JP2001188243A - 液晶表示素子 - Google Patents

液晶表示素子

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JP2001188243A
JP2001188243A JP37236199A JP37236199A JP2001188243A JP 2001188243 A JP2001188243 A JP 2001188243A JP 37236199 A JP37236199 A JP 37236199A JP 37236199 A JP37236199 A JP 37236199A JP 2001188243 A JP2001188243 A JP 2001188243A
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JP
Japan
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mark
liquid crystal
crystal display
alignment
pair
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Withdrawn
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JP37236199A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Hida
泰宏 飛田
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Kyocera Display Corp
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Kyocera Display Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極間ピッチが0.1mm未満の場合におい
ても、液晶表示パネルの端子部と外部回路基板との位置
合わせを手動で正確に行なえるようにする。 【解決手段】 液晶表示パネル10の端子部11と外部
回路基板20とを、それらに対向的に形成されているア
ライメントマーク対40により手動で位置決めするにあ
たって、一方のアライメントマーク41を、所定形状と
された幹マーク410と、同幹マーク410より短冊状
電極12と平行に引き出された枝マーク411とから構
成し、他方のアライメントマーク42を、中央に幹マー
ク410と同形状のブランク部を有する枠マーク420
と、同枠マーク420から枝マーク411の両辺に沿っ
てそれぞれが同一幅で形成された少なくとも一対のライ
ンマーク422とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示素子に関
し、さらに詳しく言えば、液晶表示パネルに液晶駆動用
の外部回路基板を接続する際に用いられるアライメント
マークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルには引出電極が形成され
た端子部が設けられており、その端子部に液晶駆動用の
外部回路基板が接続される。この接続を手動で行なう場
合、位置あわせのためのアライメントマークが用いられ
ている。その一例を図3および図4により説明する。
【0003】液晶表示パネル10は一対の透明電極基板
を備えているが、その内の一方の透明電極基板には端子
部11が設けられており、この端子部11には透明電極
に連なる短冊状電極を所定ピッチで並列的に配列してな
る引出電極群12が形成されている。
【0004】この端子部11に、例えばTCP(tap
e carrier package)基板やフレキシ
ブルプリント配線板などの外部回路基板20が接続され
る。外部回路基板20には、引出電極群12に対応する
接続電極群21が形成されている。なお、図3におい
て、接続電極群21は外部回路基板20の裏面側に設け
られている。
【0005】引出電極群12と接続電極群21は向かい
合わせとされ、図示しない異方性導電膜を介して接続さ
れる。その際の位置合わせを容易とするため、端子部1
1と外部回路基板20とにはアライメントマーク対30
が設けられている。通常、このアライメントマーク対3
0は各電極群12,21の両側に配置されるが、同一構
成であるため、その一方のアライメントマーク対30に
ついて図4により説明する。
【0006】この従来例におけるアライメントマーク対
30は、例えば端子部11側に設けられた四角マーク3
1と、外部回路基板20側に設けられた四角枠マーク3
2の組み合わせよりなる。なお、四角枠マーク32は接
続電極群21とともに、外部回路基板20の裏面側に形
成されるが、説明の便宜上、図4では実線で示されてい
る。
【0007】四角マーク31は透明電極および引出電極
群12とともに、ITO(インジウム錫酸化物)により
例えば0.4mm角の正四角形に形成されている。四角
枠マーク32は接続電極群21などと同じく銅箔により
形成され、その中央部分は四角マーク31と同形状の抜
きパターンとされている。
【0008】したがって、例えばカメラで撮像しながら
四角枠マーク32内に四角マーク31が丁度入るように
例えば外部回路基板20側の位置を調整することによ
り、引出電極群12に対して接続電極群21を合わせる
ことができる。なお、外部回路基板(フレキシブル基
板)20は着色されているため、カメラは端子部11の
裏面側から撮像する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】電極間ピッチが0.1
mm程度までは、このアライメントマーク対30により
位置合わせ可能であり、また、四角マーク31と四角枠
マーク32との間に僅かな遊び(例えば15μm程度)
を持たせることにより、手動での位置合わせを容易にし
ていた。
【0010】しかしながら、近年の小型化、表示の高精
細化に伴なって、電極間ピッチが0.1mm未満となる
と、上記のアライメントマーク対30では、その遊び分
により往々にして15μm程度のずれが生じ、接続の信
頼性が保てない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、その目的は、電極
間ピッチが0.1mm未満の場合においても、端子部と
外部回路基板との位置合わせを手動にて正確に行なうこ
とができるアライメントマークを備えた液晶表示素子を
提供することにある。
【0012】上記目的を達成するため、本発明は、複数
の短冊状電極を所定ピッチで並列的に配列してなる引出
電極群が形成された端子部を有する液晶表示パネルと、
上記引出電極群に対応するように複数の短冊状電極を並
列的に配列してなる接続電極群を有する液晶駆動用の外
部回路基板とを含み、上記端子部および上記外部回路基
板の各々に対向的に形成されているアライメントマーク
対により、視覚的に上記引出電極群と上記接続電極群と
を位置決めして、それらの各電極群同士を導電手段を介
して電気的に接続してなる液晶表示素子において、上記
アライメントマーク対をなす一方のアライメントマーク
は、所定形状とされた幹マークと、同幹マークより上記
短冊状電極と平行に引き出された枝マークとを有し、上
記アライメントマーク対をなす他方のアライメントマー
クは、中央に上記幹マークと同形状のブランク部(抜き
パターン)を有する環状に形成された枠マークと、同枠
マークから上記枝マークの両辺に沿ってそれぞれが同一
幅で形成された少なくとも一対のラインマークとを備え
ていることを特徴としている。
【0013】この構成によれば、枠マーク内に幹マーク
が入るようにすることにより粗調整が行なわれ、続いて
ラインマーク間に枝マークが入るようにすることにより
微調整を行なうことができる。したがって、本発明にお
いて、上記ラインマーク間の幅は、上記短冊状電極間の
ピッチ幅よりも小さくされていることが好ましい。
【0014】また、本発明の好ましい態様として、上記
一方のアライメントマークは、上記幹マークより上記短
冊状電極に対して直交する方向に引き出された第2枝マ
ークを有するとともに、上記他方のアライメントマーク
には、上記枠マークより上記第2枝マークの両辺に沿っ
てそれぞれが同一幅で形成された少なくとも一対の第2
ラインマークが形成されているとよい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図1により本発明の実施例
について説明する。なお、図1には先に説明の図4と同
じく、端子部11および外部回路基板20のアライメン
トマークが設けられている一部分のみが示されている
が、全体的な構成は先に説明した図3を参照されたい。
また、外部回路基板20において、接続電極群21およ
びアライメントマークは裏面側に設けられており、本来
鎖線で示されるべきであるが、説明の便宜上、実線で示
されている。
【0016】本発明の液晶表示素子において、アライメ
ントマーク対40は、液晶表示パネル10の端子部11
側に形成された第1アライメントマーク41と、外部回
路基板20側に形成された第2アライメントマーク42
との組み合わせよりなる。なお、このアライメントマー
ク対40は各電極群12,21の反対側にも設けられて
いる。
【0017】この実施例において、端子部11側の第1
アライメントマーク41は引出電極群12と同じくIT
Oパターンよりなり、正四角形状に形成されたベタパタ
ーンの幹マーク410と、同幹マーク410の上下の対
向する2辺から引出電極群12の短冊状電極と平行に引
き出された枝マーク411,411とを備えている。ま
た、幹マーク410の左右の対向する2辺にも枝マーク
412,412が引出電極群12の短冊状電極と直交す
る方向に引き出されている。
【0018】幹マーク410は、従来例の四角マーク3
1と同じく例えば0.4mm角であってよい。また、各
枝マーク411,412はともに、同一幅W1として各
辺の中央から引き出されており、長さは任意であってよ
い。枝マークの幅W1は、50〜100μmの範囲であ
ることが好ましく、電極間ピッチに応じてこの範囲内か
ら枝マークの幅W1を選択すればよい。
【0019】外部回路基板20側の第2アライメントマ
ーク42は接続電極群21と同じく銅箔パターンよりな
り、中央部分が上記幹マーク410と同形状のブランク
部(抜きパターン)とされた枠マーク420と、同枠マ
ーク420の上下の対向する2辺から接続電極群21の
短冊状電極と平行に引き出された脚マーク421,42
1とを備えている。
【0020】この場合、各脚マーク421は、上記枝マ
ーク411の両辺に沿うようにそれぞれが同一幅W2で
平行に形成された一対のラインマーク422,422を
有している。すなわち、ラインマーク422,422間
の幅は枝マーク411の幅W1に等しく、例えば枝マー
ク411の幅W1が50μmであれば、ラインマーク4
22,422間の幅も50μmに設定される。ラインマ
ーク422の幅W2に特に制限はないが、目視による位
置合わせを容易とするには細い方が好ましく、この実施
例では15μmとしている。
【0021】また、ラインマーク422の幅W2を液晶
表示素子を製造するときの管理値としてもよい。例え
ば、端子部11の引出電極群12と外部回路基板20の
接続電極群21との位置合わせを正確に行なったとして
も、接続時に他の要因で位置ずれが発生することがあ
り、この位置ずれの許容値を上記幅W2とすることで、
液晶表示素子の良否判定に使用することができる。
【0022】また、この実施例においては、枠マーク4
20の対向する左右の2辺にも脚マーク423,423
が接続電極群21の短冊状電極と直交する方向に引き出
されている。この脚マーク423は、上記枝マーク41
2に対応するもので、脚マーク421と同じく、枝マー
ク412の両辺に沿うようにそれぞれが同一幅W2で平
行に形成された一対のラインマーク424,424を備
えている。
【0023】端子部11の引出電極群12に、外部回路
基板20の接続電極群21を位置合わせするには、ま
ず、粗調整として枠マーク420内に幹マーク410が
入るように例えば外部回路基板20の位置を調整する。
【0024】次に、微調整としてラインマーク422,
422間およびラインマーク424,424間に、対応
する枝マーク411,412がそれぞれ完全に入るよう
に例えば外部回路基板20の位置を調整する。これによ
れば、引出電極群12と接続電極群21とのずれを従来
のアライメントマーク対30(図4参照)に比べて半分
以下にすることができる。また、電極間ピッチ50μm
まで、手動での位置合わせが可能となる。
【0025】なお、この位置合わせは例えばCCDカメ
ラで、このアライメントマーク対40を撮像しディスプ
レイ上に拡大表示して、その画面を見ながら行なうが、
外部回路基板20がポリイミド樹脂よりなるフレキシブ
ル基板である場合、外部回路基板20は着色されている
ため、アライメントマーク対40の撮像は端子部11の
裏面側から行なうとよい。
【0026】また、引出電極群12と接続電極群21は
図示しない異方性導電膜を介して電気的に接続される
が、アライメントマーク対40を避けるようにして異方
性導電膜を配置することが好ましい。
【0027】このアライメントマーク対40は図2のよ
うに変形されてもよい。すなわち、一例として第1アラ
イメントマーク41の幹マーク410を円形とし、これ
に対応して第2アライメントマーク42の枠マーク42
0も円形にする。このほかに、幹マーク410および枠
マーク420を楕円形や三角形、もしくは星形などとし
てもよい。
【0028】上記実施例とは反対に、第1アライメント
マーク41を外部回路基板20側に形成し、第2アライ
メントマーク42を端子部11側に形成してもよい。ま
た、上記実施例では、引出電極群12と接続電極群21
の上下方向(短冊状電極の長さ方向)のずれを調整可能
とするため、第1アライメントマーク41側に左右方向
に延びる枝マーク412を設けるとともに、第2アライ
メントマーク42にそれに対応する脚マーク423を設
けているが、本発明において、この枝マーク412,脚
マーク423は任意的な構成要素である。
【0029】なお、本発明において、枝マーク411お
よび脚マーク421は必須の構成要素であるが、上記実
施例のように必ずしも2つ設ける必要はなく、いずれか
一方は省略されてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電極間ピッチが50μmまで手動にて位置合わせするこ
とができる。したがって、自動機を導入しなくてもよい
ため、設備投資が安くなる。また、ずれを最小限に抑え
ることができるため、接続の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示素子に含まれる液晶表示パネ
ルの端子部と外部回路基板の各要部を並置して示した平
面図。
【図2】本発明によるアライメントマーク対の変形例を
示した平面図。
【図3】従来例を示した模式的平面図。
【図4】上記従来例で使用されているアライメントマー
ク対を説明するための図1と同様な平面図。
【符号の説明】
10 液晶表示パネル 11 端子部 12 引出電極群 20 外部回路基板 21 接続電極群 40 アライメントマーク対 41 第1アライメントマーク 410 幹マーク 411,412 枝マーク 42 第2アライメントマーク 420 枠マーク 421,423 脚マーク 422,424 ラインマーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の短冊状電極を所定ピッチで並列的
    に配列してなる引出電極群が形成された端子部を有する
    液晶表示パネルと、上記引出電極群に対応するように複
    数の短冊状電極を並列的に配列してなる接続電極群を有
    する液晶駆動用の外部回路基板とを含み、上記端子部お
    よび上記外部回路基板の各々に対向的に形成されている
    アライメントマーク対により、視覚的に上記引出電極群
    と上記接続電極群とを位置決めして、それらの各電極群
    同士を導電手段を介して電気的に接続してなる液晶表示
    素子において、 上記アライメントマーク対をなす一方のアライメントマ
    ークは、所定形状とされた幹マークと、同幹マークより
    上記短冊状電極と平行に引き出された枝マークとを有
    し、 上記アライメントマーク対をなす他方のアライメントマ
    ークは、中央に上記幹マークと同形状のブランク部を有
    する環状に形成された枠マークと、同枠マークから上記
    枝マークの両辺に沿ってそれぞれが同一幅で形成された
    少なくとも一対のラインマークとを備えていることを特
    徴とする液晶表示素子。
  2. 【請求項2】 上記ラインマーク間の幅が、上記短冊状
    電極間のピッチ幅よりも小さくされている請求項1に記
    載の液晶表示素子。
  3. 【請求項3】 上記一方のアライメントマークは、上記
    幹マークより上記短冊状電極に対して直交する方向に引
    き出された第2枝マークを有するとともに、上記他方の
    アライメントマークには、上記枠マークより上記第2枝
    マークの両辺に沿ってそれぞれが同一幅で形成された少
    なくとも一対の第2ラインマークが形成されている請求
    項1または2に記載の液晶表示素子。
JP37236199A 1999-12-28 1999-12-28 液晶表示素子 Withdrawn JP2001188243A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004038495A1 (ja) * 2002-10-28 2004-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 配線基板の接続構造と液晶表示パネルの接続構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004038495A1 (ja) * 2002-10-28 2004-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 配線基板の接続構造と液晶表示パネルの接続構造
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Effective date: 20070306