JP2001188138A - 光モジュール及びその製造方法 - Google Patents

光モジュール及びその製造方法

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JP2001188138A JP37219299A JP37219299A JP2001188138A JP 2001188138 A JP2001188138 A JP 2001188138A JP 37219299 A JP37219299 A JP 37219299A JP 37219299 A JP37219299 A JP 37219299A JP 2001188138 A JP2001188138 A JP 2001188138A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性が高く、製造コストの安い、光モジュ
ールおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】 導電性基板20上にアルミニウム薄膜2
1を成膜し、フォトニック結晶を形成する部位のみアル
ミニウム薄膜21を露出する。露出した部分に、電子ビ
ーム等の微細加工手段でピットを形成後、陽極酸化を行
うと、アルミナから成るフォトニック結晶24が形成さ
れる。その後、レジスト22、アルミニウム21を除去
し、石英等を堆積して下部クラッド層25を形成する。
続いて、下部クラッド層25と屈折率の異なるコア層2
6を同様に形成し、所望の導波路形状にパターニングし
た後、上部クラッド層28を下部クラッド層25と同様
の方法で堆積してフォトニック結晶24を一体的に形成
した光モジュールを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光信号を合波およ
び分波するための、フォトニック結晶を使った光モジュ
ールとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバを用いて、各家庭と通
信センターを結ぶ通信システム(以下、「FTTH」
(Fiber To The Home)という)が一般化しつつある。
このFTTHにおいては、光信号を合波や分波するため
の光モジュールを搭載した光ネットワークユニット(Op
tical Network Unit)が必要となる。
【0003】各家庭に設置された光ネットワークユニッ
トは、例えば、1本の光ファイバで配信された多チャン
ネル映像信号をのせた下り用の波長1.5μmの光と、
双方向通信のための低速ディジタル信号をのせた上り用
及び下り用の波長1.3μmの光とを、波長1.5μm
の映像信号と波長1.3μmの下り用ディジタル信号に
分波するとともに、家庭からの1.3μmの上り用ディ
ジタル信号を合波し、送出する。
【0004】従来、このような機能を有する光モジュー
ルとして、図1に示すような光カプラを用いた光モジュ
ールが用いられている。端子1より入力した光信号は、
導波路2上に挿入されたフィルタ3によって、波長1.
5μmの光と波長1.3μmの光に分波される。
【0005】波長1.5μmの光はフィルタ3で反射さ
れて端子4から出力し、一方、波長1.3μmの光は端
子5に向かって出力する。他方の端子6は、波長1.3
μmの上りディジタル信号の入力の端子となり、ここに
入力された上りディジタル信号は、フィルタ3を通過し
て逆方向に進み、端子1から出力される。
【0006】図1で示したような光モジュールは、ま
ず、基板7上に所望の形状の導波路2を形成する。続い
て、リアクティブイオンエッチング(以下「RIE」と
いう)や機械的切削法により、導波路2に対して所望の
角度になるように、スリット38を形成する。このスリ
ット38にフィルタ3を挿入し、接着固定して製造され
ている。
【0007】フィルタ3は、通常、誘電体多層膜で形成
されており、理想的には波長1.5μm以上の光の反射
率100%、波長1.5μm未満の光の透過率100%
のものが使用される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構造の光モジュールでは、その製造工程において
フィルタ3の取り付け時に非常に微妙な調整が必要であ
る。そのため、精度にむらが出る等、信頼性に問題が生
じる場合があった。さらに、フィルタ3と導波路2を別
工程で作るので工程進行の調整が必要となり、また、装
置の数が多くなるなど、製造コストが高くなるという欠
点を有している。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、信頼性が高く、製造コストの安
い光モジュールおよびその製造方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に記載された発明は、基板上に形成されて光
を導く導波路と、屈折率の異なる複数の媒質を有した周
期構造を成すとともに前記導波路の経路中に配されるフ
ォトニック結晶とを備え、前記フォトニック結晶を前記
基板と一体に形成したことを特徴としている。
【0011】この構成によると、導波路を通る光はフォ
トニック結晶で合波または分波される。フォトニック結
晶は基板と一体に形成されるため、光モジュールを容易
に一体的に形成できる。これにより、製造工程が簡単に
なり、精度もよくなるので、信頼性が高く、製造コスト
の安い光モジュールが得られる。
【0012】また請求項2に記載された発明は、前記フ
ォトニック結晶はアルミニウムを陽極酸化して得られる
多孔質体から成ることを特徴としている。この構成によ
ると、光モジュールの合波分波素子として用いられるフ
ォトニック結晶が、制御しやすいアルミニウムの陽極酸
化による多孔質体であるので、品質にむらのない光モジ
ュールが得られる。
【0013】また請求項3に記載された発明は、導電性
の基板上にアルミニウムを成膜するアルミニウム成膜工
程と、前記アルミニウム上に保護膜を成膜する保護膜形
成工程と、所定位置の前記保護膜を除去して前記アルミ
ニウムを露出させる露出工程と、前記所定位置の前記ア
ルミニウムを陽極酸化して多孔質体から成るフォトニッ
ク結晶を形成する陽極酸化工程と、前記保護膜及び前記
アルミニウムを除去して前記フォトニック結晶を突出さ
せる除去工程と、前記基板上に下部クラッド層を成膜す
る下部クラッド形成工程と、前記下部クラッド層上にコ
ア層を成膜するコア形成工程と、前記コア層を所定形状
にパターニングして導波路を形成する導波路形成工程
と、前記導波路を覆う上部クラッド層を成膜する上部ク
ラッド形成工程と、を備えたことを特徴としている。
【0014】この方法によると、基板上にアルミニウム
が成膜され、その上に保護膜が成膜される。次に、フォ
トニック結晶が作成される所定位置の保護膜を除去し、
陽極酸化法により該所定位置のアルミニウムから細孔よ
り成る多孔質のアルミナが生成される。次に保護膜とア
ルミニウムを除去してアルミナから成るフォトニック結
晶を露出させる。そして、基板上に形成された下部クラ
ッド上に導波路が形成され、上部クラッドで覆われて光
モジュールが製造される。これにより、従来の半導体技
術である微細加工技術で、一体的に光モジュールが製造
できるので、信頼性の向上が図れるとともに、製造コス
トの低減が可能となる。
【0015】また請求項4に記載された発明は、アルミ
ニウムから成る基板上に保護膜を成膜する保護膜形成工
程と、所定位置の前記保護膜を除去して前記アルミニウ
ムを露出させる露出工程と、前記保護膜が除去され露出
した前記アルミニウム基板を陽極酸化して多孔質体から
成るフォトニック結晶を形成する陽極酸化工程と、前記
保護膜及び前記アルミニウムの上層を除去して前記フォ
トニック結晶を突出させる除去工程と、前記基板上に下
部クラッド層を成膜する下部クラッド形成工程と、前記
下部クラッド層上にコア層を成膜するコア形成工程と、
前記コア層を所定形状にパターニングして導波路を形成
する導波路形成工程と、前記導波路を覆う上部クラッド
層を成膜する上部クラッド形成工程と、を備えたことを
特徴としている。
【0016】この方法によると、アルミニウム基板上に
保護膜が成膜され、フォトニック結晶が作成される所定
位置の保護膜を除去し、陽極酸化法により該所定位置の
アルミニウムから、細孔より成る多孔質のアルミナが生
成される。次に保護膜とアルミニウムの上層を除去して
アルミナから成るフォトニック結晶を露出させる。そし
て、基板上に形成された下部クラッド上に導波路が形成
され、上部クラッドで覆われて光モジュールが製造され
る。これにより、従来の半導体技術である微細加工技術
で、一体的に光モジュールが製造できる。従って、信頼
性の向上が図れ、アルミニウム基板を使うことより工程
が簡単化でき、より一層の製造コストの低減が可能とな
る。
【0017】また請求項5に記載された発明は、導電性
の基板上に下部クラッド層を成膜する下部クラッド形成
工程と、前記下部クラッド層上にコア層を成膜するコア
形成工程と、前記コア層を所定形状にパターニングして
導波路を形成する導波路形成工程と、前記導波路を覆う
上部クラッド層を成膜する上部クラッド形成工程と、所
定位置の前記上部クラッド層、前記コア層および前記下
部クラッド層を除去する除去工程と、前記所定位置にア
ルミニウムを充填するアルミニウム充填工程と、前記所
定位置の前記アルミニウムを陽極酸化して多孔質体から
成るフォトニック結晶を形成する陽極酸化工程と、を備
えたことを特徴としている。
【0018】この方法によると、基板上に形成された下
部クラッド上に導波路が形成され、上部クラッドで覆わ
れる。次に、フォトニック結晶が作成される所定位置の
下部クラッド、コア層、上部クラッドを除去し、除去さ
れた部分にアルミニウムが成膜等により充填される。そ
して、陽極酸化法により該所定位置のアルミニウムか
ら、細孔より成る多孔質のアルミナが生成されて光モジ
ュールが製造される。これにより、従来の半導体技術で
ある微細加工技術で、一体的に光モジュールが製造でき
る。従って、信頼性が高く、製造コストが安価な光モジ
ュールが得られる。
【0019】また請求項6に記載された発明は、請求項
3〜請求項5に記載された光モジュールの製造方法にお
いて、前記陽極酸化工程よりも前に前記アルミニウム上
に所定の周期配列のピットを形成するピット形成工程を
備えたことを特徴としている。この方法によると、陽極
酸化工程において形成される細孔はピットをきっかけと
して成長するため、所望の周期配列の細孔を有する多孔
質体が得られる。
【0020】また請求項7に記載された発明は、請求項
6に記載された光モジュールの製造方法において、前記
ピットを電子ビーム描画法により形成したことを特徴と
している。この方法によると、フォトニック結晶の媒質
の周期を電子ビーム描画により精密に決定できるので、
分波および合波の性能が向上する。従って、光モジュー
ルとしての精度の向上が図れる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図を参照して
説明する。図2は、本実施形態で使用しているフォトニ
ック結晶を光の進行方向に垂直な方向から見た図であ
る。フォトニック結晶8は、図に示すように、例えば、
屈折率の異なる媒質9と媒質10を2次元方向に周期的
に配列して形成した結晶であり、屈折率分散の異方性が
生じるという性質を持つ。
【0022】この性質により、同一方向から入射した、
波長λ1〜λnの光が多重された光11は、光12のよ
うに波長λ1〜λ5に応じて異なる方向に伝播したり、
光13(波長λn)のようにフォトニック結晶8内に侵
入できずに反射されたりする。この性質を積極的に利用
することで、波長多重された光信号を容易に分波できる
ようになる。
【0023】次に、フォトニック結晶の製造方法を説明
する。図3は、陽極酸化により得られる多孔質アルミナ
28の斜視図である。アルミニウム基板14を、シュウ
酸等の酸性電解溶液中で陽極酸化すると、アルミナ17
が生成され、直径数nm〜数百nmの細孔であるポア1
5が数nm〜数百nmの間隔で格子状に規則正しく並ん
だ多孔質アルミナ層16が形成される。
【0024】ポア15は、非常に垂直性がよく、アスペ
クト比の極めて高い細孔である。ここで、ポア15が図
2の媒質9、アルミナ17が図2の媒質10となり、異
なる屈折率の媒質を有する2次元周期構造が得られ、フ
ォトニック結晶として作用するようになる。
【0025】また、ポア15の直径および間隔は、陽極
酸化の際の電流や電圧を調整したり、電解溶液の種類や
濃度を選択することによって制御が可能である。さら
に、ポア15の制御は、図4(a)〜(c)に示す方法
によって精度良く行うことが可能である。
【0026】即ち、図4(a)に示すように、陽極酸化
を行う前に、アルミニウム基板14上に電子ビーム描画
等の微細加工手段でポア生成のきっかけとなるピット1
8を形成する。このピット18は、ポアの直径や周期間
隔が所望の大きさになるように形成する。
【0027】その後、陽極酸化を行うと、図4(b)を
経て図4(c)のように、ピット18の位置にポア15
が成長して多孔質アルミナ層16が形成される。このよ
うに形成された多孔質アルミナ層16は、方位や周期性
が制御されており、分波や合波において所望の特性が得
られる。
【0028】図5から図11に、本発明の第1実施形態
の光モジュールの製造方法を示す。これらの図におい
て、(a)は斜視図、(b)は断面図である。図5のア
ルミニウム成膜工程において、低抵抗シリコン等の導電
性基板20に、スパッタ法や真空蒸着法によって、アル
ミニウム薄膜21を成膜する。
【0029】アルミニウム薄膜21の膜厚は、後述の下
部クラッド層25とコア層26(図9参照)の両方の厚
みを加えた厚みにしておく。導電性基板20を使用する
のは、陽極酸化を行う際、導電性基板20を電極として
用いることにより、アルミニウム薄膜21の電気的なコ
ンタクトを確実にするためである。
【0030】図6に示すように、保護膜形成工程におい
て、アルミニウム薄膜21上に、レジスト22を塗布す
る。このレジスト22のフォトニック結晶を形成したい
部位にのみ露出工程により窓23を開け、アルミニウム
薄膜21を露出させる。レジスト22によって、陽極酸
化時に用いる酸性電解溶液からアルミニウム薄膜21の
表面を保護するようになっている。
【0031】次に、ピット形成工程で窓23を介してア
ルミニウム薄膜21の表面に、電子ビーム描画等の微細
加工手段で前述の図4で示したようなピット18を所定
の周期で形成する。その後、陽極酸化工程で露出したア
ルミニウム薄膜21の陽極酸化を行うと、図7に示すよ
うに、多孔質アルミナから成るフォトニック結晶24が
形成される。
【0032】次に、除去工程でレジスト22を剥離し、
HgCl2の飽和水溶液もしくはBr2の飽和メタノール
溶液等に浸漬して、アルミニウム薄膜21を除去する
と、図8に示すように、フォトニック結晶24のみが導
電性基板20上に突出して残る。
【0033】下部クラッド形成工程では図9に示すよう
に、石英等のガラス微粒子をCVD法などを用いて堆積
して下部クラッド層25を形成する。続いて、コア形成
工程で、下部クラッド層25と屈折率の異なるコア層2
6を同様の方法で形成する。このとき、フォトニック結
晶24の上部にも、下部クラッド層25およびコア層2
6が積層される。
【0034】図10に示すように導波路形成工程おい
て、コア層26を所望の導波路形状にパターニングし、
実際の導波路27以外の部分は、RIE等の方法により
除去する。ここで、フォトニック結晶24上部のコア層
26も除去される。その上に、上部クラッド形成工程で
図11のように、上部クラッド層28を下部クラッド層
25と同様の方法で堆積後、ダイシングなどで不要な部
分を切り落として光モジュールを得ることができる。
【0035】前記の下部クラッド層25、コア層26お
よび上部クラッド層28は、石英に限らず、導波路27
を形成するコア層26の屈折率を上下両層の屈折率より
高くして形成すればよい。
【0036】このような製造方法においては、図9で下
部クラッド層25を形成する際、フォトニック結晶24
のポア15(図2参照)に下部クラッド層25を形成す
るガラス粒子が充填される。この場合も、ポア15に充
填されたガラス粒子とアルミナ17とで屈折率の差が生
じるので、フォトニック結晶として機能する。但し、ポ
ア15に空気を充填し、屈折率の差を大きくしたい場合
は、下部クラッド層25を堆積する前に、フォトニック
結晶24の上部にマスキングを施す工程を追加して、ポ
ア18へのガラス粒子の充填を防げばよい。
【0037】フォトニック結晶24の上部には、図10
で示すように、下部クラッド層25が残る。しかし、こ
の後、上部クラッド層28を形成するので(図11)、
表面に小さな突起ができるが、フォトニック結晶および
光モジュールの実用上の支障はない。
【0038】図12から図17に、本発明の第2実施形
態の光モジュールの製造方法を示す。これらの図におい
て、(a)は斜視図、(b)は断面図である。本実施形
態は、図5〜図11の第1実施形態に対して、導電性基
板に替えてアルミニウム基板を使用している点が異なっ
ている。これにより、アルミニウム薄膜を成膜するアル
ミニウム成膜工程が省略できる。
【0039】図12において、保護膜形成工程でアルミ
ニウム基板30上に、レジスト31を塗布する。このレ
ジスト31のフォトニック結晶を形成したい部位のみ露
出工程で窓32を開け、アルミニウム基板30を露出さ
せる。レジスト31によって、陽極酸化時に用いる酸性
電解溶液から表面を保護できる。
【0040】アルミニウム基板30の表面が露出した部
分に、ピット形成工程において電子ビーム描画等の微細
加工手段で、前述の図4で示したようなピット18を形
成後、陽極酸化工程において陽極酸化を行うと、図13
に示すように、フォトニック結晶33が形成される。
【0041】その後、除去工程でレジスト31を剥離
し、HgCl2の飽和水溶液もしくはBr2の飽和メタノ
ール溶液等に浸漬して、アルミニウム基板30の上層を
除去すると、図14に示すように、フォトニック結晶3
3のみがアルミニウム基板30上に突出して残る。
【0042】そして、図15に示すように下部クラッド
形成工程において、石英等のガラス微粒子をCVD法な
どを用いて堆積して下部クラッド層34を形成する。続
いてコア形成工程で、下部クラッド層34と屈折率の異
なるコア層35を同様の方法で形成する。このとき、フ
ォトニック結晶33の上部にも、下部クラッド層34お
よびコア層35が積層される。
【0043】図16に示すように導波路形成工程におい
て、コア層35を所望の導波路形状にパターニングし、
実際の導波路36以外の部分は、RIE等の方法により
除去する。ここで、フォトニック結晶33上部のコア層
35も除去される。その上に、図17のように、上部ク
ラッド形成工程で上部クラッド層37を下部クラッド層
34と同様の方法で堆積後、ダイシングなどで不要な部
分を切り落として光モジュールが得られる。
【0044】前記の下部クラッド層34、コア層35お
よび上部クラッド層37は、石英に限らず、導波路27
を形成するコア層26の屈折率を上下両層の屈折率より
高くして形成すればよい。
【0045】第1の実施形態と同様に、このような製造
方法においては、図15で下部クラッド層34を形成す
る際、フォトニック結晶33の孔であるポア15(図2
参照)に下部クラッド層34即ちガラス粒子が充填され
る。この場合も、ポア15に充填されたガラス粒子とア
ルミナで屈折率の差が生じるので、フォトニック結晶と
して機能する。但し、ポア15に空気を充填し、屈折率
の差を大きくしたい場合は、下部クラッド層34を堆積
する前に、フォトニック結晶33の上部にマスキングを
施す工程を追加して、ポア15へのガラス粒子の充填を
防げばよい。
【0046】フォトニック結晶33の上部には、図16
で示すように、下部クラッド層34が残る。しかし、こ
の後、上部クラッド層37を形成するので(図17)、
表面に小さな突起ができるが、フォトニック結晶および
モジュールの実用上の支障はない。
【0047】次に図18から図22に、本発明の第3実
施形態の光モジュールの製造方法を示す。これらの図に
おいて(a)は斜視図、(b)は断面図である。まず、
図18に示すように、下部クラッド形成工程おいて、低
抵抗シリコン等の導電性基板40上に、石英等のガラス
微粒子をCVD法などを用いて堆積して下部クラッド層
41を形成する。
【0048】続いてコア形成工程で、下部クラッド層4
1と屈折率の異なるコア層を同様の方法で形成する。導
波路形成工程でコア層を所望の導波路形状にパターニン
グし、実際の導波路42以外の部分は、RIE等の方法
により除去する。その上に上部クラッド形成工程で、上
部クラッド層43を下部クラッド層41と同様の方法で
堆積して形成する。
【0049】前記の下部クラッド層41、コア層および
上部クラッド層43は、石英に限らず、導波路27を形
成するコア層26の屈折率を上下両層の屈折率より高く
して形成すればよい。
【0050】図19に示すように保護膜形成工程におい
て、上部クラッド層43上に、レジスト44を塗布す
る。このレジスト44のフォトニック結晶を形成したい
部位のみ窓45を開ける。その後、図20に示すよう
に、除去工程においてRIE等の方法により、窓45部
分の上部クラッド層43、導波路42および下部クラッ
ド層41を、導電性基板40の表面まで除去する。
【0051】導電性基板を使用するのは、陽極酸化を行
う際、導電性基板40を電極として用いることにより、
後述のアルミ膜の電気的なコンタクトを確実にするため
である。レジスト44を剥離した後、アルミニウム充填
工程で図21に示すように、スパッタ法や真空蒸着法に
よって、アルミニウム膜46を全体に成膜し、除去工程
で除去した部分にアルミニウムを充填する。
【0052】アルミニウム膜46の表面のフォトニック
結晶を形成したい部分(図20の窓45部分)に、ピッ
ト形成工程において電子ビーム描画等の微細加工手段に
よりピット18(図4参照)を形成後、陽極酸化工程で
陽極酸化を行うと、図22に示すように、アルミニウム
膜46は多孔質のアルミナ47となり、導波路42の経
路上にフォトニック結晶48が形成される。最後に、ダ
イシングなどで不要な部分を切り落として光モジュール
を得る。
【0053】第1、第2、第3実施形態の製造方法によ
る光モジュールは、いずれも導波路の経路上に、分波合
波素子としてフォトニック結晶を一体的に形成した構造
を有している(図11、図17、図22参照)。いずれ
の製造方法も、従来から半導体の製造で使用されている
フォトリソグラフィー技術により連続的に工程が実現で
きる。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明によると、合波分波素子
を基板と一体のフォトニック結晶で形成することによっ
て、光モジュールを容易に一体的に形成できる。これに
より、製造工程が簡単になるとともに、微調整が必要な
従来のスリットにフィルタをはめ込む方法に比べ、精度
も向上する。従って、信頼性が高く、製造コストの安い
光モジュールが得られる。
【0055】請求項2の発明によると、光モジュールの
合波分波素子として用いられるフォトニック結晶が、制
御しやすいアルミニウムの陽極酸化による多孔質体であ
るので、合波および分波の特性が安定し、品質にむらの
ない光モジュールが得られる。
【0056】請求項3〜請求項5の発明によると、従来
の半導体技術である微細加工技術で、一体的に光モジュ
ールが製造できる。フォトニック結晶の形成には、アル
ミニウムの陽極酸化を用いるので特性が安定した素子が
得られる。従って、このような方法で製造された光モジ
ュールにおいて、信頼性の向上が図れるとともに、製造
コストの低減が可能となる。また、導電性基板を使うこ
とで、フォトニック結晶形成の陽極酸化の際、導電性基
板を電極として用いることによりアルミニウムの電気的
なコンタクトを確実にできるという利点もある。更に、
アルミニウム基板を使用すると更に電気的なコンタクト
を確実になるとともに、工程が簡単化できより一層製造
コストが削減できる。
【0057】請求項6の発明によると、アルミニウムの
表面にアルミナの細孔が生成されるきっかけとなるピッ
トを形成することで、所望の周期の細孔を精度良く得る
ことができ、より精密に所望の特性が得られる。
【0058】請求項7の発明によると、フォトニック結
晶の媒質の周期を電子ビーム描画によって精密に決定で
きる。これにより、分波および合波において、意図した
性能が安定して実現できるので、高い信頼性を有する光
モジュールが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の光カプラを使用した光モジュー
ルを示す斜視図である。
【図2】 フォトニック結晶の特性を説明する図
である。
【図3】 陽極酸化により得られる多孔質アルミ
ナを示す斜視図である。
【図4】 第1実施形態の光モジュールの製造方
法のピット形成工程及び陽極酸化工程を説明する図であ
る。
【図5】 第1実施形態の光モジュールの製造方
法のアルミニウム成膜工程を示す図である。
【図6】 第1実施形態の光モジュールの製造方
法の保護膜形成工程及び露出工程を示す図である。
【図7】 第1実施形態の光モジュールの製造方
法の陽極酸化工程を示す図である。
【図8】 第1実施形態の光モジュールの製造方
法の除去工程を示す図である。
【図9】 第1実施形態の光モジュールの製造方
法の下部クラッド形成工程及びコア形成工程を示す図で
ある。
【図10】 第1実施形態の光モジュールの製造方
法の導波路形成工程を示す図である。
【図11】 第1実施形態の光モジュールの製造方
法の上部クラッド形成工程を示す図である。
【図12】 第2実施形態の光モジュールの製造方
法の保護膜形成工程及び露出工程を示す図である。
【図13】 第2実施形態の光モジュールの製造方
法の陽極酸化工程を示す図である。
【図14】 第2実施形態の光モジュールの製造方
法の除去工程を示す図である。
【図15】 第2実施形態の光モジュールの製造方
法の下部クラッド形成工程及びコア形成工程を示す図で
ある。
【図16】 第2実施形態の光モジュールの製造方
法の導波路形成工程を示す図である。
【図17】 第2実施形態の光モジュールの製造方
法の上部クラッド形成工程を示す図である。
【図18】 第3実施形態の光モジュールの製造方
法の下部クラッド形成工程、コア形成工程、導波路形成
工程及び上部クラッド形成工程を示す図である。
【図19】 第3実施形態の光モジュールの製造方
法の保護膜形成工程を示す図である。
【図20】 第3実施形態の光モジュールの製造方
法の除去工程を示す図である。
【図21】 第3実施形態の光モジュールの製造方
法のアルミニウム充填工程を示す図である。
【図22】 第3実施形態の光モジュールの製造方
法の陽極酸化工程を示す図である。
【符号の説明】
1、4、5、6 端子 2 導波路 3 フィルタ 7 基板 8 フォトニック結晶 9、10 媒質 11、12、13 光 14 アルミニウム基板 15 ポア 16 多孔質アルミナ層 17 アルミナ 18 ピット 20、40 導電性基板 21 アルミニウム薄膜 22、31、44 レジスト 23、32、45 窓 24、33、48 フォトニック結晶 25、34、41 下部クラッド層 26、35 コア層 27、36、42 導波路 28、37、43 上部クラッド層 30 アルミニウム基板 46 アルミニウム膜 47 アルミナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 6/28 B (72)発明者 高田 球 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 寺本 みゆき 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 関根 孝二郎 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA24 CA00 2H047 KA04 LA11 MA05 PA03 PA22 RA08 TA05 TA31 TA42 TA43 TA44

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成されて光を導く導波路と、
    屈折率の異なる複数の媒質を有した周期構造を成すとと
    もに前記導波路の経路中に配されるフォトニック結晶と
    を備え、前記フォトニック結晶を前記基板と一体に形成
    したことを特徴とする光モジュール。
  2. 【請求項2】 前記フォトニック結晶はアルミニウムを
    陽極酸化して得られる多孔質体から成ることを特徴とす
    る請求項1に記載の光モジュール。
  3. 【請求項3】 導電性の基板上にアルミニウムを成膜す
    るアルミニウム成膜工程と、 前記アルミニウム上に保護膜を成膜する保護膜形成工程
    と、 所定位置の前記保護膜を除去して前記アルミニウムを露
    出させる露出工程と、 前記所定位置の前記アルミニウムを陽極酸化して多孔質
    体から成るフォトニック結晶を形成する陽極酸化工程
    と、 前記保護膜及び前記アルミニウムを除去して前記フォト
    ニック結晶を突出させる除去工程と、 前記基板上に下部クラッド層を成膜する下部クラッド形
    成工程と、 前記下部クラッド層上にコア層を成膜するコア形成工程
    と、 前記コア層を所定形状にパターニングして導波路を形成
    する導波路形成工程と、 前記導波路を覆う上部クラッド層を成膜する上部クラッ
    ド形成工程と、 を備えたことを特徴とする光モジュールの製造方法。
  4. 【請求項4】 アルミニウムから成る基板上に保護膜を
    成膜する保護膜形成工程と、 所定位置の前記保護膜を除去して前記アルミニウムを露
    出させる露出工程と、 前記保護膜が除去され露出した前記アルミニウム基板を
    陽極酸化して多孔質体から成るフォトニック結晶を形成
    する陽極酸化工程と、 前記保護膜及び前記アルミニウムの上層を除去して前記
    フォトニック結晶を突出させる除去工程と、 前記基板上に下部クラッド層を成膜する下部クラッド形
    成工程と、 前記下部クラッド層上にコア層を成膜するコア形成工程
    と、 前記コア層を所定形状にパターニングして導波路を形成
    する導波路形成工程と、 前記導波路を覆う上部クラッド層を成膜する上部クラッ
    ド形成工程と、 を備えたことを特徴とする光モジュールの製造方法。
  5. 【請求項5】 導電性の基板上に下部クラッド層を成膜
    する下部クラッド形成工程と、 前記下部クラッド層上にコア層を成膜するコア形成工程
    と、 前記コア層を所定形状にパターニングして導波路を形成
    する導波路形成工程と、 前記導波路を覆う上部クラッド層を成膜する上部クラッ
    ド形成工程と、 所定位置の前記上部クラッド層、前記コア層および前記
    下部クラッド層を除去する除去工程と、 前記所定位置にアルミニウムを充填するアルミニウム充
    填工程と、 前記所定位置の前記アルミニウムを陽極酸化して多孔質
    体から成るフォトニック結晶を形成する陽極酸化工程
    と、 を備えたことを特徴とする光モジュールの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記陽極酸化工程よりも前に、前記アル
    ミニウム上に所定の周期配列のピットを形成するピット
    形成工程を備えたことを特徴とする請求項3〜請求項5
    のいずれかに記載の光モジュールの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ピットを電子ビーム描画法により形
    成したことを特徴とする請求項6に記載の光モジュール
    の製造方法。
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