JP5240214B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、腰のベルトや装身具等を介して身体に纏うウエアラブルコンピュータや、ナップサックやポケットに入れて携帯できる携帯電話器等の通信機器のような、卓上以外の環境で利用可能な情報機器のためのモニタに適した表示装置に関する。
身体に纏う形態の情報機器用の表示装置としては、眼鏡型の形態が主流となりつつある。図5は、観察者の頭部に装着される従来の眼鏡型ディスプレイ(表示装置)を示す外観図である。また、図6は、観察者の頭部に装着される従来の眼鏡型ディスプレイの平面の概略構成を示す光路図である。
眼鏡型ディスプレイ401は、眼鏡と似た外観をしており、画像表示光Lを出射するユニット部Uと、ユニット部Uからの画像表示光Lを内部で反射させながら観察者の眼Eに導く基板であるライトガイド404と、ユニット部Uとライトガイド404とが取り付けられるフレーム部Fとを備える(例えば、特許文献1参照)。
なお、眼鏡型ディスプレイ401は右眼用であり、遠方を見ている状態の右眼Eの中心に原点を有したXYZ座標系を定義する。Z方向は観察者の前方であり、Y方向は観察者の下方であり、X方向は観察者の左方である。
ユニット部Uは、出射方向に垂直である面に表示領域(X×Y)となる画像を形成して画像表示光Lを出射する透過型液晶表示器(表示素子)402を有する出射機構Sと、観察対象の虚像を形成する光学系403と、制御部410とを備える。
出射機構Sは、光源(図示せず)と、透過型液晶表示器402とを備える。透過型液晶表示器402は、制御部410からの画像信号に基づいて、出射方向に垂直である面に表示領域(X×Y)となる画像を形成し、その画像表示光Lを角度範囲θ(例えば、20°)で出射する。
光学系403は、表示領域の全範囲(X×Y)の画像表示光Lを透過させる第一光学素子を有する。これにより、光学系403は、表示領域の全範囲(X×Y)の画像表示光Lを透過させながら、観察対象の虚像を形成する。
ライトガイド404は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され出射機構Sの前方(Z方向)に配置される平面形状の入射面441と、他端部に形成され観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面442と、空気との界面によって入射面441と出射面442との間に形成される側面群443とを有する。
側面群443は、X方向から見ると四角形状となり、第一面443aと、第一面443aとZ方向で対向する第二面443bと、第三面(図示せず)と、第三面とY方向で対向する第四面(図示せず)とを有する。
出射面442は、平面形状の第一出射面442aと、平面形状の第二出射面442bとを有する。そして、X方向において順番に、第一出射面442aと、第二出射面442bとなるように配置されている。さらに、X方向に対する第一出射面442aの角度と、X方向に対する第二出射面442bの角度とは、Y方向から見ると同じα(例えば、24°)となるように配置されている。
そして、第一出射面442aと第二出射面442bとは、入射した画像表示光Lの光束の一部を反射するとともに、画像表示光Lの光束の一部を透過することが可能なビームスプリッタ面となっている。
このようなライトガイド404において、入射面441は、光学系403からの表示領域(X×Y)の画像表示光Lを略X方向(設定方向)へと反射させる。そして、第一面443aと第二面443bとは、表示領域(X×Y)の画像表示光Lを交互に複数回反射しながら、第一出射面442aに導く。ここで、透過型液晶表示器402の表示位置aから出射される画像表示光Laは、第一出射面442aで一部の光束が反射されて観察者の眼Eに導かれ、一方、表示位置bから出射される画像表示光Lbは、第一出射面442aで一部の光束が透過する。つまり、画像表示光Laが第一面443aから第一出射角度ψで出射して、観察者の眼Eに導かれる。
また、透過型液晶表示器402の表示位置bから出射される画像表示光Lbは、第一出射面442aで一部の光束が透過し、第二面443bで光束が反射され、第一出射面442aで光束が透過し、第一面443aで光束が反射され、第二出射面442bで一部の光束が反射されて観察者の眼Eに導かれる。つまり、画像表示光Lbが第一面443aから第二出射角度ψで出射して、観察者の眼Eに導かれる。
その結果、角度範囲θ(例えば、20°)の画像表示光Lの光束が、観察者の眼Eに導かれることになる。
特表2003−536102号公報
ところで、このような眼鏡型ディスプレイ401では、画像表示光Lの光束が、効率よく観察者の眼Eに導かれるようにするため、図7に示すように、ライトガイド404の外部に画像表示光Lが漏れないように角度βを大きくするとともに、図8に示すように、第一出射面442aの裏面で画像表示光Lが反射しないように角度γを小さくすることが好ましい。しかし、角度βが大きくなればなるほど、角度γは大きくなっていく。一方、角度βが小さくなればなるほど、角度γは小さくなっていく。つまり、眼鏡型ディスプレイ401で、画像表示光Lの光束が、効率よく観察者の眼Eに導かれるようにするためには、角度βと角度γとのバランスを考慮して、角度βを所定の範囲内(例えば、全反射条件を満足するsin−1(n1/ng)以上)に抑えながら、角度γも所定の範囲内(例えば、80°以下)に抑えていた。なお、n1は空気の屈折率である。このため、角度範囲θ(例えば、20°)が狭い画像表示光Lの光束が、観察者の眼Eに導かれることになっていた。
そこで、本件発明者らは、上記課題を解決するために、角度範囲θが広い画像表示光Lの光束を、観察者の眼Eに高輝度で導く方法について検討を行った。その結果、少なくとも2個のライトガイドを備え、一のライトガイドによって角度範囲θの画像表示光L1の光束を、観察者の眼Eに導くとともに、他のライトガイドによって角度範囲θの画像表示光L2の光束を、観察者の眼Eに導き、かつ、角度範囲θの画像表示光L1の光束と角度範囲θの画像表示光L2の光束とを並べるようにして観察者の眼Eに導くことを見出した。
また、解像度が上がった画像表示光Lの光束を、観察者の眼Eに高輝度で導く方法について検討も行った。その結果、少なくとも2個のライトガイドを備え、一のライトガイドによって角度範囲θの画像表示光L1の光束を、観察者の眼Eに導くとともに、他のライトガイドによって角度範囲θの画像表示光L2の光束を、観察者の眼Eに導き、かつ、角度範囲θの画像表示光L1の光束と角度範囲θの画像表示光L2の光束とを並べたり重ねたりするようにして観察者の眼Eに導くことを見出した。
すなわち、本発明の表示装置は、画像表示光を出射する表示素子を有する出射機構と、ライトガイドと、表示しようとする画像情報に基づいて、前記出射機構を制御する制御部とを備え、前記ライトガイドは、第一面と、当該第一面と対向する第二面と、観察者の眼の前方に配置される出射面と、入射面とを有し、前記入射面で出射機構からの画像表示光を反射させた後、前記第一面と第二面とで画像表示光を設定方向へと反射させながら出射面に導き、前記出射面から画像表示光を観察者の眼に導く表示装置であって、少なくとも2個のライトガイドを備え、前記出射機構は、ライトガイドと同数の表示素子を有し、1個の表示素子は、1個のライトガイドに画像表示光を出射し、各ライトガイドの出射面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を透過することが可能な複数の平面形状のビームスプリッタ面であり、同一のライトガイドのビームスプリッタ面は、お互いに平行であり、前記制御部は、各ライトガイドに、互いに半画素ずつずらされた画像情報に対応する画像表示光を出射機構からそれぞれ出射することにより、前記観察者に各画像情報を重ねた虚像を形成することで、虚像の解像度を上げるようにしている。
ここで、「設定方向」とは、設計者等によってライトガイドにおいて予め決められることになる任意の一方向であり、例えば、観察者の左方や、観察者の右方や、観察者の上方や、観察者の下方等となるように配置される。
また、「異なる画像情報」とは、一つの画像における右半分と左半分とであったり、同じに見える画像であっても画素がずれていること等をいう。
本発明の表示装置によれば、少なくとも2個のライトガイドを備える。
そして、制御部は、例えば、第一部分の画像情報に対応した画像表示光を出射機構から出射させる。そして、第一部分の画像情報に対応した画像表示光は、第一のライトガイドに導かれる。その後、第一のライトガイドは、第一部分の画像情報に対応した画像表示光を、出射面から第一角度範囲で出射して、観察者の眼に導く。
また、制御部は、第二部分の画像情報に対応した画像表示光を出射機構から出射させる。そして、第二部分の画像情報に対応した画像表示光は、第二のライトガイドに導かれる。その後、第二のライトガイドは、第二部分の画像情報に対応した画像表示光を、出射面から第二角度範囲で出射して、観察者の眼に導く。
その結果、第一部分の画像情報と第二部分の画像情報とが並べられたり重ねられたりした画像表示光が、第一のライトガイドと第二のライトガイドとを介して、観察者の眼に導かれる。
以上のように、本発明の表示装置によれば、角度範囲θが広い画像表示光Lの光束を、観察者の眼Eに高輝度で導くことができたり、解像度が上がった画像表示光Lの光束を、観察者の眼Eに高輝度で導くことができたりする。
(他の課題を解決するための手段および効果)
また、上記の発明において、前記出射機構は、ライトガイドと同数の表示素子を有し、1個の表示素子は、1個のライトガイドに画像表示光を出射するようにしてもよい。
また、上記の発明において、各ライトガイドの出射面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を透過することが可能な複数の平面形状のビームスプリッタ面であり、同一のライトガイドのビームスプリッタ面は、お互いに平行であるようにしてもよい。
ここで、「設定割合」とは、設計者等によって予め決められた任意の割合であり、例えば、入射した画像表示光の光束の10%を反射するとともに、画像表示光の光束の90%を透過するように決められる。
また、上記の発明において、各ライトガイドにおける設定方向は、同一の方向であり、異なるライトガイドのビームスプリッタ面は、お互いに平行でなく、前記制御部は、前記観察者に各画像情報を並べた虚像を形成することで、虚像の範囲を拡大するようにしてもよい。
そして、上記の発明において、異なるライトガイドのビームスプリッタ面は、お互いに平行でなく、前記制御部は、前記観察者に各画像情報を重ねた虚像を形成することで、虚像の解像度を上げるようにしてもよい。
さらに、上記の発明において、各ライトガイドの出射面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を回折反射する回折面であり、当該回折面は設定方向において所定の長さで配置されているようにしてもよい。
ここで、「所定の長さ」とは、設計者等によって観察者の眼の可動範囲を考慮して予め決められた任意の長さであり、例えば、画像表示光を2回以上、好ましくは5回以上反射させるために必要な長さとなる。
本発明の一実施形態である眼鏡型ディスプレイの平面の概略構成を示す光路図である。 表示した虚像を説明するための図である。 本発明の他の一実施形態である眼鏡型ディスプレイの平面の概略構成を示す光路図である。 表示した虚像を説明するための図である。 観察者の頭部に装着される従来の眼鏡型ディスプレイを示す外観図である。 観察者の頭部に装着される従来の眼鏡型ディスプレイの平面の概略構成を示す光路図である。 ライトガイドの一部における拡大光路図である。 ライトガイドの一部における拡大光路図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
<第一の実施形態>
図1は、本発明の一実施形態である眼鏡型ディスプレイ(表示装置)の平面の概略構成を示す光路図である。なお、上述した眼鏡型ディスプレイ401と同様のものについては、同じ符号を付している。
眼鏡型ディスプレイ1は、画像表示光L1、L2を出射するユニット部Uと、ユニット部Uからの画像表示光L1、L2を内部で反射させながら観察者の眼Eに導く基板である第一ライトガイド4及び第二ライトガイド7と、ユニット部Uと第一ライトガイド4と第二ライトガイド7とが取り付けられるフレーム部Fとを備える。
ユニット部Uは、出射方向に垂直である面に表示領域(X×Y)となる画像を形成して画像表示光L1、L2を出射する第一透過型液晶表示器(表示素子)2及び第二透過型液晶表示器(表示素子)5を有する出射機構Sと、観察対象の虚像を形成する第一光学系3及び第二光学系6と、制御部10とを備える。
出射機構Sは、光源(図示せず)と第一透過型液晶表示器2とを備える第一出射機構S1と、光源(図示せず)と第二透過型液晶表示器5とを備える第二出射機構S2とを備える。
第一透過型液晶表示器2は、制御部10からの画像信号に基づいて、出射方向に垂直である面に表示領域(X×Y)となる画像を形成し、その画像表示光L1を出射する。
第一光学系3は、表示領域の全範囲(X×Y)の画像表示光L1を透過させる第一光学素子を有する。これにより、第一光学系3は、表示領域の全範囲(X×Y)の画像表示光L1を透過させながら、第一角度範囲θ(例えば、20°)で出射し、観察対象の虚像を形成する。
第二透過型液晶表示器5は、制御部10からの画像信号に基づいて、出射方向に垂直である面に表示領域(X×Y)となる画像を形成し、その画像表示光L2を出射する。
第二光学系6は、表示領域の全範囲(X×Y)の画像表示光L2を透過させる第二光学素子を有する。これにより、第二光学系6は、表示領域の全範囲(X×Y)の画像表示光L2を透過させながら、第二角度範囲θ(例えば、20°)で出射し、観察対象の虚像を形成する。
第一ライトガイド4は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され第一出射機構S1の前方(Z方向)に配置される平面形状の入射面41と、観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面42と、空気との界面によって入射面41と出射面42との間に形成される側面群43とを有する。
側面群43は、X方向(第一ライトガイド4における設定方向)から見ると四角形状となり、第一面43aと、第一面43aとZ方向で対向する第二面43bと、第三面(図示せず)と、第三面とY方向で対向する第四面(図示せず)とを有する。
出射面42は、2枚の平面形状の出射面からなり、X方向(設定方向)において順番に、第一出射面42aと、第二出射面42bとなるように配置されている。さらに、X方向に対する第一出射面42aの角度と、X方向に対する第二出射面42bの角度とは、Y方向から見ると同じα42(例えば、26°)となるように配置されている。
そして、第一出射面42aと第二出射面42bとは、入射した画像表示光L1の光束の10%を反射するとともに、画像表示光L1の光束の90%を透過することが可能なビームスプリッタ面となっている。
第二ライトガイド7は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され第二出射機構S2の前方(Z方向)に配置される平面形状の入射面71と、観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面72と、空気との界面によって入射面71と出射面72との間に形成される側面群73とを有する。
側面群73は、X方向(第二ライトガイド7における設定方向)から見ると四角形状となり、第一面73aと、第一面73aとZ方向で対向する第二面73bと、第三面(図示せず)と、第三面とY方向で対向する第四面(図示せず)とを有する。
出射面72は、2枚の平面形状の出射面からなり、X方向(設定方向)において順番に、第一出射面72aと、第二出射面72bとなるように配置されている。さらに、X方向に対する第一出射面72aの角度と、X方向に対する第二出射面72bの角度とは、Y方向から見ると同じα72(例えば、20°)となるように配置されている。このとき、第一出射面72aと第二出射面72bとの角度α72は、第一出射面42aと第二出射面42bとの角度α42より小さくなっている。よって、入射面71で画像表示光L2をX方向に近い方向へと反射しても、角度γを所定の範囲内(例えば、80°以下)に抑えることを満足することができる。
そして、第一出射面72aと第二出射面72bとは、入射した画像表示光L2の光束の10%を反射するとともに、画像表示光L2の光束の90%を透過することが可能なビームスプリッタ面となっている。
制御部10は、CPUとメモリとを備える。また、CPUが処理する機能をブロック化して説明すると、表示制御部10aを有する。
表示制御部10aは、画像信号を第一透過型液晶表示器2及び第二透過型液晶表示器5に画像信号を出力するように制御する。図2は、表示した虚像を説明するための図である。
具体的には、第一部分(X×Y)となる画像を示す第1画像信号を出力する。つまり、図2(a)に示すような部分D1となる画像を示す第1画像信号を出力する。このとき、第一部分D1となる画像の画素数は、n×mとなっている。また、第二部分(X×Y)となる画像を示す第2画像信号を出力する。つまり、図2(b)に示すような部分D2となる画像を示す第2画像信号を出力する。このとき、第二部分D2となる画像の画素数は、n×mとなっている。
このような眼鏡型ディスプレイ1において、表示制御部10aが、第1画像信号を出力するとともに、第2画像信号を出力する。
その結果、表示位置aから出射される画像表示光L1aは、第一ライトガイド4の入射面41に導かれる。第一ライトガイド4の入射面41は、画像表示光L1aを略X方向へと反射する。このとき、角度βが所定の範囲内(例えば、sin−1(n1/ng)以上)になるように反射する。そして、第一面43aと第二面43bとは、表示位置aから出射される画像表示光L1aを交互に複数回反射しながら、第一出射面42aに導く。そこで、第一出射面42aは、入射した画像表示光L1aの光束の一部を反射して、画像表示光L1aの光束の一部を観察者に向かって導く。このとき、第一ライトガイド4の第一面43aから第二出射角度ψで出射して、観察者の眼Eに導かれる。
また、表示位置bから出射される画像表示光L1bは、第一ライトガイド4の入射面41に導かれる。第一ライトガイド4の入射面41は、画像表示光L1bを略X方向へと反射する。このとき、角度βが所定の範囲内(例えば、sin−1(n1/ng)以上)になるように反射する。そして、第一面43aと第二面43bとは、表示位置bから出射される画像表示光L1bを交互に複数回反射しながら、第一出射面42aに導く。そこで、第一出射面42aは画像表示光L1bの光束の一部を透過させる。そして、画像表示光L1bは、第二面43bで反射されて第一出射面42aに到達する。そこで、第一出射面42aは画像表示光L1bの光束を透過させる。このとき、角度γは所定の範囲内(例えば、80°以下)になっている。その後、画像表示光L1bは、第一面43aで反射されて第二出射面42bに到達する。そこで、第二出射面42bは、入射した画像表示光L1bの光束の一部を反射して、画像表示光L1bの光束の一部を観察者に向かって導く。このとき、第一ライトガイド4の第一面43aから第三出射角度ψで出射して、観察者の眼Eに導かれる。
その結果、第一角度範囲θ(例えば、20°)の画像表示光L1の光束が、観察者の眼Eに導かれることになる。
一方、表示位置cから出射される画像表示光L2cは、第二ライトガイド7の入射面71に導かれる。第二ライトガイド7の入射面71は、画像表示光L2cを略X方向へと反射する。このとき、角度βが所定の範囲内(例えば、sin−1(n1/ng)以上)になるように反射する。そして、第一面73aと第二面73bとは、表示位置cから出射される画像表示光L2cを交互に複数回反射しながら、第一出射面72aに導く。そこで、第一出射面72aは、入射した画像表示光L2cの光束の一部を反射して、画像表示光L2cの光束の一部を観察者に向かって導く。このとき、第二ライトガイド7の第一面73aから出射して、第一ライトガイド4を透過した後、第一出射角度ψで観察者の眼Eに導かれる。
また、表示位置dから出射される画像表示光L2dは、第二ライトガイド7の入射面71に導かれる。第二ライトガイド7の入射面71は、画像表示光L2dを略X方向へと反射する。このとき、角度βが所定の範囲内(例えば、sin−1(n1/ng)以上)になるように反射する。そして、第一面73aと第二面73bとは、表示位置dから出射される画像表示光L2dを交互に複数回反射しながら、第一出射面72aに導く。そこで、第一出射面72aは画像表示光L2dの光束の一部を透過させる。そして、画像表示光L2dは、第二面73bで反射されて第一出射面72aに到達する。そこで、第一出射面72aは画像表示光L2dの光束を透過させる。このとき、角度γは所定の範囲内(例えば、80°以下)になっている。その後、画像表示光L2dは、第一面73aで反射されて第二出射面72bに到達する。そこで、第二出射面72bは、入射した画像表示光L2dの光束の一部を反射して、画像表示光L2dを観察者に向かって導く。このとき、第二ライトガイド7の第一面73aから出射して、第一ライトガイド4を透過した後、第二出射角度ψで観察者の眼Eに導かれる。
その結果、第二角度範囲θ(例えば、20°)の画像表示光L2の光束が、観察者の眼Eに導かれることになる。
以上のように、眼鏡型ディスプレイ1によれば、第一角度範囲θの画像表示光L1と第二角度範囲θの画像表示光L2とが並べられるので、角度範囲θ(θ+θ、例えば40°)が広い画像表示光Lの光束を、観察者の眼Eに高輝度で導くことができる。
<第二の実施形態>
図3は、本発明の一実施形態である眼鏡型ディスプレイ(表示装置)の平面の概略構成を示す光路図である。なお、上述した眼鏡型ディスプレイ1と同様のものについては、同じ符号を付している。
眼鏡型ディスプレイ201は、画像表示光L1、L2を出射するユニット部Uと、ユニット部Uからの画像表示光L1、L2を内部で反射させながら観察者の眼Eに導く基板である第一ライトガイド204及び第二ライトガイド207と、ユニット部Uと第一ライトガイド204と第二ライトガイド207とが取り付けられるフレーム部Fとを備える。
第一ライトガイド204は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され第一出射機構S1の前方(Z方向)に配置される平面形状の入射面241と、観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面242と、空気との界面によって入射面241と出射面242との間に形成される側面群243とを有する。
側面群243は、X方向(第一ライトガイド204における設定方向)から見ると四角形状となり、第一面243aと、第一面243aとZ方向で対向する第二面243bと、第三面(図示せず)と、第三面とY方向で対向する第四面(図示せず)とを有する。
出射面242は、2枚の平面形状の出射面からなり、X方向(設定方向)において順番に、第一出射面242aと、第二出射面242bとなるように配置されている。さらに、X方向に対する第一出射面242aの角度と、X方向に対する第二出射面242bの角度とは、Y方向から見ると同じα242(例えば、24°)となるように配置されている。
そして、第一出射面242aと第二出射面242bとは、入射した画像表示光Lの光束の10%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の90%を透過することが可能なビームスプリッタ面となっている。
第二ライトガイド207は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され第二出射機構S2の前方(Z方向)に配置される平面形状の入射面271と、観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面272と、空気との界面によって入射面271と出射面272との間に形成される側面群273とを有する。
側面群273は、−X方向(第二ライトガイド207における設定方向)から見ると四角形状となり、第一面273aと、第一面273aとZ方向で対向する第二面273bと、第三面(図示せず)と、第三面とY方向で対向する第四面(図示せず)とを有する。
出射面272は、2枚の平面形状の出射面からなり、−X方向(設定方向)において順番に、第一出射面272aと、第二出射面272bとなるように配置されている。さらに、−X方向に対する第一出射面272aの角度と、−X方向に対する第二出射面272bの角度とは、Y方向から見ると同じα272(例えば、24°)となるように配置されている。
そして、第一出射面272aと第二出射面272bとは、入射した画像表示光Lの光束の10%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の90%を透過することが可能なビームスプリッタ面となっている。
制御部210は、CPUとメモリとを備える。また、CPUが処理する機能をブロック化して説明すると、表示制御部210aを有する。
表示制御部210aは、画像信号を第一透過型液晶表示器2及び第二透過型液晶表示器5に画像信号を出力するように制御する。図4は、表示した虚像を説明するための図である。
具体的には、第一部分(X×Y)となる画像を示す第1画像信号を出力する。つまり、図4(a)に示すような部分D1となる画像を示す第1画像信号を出力する。このとき、第一部分D1となる画像の画素数は、(n/2)×(m/2)となっている。また、第二部分(X×Y)となる画像を示す第2画像信号を出力する。つまり、図4(b)に示すような部分D2となる画像を示す第2画像信号を出力する。このとき、第二部分D2となる画像の画素数は、(n/2)×(m/2)となっている。なお、部分D1と部分D2とは、同じに見える画像であるが、X方向及びY方向に半画素ずつずらしている。
このような眼鏡型ディスプレイ201において、表示制御部210aが、第1画像信号を出力するとともに、第2画像信号を出力する。
その結果、表示位置aから出射される画像表示光L1aは、第一ライトガイド204の入射面241に導かれる。第一ライトガイド204の入射面241は、画像表示光L1aを略X方向へと反射する。このとき、角度βが所定の範囲内(例えば、sin−1(n1/ng)以上)になるように反射する。そして、第一面243aと第二面243bとは、画像表示光L1aを交互に複数回反射しながら、第一出射面242aに導く。そこで、第一出射面242aは、入射した画像表示光L1aの光束の一部を反射して、画像表示光L1aの光束の一部を観察者に向かって導く。このとき、第一ライトガイド204の第一面243aから第一出射角度ψで出射して、観察者の眼Eに導かれる。
また、表示位置bから出射される画像表示光L1bは、第一ライトガイド204の入射面241に導かれる。第一ライトガイド204の入射面241は、画像表示光L1bを略X方向へと反射する。このとき、角度βが所定の範囲内(例えば、sin−1(n1/ng)以上)になるように反射する。そして、第一面243aと第二面243bとは、表示位置bから出射される画像表示光L1bを交互に複数回反射しながら、第一出射面242aに導く。そこで、第一出射面242aは画像表示光L1bの光束の一部を透過させる。そして、画像表示光L1bは、第二面243bで反射されて第一出射面242aに到達する。そこで、第一出射面242aは画像表示光L1bの光束を透過させる。このとき、角度γは所定の範囲内(例えば、80°以下)になっている。その後、画像表示光L1bは、第一面243aで反射されて第二出射面242bに到達する。そこで、第二出射面242bは、入射した画像表示光L1bの光束の一部を反射して、画像表示光L1bの光束の一部を観察者に向かって導く。このとき、第一ライトガイド204の第一面243aから第二出射角度ψで出射して、観察者の眼Eに導かれる。
その結果、角度範囲θ(例えば、20°)の画像表示光L1の光束が、観察者の眼Eに導かれることになる。
一方、表示位置cから出射される画像表示光L2cは、第二ライトガイド207の入射面271に導かれる。第二ライトガイド207の入射面271は、画像表示光L2cを略−X方向へと反射する。このとき、角度βが所定の範囲内(例えば、sin−1(n1/ng)以上)になるように反射する。そして、第一面273aと第二面273bとは、表示位置cから出射される画像表示光L2cを交互に複数回反射しながら、第一出射面272aに導く。そこで、第一出射面272aの表面は、入射した画像表示光L2cの光束の一部を反射して、画像表示光L2cの光束の一部を観察者に向かって導く。このとき、第二ライトガイド207の第一面273aから出射して、第一ライトガイド204を透過した後、第二出射角度ψで観察者の眼Eに導かれる。なお、第一ライトガイド204の第二出射面242bから出射された画像表示光L1bと、第二ライトガイド207の第一出射面272aから出射された画像表示光L2cとが重なり、かつ、画素がずれるようにして観察者の眼Eに導かれるようになっている。
また、表示位置dから出射される画像表示光L2dは、第二ライトガイド207の入射面271に導かれる。第二ライトガイド207の入射面271は、画像表示光L2dを略−X方向へと反射する。このとき、角度βが所定の範囲内(例えば、sin−1(n1/ng)以上)になるように反射する。そして、第一面273aと第二面273bとは、表示位置dから出射される画像表示光L2dを交互に複数回反射しながら、第一出射面272aに導く。そこで、第一出射面272a面は画像表示光L2dの光束の一部を透過させる。そして、画像表示光L2dは、第二面273bで反射されて第一出射面272aに到達する。そこで、第一出射面272aは画像表示光L2dの光束を透過させる。このとき、角度γは所定の範囲内(例えば、80°以下)になっている。その後、画像表示光L2dは、第一面273aで反射されて第二出射面272bに到達する。そこで、第二出射面272bは、入射した画像表示光L2dの光束の一部を反射して、画像表示光L2dの光束の一部を観察者に向かって導く。このとき、第二ライトガイド207の第一面273aから出射して、第一ライトガイド204を透過した後、第一出射角度ψで観察者の眼Eに導かれる。なお、第一ライトガイド204の第一出射面242aから出射された画像表示光L1aと、第二ライトガイド207の第二出射面272bから出射された画像表示光L2dとが重なり、かつ、画素がずれるようにして観察者の眼Eに導かれるようになっている。
その結果、角度範囲θ(例えば、20°)の画像表示光L2の光束が、観察者の眼Eに導かれることになる。
以上のように、眼鏡型ディスプレイ201によれば、角度範囲θの画像表示光L1と角度範囲θの画像表示光L2とが重ねられるので、図4(c)に示すように、解像度が高い画像表示光Lの光束を、観察者の眼Eに高輝度で導くことができる。
<他の実施形態>
上述した眼鏡型ディスプレイ1は、観察者の頭部や腕等の身体や、身体に装着されるヘルメットや眼鏡等に、ヘッドセット、ベルト、バンド、クリップ等を介して装着されたり、携帯電話や腕時計等の各種携帯機器に装着されたり、手に持った状態で使用されたりしてもよい。また、観察者に装着されるヘッドマウントディスプレイのような形態に限らず、観察者の前方に設置するヘッドアップディスプレイのような形態であってもよい。
また、画像表示光を観察者の両方の眼に導くようにしてもよい。
また、上述した眼鏡型ディスプレイ1において、第一ライトガイド4と第二ライトガイド7とを備えるような構成を示したが、さらに第三ライトガイドを備えるような構成としてもよい。
また、上述した眼鏡型ディスプレイ1において、出射機構Sは、第一透過型液晶表示器2と第二透過型液晶表示器5とを備えるような構成を示したが、1個の透過型液晶表示器を備え、制御部によって各ライトガイドには、それぞれ異なる画像情報に対応する画像表示光を出射するような構成としてもよい。
また、上述した眼鏡型ディスプレイ1において、X方向と第一ライトガイド4の設定方向とは一致するような構成を示したが、X方向と設定方向とは一致しないような構成としてもよく、設定方向は任意の一方向とすることができる。また、X方向と第二ライトガイド7の設定方向とも一致するような構成を示したが、X方向と設定方向とは一致しないような構成としてもよく、設定方向は任意の一方向とすることができる。
上記ライトガイドを形成する材料としては、例えば、ポリカーボネイト、ポリメタクリル酸(PMMA)、シクロオレフィン、硝材等が挙げられる。
上述した眼鏡型ディスプレイ1において、第一ライトガイド4の出射面42a、42bと第二ライトガイド7の出射面72a、72bとが、入射した画像表示光Lの光束の10%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の90%を透過するビームスプリッタ面であるような構成を示したが、第一ライトガイド4の出射面42a、42bと第二ライトガイド7の出射面72a、72bとが、それぞれ異なる割合を反射するとともに、それぞれ異なる割合を透過するビームスプリッタ面や全反射面であるような構成としてもよい。
上述した眼鏡型ディスプレイ1において、第一ライトガイド4が2枚のビームスプリッタ面42a、42bを有するとともに、第二ライトガイド7が2枚のビームスプリッタ面72a、72bを有するような構成を示したが、第一ライトガイドが4枚のビームスプリッタ面を有するとともに、第二ライトガイドが6枚のビームスプリッタ面を有するような構成としてもよく、ビームスプリッタ面は任意の数とすることができる。
上述した眼鏡型ディスプレイ1において、第一ライトガイド4の出射面42a、42bと第二ライトガイド7の出射面72a、72bとが、入射した画像表示光Lの光束の10%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の90%を透過するビームスプリッタ面であるような構成を示したが、回折面であるような構成としてもよい。
本発明は、卓上以外の環境で使用する情報機器等に利用することができる。
1、201、401 眼鏡型ディスプレイ(表示装置)
2、5、402 透過型液晶表示器(表示素子)
3、6、403 光学系
4、204 第一ライトガイド
7、207 第二ライトガイド
10、210、410 制御部
41、71、241、271、441 入射面
42、72、242、272、442 出射面
42a、72a、242a、272a、442a 第一出射面
42b、72b、242b、272b、442b 第二出射面
43a、73a、243a、273a、443a 第一面
43b、73b、243b、273b、443b 第二面
L 画像表示光
E 観察者の眼
S 出射機構
U ユニット部

Claims (1)

  1. 画像表示光を出射する表示素子を有する出射機構と、
    ライトガイドと、
    表示しようとする画像情報に基づいて、前記出射機構を制御する制御部とを備え、
    前記ライトガイドは、第一面と、当該第一面と対向する第二面と、観察者の眼の前方に配置される出射面と、入射面とを有し、前記入射面で出射機構からの画像表示光を反射させた後、前記第一面と第二面とで画像表示光を設定方向へと反射させながら出射面に導き、前記出射面から画像表示光を観察者の眼に導く表示装置であって、
    少なくとも2個のライトガイドを備え、
    前記出射機構は、ライトガイドと同数の表示素子を有し、
    1個の表示素子は、1個のライトガイドに画像表示光を出射し、
    各ライトガイドの出射面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を透過することが可能な複数の平面形状のビームスプリッタ面であり、
    同一のライトガイドのビームスプリッタ面は、お互いに平行であり、
    前記制御部は、各ライトガイドに、互いに半画素ずつずらされた画像情報に対応する画像表示光を出射機構からそれぞれ出射することにより、前記観察者に各画像情報を重ねた虚像を形成することで、虚像の解像度を上げることを特徴とする表示装置。
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