JP2007298588A - 表示装置 - Google Patents
表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007298588A JP2007298588A JP2006124736A JP2006124736A JP2007298588A JP 2007298588 A JP2007298588 A JP 2007298588A JP 2006124736 A JP2006124736 A JP 2006124736A JP 2006124736 A JP2006124736 A JP 2006124736A JP 2007298588 A JP2007298588 A JP 2007298588A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical element
- optical
- observer
- display device
- image display
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lenses (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
【解決手段】 観察者の眼の前方に配置される第1光学素子11と、第1光学素子11の前方に空間を介して配置される第2光学素子12とを有する接眼光学系3と、第1光学素子11に向けて画像表示光を前後方向に対して斜め方向から出射する出射機構2とを備え、画像表示光Lは、第1光学素子11で第2光学素子12に向かうように反射され、さらに、第2光学素子12で第1光学素子11に向かうように反射された後、第1光学素子11を透過することにより、観察者の眼Eに導かれる表示装置1であって、接眼光学系3は、出射機構2と第1光学素子11との間に、くさび形状である第3光学素子13を備え、画像表示光Lは、第3光学素子13を透過することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
また、表示装置200では、光学性能を満足させつつ視野角を大きくすると、サイズが大きくなるので、重量が増加するため、眼前に配置するには困難であった。
また、表示装置300では、光学性能を満足させつつ視野角を大きくすると、サイズが大きくなり前方に大きく突出するため、眼前に配置するには好ましくなかった。
このとき、画像表示光は、斜め方向から第1光学素子に向かうように出射されることにより、出射機構から第1光学素子までの距離が出射機構の出射面上の各点で異なるため、第1光学素子の各点での画像表示光の拡散(拡がり)の程度が異なるようになる。すなわち出射機構から第1光学素子までの距離が長いほど、画像表示光の拡散(拡がり)が大きくなる。この拡散(拡がり)に対し、画像表示光がくさび形の第3光学素子を透過させることにより拡散(拡がり)を調整し、光学性能を向上させているので、観察対象の虚像のぼけや歪みを小さくしたり、接眼光学系を設計する上での自由度を大きくしたりすることができる。
また、上記の発明において、前記出射機構は、前記第1光学素子に向けて画像表示光を上方から出射し、前記第3光学素子の上下方向の厚さは、前記第1光学素子側より第2光学素子側が厚くなるようにしてもよい。
本発明によれば、画像表示光は、上方から第1光学素子に向かうように出射されることにより、出射機構から第1光学素子までの距離が各点で異なるため、第1光学素子の各点での画像表示光の拡散(拡がり)の程度が異なるが、上下方向の厚さが第1光学素子側より第2光学素子側が厚くなる第3光学素子で画像表示光を透過させることにより、第2光学素子側を透過する画像表示光は拡散の程度を調整されるので、観察対象の虚像のぼけや歪みを小さくしたり、接眼光学系を設計する上での自由度を大きくしたりすることができる。
なお、第3光学素子の上下方向の厚さとは、第3光学素子を透過する画像表示光の進行方向のことをいう。よって、画像表示光は、第3光学素子の上面から入射し、第3光学素子の下面から出射することになる。
そして、上記の発明において、前記第1光学素子における観察者側の反対面、及び/又は、前記第2光学素子における観察者側の面は、自由曲面でないようにしてもよい。
本発明によれば、光学性能を向上させているので、接眼光学系を設計する上で自由曲面を使用しなくても、観察対象の虚像のぼけや歪みを軽減できる。よって、第1光学素子及び第2光学素子の製造が容易になり、歩留まりも向上する。
第3光学素子13の上下方向の厚さは、第1光学素子11側より第2光学素子12側が厚くなっている。よって、第2光学素子12側を透過する画像表示光Lは、拡散の程度を抑制されることにより、第1光路変更面11aでの拡散の程度を調整されている。
Z=cyy2/(1+{1−(1+K)cy 2y2}1/2)・・(2)
また、第1光学素子11及び第2光学素子12はビームスプリット機能を有するので、接眼光学系3の前方からの光が第1光学素子11及び第2光学素子12を透過することにより、観察者は前方実在物を視認できる。
また、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色光を時分割発光する光源と、フィールドシーケンシャル駆動されてR(赤)、G(緑)、B(青)用のモノクロ画像を時分割に形成する反射型液晶表示器とを組み合わせることにより、観察対象の虚像をカラー表示してもよい。
また、上記出射機構としては、画像表示光を直接に出射するバックライト付液晶表示器等の透過型表示器が用いられてもよいし、自発光型表示器が用いられてもよい。
上記第四光学素子は、キューブ型ビームスプリッタが用いられてもよい。なお、ビーム型ビームスプリッタとは、例えば、プリズムを2つ貼り合せ、キューブ形状とし、その貼り合せ部にビームスプリッタ機能を有するコートを施したものである。
(実施例1)
出射機構2及び接眼光学系3を備える表示装置1を準備した。なお、第3光学素子13は、PMMAで形成されている。
第3光学素子13を除いたほかは、実施例1と同様の表示装置を準備した。
実施例1及び比較例1に係る表示装置を用いて、64の点座標位置(観察者の眼)から画像表示面に向かい光線を逆追跡し、画像表示面における到達点をプロッ
トした。プロットされた64の点座標位置は、表示視野範囲(垂直画角12度、水平画角16度、対角画角20度)に分布する64の点虚像を形成し、設定した瞳サイズ(直径5mm)の範囲で瞳を動かして点虚像を測定した。そのスポットの拡大図を作成することにより、点虚像の収差を観察した。また、観察された点虚像の中心と、理想的な形状となる49の四角形とをディストーション図で比較した。これにより、理想的な形状からの歪みを観察した。なお、実施例1に係る表示装置1のスポットの拡大図及びディストーション図を図3に、比較例1に係る表示装置のスポットの拡大図及びディストーション図を図4に示す。
2 出射機構
3 接眼光学系
11 第1光学素子
12 第2光学素子
13 第3光学素子
L 画像表示光
E 観察者の眼
Claims (4)
- 観察者の眼の前方に配置される第1光学素子と、当該第1光学素子の前方に空間を介して配置される第2光学素子とを有する接眼光学系と、
前記第1光学素子に向けて画像表示光を前後方向に対して斜め方向から出射する出射機構とを備え、
前記画像表示光は、前記第1光学素子で第2光学素子に向かうように反射され、さらに、前記第2光学素子で第1光学素子に向かうように反射された後、前記第1光学素子を透過することにより、観察者の眼に導かれる表示装置であって、
前記接眼光学系は、前記出射機構と第1光学素子との間に、くさび形状である第3光学素子を備え、
前記画像表示光は、前記第3光学素子を透過することを特徴とする表示装置。 - 前記出射機構は、前記第1光学素子に向けて画像表示光を上方から出射し、
前記第3光学素子の上下方向の厚さは、前記第1光学素子側より第2光学素子側が厚くなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記第1光学素子における観察者側の反対面、及び/又は、前記第2光学素子における観察者側の面は、自由曲面でないことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
- 前記第1光学素子における観察者側の反対面、及び/又は、前記第2光学素子における観察者側の面は、軸はずし回転対称非球面であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006124736A JP4940747B2 (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006124736A JP4940747B2 (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007298588A true JP2007298588A (ja) | 2007-11-15 |
JP4940747B2 JP4940747B2 (ja) | 2012-05-30 |
Family
ID=38768151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006124736A Expired - Fee Related JP4940747B2 (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4940747B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010185947A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Shimadzu Corp | 表示装置 |
JP2010224016A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Denso Corp | 画像表示装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000249976A (ja) * | 1999-03-04 | 2000-09-14 | Mr System Kenkyusho:Kk | 画像表示装置 |
JP2001188194A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-07-10 | Shimadzu Corp | 表示装置 |
JP2002107657A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-10 | Mixed Reality Systems Laboratory Inc | 画像表示装置及びそれを用いたヘッドマウントディスプレイ |
JP2002107658A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Olympus Optical Co Ltd | 画像観察光学系 |
-
2006
- 2006-04-28 JP JP2006124736A patent/JP4940747B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000249976A (ja) * | 1999-03-04 | 2000-09-14 | Mr System Kenkyusho:Kk | 画像表示装置 |
JP2001188194A (ja) * | 1999-10-20 | 2001-07-10 | Shimadzu Corp | 表示装置 |
JP2002107657A (ja) * | 2000-09-27 | 2002-04-10 | Mixed Reality Systems Laboratory Inc | 画像表示装置及びそれを用いたヘッドマウントディスプレイ |
JP2002107658A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Olympus Optical Co Ltd | 画像観察光学系 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010185947A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Shimadzu Corp | 表示装置 |
JP2010224016A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Denso Corp | 画像表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4940747B2 (ja) | 2012-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11656460B2 (en) | Method of manufacturing optical device with first and second optical elements having reflective units | |
CN108803023B (zh) | 单眼大视场近眼显示模组、显示方法及头戴式显示设备 | |
US9618750B2 (en) | Head mounted display | |
TWI645216B (zh) | 虛像顯示裝置 | |
US8786686B1 (en) | Head mounted display eyepiece with integrated depth sensing | |
JP4508655B2 (ja) | 光導体光学装置 | |
CN100538437C (zh) | 一种头盔显示器的光学系统 | |
JP6221732B2 (ja) | 虚像表示装置 | |
JP5240214B2 (ja) | 表示装置 | |
US20130016292A1 (en) | Eyepiece for near-to-eye display with multi-reflectors | |
KR101421199B1 (ko) | 헤드 마운티드 디스플레이 광학계 | |
CN103180773A (zh) | 具有可以安置在用户头部上的保持装置的显示装置 | |
JP5152101B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2003029199A (ja) | 着用型ディスプレーシステム | |
US12013540B2 (en) | Method of manufacturing optical device having array of reflective units on optical element surfaces | |
JP2002323672A (ja) | 光路分割素子及びそれを用いた画像表示装置 | |
JP5370071B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2001117045A (ja) | 表示装置 | |
KR101362873B1 (ko) | 헤드 마운티드 디스플레이 광학계 | |
JP2017049290A (ja) | 導光装置及び虚像表示装置 | |
JP4940747B2 (ja) | 表示装置 | |
JP6417657B2 (ja) | 虚像表示装置 | |
JP2009134034A (ja) | 表示装置 | |
JP5119628B2 (ja) | 表示装置 | |
JP2018066799A (ja) | 画像表示装置と光学シースルーディスプレイ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080807 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110322 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110405 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120131 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120213 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4940747 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |