JP2001189190A - 有機el表示装置 - Google Patents

有機el表示装置

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JP2001189190A
JP2001189190A JP2000000816A JP2000000816A JP2001189190A JP 2001189190 A JP2001189190 A JP 2001189190A JP 2000000816 A JP2000000816 A JP 2000000816A JP 2000000816 A JP2000000816 A JP 2000000816A JP 2001189190 A JP2001189190 A JP 2001189190A
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display device
adhesive
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Takayuki Tomita
隆之 冨田
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き出し電極を露出させて封止用蓋をガラス
基板に接着した際に、接着材の硬化に伴う収縮により、
ガラス基板に亀裂が生じたり又は接着面の剥がれが生じ
ることを防止する有機EL表示装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 この有機EL表示装置30は、ガラス基
板5上に有機EL素子本体8が成膜され、この有機EL
素子本体8から引き出し電極4,4aが透明基板5の例
えば一辺6まで引き出されて有機EL素子が成膜されて
おり、それら引き出し電極4,4aを横切るようにし
て、その有機EL素子本体8の周囲には接着領域(斜線
部分)32が広がり、この接着領域32のうち、引き出
し電極4,4aに横切られていない範囲にダミーパター
ン31(介装部材)が成膜されて、全体的に平坦にされ
た接着領域32上に封止用蓋7が接着されて主構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機EL表示装置
に関し、特に引き出し電極の一端を露出させて封止用蓋
がガラス基板に接着された際に、接着材の硬化に伴う収
縮により、ガラス基板に亀裂が生じたり、接着面の剥が
れが生じたりすることを防止する有機EL表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の有機EL表示装置について
説明する。図5は、従来の有機EL表示装置の平面図で
あり、図6は、図5のIV−IV断面図であり、図7は、図
5のIIV−IIV断面図であり、図8は、図5のIIIV−IIIV
断面図である。
【0003】従来の有機EL表示装置1は、図5に示す
ように、有機EL素子本体8に駆動回路を接続すべく引
き出し電極4をガラス基板5上の一辺6側まで引き出す
ようにしてガラス基板5上に有機EL素子を成膜し、そ
の引き出し電極4の端部を露出し有機EL素子本体8を
覆い隠すように例えば金属製の封止用蓋7がガラス基板
5上に接着されて構成される。
【0004】この封止用蓋7は、通常、封止用蓋7とガ
ラス基板5との間に隙間が生じて外部の空気及び湿気が
封止用蓋7の内側に入り込まないように、封止用蓋7の
周縁面10(封止用蓋の内側面のうちの斜線部分)がガ
ラス基板5上の接着領域(斜線部分)32に接着材11
により気密に接着されて取り付けられる。
【0005】接着材11には、図6に示すように、粒子
の揃った球状(直径1〜2μm)のスペーサ12が混ぜ
込まれており、このスペーサ12がガラス基板5と封止
用蓋7との間に介在し封止用蓋7を支持することによ
り、封止用蓋7が各引き出し電極4と電気的に接触する
ことを防止し、各引き出し電極4同士が封止用蓋7を介
して短絡しないように図られている。
【0006】また、有機EL素子を用いる場合では、そ
の発光駆動は電流駆動で行われるため、引き出し電極4
の配線抵抗を低くするために引き出し電極4の厚みが1
00nm以上に形成される。その際、引き出し電極4
が、発光面積や発光輝度が大きな発光セグメントへ配線
される場合は大きな電流を流す必要があるため、引き出
し電極4上に数10nm以上の金属薄膜(図示せず)を
更に積層してその引き出し電極4全体の配線抵抗がより
低くなるように調整される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すように、引き出し電極4は接着領域32を横切るよ
うに形成されているため、接着領域32のうち、引き出
し電極4が横切ぎる範囲(透明基板の一辺6側)と引き
出し電極が横切らない範囲(透明電極の他の3辺16,
17,18側)との間で、図7に示すように、その厚み
dの高低差が生じ、これにより封止用蓋7がガラス基板
5に対して傾斜して接着されており(図7参照)、この
ような状況において、引き出し電極4上に金属薄膜が積
層させた場合は、その金属薄膜を含めた引き出し電極4
の厚みdがスペーサ12に対してかなり無視できない厚
みとなり、ガラス基板に対する透明基板の傾斜が更に大
きくなる。
【0008】以上の状態においては、接着領域32のう
ち透明基板5の例えば辺17に沿った範囲の接着状態
は、図8(a)に示すように、辺16側では、スペーサ
12aが封止用蓋7及びガラス基板5の両方に当接して
封止用蓋7を支持している(図示しないが、辺6側にお
いてもスペーサ12が封止用蓋7及び引き出し電極4の
両方に当接する)が、一辺6側へ行くに従い封止用蓋7
の傾きに伴い、封止用蓋7とガラス基板5との間隔がス
ペーサ12の直径よりも大きくなり、スペーサ12が封
止用蓋7及びガラス基板5の両方に接触せずに接着材1
1内に埋もれてしまいスペーサ12が封止用蓋7を実質
的に支持しない状態となる。
【0009】この状態で、接着材11が硬化すると、図
8(b)に示すように、接着材11の硬化に伴う接着材
11の収縮により封止用蓋7とガラス基板5との間に引
っ張りの力(応力)20が発生する。接着領域32のう
ち辺6,16側の範囲では、その引っ張りの力20に対
してスペーサ12,12aの支持による突っ張りの力2
1が働くため、その応力20は各範囲全体で均等に分散
して受け止められる一方、辺17,18側の範囲では、
その引っ張りの力20に対してスペーサ12の支持によ
る突っ張りの力21が働かないため、それらの各範囲で
その応力20が一部に集中し、これによりガラス基板5
の辺17,18側線部が湾曲してしまう。この状況下
で、周囲温度などの変動により更に応力20が強まる
と、ガラス基板5に亀裂が生じたり、若しくは接着面の
剥がれが生じて有機EL素子の封止が損なわれて有機E
L素子に致命的なダメージを与えるという問題が生じて
いた。
【0010】そこで、この発明の課題は、以上の問題に
鑑み、引き出し電極を引き出して封止用蓋をガラス基板
等の透明基板にに接着した状態で、その接着材が硬化す
る際に伴う接着材の収縮により、透明基板に亀裂が生じ
たり又は接着面の剥がれが生じることを防止する有機E
L表示装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
には、この請求項1に記載の有機EL表示装置は、透明
基板と、前記透明基板上に形成された有機EL素子本体
から引き出し電極が前記透明基板の辺側まで引き出され
てパターン形成されて成る有機EL素子と、前記透明基
板上において前記引き出し電極を横切るように前記有機
EL素子本体の周囲に亘り所定の封止用蓋が接着される
接着領域のうち、前記引き出し電極に横切られていない
範囲に亘って前記引き出し電極の前記厚みと同じ厚みで
形成される介装部材と、その周縁面が平坦に形成されて
成り、前記有機EL素子を覆い隠すように前記周縁面が
前記接着領域に亘り気密状に接着されて取り付けられる
封止用蓋と、を備えるものである。
【0012】請求項2に記載の有機EL表示装置は、透
明基板と、前記透明基板上に形成された有機EL素子本
体から引き出し電極が前記透明基板の辺側まで引き出さ
れてパターン形成され、それら引き出し電極のうち、少
なくとも1つの一部が、前記有機EL素子本体の周囲に
亘り所定の封止用蓋が接着される接着領域のうち前記引
き出し電極により横切られていない範囲に渡り延設され
て成る有機EL素子と、その周縁面が平坦に形成されて
成り、前記有機EL素子を覆い隠すように前記周縁面が
前記接着領域に亘り気密状に接着されて取り付けられる
封止用蓋とを備えるものである。
【0013】請求項3記載の有機EL表示装置は、請求
項1又は請求項2に記載の有機EL表示装置であって、
封止用蓋は、球状のスペーサが混ぜ込まれた接着材によ
り透明基板上の前記接着領域に接着されるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
1乃至図3に基づいて説明する。図1は、本発明の第1
実施形態に係る有機EL表示装置の平面図であり、図2
は、図1のII−II断面図であり、図3は、図1のIII-II
I断面図である。
【0015】この実施形態に係る有機EL表示装置30
は、図1に示すように、例えばガラス基板などの透明基
板5上に有機EL素子本体8が成膜され、この有機EL
素子本体8から引き出し電極4,4aが透明基板5の例
えば一辺6まで引き出されて有機EL素子が形成されて
おり、それら引き出し電極4,4aを横切るようにし
て、その有機EL素子本体8の周囲には接着領域(斜線
部分)32が広がり、この接着領域32のうち、引き出
し電極4,4aに横切られていない範囲にダミーパター
ン31(介装部材)が成膜されて、全体的に平坦にされ
た接着領域32上に封止用蓋7が接着されて主構成され
る。なお、図1において、引き出し電極4と有機EL素
子本体8との接続部分は便宜上省略している。
【0016】上記有機EL素子本体は、透明基板5上に
陽極層(図示せず)がITO(インジウム錫酸化物)に
より例えば表示内容に合わせてパターン形成され、各陽
極層から陽極用の引き出し電極4が透明基板5の例えば
一辺6まで引き出されてその陽極層と一体的にパターン
形成されると共に、陰極用の引き出し電極4aが1つ、
ITOにより陽極用の引き出し電極4と同じ厚みで透明
基板6の例えば一辺6まで引き出されてパターン形成さ
れる。そして、陽極層の上面に有機層(図示せず)が積
層され、この有機層の上面に陰極層(図示せず)が陰極
用の引き出し電極4aと電気的に接続するように被覆積
層されて主構成される。ここで、有機EL素子本体8
は、陽極層、有機層及び陰極層により構成される。な
お、この実施形態では、透明基板5の一辺6側に引き出
された陽極及び陰極用の引き出し電極4,4aは、一例
として一辺6の一端から他端に亘り配置される。
【0017】ダミーパターン31は、接着領域32のう
ち引き出し電極4,4aが引き出されていない範囲に亘
り、引き出し電極4,4aと同じ厚みで、例えばITO
により膜製される。この実施形態では、引き出し電極
4,4aが透明基板5の例えば一辺6に亘り引き出され
ているため、ダミーパターン31は、接着領域32のう
ち他の3辺16,17,18に沿った範囲に亘り形成さ
れている。
【0018】かかるダミーパターン31により、接着領
域32において引き出し電極4,4aに横切られること
により生じた高低差が埋められて、接着領域32が全体
的に平坦に整えられる。
【0019】封止用蓋7は、例えば金属若しくはガラス
により形成されており、有機EL素子本体8を覆い隠す
べくその面内部が窪まり(図示せず)、図2及び図3に
示すように、その内面側の周縁面33が平坦に形成され
ている。
【0020】かかる封止用蓋7は、その周縁面33を接
着領域32(ダミーパターン31若しくは引き出し電極
4,4aの各上面)に接着材11で接着されて、引き出
し電極4,4aの一端を露出して有機EL素子本体8を
覆い隠すようにして、不活性ガスの雰囲気の中で、透明
基板5に取り付けられる。その際、接着材11には粒子
の揃った球状スペーサ12が混ぜ込まれたものが使用さ
れる。
【0021】この状態においては、図2及び図3に示す
ように、接着領域32の全体に亘り、各スペーサ12が
封止用蓋7の周縁面33とダミーパターン31若しくは
引き出し電極4,4aの両方に当接して封止用蓋7を支
持しており、これにより接着材11が硬化した際の接着
材11の収縮により生じる応力36が、各スペーサ12
の支持による突っ張りの力37により支えられ、これに
より接着領域32の全体に亘り均等に分散されて受け止
められ、応力36が一箇所に集中しないようになってい
る。なお、この状態では、封止用蓋7は、透明基板5に
対して平行な姿勢で配設されている。
【0022】また、これらスペーサ12が封止用蓋7と
引き出し電極4,4aとの間に介在することにより、引
き出し電極4,4aが封止用蓋7と直接に接触して破損
されれないように機能すると共に、封止用蓋7が金属性
である場合には、封止用蓋7が各引き出し電極4,4a
に電気的に接触して、各引き出し電極4,4a同士を短
絡させないようにも機能している。
【0023】以上のように構成されたEL表示装置30
によれば、透明基板5上の封止用蓋7が接着される接着
領域32のうち、引き出し電極4,4aに横切られてい
ない範囲に亘り、引き出し電極4,4aと同じ厚みdの
ダミーパターン31を形成することにより接着領域32
を平坦に整え、この接着領域32上に、封止用蓋7がそ
の平坦に形成された周縁面32を対向させて接着材11
で接着されるため、その接着材11が硬化した際の接着
材11の収縮による応力36が接着領域32の全周に渡
り各スペーサ12により受け止められ、その応力36が
接着領域32の全体に亘り均等に分散して受け止めら
れ、これにより、ガラス基板5に亀裂が生じたり、若し
くは接着面の剥がれが生じて有機EL素子の封止が損な
われ有機EL素子に致命的なダメージを与えることな
く、封止用蓋7を透明基板5に取り付けることができ
る。
【0024】なお、この実施形態では、ダミーパターン
がITOで形成される場合で説明したが、ITOに限定
するものではない。例えば他の金属若しくは金属以外の
材質であっても構わない。
【0025】また、この実施形態では、接着領域32の
うち引き出し電極4,4aにより横切られていない範囲
に亘り、ダミーパターン31を形成して接着領域32を
平坦にする場合で説明したが、図4に示すように、引き
出し電極4,4aのうち、例えば両端の引き出し電極4
a,4bの一部を接着領域32に沿って延設し、実質的
にダミーパターン31として機能させても構わない。
【0026】また、この実施形態では、接着材11にス
ペーサ12を混ぜ込んだ場合で説明したが、封止用蓋7
が金属性でなければ必ずしもスペーサ12を混ぜ込む必
要はなく、接着材11にスペーサ12を混ぜ込まなくて
も、封止用蓋7を接着領域32に接着した場合に、応力
36が接着領域32の全体に亘り均等に分散して受け止
められるため、この点においてスペーサ12を混ぜ込ん
だ場合と同様の効果を奏する。
【0027】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、透明基
板上の封止用蓋が接着される接着領域のうち、引き出し
電極に横切られていない範囲に亘って引き出し電極と同
じ厚みの介装部材が形成されて接着領域が平坦に整えら
れ、その接着領域上に、平坦に形成された周縁面が接着
されて封止用蓋が透明基板上に取り付けられることによ
り、その接着材が硬化した際に伴う接着材の収縮による
応力が、接着領域の全体に亘り均等に分散して受け止め
られるため、ガラス基板に亀裂が生じたり、若しくは接
着面の剥がれが生じて有機EL素子の封止が損なわれ有
機EL素子に致命的なダメージを与えることなく、封止
用蓋を透明基板に取付けることができる。
【0028】請求項2に記載の発明によれば、透明基板
に引き出された引き出し電極のうち、少なくとも1つの
一部が、接着領域のうち、上記引き出し電極により横切
られていない範囲に亘り延設され、これにより接着領域
が全体的に平坦に整えられるため、その接着領域上に、
平坦に形成された周縁面が接着されて封止用蓋7が透明
基板に取り付けられることにより、その接着材が硬化し
た際に伴う接着材の収縮による応力が、接着領域の全体
に亘り均等に分散して受け止められるため、ガラス基板
に亀裂が生じたり、若しくは接着面の剥がれが生じて有
機EL素子の封止が損なわれ有機EL素子に致命的なダ
メージを与えることなく、封止用蓋を透明基板に取付け
ることができる。
【0029】請求項3に記載の発明によれば、封止用蓋
は、球状のスペーサが混ぜ込まれた接着材により透明基
板上の接着領域に接着されるため、スペーサが封止用蓋
と引き出し電極との間に介在し、これにより引き出し電
極が封止用蓋と直接に接触して破損されずに済み、特に
封止用蓋が金属性である場合には、封止用蓋が各引き出
し電極に電気的に接触して、各引き出し電極同士を短絡
することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る有機EL表示装
置の平面図である。
【図2】図1のII-II断面図である。
【図3】図1のIII-III断面図である。
【図4】この発明の第1実施形態の変形例に係る有機E
L表示装置の平面図である。
【図5】従来の有機EL表示装置の平面図である。
【図6】図5のIV−IV断面図である。
【図7】図5のIIV−IIV断面図である。
【図8】図5のIIIV−IIIV断面図である。
【符号の説明】
4 引き出し電極 5 ガラス基板 6 一辺 7 封止用蓋 8 有機EL素子本体 10 周縁面 11 接着材 30 有機EL表示装置 31 ダミーパターン 32 接着領域 33 周縁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨田 隆之 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 3K007 AB00 AB05 AB15 BB01 CA01 CB01 CC05 DA00 DB03 EB00 FA00 FA01 FA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板と、 前記透明基板上に形成された有機EL素子本体から引き
    出し電極が前記透明基板の辺側まで引き出されてパター
    ン形成されて成る有機EL素子と、 前記透明基板上において前記引き出し電極を横切るよう
    に前記有機EL素子本体の周囲に亘り所定の封止用蓋が
    接着される接着領域のうち、前記引き出し電極に横切ら
    れていない範囲に亘って前記引き出し電極の前記厚みと
    同じ厚みで形成される介装部材と、 その周縁面が平坦に形成されて成り、前記有機EL素子
    を覆い隠すように前記周縁面が前記接着領域に亘り気密
    状に接着されて取り付けられる封止用蓋と、を備えるこ
    とを特徴とする有機EL表示装置。
  2. 【請求項2】 透明基板と、 前記透明基板上に形成された有機EL素子本体から引き
    出し電極が前記透明基板の辺側まで引き出されてパター
    ン形成され、それら引き出し電極のうち、少なくとも1
    つの一部が、前記有機EL素子本体の周囲に亘り所定の
    封止用蓋が接着される接着領域のうち前記引き出し電極
    により横切られていない範囲に渡り延設されて成る有機
    EL素子と、 その周縁面が平坦に形成されて成り、前記有機EL素子
    を覆い隠すように前記周縁面が前記接着領域に亘り気密
    状に接着されて取り付けられる封止用蓋と、を備えるこ
    とを特徴とする有機EL表示装置。
  3. 【請求項3】 前記封止用蓋は、球状のスペーサが混ぜ
    込まれた接着材により前記透明基板上の前記接着領域に
    接着されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の有機EL表示装置。
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