成するベルト101aを巻
回した前端ホイール110の左右両端各々に巻回ホイー
ル110より径大な案内用ホイール110a、110b
(図4では、左端側のものだけが現れ、図5では、右端
側のものだけが現れている)が前端ホイール110と一
体的に設けられている。一方、粉回収用コンベア102
の粉移送路100bを形成するベルト102aを巻回し
た後端ホイール111が、案内用ホイール110a、1
10bにおける上方側に配位されている。そして、粉回
収用コンベア102のベルト102aが、案内用ホイー
ル110a、110bの外周を下方側から上方側に巻回
され、更にその後、後端ホイール111に巻回されて折
り返されている。又、そのように巻回されたベルト10
2aは、後端ホイール111によってベルト102aが
案内用ホイール110a、110bの外周に押し付けら
れている。これにより、食品移送用コンベア101のベ
ルト101aと、粉回収用コンベア102のベルト10
2aとの間に、食品移送用コンベア101のベルト10
1bの前端側における下方側から上方側に至る範囲にか
けて所定間隔の粉案内路104が形成され、この粉案内
路104によって食品移送用コンベア101のコンベア
移送路100aと粉回収用コンベア102の粉移送路1
00bとが連通されている。そして、食品移送用コンベ
ア101の前端ホイール110の回転に伴って食品移送
用コンベア101のベルト101aが可動すると、粉回
収用コンベア102の後端ホイール111が食品移送用
コンベア101の前端ホイール110の回転に同調して
回転し、粉回収用コンベア102のベルト102aが食
品移送用コンベア101のベルト101aと同速度で可
動する。そして、この両ベルト101a、102aの可
動により、粉回収用コンベア102のベルト102a上
に載置した粉状物Hを粉案内路104に入れ、粉案内路
104に入った粉状物Hを両ベルト101a、102a
で挾持しつつ、食品移送用コンベア101の載置面10
1bにおける前端側に送り出す。尚、この粉案内路10
4の間隔は、特に限定されないが、本実施形態では、1
0〜60mm程度の範囲内で調整可能とされており、通
常は25〜30mm程度に設定されて使用されている。
【0023】粉ふり掛け手段は、粉状物Hを、食品移送
用コンベア101におけるコンベア移送路100aの載
置面101bに載置された食品Sに上方側からふり掛け
ながら食品移送用コンベア101に供給するためのもの
で、図4及び図6に示すように粉供給機106と、粉ふ
り掛け機105とを備えている。この粉供給機106
は、食品移送用コンベア101に粉状物Hを供給するた
めのもので、食品移送用コンベア101の側方側に設置
され、ホッパー(図示せず)に入れられた粉状物Hを所
定量ずつ、粉供給機106と粉ふり掛け機105との間
に設けられた搬送機107を介して粉ふり掛け機105
に供給する。一方、粉ふり掛け機105は、食品移送用
コンベア101と略同幅の無端状のベルトコンベアから
構成され、上方側のベルト105aが食品移送用コンベ
ア101と反対方向の図示の左から右に移動し得るよう
になされ、後端が食品移送用コンベア101の前端部の
上方側に配位されることにより、粉供給機106から供
給された粉状物Hを食品移送用コンベア101の前端部
に落とす。又、粉ふり掛け機105の後端側には、ロー
ラ105bが備えられている。このローラ105bは、
軸方向が粉ふり掛け機105のベルト105aの可動方
向と略直角をなすようにして、粉ふり掛け機105のベ
ルト105aの上方側に所定間隔だけ隔てて回転可能に
掛け渡されており、搬送機107から山状に盛られて受
容した粉状物Hが回転ローラ105bの下方を通過する
に際し、粉状物Hを粉ふり掛け機105の幅方向の略全
体に均一に分配する。これにより、粉状物Hを、粉ふり
掛け機105の後端側から食品移送用コンベア101の
載置面101b上に、載置面101bの幅方向の全体に
略均一に落とすようになされている。
【0024】次に、この余剰粉状物除去装置1を有する
自動粉付け装置100の作動を、食品Sに粉状物Hとし
てのパン粉を付ける場合について説明する。まず、パン
粉を供給し、食品移送用コンベア101のコンベア移送
路100a上に載置して循環させておく。この循環は、
食品移送用コンベア101に載置されたパン粉の量が食
品移送用コンベア101と粉回収用コンベア102との
間に形成された粉案内路104の間隔以上(本実施形態
では、25〜30mm以上)になると、粉案内路104
において、食品移送用コンベア101と粉回収用コンベ
ア102との双方のベルト101a、102aに挾持さ
れるようにして下方側の粉回収用コンベア102から上
方側の食品移送用コンベア101に送られ、これによ
り、パン粉が自動的に循環する。
【0025】そして、その状態から、表面全体に練った
メリケン粉等の粘状物で覆ってパン粉付け前の状態にし
た食品Sを、食品移送用コンベア101のコンベア移送
路100aに載せたパン粉上に前端側から載置させる。
尚、この食品Sの載置は、手で載せても良いが、図4に
示すように例えばコンベア移送路100aの前端側に、
自動粘状物付け装置の一部をなすネットコンベア120
を接続しておき、ネットコンベア120に載置した食品
Sを、ネットコンベア100からコンベア移送路100
aの前端側に送り込むようにしても良く、こうすること
により、粘状物付けからパン粉付けまで自動連続的に行
うことができる。
【0026】食品移送用コンベア101のパン粉上に載
置された食品Sが、粉ふり掛け機105の下方位置まで
移送されると、粉ふり掛け機105によって上方側から
パン粉がふり掛けられる。その後、食品Sが、第1押圧
ローラ101cを通過するに伴い、第1押圧ローラ10
1cによって上方側から押圧され、その結果、食品Sの
上部側及び下部側のパン粉が食品Sに押し付けられる。
更に、食品Sが、第2押圧ローラ101dを通過するに
伴い、第1押圧ローラ101cによってパン粉の押し付
けられた食品Sが、更に第2押圧ローラ102dによっ
て食品Sに押し付けられる。これにより、粘状物と接し
たパン粉が確実に食品Sに付着した状態となる。
【0027】その後、食品Sが、食品移送用コンベア1
01のコンベア移送路100aの後端まで移送される
と、エア吹き付け機101eによって食品Sの上方側の
パン粉の内、粘状物と接したパン粉の上に載って粘状物
に付いていないパン粉が吹き飛ばされながら、余剰粉状
物除去装置1に連続的に送りこまれる。そして、食品S
が余剰粉状物除去装置1に入ると、食品Sの側方側及び
下方側のパン粉の内、粘状物と接していないパン粉は余
剰粉状物除去装置1における回転部材2…2に形成され
た空隙3…3及び回転部材2、2間に形成された間隙6
…6から下方に落下する。又、食品Sの下方側のパン粉
の内、食品Sと回転部材2…2の線材21との間に配位
されたパン粉は、食品Sと回転部材2…2とに挟まれた
状態になるが、回転部材2…2の回転に伴ってその挟ま
れた状態が解除され、空隙3…3及び間隙6…6から下
方に落下する。
【0028】又、その際、パン粉が食品移送用コンベア
101のコンベア移送路100a上に10〜60mm程
度の厚さ(本実施形態では25〜30mm程度の厚さ)
で載置されて送られてくるため、多量のパン粉が連続的
に余剰粉状物除去装置1に送りこまれる。しかも、その
パン粉が粉案内路104や押圧ローラの通過に伴って押
しつけられた状態になっているため、個々が絡み合って
全体がやや固まった状態を呈している。その結果、例え
ば余剰粉状物除去装置1の移送路を金網のネットコンベ
アから構成する場合は、食品Sに付いていない余剰のパ
ン粉の内、金網の線材上のもののみならず、金網の孔の
上方側にきたものも孔から下方に落ちずに移送路上を移
送方向側に引きずられてしまい、又、例えば余剰粉状物
除去装置1の移送路を、図9(A)(B)に示すような円柱状
の回転部材を所定の間隙を設けて順次並設したような場
合は、余剰のパン粉の多くが間隙を乗り越えて移送され
しまうといったことがある。従って、このような場合
は、余剰のパン粉が食品Sと共に移送路を移送され、必
要十分なパン粉を付着した食品Sだけを得られず、しか
も、余剰のパン粉を自動連続的に回収できないことにな
る。しかし、本実施形態においては、図3に示すように
回転部材2を形成している線材21がその食品Sの移送
方向(回転部材2の回転方向に沿う図示のX方向)に対
して所定角度Pを有した螺旋状をなしているため、回転
部材2の側面が押圧面21aをなし、この押圧面21a
が上方側にきたパン粉を移送方向の幅全体に渡って順次
連続的に下方側から押し上げながら前方側に引っ掛ける
ようにして押圧し、この押圧面21aの動きにより、絡
み合ったパン粉を砕き、分散させる。これにより、回転
部材2のパン粉を空隙3…3及び間隙6…6から円滑に
下方に落下させることができる。従って、移送に際し、
食品Sと共に食品移送路5に入った多量のパン粉の内、
粘状物と接していないパン粉を、余剰粉状物除去装置1
の空隙3…3及び間隙6…6から下方に落下させつつ、
粘状物と接した必要十分なパン粉だけを付けた状態の食
品Sを選別して移送できる。しかも、食品移送用コンベ
ア101における余剰のパン粉を、粉回収用コンベア1
02に効率良く回収して循環させることができる。
【0029】尚、本実施形態では、余剰粉状物除去装置
1を、自動粉付け装置100の一部として使用している
が、単独で使用することもでき、例えば手、又は、自動
粉付け機でパン粉等の粉状物Hを食品Sに付着させた
後、食品Sと共に余分な粉状物Hを余剰粉状物除去装置
1に流せば、必要十分な粉状物Hだけを付けた食品S
と、余分な粉状物Hとを自動的に選別でき、必要十分な
粉状物Hの付いた食品Sのみを得ることができる。ま
た、自動粉付け装置100に付設する場合、本実施形態
のように粉案内路104を形成することにより余剰の粉
状物Hを循環するような場合に、粉案内路104を通過
する際に粉状物Hが押し付けられて塊状になり易いた
め、特に有効なものとなるが、循環しないようなものに
付設して実施することもでき、適宜変更できる。
【0030】又、本実施形態では、余剰粉状物除去装置
1を、空隙3…3を有する回転部材2…2のみから構成
しても良いが、その形態のものにかぎらず、例えば図4
に示すように回転部材2…2の後方側にネットコンベア
130を付設しても良く、或いは、少なくとも一つの回
転部材2…2の前後両側にネットコンベアを付設する、
更には、回転部材2…2の間にネットコンベアを設ける
ようにしても良く、適宜変更し得る。或いは、図9(A)
(B)に示した円柱状の回転部材と、空隙3…3を有する
回転部材2…2とを組み合わせて実施することも可能で
ある。
【0031】また、回転部材2を構成する線材21の断
面形状や、螺旋状に巻回した後の外周形状は、特に限定
されない。又、空隙3の間隔についても、特に限定され
ず、粉状物Hを落とすことができ、且つ、食品Sが落ち
ない間隔であれば良い。本願発明以外の回転部材2とし
ては、例えば図7に示すように長尺状の軸12に、線材
を円形に形成した複数の円形部材又は、円板からなる円
形部材13…13から構成し、円形部材13の側面13
aが軸12に軸方向に対して直角になるように取り付け
て並設させることにより形成し、その軸方向に複数の空
隙3…3を形成するようにしたものもあり得る。更に、
その場合において、図7中に点線で示すように円形部材
13の側面13aが軸12の軸方向に対して所定角度で
傾くようにすることも可能であろう。ところが、円形部
材13の側面13aを軸12の軸方向に対して直角にす
ると、軸12を回転させた場合に円形部材13の側面が
回転方向に沿うため、線材21を螺旋状に巻回した場合
のように押圧面が形成されず、粉状物Hが塊状になった
場合に回転に伴って砕き難く、線材21を螺旋状に巻回
した場合に比し、空隙3…3や間隙6…6から粉状物H
を落下させる効率が劣り、この点で、線材21を螺旋状
に巻回して形成した本願発明の方が好ましい。一方、図
7中に点線で示すように円形部材13の側面13aが軸
12の軸方向に対して所定角度で傾くようにすれば、押
圧面が形成され、側面13aを軸12の軸方向に対して
直角にした場合に比し、粉状物Hが塊状になった場合に
回転に伴って砕き易いが、その押圧面13aが、線材2
1を螺旋状に巻回した場合のように軸12の軸方向の全
体に連続して形成されずに断続して形成されるため、こ
の点で、線材21を螺旋状に巻回して形成した本願発明
の方が塊状になった粉状物Hを回転に伴って砕き易く、
好ましい。
【0032】更に、本実施形態では、並設した回転部材
2、2間に、間隙6を設けるようにして配設している
が、これ形態のものに限らず、例えば図8に示すように
一方の回転部材2における間隙3に、他方の回転部材2
の線材21の一部を入り込むようにしても良く、適宜変
更できる
【0033】また一方、上記の余剰粉状物除去装置1や
余剰粉状物除去装置を有する自動粉付け装置100に用
いられる粉状物Hは、パン粉に限らず、メリケン粉、砂
糖、あるいはピーナッツ等の果実を粉砕した粉状物等の
食品Sの外周を覆うようにして付けるものであれば適応
し得る。
【0034】
【発明の効果】以上、本願発明に係る余剰粉状物除去装
置の発明は、回転部材2上を移送する食品と、回転部材
2との間に挟まれた余剰の粉状物を、回転部材2の回転
に際してその挟まれた状態を解除し、空隙部3から下方
に落とすことができる。又、多量の余剰の粉状物が流れ
た場合でも、空隙部3から下方に落とすことができ、目
詰まりを起こすようなことを防止できる。これにより、
必要十分に粉状物が付き、且つ余剰の粉状物の付いてい
ない食品を、容易に確実に得ることのできるものとな
る。
【0035】さらに、この余剰粉状物除去装置の発明
は、食品移送路5中に多くの空隙部3及び間隙6を形成
でき、より一層、確実に余剰の粉状物を落下させて除去
できるものとなる。
【0036】特にこの余剰粉状物除去装置の発明は、
転部材2を形成している線材21がその食品の移送方向
(回転部材2の回転方向に沿う図示のX方向)に対して
所定角度Pを持ち、回転部材2の側面が押圧面21aを
なす。そして、この押圧面21aが上方側にきたパン粉
を移送方向の幅全体に渡って順次連続的に下方側から押
し上げながら前方側に引っ掛けるようにして押圧するこ
とができる。これにより、余剰の粉状物が絡み合って塊
状になっている場合でも、塊状の粉状物を砕き、分散さ
せて空隙3…3又は間隙6から円滑に下方に落下させる
ことができる。従って、この実施形態の発明は、例えば
多量の粉状物の中で、押し付ける等して粉付けを行い、
余剰の粉状物が塊状になるような自動粉付け機への使用
に適する。
【0037】本願の余剰粉状物除去装置を有する自動粉
付け装置の発明は、粉付けから余剰の粉状物の除去を自
動連続的に行うことができ、必要十分な粉状物の付いた
食品を自動連続的に得ることができる。又、食品移送用
コンベア101で自動連続的に粉付けを行う際、粉押し
付け手段101c、101dで粉状物を押し付けるた
め、コンベア移送路100a上の多量の粉状物が塊状に
なって余剰粉状物除去装置1の食品移送路5に入る場合
があるが、その場合でも、回転部材2の回転に伴って空
隙3…3から余剰の粉状物を自動連続的に落下させるこ
とができる。一方、自動粉付け装置に余剰粉状物除去装
置を付設することで、余剰粉状物除去装置で確実に余剰
の粉状物をきることにより、余剰の粉状物の回収を円
滑、且つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の食品における余剰粉状物除去装置の
一実施形態の平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】回転部材の要部拡大平面図である。
【図4】余剰粉状物除去装置を有する自動粉付け装置の
概略図である。
【図5】食品移送用コンベアと粉回収用コンベアとの接
続手段を示す要部拡大断面図である。
【図6】自動粉付け装置における粉ふり掛け手段の説明
図である。
【図7】本願発明以外の余剰粉状物除去装置の平面図で
ある。
【図8】余剰粉状物除去装置の更に他の実施形態の要部
拡大平面図である。
【図9】(A) は、従来例の平面図、(B) は、(A) のIX−
IX線断面図である。
【符号の説明】
1 余剰粉状物除去装置 2 回転部材 3 空隙部 5 食品移送路 6 間隙 100 自動粉付け装置 101 食品移送用コンベア 101c 第1押圧ローラ 101d 第2押圧ローラ 102 粉回収用コンベア 104 粉案内路 105 粉ふり掛け機 106 粉供給機 S 食品 H 粉状物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−58935(JP,A) 特開 昭60−87110(JP,A) 特開 昭54−22684(JP,A) 特開 昭54−59366(JP,A) 実開 昭60−165313(JP,U) 実開 昭58−56708(JP,U) 実開 昭63−201491(JP,U) 実開 昭58−45209(JP,U) 実開 昭61−4786(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23P 1/08 B65G 39/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の長尺状の回転部材(2) が、複数、
    並設されることにより、並設された複数の回転部材(2)
    上に、これらの回転軸方向と交わる方向に食品を移送す
    る食品移送路(5) が形成され、上記回転部材 (2) が、線材 (12) を軸方向に螺旋状に巻回
    成形されることにより、線材 (12) 間に複数の空隙部 (3)
    が軸方向に沿って形成されたものであり 、且つ、隣接す
    る二つの回転部材(2)(2)間に所定間隔の間隙(6) が備え
    られたものであることにより、回転部材(2) の回転に伴
    って、表面にぱん粉やメリケン粉等の粉状物の付けられ
    た食品が食品移送路(5) に沿って移送されつつ、食品に
    付着していない余剰の粉状物が、上記の空隙部(3) 及び
    間隙(6) から下方に落とされて除去されるものであるこ
    とを特徴とする食品における余剰粉状物除去装置。
  2. 【請求項2】食品移送用コンベア(101) と、余剰粉状物
    除去装置(1) とを備え、 食品移送用コンベア(101) が、食品及び粉状物を載置し
    て所定間、移送するコンベア移送路(100a)と、食品に粉
    状物を押し付ける粉押し付け手段(101c)(101d)とを備え
    ることにより、コンベア移送路(100a)上に載置された食
    品が移送途中に粉状物を付けられるとともに、その粉状
    物の付けられた食品及び食品に付着していない余剰の粉
    状物がコンベア移送路(100a)の後端側まで移送され、 余剰粉状物除去装置(1) は、線材 (12) を軸方向に螺旋状
    に巻回成形されることにより線材 (12) 間に粉状物を下方
    に落とし得る複数の空隙部 (3) が軸方向に沿って形成さ
    れた、少なくとも一つの長尺状の回転部材(2) を有し、
    この回転部材(2) 上においてその回転軸方向と交わる方
    向に食品を移送する食品移送路(5) が形成され、 この余剰粉状物除去装置(1) における食品移送路(5) の
    前端側が、食品移送用コンベア(101) におけるコンベア
    移送路(100a)の後端側に接続されることにより、回転部
    材(2) の回転に伴って、コンベア移送路(100a)の後端側
    から送られてくる食品が食品移送路(5) に入って食品移
    送路(5) の後端側に移送されつつ、余剰の粉状物が空隙
    部(3) から下方に落とされて除去されるものであること
    を特徴とする余剰粉状物除去装置を有する自動粉付け装
    置。
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