JP2011186332A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 出射機構を小さくし、軽量化することができる表示装置を提供する。
【解決手段】 画像表示光を出射する表示素子21を有する出射機構2と、ライトガイド3とを備え、ライトガイド3は基板であり、第一面33aと、第一面33aと対向する第二面33bと、第一面33aと第二面33bとは異なる第三面31と、観察者の眼の前方に配置される出射面32とを有し、ライトガイド3の基板内部に出射機構2からの画像表示光を入射させた後、第一面33aと第二面33bとで画像表示光を設定方向へと反射させながら出射面32に導き、出射面32から画像表示光を観察者の眼に導く表示装置1であって、ライトガイド3は、出射機構2からの画像表示光を第三面31から基板内部に入射させることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像表示光を出射する表示素子21を有する出射機構2と、ライトガイド3とを備え、ライトガイド3は基板であり、第一面33aと、第一面33aと対向する第二面33bと、第一面33aと第二面33bとは異なる第三面31と、観察者の眼の前方に配置される出射面32とを有し、ライトガイド3の基板内部に出射機構2からの画像表示光を入射させた後、第一面33aと第二面33bとで画像表示光を設定方向へと反射させながら出射面32に導き、出射面32から画像表示光を観察者の眼に導く表示装置1であって、ライトガイド3は、出射機構2からの画像表示光を第三面31から基板内部に入射させることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、腰のベルトや装身具等を介して身体に纏うウエアラブルコンピュータや、ナップサックやポケットに入れて携帯できる携帯電話器等の通信機器のような、卓上以外の環境で利用可能な情報機器のためのモニタに適した表示装置に関する。
身体に纏う形態の情報機器用の表示装置としては、眼鏡型の形態が主流となりつつある。図2は、観察者の頭部に装着される従来の眼鏡型ディスプレイ(表示装置)を示す外観図である。また、図3は、観察者の頭部に装着される従来の眼鏡型ディスプレイの平面の概略構成を示す光路図である。
眼鏡型ディスプレイ101は、眼鏡と似た外観をしており、画像表示光Lを出射するユニット部Uと、ユニット部Uからの画像表示光Lを内部で反射させながら観察者の眼Eに導く基板であるライトガイド103と、ユニット部Uとライトガイド103とが取り付けられるフレーム部Fとを備える(例えば、特許文献1参照)。
なお、眼鏡型ディスプレイ101は右眼用であり、遠方を見ている状態の右眼Eの中心に原点を有したXYZ座標系を定義する。Z方向は観察者の前方であり、Y方向は観察者の上方であり、X方向(設定方向)は観察者の左方である。
眼鏡型ディスプレイ101は、眼鏡と似た外観をしており、画像表示光Lを出射するユニット部Uと、ユニット部Uからの画像表示光Lを内部で反射させながら観察者の眼Eに導く基板であるライトガイド103と、ユニット部Uとライトガイド103とが取り付けられるフレーム部Fとを備える(例えば、特許文献1参照)。
なお、眼鏡型ディスプレイ101は右眼用であり、遠方を見ている状態の右眼Eの中心に原点を有したXYZ座標系を定義する。Z方向は観察者の前方であり、Y方向は観察者の上方であり、X方向(設定方向)は観察者の左方である。
ユニット部Uは、平面視で横方向に距離W2であり、縦方向に距離Dである筐体(図示せず)を有し、その筐体の内部に出射方向に垂直である面に表示領域(X2×Y2)となる画像を形成して画像表示光Lを出射する透過型液晶表示器(表示素子)121と観察対象の虚像を形成する光学系122と光源(図示せず)とを有する出射機構102と、出射機構102に画像信号を出力する制御部(図示せず)とを備える。
透過型液晶表示器121は、制御部からの画像信号に基づいて、出射方向に垂直である面に表示領域(X2×Y2)となる画像を形成し、その画像表示光Lを出射する。
光学系122は、表示領域の全範囲(X2×Y2)の画像表示光Lを透過させる光学素子を有する。そして、光学系122は、透過型液晶表示器121の前方に距離Dをあけて配置されている。これにより、光学系122は、表示領域の全範囲(X2×Y2)の画像表示光Lを透過させながら、観察対象の虚像を形成する。
透過型液晶表示器121は、制御部からの画像信号に基づいて、出射方向に垂直である面に表示領域(X2×Y2)となる画像を形成し、その画像表示光Lを出射する。
光学系122は、表示領域の全範囲(X2×Y2)の画像表示光Lを透過させる光学素子を有する。そして、光学系122は、透過型液晶表示器121の前方に距離Dをあけて配置されている。これにより、光学系122は、表示領域の全範囲(X2×Y2)の画像表示光Lを透過させながら、観察対象の虚像を形成する。
ライトガイド103は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され出射機構102の前方(Z方向)に配置される平面形状の反射面(第三面)131と、他端部に形成され観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面132と、空気との界面によって反射面131と出射面132との間に形成される側面群133と、反射面131とX方向で対向する第四面134とを有する。
X方向に対する反射面(第三面)131の角度は、Y方向から見るとβ(例えば、24°)となるように配置されている。
側面群133は、X方向から見ると四角形状となり、第一面133aと、第一面133aとZ方向で対向する第二面133bと、第五面(図示せず)と、第五面とY方向で対向する第六面(図示せず)とを有する。
X方向に対する反射面(第三面)131の角度は、Y方向から見るとβ(例えば、24°)となるように配置されている。
側面群133は、X方向から見ると四角形状となり、第一面133aと、第一面133aとZ方向で対向する第二面133bと、第五面(図示せず)と、第五面とY方向で対向する第六面(図示せず)とを有する。
出射面132は、5枚のビームスプリッタ面からなり、平面形状の第一ビームスプリッタ面132aと、平面形状の第二ビームスプリッタ面132bと、平面形状の第三ビームスプリッタ面132cと、平面形状の第四ビームスプリッタ面132dと、平面形状の第五ビームスプリッタ面132eとを有する。そして、X方向において順番に、第一ビームスプリッタ面132aと、第二ビームスプリッタ面132bと、第三ビームスプリッタ面132cと、第四ビームスプリッタ面132dと、第五ビームスプリッタ面132eとなるように配置されている。さらに、X方向に対する第一ビームスプリッタ面132aの角度と、X方向に対する第二ビームスプリッタ面132bの角度と、X方向に対する第三ビームスプリッタ面132cの角度と、X方向に対する第四ビームスプリッタ面132dの角度と、X方向に対する第五ビームスプリッタ面132eの角度とは、Y方向から見ると同じαとなるように配置されている。
このとき、第一ビームスプリッタ面132aの一端部と第二ビームスプリッタ面132bの一端部と、・・・、第五ビームスプリッタ面132eの一端部とは、第二面133bに接するとともに、第一ビームスプリッタ面132aの他端部と第二ビームスプリッタ面132bの他端部と、・・・、第五ビームスプリッタ面132eの他端部とは、第一面133aに接する。
そして、第一ビームスプリッタ面132aと第二ビームスプリッタ面132bと第三ビームスプリッタ面132cと第四ビームスプリッタ面132dと第五ビームスプリッタ面132eとは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
そして、第一ビームスプリッタ面132aと第二ビームスプリッタ面132bと第三ビームスプリッタ面132cと第四ビームスプリッタ面132dと第五ビームスプリッタ面132eとは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
このような眼鏡型ディスプレイ101において、まず、出射機構102からの表示領域(X2×Y2)の画像表示光Lをライトガイド103の基板内部に第一面133aから入射させる。このとき、出射機構102からの画像表示光Lを、第一面133aで反射されないように、第一面133aから基板内部に第一面133aと垂直方向から入射させる。なお、画像表示光Lの光束の入射面積は、所定の大きさの虚像を形成するためには、W4×Aとなる。
次に、反射面(第三面)131は、画像表示光Lを略X方向(設定方向)へと反射させる。そして、第一面133aと第二面133bとは、表示領域(X2×Y2)の画像表示光Lを交互に複数回反射しながら、第一ビームスプリッタ面132aに導く。そこで、第一ビームスプリッタ面132aは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過する。つまり、画像表示光Lの光束の19.0%である画像表示光Laの光束を、観察者に向かって導く。
次に、反射面(第三面)131は、画像表示光Lを略X方向(設定方向)へと反射させる。そして、第一面133aと第二面133bとは、表示領域(X2×Y2)の画像表示光Lを交互に複数回反射しながら、第一ビームスプリッタ面132aに導く。そこで、第一ビームスプリッタ面132aは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過する。つまり、画像表示光Lの光束の19.0%である画像表示光Laの光束を、観察者に向かって導く。
また、第一ビームスプリッタ面132aを透過した画像表示光Lは、第二ビームスプリッタ面132bに到達する。そこで、第二ビームスプリッタ面132bは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過する。つまり、画像表示光Lの光束の15.4%である画像表示光Lbの光束を観察者に向かって導く。
さらに、第二ビームスプリッタ面132bを透過した画像表示光Lは、第三ビームスプリッタ面132cや第四ビームスプリッタ面132dや第五ビームスプリッタ面132eに到達していき、各ビームスプリッタ面132c〜132eは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過していく。
さらに、第二ビームスプリッタ面132bを透過した画像表示光Lは、第三ビームスプリッタ面132cや第四ビームスプリッタ面132dや第五ビームスプリッタ面132eに到達していき、各ビームスプリッタ面132c〜132eは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過していく。
ところで、このような眼鏡型ディスプレイ101では、画像表示光Lを、第一面133aで反射されないように、第一面133aから基板内部に第一面133aと垂直方向から入射させる必要があるため、ユニット部Uの筐体の大きさは、平面視で横方向に距離W2となり、縦方向に距離Dとなった。つまり、眼鏡型ディスプレイ101では、ユニット部Uが大型化して、観察者が眼鏡型ディスプレイ101を頭部に装着する際にユニット部Uが邪魔になり、かつ、観察者が眼鏡型ディスプレイ101を頭部に装着すれば重くなるという問題点があった。
そこで、本件発明者らは、上記課題を解決するために、ユニット部Uを小さくし、軽量化することについて検討を行った。そこで、ユニット部U(出射機構)からの画像表示光を、ライトガイドの基板内部に第一面と第二面とは異なる第三面から入射させることで、画像表示光の光束の入射面積を小さくしても、所定の大きさの虚像を形成することができることを見出した。その結果、画像表示光の光束の入射面積を小さくすることができるので、ユニット部Uを小さくし、軽量化することができた。
すなわち、本発明の表示装置は、画像表示光を出射する表示素子を有する出射機構と、ライトガイドとを備え、前記ライトガイドは基板であり、第一面と、当該第一面と対向する第二面と、前記第一面と第二面とは異なる第三面と、観察者の眼の前方に配置される出射面とを有し、前記ライトガイドの基板内部に出射機構からの画像表示光を入射させた後、前記第一面と第二面とで画像表示光を設定方向へと反射させながら出射面に導き、前記出射面から画像表示光を観察者の眼に導く表示装置であって、前記ライトガイドは、前記出射機構からの画像表示光を第三面から基板内部に入射させるようにしている。
ここで、「設定方向」とは、設計者等によって予め決められた任意の一方向であり、例えば、観察者の左方や、観察者の右方や、観察者の上方や、観察者の下方等となる。
本発明の表示装置によれば、出射機構からの画像表示光Lをライトガイドの基板内部に第三面から入射させる。このとき、第三面は、出射機構からの画像表示光Lが略設定方向に進行するように入射させることになる。そして、第一面と第二面とは、表示領域(X1×Y1)の画像表示光Lを交互に複数回反射しながら、出射面に導く。そこで、出射面は、入射した画像表示光Lの光束を反射する。つまり、画像表示光Lの光束を、観察者に向かって導く。
本発明の表示装置によれば、出射機構からの画像表示光Lをライトガイドの基板内部に第三面から入射させる。このとき、第三面は、出射機構からの画像表示光Lが略設定方向に進行するように入射させることになる。そして、第一面と第二面とは、表示領域(X1×Y1)の画像表示光Lを交互に複数回反射しながら、出射面に導く。そこで、出射面は、入射した画像表示光Lの光束を反射する。つまり、画像表示光Lの光束を、観察者に向かって導く。
以上のように、本発明の表示装置によれば、出射機構を小さくし、軽量化することができる。
(他の課題を解決するための手段および効果)
また、上記の発明において、前記ライトガイドは、平面視で第一面と、前記第一面と設定方向と垂直方向に対向する第二面と、前記第一面と第二面とは異なる第三面と、前記第三面と設定方向で対向する第四面とを有するようにしてもよい。
また、上記の発明において、前記出射面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を透過することが可能な複数の平面形状のビームスプリッタ面であり、前記ビームスプリッタ面は、お互いに平行であるようにしてもよい。
ここで、「設定割合」とは、設計者等によって予め決められた任意の割合であり、例えば、入射した画像表示光の光束の19%を反射するとともに、画像表示光の光束の81%を透過するように決められる。
また、上記の発明において、前記ライトガイドは、平面視で第一面と、前記第一面と設定方向と垂直方向に対向する第二面と、前記第一面と第二面とは異なる第三面と、前記第三面と設定方向で対向する第四面とを有するようにしてもよい。
また、上記の発明において、前記出射面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を透過することが可能な複数の平面形状のビームスプリッタ面であり、前記ビームスプリッタ面は、お互いに平行であるようにしてもよい。
ここで、「設定割合」とは、設計者等によって予め決められた任意の割合であり、例えば、入射した画像表示光の光束の19%を反射するとともに、画像表示光の光束の81%を透過するように決められる。
そして、上記の発明において、前記第三面は、設定方向に対して傾斜しており、前記ライトガイドは、前記出射機構からの画像表示光を第三面から基板内部に第三面と垂直方向から入射させるようにしてもよい。
さらに、上記の発明において、前記出射面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を回折する回折面であるようにしてもよい。
さらに、上記の発明において、前記出射面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を回折する回折面であるようにしてもよい。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
<第一の実施形態>
図1は、本発明の一実施形態である眼鏡型ディスプレイ(表示装置)の平面の概略構成を示す光路図である。なお、上述した眼鏡型ディスプレイ101と同様のものについては、同じ符号を付している。
眼鏡型ディスプレイ1は、画像表示光Lを出射するユニット部Uと、ユニット部Uからの画像表示光Lを内部で反射させながら観察者の眼Eに導く基板であるライトガイド3と、ユニット部Uとライトガイド3とが取り付けられるフレーム部Fとを備える。
図1は、本発明の一実施形態である眼鏡型ディスプレイ(表示装置)の平面の概略構成を示す光路図である。なお、上述した眼鏡型ディスプレイ101と同様のものについては、同じ符号を付している。
眼鏡型ディスプレイ1は、画像表示光Lを出射するユニット部Uと、ユニット部Uからの画像表示光Lを内部で反射させながら観察者の眼Eに導く基板であるライトガイド3と、ユニット部Uとライトガイド3とが取り付けられるフレーム部Fとを備える。
ユニット部Uは、平面視で横方向に距離W1(<W2)であり、縦方向に距離Dである筐体(図示せず)を有し、その筐体の内部に出射方向に垂直である面に表示領域(X1×Y1)となる画像を形成して画像表示光Lを出射する透過型液晶表示器(表示素子)21と観察対象の虚像を形成する光学系22と光源(図示せず)とを有する出射機構2と、出射機構2に画像信号を出力する制御部(図示せず)とを備える。
透過型液晶表示器21は、制御部からの画像信号に基づいて、出射方向に垂直である面に表示領域(X1×Y1)となる画像を形成し、その画像表示光Lを出射する。
光学系22は、表示領域の全範囲(X1×Y1)の画像表示光Lを透過させる光学素子を有する。そして、光学系22は、透過型液晶表示器21の前方に距離Dをあけて配置されている。これにより、光学系22は、表示領域の全範囲(X1×Y1)の画像表示光Lを透過させながら、観察対象の虚像を形成する。
透過型液晶表示器21は、制御部からの画像信号に基づいて、出射方向に垂直である面に表示領域(X1×Y1)となる画像を形成し、その画像表示光Lを出射する。
光学系22は、表示領域の全範囲(X1×Y1)の画像表示光Lを透過させる光学素子を有する。そして、光学系22は、透過型液晶表示器21の前方に距離Dをあけて配置されている。これにより、光学系22は、表示領域の全範囲(X1×Y1)の画像表示光Lを透過させながら、観察対象の虚像を形成する。
ライトガイド3は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され出射機構2の前方に配置される平面形状の第三面31と、他端部に形成され観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面32と、空気との界面によって第三面31と出射面32との間に形成される側面群33と、第三面31とX方向で対向する第四面34とを有する。
側面群33は、X方向から見ると四角形状となり、第一面33aと、第一面33aとZ方向で対向する第二面33bと、第五面(図示せず)と、第五面とY方向で対向する第六面(図示せず)とを有する。
側面群33は、X方向から見ると四角形状となり、第一面33aと、第一面33aとZ方向で対向する第二面33bと、第五面(図示せず)と、第五面とY方向で対向する第六面(図示せず)とを有する。
X方向に対する第三面31の角度は、Y方向から見ると−β(例えば、50°)となるように配置されている。また、出射機構2からの画像表示光Lを第三面31から基板内部に第三面31と垂直方向から入射させるように、ユニット部Uは配置されることになる。
そして、出射機構2からの画像表示光Lを第三面31から基板内部に第三面31と垂直方向から入射させると、第三面31は、出射機構2からの表示領域(X1×Y1)の画像表示光Lが略X方向(設定方向)に進行するように入射させることができるようになっている。
なお、画像表示光Lの光束の入射面積は、所定の大きさの虚像を形成するためには、W3×A(<W4×A)でよくなるので、第三面31の面積もW3×Aとなっている。
そして、出射機構2からの画像表示光Lを第三面31から基板内部に第三面31と垂直方向から入射させると、第三面31は、出射機構2からの表示領域(X1×Y1)の画像表示光Lが略X方向(設定方向)に進行するように入射させることができるようになっている。
なお、画像表示光Lの光束の入射面積は、所定の大きさの虚像を形成するためには、W3×A(<W4×A)でよくなるので、第三面31の面積もW3×Aとなっている。
出射面32は、平面形状の第一ビームスプリッタ面32aと、平面形状の第二ビームスプリッタ面32bと、平面形状の第三ビームスプリッタ面32cと、平面形状の第四ビームスプリッタ面32dと、平面形状の第五ビームスプリッタ面32eとを有する。そして、X方向において順番に、第一ビームスプリッタ面32aと、第二ビームスプリッタ面32bと、第三ビームスプリッタ面32cと、第四ビームスプリッタ面32dと、第五ビームスプリッタ面32eとなるように配置されている。さらに、X方向に対する第一ビームスプリッタ面32aの角度と、X方向に対する第二ビームスプリッタ面32bの角度と、X方向に対する第三ビームスプリッタ面32cの角度と、X方向に対する第四ビームスプリッタ面32dの角度と、X方向に対する第五ビームスプリッタ面32eの角度とは、Y方向から見ると同じαとなるように配置されている。
このとき、第一ビームスプリッタ面32aの一端部と第二ビームスプリッタ面32bの一端部と、・・・、第五ビームスプリッタ面32eの一端部とは、第二面33bに接するとともに、第一ビームスプリッタ面32aの他端部と第二ビームスプリッタ面32bの他端部と、・・・、第五ビームスプリッタ面32eの他端部とは、第一面33aに接する。
そして、第一ビームスプリッタ面32aと第二ビームスプリッタ面32bと第三ビームスプリッタ面32cと第四ビームスプリッタ面32dと第五ビームスプリッタ面32eとは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
そして、第一ビームスプリッタ面32aと第二ビームスプリッタ面32bと第三ビームスプリッタ面32cと第四ビームスプリッタ面32dと第五ビームスプリッタ面32eとは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
このような眼鏡型ディスプレイ1において、まず、出射機構2からの表示領域(X1×Y1)の画像表示光Lをライトガイド3の基板内部に第三面31から入射させる。このとき、出射機構2からの画像表示光Lを第三面31から基板内部に第三面31と垂直方向から入射させ、かつ、第三面31は、出射機構3からの表示領域(X1×Y1)の画像表示光Lが略X方向(設定方向)に進行するように入射させる。なお、画像表示光Lの光束の入射面積は、所定の大きさの虚像を形成するためには、W3×Aとなる。
そして、第一面33aと第二面33bとは、表示領域(X1×Y1)の画像表示光Lを交互に複数回反射しながら、第一ビームスプリッタ面32aに導く。そこで、第一ビームスプリッタ面32aは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過する。つまり、画像表示光Lの光束の19.0%である画像表示光Laの光束を、観察者に向かって導く。
そして、第一面33aと第二面33bとは、表示領域(X1×Y1)の画像表示光Lを交互に複数回反射しながら、第一ビームスプリッタ面32aに導く。そこで、第一ビームスプリッタ面32aは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過する。つまり、画像表示光Lの光束の19.0%である画像表示光Laの光束を、観察者に向かって導く。
また、第一ビームスプリッタ面32aを透過した画像表示光Lは、第二ビームスプリッタ面32bに到達する。そこで、第二ビームスプリッタ面32bは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過する。つまり、画像表示光Lの光束の15.4%である画像表示光Lbの光束を観察者に向かって導く。
さらに、第二ビームスプリッタ面32bを透過した画像表示光Lは、第三ビームスプリッタ面32cや第四ビームスプリッタ面32dや第五ビームスプリッタ面32eに到達していき、各ビームスプリッタ面32c〜32eは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過していく。
さらに、第二ビームスプリッタ面32bを透過した画像表示光Lは、第三ビームスプリッタ面32cや第四ビームスプリッタ面32dや第五ビームスプリッタ面32eに到達していき、各ビームスプリッタ面32c〜32eは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過していく。
以上のように、眼鏡型ディスプレイ1によれば、出射機構2を平面視で横方向に距離W1(<W2)であり、縦方向に距離Dであるように小さくし、軽量化することができる。
<第二の実施形態>
上述した眼鏡型ディスプレイ1では、ライトガイド3を用いる構成を示したが、ライトガイド3の代わりに、下述するライトガイド203を用いるような構成としてもよい。図4は、ライトガイド3の代わりに用いるライトガイド203の平面の概略構成を示す図である。
ライトガイド203は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され出射機構2の前方に配置される平面形状の第三面(回折面)231と、他端部に形成され観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面(回折面)232と、空気との界面によって第三面231と出射面(回折面)232との間に形成される側面群233と、第三面231とX方向で対向する第四面234とを有する。
側面群233は、X方向から見ると四角形状となり、第一面233aと、第一面233aとZ方向で対向する第二面233bと、第五面(図示せず)と、第五面とY方向で対向する第六面(図示せず)とを有する。
上述した眼鏡型ディスプレイ1では、ライトガイド3を用いる構成を示したが、ライトガイド3の代わりに、下述するライトガイド203を用いるような構成としてもよい。図4は、ライトガイド3の代わりに用いるライトガイド203の平面の概略構成を示す図である。
ライトガイド203は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され出射機構2の前方に配置される平面形状の第三面(回折面)231と、他端部に形成され観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面(回折面)232と、空気との界面によって第三面231と出射面(回折面)232との間に形成される側面群233と、第三面231とX方向で対向する第四面234とを有する。
側面群233は、X方向から見ると四角形状となり、第一面233aと、第一面233aとZ方向で対向する第二面233bと、第五面(図示せず)と、第五面とY方向で対向する第六面(図示せず)とを有する。
第三面231は、平面形状の回折面である。また、出射機構2からの画像表示光Lを第三面231から基板内部に第三面231と垂直方向から入射させるように、ユニット部Uは配置されることになる。
そして、出射機構2からの画像表示光Lを第三面231から基板内部に第三面231と垂直方向から入射させると、第三面231は、入射した画像表示光Lの全光束を略X方向(設定方向)に回折することが可能となっている。
なお、画像表示光Lの光束の入射面積は、所定の大きさの虚像を形成するためには、W5×A(<W4×A)でよくなるので、第三面231の面積もW5×Aとなっている。
そして、出射機構2からの画像表示光Lを第三面231から基板内部に第三面231と垂直方向から入射させると、第三面231は、入射した画像表示光Lの全光束を略X方向(設定方向)に回折することが可能となっている。
なお、画像表示光Lの光束の入射面積は、所定の大きさの虚像を形成するためには、W5×A(<W4×A)でよくなるので、第三面231の面積もW5×Aとなっている。
出射面232は、平面形状の回折面からなり、第二面233b上に所定の面積(X方向での長さは、画像表示光Lをi回反射させるために必要な長さである)で形成されている。そして、回折面は、入射した画像表示光Lの81%を反射するとともに、画像表示光Lの19%を観察者の眼Eの方向に回折させて導くことが可能となっている。
<第三の実施形態>
上述した眼鏡型ディスプレイ1では、ライトガイド3を用いる構成を示したが、ライトガイド3の代わりに、下述するライトガイド303を用いるような構成としてもよい。図5は、ライトガイド3の代わりに用いるライトガイド303の平面の概略構成を示す図である。
ライトガイド303は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され出射機構2の前方に配置される平面形状の第三面331と、他端部に形成され観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面332と、空気との界面によって第三面331と出射面332との間に形成される側面群333と、第三面331とX方向で対向する第四面334とを有する。
側面群333は、X方向から見ると四角形状となり、第一面333aと、第一面333aとZ方向で対向する第二面333bと、第五面(図示せず)と、第五面とY方向で対向する第六面(図示せず)とを有する。
上述した眼鏡型ディスプレイ1では、ライトガイド3を用いる構成を示したが、ライトガイド3の代わりに、下述するライトガイド303を用いるような構成としてもよい。図5は、ライトガイド3の代わりに用いるライトガイド303の平面の概略構成を示す図である。
ライトガイド303は、ポリカーボネイト製(屈折率ng)の平板形状となり、一端部に形成され出射機構2の前方に配置される平面形状の第三面331と、他端部に形成され観察者の眼Eの前方(Z方向)に配置される出射面332と、空気との界面によって第三面331と出射面332との間に形成される側面群333と、第三面331とX方向で対向する第四面334とを有する。
側面群333は、X方向から見ると四角形状となり、第一面333aと、第一面333aとZ方向で対向する第二面333bと、第五面(図示せず)と、第五面とY方向で対向する第六面(図示せず)とを有する。
X方向に対する第三面331の角度は、Y方向から見ると−β(例えば、50°)となるように配置されている。また、出射機構2からの画像表示光Lを第三面331から基板内部に第三面331と垂直方向から入射させるように、ユニット部Uは配置されることになる。
そして、出射機構2からの画像表示光Lを第三面331から基板内部に第三面331と垂直方向から入射させると、第三面331は、出射機構2からの表示領域(X1×Y1)の画像表示光Lが略X方向(設定方向)に進行するように入射させることができるようになっている。
なお、画像表示光Lの光束の入射面積は、所定の大きさの虚像を形成するためには、W3×A(<W4×A)でよくなるので、第三面331の面積もW3×Aとなっている。
そして、出射機構2からの画像表示光Lを第三面331から基板内部に第三面331と垂直方向から入射させると、第三面331は、出射機構2からの表示領域(X1×Y1)の画像表示光Lが略X方向(設定方向)に進行するように入射させることができるようになっている。
なお、画像表示光Lの光束の入射面積は、所定の大きさの虚像を形成するためには、W3×A(<W4×A)でよくなるので、第三面331の面積もW3×Aとなっている。
出射面332は、i枚のビームスプリッタ面からなり、平面形状の第一ビームスプリッタ面332aと、平面形状の第二ビームスプリッタ面332bと、・・・、平面形状の第iビームスプリッタ面332iとを有する。そして、X方向において順番に、第一ビームスプリッタ面332aと、第二ビームスプリッタ面332bと、・・・、第iビームスプリッタ面332iとなるように配置されている。さらに、X方向に対する第一ビームスプリッタ面332aの角度と、X方向に対する第二ビームスプリッタ面332bの角度と、・・・、X方向に対する第iビームスプリッタ面332iの角度とは、Y方向から見ると同じαとなるように配置されている。
そして、第一ビームスプリッタ面332aと、第二ビームスプリッタ面332bと、・・・、第iビームスプリッタ面332iとは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
そして、第一ビームスプリッタ面332aと、第二ビームスプリッタ面332bと、・・・、第iビームスプリッタ面332iとは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
このとき、第一ビームスプリッタ面332aの一端部と第二ビームスプリッタ面332bの一端部と、・・・、第iビームスプリッタ面332iの一端部とは、第二面333bに接するとともに、第一ビームスプリッタ面332aの他端部と第二ビームスプリッタ面332bの他端部と、・・・、第iビームスプリッタ面332iの他端部とは、第一面333aに接しない。
そして、第一ビームスプリッタ面332aと第二ビームスプリッタ面332bと、・・・、第iビームスプリッタ面332iとは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
そして、第一ビームスプリッタ面332aと第二ビームスプリッタ面332bと、・・・、第iビームスプリッタ面332iとは、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
<他の実施形態>
上述した眼鏡型ディスプレイは、観察者の頭部や腕等の身体や、身体に装着されるヘルメットや眼鏡等に、ヘッドセット、ベルト、バンド、クリップ等を介して装着されたり、携帯電話や腕時計等の各種携帯機器に装着されたり、手に持った状態で使用されたりしてもよい。また、観察者に装着されるヘッドマウントディスプレイのような形態に限らず、観察者の前方に設置するヘッドアップディスプレイのような形態であってもよい。
上記表示素子は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色光を時分割発光する光源により、観察対象の虚像をカラー表示してもよい。
上述した眼鏡型ディスプレイは、観察者の頭部や腕等の身体や、身体に装着されるヘルメットや眼鏡等に、ヘッドセット、ベルト、バンド、クリップ等を介して装着されたり、携帯電話や腕時計等の各種携帯機器に装着されたり、手に持った状態で使用されたりしてもよい。また、観察者に装着されるヘッドマウントディスプレイのような形態に限らず、観察者の前方に設置するヘッドアップディスプレイのような形態であってもよい。
上記表示素子は、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色光を時分割発光する光源により、観察対象の虚像をカラー表示してもよい。
また、画像表示光を観察者の両方の眼に導くようにしてもよい。
また、上述した眼鏡型ディスプレイにおいて、X方向と設定方向とは一致するような構成を示したが、X方向と設定方向とは一致しないような構成としてもよく、設定方向は任意の一方向とすることができる。
上記ライトガイドを形成する材料としては、例えば、ポリカーボネイト、ポリメタクリル酸(PMMA)、シクロオレフィン、硝材等が挙げられる。
また、上述した眼鏡型ディスプレイにおいて、X方向と設定方向とは一致するような構成を示したが、X方向と設定方向とは一致しないような構成としてもよく、設定方向は任意の一方向とすることができる。
上記ライトガイドを形成する材料としては、例えば、ポリカーボネイト、ポリメタクリル酸(PMMA)、シクロオレフィン、硝材等が挙げられる。
上述した眼鏡型ディスプレイにおいて、ライトガイド3の各ビームスプリッタ面32a〜32eが、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過するビームスプリッタ面であるような構成を示したが、ライトガイドの各ビームスプリッタ面が、それぞれ異なる割合を反射するとともに、それぞれ異なる割合を透過するビームスプリッタ面であるような構成としてもよい。
上述した眼鏡型ディスプレイにおいて、出射機構2は、出射方向に垂直である面に表示領域(X1×Y1)となる画像を形成して画像表示光Lを出射する透過型液晶表示器21を有するような構成を示したが、出射方向に垂直である面に表示領域(X1/2×Y1/2)となる画像を形成して画像表示光Lを出射する透過型液晶表示器と、透過型液晶表示器からの画像表示光を反射して、ライトガイドに画像表示光を導く光学系出射面を有する光学系と、透過型液晶表示器からの画像表示光の進行方向が4段階に変化するように、光学系を駆動させる光学系駆動機構とを有するような構成としてもよい。この場合、制御部は、画像情報の一部分に対応した画像表示光を透過型液晶表示器から順番に出射させていくともに、透過型液晶表示器からの画像表示光の進行方向に対する光学系出射面の角度が順番に変化していくように、光学系を駆動することを繰り返すことになる。
本発明は、卓上以外の環境で使用する情報機器等に利用することができる。
1、101 眼鏡型ディスプレイ(表示装置)
2、102 出射機構
3、103、203、303 ライトガイド
21、121 透過型液晶表示器(表示素子)
31、131、231、331 第三面
32、132、232、332 出射面
32a、132a 第一ビームスプリッタ面
32b、132b 第二ビームスプリッタ面
32c、132c 第三ビームスプリッタ面
33a、133a、233a、333a 第一面
33b、133b、233b、333b 第二面
L 画像表示光
E 観察者の眼
2、102 出射機構
3、103、203、303 ライトガイド
21、121 透過型液晶表示器(表示素子)
31、131、231、331 第三面
32、132、232、332 出射面
32a、132a 第一ビームスプリッタ面
32b、132b 第二ビームスプリッタ面
32c、132c 第三ビームスプリッタ面
33a、133a、233a、333a 第一面
33b、133b、233b、333b 第二面
L 画像表示光
E 観察者の眼
Claims (5)
- 画像表示光を出射する表示素子を有する出射機構と、
ライトガイドとを備え、
前記ライトガイドは基板であり、第一面と、当該第一面と対向する第二面と、前記第一面と第二面とは異なる第三面と、観察者の眼の前方に配置される出射面とを有し、
前記ライトガイドの基板内部に出射機構からの画像表示光を入射させた後、前記第一面と第二面とで画像表示光を設定方向へと反射させながら出射面に導き、前記出射面から画像表示光を観察者の眼に導く表示装置であって、
前記ライトガイドは、前記出射機構からの画像表示光を第三面から基板内部に入射させることを特徴とする表示装置。 - 前記ライトガイドは、平面視で第一面と、前記第一面と設定方向と垂直方向に対向する第二面と、前記第一面と第二面とは異なる第三面と、前記第三面と設定方向で対向する第四面とを有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記出射面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を透過することが可能な複数の平面形状のビームスプリッタ面であり、
前記ビームスプリッタ面は、お互いに平行であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。 - 前記第三面は、設定方向に対して傾斜しており、
前記ライトガイドは、前記出射機構からの画像表示光を第三面から基板内部に第三面と垂直方向から入射させることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の表示装置。 - 前記出射面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を回折する回折面であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
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