JP2001188944A - 自動販売機の金銭盗難防止システム - Google Patents

自動販売機の金銭盗難防止システム

Info

Publication number
JP2001188944A
JP2001188944A JP37270099A JP37270099A JP2001188944A JP 2001188944 A JP2001188944 A JP 2001188944A JP 37270099 A JP37270099 A JP 37270099A JP 37270099 A JP37270099 A JP 37270099A JP 2001188944 A JP2001188944 A JP 2001188944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
money
vending machine
control unit
host computer
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP37270099A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Kikuyama
俊哉 菊山
Yasuhiro Yamazaki
康宏 山崎
Toshitake Maruyama
敏武 丸山
Manabu Ishihara
学 石原
Hiroshi Watanabe
博 渡辺
Yoshitomo Nishihara
由知 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP37270099A priority Critical patent/JP2001188944A/ja
Publication of JP2001188944A publication Critical patent/JP2001188944A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 営業所等で複数の機械鍵を管理しなくて
も、金銭収容部の盗難防止を確実に実行できる自動販売
機の金銭盗難防止システムを提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータ17は、操作コード
を受信すると、ROM17aの参照テーブルを参照し、
以下の判別動作を実行する。先ず、複数の正規コードの
何れかが上記操作コードと一致するかどうかを判別す
る。次に、一致判別できたとき、このときの正規コード
に対応する自動販売機のロケーション情報が上記操作コ
ードの送信先である自動販売機のロケーション情報と一
致するかどうかを判別する。次に、一致判別できたと
き、タイマ17dが計数する現在時刻が上記正規コード
に対応する時間帯情報の中に存在するかどうかを判別す
る。次に、存在判別できたとき、上記正規コードに対応
する硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10の中の何れ
の金銭回収が許可されているのかどうかを判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の金銭
盗難防止システムに関する。
【0002】
【従来の技術】缶飲料、カップ飲料等を取り扱う自動販
売機は、販売機構部、金銭収容部を内蔵している。そし
て、缶飲料のための自動販売機が売り切れを表示したと
きは、販売機構部に缶商品を補充し、カップ飲料のため
の自動販売機が売り切れを表示したときは、販売機構部
にカップ飲料を生成するための原料を補充し、更に、金
銭収容部の金銭を定期的に回収しなければならない。
【0003】さて、商品補充、金銭回収というそれぞれ
の作業は、自動販売機を管轄する営業所の作業員が行
う。しかし、販売機構部の複雑化(特にカップ飲料のた
めの自動販売機)に伴い、作業員は販売機構部の仕組み
を理解して専門知識を高めることを要求され、一方で
は、自動販売機の設置台数の増加に伴い、作業員はより
多くの自動販売機の作業を要求されているのが現状であ
る。そこで、最近では、商品補充のための専門作業員A
と金銭回収のための専門作業員Bを配置することによっ
て、作業効率を向上させている。
【0004】ところで、専門作業員A、Bの配置に伴う
弊害として、専門作業員Aが商品補充を行うときに金銭
収容部の金銭が盗難に会う可能性がある。そこで、従来
は、金銭収容部に南京錠等の頑丈な鍵を取り付け、自動
販売機本体の鍵と金銭収容部の鍵を別物とすることによ
って、金銭収容部の金銭盗難を防止していた。尚、機械
的に金銭盗難防止を行う技術として、例えば特開平8−
124007号が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動販売機の
金銭収容部に鍵を取り付ける方法では、自動販売機の設
置台数分の機械鍵を用意しなければならないため、これ
らの自動販売機を管轄する営業所の金銭管理が煩雑とな
る問題があった。
【0006】そこで、本発明は、営業所等で複数の機械
鍵を管理しなくても、金銭収容部の盗難防止を確実に実
行できる自動販売機の金銭盗難防止システムを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために創作されたものであり、請求項1は、自
動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠を設
け、この電子錠を開閉制御する自動販売機の金銭盗難防
止システムであって、前記電子錠を開錠するための情報
信号が入力される入力部と、前記入力部からの前記情報
信号の供給に伴い、通信回線を介してホストコンピュー
タと各種データの送受信を行う制御部と、を備え、前記
制御部は、前記ホストコンピュータに前記情報信号を送
信し、前記ホストコンピュータから前記金銭収容部の金
銭を回収するための許可信号を受信したとき、前記金銭
収容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出力す
ることを特徴とする。この請求項1によれば、金銭収容
部に対し南京錠等の鍵を設けなくて済み、営業所等によ
る金銭管理が煩雑となるのを防止できる作用効果を奏す
る。
【0008】請求項2の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムは、請求項1に従属し、前記入力部は、キーを操作
して情報信号を得る端末装置、または操作者の顔、指紋
等を識別して情報信号を得る画像識別装置であることを
特徴とする。この請求項2によれば、金銭回収のための
作業員を確認するデバイスとして、CCDカメラ、指紋
読み取り装置等を使用することもできるので、汎用性の
高いシステムを提供できる作用効果を奏する。
【0009】請求項3の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムは、請求項1または2に従属し、前記ホストコンピ
ュータは、前記情報信号に対応する金銭回収のための作
業員を検索できたとき、前記制御部に前記許可信号を送
信することを特徴とする。この請求項3によれば、ホス
トコンピュータに登録済みの金銭回収のための作業員の
みが金銭回収を実行でき、セキュリティが高まる作用効
果を奏する。
【0010】請求項4の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムは、請求項3に従属し、前記ホストコンピュータ
は、金銭回収のための作業員が作業できる自動販売機を
対応付けた参照テーブルを有し、前記情報信号が対応す
る自動販売機から送信されたものと判別したとき、前記
制御部に前記許可信号を送信することを特徴とする。ま
た、請求項5の自動販売機の金銭盗難防止システムは、
請求項3または4に従属し、前記ホストコンピュータ
は、金銭回収のための作業員が作業できる自動販売機の
時間帯を対応付けた参照テーブルを有し、前記情報信号
が対応する時間帯に送信されたものと判別したとき、前
記制御部に前記許可信号を送信することを特徴とする。
更に、請求項6の自動販売機の金銭盗難防止システム
は、請求項3、4または5に従属し、前記金銭収容部
は、硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識別機の
余剰硬貨を収納する金庫の何れかであり、前記ホストコ
ンピュータは、金銭回収のための作業員が作業できる前
記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前記金庫のそれ
ぞれを対応付けた参照テーブルを有し、前記情報信号に
対応する金銭回収のための作業員を検索できたとき、前
記制御部に対して前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、ま
たは前記金庫の何れかの金銭を回収するための許可信号
を送信することを特徴とする。この請求項4、5または
6によれば、金銭回収のための作業員が、対応する自動
販売機の金銭収容部のみを作業できるようにしたり、予
め定められた時間帯のみ作業できるようにしたり、更
に、自動販売機の金銭収容部を硬貨識別機、紙幣識別
機、金庫に分けて作業できるようにしたりできるので、
設置済みのそれぞれの自動販売機に応じた細かいセキュ
リティ管理を実行できる作用効果を奏する。
【0011】請求項7は、自動販売機内部の金銭収容部
に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御す
る自動販売機の金銭盗難防止システムであって、操作情
報が入力される入力部と、前記入力部からの操作情報が
供給される制御部と、前記制御部に前記電子錠を開錠す
るための正規情報を送信するホストコンピュータと、を
備え、前記制御部は、前記正規情報を記憶するととも
に、前記入力部からの操作情報を前記正規情報と比較し
て一致したときのみ、前記金銭収容部に前記電子錠を開
錠するための制御信号を出力することを特徴とする。こ
の請求項7によれば、金銭収容部に対し南京錠等の鍵を
設けなくてよいので、営業所等による金銭管理が煩雑と
なるのを防止でき、更に、制御部が正規情報を記憶して
操作情報および正規情報の一致比較を行うので、ホスト
コンピュータの管理が複雑となるのを防止できる作用効
果を奏する。
【0012】請求項8の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムは、請求項7に従属し、前記ホストコンピュータ
は、前記金銭収容部としての硬貨識別機、紙幣識別機、
または前記硬貨識別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれ
ぞれ対応した内容で、前記制御部に正規情報を送信する
ことを特徴とする。この請求項8によれば、金銭収容部
を細分化したので、細かいセキュリティ管理を実現でき
る作用効果を奏する。
【0013】請求項9の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムは、請求項1乃至8の何れかに従属し、前記電子錠
は、通電部材と結合され、前記通電部材が前記制御部か
らの制御信号によって通電されたとき、開錠されること
を特徴とする。この請求項9によれば、それぞれの電子
錠に同じ通電部材を使用できるため、自動販売機の生産
性が向上する作用効果を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
【0015】図1は、本発明における第1、第2の実施
の形態を説明するためのブロック図である。
【0016】図1において、一点鎖線内部は自動販売機
本体を表す。主制御部1は、缶飲料またはカップ飲料を
取り扱う自動販売機の制御を統括するものであり、RO
M1a、CPU1b、RAM1c、カウンタ1dを内蔵
する。ROM1aは、後述する複数の従制御部を統括制
御するためのプログラム命令が予め格納された不揮発性
メモリであり、データを製造工程で焼き付け固定するマ
スクROM、データを紫外線消去することによりデータ
を繰り返し書き込み読み出しできるEPROM、または
データを電気消去することによりデータを繰り返し書き
込み読み出しできるEEPROM(フラッシュROMを
含む)の何れであっても良い。CPU1bは、ROM1
aの実行アドレスを指定するPC(プログラムカウン
タ)、ROM1aの読み出し命令を解読するIDEC
(インストラクションデコーダ)、論理演算を行うAL
U(演算論理ユニット)、演算データを一時格納するA
CC(アキュムレータ)等を内蔵し、ROM1aからの
読み出し命令の解読結果に従って複数の従制御部を統括
制御するものである。RAM1cは、CPU1bの演算
結果、複数の従制御部からの各種データ等が格納される
SRAM等の揮発性メモリである。カウンタ1dは、後
述の操作コード(請求項に言う操作情報)を正規コード
(請求項に言う正規情報)と照合するためのプログラム
命令の解読結果に従って、リセットされるとともに計数
を実行するものである。尚、正規コードとは、自動販売
機内部の金銭収容部に配設された電子錠を開錠するとき
に必要となる基準コードのことを言う。また、電子錠と
は、電子コードを用いて開錠する鍵のことを言う。
【0017】入力制御部2、硬貨処理制御部3、紙幣処
理制御部4、接客制御部5、販売制御部6は、複数の従
制御部に相当し、主制御部1と同様にROM、CPU、
RAMを内蔵する。
【0018】端末装置7は、キーボード7aと液晶表示
部7bを備え、操作コードの照合入力等を行うためのも
のである。入力制御部2は、端末装置7と接続され、主
制御部1と端末装置7との間のデータの入出力を制御す
る。
【0019】硬貨識別機(コインメカ)8は、釣銭切れ
を検出する釣銭切れセンサを備え、硬貨投入口から投入
された硬貨を受け取り、必要に応じて釣銭を釣銭返却口
から返却するものである。また、硬貨識別機8には、硬
貨盗難防止カバーと、このカバーを開閉するための電子
錠8aとが配設される。金庫9は、硬貨識別機8の金種
別硬貨筒に収容しきれなくなった余剰硬貨を収容するも
のである。また、金庫9には、扉を開閉するための電子
錠9aが配設される。硬貨処理制御部3は、硬貨識別機
8を制御し、投入硬貨の金種、正偽等の選別、金種別枚
数の計算、金庫9への余剰硬貨の収容、釣銭払い出し等
を行わせるものである。更に、硬貨処理制御部3は、硬
貨識別機8の電子錠8aおよび金庫9の電子錠9aの開
閉を制御する。紙幣識別機(ビルバリ)10は、硬貨識
別機8と同様に、釣札切れを検出する釣札切れセンサを
備え、紙幣挿入口から挿入された紙幣を受け取り、必要
に応じて釣札を釣札返却口から返却するものである。ま
た、紙幣識別機10は、紙幣盗難防止カバーと、このカ
バーを開閉するための電子錠10aが配設される。紙幣
処理制御部4は、紙幣識別機10を制御し、挿入紙幣の
金種、正偽等の選別、金種別枚数の計算、釣札払い出し
等を行わせるものである。更に、紙幣処理制御部4は、
紙幣識別機10の電子錠10aの開閉を制御する。尚、
硬貨処理制御部3および紙幣処理制御部4は、硬貨投入
および紙幣挿入が行われるその都度、処理動作を実行す
る。また、破線で囲んだ硬貨識別機8、金庫9、紙幣識
別機10は、金銭収容部に相当する。更に、硬貨識別機
8の電子錠8a、金庫9の電子錠9a、紙幣識別機10
の電子錠10aにおける正規コードは、同一または個別
の何れでもよい。
【0020】接客部11は、複数種類の販売飲料に対応
して設けられた複数の商品選択釦と、複数の商品選択釦
それぞれに設けられ販売飲料の販売可または売り切れを
表示する販売可ランプおよび売り切れランプと、販売
中、販売中止、釣銭切れを表示する表示窓と、投入硬貨
および挿入紙幣の合計金額と釣銭金額とを表示する金額
表示窓と、を備えたものである。接客制御部5は、接客
部11を制御する。接客制御部5は、主制御部1が硬貨
処理制御部3および紙幣処理制御部4からの金種別枚数
データを基に算出した硬貨投入金額および紙幣挿入金額
の合計金額を金額表示窓に表示させたり、複数の商品選
択釦の何れが押下されたのかを検出し、このときの検出
信号を主制御部1に送信し、上記合計金額から飲料販売
金額を減算した釣銭金額を金額表示窓に表示させたり、
販売中、販売中止、釣銭切れを表示窓に表示させたり、
更には、販売飲料別の販売可ランプまたは売り切れラン
プを点灯させたりする。
【0021】販売部12は、顧客の希望する缶飲料また
はカップ飲料等を商品取出口まで搬出させるための販売
機構を備えたものである。販売制御部6は、販売部12
を制御し、主制御部1からの販売指示に従って、顧客の
希望商品を商品取出口まで搬出させる。
【0022】CCDカメラ13(画像認識装置)は、端
末装置7のキーボード7aの撮像操作に従って、金銭回
収を行おうとしている作業員の顔を撮像するものであ
る。また、指紋読み取り装置(画像認識装置)14は、
端末装置7のキーボード7aの読み取り操作に従って、
金銭回収を行おうとしている作業員の指の指紋を読み取
るものである。また、光アダプタ15は、外部端末装置
16からの電子錠8a、9a、10aを開錠するための
操作コードを主制御部1に光伝送するものである。そし
て、これらのCCDカメラ13による撮像データ、指紋
読み取り装置14による読み取りデータ、外部端末装置
16からの操作コードは、主制御部1内のRAM1cの
所定アドレスにバイナリデータの状態で書き込まれ、照
合動作時にCPU1bのシステムクロックに同期させて
読み出される。尚、自動販売機内部に、CCDカメラ1
3、指紋読み取り装置14、光アダプタ15の全てを設
けてもよいが、設置者のデバイス要求に応じてCCDカ
メラ13、指紋読み取り装置14、光アダプタ15の何
れかを設けるようにしてもよい。
【0023】ホストコンピュータ17は、営業所等のセ
ンター18に設置され、一点鎖線に示す複数の自動販売
機の各種状態を管理するものであり、主制御部1と同様
のROM17a、CPU17b、RAM17cを内蔵す
るほか、タイマ17dをも内蔵する。無線端末装置19
は、自動販売機それぞれに配設され、複数の自動販売機
とホストコンピュータ17との間のデータ送受信を行わ
せるものである。
【0024】以下、本発明における第1および第2の実
施の形態を順に説明する。
【0025】[第1の実施の形態]図1におけるホスト
コンピュータ17内のROM17aには、図2の参照テ
ーブルが予め記憶されているものとする。この参照テー
ブルには、金銭回収のための作業員それぞれに1対1に
対応する正規コードと、これらの作業員が作業できる自
動販売機を制限するロケーション情報と、これらの作業
員が作業できる時間帯を制限する時間情報と、これらの
作業員が作業できる金銭収容部を硬貨識別機8、金庫
9、紙幣識別機10の何れかに制限する細分化情報と
が、正規コードを基準として対応付けられ、バイナリデ
ータの状態で記憶されている。
【0026】このときのホストコンピュータ17の照合
動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
【0027】先ず、金銭回収を行おうとしている作業員
が、端末装置7のキーボード7aの中の照合釦(図示せ
ず)を押すと、入力制御部2は、照合釦の押下を表す外
部割込要求信号を出力して主制御部1に供給する。主制
御部1は、この外部割込要求信号に応じてROM1aか
ら読み出されるプログラム命令の解読内容に従って、キ
ーボード7aを操作して得られる操作コードが供給され
るのを待つ待機状態となる。
【0028】その後、金銭回収のための作業員が端末装
置7のキーボード7aを操作することによって、入力制
御部2が操作内容を表す操作コード(例えば8ビットの
バイナリデータ)を出力して主制御部1に供給すると、
主制御部1は、RAM1cの所定アドレスに上記操作コ
ードを書き込んだ後、RAM1cの所定アドレスからC
PU1bのシステムクロックに同期させて上記操作コー
ドを読み出し、無線端末装置19を介して上記操作コー
ドを自らのロケーション情報とともにホストコンピュー
タ17に送信する。即ち、ホストコンピュータ17は上
記操作コードを受信する[A1]。
【0029】ホストコンピュータ17は、ROM17a
の参照テーブルを参照し、複数の正規コードの何れかが
上記操作コードと一致するかどうかを判別する[A
2]。
【0030】ホストコンピュータ17は、複数の正規コ
ードの何れも上記操作コードと一致しないものと判別し
た場合[A2:NO]、金銭回収のための作業員が操作
コードを誤入力したか、或いは無関係の第三者がいたず
らしたものとして、上記操作コードの送信先である自動
販売機の主制御部1に対して電子錠8a、9a、10a
を開錠するための許可信号を送信するのを取りやめる
[A3]。
【0031】一方、ホストコンピュータ17は、複数の
正規コードの何れかが上記操作コードと一致したものと
判別した場合[A2:YES]、参照テーブルを参照
し、この正規コードに対応する自動販売機のロケーショ
ン情報が上記操作コードの送信先である自動販売機のロ
ケーション情報と一致するかどうかを判別する。尚、ロ
ケーション情報は、自動販売機に1対1に対応する情報
でも、複数の自動販売機を設置した特定地域情報でもよ
いが、第1の実施の形態では後者を採用するものとする
[A4]。
【0032】ホストコンピュータ17は、これらの自動
販売機のロケーション情報が一致しないものと判別した
場合[A4:NO]、金銭回収のための作業員が作業範
囲外の自動販売機から上記操作コードを送信させたもの
として、A2:NO以後の処理と同様に、上記操作コー
ドの送信先である自動販売機の主制御部1に対して電子
錠8a、9a、10aを開錠するための許可信号を送信
するのを取りやめる[A3]。
【0033】一方、ホストコンピュータ17は、これら
の自動販売機のロケーション情報が一致したものと判別
した場合[A4:YES]、参照テーブルを参照し、タ
イマ17dが計数する現在時刻が上記正規コードに対応
する時間帯情報の中に存在するかどうかを判別する[A
5]。
【0034】ホストコンピュータ17は、タイマ17d
が計数する現在時刻が上記正規コードに対応する時間帯
情報の中に存在しないものと判別した場合[A5:N
O]、金銭回収のための作業員が指定以外の時間帯に上
記操作コードを送信させたものとして、A2:NO以後
の処理と同様に、上記操作コードの送信先である自動販
売機の主制御部1に対して電子錠8a、9a、10aを
開錠するための許可信号を送信するのを取りやめる[A
3]。
【0035】一方、ホストコンピュータ17は、タイマ
17dが計数する現在時刻が上記正規コードに対応する
時間帯情報の中に存在するものと判別した場合[A5:
YES]、金銭回収のための作業員が、指定された自動
販売機から指定された時間帯に上記操作コードを送信さ
せたものとして、参照テーブルを参照し、上記正規コー
ドに対応する硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10の
中の何れの金銭回収が許可されているのかどうかを判別
する[A6]。
【0036】例えば、硬貨識別機8と金庫9の金銭回収
が許可されている場合、ホストコンピュータ17は、上
記操作コードの送信先である自動販売機に対して電子錠
8a、9aを開錠するための許可信号を送信する。この
自動販売機の主制御部1は、許可信号を受信すると、硬
貨処理制御部3に電子錠8a、9aを開錠するための指
示信号を供給する。そして、硬貨処理制御部3は、硬貨
識別機8および金庫9のそれぞれに電子錠8a、9aを
開錠するための制御信号を供給する。これより、電子錠
8a、9aが開錠し、作業員は金銭回収作業を実行でき
ることになる[A7]。以上のステップA1乃至A7を
実行することにより、照合動作を終了する。
【0037】尚、この一連の照合動作を実行するため
に、外部端末装置16を用いて操作コードを主制御部1
に供給するようにしてもよい。また、第1の実施の形態
は、端末装置7からの操作コードを使用して照合動作を
行う場合について説明したものであるが、これに限定さ
れるものではない。つまり、操作コードの代わりに、C
CDカメラ13による撮像データを使用したり、指紋読
み取り装置14による読み取りデータを使用したりして
もよい。この場合、ホストコンピュータ17におけるR
OM17aの参照テーブルに、正規コードの代わりに、
金銭回収のための作業員の顔、指の指紋を表す正規デー
タを予め記憶させておけばよい。
【0038】以上より、硬貨識別機8、金庫9、紙幣識
別機10に南京錠等の機械鍵を設けなくて済むので、営
業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止することが
できる。また、金銭回収のための作業員を確認するデバ
イスとして、CCDカメラ13または指紋読み取り装置
14を使用することもできるので、汎用性の高いシステ
ムを提供することができる。また、ホストコンピュータ
に登録済みの金銭回収のための作業員のみが金銭回収を
実行できるので、セキュリティを高めることができる。
更に、金銭回収のための作業員が、対応する自動販売機
の金銭収容部のみを作業できるようにしたり、予め定め
られた時間帯のみ作業できるようにしたり、或いは自動
販売機の金銭収容部を硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別
機10に分けて作業できるようにしているので、設置済
みのそれぞれの自動販売機に応じた細かいセキュリティ
管理を実現することができる。
【0039】[第2の実施の形態]図1におけるホスト
コンピュータ17内のROM17aには、電子錠8a、
9a、10aを開錠するための正規コードがバイナリデ
ータの状態で予め記憶されているものとする。
【0040】このときの主制御部1の照合動作を図4の
フローチャートを用いて説明する。
【0041】先ず、ホストコンピュータ17は、無線端
末装置19を介して正規コードを主制御部1に送信す
る。主制御部1は、正規コードを受信すると、この正規
コードをRAM1cの所定アドレスにバイナリデータの
状態で書き込む。金銭回収のための作業員は、センター
18で正規コードを事前に確認しておく必要がある。
【0042】この状態で、金銭回収のための作業員が、
端末装置7のキーボード7aの中の照合釦を押すと、入
力制御部2は、照合釦の押下を表す外部割込要求信号を
出力して主制御部1に供給する。主制御部1は、この外
部割込要求信号に応じてROM1aから読み出されるプ
ログラム命令の解読内容に従って、キーボード7aを操
作して得られる操作コードが正規コードと一致するかど
うかを判別する照合モードに設定される[B1]。
【0043】そして、主制御部1は、カウンタ1dをリ
セットして初期値“0”とし、+1インクリメントの指
示を待つ待機状態とする[B2]。
【0044】その後、主制御部1は、金銭回収のための
作業員が端末装置7のキーボード7aを操作することに
よって、入力制御部2が操作内容を表す操作コード(例
えば8ビットのバイナリデータ)を出力して主制御部1
に供給しているかどうかを判別する[B3]。
【0045】主制御部1は、操作コードの供給を受けて
いないものと判別した場合、操作コードの供給を受ける
まで判別動作を繰り返す[B3:NO]。一方、主制御
部1は、操作コードの供給を受けたものと判別した場合
[B3:YES]、操作コードをRAM1cの所定アド
レスに書き込んだ後、RAM1cから正規コードおよび
操作コードを同期をかけて読み出し、両コードを比較す
る[B4]。
【0046】そして、主制御部1は、操作コードが正規
コードと一致しないものと判別した場合[B5:N
O]、カウンタ1dを+1インクリメントして計数値
“1”とする[B6]。主制御部1は、カウンタ1dが
計数値“n”(例えば3)となるまでは、B3に戻って
上記動作を繰り返し[B7:NO]、カウンタ1dが計
数値“n”となると、照合モードの動作を終了する[B
7:YES]。即ち、金銭回収のための作業員が操作コ
ードを誤入力した場合であっても、3回までは許容する
ものである。一方、主制御部1は、操作コードが正規コ
ードと一致したものと判別した場合[B5:YES]、
硬貨処理制御部3、紙幣処理制御部4に対し、電子錠8
a、9a、10aを開錠するための指示信号を供給す
る。このとき、硬貨処理制御部3は、硬貨識別機8およ
び金庫9のそれぞれに電子錠8a、9aを開錠するため
の制御信号を供給する。同時に、紙幣処理制御部4は、
紙幣識別機10に電子錠10aを開錠するための制御信
号を供給する。これより、電子錠8a、9a、10aが
開錠し、作業員は金銭回収作業を実行できることになる
[B8]。以上のステップB1乃至B8を実行すること
により照合動作を終了する。
【0047】以上より、硬貨識別機8、金庫9、紙幣識
別機10aのそれぞれに南京錠等の機械鍵を設けなくて
よいので、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防
止することができ、更に、主制御部1が正規コードを記
憶して操作コードとの一致比較を行うので、ホストコン
ピュータ17の管理が複雑となるのを防止することがで
きる。また、硬貨選別機8、金庫9、紙幣選別機10の
それぞれに異なる正規コードを対応付ければ、細かいセ
キュリティ管理を実現することができる。
【0048】また、電子錠8a、9a、10aは、ソレ
ノイド等の通電部材(図示せず)と結合され、この通電
部材が硬貨処理制御部3および紙幣処理制御部4からの
制御信号によって通電されたとき、開錠されるものであ
る。これにより、電子錠8a、9a、10aに同じ通電
部材を使用できるため、自動販売機の生産性を向上させ
ることができる。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を得ること
ができる。
【0050】請求項1は、自動販売機内部の金銭収容部
に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御す
る自動販売機の金銭盗難防止システムであって、前記電
子錠を開錠するための情報信号が入力される入力部と、
前記入力部からの前記情報信号の供給に伴い、通信回線
を介してホストコンピュータと各種データの送受信を行
う制御部と、を備え、前記制御部は、前記ホストコンピ
ュータに前記情報信号を送信し、前記ホストコンピュー
タから前記金銭収容部の金銭を回収するための許可信号
を受信したとき、前記金銭収容部に前記電子錠を開錠す
るための制御信号を出力することを特徴とする。この請
求項1によれば、金銭収容部に対し南京錠等の鍵を設け
なくて済み、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを
防止することができる。
【0051】請求項2の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムでは、前記入力部は、キーを操作して情報信号を得
る端末装置、または操作者の顔、指紋等を識別して情報
信号を得る画像識別装置であることを特徴とする。この
請求項2によれば、金銭回収のための作業員を確認する
デバイスとして、CCDカメラ、指紋読み取り装置等を
使用することもできるので、汎用性の高いシステムを提
供することができる。
【0052】請求項3の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムでは、前記ホストコンピュータは、前記情報信号に
対応する金銭回収のための作業員を検索できたとき、前
記制御部に前記許可信号を送信することを特徴とする。
この請求項3によれば、ホストコンピュータに登録済み
の金銭回収のための作業員のみが金銭回収を実行でき、
セキュリティを高めることができる。
【0053】請求項4の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムでは、前記ホストコンピュータは、金銭回収のため
の作業員が作業できる自動販売機を対応付けた参照テー
ブルを有し、前記情報信号が対応する自動販売機から送
信されたものと判別したとき、前記制御部に前記許可信
号を送信することを特徴とする。また、請求項5の自動
販売機の金銭盗難防止システムでは、前記ホストコンピ
ュータは、金銭回収のための作業員が作業できる自動販
売機の時間帯を対応付けた参照テーブルを有し、前記情
報信号が対応する時間帯に送信されたものと判別したと
き、前記制御部に前記許可信号を送信することを特徴と
する。更に、請求項6の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムでは、前記金銭収容部は、硬貨選別機、紙幣選別
機、または前記硬貨選別機の余剰硬貨を収納する金庫の
何れかであり、前記ホストコンピュータは、金銭回収の
ための作業員が作業できる前記硬貨選別機、前記紙幣選
別機、または前記金庫のそれぞれを対応付けた参照テー
ブルを有し、前記情報信号に対応する金銭回収のための
作業員を検索できたとき、前記制御部に対して前記硬貨
選別機、前記紙幣選別機、または前記金庫の何れかの金
銭を回収するための許可信号を送信することを特徴とす
る。この請求項4、5または6によれば、金銭回収のた
めの作業員が、対応する自動販売機の金銭収容部のみを
作業できるようにしたり、予め定められた時間帯のみ作
業できるようにしたり、更に、自動販売機の金銭収容部
を硬貨識別機、紙幣識別機、金庫に分けて作業できるよ
うにしたりできるので、設置済みのそれぞれの自動販売
機に応じた細かいセキュリティ管理を実現することがで
きる。
【0054】請求項7は、自動販売機内部の金銭収容部
に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御す
る自動販売機の金銭盗難防止システムであって、操作情
報が入力される入力部と、前記入力部からの操作情報が
供給される制御部と、前記制御部に前記電子錠を開錠す
るための正規情報を送信するホストコンピュータと、を
備え、前記制御部は、前記正規情報を記憶するととも
に、前記入力部からの操作情報を前記正規情報と比較し
て一致したときのみ、前記金銭収容部に前記電子錠を開
錠するための制御信号を出力することを特徴とする。こ
の請求項7によれば、金銭収容部に対し南京錠等の鍵を
設けなくてよいので、営業所等による金銭管理が煩雑と
なるのを防止することができ、更に、制御部が正規情報
を記憶して操作情報および正規情報の一致比較を行うの
で、ホストコンピュータの管理が複雑となるのを防止す
ることができる。
【0055】請求項8の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムでは、前記ホストコンピュータは、前記金銭収容部
としての硬貨選別機、紙幣選別機、または前記硬貨選別
機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応した内容
で、前記制御部に正規情報を送信することを特徴とす
る。この請求項8によれば、金銭収容部を細分化したの
で、細かいセキュリティ管理を実現することができる。
【0056】請求項9の自動販売機の金銭盗難防止シス
テムでは、前記電子錠は、通電部材と結合され、前記通
電部材が前記制御部からの制御信号によって通電された
とき、開錠されることを特徴とする。この請求項9によ
れば、それぞれの電子錠に同じ通電部材を使用できるた
め、自動販売機の生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の金銭盗難防止システムを
説明するためのブロック図である。
【図2】ホストコンピュータ内のROMの参照テーブル
を示す図である。
【図3】第1の実施の形態における照合動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図4】第2の実施の形態における照合動作を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部 2 入力制御部 3 硬貨処理制御部 4 紙幣処理制御部 7 端末装置 8 硬貨識別機 8a、9a、10a 電子錠 9 金庫 10 紙幣識別機 13 CCDカメラ 14 指紋読み取り装置 17 ホストコンピュータ 18 センター 19 無線端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 9/00 G07F 9/00 K 9/06 9/06 G08B 13/22 G08B 13/22 25/00 510 25/00 510C 25/04 25/04 D (72)発明者 丸山 敏武 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石原 学 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 渡辺 博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西原 由知 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA22 BB05 BB49 CC12 DD01 DD08 DD09 FF06 FF18 3E044 AA01 BA01 BA02 CA02 CA03 CA10 CB01 CB06 CC03 DA01 DA02 DA04 DA05 DA10 DB02 DB03 DB05 DB15 DB20 DD03 DE01 DE02 EA02 EA04 EA08 EA20 EB01 FA02 FA14 FA15 5C084 AA03 AA10 BB31 CC12 CC13 CC32 DD07 DD12 EE02 EE08 FF02 FF27 GG07 GG09 GG12 GG17 GG19 GG20 GG39 GG43 GG44 GG52 GG56 GG57 GG68 GG78 HH08 HH10 5C087 AA10 AA11 AA23 AA25 BB11 BB18 BB46 BB74 DD05 DD33 EE07 FF01 FF02 FF16 FF19 FF20 FF25 GG02 GG19 GG20 GG21 GG24 GG29 GG30 GG51 GG57 GG70

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止
    用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御する自動販売
    機の金銭盗難防止システムであって、 前記電子錠を開錠するための情報信号が入力される入力
    部と、 前記入力部からの前記情報信号の供給に伴い、通信回線
    を介してホストコンピュータと各種データの送受信を行
    う制御部と、を備え、 前記制御部は、前記ホストコンピュータに前記情報信号
    を送信し、前記ホストコンピュータから前記金銭収容部
    の金銭を回収するための許可信号を受信したとき、前記
    金銭収容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出
    力することを特徴とする自動販売機の金銭盗難防止シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記入力部は、キーを操作して情報信号
    を得る端末装置、または操作者の顔、指紋等を識別して
    情報信号を得る画像識別装置であることを特徴とする請
    求項1記載の自動販売機の金銭盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 前記ホストコンピュータは、前記情報信
    号に対応する金銭回収のための作業員を検索できたと
    き、前記制御部に前記許可信号を送信することを特徴と
    する請求項1または2記載の自動販売機の金銭盗難防止
    システム。
  4. 【請求項4】 前記ホストコンピュータは、金銭回収の
    ための作業員が作業できる自動販売機を対応付けた参照
    テーブルを有し、前記情報信号が対応する自動販売機か
    ら送信されたものと判別したとき、前記制御部に前記許
    可信号を送信することを特徴とする請求項3記載の自動
    販売機の金銭盗難防止システム。
  5. 【請求項5】 前記ホストコンピュータは、金銭回収の
    ための作業員が作業できる自動販売機の時間帯を対応付
    けた参照テーブルを有し、前記情報信号が対応する時間
    帯に送信されたものと判別したとき、前記制御部に前記
    許可信号を送信することを特徴とする請求項3または4
    記載の自動販売機の金銭盗難防止システム。
  6. 【請求項6】 前記金銭収容部は、硬貨識別機、紙幣識
    別機、または前記硬貨識別機の余剰硬貨を収納する金庫
    の何れかであり、 前記ホストコンピュータは、金銭回収のための作業員が
    作業できる前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前
    記金庫のそれぞれを対応付けた参照テーブルを有し、前
    記情報信号に対応する金銭回収のための作業員を検索で
    きたとき、前記制御部に対して前記硬貨識別機、前記紙
    幣識別機、または前記金庫の何れかの金銭を回収するた
    めの許可信号を送信することを特徴とする請求項3、4
    または5記載の自動販売機の金銭盗難防止システム。
  7. 【請求項7】 自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止
    用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御する自動販売
    機の金銭盗難防止システムであって、 操作情報が入力される入力部と、 前記入力部からの操作情報が供給される制御部と、 前記制御部に前記電子錠を開錠するための正規情報を送
    信するホストコンピュータと、を備え、 前記制御部は、前記正規情報を記憶するとともに、前記
    入力部からの操作情報を前記正規情報と比較して一致し
    たときのみ、前記金銭収容部に前記電子錠を開錠するた
    めの制御信号を出力することを特徴とする自動販売機の
    金銭盗難防止システム。
  8. 【請求項8】 前記ホストコンピュータは、前記金銭収
    容部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨
    識別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応した内
    容で、前記制御部に正規情報を送信することを特徴とす
    る請求項7記載の自動販売機の金銭盗難防止システム。
  9. 【請求項9】 前記電子錠は、通電部材と結合され、前
    記通電部材が前記制御部からの制御信号によって通電さ
    れたとき、開錠されることを特徴とする請求項1乃至8
    の何れかに記載の自動販売機の金銭盗難防止システム。
JP37270099A 1999-12-28 1999-12-28 自動販売機の金銭盗難防止システム Withdrawn JP2001188944A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37270099A JP2001188944A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 自動販売機の金銭盗難防止システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37270099A JP2001188944A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 自動販売機の金銭盗難防止システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001188944A true JP2001188944A (ja) 2001-07-10

Family

ID=18500909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37270099A Withdrawn JP2001188944A (ja) 1999-12-28 1999-12-28 自動販売機の金銭盗難防止システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001188944A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003067003A1 (fr) * 2002-02-04 2003-08-14 Denaro Co., Ltd. Systeme de verrouillage/deverrouillage securise
JP2008296202A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Anritsu Sanki System Co Ltd 物品検査装置
JP2021014757A (ja) * 2019-07-16 2021-02-12 富士電機株式会社 鍵管理システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003067003A1 (fr) * 2002-02-04 2003-08-14 Denaro Co., Ltd. Systeme de verrouillage/deverrouillage securise
JP2008296202A (ja) * 2007-06-04 2008-12-11 Anritsu Sanki System Co Ltd 物品検査装置
JP2021014757A (ja) * 2019-07-16 2021-02-12 富士電機株式会社 鍵管理システム
JP7375352B2 (ja) 2019-07-16 2023-11-08 富士電機株式会社 鍵管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5119327B2 (ja) 紙幣認識装置、紙幣認識システム、およびアプリケーション・プログラム
EP1531432B1 (en) Automatic teller machine
EP1833028B1 (en) Coin-receiving and -dispensing machine
JP2008140261A (ja) 自動取引装置
KR20060055395A (ko) 금전처리장치
JP2006178709A (ja) 現金自動取引装置
JP6291905B2 (ja) 金銭処理装置
JP4855750B2 (ja) 貸しロッカーシステム
CN110956718A (zh) 电气设备的电子锁单元解锁系统
JP2001188944A (ja) 自動販売機の金銭盗難防止システム
KR100754950B1 (ko) 무선 인식 기술을 이용한 물품 보관함 관리 장치 및 방법
JP4520730B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP6776831B2 (ja) 現金処理装置
JP5135384B2 (ja) 生体認証サーバ、および生体認証システム
JP6822190B2 (ja) 現金処理装置
JP2006127237A (ja) 自動販売機
JP6750337B2 (ja) 現金処理装置
JP2001188945A (ja) 自動販売機の金銭盗難防止装置
JP7306166B2 (ja) 金銭処理装置及び金銭処理方法
JP2012247970A (ja) 取引処理装置、及び取引処理方法
EP4358046A1 (en) Valuable medium processing apparatus and valuable medium processing method
JP7138949B2 (ja) 両替機管理システム
KR100840611B1 (ko) 메모리 소자를 이용한 보관 장치 및 그 방법
JP4411630B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP2022083607A (ja) 貨幣処理装置、および貨幣処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050317

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060703

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060704

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070709