JP2001188945A - 自動販売機の金銭盗難防止装置 - Google Patents
自動販売機の金銭盗難防止装置Info
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- JP2001188945A JP2001188945A JP37270199A JP37270199A JP2001188945A JP 2001188945 A JP2001188945 A JP 2001188945A JP 37270199 A JP37270199 A JP 37270199A JP 37270199 A JP37270199 A JP 37270199A JP 2001188945 A JP2001188945 A JP 2001188945A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 営業所等で複数の機械鍵を管理しなくて
も、金銭収容部の盗難防止を確実に実行できる自動販売
機の金銭盗難防止装置を提供する。 【解決手段】 主制御部13にメモリカード14を接続
し、主制御部13を設定モードにすると、主制御部13
は任意の正規コードを作成し、メモリカード14に書き
込むとともに端末装置7の液晶表示部7bに表示させ
る。その後、主制御部13にメモリカード14を接続
し、主制御部13を照合モードにすると、主制御部13
は入力制御部2から出力される操作コードがメモリカー
ド14から読み出される正規コードに一致するかどうか
を判別し、一致したものと判別したときに硬貨識別機8
の電子錠8a、金庫の電子錠9a、紙幣識別機10の電
子錠10aを開錠するための制御信号を出力する。
も、金銭収容部の盗難防止を確実に実行できる自動販売
機の金銭盗難防止装置を提供する。 【解決手段】 主制御部13にメモリカード14を接続
し、主制御部13を設定モードにすると、主制御部13
は任意の正規コードを作成し、メモリカード14に書き
込むとともに端末装置7の液晶表示部7bに表示させ
る。その後、主制御部13にメモリカード14を接続
し、主制御部13を照合モードにすると、主制御部13
は入力制御部2から出力される操作コードがメモリカー
ド14から読み出される正規コードに一致するかどうか
を判別し、一致したものと判別したときに硬貨識別機8
の電子錠8a、金庫の電子錠9a、紙幣識別機10の電
子錠10aを開錠するための制御信号を出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の金銭
盗難防止装置に関する。
盗難防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】缶飲料、カップ飲料等を取り扱う自動販
売機は、販売機構部、金銭収容部を内蔵している。そし
て、缶飲料のための自動販売機が売り切れを表示したと
きは、販売機構部に缶商品を補充し、カップ飲料のため
の自動販売機が売り切れを表示したときは、販売機構部
にカップ飲料を生成するための原料を補充し、更に、金
銭収容部の金銭を定期的に回収しなければならない。
売機は、販売機構部、金銭収容部を内蔵している。そし
て、缶飲料のための自動販売機が売り切れを表示したと
きは、販売機構部に缶商品を補充し、カップ飲料のため
の自動販売機が売り切れを表示したときは、販売機構部
にカップ飲料を生成するための原料を補充し、更に、金
銭収容部の金銭を定期的に回収しなければならない。
【0003】さて、商品補充、金銭回収というそれぞれ
の作業は、自動販売機を管轄する営業所の作業員が行
う。しかし、販売機構部の複雑化(特にカップ飲料のた
めの自動販売機)に伴い、作業員は販売機構部の仕組み
を理解して専門知識を高めることを要求され、一方で
は、自動販売機の設置台数の増加に伴い、作業員はより
多くの自動販売機の作業を要求されているのが現状であ
る。そこで、最近では、商品補充のための専門作業員A
と金銭回収のための専門作業員Bを配置することによっ
て、作業効率を向上させている。
の作業は、自動販売機を管轄する営業所の作業員が行
う。しかし、販売機構部の複雑化(特にカップ飲料のた
めの自動販売機)に伴い、作業員は販売機構部の仕組み
を理解して専門知識を高めることを要求され、一方で
は、自動販売機の設置台数の増加に伴い、作業員はより
多くの自動販売機の作業を要求されているのが現状であ
る。そこで、最近では、商品補充のための専門作業員A
と金銭回収のための専門作業員Bを配置することによっ
て、作業効率を向上させている。
【0004】ところで、専門作業員A、Bの配置に伴う
弊害として、専門作業員Aが商品補充を行うときに金銭
収容部の金銭が盗難に会う可能性がある。そこで、従来
は、金銭収容部に南京錠等の頑丈な鍵を取り付け、自動
販売機本体の鍵と金銭収容部の鍵を別物とすることによ
って、金銭収容部の金銭盗難を防止していた。尚、機械
的に金銭盗難防止を行う技術として、例えば特開平8−
124007号が開示されている。
弊害として、専門作業員Aが商品補充を行うときに金銭
収容部の金銭が盗難に会う可能性がある。そこで、従来
は、金銭収容部に南京錠等の頑丈な鍵を取り付け、自動
販売機本体の鍵と金銭収容部の鍵を別物とすることによ
って、金銭収容部の金銭盗難を防止していた。尚、機械
的に金銭盗難防止を行う技術として、例えば特開平8−
124007号が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動販売機の
金銭収容部に鍵を取り付ける方法では、自動販売機の設
置台数分の機械鍵を用意しなければならないため、これ
らの自動販売機を管轄する営業所の金銭管理が煩雑とな
る問題があった。
金銭収容部に鍵を取り付ける方法では、自動販売機の設
置台数分の機械鍵を用意しなければならないため、これ
らの自動販売機を管轄する営業所の金銭管理が煩雑とな
る問題があった。
【0006】そこで、本発明は、営業所等で複数の機械
鍵を管理しなくても、金銭収容部の盗難防止を確実に実
行できる自動販売機の金銭盗難防止装置を提供すること
を目的とする。
鍵を管理しなくても、金銭収容部の盗難防止を確実に実
行できる自動販売機の金銭盗難防止装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために創作されたものであり、請求項1は、自
動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠を設
け、この電子錠を開閉制御する自動販売機の金銭盗難防
止装置であって、前記電子錠を開錠するための正規情報
が予め設定される制御部と、操作情報が入力される入力
部と、を備え、前記制御部は、前記正規情報および前記
操作情報を比較して一致したことを検出したとき、前記
金銭収容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出
力することを特徴とする。この請求項1によれば、金銭
収容部に対し南京錠等の鍵を設けなくて済み、営業所等
による金銭管理が煩雑となるのを防止できる作用効果を
奏する。
解決するために創作されたものであり、請求項1は、自
動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠を設
け、この電子錠を開閉制御する自動販売機の金銭盗難防
止装置であって、前記電子錠を開錠するための正規情報
が予め設定される制御部と、操作情報が入力される入力
部と、を備え、前記制御部は、前記正規情報および前記
操作情報を比較して一致したことを検出したとき、前記
金銭収容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出
力することを特徴とする。この請求項1によれば、金銭
収容部に対し南京錠等の鍵を設けなくて済み、営業所等
による金銭管理が煩雑となるのを防止できる作用効果を
奏する。
【0008】請求項2の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、請求項1に従属し、前記正規情報は、操作入力する
ことにより前記入力部を介して前記制御部に設定される
ことを特徴とする。この請求項2によれば、金銭回収を
行う作業員固有の正規コードを設定できるため、セキュ
リティが高まる作用効果を奏する。
は、請求項1に従属し、前記正規情報は、操作入力する
ことにより前記入力部を介して前記制御部に設定される
ことを特徴とする。この請求項2によれば、金銭回収を
行う作業員固有の正規コードを設定できるため、セキュ
リティが高まる作用効果を奏する。
【0009】請求項3の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、請求項1または2に従属し、前記正規情報は、前記
金銭収容部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前
記硬貨識別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応
した内容で前記制御部に設定され、前記制御部は、前記
操作情報が前記正規情報と一致したとき、前記正規情報
に対応する前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前
記金庫の何れかに電子錠を開錠するための制御信号を出
力することを特徴とする。この請求項3によれば、硬貨
識別機、紙幣識別機、金庫それぞれの正規情報を制御部
に設定できるため、金銭管理を細分化できるとともにセ
キュリティが更に高まる作用効果を奏する。
は、請求項1または2に従属し、前記正規情報は、前記
金銭収容部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前
記硬貨識別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応
した内容で前記制御部に設定され、前記制御部は、前記
操作情報が前記正規情報と一致したとき、前記正規情報
に対応する前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前
記金庫の何れかに電子錠を開錠するための制御信号を出
力することを特徴とする。この請求項3によれば、硬貨
識別機、紙幣識別機、金庫それぞれの正規情報を制御部
に設定できるため、金銭管理を細分化できるとともにセ
キュリティが更に高まる作用効果を奏する。
【0010】請求項4は、自動販売機内部の金銭収容部
に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御す
る自動販売機の金銭盗難防止装置であって、前記電子錠
を開錠するための正規情報が予め設定される記録媒体
と、操作情報が入力される入力部と、前記入力部から供
給される前記操作情報が前記記録媒体から供給される前
記正規情報と一致したことを検出したとき、前記金銭収
容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出力する
制御部と、を備えたことを特徴とする。この請求項4に
よれば、南京錠等の機械鍵を設けなくて済むため、営業
所等による金銭管理が煩雑となるのを防止でき、更に、
記録媒体および正規情報と合致する操作情報がないと電
子錠を開錠できないため、セキュリティが高まる作用効
果を奏する。
に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御す
る自動販売機の金銭盗難防止装置であって、前記電子錠
を開錠するための正規情報が予め設定される記録媒体
と、操作情報が入力される入力部と、前記入力部から供
給される前記操作情報が前記記録媒体から供給される前
記正規情報と一致したことを検出したとき、前記金銭収
容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出力する
制御部と、を備えたことを特徴とする。この請求項4に
よれば、南京錠等の機械鍵を設けなくて済むため、営業
所等による金銭管理が煩雑となるのを防止でき、更に、
記録媒体および正規情報と合致する操作情報がないと電
子錠を開錠できないため、セキュリティが高まる作用効
果を奏する。
【0011】請求項5の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、請求項4に従属し、前記正規情報は、前記金銭収容
部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識
別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応した内容
で前記記録媒体に予め設定され、前記制御部は、前記操
作情報が前記正規情報と一致したとき、前記正規情報に
対応する前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前記
金庫の何れかに電子錠を開錠するための制御信号を出力
することを特徴とする。請求項5によれば、請求項3と
同様に、硬貨識別機、紙幣識別機、金庫それぞれの正規
情報を記録媒体に設定できるため、金銭管理を細分化で
きるとともにセキュリティが更に高まる作用効果を奏す
る。
は、請求項4に従属し、前記正規情報は、前記金銭収容
部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識
別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応した内容
で前記記録媒体に予め設定され、前記制御部は、前記操
作情報が前記正規情報と一致したとき、前記正規情報に
対応する前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前記
金庫の何れかに電子錠を開錠するための制御信号を出力
することを特徴とする。請求項5によれば、請求項3と
同様に、硬貨識別機、紙幣識別機、金庫それぞれの正規
情報を記録媒体に設定できるため、金銭管理を細分化で
きるとともにセキュリティが更に高まる作用効果を奏す
る。
【0012】請求項6は、自動販売機内部の金銭収容部
に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御す
る自動販売機の金銭盗難防止装置であって、前記電子錠
を開錠するための正規情報が書き込まれる記録媒体と、
操作情報が入力される入出力部と、前記記録媒体に対す
る前記正規情報の書き込み読み出しを行うための入出力
端子を有する制御部と、を備え、前記制御部は、前記記
録媒体が前記入出力端子と接続された状態で、設定指示
が発生すると、前記正規情報を作成して前記記録媒体に
書き込むとともに前記入出力部で前記正規情報を確認さ
せ、照合指示が発生すると、前記正規情報および前記操
作情報を比較して一致したときのみ、前記金銭収容部に
前記電子錠を開錠するための制御信号を出力することを
特徴とする。請求項6によれば、南京錠等の機械鍵が不
要となるため、営業所等による金銭管理が煩雑となるの
を防止でき、更に、制御部が正規情報を作成して記録媒
体に書き込むため、記録媒体に正規情報を事前に書き込
む煩わしさを回避できる作用効果を奏する。
に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御す
る自動販売機の金銭盗難防止装置であって、前記電子錠
を開錠するための正規情報が書き込まれる記録媒体と、
操作情報が入力される入出力部と、前記記録媒体に対す
る前記正規情報の書き込み読み出しを行うための入出力
端子を有する制御部と、を備え、前記制御部は、前記記
録媒体が前記入出力端子と接続された状態で、設定指示
が発生すると、前記正規情報を作成して前記記録媒体に
書き込むとともに前記入出力部で前記正規情報を確認さ
せ、照合指示が発生すると、前記正規情報および前記操
作情報を比較して一致したときのみ、前記金銭収容部に
前記電子錠を開錠するための制御信号を出力することを
特徴とする。請求項6によれば、南京錠等の機械鍵が不
要となるため、営業所等による金銭管理が煩雑となるの
を防止でき、更に、制御部が正規情報を作成して記録媒
体に書き込むため、記録媒体に正規情報を事前に書き込
む煩わしさを回避できる作用効果を奏する。
【0013】請求項7の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、請求項6に従属し、前記操作情報は、前記金銭収容
部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識
別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応して前記
制御部で作成された内容が前記記録媒体に書き込まれ、
前記制御部は、前記操作情報が前記正規情報と一致した
とき、前記正規情報に対応する前記硬貨識別機、前記紙
幣識別機、または前記金庫の何れかに電子錠を開錠する
ための制御信号を出力することを特徴とする。請求項7
によれば、請求項3、5と同様に、硬貨識別機、紙幣識
別機、金庫それぞれに対応して制御部で作成された正規
情報を記録媒体に設定できるため、金銭管理を細分化で
きるとともにセキュリティが更に高まる作用効果を奏す
る。
は、請求項6に従属し、前記操作情報は、前記金銭収容
部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識
別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応して前記
制御部で作成された内容が前記記録媒体に書き込まれ、
前記制御部は、前記操作情報が前記正規情報と一致した
とき、前記正規情報に対応する前記硬貨識別機、前記紙
幣識別機、または前記金庫の何れかに電子錠を開錠する
ための制御信号を出力することを特徴とする。請求項7
によれば、請求項3、5と同様に、硬貨識別機、紙幣識
別機、金庫それぞれに対応して制御部で作成された正規
情報を記録媒体に設定できるため、金銭管理を細分化で
きるとともにセキュリティが更に高まる作用効果を奏す
る。
【0014】請求項8の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、請求項6または7に従属し、前記入出力部は表示画
面を有し、前記設定指示に基づく前記正規情報は前記表
示画面で確認することを特徴とする。請求項8によれ
ば、作業員が正規情報を目視して確認できるので、照合
時に誤入力するのを防止できる作用効果を奏する。
は、請求項6または7に従属し、前記入出力部は表示画
面を有し、前記設定指示に基づく前記正規情報は前記表
示画面で確認することを特徴とする。請求項8によれ
ば、作業員が正規情報を目視して確認できるので、照合
時に誤入力するのを防止できる作用効果を奏する。
【0015】請求項9は、自動販売機内部の金銭収容部
に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御す
る自動販売機の金銭盗難防止装置であって、前記電子錠
を開錠するための正規情報を管理記号と対応付けて記憶
するメモリと、管理記号または操作情報が入力される入
力部と、前記入力部からの入力に応じて、前記メモリの
読み出しを行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記
入力部から管理記号が供給されたとき、この管理記号に
対応する正規情報を設定し、前記入力部から供給される
操作情報が設定後の正規情報と一致したとき、前記金銭
収容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出力す
ることを特徴とする。請求項9によれば、南京錠等の機
械鍵が不要となるため、営業所等による金銭管理が煩雑
となるのを防止でき、更に、正規情報に管理記号を対応
付けたため、正規情報設定時の操作が簡単となる作用効
果を奏する。
に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御す
る自動販売機の金銭盗難防止装置であって、前記電子錠
を開錠するための正規情報を管理記号と対応付けて記憶
するメモリと、管理記号または操作情報が入力される入
力部と、前記入力部からの入力に応じて、前記メモリの
読み出しを行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記
入力部から管理記号が供給されたとき、この管理記号に
対応する正規情報を設定し、前記入力部から供給される
操作情報が設定後の正規情報と一致したとき、前記金銭
収容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出力す
ることを特徴とする。請求項9によれば、南京錠等の機
械鍵が不要となるため、営業所等による金銭管理が煩雑
となるのを防止でき、更に、正規情報に管理記号を対応
付けたため、正規情報設定時の操作が簡単となる作用効
果を奏する。
【0016】請求項10は、自動販売機内部の金銭収容
部に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御
する自動販売機の金銭盗難防止装置であって、前記電子
錠を開錠するための正規情報を管理記号と対応付けて記
憶するメモリと、設定すべき管理記号を記憶する記録媒
体と、正規情報を設定するための信号または操作情報が
入力される入力部と、前記入力部からの入力に応じて、
前記メモリおよび前記記録媒体の読み出しを行う制御部
と、を備え、前記制御部は、前記入力部から正規情報を
設定するための信号が供給されたとき、前記記録媒体の
管理記号に対応する正規情報を設定し、前記入力部から
供給される操作情報が設定後の正規情報と一致したと
き、前記金銭収容部に前記電子錠を開錠するための制御
信号を出力することを特徴とする。請求項10によれ
ば、南京錠等の機械鍵が不要となるため、営業所等によ
る金銭管理が煩雑となるのを防止でき、更に、記録媒体
に管理番号のみを記録すればよいため、記録媒体の記憶
容量が少なくて済む作用効果を奏する。
部に盗難防止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御
する自動販売機の金銭盗難防止装置であって、前記電子
錠を開錠するための正規情報を管理記号と対応付けて記
憶するメモリと、設定すべき管理記号を記憶する記録媒
体と、正規情報を設定するための信号または操作情報が
入力される入力部と、前記入力部からの入力に応じて、
前記メモリおよび前記記録媒体の読み出しを行う制御部
と、を備え、前記制御部は、前記入力部から正規情報を
設定するための信号が供給されたとき、前記記録媒体の
管理記号に対応する正規情報を設定し、前記入力部から
供給される操作情報が設定後の正規情報と一致したと
き、前記金銭収容部に前記電子錠を開錠するための制御
信号を出力することを特徴とする。請求項10によれ
ば、南京錠等の機械鍵が不要となるため、営業所等によ
る金銭管理が煩雑となるのを防止でき、更に、記録媒体
に管理番号のみを記録すればよいため、記録媒体の記憶
容量が少なくて済む作用効果を奏する。
【0017】請求項11の自動販売機の金銭盗難防止装
置は、請求項9または10に従属し、前記正規情報は、
前記金銭収容部としての硬貨識別機、紙幣識別機、また
は前記硬貨選別部の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ
対応した内容で前記管理記号とともに前記メモリに記憶
され、前記制御部は、前記操作情報が前記正規情報と一
致したとき、前記正規情報に対応する前記硬貨識別機、
前記紙幣識別機、または前記金庫の何れかに電子錠を開
錠するための制御信号を出力することを特徴とする。請
求項10によれば、、請求項3、5、7と同様に、硬貨
識別機、紙幣識別機、金庫それぞれに対応した内容で正
規情報を管理記号と対応付けてメモリに設定できるた
め、金銭管理を細分化できるとともにセキュリティが更
に高まる作用効果を奏する。
置は、請求項9または10に従属し、前記正規情報は、
前記金銭収容部としての硬貨識別機、紙幣識別機、また
は前記硬貨選別部の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ
対応した内容で前記管理記号とともに前記メモリに記憶
され、前記制御部は、前記操作情報が前記正規情報と一
致したとき、前記正規情報に対応する前記硬貨識別機、
前記紙幣識別機、または前記金庫の何れかに電子錠を開
錠するための制御信号を出力することを特徴とする。請
求項10によれば、、請求項3、5、7と同様に、硬貨
識別機、紙幣識別機、金庫それぞれに対応した内容で正
規情報を管理記号と対応付けてメモリに設定できるた
め、金銭管理を細分化できるとともにセキュリティが更
に高まる作用効果を奏する。
【0018】請求項12の自動販売機の金銭盗難防止装
置は、請求項1乃至11の何れかに従属し、前記電子錠
は、通電部材と結合され、前記通電部材が前記制御部か
らの制御信号によって通電されたとき、開錠されること
を特徴とする。請求項12によれば、それぞれの電子錠
に同じ通電部材を使用できるため、自動販売機の生産性
が向上する作用効果を奏する。
置は、請求項1乃至11の何れかに従属し、前記電子錠
は、通電部材と結合され、前記通電部材が前記制御部か
らの制御信号によって通電されたとき、開錠されること
を特徴とする。請求項12によれば、それぞれの電子錠
に同じ通電部材を使用できるため、自動販売機の生産性
が向上する作用効果を奏する。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
的に説明する。
【0020】図1は、本発明における第1、第4の実施
の形態を説明するためのブロック図であり、図2は、本
発明における第2、第3、第5の実施の形態を説明する
ためのブロック図である。尚、図2において、図1と同
一構成に関しては同一番号を記すとともにその説明を省
略する。
の形態を説明するためのブロック図であり、図2は、本
発明における第2、第3、第5の実施の形態を説明する
ためのブロック図である。尚、図2において、図1と同
一構成に関しては同一番号を記すとともにその説明を省
略する。
【0021】図1において、主制御部1は、缶飲料また
はカップ飲料を取り扱う自動販売機の制御を統括するも
のであり、ROM1a、CPU1b、RAM1c、カウ
ンタ1dを内蔵する。ROM1aは、後述する複数の従
制御部を統括制御するためのプログラム命令が予め格納
された不揮発性メモリであり、データを製造工程で焼き
付け固定するマスクROM、データを紫外線消去するこ
とによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEP
ROM、またはデータを電気消去することによりデータ
を繰り返し書き込み読み出しできるEEPROM(フラ
ッシュROMを含む)の何れであっても良い。CPU1
bは、ROM1aの実行アドレスを指定するPC(プロ
グラムカウンタ)、ROM1aの読み出し命令を解読す
るIDEC(インストラクションデコーダ)、論理演算
を行うALU(演算論理ユニット)、演算データを一時
格納するACC(アキュムレータ)等を内蔵し、ROM
1aからの読み出し命令の解読結果に従って複数の従制
御部を統括制御するものである。RAM1cは、CPU
1bの演算結果、複数の従制御部からの各種データ等が
格納されるSRAM等の揮発性メモリである。カウンタ
1dは、後述の操作コードを正規コードと照合するため
のプログラム命令の解読結果に従って、リセットされる
とともに計数を実行するものである。尚、正規コードと
は、自動販売機内部の金銭収容部に配設された電子錠を
開錠するときに必要となる基準コード(IDコード、パ
スワード等)のことを言う。また、電子錠とは、電子コ
ードを用いて開錠する鍵のことを言う。
はカップ飲料を取り扱う自動販売機の制御を統括するも
のであり、ROM1a、CPU1b、RAM1c、カウ
ンタ1dを内蔵する。ROM1aは、後述する複数の従
制御部を統括制御するためのプログラム命令が予め格納
された不揮発性メモリであり、データを製造工程で焼き
付け固定するマスクROM、データを紫外線消去するこ
とによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEP
ROM、またはデータを電気消去することによりデータ
を繰り返し書き込み読み出しできるEEPROM(フラ
ッシュROMを含む)の何れであっても良い。CPU1
bは、ROM1aの実行アドレスを指定するPC(プロ
グラムカウンタ)、ROM1aの読み出し命令を解読す
るIDEC(インストラクションデコーダ)、論理演算
を行うALU(演算論理ユニット)、演算データを一時
格納するACC(アキュムレータ)等を内蔵し、ROM
1aからの読み出し命令の解読結果に従って複数の従制
御部を統括制御するものである。RAM1cは、CPU
1bの演算結果、複数の従制御部からの各種データ等が
格納されるSRAM等の揮発性メモリである。カウンタ
1dは、後述の操作コードを正規コードと照合するため
のプログラム命令の解読結果に従って、リセットされる
とともに計数を実行するものである。尚、正規コードと
は、自動販売機内部の金銭収容部に配設された電子錠を
開錠するときに必要となる基準コード(IDコード、パ
スワード等)のことを言う。また、電子錠とは、電子コ
ードを用いて開錠する鍵のことを言う。
【0022】入力制御部2、硬貨処理制御部3、紙幣処
理制御部4、接客制御部5、販売制御部6は、複数の従
制御部に相当し、主制御部1と同様にROM、CPU、
RAMを内蔵する。
理制御部4、接客制御部5、販売制御部6は、複数の従
制御部に相当し、主制御部1と同様にROM、CPU、
RAMを内蔵する。
【0023】端末装置7は、キーボード7aと液晶表示
部7bを備え、正規コード(請求項に言う正規情報)ま
たはこれに対応する管理番号(請求項に言う管理記号)
の設定入力、操作コード(請求項に言う操作情報)の照
合入力等を行うためのものである。入力制御部2は、端
末装置7と接続され、主制御部1と端末装置7との間の
データの入出力を制御する。
部7bを備え、正規コード(請求項に言う正規情報)ま
たはこれに対応する管理番号(請求項に言う管理記号)
の設定入力、操作コード(請求項に言う操作情報)の照
合入力等を行うためのものである。入力制御部2は、端
末装置7と接続され、主制御部1と端末装置7との間の
データの入出力を制御する。
【0024】硬貨識別機(コインメカ)8は、釣銭切れ
を検出する釣銭切れセンサを備え、硬貨投入口から投入
された硬貨を受け取り、必要に応じて釣銭を釣銭返却口
から返却するものである。また、硬貨識別機8には、硬
貨盗難防止カバーと、このカバーを開閉するための電子
錠8aとが配設される。金庫9は、硬貨識別機8の金種
別硬貨筒に収容しきれなくなった余剰硬貨を収容するも
のである。また、金庫9には、扉を開閉するための電子
錠9aが配設される。硬貨処理制御部3は、硬貨識別機
8を制御し、投入硬貨の金種、正偽等の選別、金種別枚
数の計算、金庫9への余剰硬貨の収容、釣銭払い出し等
を行わせるものである。更に、硬貨処理制御部3は、硬
貨識別機8の電子錠8aおよび金庫9の電子錠9aの開
閉を制御する。紙幣識別機(ビルバリ)10は、硬貨識
別機8と同様に、釣札切れを検出する釣札切れセンサを
備え、紙幣挿入口から挿入された紙幣を受け取り、必要
に応じて釣札を釣札返却口から返却するものである。ま
た、紙幣識別機10は、紙幣盗難防止カバーと、このカ
バーを開閉するための電子錠10aが配設される。紙幣
処理制御部4は、紙幣識別機10を制御し、挿入紙幣の
金種、正偽等の選別、金種別枚数の計算、釣札払い出し
等を行わせるものである。更に、紙幣処理制御部4は、
紙幣識別機10の電子錠10aの開閉を制御する。尚、
硬貨処理制御部3および紙幣処理制御部4は、硬貨投入
および紙幣挿入が行われるその都度、処理動作を実行す
る。また、破線で囲んだ硬貨識別機8、金庫9、紙幣識
別機10は、金銭収容部に相当する。更に、硬貨識別機
8の電子錠8a、金庫9の電子錠9a、紙幣識別機10
の電子錠10aにおける正規コードは、同一または個別
の何れでもよい。
を検出する釣銭切れセンサを備え、硬貨投入口から投入
された硬貨を受け取り、必要に応じて釣銭を釣銭返却口
から返却するものである。また、硬貨識別機8には、硬
貨盗難防止カバーと、このカバーを開閉するための電子
錠8aとが配設される。金庫9は、硬貨識別機8の金種
別硬貨筒に収容しきれなくなった余剰硬貨を収容するも
のである。また、金庫9には、扉を開閉するための電子
錠9aが配設される。硬貨処理制御部3は、硬貨識別機
8を制御し、投入硬貨の金種、正偽等の選別、金種別枚
数の計算、金庫9への余剰硬貨の収容、釣銭払い出し等
を行わせるものである。更に、硬貨処理制御部3は、硬
貨識別機8の電子錠8aおよび金庫9の電子錠9aの開
閉を制御する。紙幣識別機(ビルバリ)10は、硬貨識
別機8と同様に、釣札切れを検出する釣札切れセンサを
備え、紙幣挿入口から挿入された紙幣を受け取り、必要
に応じて釣札を釣札返却口から返却するものである。ま
た、紙幣識別機10は、紙幣盗難防止カバーと、このカ
バーを開閉するための電子錠10aが配設される。紙幣
処理制御部4は、紙幣識別機10を制御し、挿入紙幣の
金種、正偽等の選別、金種別枚数の計算、釣札払い出し
等を行わせるものである。更に、紙幣処理制御部4は、
紙幣識別機10の電子錠10aの開閉を制御する。尚、
硬貨処理制御部3および紙幣処理制御部4は、硬貨投入
および紙幣挿入が行われるその都度、処理動作を実行す
る。また、破線で囲んだ硬貨識別機8、金庫9、紙幣識
別機10は、金銭収容部に相当する。更に、硬貨識別機
8の電子錠8a、金庫9の電子錠9a、紙幣識別機10
の電子錠10aにおける正規コードは、同一または個別
の何れでもよい。
【0025】接客部11は、複数種類の販売飲料に対応
して設けられた複数の商品選択釦と、複数の商品選択釦
それぞれに設けられ販売飲料の販売可または売り切れを
表示する販売可ランプおよび売り切れランプと、販売
中、販売中止、釣銭切れを表示する表示窓と、投入硬貨
および挿入紙幣の合計金額と釣銭金額とを表示する金額
表示窓と、を備えたものである。接客制御部5は、接客
部11を制御する。接客制御部5は、主制御部1が硬貨
処理制御部3および紙幣処理制御部4からの金種別枚数
データを基に算出した硬貨投入金額および紙幣挿入金額
の合計金額を金額表示窓に表示させたり、複数の商品選
択釦の何れが押下されたのかを検出し、このときの検出
信号を主制御部1に送信し、上記合計金額から飲料販売
金額を減算した釣銭金額を金額表示窓に表示させたり、
販売中、販売中止、釣銭切れを表示窓に表示させたり、
更には、販売飲料別の販売可ランプまたは売り切れラン
プを点灯させたりする。
して設けられた複数の商品選択釦と、複数の商品選択釦
それぞれに設けられ販売飲料の販売可または売り切れを
表示する販売可ランプおよび売り切れランプと、販売
中、販売中止、釣銭切れを表示する表示窓と、投入硬貨
および挿入紙幣の合計金額と釣銭金額とを表示する金額
表示窓と、を備えたものである。接客制御部5は、接客
部11を制御する。接客制御部5は、主制御部1が硬貨
処理制御部3および紙幣処理制御部4からの金種別枚数
データを基に算出した硬貨投入金額および紙幣挿入金額
の合計金額を金額表示窓に表示させたり、複数の商品選
択釦の何れが押下されたのかを検出し、このときの検出
信号を主制御部1に送信し、上記合計金額から飲料販売
金額を減算した釣銭金額を金額表示窓に表示させたり、
販売中、販売中止、釣銭切れを表示窓に表示させたり、
更には、販売飲料別の販売可ランプまたは売り切れラン
プを点灯させたりする。
【0026】販売部12は、顧客の希望する缶飲料また
はカップ飲料等を商品取出口まで搬出させるための販売
機構を備えたものである。販売制御部6は、販売部12
を制御し、主制御部1からの販売指示に従って、顧客の
希望商品を商品取出口まで搬出させる。
はカップ飲料等を商品取出口まで搬出させるための販売
機構を備えたものである。販売制御部6は、販売部12
を制御し、主制御部1からの販売指示に従って、顧客の
希望商品を商品取出口まで搬出させる。
【0027】図2において、主制御部13は、入力制御
部2、硬貨処理制御部3、紙幣処理制御部4、接客制御
部5、販売制御部6の動作を統括制御するものであり、
ROM1a、CPU1b、RAM1c、カウンタ1dの
他に、入出力端子1eを備えている。メモリカード(記
録媒体)14は、主制御部13の入出力端子1eと接続
され、正規コードの書き込み読み出しを行ったりするも
のである。
部2、硬貨処理制御部3、紙幣処理制御部4、接客制御
部5、販売制御部6の動作を統括制御するものであり、
ROM1a、CPU1b、RAM1c、カウンタ1dの
他に、入出力端子1eを備えている。メモリカード(記
録媒体)14は、主制御部13の入出力端子1eと接続
され、正規コードの書き込み読み出しを行ったりするも
のである。
【0028】以下、本発明における第1乃至第5の実施
の形態を順に説明する。
の形態を順に説明する。
【0029】[第1の実施の形態]図1における主制御
部1のROM1aには、自動販売機内部の硬貨識別機8
の電子錠8a、金庫9の電子錠9a、紙幣識別機10の
電子錠10aを開閉するための正規コードがバイナリデ
ータの状態で予め記憶されているものとする。
部1のROM1aには、自動販売機内部の硬貨識別機8
の電子錠8a、金庫9の電子錠9a、紙幣識別機10の
電子錠10aを開閉するための正規コードがバイナリデ
ータの状態で予め記憶されているものとする。
【0030】このときの照合動作を図3のフローチャー
トを用いて説明する。
トを用いて説明する。
【0031】先ず、端末装置7のキーボード7aの中の
照合釦(図示せず)を押すと、入力制御部2は、照合釦
の押下を表す外部割込要求信号を出力して主制御部1に
供給する。主制御部1は、この外部割込要求信号に応じ
てROM1aから読み出されるプログラム命令の解読内
容に従って、キーボード7aを操作して得られる操作コ
ードが正規コードと一致するかどうかを判別する照合モ
ードに設定される[A1]。
照合釦(図示せず)を押すと、入力制御部2は、照合釦
の押下を表す外部割込要求信号を出力して主制御部1に
供給する。主制御部1は、この外部割込要求信号に応じ
てROM1aから読み出されるプログラム命令の解読内
容に従って、キーボード7aを操作して得られる操作コ
ードが正規コードと一致するかどうかを判別する照合モ
ードに設定される[A1]。
【0032】そして、主制御部1は、カウンタ1dをリ
セットして初期値“0”とし、+1インクリメントの指
示を待つ待機状態とする[A2]。
セットして初期値“0”とし、+1インクリメントの指
示を待つ待機状態とする[A2]。
【0033】その後、主制御部1は、営業所の作業員等
が端末装置7のキーボード7aを操作することによっ
て、入力制御部2が操作内容を表す操作コード(例えば
所定の8ビットデータ)を出力して主制御部1に供給し
ているかどうかを判別する[A3]。
が端末装置7のキーボード7aを操作することによっ
て、入力制御部2が操作内容を表す操作コード(例えば
所定の8ビットデータ)を出力して主制御部1に供給し
ているかどうかを判別する[A3]。
【0034】主制御部1は、操作コードの供給を受けて
いないものと判別した場合、操作コードの供給を受ける
まで判別動作を繰り返す[A3:NO]。一方、主制御
部1は、操作コードの供給を受けたものと判別した場合
[A3:YES]、操作コードをRAM1cにバイナリ
データの状態で書き込んだ後、ROM1a内の正規デー
タおよびRAM1c内の操作データを同期をかけて読み
出し、操作コードおよび正規コードを比較する[A
4]。
いないものと判別した場合、操作コードの供給を受ける
まで判別動作を繰り返す[A3:NO]。一方、主制御
部1は、操作コードの供給を受けたものと判別した場合
[A3:YES]、操作コードをRAM1cにバイナリ
データの状態で書き込んだ後、ROM1a内の正規デー
タおよびRAM1c内の操作データを同期をかけて読み
出し、操作コードおよび正規コードを比較する[A
4]。
【0035】そして、主制御部1は、操作コードが正規
コードと一致しないものと判別した場合[A5:N
O]、カウンタ1dを+1インクリメントして計数値
“1”とする[A6]。主制御部1は、カウンタ1dが
計数値“n”(例えば3)となるまでは、A3に戻って
上記動作を繰り返し[A7:NO]、カウンタ1dが計
数値“n”となると、照合モードの動作を終了する[A
7:YES]。即ち、営業所の作業員等が操作コードを
誤入力した場合であっても、3回までは許容するもので
ある。一方、主制御部1は、操作コードが正規コードと
一致したものと判別した場合[A5:YES]、硬貨処
理制御部3、紙幣処理制御部4に対し、電子錠8a、9
a、10aを開錠するための指示信号を供給する。この
とき、硬貨処理制御部3は、電子錠8a、9aを開錠し
て硬貨識別機8および金庫9の金銭回収を可能とする。
また、紙幣処理制御部4は、電子錠10aを開錠して紙
幣識別機10の金銭回収を可能とする[A8]。以上の
ステップA1乃至A8を実行することにより照合動作を
終了する。
コードと一致しないものと判別した場合[A5:N
O]、カウンタ1dを+1インクリメントして計数値
“1”とする[A6]。主制御部1は、カウンタ1dが
計数値“n”(例えば3)となるまでは、A3に戻って
上記動作を繰り返し[A7:NO]、カウンタ1dが計
数値“n”となると、照合モードの動作を終了する[A
7:YES]。即ち、営業所の作業員等が操作コードを
誤入力した場合であっても、3回までは許容するもので
ある。一方、主制御部1は、操作コードが正規コードと
一致したものと判別した場合[A5:YES]、硬貨処
理制御部3、紙幣処理制御部4に対し、電子錠8a、9
a、10aを開錠するための指示信号を供給する。この
とき、硬貨処理制御部3は、電子錠8a、9aを開錠し
て硬貨識別機8および金庫9の金銭回収を可能とする。
また、紙幣処理制御部4は、電子錠10aを開錠して紙
幣識別機10の金銭回収を可能とする[A8]。以上の
ステップA1乃至A8を実行することにより照合動作を
終了する。
【0036】また、営業所の作業員等が、電子錠8a、
9a、10aを開閉するための正規コードを、端末装置
7を用いて主制御部1のRAM1cに記憶させてもよ
い。
9a、10aを開閉するための正規コードを、端末装置
7を用いて主制御部1のRAM1cに記憶させてもよ
い。
【0037】このときの設定動作を図4のフローチャー
トを用いて説明する。
トを用いて説明する。
【0038】先ず、端末装置7のキーボード7aの中の
設定釦(図示せず)を押すと、入力制御部2は、設定釦
の押下を表す外部割込要求信号を出力して主制御部1に
供給する。主制御部1は、この外部割込要求信号に応じ
てROM1aから読み出されるプログラム命令の解読内
容に従って、キーボード7aの操作内容を正規コードと
してRAM1dに記憶する設定モードに設定される[B
1]。
設定釦(図示せず)を押すと、入力制御部2は、設定釦
の押下を表す外部割込要求信号を出力して主制御部1に
供給する。主制御部1は、この外部割込要求信号に応じ
てROM1aから読み出されるプログラム命令の解読内
容に従って、キーボード7aの操作内容を正規コードと
してRAM1dに記憶する設定モードに設定される[B
1]。
【0039】その後、主制御部1は、営業所の作業員等
が端末装置7のキーボード7aを操作することによっ
て、入力制御部2が操作内容を表す正規コード(例えば
所定の8ビットデータ)を出力して主制御部1に供給し
ているかどうかを判別する[B2]。
が端末装置7のキーボード7aを操作することによっ
て、入力制御部2が操作内容を表す正規コード(例えば
所定の8ビットデータ)を出力して主制御部1に供給し
ているかどうかを判別する[B2]。
【0040】主制御部1は、正規コードの供給を受けて
いないものと判別した場合、正規コードの供給を受ける
まで判別動作を繰り返す[B2:NO]。一方、主制御
部1は、正規コードの供給を受けたものと判別した場合
[B2:YES]、正規コードをCPU1b内のレジス
タ等に一時保持する[B3]。そして、主制御部1は、
入力制御部2に対し、このレジスタの一時保持内容を表
示させるための指示信号を供給する。入力制御部2は、
この指示信号に従って、端末装置7の液晶表示部7bに
対し、操作入力に基づく正規データを表示させる[B
4]。
いないものと判別した場合、正規コードの供給を受ける
まで判別動作を繰り返す[B2:NO]。一方、主制御
部1は、正規コードの供給を受けたものと判別した場合
[B2:YES]、正規コードをCPU1b内のレジス
タ等に一時保持する[B3]。そして、主制御部1は、
入力制御部2に対し、このレジスタの一時保持内容を表
示させるための指示信号を供給する。入力制御部2は、
この指示信号に従って、端末装置7の液晶表示部7bに
対し、操作入力に基づく正規データを表示させる[B
4]。
【0041】その後、主制御部1は、営業所の作業員等
が端末装置7のキーボード7aを操作することによっ
て、入力制御部2が正規コードをRAM1cに記憶させ
るための指示信号を出力して主制御部1に供給している
かどうかを判別する[B5]。
が端末装置7のキーボード7aを操作することによっ
て、入力制御部2が正規コードをRAM1cに記憶させ
るための指示信号を出力して主制御部1に供給している
かどうかを判別する[B5]。
【0042】主制御部1は、端末装置7の液晶表示部7
bの表示内容をRAM1cに記憶させないものと判別し
た場合、B2に戻り上記動作を繰り返す[B5:N
O]。一方、端末装置7の液晶表示部7bの表示内容を
RAM1cに記憶させるものと判別した場合[B5:Y
ES]、RAM1cの特定アドレスに正規コードを記憶
させる[B6]。以上のステップB1乃至B6を実行す
ることにより設定動作を終了する。
bの表示内容をRAM1cに記憶させないものと判別し
た場合、B2に戻り上記動作を繰り返す[B5:N
O]。一方、端末装置7の液晶表示部7bの表示内容を
RAM1cに記憶させるものと判別した場合[B5:Y
ES]、RAM1cの特定アドレスに正規コードを記憶
させる[B6]。以上のステップB1乃至B6を実行す
ることにより設定動作を終了する。
【0043】尚、正規コードを設定した場合の照合動作
は図3と同様である。
は図3と同様である。
【0044】以上より、硬貨識別機8、金庫9、紙幣識
別機10の何れにも南京錠等の機械錠をかけなくてよい
ので、営業所における金銭管理が煩雑となるのを防止で
きる。また、金銭回収を行う作業員固有の正規コードを
設定できるので、セキュリティを高めることができる。
特に、RAM1cをSRAM等の揮発性メモリからフラ
ッシュメモリ等の不揮発性メモリに置き換えれば、バッ
クアップ電源を不要とできる。尚、第1の実施の形態で
は、硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10に対して同
じ値の正規コードを設定したが、これに限定せず、硬貨
識別機8、金庫9、紙幣識別機10に対して異なる値の
正規コードを設定してもよい。この設定では、営業所の
作業員が硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10の何れ
かの正規コードしか知り得なくなるので、金銭管理を細
分化してセキュリティを更に高めることができる。
別機10の何れにも南京錠等の機械錠をかけなくてよい
ので、営業所における金銭管理が煩雑となるのを防止で
きる。また、金銭回収を行う作業員固有の正規コードを
設定できるので、セキュリティを高めることができる。
特に、RAM1cをSRAM等の揮発性メモリからフラ
ッシュメモリ等の不揮発性メモリに置き換えれば、バッ
クアップ電源を不要とできる。尚、第1の実施の形態で
は、硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10に対して同
じ値の正規コードを設定したが、これに限定せず、硬貨
識別機8、金庫9、紙幣識別機10に対して異なる値の
正規コードを設定してもよい。この設定では、営業所の
作業員が硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10の何れ
かの正規コードしか知り得なくなるので、金銭管理を細
分化してセキュリティを更に高めることができる。
【0045】[第2の実施の形態]図2において、メモ
リカード14には、硬貨識別機8の電子錠8a、金庫9
の電子錠9a、紙幣識別機10の電子錠10aを開閉す
るための正規コードが予め記憶されているものとする。
また、主制御部13のROM1aには、メモリカード1
4を入出力端子1eと接続することによって、メモリカ
ード14の記憶内容を読み取ることのできるプログラム
命令が予め記憶されているものとする。
リカード14には、硬貨識別機8の電子錠8a、金庫9
の電子錠9a、紙幣識別機10の電子錠10aを開閉す
るための正規コードが予め記憶されているものとする。
また、主制御部13のROM1aには、メモリカード1
4を入出力端子1eと接続することによって、メモリカ
ード14の記憶内容を読み取ることのできるプログラム
命令が予め記憶されているものとする。
【0046】このときの照合動作を図5のフローチャー
トを用いて説明する。尚、この照合動作は、主制御部1
を主制御部13に置き換え、図3のA1、A2の間に新
たなC2を追加することにより、実行されるものであ
る。よって、ステップC2のみ動作説明を行い、他のス
テップに関しては動作説明を省略する。
トを用いて説明する。尚、この照合動作は、主制御部1
を主制御部13に置き換え、図3のA1、A2の間に新
たなC2を追加することにより、実行されるものであ
る。よって、ステップC2のみ動作説明を行い、他のス
テップに関しては動作説明を省略する。
【0047】主制御部13は、照合モードに設定された
後、メモリカード14が入出力端子1eに接続されてい
るかどうかを判別し[C2]、メモリカード14が入出
力端子1eに接続されているものと判別した場合[C
2:YES]、C3(図3のA2)に進み、カウンタ1
dをリセットして初期値“0”とし、+1インクリメン
トの指示を待つ待機状態とする。そして、ステップC1
乃至C9を実行することにより、照合動作を終了する。
後、メモリカード14が入出力端子1eに接続されてい
るかどうかを判別し[C2]、メモリカード14が入出
力端子1eに接続されているものと判別した場合[C
2:YES]、C3(図3のA2)に進み、カウンタ1
dをリセットして初期値“0”とし、+1インクリメン
トの指示を待つ待機状態とする。そして、ステップC1
乃至C9を実行することにより、照合動作を終了する。
【0048】以上より、南京錠等の機械鍵を設けなくて
済むため、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防
止でき、更に、メモリカード14および正規コードと合
致する操作コードがないと電子錠を開錠できないため、
セキュリティを高めることができる。また、硬貨識別機
8、金庫9、紙幣識別機10に対して固有の値を持つ異
なる正規コードを設定すれば、営業所の作業員が硬貨識
別機8、金庫9、紙幣識別機10の何れかの正規コード
しか知り得なくなるので、金銭管理を細分化してセキュ
リティを更に高めることができる。
済むため、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防
止でき、更に、メモリカード14および正規コードと合
致する操作コードがないと電子錠を開錠できないため、
セキュリティを高めることができる。また、硬貨識別機
8、金庫9、紙幣識別機10に対して固有の値を持つ異
なる正規コードを設定すれば、営業所の作業員が硬貨識
別機8、金庫9、紙幣識別機10の何れかの正規コード
しか知り得なくなるので、金銭管理を細分化してセキュ
リティを更に高めることができる。
【0049】[第3の実施の形態]図2における主制御
部13内のROM1aには、正規コードを作成してメモ
リカード14に書き込むためのプログラム命令が予め記
憶されているものとする。
部13内のROM1aには、正規コードを作成してメモ
リカード14に書き込むためのプログラム命令が予め記
憶されているものとする。
【0050】このときの設定動作を図6のフローチャー
トを用いて説明する。
トを用いて説明する。
【0051】先ず、端末装置7のキーボード7aの中の
設定釦(図示せず)を押すと、入力制御部2は、設定釦
の押下を表す外部割込要求信号を出力して主制御部13
に供給する。主制御部13は、この外部割込要求信号に
応じてROM1aから読み出されるプログラム命令の解
読内容に従って、正規コードを作成してメモリカード1
4に書き込むための設定モードとなる[D1]。
設定釦(図示せず)を押すと、入力制御部2は、設定釦
の押下を表す外部割込要求信号を出力して主制御部13
に供給する。主制御部13は、この外部割込要求信号に
応じてROM1aから読み出されるプログラム命令の解
読内容に従って、正規コードを作成してメモリカード1
4に書き込むための設定モードとなる[D1]。
【0052】そして、主制御部13は、メモリカード1
4が入出力端子1eに接続されているかどうかを判別し
[D2]、メモリカード14が入出力端子1eに接続さ
れているものと判別した場合[D2:YES]、正規コ
ードを作成し[D3]、この正規コードをメモリカード
14に書き込む[D4]。
4が入出力端子1eに接続されているかどうかを判別し
[D2]、メモリカード14が入出力端子1eに接続さ
れているものと判別した場合[D2:YES]、正規コ
ードを作成し[D3]、この正規コードをメモリカード
14に書き込む[D4]。
【0053】その後、主制御部13は、入力制御部2に
正規コードを表示するための指示信号を供給する。入力
制御部2は、この指示信号に従って、端末装置7の液晶
表示部7bに正規コードを表示させる。これによって、
営業所の作業員等は、主制御部13が作成した正規コー
ドを把握できることになる[D5]。以上のステップD
1乃至D5を実行することにより設定動作を終了する。
正規コードを表示するための指示信号を供給する。入力
制御部2は、この指示信号に従って、端末装置7の液晶
表示部7bに正規コードを表示させる。これによって、
営業所の作業員等は、主制御部13が作成した正規コー
ドを把握できることになる[D5]。以上のステップD
1乃至D5を実行することにより設定動作を終了する。
【0054】尚、正規コードを設定した場合の照合動作
は図5と同様である。
は図5と同様である。
【0055】以上より、南京錠等の機械鍵が不要となる
ため、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止で
き、更に、主制御部13が正規コードを作成してメモリ
カード14に書き込むため、メモリカード14に正規コ
ードを事前に書き込む煩わしさを回避することができ
る。また、硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10に対
して固有の値を持つ異なる正規コードを設定すれば、営
業所の作業員が硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10
の何れかの正規コードしか知り得なくなるので、金銭管
理を細分化してセキュリティを更に高めることができ
る。また、作業員が正規コードを目視して確認できるの
で、照合時の誤入力を防止することができる。
ため、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止で
き、更に、主制御部13が正規コードを作成してメモリ
カード14に書き込むため、メモリカード14に正規コ
ードを事前に書き込む煩わしさを回避することができ
る。また、硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10に対
して固有の値を持つ異なる正規コードを設定すれば、営
業所の作業員が硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10
の何れかの正規コードしか知り得なくなるので、金銭管
理を細分化してセキュリティを更に高めることができ
る。また、作業員が正規コードを目視して確認できるの
で、照合時の誤入力を防止することができる。
【0056】[第4の実施の形態]図1における主制御
部1内のROM1aには、図7に示す様に、参照テーブ
ルとして、複数の管理番号および正規コードが1対1に
対応して予め記憶されているものとする。
部1内のROM1aには、図7に示す様に、参照テーブ
ルとして、複数の管理番号および正規コードが1対1に
対応して予め記憶されているものとする。
【0057】このときの設定動作を図8のフローチャー
トを用いて説明する。
トを用いて説明する。
【0058】先ず、端末装置7のキーボード7aの中の
設定釦(図示せず)を押すと、入力制御部2は、設定釦
の押下を表す外部割込要求信号を出力して主制御部1に
供給する。主制御部1は、この外部割込要求信号に応じ
てROM1aから読み出されるプログラム命令の解読内
容に従って、正規コードを確定するための設定モードと
なる[E1]。
設定釦(図示せず)を押すと、入力制御部2は、設定釦
の押下を表す外部割込要求信号を出力して主制御部1に
供給する。主制御部1は、この外部割込要求信号に応じ
てROM1aから読み出されるプログラム命令の解読内
容に従って、正規コードを確定するための設定モードと
なる[E1]。
【0059】その後、主制御部1は、営業所の作業員等
が端末装置7のキーボード7aを操作して管理番号を入
力することにより、入力制御部2がこの管理番号を表す
データ(管理番号データ)を出力して主制御部1に供給
しているかどうかを判別する[E2]。
が端末装置7のキーボード7aを操作して管理番号を入
力することにより、入力制御部2がこの管理番号を表す
データ(管理番号データ)を出力して主制御部1に供給
しているかどうかを判別する[E2]。
【0060】主制御部1は、管理番号データの供給を受
けていないものと判別した場合、管理番号データの供給
を受けるまで判別動作を繰り返す[E2:NO]。一
方、主制御部1は、管理番号データの供給を受けたもの
と判別した場合[E2:YES]、管理番号データをC
PU1b内のレジスタ等に一旦保持する[E3]。
けていないものと判別した場合、管理番号データの供給
を受けるまで判別動作を繰り返す[E2:NO]。一
方、主制御部1は、管理番号データの供給を受けたもの
と判別した場合[E2:YES]、管理番号データをC
PU1b内のレジスタ等に一旦保持する[E3]。
【0061】そして、主制御部1は、ROM1aから管
理番号データに1対1に対応する正規コードを表示させ
るための指示信号を出力し、入力制御部2に供給する。
入力制御部2は、この指示信号に従って、端末装置7の
液晶表示部7bに対応する正規コードを表示させる[E
4]。
理番号データに1対1に対応する正規コードを表示させ
るための指示信号を出力し、入力制御部2に供給する。
入力制御部2は、この指示信号に従って、端末装置7の
液晶表示部7bに対応する正規コードを表示させる[E
4]。
【0062】その後、主制御部1は、営業所の作業員等
が端末装置7の液晶表示部7bの正規コード表示内容を
確認した後にキーボード7aを操作することによって、
入力制御部2が管理番号データをRAM1cに記憶させ
るための指示信号を出力して主制御部1に供給している
かどうかを判別する[E5]。
が端末装置7の液晶表示部7bの正規コード表示内容を
確認した後にキーボード7aを操作することによって、
入力制御部2が管理番号データをRAM1cに記憶させ
るための指示信号を出力して主制御部1に供給している
かどうかを判別する[E5]。
【0063】主制御部1は、管理番号データをRAM1
cに記憶させないものと判別した場合、S2に戻り上記
動作を繰り返す[E5:NO]。一方、管理番号データ
をRAM1cに記憶させるものと判別した場合[E5:
YES]、CPU1b内のレジスタの保持内容を出力さ
せ、RAM1cの特定アドレスに記憶させる[E6]。
以上のステップを実行することにより設定動作を終了す
る。
cに記憶させないものと判別した場合、S2に戻り上記
動作を繰り返す[E5:NO]。一方、管理番号データ
をRAM1cに記憶させるものと判別した場合[E5:
YES]、CPU1b内のレジスタの保持内容を出力さ
せ、RAM1cの特定アドレスに記憶させる[E6]。
以上のステップを実行することにより設定動作を終了す
る。
【0064】次に、管理番号を設定した場合の照合動作
について図9を用いて説明する。尚、この照合動作は、
図3のA4、A5を新たなF4、F5、F6、F7と置
き換えたものであるため、この4ステップF4乃至F7
のみ動作説明を行い、他のステップに関しては動作説明
を省略する。
について図9を用いて説明する。尚、この照合動作は、
図3のA4、A5を新たなF4、F5、F6、F7と置
き換えたものであるため、この4ステップF4乃至F7
のみ動作説明を行い、他のステップに関しては動作説明
を省略する。
【0065】主制御部1は、操作コードの供給を受けた
ものと判別した場合[F3:YES]、ROM1aの参
照テーブルを基に、操作コードが複数種類用意された正
規コードの何れかと一致するかどうかを更に判別する
[F4]。
ものと判別した場合[F3:YES]、ROM1aの参
照テーブルを基に、操作コードが複数種類用意された正
規コードの何れかと一致するかどうかを更に判別する
[F4]。
【0066】主制御部1は、操作コードが複数の正規コ
ードの何れとも一致しないものと判別した場合[F4:
NO]、F8(図3のA6)に進み、カウンタ1dを+
1インクリメントさせる。一方、主制御部1は、操作コ
ードが複数の正規コードの何れかと一致したものと判別
した場合[F4:YES]、一致した正規コードに対応
する管理番号データをCPU1b内のレジスタ等に一旦
保持させる[F5]。また、主制御部1は、RAM1c
内の管理番号データをCPU1b内の他のレジスタ等に
一旦保持させる[F6]。
ードの何れとも一致しないものと判別した場合[F4:
NO]、F8(図3のA6)に進み、カウンタ1dを+
1インクリメントさせる。一方、主制御部1は、操作コ
ードが複数の正規コードの何れかと一致したものと判別
した場合[F4:YES]、一致した正規コードに対応
する管理番号データをCPU1b内のレジスタ等に一旦
保持させる[F5]。また、主制御部1は、RAM1c
内の管理番号データをCPU1b内の他のレジスタ等に
一旦保持させる[F6]。
【0067】そして、主制御部1は、CPU1b内の2
個のレジスタに保持されている管理番号データを同期を
かけて読み出し、両方の管理番号データを比較する[F
7]。
個のレジスタに保持されている管理番号データを同期を
かけて読み出し、両方の管理番号データを比較する[F
7]。
【0068】主制御部1は、両方の管理番号データが一
致しないものと判別した場合[F7:NO]、F8に進
み、カウンタ1dを+1インクリメントさせる。一方、
主制御部1は、両方の管理番号データが一致したものと
判別した場合[F7:YES]、F10(図3のA8)
に進み、電子錠8a、9a、10aを開錠するための動
作を実行する。以上のステップを実行することにより、
照合動作を終了する。
致しないものと判別した場合[F7:NO]、F8に進
み、カウンタ1dを+1インクリメントさせる。一方、
主制御部1は、両方の管理番号データが一致したものと
判別した場合[F7:YES]、F10(図3のA8)
に進み、電子錠8a、9a、10aを開錠するための動
作を実行する。以上のステップを実行することにより、
照合動作を終了する。
【0069】以上より、南京錠等の機械鍵が不要となる
ため、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止で
き、更に、正規コードに管理番号を対応付けたため、正
規コード設定時の操作を簡単とすることができる。ま
た、硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10に対して固
有の値を持つ異なる正規コードを設定すれば、営業所の
作業員が硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10の何れ
かの正規コードしか知り得なくなるので、金銭管理を細
分化してセキュリティを更に高めることができる。
ため、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止で
き、更に、正規コードに管理番号を対応付けたため、正
規コード設定時の操作を簡単とすることができる。ま
た、硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10に対して固
有の値を持つ異なる正規コードを設定すれば、営業所の
作業員が硬貨識別機8、金庫9、紙幣識別機10の何れ
かの正規コードしか知り得なくなるので、金銭管理を細
分化してセキュリティを更に高めることができる。
【0070】[第5の実施の形態]図2において、主制
御部13内のROM1aには、図7に示す様に、参照テ
ーブルとして、複数の管理番号および正規コードが1対
1に対応して予め記憶されているものとする。また、メ
モリカード14には、何れか1つの正規コードに対応す
る管理番号データが予め記憶されているものとする。
御部13内のROM1aには、図7に示す様に、参照テ
ーブルとして、複数の管理番号および正規コードが1対
1に対応して予め記憶されているものとする。また、メ
モリカード14には、何れか1つの正規コードに対応す
る管理番号データが予め記憶されているものとする。
【0071】このときの設定動作を図10のフローチャ
ートを用いて説明する。
ートを用いて説明する。
【0072】先ず、端末装置7のキーボード7aの中の
設定釦(図示せず)を押すと、入力制御部2は、設定釦
の押下を表す外部割込要求信号を出力して主制御部13
に供給する。主制御部13は、この外部割込要求信号に
応じてROM1aから読み出されるプログラム命令の解
読内容に従って、正規コードを確定するための設定モー
ドとなる[G1]。
設定釦(図示せず)を押すと、入力制御部2は、設定釦
の押下を表す外部割込要求信号を出力して主制御部13
に供給する。主制御部13は、この外部割込要求信号に
応じてROM1aから読み出されるプログラム命令の解
読内容に従って、正規コードを確定するための設定モー
ドとなる[G1]。
【0073】そして、主制御部13は、メモリカード1
4が入出力端子1eと接続されているかどうかを判別す
る[G2]。
4が入出力端子1eと接続されているかどうかを判別す
る[G2]。
【0074】主制御部13は、メモリカード14が入出
力端子1eに接続されていないものと判別した場合、こ
の判別動作を繰り返す[G2:NO]。一方、主制御部
13は、メモリカード14が入出力端子1eに接続され
たものと判別した場合[G2:YES]、営業所の作業
員等が端末装置7のキーボード7aを操作することによ
って、入力制御部2がメモリカード14を読み出し状態
とするための指示信号を出力し、主制御部13に供給し
ているかどうかを更に判別する[G3]。
力端子1eに接続されていないものと判別した場合、こ
の判別動作を繰り返す[G2:NO]。一方、主制御部
13は、メモリカード14が入出力端子1eに接続され
たものと判別した場合[G2:YES]、営業所の作業
員等が端末装置7のキーボード7aを操作することによ
って、入力制御部2がメモリカード14を読み出し状態
とするための指示信号を出力し、主制御部13に供給し
ているかどうかを更に判別する[G3]。
【0075】主制御部13は、指示信号が供給されてい
ないものと判別した場合、この判別動作を繰り返す[G
3:NO]。一方、主制御部13は、指示信号が供給さ
れたものと判別した場合[G3:YES]、メモリカー
ド14内の管理番号データを読み出してCPU1b内の
レジスタ等に一旦保持させた後に、ROM1aの参照テ
ーブルを基に、この管理番号データに対応する正規コー
ドを表示させるための指示信号を入力制御部2に供給す
る。入力制御部2は、この指示信号に従って、端末装置
7の液晶表示部7bに正規コードを表示させる[G
4]。
ないものと判別した場合、この判別動作を繰り返す[G
3:NO]。一方、主制御部13は、指示信号が供給さ
れたものと判別した場合[G3:YES]、メモリカー
ド14内の管理番号データを読み出してCPU1b内の
レジスタ等に一旦保持させた後に、ROM1aの参照テ
ーブルを基に、この管理番号データに対応する正規コー
ドを表示させるための指示信号を入力制御部2に供給す
る。入力制御部2は、この指示信号に従って、端末装置
7の液晶表示部7bに正規コードを表示させる[G
4]。
【0076】その後、主制御部13は、営業所の作業員
等が端末装置7の液晶表示部7bの正規コード表示内容
を確認した後にキーボード7aを操作することによっ
て、入力制御部2が管理番号データをRAM1cに記憶
させるための指示信号を出力して主制御部13に供給し
ているかどうかを判別する[G5]。主制御部13は、
管理番号データをRAM1cに記憶させないものと判別
した場合、設定動作を終了する[G5:NO]。一方、
管理番号データをRAM1cに記憶させるものと判別し
た場合[G5:YES]、CPU1b内のレジスタの保
持内容を出力させ、RAM1cの特定アドレスに記憶さ
せる[G6]。以上のステップを実行することにより、
設定動作を終了する。
等が端末装置7の液晶表示部7bの正規コード表示内容
を確認した後にキーボード7aを操作することによっ
て、入力制御部2が管理番号データをRAM1cに記憶
させるための指示信号を出力して主制御部13に供給し
ているかどうかを判別する[G5]。主制御部13は、
管理番号データをRAM1cに記憶させないものと判別
した場合、設定動作を終了する[G5:NO]。一方、
管理番号データをRAM1cに記憶させるものと判別し
た場合[G5:YES]、CPU1b内のレジスタの保
持内容を出力させ、RAM1cの特定アドレスに記憶さ
せる[G6]。以上のステップを実行することにより、
設定動作を終了する。
【0077】尚、管理番号データを設定した場合の照合
動作は図9と同様であり、主制御部1を主制御部13に
置き換えればよい。
動作は図9と同様であり、主制御部1を主制御部13に
置き換えればよい。
【0078】以上より、南京錠等の機械鍵が不要となる
ため、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止で
き、更に、メモリカード14に管理番号データのみを記
録すればよいため、メモリカード14自体の記憶容量を
少なくすることができる。また、硬貨識別機8、金庫
9、紙幣識別機10に対して固有の値を持つ異なる正規
コードを設定すれば、営業所の作業員が硬貨識別機8、
金庫9、紙幣識別機10の何れかの正規コードしか知り
得なくなるので、金銭管理を細分化してセキュリティを
更に高めることができる。
ため、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止で
き、更に、メモリカード14に管理番号データのみを記
録すればよいため、メモリカード14自体の記憶容量を
少なくすることができる。また、硬貨識別機8、金庫
9、紙幣識別機10に対して固有の値を持つ異なる正規
コードを設定すれば、営業所の作業員が硬貨識別機8、
金庫9、紙幣識別機10の何れかの正規コードしか知り
得なくなるので、金銭管理を細分化してセキュリティを
更に高めることができる。
【0079】尚、第1乃至第5の実施の形態において、
電子錠8a、9a、10aにソレノイド等の通電部材を
設けて開閉を行えば、それぞれの電子錠に同じ通電部材
を使用できるため、自動販売機の生産性を向上させるこ
とができる。
電子錠8a、9a、10aにソレノイド等の通電部材を
設けて開閉を行えば、それぞれの電子錠に同じ通電部材
を使用できるため、自動販売機の生産性を向上させるこ
とができる。
【0080】また、端末装置7を使用する代わりに、自
動販売機の前面扉に光通信端子(図示せず)を設け、外
部の携帯用端末からの操作コードを光通信端子を介して
主制御部1、13に供給するようにしてもよい。
動販売機の前面扉に光通信端子(図示せず)を設け、外
部の携帯用端末からの操作コードを光通信端子を介して
主制御部1、13に供給するようにしてもよい。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を得ること
ができる。
ができる。
【0082】請求項1の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠
を設け、この電子錠を開閉制御するものであって、前記
電子錠を開錠するための正規情報が予め設定される制御
部と、操作情報が入力される入力部と、を備え、前記制
御部は、前記正規情報および前記操作情報を比較して一
致したことを検出したとき、前記金銭収容部に前記電子
錠を開錠するための制御信号を出力することを特徴とす
る。よって、金銭収容部に対し南京錠等の鍵を設けなく
て済み、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止
することができる。
は、自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠
を設け、この電子錠を開閉制御するものであって、前記
電子錠を開錠するための正規情報が予め設定される制御
部と、操作情報が入力される入力部と、を備え、前記制
御部は、前記正規情報および前記操作情報を比較して一
致したことを検出したとき、前記金銭収容部に前記電子
錠を開錠するための制御信号を出力することを特徴とす
る。よって、金銭収容部に対し南京錠等の鍵を設けなく
て済み、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止
することができる。
【0083】請求項2の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、請求項1に従属し、前記正規情報は、操作入力する
ことにより前記入力部を介して前記制御部に設定される
ことを特徴とする。よって、金銭回収を行う作業員固有
の正規情報を設定できるため、セキュリティを高めるこ
とができる。
は、請求項1に従属し、前記正規情報は、操作入力する
ことにより前記入力部を介して前記制御部に設定される
ことを特徴とする。よって、金銭回収を行う作業員固有
の正規情報を設定できるため、セキュリティを高めるこ
とができる。
【0084】請求項3の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、請求項1または2に従属し、前記正規情報は、前記
金銭収容部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前
記硬貨識別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応
した内容で前記制御部に設定され、前記制御部は、前記
操作情報が前記正規情報と一致したとき、前記正規情報
に対応する前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前
記金庫の何れかに電子錠を開錠するための制御信号を出
力することを特徴とする。よって、硬貨識別機、紙幣識
別機、金庫それぞれの正規情報を制御部に設定できるた
め、金銭管理を細分化できるとともにセキュリティを更
に高めることができる。
は、請求項1または2に従属し、前記正規情報は、前記
金銭収容部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前
記硬貨識別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応
した内容で前記制御部に設定され、前記制御部は、前記
操作情報が前記正規情報と一致したとき、前記正規情報
に対応する前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前
記金庫の何れかに電子錠を開錠するための制御信号を出
力することを特徴とする。よって、硬貨識別機、紙幣識
別機、金庫それぞれの正規情報を制御部に設定できるた
め、金銭管理を細分化できるとともにセキュリティを更
に高めることができる。
【0085】請求項4の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠
を設け、この電子錠を開閉制御するものであって、前記
電子錠を開錠するための正規情報が予め設定される記録
媒体と、操作情報が入力される入力部と、前記入力部か
ら供給される前記操作情報が前記記録媒体から供給され
る前記正規情報と一致したことを検出したとき、前記金
銭収容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出力
する制御部と、を備えたことを特徴とする。よって、南
京錠等の機械鍵を設けなくて済むため、営業所等による
金銭管理が煩雑となるのを防止でき、更に、記録媒体お
よび正規情報と合致する操作情報がないと電子錠を開錠
できないため、セキュリティを高めることができる。
は、自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠
を設け、この電子錠を開閉制御するものであって、前記
電子錠を開錠するための正規情報が予め設定される記録
媒体と、操作情報が入力される入力部と、前記入力部か
ら供給される前記操作情報が前記記録媒体から供給され
る前記正規情報と一致したことを検出したとき、前記金
銭収容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出力
する制御部と、を備えたことを特徴とする。よって、南
京錠等の機械鍵を設けなくて済むため、営業所等による
金銭管理が煩雑となるのを防止でき、更に、記録媒体お
よび正規情報と合致する操作情報がないと電子錠を開錠
できないため、セキュリティを高めることができる。
【0086】請求項5の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、請求項4に従属し、前記正規情報は、前記金銭収容
部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識
別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応した内容
で前記記録媒体に予め設定され、前記制御部は、前記操
作情報が前記正規情報と一致したとき、前記正規情報に
対応する前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前記
金庫の何れかに電子錠を開錠するための制御信号を出力
することを特徴とする。よって、請求項3と同様に、硬
貨識別機、紙幣識別機、金庫それぞれの正規情報を記録
媒体に設定できるため、金銭管理を細分化できるととも
にセキュリティを更に高めることができる。
は、請求項4に従属し、前記正規情報は、前記金銭収容
部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識
別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応した内容
で前記記録媒体に予め設定され、前記制御部は、前記操
作情報が前記正規情報と一致したとき、前記正規情報に
対応する前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前記
金庫の何れかに電子錠を開錠するための制御信号を出力
することを特徴とする。よって、請求項3と同様に、硬
貨識別機、紙幣識別機、金庫それぞれの正規情報を記録
媒体に設定できるため、金銭管理を細分化できるととも
にセキュリティを更に高めることができる。
【0087】請求項6の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠
を設け、この電子錠を開閉制御するものであって、前記
電子錠を開錠するための正規情報が書き込まれる記録媒
体と、操作情報が入力される入出力部と、前記記録媒体
に対する前記正規情報の書き込み読み出しを行うための
入出力端子を有する制御部と、を備え、前記制御部は、
前記記録媒体が前記入出力端子と接続された状態で、設
定指示が発生すると、前記正規情報を作成して前記記録
媒体に書き込むとともに前記入出力部で前記正規情報を
確認させ、照合指示が発生すると、前記正規情報および
前記操作情報を比較して一致したときのみ、前記金銭収
容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出力する
ことを特徴とする。よって、南京錠等の機械鍵が不要と
なるため、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防
止でき、更に、制御部が正規情報を作成して記録媒体に
書き込むため、記録媒体に正規情報を事前に書き込む煩
わしさを回避することができる。
は、自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠
を設け、この電子錠を開閉制御するものであって、前記
電子錠を開錠するための正規情報が書き込まれる記録媒
体と、操作情報が入力される入出力部と、前記記録媒体
に対する前記正規情報の書き込み読み出しを行うための
入出力端子を有する制御部と、を備え、前記制御部は、
前記記録媒体が前記入出力端子と接続された状態で、設
定指示が発生すると、前記正規情報を作成して前記記録
媒体に書き込むとともに前記入出力部で前記正規情報を
確認させ、照合指示が発生すると、前記正規情報および
前記操作情報を比較して一致したときのみ、前記金銭収
容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出力する
ことを特徴とする。よって、南京錠等の機械鍵が不要と
なるため、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防
止でき、更に、制御部が正規情報を作成して記録媒体に
書き込むため、記録媒体に正規情報を事前に書き込む煩
わしさを回避することができる。
【0088】請求項7の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、請求項6に従属し、前記操作情報は、前記金銭収容
部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識
別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応して前記
制御部で作成された内容が前記記録媒体に書き込まれ、
前記制御部は、前記操作情報が前記正規情報と一致した
とき、前記正規情報に対応する前記硬貨識別機、前記紙
幣識別機、または前記金庫の何れかに電子錠を開錠する
ための制御信号を出力することを特徴とする。よって、
請求項3、5と同様に、硬貨識別機、紙幣識別機、金庫
それぞれに対応して制御部で作成された正規情報を記録
媒体に設定できるため、金銭管理を細分化できるととも
にセキュリティを更に高めることができる。
は、請求項6に従属し、前記操作情報は、前記金銭収容
部としての硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識
別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応して前記
制御部で作成された内容が前記記録媒体に書き込まれ、
前記制御部は、前記操作情報が前記正規情報と一致した
とき、前記正規情報に対応する前記硬貨識別機、前記紙
幣識別機、または前記金庫の何れかに電子錠を開錠する
ための制御信号を出力することを特徴とする。よって、
請求項3、5と同様に、硬貨識別機、紙幣識別機、金庫
それぞれに対応して制御部で作成された正規情報を記録
媒体に設定できるため、金銭管理を細分化できるととも
にセキュリティを更に高めることができる。
【0089】請求項8の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、請求項6または7に従属し、前記入出力部は表示画
面を有し、前記設定指示に基づく前記正規情報は前記表
示画面で確認することを特徴とする。よって、作業員が
正規情報を目視して確認できるので、照合時に誤入力す
るのを防止することができる。
は、請求項6または7に従属し、前記入出力部は表示画
面を有し、前記設定指示に基づく前記正規情報は前記表
示画面で確認することを特徴とする。よって、作業員が
正規情報を目視して確認できるので、照合時に誤入力す
るのを防止することができる。
【0090】請求項9の自動販売機の金銭盗難防止装置
は、自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠
を設け、この電子錠を開閉制御するものであって、前記
電子錠を開錠するための正規情報を管理記号と対応付け
て記憶するメモリと、管理記号または操作情報が入力さ
れる入力部と、前記入力部からの入力に応じて、前記メ
モリの読み出しを行う制御部と、を備え、前記制御部
は、前記入力部から管理記号が供給されたとき、この管
理記号に対応する正規情報を設定し、前記入力部から供
給される操作情報が設定後の正規情報と一致したとき、
前記金銭収容部に前記電子錠を開錠するための制御信号
を出力することを特徴とする。よって、南京錠等の機械
鍵が不要となるため、営業所等による金銭管理が煩雑と
なるのを防止でき、更に、正規情報に管理記号を対応付
けたため、正規情報の設定時の操作を簡単とすることが
できる。
は、自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子錠
を設け、この電子錠を開閉制御するものであって、前記
電子錠を開錠するための正規情報を管理記号と対応付け
て記憶するメモリと、管理記号または操作情報が入力さ
れる入力部と、前記入力部からの入力に応じて、前記メ
モリの読み出しを行う制御部と、を備え、前記制御部
は、前記入力部から管理記号が供給されたとき、この管
理記号に対応する正規情報を設定し、前記入力部から供
給される操作情報が設定後の正規情報と一致したとき、
前記金銭収容部に前記電子錠を開錠するための制御信号
を出力することを特徴とする。よって、南京錠等の機械
鍵が不要となるため、営業所等による金銭管理が煩雑と
なるのを防止でき、更に、正規情報に管理記号を対応付
けたため、正規情報の設定時の操作を簡単とすることが
できる。
【0091】請求項10の自動販売機の金銭盗難防止装
置は、自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子
錠を設け、この電子錠を開閉制御する自動販売機の金銭
盗難防止装置であって、前記電子錠を開錠するための正
規情報を管理記号と対応付けて記憶するメモリと、設定
すべき管理記号を記憶する記録媒体と、正規情報を設定
するための信号または操作情報が入力される入力部と、
前記入力部からの入力に応じて、前記メモリおよび前記
記録媒体の読み出しを行う制御部と、を備え、前記制御
部は、前記入力部から正規情報を設定するための信号が
供給されたとき、前記記録媒体の管理記号に対応する正
規情報を設定し、前記入力部から供給される操作情報が
設定後の正規情報と一致したとき、前記金銭収容部に前
記電子錠を開錠するための制御信号を出力することを特
徴とする。よって、南京錠等の機械鍵が不要となるた
め、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止で
き、更に、記録媒体に管理番号のみを記録すればよいた
め、記録媒体の記憶容量を少なくすることができる。
置は、自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止用の電子
錠を設け、この電子錠を開閉制御する自動販売機の金銭
盗難防止装置であって、前記電子錠を開錠するための正
規情報を管理記号と対応付けて記憶するメモリと、設定
すべき管理記号を記憶する記録媒体と、正規情報を設定
するための信号または操作情報が入力される入力部と、
前記入力部からの入力に応じて、前記メモリおよび前記
記録媒体の読み出しを行う制御部と、を備え、前記制御
部は、前記入力部から正規情報を設定するための信号が
供給されたとき、前記記録媒体の管理記号に対応する正
規情報を設定し、前記入力部から供給される操作情報が
設定後の正規情報と一致したとき、前記金銭収容部に前
記電子錠を開錠するための制御信号を出力することを特
徴とする。よって、南京錠等の機械鍵が不要となるた
め、営業所等による金銭管理が煩雑となるのを防止で
き、更に、記録媒体に管理番号のみを記録すればよいた
め、記録媒体の記憶容量を少なくすることができる。
【0092】請求項11の自動販売機の金銭盗難防止装
置は、請求項9または10に従属し、前記正規情報は、
前記金銭収容部としての硬貨識別機、紙幣識別機、また
は前記硬貨識別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ
対応した内容で前記管理記号とともに前記メモリに記憶
され、前記制御部は、前記操作コードが前記正規情報と
一致したとき、前記正規情報に対応する前記硬貨識別
機、前記紙幣識別機、または前記金庫の何れかに電子錠
を開錠するための制御信号を出力することを特徴とす
る。よって、請求項3、5、7と同様に、硬貨識別機、
紙幣識別機、金庫それぞれに対応した内容で正規情報を
管理記号と対応付けてメモリに設定できるため、金銭管
理を細分化できるとともにセキュリティを更に高めるこ
とができる。
置は、請求項9または10に従属し、前記正規情報は、
前記金銭収容部としての硬貨識別機、紙幣識別機、また
は前記硬貨識別機の余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ
対応した内容で前記管理記号とともに前記メモリに記憶
され、前記制御部は、前記操作コードが前記正規情報と
一致したとき、前記正規情報に対応する前記硬貨識別
機、前記紙幣識別機、または前記金庫の何れかに電子錠
を開錠するための制御信号を出力することを特徴とす
る。よって、請求項3、5、7と同様に、硬貨識別機、
紙幣識別機、金庫それぞれに対応した内容で正規情報を
管理記号と対応付けてメモリに設定できるため、金銭管
理を細分化できるとともにセキュリティを更に高めるこ
とができる。
【0093】請求項12の自動販売機の金銭盗難防止装
置は、請求項1乃至11の何れかに従属し、前記電子錠
は、通電部材と結合され、前記通電部材が前記制御部か
らの制御信号によって通電されたとき、開錠されること
を特徴とする。よって、それぞれの電子錠に同じ通電部
材を使用できるため、自動販売機の生産性を向上させる
ことができる。
置は、請求項1乃至11の何れかに従属し、前記電子錠
は、通電部材と結合され、前記通電部材が前記制御部か
らの制御信号によって通電されたとき、開錠されること
を特徴とする。よって、それぞれの電子錠に同じ通電部
材を使用できるため、自動販売機の生産性を向上させる
ことができる。
【図1】本発明の自動販売機の金銭盗難防止装置を説明
するためのブロック図である。
するためのブロック図である。
【図2】本発明の自動販売機の金銭盗難防止装置を説明
するための他のブロック図である。
するための他のブロック図である。
【図3】第1の実施の形態における照合動作を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図4】第1の実施の形態における設定動作を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態における照合動作を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図6】第3の実施の形態における設定動作を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図7】主制御部内のROMの参照テーブルを表す図で
ある。
ある。
【図8】第4の実施の形態における設定動作を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図9】第4の実施の形態における照合動作を説明する
ためのフローチャートである。
ためのフローチャートである。
【図10】第5の実施の形態における設定動作を説明す
るためのフローチャートである。
るためのフローチャートである。
1、13 主制御部 2 入力制御部 3 硬貨処理制御部 4 紙幣処理制御部 7 端末装置 8 硬貨識別機 8a、9a、10a 電子錠 9 金庫 10 紙幣識別機 14 メモリカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 敏武 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石原 学 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 渡辺 博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 西原 由知 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA22 BB05 BB08 BB09 BB42 CC25 DD01 DD02 DD04 FF06 FF24 FF37 FF44 GG02 GG04 GG05 GG15 3E044 AA01 BA01 BA02 BA04 CA01 CA02 CA03 CB05 CB06 CC03 DA01 DA02 DA04 DA05 DA10 DB02 DB03 DB05 DB15 DB20 DD03 DE01 EA02 EA04 EA08 EA20 EB01 FA02 FA14 FA15
Claims (12)
- 【請求項1】 自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止
用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御する自動販売
機の金銭盗難防止装置であって、 前記電子錠を開錠するための正規情報が予め設定される
制御部と、 操作情報が入力される入力部と、を備え、 前記制御部は、前記正規情報および前記操作情報を比較
して一致したことを検出したとき、前記金銭収容部に前
記電子錠を開錠するための制御信号を出力することを特
徴とする自動販売機の金銭盗難防止装置。 - 【請求項2】 前記正規情報は、操作入力することによ
り前記入力部を介して前記制御部に設定されることを特
徴とする請求項1記載の自動販売機の金銭盗難防止装
置。 - 【請求項3】 前記正規情報は、前記金銭収容部として
の硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識別機の余
剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応した内容で前記制
御部に設定され、前記制御部は、前記操作情報が前記正
規情報と一致したとき、前記正規情報に対応する前記硬
貨識別機、前記紙幣識別機、または前記金庫の何れかに
電子錠を開錠するための制御信号を出力することを特徴
とする請求項1または2記載の自動販売機の金銭盗難防
止装置。 - 【請求項4】 自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止
用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御する自動販売
機の金銭盗難防止装置であって、 前記電子錠を開錠するための正規情報が予め設定される
記録媒体と、 操作情報が入力される入力部と、 前記入力部から供給される前記操作情報が前記記録媒体
から供給される前記正規情報と一致したことを検出した
とき、前記金銭収容部に前記電子錠を開錠するための制
御信号を出力する制御部と、 を備えたことを特徴とする自動販売機の金銭盗難防止装
置。 - 【請求項5】 前記正規情報は、前記金銭収容部として
の硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識別機の余
剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応した内容で前記記
録媒体に予め設定され、前記制御部は、前記操作情報が
前記正規情報と一致したとき、前記正規情報に対応する
前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、または前記金庫の何
れかに電子錠を開錠するための制御信号を出力すること
を特徴とする請求項4記載の自動販売機の金銭盗難防止
装置。 - 【請求項6】 自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止
用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御する自動販売
機の金銭盗難防止装置であって、 前記電子錠を開錠するための正規情報が書き込まれる記
録媒体と、 操作情報が入力される入出力部と、 前記記録媒体に対する前記正規情報の書き込み読み出し
を行うための入出力端子を有する制御部と、を備え、 前記制御部は、前記記録媒体が前記入出力端子と接続さ
れた状態で、設定指示が発生すると、前記正規情報を作
成して前記記録媒体に書き込むとともに前記入出力部で
前記正規情報を確認させ、照合指示が発生すると、前記
正規情報および前記操作情報を比較して一致したときの
み、前記金銭収容部に前記電子錠を開錠するための制御
信号を出力することを特徴とする、自動販売機の金銭盗
難防止装置。 - 【請求項7】 前記操作情報は、前記金銭収容部として
の硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識別機の余
剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応して前記制御部で
作成された内容が前記記録媒体に書き込まれ、前記制御
部は、前記操作情報が前記正規情報と一致したとき、前
記正規情報に対応する前記硬貨識別機、前記紙幣識別
機、または前記金庫の何れかに電子錠を開錠するための
制御信号を出力することを特徴とする請求項6記載の自
動販売機の金銭盗難防止装置。 - 【請求項8】 前記入出力部は表示画面を有し、前記設
定指示に基づく前記正規情報は前記表示画面で確認する
ことを特徴とする請求項6または7記載の自動販売機の
金銭盗難防止装置。 - 【請求項9】 自動販売機内部の金銭収容部に盗難防止
用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御する自動販売
機の金銭盗難防止装置であって、 前記電子錠を開錠するための正規情報を管理記号と対応
付けて記憶するメモリと、 管理記号または操作情報が入力される入力部と、 前記入力部からの入力に応じて、前記メモリの読み出し
を行う制御部と、を備え、 前記制御部は、前記入力部から管理記号が供給されたと
き、この管理記号に対応する正規情報を設定し、前記入
力部から供給される操作情報が設定後の正規情報と一致
したとき、前記金銭収容部に前記電子錠を開錠するため
の制御信号を出力することを特徴とする自動販売機の金
銭盗難防止装置。 - 【請求項10】 自動販売機内部の金銭収容部に盗難防
止用の電子錠を設け、この電子錠を開閉制御する自動販
売機の金銭盗難防止装置であって、 前記電子錠を開錠するための正規情報を管理記号と対応
付けて記憶するメモリと、 設定すべき管理記号を記憶する記録媒体と、 正規情報を設定するための信号または操作情報が入力さ
れる入力部と、 前記入力部からの入力に応じて、前記メモリおよび前記
記録媒体の読み出しを行う制御部と、を備え、 前記制御部は、前記入力部から正規情報を設定するため
の信号が供給されたとき、前記記録媒体の管理記号に対
応する正規情報を設定し、前記入力部から供給される操
作情報が設定後の正規情報と一致したとき、前記金銭収
容部に前記電子錠を開錠するための制御信号を出力する
ことを特徴とする自動販売機の金銭盗難防止装置。 - 【請求項11】 前記正規情報は、前記金銭収容部とし
ての硬貨識別機、紙幣識別機、または前記硬貨識別機の
余剰硬貨を収納する金庫にそれぞれ対応した内容で前記
管理記号とともに前記メモリに記憶され、前記制御部
は、前記操作情報が前記正規情報と一致したとき、前記
正規情報に対応する前記硬貨識別機、前記紙幣識別機、
または前記金庫の何れかに電子錠を開錠するための制御
信号を出力することを特徴とする請求項10または11
記載の自動販売機の金銭盗難防止装置。 - 【請求項12】 前記電子錠は、通電部材と結合され、
前記通電部材が前記制御部からの制御信号によって通電
されたとき、開錠されることを特徴とする請求項1乃至
11の何れかに記載の自動販売機の金銭盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37270199A JP2001188945A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 自動販売機の金銭盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37270199A JP2001188945A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 自動販売機の金銭盗難防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001188945A true JP2001188945A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=18500911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37270199A Withdrawn JP2001188945A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 自動販売機の金銭盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001188945A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012067515A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Nihon Medi Physics Co Ltd | 電子錠 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37270199A patent/JP2001188945A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012067515A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Nihon Medi Physics Co Ltd | 電子錠 |
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