JP2001188194A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001188194A
JP2001188194A JP2000162757A JP2000162757A JP2001188194A JP 2001188194 A JP2001188194 A JP 2001188194A JP 2000162757 A JP2000162757 A JP 2000162757A JP 2000162757 A JP2000162757 A JP 2000162757A JP 2001188194 A JP2001188194 A JP 2001188194A
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JP
Japan
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light
optical path
optical
optical element
path changing
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JP2000162757A
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English (en)
Inventor
Hisashi Tento
久 天藤
Masato Tanaka
真人 田中
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量化、小型化、高視野化、シースルー機能の
共存が可能な表示装置を提供する。 【解決手段】出射機構2から出射される画像表示光L
は、観察者の眼Eの前方に配置される第1光学素子11
と、この第1光学素子11の前方に空間4を介して配置さ
れる第2光学素子12とを有する接眼光学系3により、観
察者の眼Eに導かれる。その画像表示光Lは、第1光学
素子11における第2光学素子12との対向面である第1光
路変更面11aにおいて、第2光学素子12における第1光
学素子11との対向面である第2光路変更面12aに向かう
ように光路変更された後に、第2光路変更面12aにおい
て第1光路変更面11aに向かうように光路変更される。
しかる後に画像表示光Lが第1光学素子11を透過するよ
うに、その第1光学素子11は、入射光の一部を光路変更
すると共に一部を透過させるビームスプリット機能を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、腰のベルトや装身
具等を介して身体に纏うウエアラブルコンピュータや、
ナップサックやポケットに入れて携帯できる携帯電話器
等の通信機器のような、卓上以外の環境でも利用可能な
情報機器のためのモニタに適した表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】身体に纏う形態の情報機器用の表示器と
しては、頭部に装着する形態が主流である。図13に示
す第1従来例の表示装置においては、表示器101から
出射される画像表示光Lは、ハーフミラー等により構成
されるコンバイナ102の反射面102aにおいて反射
されることで、この表示装置を装着した観察者の眼Eに
導かれる。これにより、観察者は観察対象の虚像を視認
できると共に、そのコンバイナ102を透過する光によ
り前方実在物も視認できる。
【0003】図14に示す第2従来例の表示装置におい
ては、表示器201から出射される画像表示光Lは、プ
リズムにより構成されるビームスプリッタ202を透過
した後にミラー203の反射面203aにおいて反射さ
れ、しかる後にビームスプリッタ202の反射面202
aにおいて反射されることで、この表示装置を装着した
観察者の眼Eに導かれる。これにより、観察者は観察対
象の虚像を視認できると共に、そのビームスプリッタ2
02を透過する光により前方実在物も視認できる。ここ
では、そのビームスプリッタ202の反射面202aは
平端面とされ、そのミラー203の反射面203aは回
転対称な曲面とされ、そのミラー203の反射面203
aの中心軸に沿って入射した光は、その中心軸に沿って
反射される。
【0004】図15に示す第3従来例の表示装置におい
ては、表示器301から出射される画像表示光Lは、ハ
ーフミラー等により構成される第1コンバイナ302の
平坦な反射面302aにおいて反射され、次にハーフミ
ラー等により構成される第2コンバイナ303の球面に
沿う反射面303aにおいて反射され、しかる後に第1
コンバイナ302を透過することで、この表示装置を装
着した観察者の眼Eに導かれる。これにより、観察者は
観察対象の虚像を視認できると共に、そのコンバイナ3
02、303を透過する光により前方実在物も視認でき
る。ここでは、その第2コンバイナ303の反射面30
3aの中心軸に沿って入射した光は、その中心軸に沿っ
て反射される。
【0005】図16に示す第4従来例の表示装置におい
ては、表示器401から出射される画像表示光Lは、プ
リズム402における第1光路変更面402aを透過す
ると共に屈折され、次に、第2光路変更面402bにお
いて反射され、次に、その第2光路変更面402bに対
向する第3光路変更面402cにおいて反射され、しか
る後に第2光路変更面402bを透過すると共に屈折さ
れることで、この表示装置を装着した観察者の眼Eに導
かれる。これにより、観察者は観察対象の虚像を視認で
きる。ここでは、各光路変更面402a、402b、4
02cは少なくとも一つの面が非球面とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1従来例の表示装置
では、視野角を大きくすると観察対象の虚像のぼけや歪
みが大きくなり、光学性能を十分に満足させることがで
きない。
【0007】第2従来例の表示装置では、光学性能を満
足させつつ視野角を大きくすると、サイズが大きく、重
量が増加するため、身体に装着して眼前に配置する上で
好ましくない。
【0008】第3従来例の表示装置では、光学性能を満
足させつつ視野角を大きくすると、サイズが大きく、前
方に大きく突出するため、身体に装着して眼前に配置す
る上で好ましくない。
【0009】第4従来例の表示装置では、光学性能を満
足させつつ視野角を大きくし、サイズを小さくできる
が、プリズム402により各光路変更面402a、40
2b、402cが構成されるために重量が大きくなる。
そのため、表示装置を装着した観察者の負担が大きくな
る。また、表示装置を眼前に配置して移動する場合、観
察者は前方実在物を視認できるシースルー機能を有する
ことが望まれる。しかし、第4従来例の表示装置におい
ては、プリズム402の第2、第3光路変更面402
b、402cの間隔、すなわちプリズム402の厚さが
不均一であるため、観察者は前方実在物を正しく視認で
きない。また、そのプリズム402に同一材質の光学素
子を貼り合わせ、その貼り合わせられたプリズム402
と光学素子の合計厚さが均一であれば、観察者は前方実
在物を歪みなく正しく視認できるが、そうすると重量が
さらに増大する。
【0010】また、各従来例における画像表示光は表示
器から直接に出射されるものであり、反射型表示器を用
いて観察対象の虚像を形成するものではなかった。
【0011】本発明は、上記問題を解決することのでき
る表示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像表示光の
出射機構と、接眼光学系とを備え、その接眼光学系によ
り前記画像表示光が観察者の眼に導かれることで、観察
対象の虚像が形成される表示装置において、その接眼光
学系は、観察者の眼の前方に配置される第1光学素子
と、この第1光学素子の前方に空間を介して配置される
第2光学素子とを有し、その第1光学素子における第2
光学素子との対向面は第1光路変更面とされ、その第2
光学素子における第1光学素子との対向面は第2光路変
更面とされ、前記画像表示光の出射機構は、その第1光
路変更面に向かって画像表示光を出射するように配置さ
れ、その画像表示光が第1光路変更面において第2光路
変更面に向かうように光路変更された後に第2光路変更
面において第1光路変更面に向かうように光路変更され
るように、両光路変更面の相対位置が定められ、その画
像表示光が第1、第2光路変更面において光路変更され
た後に第1光学素子を透過するように、その第1光学素
子は、入射光の一部を光路変更すると共に一部を透過さ
せるビームスプリット機能を有することを特徴とする。
本発明の構成によれば、画像表示光は、接眼光学系の第
1光学素子における第2光学素子との対向面により構成
される第1光路変更面において光路変更され、次に第2
光学素子における第1光学素子との対向面により構成さ
れる第2光路変更面において光路変更され、次に第1光
学素子を透過することで、観察者の眼に導かれる。これ
により、観察者は観察対象の虚像を視認できる。その第
1光学素子と第2光学素子の間に空間が介在するので重
量を軽減できる。
【0013】その第1光路変更面と第1通過面は非球面
とされ、その第1光学素子は厚さが不均一な板状とされ
ているのが好ましい。これにより、接眼光学系を設計す
る上での自由度が大きくなり、光学性能を向上して観察
対象の虚像のぼけや歪みを小さくできる。
【0014】その第2光学素子は、入射光の一部を光路
変更すると共に一部を透過させるビームスプリット機能
を有し、その第2光学素子における反観察者側の面は第
2通過面とされ、前記第2光路変更面と第2通過面は非
球面とされ、その第2光学素子は厚さが不均一な板状と
されているのが好ましい。これにより、接眼光学系の前
方からの光が第1、第2光学素子を透過することで観察
者は前方実在物を視認できる。さらに、観察対象の虚像
のぼけや歪みを小さくするために第1光学素子を厚さが
不均一な板状にする場合、第1光学素子のみを介して前
方実在物を視認したとすると歪みにより適正に視認でき
ないが、第2光路変更面と第2通過面を非球面として第
2光学素子を厚さが不均一な板状とすることにより、そ
の歪みを低減できる。この場合、前記第1光路変更面、
第2光路変更面、第1通過面、および第2通過面を、互
いに形状が異なる自由曲面とすることで、接眼光学系を
設計する上での自由度を可及的に大きくし、観察対象の
虚像のぼけや歪みを可及的に小さくし、且つ、前方実在
物の視認時の歪みをよりいっそう適正化できる。
【0015】その第1光学素子と第2光学素子とは、そ
れぞれ厚さが均一な板状とされ、その第2光学素子は、
入射光の一部を光路変更すると共に一部を透過させるビ
ームスプリット機能を有するのが好ましい。これによ
り、接眼光学系の前方からの光が第1、第2光学素子を
透過することで観察者は前方実在物を視認できる。
【0016】視野角を大きくすると共に、光学性能を向
上して観察対象の虚像のぼけや歪みを小さくする接眼光
学系を設計する上では、その第1光路変更面と第2光路
変更面の中の一方は画像表示光を光路変更する際に発散
する形状を有し、他方は画像表示光を光路変更する際に
収束する形状を有するのが好ましく、また、その第1光
路変更面と第2光路変更面の中の少なくとも一方が、自
由曲面や軸はずし回転対称非球面等の非球面であるのが
好ましい。
【0017】画像表示光の出射機構は、光源と、反射型
表示器と、リレー光学系とを備え、そのリレー光学系
は、その光源と反射型表示器とに対向する第3光路変更
面を有する第3光学素子を備え、その光源は、その第3
光路変更面に向かって光を出射するように配置され、そ
の光源から第3光路変更面に至った光は、その反射型表
示器に向かうように光路変更され、その反射型表示器に
至った光は、その第3光路変更面に向かうように反射さ
れた画像表示光とされ、その第3光路変更面に至った画
像表示光を第1光路変更面に導くことができるように、
その第3光学素子は入射光の一部を光路変更すると共に
一部を透過させるビームスプリット機能を有するのが好
ましい。これにより、反射型表示器を用いてコンパクト
な構成で画像表示光を出射できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明の第1実施形態
の小型表示装置1は、ケーシング(図示省略)により覆
われる画像表示光出射機構2と接眼光学系3とを備え、
観察者の頭部や腕等の身体や、身体に装着されるヘルメ
ットや眼鏡等に、ヘッドセット、ベルト、バンド、クリ
ップ等を介して装着されたり、携帯電話や腕時計等の各
種携帯機器に装着されたり、手に持った状態で使用され
る。その接眼光学系3により画像表示光Lが観察者の一
方の眼Eに導かれることで、観察対象の虚像が形成され
る。
【0019】その接眼光学系3は、観察対象の虚像の視
認時に観察者の眼Eの前方に配置される第1光学素子1
1と、この第1光学素子11の前方に空間4を介して配
置される第2光学素子12とを有する。その第1光学素
子11と第2光学素子12とは、それぞれ厚さが均一な
板状とされている。また、その第1光学素子11と第2
光学素子12とは、それぞれハーフミラーやホログラム
素子により構成されるコンバイナとされ、これにより、
入射光の一部を光路変更すると共に一部を透過させるビ
ームスプリット機能を有する。
【0020】その第1光学素子11における第2光学素
子12との対向面は第1光路変更面11aとされ、その
第2光学素子12における第1光学素子11との対向面
は第2光路変更面12aとされている。両光路変更面1
1a、12aの間が上記空間4とされる。各光路変更面
11a、12aへの入射光は、各光学素子11、12が
ハーフミラーにより構成される時は反射により光路変更
され、ホログラム素子により構成される時は回折により
光路変更される。
【0021】また、その第1光学素子11における観察
者側の面、すなわち観察者の眼Eとの対向面は第1通過
面11bとされている。その第2光学素子12における
反観察者側の面は第2通過面12bとされている。
【0022】その第1光路変更面11aと第2光路変更
面12aの中の一方は入射光を発散させる形状を有し、
他方は入射光を収束させる形状を有する。本実施形態で
は第1光路変更面11aが入射光を発散させる凸曲面形
状を有し、第2光路変更面12aが入射光を収束させる
凹曲面形状とされている。
【0023】その第1光路変更面11aと第2光路変更
面12aの中の少なくとも一方は、軸はずし回転対称非
球面や自由曲面等の非球面とされる。例えば、両光路変
更面11a、12aとも自由曲面としてもよいし、何れ
か一方のみを自由曲面あるいは軸はずし回転対称非球面
としてもよいし、両方を軸はずし回転対称非球面として
もよい。
【0024】その軸はずし回転対称非球面は、xyz座
標空間において下記の数式(1)で示す形状関数により
特定される非球面において、その非球面の回転対称軸か
ら偏心した中心を有する面で表すことができる。なお、
その数式において、ρ2 =x2+y2 、c=1/Rであ
る。また、その数式は、2次曲面係数Kと非球面係数α
iとを零とした時に球面を表し、その球面の半径がRで
あり、少なくとも一つの非球面係数は零ではない。
【0025】
【数1】
【0026】その画像表示光の出射機構2は、上記接眼
光学系3の上方に配置される光源21と、反射型液晶表
示器22と、リレー光学系とを備える。
【0027】そのリレー光学系は、その光源21と反射
型表示器22とに対向する第3光路変更面33aを有す
る第3光学素子33を備える。その第3光学素子33
は、ハーフミラーやホログラム素子により構成されるコ
ンバイナとされ、これにより、入射光の一部を光路変更
すると共に一部を透過させるビームスプリット機能を有
する。本実施形態では、その第3光学素子33は厚さが
均一な板状とされ、その第3光路変更面33aは平坦面
とされている。
【0028】その光源21は、その第3光路変更面33
aに向かって光L′を出射するように配置されている。
その光源21から第3光路変更面33aに至った光L′
は、その第3光路変更面33aにおいて反射型液晶表示
器22に向かうように光路変更される。その反射型液晶
表示器22に至った光L′は、その第3光路変更面33
aに向かうように反射された画像表示光Lとされる。上
記のように第3光学素子33はビームスプリット機能を
有するので、その第3光路変更面33aに至った画像表
示光Lは第3光学素子33を透過して第1光路変更面1
1aに導かれる。すなわち、画像表示光の出射機構2
は、第1光路変更面11aに向かって画像表示光Lを出
射できる。
【0029】その出射機構2から出射された画像表示光
Lが第1光路変更面11aにおいて第2光路変更面12
aに向かうように光路変更された後に第2光路変更面1
2aにおいて第1光路変更面11aに向かうように、両
光路変更面11a、12aの相対位置が定められてい
る。その第1光学素子11は上記のように入射光の一部
を光路変更すると共に一部を透過させるビームスプリッ
ト機能を有することから、その第1、第2光路変更面1
1a、12aにおいて光路変更された画像表示光Lは第
1光学素子11を透過する。
【0030】上記構成によれば、第1光学素子11を透
過した画像表示光Lが観察者の眼Eに導かれることで観
察対象の虚像が視認される。また、第2光学素子12
は、上記のように入射光の一部を光路変更すると共に一
部を透過させるビームスプリット機能を有することか
ら、接眼光学系3の前方からの光が第1、第2光学素子
11、12を透過することで観察者は前方実在物を視認
できる。その第1光学素子11と第2光学素子12の間
に空間4が介在するので重量を軽減できる。また、第1
光路変更面11aと第2光路変更面12aの中の一方は
画像表示光Lを光路変更する際に発散する形状を有し、
他方は画像表示光Lを光路変更する際に収束する形状を
有し、両光路変更面11a、12aの中の少なくとも一
方は非球面であるので、視野角を大きくすると共に、光
学性能を向上して観察対象の虚像のぼけや歪みを小さく
できる接眼光学系3の設計ができる。さらに、反射型液
晶表示器22を用いてコンパクトな構成で画像表示光L
を出射できる。
【0031】図2を参照して本発明の第2実施形態の小
型表示装置51を説明する。ここで上記第1実施形態と
同様部分は同一符号で示す。この第2実施形態の表示装
置51における画像表示光の出射機構52は、光源21
と、反射型液晶表示器22と、リレー光学系と、偏光板
54とを備える。
【0032】そのリレー光学系は、その光源21と反射
型液晶表示器22とに対向する第3光路変更面53aを
有する第3光学素子53を備える。その第3光路変更面
53aはS偏光を高反射すると共にP偏光を高透過する
ものとされ、これにより、第3光学素子53は入射光の
一部を光路変更すると共に一部を透過させるビームスプ
リット機能を有する。本第2実施形態では、その第3光
学素子53はプリズムにより構成されているが、等厚の
板状であってもよい。
【0033】その光源21は、その第3光路変更面53
aに向かって光L′を出射するように配置されている。
その偏光板54は光源21と第3光路変更面53aとの
間に配置され、その光源21から出射される光L′から
S偏光を抽出する。その偏光板54を通過して第3光路
変更面53aに至った光L′のS偏光成分は、その第3
光路変更面53aにおいて反射型液晶表示器22に向か
うように光路変更される。その反射型液晶表示器22は
旋光性を有し、入射した光L′のS偏光成分をP偏光の
画像表示光Lとする。そのP偏光の画像表示光Lは第3
光路変更面53aを透過し、第1光路変更面11aに導
かれる。すなわち、画像表示光の出射機構52は、第1
光路変更面11aに向かって画像表示光Lを出射するこ
とができる。
【0034】他は上記第1実施形態と同様とされ、これ
により第2実施形態の表示装置51は第1実施形態の表
示装置1と同様の作用効果を奏することができる。
【0035】図3を参照して本発明の第3実施形態の小
型表示装置1′を説明する。ここで上記第1実施形態と
同様部分は同一符号で示す。この第3実施形態の表示装
置1′における接眼光学系3′の第1光学素子11′は
厚さが不均一な板状とされ、その第1光学素子11′に
おける第1光路変更面11a′と第1通過面11b′は
自由曲面や軸はずし回転対称非球面等の非球面とされて
いる。例えば、その第1光路変更面11a′の非球面形
状と第1通過面11b′の非球面形状とを互いに異なる
形状とすることで第1光学素子11′の厚さは不均一に
される。また、その第1光路変更面11a′の非球面形
状と第1通過面11b′の非球面形状とが互いに同一形
状である場合は、両面11a′、11b′を互いに平行
にならないように相対配置することで第1光学素子1
1′の厚さは不均一にされ、例えば、両面11a′、1
1b′が中心軸を有する非球面形状である場合は両中心
軸を互いからずらすようにする。また、第2光学素子1
2′も厚さが不均一な板状とされ、その第2光学素子1
2′における第2光路変更面12a′と第2通過面12
b′も非球面とされるのが好ましい。さらに、その第1
光路変更面11a′、第1通過面11b′、第2光路変
更面12a′および第2通過面12b′が、互いに形状
が異なる自由曲面とされるのがより好ましい。他は上記
第1実施形態と同様の構成を有するものとされている。
【0036】上記第3実施形態の表示装置1′によれ
ば、第1光学素子11′は厚さが不均一な板状であって
第1光路変更面11a′と第1通過面11b′は非球面
とされるので、接眼光学系3′を設計する上での自由度
が大きくなり、光学性能を向上して観察対象の虚像のぼ
けや歪みを小さくできる。また、第1、第2光学素子1
1′、12′を透過する光により観察者は前方実在物を
視認でき、この際、第1光学素子11′が厚さが不均一
な板状であっても、第2光路変更面12a′と第2通過
面12b′を非球面として第2光学素子12′を厚さが
不均一な板状とすることにより、前方実在物を視認する
際の歪みを低減できる。さらに、第1光路変更面11
a′、第1通過面11b′、第2光路変更面12a′、
第2通過面12b′を互いに形状が異なる自由曲面とす
ることで、接眼光学系3′を設計する上での自由度を可
及的に大きくし、観察対象の虚像のぼけや歪みを可及的
に小さくし、且つ、前方実在物の視認時の歪みをよりい
っそう適正化できる。他は第1実施形態と同様の作用効
果を奏することができる。
【0037】本発明は上記各実施形態に限定されない。
例えば、光源は面光源、点光源等を問わず、点光源を使
用する場合は、光源と第3光学素子の間に、拡散板、輝
度向上用プリズムシート、フレネルレンズ、マイクロレ
ンズ等を配置しても良い。反射型液晶表示器はカラーフ
ィルタを内蔵することでカラー画像を形成可能なもので
もよいし、カラーフィルタのないモノクロ画像を形成す
るものでもよい。R(赤)、G(緑)、B(青)の3色
光を時分割発光する光源と、フィールドシーケンシャル
駆動されてR(赤)、G(緑)、B(青)用のモノクロ
画像を時分割に形成する反射型液晶表示器とを組み合わ
せ、観察対象の虚像をカラー表示してもよい。第2光学
素子12、12′を全反射ミラーにより構成してもよ
い。また、画像表示光の出射機構2として、画像表示光
を直接に出射するバックライト付液晶表示器等の自発光
型表示器を用いてもよい。また、画像表示光を観察者の
両方の眼に導くようにしてもよい。第2実施形態におい
て、第3光路変更面53aはP偏光を反射すると共にS
偏光を透過するものとし、偏光板54が光のP偏光成分
を抽出し、反射型液晶表示器においてP偏光の入射光が
反射されてS偏光の画像表示光になるものであってもよ
い。また、図4の変形例に示すように、反射型液晶表示
器22を、第3光学素子53を介して光源21と対面す
るように配置し、偏光板54により抽出されたP偏光成
分が第3光路変更面53aを高透過し、反射型液晶表示
器22で反射されてS偏光の画像表示光となり、その画
像表示光が第3光路変更面53aで高反射し、第1光路
変更面11aに向かう形態であってもよい。なお、図4
において上記実施形態と同様部分は同一符号で示す。ま
た、第2実施形態や変形例における接眼光学系3を第3
実施形態の接眼光学系3′に代えてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明は、軽量化、小型化、高視野化、
シースルー機能の共存が可能で、また、反射型表示器を
用いて画像表示光を出射可能な表示装置を提供できる。
【0039】
【第1実施例】図5は、上記第1実施形態において、第
1光路変更面11a、第2光路変更面12a、および第
1光学素子11における観察者の眼Eとの対向面である
第1通過面11bを自由曲面により構成した場合の光路
を示す。本第1実施例では、その自由曲面を、xyz座
標空間において下記の数式(2)で示す自由曲面形状関
数により特定した。なお、その自由曲面形状関数におけ
るCnmは自由曲面係数であり、また、本実施例では7
次の項まで近似したが、その次数は特に限定されない。
【0040】
【数2】
【0041】以下の表1に、観察者の眼E、第1光路変
更面11a、第2光路変更面12a、第1通過面11
b、反射型液晶表示器22の画像表示面22aの頂点位
置、および法線の傾き角θを示す。観察者の眼Eは平坦
面とみなす。また、頂点位置は、画像表示面22aの中
心から画像表示面22aに直交して出射した画像表示光
Lと、眼Eに対応する平坦面との交点を原点とし、その
画像表示光Lと各面11a、11b、12a、22aと
の交点をXZ座標で示す。正面を向く観察者を基準にし
て、前後方向をZ軸、上下方向をX軸、左右方向をY軸
とする。また、法線の傾き角θは、眼Eに対応する平坦
面の原点における法線の傾き角を零とし、各面11a、
11b、12a、22aの頂点位置における法線の傾き
角を、上方に向かう方向を正として示す。また、第1光
学素子11の材質はポリカーボネート(PC)とした。
なお、第3光学素子33は光路への影響が小さいことか
ら無視している。以下の表2に、第1光学素子11にお
ける第1光路変更面11aと、第1通過面11bの自由
曲面係数を示す。以下の表3に、第2光学素子12にお
ける第2光路変更面12aの自由曲面係数を示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【表3】
【0045】図6は、眼Eにおける25の点座標位置か
ら画像表示面22aに向かい光線を逆追跡し、画像表示
面22aにおける到達点をプロットしたスポットの拡大
図を示す。各スポットは、設定した瞳サイズ(直径5m
m)の範囲で瞳を動かした場合において、光線を逆追跡
した場合に設定した表示視野範囲(垂直画角15度、水
平画角20度、対角画角25度)に分布する25の点虚
像であり、その径は光学系の収差に対応する。各スポッ
トの最大直径は0.12mmであった。これより、本発
明の光学系における収差は小さく、明瞭な虚像を形成で
きることを確認できる。
【0046】図7は、図6の各スポットの中心を破線で
結ぶことで得られる16の四角形それぞれの、理想的な
形状からの歪みを示すディストーション図であり、基準
点から各スポットの中心までの距離の理想距離に対する
誤差の割合として求めた歪みの最大値は3.6%であっ
た。これより、本発明により形成される観察対象の虚像
の歪みは小さく、明瞭な虚像を形成できることを確認で
きる。
【0047】
【第2実施例】図8は、上記第3実施形態において、第
1光路変更面11a′、第2光路変更面12a′、第1
通過面11b′、及び第2通過面12b′を自由曲面に
より構成した場合の光路を示す。本第2実施例では、そ
の自由曲面を、xyz座標空間において数式(2)で示
す自由曲面形状関数により特定した。なお、その自由曲
面形状関数における自由曲面係数Cnmは、本実施例で
は7次の項まで近似したが、その次数は特に限定されな
い。
【0048】以下の表4に、観察者の眼E、第1通過面
11b′、第1光路変更面11a′、第2光路変更面1
2a′、第2通過面12b′、反射型液晶表示器22の
画像表示面22a、実在面の頂点位置、および法線の傾
き角θを示す。観察者の眼Eは平坦面とみなす。また、
頂点位置は、画像表示面22aの中心から画像表示面2
2aに直交して出射した画像表示光Lと、眼Eに対応す
る平坦面との交点を原点とし、その画像表示光Lと各面
11b′、11a′、12a′、12b′、22aとの
交点をXZ座標で示す。正面を向く観察者を基準にし
て、前後方向をZ軸、上下方向をX軸、左右方向をY軸
とする。また、法線の傾き角θは、眼Eに対応する平坦
面の原点における法線の傾き角を零とし、各面11
b′、11a′、12a′、12b′、22aの頂点位
置における法線の傾き角を、上方に向かう方向を正とし
て示す。また、第1光学素子11′の材質はポリカーボ
ネート(PC)とした。なお、第3光学素子33は光路
への影響が小さいことから無視している。以下の表5に
第1通過面11b′の自由曲面係数を示し、以下の表6
に第1光路変更面11a′の自由曲面係数を示し、以下
の表7に第2光路変更面12a′の自由曲面係数を示
し、以下の表8に第2通過面12b′の自由曲面係数を
示す。
【0049】
【表4】
【0050】
【表5】
【0051】
【表6】
【0052】
【表7】
【0053】
【表8】
【0054】図9は、眼Eにおける25の点座標位置か
ら画像表示面22aに向かい光線を逆追跡し、画像表示
面22aにおける到達点をプロットしたスポットの拡大
図を示す。各スポットは、設定した瞳サイズ(直径5m
m)の範囲で瞳を動かした場合において、光線を逆追跡
した場合に設定した表示視野範囲(垂直画角15度、水
平画角20度、対角画角25度)に分布する25の点虚
像であり、その径は光学系の収差に対応する。各スポッ
トの最大直径は第1実施例の0.12mmより小さい
0.073mmであった。これより、第3実施形態では
光学系における収差はより小さく、より明瞭な虚像を形
成できることを確認できる。
【0055】図10は、図9の各スポットの中心を破線
で結ぶことで得られる16の四角形それぞれの、理想的
な形状からの歪みを示すディストーション図であり、基
準点から各スポットの中心までの距離の理想距離に対す
る誤差の割合として求めた歪みの最大値は第1実施例の
3.6%より小さい2.2%であった。これより、第3
実施形態では観察対象の虚像の歪みをより小さく、より
明瞭な虚像を形成できることを確認できる。
【0056】図11は、眼Eにおける25の点座標位置
から表示装置1′の前方における実在面に向かい光線を
逆追跡し、その実在面における到達点をプロットしたス
ポットの拡大図を示す。各スポットは、設定した瞳サイ
ズ(直径5mm)の範囲で瞳を動かした場合において、
光線を逆追跡した場合に設定した表示視野範囲(垂直画
角15度、水平画角20度、対角画角25度)に分布す
る25の点虚像であり、その径は光学系の収差に対応す
る。各スポットの最大直径は1.1mmであった。これ
より、光学系における収差を小さくし、明瞭な実在物を
視認できるのを確認できる。
【0057】図12は、図11の各スポットの中心を破
線で結ぶことで得られる16の四角形それぞれの、理想
的な形状からの歪みを示すディストーション図であり、
基準点から各スポットの中心までの距離の理想距離に対
する誤差の割合として求めた歪みの最大値は2.3%で
あった。これより、前方実在物の視認時の歪みを小さく
し、明瞭に視認できることを確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の表示装置の構成説明図
【図2】本発明の第2実施形態の表示装置の構成説明図
【図3】本発明の第3実施形態の表示装置の構成説明図
【図4】本発明の変形例の表示装置の構成説明図
【図5】本発明の第1実施例の光路図
【図6】本発明の第1実施例のスポット図
【図7】本発明の第1実施例のディストーション図
【図8】本発明の第2実施例の光路図
【図9】本発明の第2実施例の観察対象虚像のスポット
【図10】本発明の第2実施例の観察対象虚像のディス
トーション図
【図11】本発明の第2実施例の前方実在物のスポット
【図12】本発明の第2実施例の前方実在物のディスト
ーション図
【図13】第1従来例の表示装置の構成説明図
【図14】第2従来例の表示装置の構成説明図
【図15】第3従来例の表示装置の構成説明図
【図16】第4従来例の表示装置の構成説明図
【符号の説明】
1、1′、51 表示装置 2 画像表示光の出射機構 3、3′ 接眼光学系 4 空間 11、11′ 第1光学素子 11a、11a′ 第1光路変更面 11b、11b′ 第1通過面 12、12′ 第2光学素子 12a、12a′ 第2光路変更面 12b、12b′ 第2通過面 21 光源 22 反射型液晶表示器 33、53 第3光学素子 33a、53a 第3光路変更面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 358 G09F 9/00 358 Fターム(参考) 2H087 KA00 LA12 RA41 RA43 TA01 TA04 TA06 UA01 2H088 EA10 HA20 HA21 HA22 HA28 MA04 2H091 FA10Z FA14Z FA15Z FA41Z LA17 MA02 5G435 AA00 AA18 BB12 BB16 DD03 EE22 FF05 GG01 GG08 GG09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像表示光の出射機構と、接眼光学系とを
    備え、その接眼光学系により前記画像表示光が観察者の
    眼に導かれることで、観察対象の虚像が形成される表示
    装置において、その接眼光学系は、観察者の眼の前方に
    配置される第1光学素子と、この第1光学素子の前方に
    空間を介して配置される第2光学素子とを有し、その第
    1光学素子における第2光学素子との対向面は第1光路
    変更面とされ、その第2光学素子における第1光学素子
    との対向面は第2光路変更面とされ、前記画像表示光の
    出射機構は、その第1光路変更面に向かって画像表示光
    を出射するように配置され、その画像表示光が第1光路
    変更面において第2光路変更面に向かうように光路変更
    された後に第2光路変更面において第1光路変更面に向
    かうように光路変更されるように、両光路変更面の相対
    位置が定められ、その画像表示光が第1、第2光路変更
    面において光路変更された後に第1光学素子を透過する
    ように、その第1光学素子は、入射光の一部を光路変更
    すると共に一部を透過させるビームスプリット機能を有
    することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】その第1光学素子における観察者側の面は
    第1通過面とされ、その第1光路変更面と第1通過面は
    非球面とされ、その第1光学素子は厚さが不均一な板状
    とされている請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】その第2光学素子は、入射光の一部を光路
    変更すると共に一部を透過させるビームスプリット機能
    を有し、その第2光学素子における反観察者側の面は第
    2通過面とされ、前記第2光路変更面と第2通過面は非
    球面とされ、その第2光学素子は厚さが不均一な板状と
    されている請求項2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】前記第1光路変更面、第2光路変更面、第
    1通過面、および第2通過面は、互いに形状が異なる自
    由曲面とされている請求項3に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】その第1光学素子と第2光学素子とは、そ
    れぞれ厚さが均一な板状とされ、その第2光学素子は、
    入射光の一部を光路変更すると共に一部を透過させるビ
    ームスプリット機能を有する請求項1に記載の表示装
    置。
  6. 【請求項6】その第1光路変更面と第2光路変更面の中
    の少なくとも一方が、非球面である請求項1または5に
    記載の表示装置。
  7. 【請求項7】その第1光路変更面と第2光路変更面の中
    の一方は入射光を発散させる形状を有し、他方は入射光
    を収束させる形状を有する請求項1〜6の中の何れかに
    記載の表示装置。
  8. 【請求項8】画像表示光の出射機構は、光源と、反射型
    表示器と、リレー光学系とを備え、そのリレー光学系
    は、その光源と反射型表示器とに対向する第3光路変更
    面を有する第3光学素子を備え、その光源は、その第3
    光路変更面に向かって光を出射するように配置され、そ
    の光源から第3光路変更面に至った光は、その反射型表
    示器に向かうように光路変更され、その反射型表示器に
    至った光は、その第3光路変更面に向かうように反射さ
    れた画像表示光とされ、その第3光路変更面に至った画
    像表示光を第1光路変更面に導くことができるように、
    その第3光学素子は入射光の一部を光路変更すると共に
    一部を透過させるビームスプリット機能を有する請求項
    1〜7の中の何れかに記載の表示装置。
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