JP5471986B2 - 光学部品及びそれを用いた表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、腰のベルトや装身具等を介して身体に纏うウエアラブルコンピュータや、ナップサックやポケットに入れて携帯できる携帯電話器等の通信機器のような、卓上以外の環境で利用可能な情報機器のためのモニタに適した表示装置に用いられる光学部品及びそれを用いた表示装置に関する。
身体に纏う形態の情報機器用の表示装置としては、眼鏡型の形態が主流となりつつある。図3は、観察者の頭部に装着される眼鏡型ディスプレイ(表示装置)を示す外観図である。また、図4は、観察者の頭部に装着される従来の眼鏡型ディスプレイの平面の概略構成を示す光路図である。
眼鏡型ディスプレイ101は、眼鏡と似た外観をしており、画像表示光Lを出射するユニット部Uと、ユニット部Uからの画像表示光Lを内部で反射させながら観察者の眼Eに導くライトガイド(光学部品)103と、ユニット部Uとライトガイド103とが取り付けられるフレーム部Fとを備える(例えば、特許文献1参照)。
なお、眼鏡型ディスプレイ101は右眼用であり、遠方を見ている状態の右眼Eの中心に原点を有したXYZ座標系を定義する。Z方向は観察者の前方であり、Y方向は観察者の上方であり、X方向(第一の方向)は観察者の左方である。
ユニット部Uは、筐体(図示せず)を有し、その筐体の内部に出射方向に垂直である面に表示領域となる画像を形成して画像表示光Lを出射する透過型液晶表示器(表示素子)21と、観察対象の虚像を形成する光学系22と、光源(図示せず)とを有する出射機構20と、出射機構20に画像信号を出力する制御部(図示せず)とを備える。
透過型液晶表示器21は、制御部からの画像信号に基づいて、出射方向に垂直である面に表示領域となる画像を形成し、その画像表示光Lを出射する。
光学系22は、表示領域の全範囲の画像表示光Lを透過させる光学素子を有する。そして、光学系22は、透過型液晶表示器21の前方に配置されている。これにより、光学系22は、表示領域の全範囲の画像表示光Lを透過させながら、観察対象の虚像を形成する。
ライトガイド103は、平板形状の光学ガラス(商品名「BK7」、屈折率:1.517)の基板と、平板形状の光学ガラス(商品名「BK7」、屈折率:1.517)の基板とが、光学ガラス用接着剤(商品名「UT20」、屈折率:1.515)を介して貼り合わせられることにより、平板形状の基板と接着層とがX方向(第一の方向)に交互に積層されたものである。具体的には、ライトガイド103は、第一の基板131と第一の接着層141と第二の基板132と第二の接着層142と第三の基板133と第三の接着層143と第四の基板134と第四の接着層144と第五の基板135とがこの順で積層されている。
そして、5枚の基板131〜135と4つの接着層141〜144とは、X方向(第一の方向)に対して傾斜している。例えば、X方向に対する平板形状の基板131〜135の角度と、X方向に対する接着層141〜144の角度とは、ともにY方向から見るとα(例えば、24°)となっている。
また、5枚の基板131〜135の第一の側面131a〜135aと、4つの接着層141〜144の第一の側面141a〜144aとで、X方向(第一の方向)と平行な第一面103aが形成されるとともに、5枚の基板131〜135の第二の側面131b〜135bと、4つの接着層141〜144の第二の側面141b〜144bとで、第一面103aとZ方向で対向する第二面103bが形成されている。
これにより、ライトガイド103は、第一面103aと、第一面103aとZ方向で対向する第二面103bとを有する。
そして、第三の基板133の片側表面と第四の基板134の片側表面と第五の基板135の片側表面とに、ビームスプリッタコートが施されていることにより、第二の接着層142と第三の基板133との界面と、第三の接着層143と第四の基板134との界面と、第四の接着層144と第五の基板135との界面とは、入射した画像表示光Lの光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光Lの光束の設定割合を透過することが可能なビームスプリッタ面となっている。具体的には、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
つまり、ライトガイド103は、X方向において順番に、平面形状の第一ビームスプリッタ面と、平面形状の第二ビームスプリッタ面と、平面形状の第三ビームスプリッタ面とを有する。
また、第二の基板132の片側表面に、全反射コートが施されていることにより、第一の接着層141と第二の基板132との界面は、入射した画像表示光Lの光束の全部を反射することが可能な反射面となっている。
つまり、ライトガイド103は、X方向において、平面形状の第一ビームスプリッタ面の前に、反射面を有する。
そして、出射機構20の前方(Z方向)に反射面が配置されるとともに、観察者の眼Eの前方(Z方向)にビームスプリッタ面が配置されるように、ライトガイド103はフレーム部Fに取り付けられている。
このような眼鏡型ディスプレイ101において、まず、出射機構20からの表示領域の画像表示光Lをライトガイド103の内部に第二面103bから入射させる。
次に、反射面は、画像表示光Lを略X方向(第一の方向)へと反射させる。そして、第一面103aと第二面103bとは、表示領域の画像表示光Lを交互に複数回反射しながら、第一ビームスプリッタ面に導く。そこで、第一ビームスプリッタ面は、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過する。つまり、画像表示光Lの光束の19.0%である画像表示光Laの光束を、観察者に向かって導く。
また、第一ビームスプリッタ面を透過した画像表示光Lは、第二ビームスプリッタ面に到達する。そこで、第二ビームスプリッタ面は、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過する。つまり、画像表示光Lの光束の15.4%である画像表示光Lbの光束を観察者に向かって導く。
さらに、第二ビームスプリッタ面を透過した画像表示光Lは、第三ビームスプリッタ面に到達していき、各ビームスプリッタ面は、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過していく。
特表2003−536102号公報
ところで、このような眼鏡型ディスプレイ101に用いられるライトガイド103は、基板と基板とが接着剤を介して貼り合わせられることにより作製されている。そして、貼り合わせられた後、切断機等で切り出されることにより、5枚の基板131〜135の第一の側面131a〜135aと、4つの接着層141〜144の第一の側面141a〜144aとで、第一面103aが形成されるとともに、5枚の基板131〜135の第二の側面131b〜135bと、4つの接着層141〜144の第二の側面141b〜144bとで、第二面103bが形成されている。さらに、第一面103aと第二面103bとは、画像表示光Lを反射させるために研磨機等で光学研磨が施される。
しかしながら、基板を形成する光学ガラスより、接着層は削れ易いため、第一面103aと第二面103bとを形成する際に、切断機等で切り出したり、研磨機等で光学研磨したりすることで、接着層141〜144の第一の側面141a〜144aと第二の側面141b〜144bとが削れすぎることがあった。図5は、図4に示すBの拡大図である。このようなライトガイド103によれば、削れすぎにより平面が崩れた部分によって迷光が発生することで、観察者が観察する画像にぼけが生じるという問題があった。
そこで、本発明は、観察者が観察する画像にぼけが生じない光学部品及びそれを用いた表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の光学部品は、平板形状の基板と平板形状の基板とが接着剤を介して貼り合わせられた後、切り出されることにより、当該基板と接着層とが第一の方向に交互に積層された光学部品であって、前記平板形状の基板及び接着層は、前記第一の方向に対して傾斜しており、前記基板の第一の側面と接着層の第一の側面とで、前記第一の方向と平行な第一面が形成されるとともに、前記基板の第二の側面と接着層の第二の側面とで、前記第一面と対向する第二面が形成されており、前記接着層の第一の側面及び/又は接着層の第二の側面に、前記接着剤が塗布された後、補足基板が前記接着剤によって接着されており、前記基板の欠け又は削れを補修するように前記接着剤が充填されているようにしている。
ここで、「第一の方向」とは、設計者等によって予め決められた任意の一方向であり、例えば、観察者の左方や、観察者の右方や、観察者の上方や、観察者の下方等となる。
本発明の光学部品によれば、切断機等で切り出したり研磨機等で光学研磨したりして、接着層の第一の側面や第二の側面が削れても、その後、接着層の第一の側面や第二の側面に接着剤を介して補足基板が接着されるので、削れた部分が補修される。
以上のように、本発明の光学部品によれば、観察者が観察する画像にぼけが生じない。
(他の課題を解決するための手段および効果)
また、上記の発明において、前記基板の屈折率と接着剤の屈折率との差は0.01以下であるようにしてもよい。
また、上記の発明において、前記基板は光学ガラス製であり、前記接着剤は光学用接着剤であるようにしてもよい。
そして、本発明の表示装置は、上述したような光学部品と、画像表示光を出射する表示素子を有する出射機構とを備える表示装置であって、前記光学部品の内部に出射機構からの画像表示光を入射させた後、前記第一面と第二面とで画像表示光を第一の方向へと反射させながら基板と接着層との界面に導き、当該界面から画像表示光を観察者の眼に導くようにしている。
また、上記の発明において、前記界面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を透過することが可能なビームスプリッタ面であるようにしてもよい。
ここで、「設定割合」とは、設計者等によって予め決められた任意の割合であり、例えば、入射した画像表示光の光束の19%を反射するとともに、画像表示光の光束の81%を透過するように決められる。
本発明の一実施形態である眼鏡型ディスプレイの平面の概略構成を示す光路図である。 図1に示すAの拡大図である。 観察者の頭部に装着される眼鏡型ディスプレイを示す外観図である。 観察者の頭部に装着される従来の眼鏡型ディスプレイの平面の概略構成を示す光路図である。 図4に示すBの拡大図である。 本発明の他の実施形態である眼鏡型ディスプレイの平面の概略構成を示す光路図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
図1は、本発明の一実施形態である眼鏡型ディスプレイ(表示装置)の平面の概略構成を示す光路図である。なお、既述した眼鏡型ディスプレイ101と同様のものについては、同じ符号を付している。
眼鏡型ディスプレイ1は、眼鏡と似た外観をしており、画像表示光Lを出射するユニット部Uと、ユニット部Uからの画像表示光Lを内部で反射させながら観察者の眼Eに導くライトガイド(光学部品)3と、ユニット部Uとライトガイド3とが取り付けられるフレーム部Fとを備える。
ライトガイド3は、平板形状の光学ガラス(商品名「BK7」、屈折率:1.517)の基板と、平板形状の光学ガラス(商品名「BK7」、屈折率:1.517)の基板とが、光学ガラス用接着剤(商品名「UT20」、屈折率:1.515)を介して貼り合わせられることにより、平板形状の基板と接着層とがX方向(第一の方向)に交互に積層されたものである。具体的には、ライトガイド3は、第一の基板31と第一の接着層41と第二の基板32と第二の接着層42と第三の基板33と第三の接着層43と第四の基板34と第四の接着層44と第五の基板35とがこの順で積層されている。
そして、5枚の基板31〜35と4つの接着層41〜44とは、X方向(第一の方向)に対して傾斜している。例えば、X方向に対する平板形状の基板31〜35の角度と、X方向に対する接着層41〜44の角度とは、ともにY方向から見るとα(例えば、24°)となっている。
また、5枚の基板31〜35の第一の側面31a〜35aと、4つの接着層41〜44の第一の側面41a〜44aとで、X方向(第一の方向)と平行な第一面3aが形成されるとともに、5枚の基板31〜35の第二の側面31b〜35bと、4つの接着層41〜44の第二の側面41b〜44bとで、第一面3aとZ方向で対向する第二面3bが形成されている。
これにより、ライトガイド3は、第一面3aと、第一面3aとZ方向で対向する第二面3bとを有する。
そして、第三の基板33の片側表面と第四の基板34の片側表面と第五の基板35の片側表面とに、ビームスプリッタコートが施されていることにより、第二の接着層42と第三の基板33との界面と、第三の接着層43と第四の基板34との界面と、第四の接着層44と第五の基板35との界面とは、入射した画像表示光Lの光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光Lの光束の設定割合を透過することが可能なビームスプリッタ面となっている。具体的には、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過することが可能となっている。
つまり、ライトガイド3は、X方向において順番に、平面形状の第一ビームスプリッタ面と、平面形状の第二ビームスプリッタ面と、平面形状の第三ビームスプリッタ面とを有する。
また、第二の基板32の片側表面に、全反射コートが施されていることにより、第一の接着層41と第二の基板32との界面は、入射した画像表示光Lの光束の全部を反射することが可能な反射面となっている。
つまり、ライトガイド3は、X方向において、平面形状の第一ビームスプリッタ面の前に、反射面を有する。
そして、出射機構20の前方(Z方向)に反射面が配置されるとともに、観察者の眼Eの前方(Z方向)にビームスプリッタ面が配置されるように、ライトガイド3はフレーム部Fに取り付けられている。
また、ライトガイド3の第一面3aには、平板形状の光学ガラス(商品名「BK7」、屈折率:1.517)の補正基板52が、光学ガラス用接着剤(商品名「UT20」、屈折率:1.515)62を介して貼り合わせられている。また、ライトガイド3の第二面3bには、平板形状の光学ガラス(商品名「BK7」、屈折率:1.517)の補正基板51が、光学ガラス用接着剤(商品名「UT20」、屈折率:1.515)61を介して貼り合わせられている。
このような補正基板52は、第一面3aが研磨機等で光学研磨された後に、第一面3aに接着剤が塗布されて接着されている。つまり、接着層41〜44の第一の側面41a〜44aが削れても、削れた部分に接着剤が入り込み、削れた部分が補修されることになる。
また、補正基板51も、第二面3bが研磨機等で光学研磨された後に、第二面3bに接着剤が塗布されて接着されている。また、補正基板52の片側表面に、全反射コートが施されていることにより、空気と補正基板52との界面は、入射した画像表示光Lの光束の全部を反射することが可能な反射面となっている。
このような眼鏡型ディスプレイ1において、まず、出射機構20からの表示領域の画像表示光Lをライトガイド3の内部に第二面3bから入射させる。
次に、反射面は、画像表示光Lを略X方向(第一の方向)へと反射させる。そして、補正基板51と補正基板52とは、各基板の空気層との界面で、表示領域の画像表示光Lを交互に複数回反射しながら、第一ビームスプリッタ面に導く。そこで、第一ビームスプリッタ面は、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過する。つまり、画像表示光Lの光束の19.0%である画像表示光Laの光束を、観察者に向かって導く。
また、第一ビームスプリッタ面を透過した画像表示光Lは、第二ビームスプリッタ面に到達する。そこで、第二ビームスプリッタ面は、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過する。つまり、画像表示光Lの光束の15.4%である画像表示光Lbの光束を観察者に向かって導く。
さらに、第二ビームスプリッタ面を透過した画像表示光Lは、第三ビームスプリッタ面に到達していき、各ビームスプリッタ面は、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過していく。
以上のように、眼鏡型ディスプレイ1によれば、接着層41〜44の第一の側面41a〜44aや第二の側面41b〜44bに接着剤を介して補正基板51、52が接着されるので、削れた部分が補修されることとなり、観察者が観察する画像にぼけが生じない。
<他の実施形態>
上述した眼鏡型ディスプレイは、観察者の頭部や腕等の身体や、身体に装着されるヘルメットや眼鏡等に、ヘッドセット、ベルト、バンド、クリップ等を介して装着されたり、携帯電話や腕時計等の各種携帯機器に装着されたり、手に持った状態で使用されたりしてもよい。また、観察者に装着されるヘッドマウントディスプレイのような形態に限らず、観察者の前方に設置するヘッドアップディスプレイのような形態であってもよい。
また、画像表示光を観察者の両方の眼に導くようにしてもよい。
また、上述した眼鏡型ディスプレイにおいて、X方向と第一の方向とは一致するような構成を示したが、X方向と第一の方向とは一致しないような構成としてもよく、第一の方向は任意の一方向とすることができる。
上述した眼鏡型ディスプレイにおいて、ライトガイド3の各ビームスプリッタ面が、入射した画像表示光Lの光束の19%を反射するとともに、画像表示光Lの光束の81%を透過するビームスプリッタ面であるような構成を示したが、ライトガイドの各ビームスプリッタ面が、それぞれ異なる割合を反射するとともに、それぞれ異なる割合を透過するビームスプリッタ面であるような構成としてもよい。
上述した眼鏡型ディスプレイ1では、ライトガイド3を用いる構成を示したが、図6に示すライトガイド203を用いるような構成としてもよい。ライトガイド203の各接着層241〜244の第一の側面241a〜244aには、平板形状の光学ガラス(商品名「BK7」、屈折率:1.517)の補正基板252が、光学ガラス用接着剤(商品名「UT20」、屈折率:1.515)を介してそれぞれ貼り合わせられている。また、ライトガイド203の各接着層241〜244の第二の側面241b〜244bには、平板形状の光学ガラス(商品名「BK7」、屈折率:1.517)の補正基板251が、光学ガラス用接着剤(商品名「UT20」、屈折率:1.515)を介してそれぞれ貼り合わせられている。
本発明は、卓上以外の環境で使用する情報機器等に利用することができる。
3 ライトガイド(光学部品)
3a 第一面
3b 第二面
31〜35 基板
31a〜35a 基板の第一の側面
31b〜35b 基板の第二の側面
41〜44 接着層
41a〜44a 接着層の第一の側面
41b〜44b 接着層の第二の側面
51、52 補足基板
L 画像表示光
E 観察者の眼

Claims (5)

  1. 平板形状の基板と平板形状の基板とが接着剤を介して貼り合わせられた後、切り出されることにより、当該基板と接着層とが第一の方向に交互に積層された光学部品であって、
    前記平板形状の基板及び接着層は、前記第一の方向に対して傾斜しており、
    前記基板の第一の側面と接着層の第一の側面とで、前記第一の方向と平行な第一面が形成されるとともに、前記基板の第二の側面と接着層の第二の側面とで、前記第一面と対向する第二面が形成されており、
    前記接着層の第一の側面及び/又は接着層の第二の側面に、前記接着剤が塗布された後、補足基板が前記接着剤によって接着されており、前記基板の欠け又は削れを補修するように前記接着剤が充填されていることを特徴とする光学部品。
  2. 前記基板の屈折率と接着剤の屈折率との差は0.01以下であることを特徴とする請求項1に記載の光学部品。
  3. 前記基板は光学ガラス製であり、
    前記接着剤は光学用接着剤であることを特徴とする請求項2に記載の光学部品。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の光学部品と、
    画像表示光を出射する表示素子を有する出射機構とを備える表示装置であって、
    前記光学部品の内部に出射機構からの画像表示光を入射させた後、前記第一面と第二面とで画像表示光を第一の方向へと反射させながら基板と接着層との界面に導き、当該界面から画像表示光を観察者の眼に導くことを特徴とする表示装置。
  5. 前記界面は、入射した画像表示光の光束の設定割合を反射するとともに、画像表示光の光束の設定割合を透過することが可能なビームスプリッタ面であることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
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