JP2006091041A - ホログラフィック反射面を有する広角観察光学系 - Google Patents

ホログラフィック反射面を有する広角観察光学系 Download PDF

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Abstract

【課題】 構成部品数が少なく、観察者眼の光軸方向に薄いにもかかわらず広視野角な虚像観察を可能とする広角観察光学系を提供する。
【解決手段】 広角観察光学系は、表示素子DPの表示画像の虚像を結像させるためのホログラフィック反射面HA,HBを有する。ホログラフィック反射面HA,HBは、観察者から見て虚像の表示角度が広角になるように配置され、一方のホログラフィック反射面HAを通る光路PAが、他方のホログラフィック反射面HBを通る光路PBの少なくとも一部と空間を共有する。
【選択図】 図1

Description

本発明はホログラフィック反射面を有する広角観察光学系に関するものであり、更に詳しくは、表示素子の表示画像を複数のホログラフィック反射面で拡大するとともに、それを広視野角な虚像として観察させる広角観察光学系に関するものである。
表示画像の虚像を観察させるための観察光学系として、屈折光学系や反射光学系を使ったものが従来より多数提案されている。そのなかでも反射面を使った観察光学系は、その体積を小さくすることを主な目的としており、広い視野角が得られる構成にはなっていない。広い視野角を確保しようとすると、視野角の広がり方向だけでなく観察者眼の光軸方向にも大きな反射面を用いなければならなくなる。このため、眼鏡レンズ程度の厚みの光学部材を使った場合には、反射面の傾き方向に10°程度の視野角しか確保することができず、視野角を広くしようとすれば光学部材の厚みは5mm以上になってしまう。
広い視野角を得るにはホログラフィック反射面の使用が有効であり、従来より知られている観察光学系のなかにはホログラフィック反射面を用いたものもある。例えば、2枚のホログラフィック反射ミラーをコンバイナとして使ったものが特許文献1,2で提案されており、2枚のホログラフィック反射面を使って上下方向から虚像を形成するものが特許文献3で提案されている。
米国特許第4,655,540号明細書 特開2004−12768号公報 特開2001−264683号公報
しかし、特許文献1,2記載の観察光学系は、視野角を広角にできない配置になっており、その体積についても光軸方向に大きくなってしまっている。特許文献3記載の観察光学系では、構成部品数が多く光学構成も複雑化している。しかも、2つの表示素子のそれぞれに対して独立した光学構成になっているため、光学系全体の体積は約2倍になっている。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、構成部品数が少なく、観察者眼の光軸方向に薄いにもかかわらず広視野角な虚像観察を可能とする広角観察光学系を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明の広角観察光学系は、表示画像の虚像を結像させるための複数のホログラフィック反射面を有する広角観察光学系であって、観察者から見て虚像の表示角度が広角になるように前記複数のホログラフィック反射面が配置され、前記複数のホログラフィック反射面のうちの1つを通る光路が、その他の少なくとも1つを通る光路の少なくとも一部と空間を共有することを特徴とする。
第2の発明の広角観察光学系は、上記第1の発明において、前記光路の少なくとも一部と空間を共有する複数のホログラフィック反射面が、互いに異なる波長で鋭い反射ピークを持った反射特性を有することを特徴とする。
第3の発明の広角観察光学系は、上記第1又は第2の発明において、前記複数のホログラフィック反射面が、互いに異なる複数の波長で鋭い反射ピークを持った反射特性を有することを特徴とする。
第4の発明の広角観察光学系は、上記第1〜第3のいずれか1つの発明において、前記複数のホログラフィック反射面が、互いに異なる複数の波長で白色を再現できる鋭い反射ピークを持った反射特性を有することを特徴とする。
第5の発明の広角観察光学系は、上記第1〜第4のいずれか1つの発明において、さらに前記複数のホログラフック反射面と表示画像との間に少なくとも1面の反射面を有することを特徴とする。
第6の発明の広角観察光学系は、上記第1〜第5のいずれか1つの発明において、さらに前記複数のホログラフック反射面と表示画像との間に少なくとも1個の透明な光学部材を有することを特徴とする。
本発明に係る広角観察光学系は、観察者から見て虚像の表示角度が広角になるように複数のホログラフィック反射面が配置され、そのうちの1つを通る光路がその他の少なくとも1つを通る光路の少なくとも一部と空間を共有する構成になっているため、観察者眼の光軸方向に薄いにもかかわらず広視野角な虚像観察が可能である。しかも、構成部品数の増大を招くこともないので、広角観察光学系の低コスト化・コンパクト化を効果的に達成することができる。
以下、本発明を実施した広角観察光学系等を、図面を参照しつつ説明する。図1〜図5に、広角観察光学系の第1〜第5の実施の形態の構成部品配置の概略を模式的に示す。いずれの実施の形態も、少なくとも1つの表示素子DP,DA,DB,DCとの組み合わせで映像表示装置の主要部を成す広角観察光学系であり、表示画像(例えば2次元映像)の虚像を結像させるための少なくとも2つのホログラフィック反射面HA,HB,HCを有している。少なくとも2つのホログラフィック反射面HA,HB,HCは、それぞれが独立した光学系として表示画像の虚像を形成し、各虚像の視野を合成することによって視野を広角化する構成になっている。ただし、少なくとも一対の光路PA,PB,PC同士が空間を部分的に共有する構成になっているため、光学系全体が占める体積はコンパクトになっている。その詳細を各実施の形態について以下に説明する。
第1の実施の形態(図1)は、1つの表示素子DPに表示される面積の大きな表示画像を観察するための広角観察光学系であり、その虚像の表示角度が観察者から見て広角になるように、第1,第2ホログラフィック反射面HA,HBが配置されている。表示画像の所定領域からの第1光路PAは、第1ホログラフィック反射面HAにより観察者眼EYに向けて折り曲げられる。一方、表示画像の残りの領域からの第2光路PBは、第2ホログラフィック反射面HBにより観察者眼EYに向けて折り曲げられる。この第1,第2光路PA,PBの組み合わせで視野が合成されることにより、広視野角化が達成される。さらに、第1,第2光路PA,PBによる空間の共有により、観察光学系が占める体積がコンパクト化される。したがって、観察者眼EYの光軸方向に薄いにもかかわらず広視野角な虚像観察が可能となる。
第2,第3の実施の形態(図2,図3)は、第1,第2表示素子DA,DBに表示される表示画像を観察するための広角観察光学系であり、その虚像の表示角度が観察者から見て広角になるように、第1,第2ホログラフィック反射面HA,HBが配置されている。第1表示素子DAの表示画像からの第1光路PAは、第1ホログラフィック反射面HAにより観察者眼EYに向けて折り曲げられる。一方、第2表示素子DBの表示画像からの第2光路PBは、第2ホログラフィック反射面HBにより観察者眼EYに向けて折り曲げられる。この第1,第2光路PA,PBの組み合わせで視野が合成されることにより、広視野角化が達成される。さらに、第1,第2光路PA,PBによる空間の共有により、観察光学系が占める体積がコンパクト化される。したがって、観察者眼EYの光軸方向に薄いにもかかわらず広視野角な虚像観察が可能となる。
第2,第3の実施の形態のように画像表示を複数の表示素子に分担させると、広角観察光学系の自由度が向上するため光学性能を向上させることが可能になり、また、多様な広視野角化も可能になる。例えば、2つの表示画面を第2の実施の形態のように平行にずらして配置したり、第3の実施の形態のように非平行にずらして配置したりすることが可能になる。これにより、2つの表示画面が連続的な視野で観察されるように視野を合成するだけでなく、虚像の形成位置を前後又は上下左右にずらして、2つの表示画面が不連続的な視野で観察されるように視野を合成することも可能になる。また、第1表示素子DAと第2表示素子DBとで種類の異なった画像(例えば、映像と字幕等)を混在させることもできるので、広視野角化とともに映像表現の多様化も可能となる。
第4の実施の形態(図4)は、1つの表示素子DPに表示される普通サイズの表示画像を観察するための広角観察光学系であり、その虚像の表示角度が観察者から見て広角になるように、第1,第2ホログラフィック反射面HA,HBが配置されている。第1ホログラフィック反射面HAにより観察者眼EYに向けて折り曲げられる第1光路PAと、第2ホログラフィック反射面HBにより観察者眼EYに向けて折り曲げられる第2光路PBと、は時分割で切り替えが行われる。例えば、表示素子DPからの射出光の波長(例えば、表示素子DPに入射する照明光の波長)を時分割で異なるものとし、その波長に合わせて表示素子DPの画像表示自体を時分割で第1ホログラフィック反射面HA用と第2ホログラフィック反射面HB用とに切り替えるようにする。この第1,第2光路PA,PBの組み合わせで視野が合成されることにより、広視野角化が達成される。さらに、第1,第2光路PA,PBによる空間の共有により、観察光学系が占める体積がコンパクト化される。したがって、観察者眼EYの光軸方向に薄いにもかかわらず広視野角な虚像観察が可能となる。
第5の実施の形態(図5)は、第1,第2,第3表示素子DA,DB,DCに表示される表示画像を観察するための広角観察光学系であり、その虚像の表示角度が観察者から見て広角になるように、第1,第2,第3ホログラフィック反射面HA,HB,HCが配置されている。第1表示素子DAの表示画像からの第1光路PAは、第1ホログラフィック反射面HAにより観察者眼EYに向けて折り曲げられ、第2表示素子DBの表示画像からの第2光路PBは、第2ホログラフィック反射面HBにより観察者眼EYに向けて折り曲げられ、第3表示素子DCの表示画像からの第3光路PCは、第3ホログラフィック反射面HCにより観察者眼EYに向けて折り曲げられる。この第1,第2,第3光路PA,PB,PCの組み合わせで視野が合成されることにより、広視野角化が達成される。さらに、第1,第2,第3光路PA,PB,PCによる空間の共有により、観察光学系が占める体積がコンパクト化される。したがって、観察者眼EYの光軸方向に薄いにもかかわらず広視野角な虚像観察が可能となる。
第5の実施の形態のように画像表示を複数の表示素子に分担させると、第2,第3の実施の形態と同様、広角観察光学系の自由度が向上するため、光学性能の向上や多様な広視野角化が可能となる。また、同じ反射特性を有するホログラフィック反射面の使用も可能となる。例えば、第1ホログラフィック反射面HAと第3ホログラフィック反射面HCとは、第1,第3表示素子DA,DCと第1,第3ホログラフィック反射面HA,HCとの間で、第1,第3光路PA,PCによる空間の共有がない。したがって、第1ホログラフィック反射面HAと第3ホログラフィック反射面HCとは同じ反射特性を持っていてもよく、その場合でも互いの光路PA,PCの光束に影響を与えることはない。
なお各実施の形態では、表示素子DP,DA,DB,DCから観察者眼EYへの光路がホログラフィック反射面HA,HB,HCによる反射のみで折り曲げられる場合を示しているが、表示素子DP,DA,DB,DCとホログラフィック反射面HA,HB,HCとの間で光路PA,PB,PCを折り曲げるようにしてもよい。例えば、後述する数値実施例のようにプリズムPR(図6)等の光学部材を用いて、ホログラフィック反射面HA,HB,HCと表示素子DP,DA,DB,DCとの間での1回〜数回の反射により光路を折り曲げるようにしてもよい。
広角な表示角度を実現するためには、観察者眼の光軸に対して垂直方向に複数の表示画面又は光学系を並べればよい。各実施の形態のようにホログラフィック反射面を用いると、光路を折り曲げて空間を共有する構成となり、観察光学系を観察者眼の光軸方向に薄くするとともに視野を広角化することが可能となる。したがって、上記各実施の形態のように、観察者から見て虚像の表示角度が広角になるように複数のホログラフィック反射面が配置され、複数のホログラフィック反射面のうちの1つを通る光路が、その他の少なくとも1つを通る光路の少なくとも一部と空間を共有する構成にすることが好ましい。また、ホログラフィック反射面の波長選択性を利用すれば、特定の波長でシャープな反射特性を得ることができる。つまり、その他の波長の光を全て透過させることができるので、シースルー性を確保することができる。例えば、観察者眼の光軸方向に存在する外界に表示画像を重ね合わせて観察させる映像表示装置(ヘッドマウントディスプレイ等)を実現することが可能である。
光路の少なくとも一部と空間を共有する複数のホログラフィック反射面は、互いに異なる波長で鋭い反射ピークを持った反射特性を有することが好ましい。よりコンパクトにするために、ホログラフィック反射面で構成される1つの光学系の光路を他のホログラフィック反射面で構成される光学系で共有する配置にした場合、ホログラフィック反射面の波長選択性を利用すれば、互いに異なる波長の光束を使用することが可能となる。つまり、光路が完全に重なっていても、反射特性が互いに異なる波長で鋭い反射ピークを持つものであれば、互いの光学特性に影響を与えずに配置することが可能となり、その鋭い反射ピークで透過光への影響も抑えることができるのである。
互いに異なる波長で鋭い反射ピークを持った反射特性の一例として、一対のホログラフィック反射面HA,HBの分光反射特性(λ:波長,R:反射率)を図7,図8に示す。図7,図8中、(A)は第1ホログラフィック反射面HAの分光反射特性を示しており、(B)は第2ホログラフィック反射面HBの分光反射特性を示している。図7では、青・緑・赤に相当する波長帯域の中で2波長ずつ反射ピークの波長を選んで、各ホログラフィック反射面HA,HBの反射波長としている。第1ホログラフィック反射面HAには波長が長めの青・緑・赤を使い、第2ホログラフィック反射面HBには波長が短めの青・緑・赤を使っている。この反射特性の組み合わせは、良好な色再現性を得る上で有効であり、また反射特性の波長帯域を狭くできる材料を使用する場合に向いている。図8では、第1ホログラフィック反射面HAに青・緑・赤を使い、第2ホログラフィック反射面HBに補色のシアン・イエロー・マゼンタを使っている(マゼンタは波長の長い赤及び波長の短い青の混色である。)。色再現性は少し劣るが、その反射特性がやや広い場合に第1ホログラフィック反射面HAと第2ホログラフィック反射面HBとの混色を防ぐのに向いている。
なお、上述したように第1ホログラフィック反射面HAと第2ホログラフィック反射面HBとで分光反射特性が異なっている場合でも、観察者眼にはほぼ同じ色に見えるように反射ピーク位置を選択することは可能である。人の眼の錐体の感度はブロードであり、青は380〜500nm、緑は450〜650nm、赤は500〜700nmの波長帯域がある。例えば波長500nmと波長550nmは、緑錐体にとっては全く同じ「色」として感じられる。違いは他の錐体で受容しているエネルギーだけであり、言い換えれば、鋭いピークを持つ3つの波長をうまく選択することにより、ほとんど同じ色に見える異なった反射特性の組み合わせが可能である。
複数のホログラフィック反射面は、互いに異なる複数の波長で鋭い反射ピークを持った反射特性を有することが好ましい。上述したようにホログラフィック反射面の波長選択性を利用すれば、光路を重ねてもお互いに影響しない光学系を配置することが可能となるので、互いに異なる複数の波長選択性を持つホログラフィック反射面を用いれば、多色表示やカラー表示が可能となる。そして、3波長以上の反射ピークを持つホログラフィック反射面を用いれば、白色や他の色を再現することも可能である。
フルカラー映像等の表示を可能とするには、複数のホログラフィック反射面が互いに異なる複数の波長で白色を再現できる鋭い反射ピークを持った反射特性を有することが好ましい。白色を再現するには、人の赤・緑・青の比視感度スペクトルのどこかの3波長を使えば可能であり、他の3波長以上(例えば、赤・緑・青の補色となる4波長等)を使っても可能である。
さらに、複数のホログラフック反射面と表示画像との間に少なくとも1面の反射面を有することが好ましい。つまり、前述したように表示素子DP,DA,DB,DCと観察者眼EYとの間で光路PA,PB,PCを折り曲げるようにすることが好ましい。光学部材を使って光路を折り曲げる方法は、光学系の体積をコンパクトにして充分な光路長を得る上で有効である。また、結像の機能を有するホログラフィック反射面以外に、1面以上の反射面を配置して光路を折り曲げる構成にすると、配置の自由度が増すため、いろいろな形態をとることが可能になる。
さらに、複数のホログラフック反射面と表示画像との間に少なくとも1個の透明な光学部材を有することが好ましい。その透明な光学部材としては、後述する数値実施例に用いられているプリズムPR(図6)等が挙げられる。光路を折り曲げるための光学部材としてプリズム等の透明な光学部材を用いた場合、反射コーティング等が施されている部分以外は他の光束を透過させることが可能であり、例えば、シースルー性のあるヘッドマウントディスプレイ等を構成する際に有利である。また全反射を使って光路を折り曲げれば、反射コーティング等が不要であるため、全ての面に対して他の光束を透過させることも可能である。
なお、上述した実施の形態や後述する実施例には以下の構成が含まれており、その構成によると、構成部品数が少なく、観察者眼の光軸方向に薄いにもかかわらず広視野角の画像表示が可能な映像表示装置を実現することができる。
(i) 2次元映像を表示する表示素子と、前記2次元映像の虚像を結像させるための複数のホログラフィック反射面と、を備えた映像表示装置であって、観察者から見て虚像の表示角度が広角になるように前記複数のホログラフィック反射面が配置され、前記複数のホログラフィック反射面のうちの1つを通る光路が、その他の少なくとも1つを通る光路の少なくとも一部と空間を共有することを特徴とする映像表示装置。
(ii) 前記光路の少なくとも一部と空間を共有する複数のホログラフィック反射面が、互いに異なる波長で鋭い反射ピークを持った反射特性を有することを特徴とする上記(i)記載の映像表示装置。
(iii) 前記複数のホログラフィック反射面が、互いに異なる複数の波長で鋭い反射ピークを持った反射特性を有することを特徴とする上記(i)又は(ii)記載の映像表示装置。
(iv) 前記複数のホログラフィック反射面が、互いに異なる複数の波長で白色を再現できる鋭い反射ピークを持った反射特性を有することを特徴とする上記(i)〜(iii)のいずれか1項に記載の映像表示装置。
(v) さらに前記複数のホログラフック反射面と表示画像との間に少なくとも1面の反射面を有することを特徴とする上記(i)〜(iv)のいずれか1項に記載の映像表示装置。
(vi) さらに前記複数のホログラフック反射面と表示画像との間に少なくとも1個の透明な光学部材を有することを特徴とする上記(i)〜(v)のいずれか1項に記載の映像表示装置。
(vii) シースルー性を有するヘッドマウントディスプレイであることを特徴とする上記(i)〜(vi)のいずれか1項に記載の映像表示装置。
以下、本発明を実施した広角観察光学系の構成等を、コンストラクションデータ等を挙げて更に具体的に説明する。ここで挙げる実施例は前述した第1の実施の形態(図1)に対応する数値実施例であり、その光学構成(光路等)の詳細は図6に示す通りである。図6に示す映像表示装置において、観察光学系はプリズムPRと第1,第2ホログラフィック反射面HA,HBを有している。プリズムPRは眼鏡用のレンズLNの一部に埋め込まれており、ホログラフィック反射面HA,HBを構成するホログラフィック光学素子は、プリズムPRとレンズLNをホログラム基板として、その間に挟まれるようにしてそれぞれ配置されている。表示素子DPの画面上に表示された画像は、観察光学系によって観察者の瞳EPに導かれ、その結果、ホログラフィック反射面HA,HBによりシースルーで観察者眼EY(図1)に拡大投影されて虚像として観察される。この実施例によると、第1,第2ホログラフィック反射面HA,HBの傾き方向に19°まで視野を広角化することができるとともに、光軸方向に薄い観察光学系を簡易な構成で実現することができる。
この実施例のコンストラクションデータでは、無限遠物体面OB(s0)に対する像面IM(s10)を表示素子DPの表示画像面としている。また、si(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の面、ri(i=1,2,3,...)は面siの曲率半径(mm)、di(i=1,2,3,...)は物体側から数えてi番目の軸上面間隔(mm)を示しており、Nj(j=1,2,...),νj(j=1,2,...)は物体側から数えてj番目の光学要素のd線に対する屈折率(Nd),アッベ数(νd)を示している。ただし、直前の面に対して偏芯した面siは、瞳EPの中心を原点とするグローバル座標(X,Y,Z)で表現してあり、軸上面間隔diの数値にはよらない。グローバル座標系は、瞳EPの光軸方向(すなわち瞳面に対して垂直方向)がZ軸方向であり、図6の紙面に対して平行な上下方向がY軸方向であり、図6の紙面に対して垂直方向がX軸方向である。また、面頂点位置は偏芯データの各軸方向の平行偏芯の値(mm)で特定され、面の傾きは偏芯データの各軸周りの傾き偏芯の値(°)で特定される。なお、曲率半径riはX軸方向とY軸方向とで同じである。
第3面s3は、画角(+9〜0°,0〜−10°)により異なる2種類の光学系で構成されており、その一方が第1ホログラフィック反射面HAから成っており、他方が第2ホログラフィック反射面HBから成っている。第3面s3を構成する第1,第2ホログラフィック反射面HA,HBは、作成波長の物体光及び参照光から作られる回折光学素子に、作成波長での位相ずれ(光路長):Z=ΣAmnXmnを(収差補正のために)加えて成る回折光学素子である。ただし、Amnは各次数の位相係数であり(データに関してE−n=×10-n,E+n=×10+nである。)、ホログラフィック反射面HA,HBの位相ずれは光軸方向のずれをZ軸方向に置いている。表1に、各画角(+9〜0°,0〜−10°)での光学系のデータを示す。なお、表1中の「全長」はホログラフィック反射面HA,HBで構成される各光学系の光軸に沿った長さである。
この実施例では、Y軸方向に異なる2種類の画角に2枚のホログラフィック反射面HA,HBを割り当てているが、ここで、各光路PA,PB(図1)が重なっても互いに影響しないようにするために、互いに異なる反射波長を有する第1,第2ホログラフィック反射面HA,HBを用いるようにしてもよい。あるいは、表示素子DPの画面上に各領域で異なる透過波長のカラーフィルタ等を配置して、各ホログラフィック反射面HA,HBに対する入射光の波長を制限するようにしてもよい。また、表示素子DPとして非発光型の映像表示素子(例えば、透過型又は反射型の液晶表示素子)を用いる場合には、表示素子DPの表示面に対する照明光の波長を時分割で異なるものとし、その波長に合わせて表示自体をホログラフィック反射面HA用とホログラフィック反射面HB用とに時分割で切り替えるようにしてもよい。
《実施例のコンストラクションデータ》
s0(OB) d0=∞
s1(EP) r1=∞ d1=14.000000
s2 r2=∞ d2= 0.000000 N1=1.49140/ν1=57.82
s3 r3=∞ d3= 0.000000 N2=-1.49140/ν2=57.82
ホログラフィック反射面HA:
回折次数:1
物体光:実光源
X座標1:0.000000E+00
Y座標1:0.133195E+01
Z座標1:-0.280190E+02
参照光:虚光源
X座標2:0.000000E+00
Y座標2:0.000000E+00
Z座標2:-0.100000E+27
ホログラム作成波長:550.00nm
基盤面形状:球面(ここでは平面)
ホログラム位相ずれ:XY多項式
A01=-1.9760E-03
A20=-9.0329E-03
A02=-1.3736E-05
A21= 7.4868E-05
A03=-5.7970E-05
A40=-2.5443E-06
A22=-2.9589E-06
A04=-6.1849E-07
A41=-9.8248E-07
偏芯データ(第1面s1に対するグローバル偏芯)
X軸方向平行偏芯:0.000000
Y軸方向平行偏芯:0.000000
Z軸方向平行偏芯:14.250000
X軸周り傾き偏芯°:-32.800000
Y軸周り傾き偏芯°:0.000000
Z軸周り傾き偏芯°:0.000000
s4 r4=∞ d4=13.000000 N3=1.49140/ν3=57.82
偏芯データ(第1面s1に対するグローバル偏芯)
X軸方向平行偏芯:0.000000
Y軸方向平行偏芯:0.000000
Z軸方向平行偏芯:14.000000
X軸周り傾き偏芯°:0.000000
Y軸周り傾き偏芯°:0.000000
Z軸周り傾き偏芯°:0.000000
s5 r5=∞ d5= 0.000000 N4=-1.49140/ν4=57.82
偏芯データ(第1面s1に対するグローバル偏芯)
X軸方向平行偏芯:0.000000
Y軸方向平行偏芯:1.600000
Z軸方向平行偏芯:17.500000
X軸周り傾き偏芯°:0.000000
Y軸周り傾き偏芯°:0.000000
Z軸周り傾き偏芯°:0.000000
s6 r6=∞ d6= 0.000000 N5=1.49140/ν5=57.82
偏芯データ(第1面s1に対するグローバル偏芯)
X軸方向平行偏芯:0.000000
Y軸方向平行偏芯:0.000000
Z軸方向平行偏芯:14.000000
X軸周り傾き偏芯°:0.000000
Y軸周り傾き偏芯°:0.000000
Z軸周り傾き偏芯°:0.000000
s7 r7=∞ d7= 0.000000
偏芯データ(第1面s1に対するグローバル偏芯)
X軸方向平行偏芯:0.000000
Y軸方向平行偏芯:21.000000
Z軸方向平行偏芯:26.000000
X軸周り傾き偏芯°:65.600000
Y軸周り傾き偏芯°:0.000000
Z軸周り傾き偏芯°:0.000000
s8 r8=∞ d8= 0.000000 N6=1.51680/ν6=64.12
偏芯データ(第1面s1に対するグローバル偏芯)
X軸方向平行偏芯:0.000000
Y軸方向平行偏芯:22.000000
Z軸方向平行偏芯:26.500000
X軸周り傾き偏芯°:65.600000
Y軸周り傾き偏芯°:0.000000
Z軸周り傾き偏芯°:0.000000
s9 r9=∞ d9= 0.800000
s10(IM) r10=∞ d10=0.000000
Figure 2006091041
第1の実施の形態の構成部品配置の概略を示す模式図。 第2の実施の形態の構成部品配置の概略を示す模式図。 第3の実施の形態の構成部品配置の概略を示す模式図。 第4の実施の形態の構成部品配置の概略を示す模式図。 第5の実施の形態の構成部品配置の概略を示す模式図。 数値実施例の光学構成の概略を示す光路図。 第1,第2ホログラフィック反射面の分光反射特性の一例を示すグラフ。 第1,第2ホログラフィック反射面の分光反射特性の他の例を示すグラフ。
符号の説明
HA 第1ホログラフィック反射面
HB 第2ホログラフィック反射面
HC 第3ホログラフィック反射面
PA 第1光路
PB 第2光路
PC 第3光路
DP 表示素子
DA 第1表示素子
DB 第2表示素子
DC 第3表示素子
PR プリズム
EY 観察者眼
EP 瞳

Claims (6)

  1. 表示画像の虚像を結像させるための複数のホログラフィック反射面を有する広角観察光学系であって、観察者から見て虚像の表示角度が広角になるように前記複数のホログラフィック反射面が配置され、前記複数のホログラフィック反射面のうちの1つを通る光路が、その他の少なくとも1つを通る光路の少なくとも一部と空間を共有することを特徴とする広角観察光学系。
  2. 前記光路の少なくとも一部と空間を共有する複数のホログラフィック反射面が、互いに異なる波長で鋭い反射ピークを持った反射特性を有することを特徴とする請求項1記載の広角観察光学系。
  3. 前記複数のホログラフィック反射面が、互いに異なる複数の波長で鋭い反射ピークを持った反射特性を有することを特徴とする請求項1又は2記載の広角観察光学系。
  4. 前記複数のホログラフィック反射面が、互いに異なる複数の波長で白色を再現できる鋭い反射ピークを持った反射特性を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の広角観察光学系。
  5. さらに前記複数のホログラフック反射面と表示画像との間に少なくとも1面の反射面を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の広角観察光学系。
  6. さらに前記複数のホログラフック反射面と表示画像との間に少なくとも1個の透明な光学部材を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の広角観察光学系。
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