JP2010185947A - 表示装置 - Google Patents

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【課題】 出射機構の組み立て作業において、枠部材を配置する工程をなくすことができる表示装置を提供する。
【解決手段】 出射方向に垂直である面に対して表示領域となる画像表示光Lを出射する表示素子2を有する出射機構Sと、観察者の眼Eの前方に配置される接眼光学系3とを備え、画像表示光Lが接眼光学系3を介して観察者の眼Eに導かれることにより、観察者の前方に観察対象の虚像を形成する表示装置1であって、出射機構Sの出射方向における前方に配置され、画像表示光Lを内部に入射させる入射面5aと、画像表示光Lを内部から出射させる出射面5bとを有し、観察対象の虚像におけるぼけ及び/又は歪みを小さくするための光学素子5を備え、光学素子5の入射面5a上に、表示領域外の光を遮蔽する枠5cが付着により形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、腰のベルトや装身具等を介して身体に纏うウエアラブルコンピュータや、ナップサックやポケットに入れて携帯できる携帯電話器等の通信機器のような、卓上以外の環境で利用可能な情報機器のためのモニタに適した表示装置に関する。
身体に纏う形態の情報機器用の表示装置としては、頭部に装着する形態が主流である(例えば、特許文献1参照)。図3は、観察者の頭部に装着される従来の表示装置を示す図である。表示装置100は、観察者の上方に配置される出射機構Sと、観察者の眼Eの前方に配置される接眼光学系3とを備える。
接眼光学系3は、観察者の眼Eの前方に配置される第1コンバイナ11と、第1コンバイナ11の前方に空間4を介して配置される第2コンバイナ12と、出射機構Sと第1コンバイナ11との間に配置される光学素子113とを有する。第1コンバイナ11と第2コンバイナ12とは、例えば、それぞれハーフミラーやホログラム素子により構成されるコンバイナである。よって、第1コンバイナ11及び第2コンバイナ12は、入射光を反射させるとともに、透過させるビームスプリット機能を有する。
光学素子113は、レンズ等により構成され、画像表示光Lを内部に入射させる入射面113aと、画像表示光Lを内部から出射させる出射面113bとを有し、内部に画像表示光Lを通過させることで、観察対象の虚像におけるぼけや歪みを小さくする。
このような表示装置100において、出射機構Sから出射される画像表示光Lは、まず、光学素子113の入射面113aから入射し、光学素子113の内部を通過し、そして、光学素子113の出射面113bから出射する。次に、光学素子113の出射面113bから出射した画像表示光Lは、第1コンバイナ11の反射面11aで反射された後に、第2コンバイナ12の反射面12aで反射され、その後、第1コンバイナ11を透過することにより、観察者の眼Eに導かれる。これにより、観察者は観察対象の虚像を視認できるとともに、第1コンバイナ11及び第2コンバイナ12を透過する光により前方実在物も視認できる。
なお、第1コンバイナ11の反射面11a及び第2コンバイナ12の反射面12aは、軸はずし回転対称非球面とされている。また、光学素子113の入射面113aと出射面113bとは、平面形状である。
ところで、出射機構Sは、光源(図示せず)と、反射型液晶表示器(表示素子)2とを備え、反射型液晶表示器2は、表示部21と、表示部21の出射面を保護する平板形状のカバーガラス22と、平板形状の電子基板24とを備え、表示部21の出射面は、出射方向に垂直である面に対して表示領域(X×Y)となる画像表示光Lを出射する表示領域21aと、その周囲の非表示領域21bとを備える。
カバーガラス22は、画像表示光Lを内部に入射させる入射面と、画像表示光Lを内部から出射させる出射面とを有する。カバーガラス22の入射面と出射面とは、平面形状である。そして、カバーガラス22の入射面と表示部21の出射面とは、接着剤を用いて接着されている。
このような出射機構Sにおいて、表示部21から出射される表示領域(X×Y)となる画像表示光Lは、カバーガラス22を通過した後に、光学素子113に導かれる。その後、画像表示光Lは、上述したように観察者の眼Eに導かれるようになっている。
しかし、観察者は、表示装置100によって観察対象の虚像を視認すると、図5(b)に示すように、表示領域(X×Y)となる画像表示光Lで形成された画像(網部分)だけでなく、カバーガラス22の縁や表示部21の近辺の電子基板24による画像を含んだ画像(X×Y)を視認することとなり、非常に煩わしく感じていた。
そこで、観察者が、カバーガラス22の縁や電子基板24による画像を視認しないように、出射機構Sに表示領域外の光を遮蔽する枠部材23を備えるものがある。図4は、観察者の頭部に装着される従来の表示装置の他の一例を示す図である。なお、上述した表示装置100と同様のものについては、同じ符号を付している。
反射型液晶表示器2は、表示部21と、表示部21の出射面を保護する平板形状のカバーガラス22と、平板形状の電子基板24と、カバーガラス22の出射面に配置される枠部材23とを備える。
枠部材23は、中央部に表示領域(X×Y)よりやや大きい開口部23aを有する所定の大きさ(X×Y)よりやや大きい平板形状の黒色のプラスチック板である。これにより、カバーガラス22の縁と表示部21の近辺の電子基板24とを覆うことで、表示領域外の光を遮蔽することになる。
このような表示装置101における出射機構Sにおいて、表示部21から出射される表示領域(X×Y)となる画像表示光Lは、カバーガラス22を通過した後に、光学素子113に導かれるとともに、表示領域外の光は、枠部材23によって光学素子113に導かれないようになっている。これにより、観察者は、表示装置101によって観察対象の虚像を視認すると、図5(a)に示すように、表示領域(X×Y)となる画像表示光Lで形成される画像(網部分)と、周縁部の黒色の画像とを含んだ画像(X×Y)を視認している。
特開2001−188194号公報
ところで、表示装置101を使用する観察者は、表示部21の出射面に眼Eの焦点を合わせることになる。よって、表示装置101における出射機構Sの組み立て作業において、枠部材23をカバーガラス22の出射面に配置する工程を行う際に、表示部21の出射面の近辺であるカバーガラス22の出射面や枠部材23の開口部23aに埃等の異物が付着すると、観察者が、その異物を画像表示光Lで形成される画像上に視認することになるので、異物がカバーガラス22の出射面や枠部材23の開口部23aに付着しないように管理しながら行う必要がある。つまり、枠部材23をカバーガラス22の出射面に配置する工程を管理しながら行うので、非常に手間がかかった。
また、表示装置101における出射機構Sの組み立て作業後においても、異物がカバーガラス22の出射面や枠部材23の開口部23aに付着することもあり、そのような場合にはカバーガラス22の出射面や枠部材23の開口部23aから異物を除去する除去作業を行う必要がある。つまり、除去作業を行う必要があるので、非常に手間がかかった。
そこで、本発明は、出射機構の組み立て作業において、枠部材を配置する工程をなくすことができる表示装置を提供することを目的とする。さらに、出射機構の組み立て作業後においても、出射機構の出射面から異物を除去する除去作業をなくすことができる表示装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の表示装置は、出射方向に垂直である面に対して表示領域となる画像表示光を出射する表示素子を有する出射機構と、観察者の眼の前方に配置される接眼光学系とを備え、前記画像表示光が接眼光学系を介して観察者の眼に導かれることにより、観察者の前方に観察対象の虚像を形成する表示装置であって、前記出射機構の出射方向における前方に配置され、前記画像表示光を内部に入射させる入射面と、前記画像表示光を内部から出射させる出射面とを有し、前記観察対象の虚像におけるぼけ及び/又は歪みを小さくするための光学素子を備え、前記光学素子の入射面上に、前記表示領域外の光を遮蔽する枠が付着により形成されているようにしている。
ここで、本明細書における「付着」とは、塗料やインクや蒸着材料等を対象物の表面にくっつけることをいい、別途形成された枠部材を対象物の表面に接着することや装着すること等は含まない。よって、「付着」とは、例えば、蒸着材料を加熱し気化もしくは昇華して、離れた位置に置かれた対象物の表面に付着させ、薄膜を形成する「蒸着」や、画像を版等にして、版等を用いて塗料やインクを対象物の表面に転写や印刷する「塗着」等が挙げられる。
本発明の表示装置によれば、光学素子の入射面上に、表示領域外の光を遮蔽する枠が付着により形成されているので、光学素子を配置すれば、表示領域外の光が光学素子の内部に導かれないようにすることができる。
以上のように、本発明の表示装置によれば、出射機構の組み立て作業において、管理しながら行う枠部材を配置する工程をなくすことができる。また、枠部材が不要となり、コストを下げることができる。
(他の課題を解決するための手段および効果)
また、上記の発明において、前記光学素子の入射面は、平面形状であり、前記光学素子の入射面と出射機構の出射面とは、接着されているようにしてもよい。
本発明の表示装置によれば、光学素子の入射面と出射機構の出射面とは、接着剤等を用いて接着されているので、光学素子を配置した後には、異物が出射機構の出射面に付着することがなくなる。よって、光学素子を配置した後には、出射機構の出射面から異物を除去する除去作業をなくすことができる。
本発明の一実施形態である表示装置の概略構成を示す図である。 図1に示す光学素子の斜視図である。 観察者の頭部に装着される従来の表示装置を示す図である。 観察者の頭部に装着される従来の表示装置の他の一例を示す図である。 観察者が視認する画像を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれることはいうまでもない。
図1は、本発明の一実施形態である表示装置の概略構成を示す図であり、図2は、図1に示す光学素子の斜視図である。なお、上述した表示装置100と同様のものについては、同じ符号を付している。
表示装置1は、ケーシング(図示省略)により覆われる出射機構S及び接眼光学系3を備える。なお、表示装置1は、観察者の頭部や腕等の身体や、身体に装着されるヘルメットや眼鏡等に、ヘッドセット、ベルト、バンド、クリップ等を介して装着されたり、携帯電話や腕時計等の各種携帯機器に装着されたり、手に持った状態で使用されたりするものである。
出射機構Sは、光源(図示せず)と、反射型液晶表示器(表示素子)2とを備え、反射型液晶表示器2は、表示部21と、表示部21の出射面を保護する平板形状のカバーガラス22と、平板形状の電子基板24とを備え、表示部21は、出射方向に垂直である面に対して表示領域(X×Y)となる画像表示光Lを出射する表示領域21aと、その周囲の非表示領域21bとを備える。
接眼光学系3は、観察者の眼Eの前方に配置される第1コンバイナ11と、第1コンバイナ11の前方に空間4を介して配置される第2コンバイナ12と、光学素子5とを有する。
ここで、第1コンバイナ11の観察者側の反対面を、第1光路変更面11aとし、第1コンバイナ11の観察者側の面を、第1通過面11bとする。また、第2コンバイナ12の観察者側の面を、第2光路変更面12aとし、第2コンバイナ12の観察者側の反対面を第2通過面12bとする。なお、第1光路変更面11aと第2光路変更面12aとの間は、空間4となる。
第1光路変更面11aは、入射光を発散させる凸曲面形状であるとともに、第2光路変更面12aは、入射光を収束させる凹曲面形状である。なお、第1光路変更面11a、第2光路変更面12a、第1通過面11b及び第2通過面12bは、例えば、軸はずし回転対称非球面である。
上記軸はずし回転対称非球面は、xyz座標空間において下記の数式(2)で示す形状関数により特定される非球面において、その非球面の回転対称軸から偏心した中心を有する面で表される。ここで、数式(2)において、ρ=x+y、c=1/Rである。なお、数式(2)は、2次曲面係数Kと非球面係数αi(i=1〜n)とが0であるときに、球面を表し、その球面の半径がRとなる。よって、非球面とは、数式(2)において、2次曲面係数Kが0でないか、または少なくとも一つの非球面係数αiが0でないことをいう。
Figure 2010185947
なお、軸はずし回転対称非球面を定義する曲率c、2次曲面係数K及び非球面係数αi(i=1〜n)は、出射機構Sにおける実像に対する観察対象の虚像の倍率、出射機構Sから観察者の眼Eまでの光路長等に応じて、虚像を観察者の前遠方位置に明瞭に形成できるように決定される。
また、第1コンバイナ11及び第2コンバイナ12は、厚さが均一な板状体である。第1コンバイナ11は、例えば、第1光路変更面11aと第1通過面11bとを互いに同じ形状とされることで、厚さを均一にされる。一方、第2コンバイナ12も、例えば、第2光路変更面12aと第2通過面12bとを互いに同じ形状とされることで、厚さを均一にされる。
光学素子5は、レンズ等により構成され、画像表示光Lを内部に入射させる入射面5aと、画像表示光Lを内部から出射させる出射面5bとを有し、内部に画像表示光Lを通過させることで、観察対象の虚像におけるぼけや歪みを小さくする。また、光学素子5の入射面5aは平面形状であるとともに、光学素子5の出射面5bはシリンダ面形状である。
また、光学素子5の入射面5aには、中央部に表示領域(X×Y)よりやや大きい開口部を有する所定の大きさ(X×Y)よりやや大きい枠5cが、クロム(蒸着材料)等の蒸着により形成されている。これにより、カバーガラス22の縁と表示部21の近辺の電子基板24とを覆うことで、表示領域外の光を遮蔽することになる。
そして、光学素子5の入射面5aとカバーガラス22の出射面とは、接着剤(例えば、 紫外線硬化型接着剤等)を用いて接着されている。これにより、光学素子5を配置した後には、異物がカバーガラス22の出射面に付着することがなくなる。
光学素子5の出射方向の厚さZは、第1コンバイナ11側より第2コンバイナ12側が厚くなるように配置される。よって、第2コンバイナ12側を透過する画像表示光Lは、拡散の程度を抑制されることにより、第1コンバイナ11a上での拡散の程度を調整されることになる。なお、光学素子5の出射方向の厚さZは、例えば、3mm〜10mm等となっており、表示装置1を使用する観察者は、表示部21の出射面に眼Eの焦点を合わせることになるので、光学素子5の出射面5bに埃等の異物が付着しても、その異物を画像表示光Lで形成される画像上にはっきり視認することはない。
上記シリンダ面形状とは、円筒を縦軸に平行に切った形のカマボコ型の凸部形状、又は、カマボコ型の凹みをもった凹部形状のことをいう。よって、シリンダ面形状では、一方の断面形状の曲率が0となり、つまり平面となるとともに、その平面に直交する断面形状が円形状、双曲線形状、放物線形状又は楕円形状となる。なお、上記シリンダ面形状は、xyz座標空間において下記の数式(1)で示す形状関数により特定される面で表される。ここで、数式(1)において、c=1/Rである。
Z=c/(1+{1−(1+K)c 1/2) ・・・(1)
なお、シリンダ面形状を定義する曲率cは、出射機構Sにおける実像に対する観察対象の虚像の倍率、出射機構Sから観察者の眼Eまでの光路長等に応じて、虚像を観察者の前遠方位置に明瞭に形成できるように決定される。
ここで、画像表示光Lを観察者の眼Eに導く仕組みについて説明する。
まず、表示部21から出射された画像表示光Lは、カバーガラス22の入射面からカバーガラス22の内部に入射する。そして、カバーガラス22の出射面に至った表示領域となる画像表示光Lは、光学素子5の内部に導かれるとともに、表示領域外の光は、枠5cによって光学素子5の内部に導かれない。つまり、表示領域となる画像表示光Lのみが光学素子5の内部に導かれる。そして、光学素子5の出射面5bに至った画像表示光Lは、第1コンバイナ11に導かれる。
第1光路変更面11aに至った画像表示光Lは、第1光路変更面11aで第2光路変更面12aに向かうように反射される。さらに、第2光路変更面12aに至った画像表示光Lは、第2光路変更面12aで第1光路変更面11aに向かうように反射される。そして、第1コンバイナ11に至った画像表示光Lは、第1コンバイナ11を透過することにより、観察者の眼Eに導かれる。よって、接眼光学系3は、画像表示光Lを観察者の眼Eに導くことで、観察対象の虚像を形成する。これにより、観察者は、表示装置1によって観察対象の虚像を視認すると、図5(a)に示すように、表示領域(X×Y)となる画像表示光Lで形成される画像(網部分)と、周縁部の黒色の画像とを含んだ画像(X×Y)を視認している。
以上のように、表示装置1によれば、出射機構Sの組み立て作業において、管理しながら行う枠部材を配置する工程をなくすことができる。また、枠部材が不要となり、コストを下げることができる。さらに、光学素子5を配置した後には、カバーガラス22の出射面から異物を除去する除去作業をなくすことができる。
上記光学素子の入射面に形成される枠は、クロム等の蒸着により形成されるだけでなく、塗料やインク等の印刷や転写(塗着)により形成されてもよい。
また、上記光学素子の入射面とカバーガラスの出射面とを接着する方法としては、光学素子の入射面の全面に接着剤を塗布してもよく、光学素子の入射面の周縁部に接着剤を塗布してもよい。
さらに、上記光学素子の入射面とカバーガラスの出射面とを接着せずに、上記光学素子の入射面は、カバーガラスの出射面近辺(例えば、次式(3)で M≦0.2)に配置されてもよい。
M = T/D・・・(3)
T : カバーガラスの出射面と光学素子の入射面との間隔
D : (X +Y 1/2 (表示部の表示領域の対角サイズ)
上記反射型液晶表示器は、カラーフィルタを内蔵することでカラー画像を形成するものであってもよく、カラーフィルタのないモノクロ画像を形成するものであってもよい。
また、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色光を時分割発光する光源と、フィールドシーケンシャル駆動されてR(赤)、G(緑)、B(青)用のモノクロ画像を時分割に形成する反射型液晶表示器とを組み合わせることにより、観察対象の虚像をカラー表示してもよい。
また、表示素子としては、画像表示光を直接に出射するバックライト付液晶表示器等の透過型表示器が用いられてもよいし、自発光型表示器が用いられてもよい。
また、画像表示光を観察者の両方の眼に導くようにしてもよく、上記第2光路変更面は、全反射ミラーにより構成されてもよい。
上記第1コンバイナ、第2コンバイナ及び光学素子を形成する材料としては、例えば、ポリカーボネート(PC)、ポリメタクリル酸(PMMA)、シクロオレフィン、硝材等が挙げられる。
上記光学素子の入射面とカバーガラスの出射面とを接着する接着剤としては、例えば、紫外線硬化型接着剤等が挙げられる。
本発明は、卓上以外の環境で使用する情報機器等に利用することができる。
1、100、101 表示装置
2 反射型液晶表示器(表示素子)
3 接眼光学系
5 光学素子
5a 入射面
5b 出射面
5c 枠
21 表示部
L 画像表示光
E 観察者の眼
S 出射機構

Claims (2)

  1. 出射方向に垂直である面に対して表示領域となる画像表示光を出射する表示素子を有する出射機構と、
    観察者の眼の前方に配置される接眼光学系とを備え、
    前記画像表示光が接眼光学系を介して観察者の眼に導かれることにより、観察者の前方に観察対象の虚像を形成する表示装置であって、
    前記出射機構の出射方向における前方に配置され、前記画像表示光を内部に入射させる入射面と、前記画像表示光を内部から出射させる出射面とを有し、前記観察対象の虚像におけるぼけ及び/又は歪みを小さくするための光学素子を備え、
    前記光学素子の入射面上に、前記表示領域外の光を遮蔽する枠が付着により形成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記光学素子の入射面は、平面形状であり、
    前記光学素子の入射面と出射機構の出射面とは、接着されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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