JP2001187330A - 二酸化炭素の海洋への希釈放流装置 - Google Patents

二酸化炭素の海洋への希釈放流装置

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JP2001187330A JP2000000626A JP2000000626A JP2001187330A JP 2001187330 A JP2001187330 A JP 2001187330A JP 2000000626 A JP2000000626 A JP 2000000626A JP 2000000626 A JP2000000626 A JP 2000000626A JP 2001187330 A JP2001187330 A JP 2001187330A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の孔をあけることなく所望の径の液体CO
2 の液滴を得るようにすると共に、巻き込み乱れ流によ
り液体CO2 の液滴が破壊される虞をなくす。 【解決手段】 分岐管4により供給管2から離れた位置
でノズル5から液体CO2を水平柱状にて放出させ、その
後、液滴になって浮上させ、供給管2の後流側のカルマ
ン渦の影響を受けることなく広い範囲の海水により液滴
を十分に希釈させて溶解させ、多数の孔をあけることな
く所望の径の液滴を得るようにすると共に、巻き込み乱
れ流により液滴が破壊される虞をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回収した二酸化炭
素を海中に放流して海水に溶かし込む二酸化炭素の海洋
への希釈放流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球温暖化が大きな問題となって
おり、これに伴い地球規模での気候変動を引き起こす可
能性があると指摘される温室効果をもった二酸化炭素(C
O2) の大気中における濃度の上昇を抑えることが重要に
なってきている。CO2 の大気中における濃度の上昇を抑
える対策の一つとして、事業所等で排出される燃焼排ガ
ス中のCO2 を液化して液体二酸化炭素(液体CO2 )とし
て回収し、液体CO2 を海中に送り込むことにより、長期
にわたってCO2 を大気から隔離する構想が提案されてい
る。液体CO2 を海中に送り込む場合、海洋に新たな環境
影響を引き起こさないようにする必要がある。
【0003】海洋の環境影響を少なくした状態でCO2
海中に送り込む装置の一つとして、溶解拡散型と称され
る装置がある。この装置は、CO2 を海水中に溶かし込ん
で薄く希釈し広く拡散させて海水中のCO2 の濃度の上昇
を抑制するようにした装置であり、本来、海水中に溶解
しているCO2 の濃度がある程度上昇するに止まるという
考えに基づくものである。この溶解拡散型における従来
の装置として、船舶によりCO2 の放流点を移動させて海
中の中層にてCO2 を放流する装置が知られている。
【0004】従来の二酸化炭素の希釈放流装置は、海上
の作業船から深さ1000m乃至2500mの海中に放流管が吊
り下げられ、放流管の下端部に多数の孔を設けて構成さ
れている。そして、作業船を航走させながら放流管に液
体CO2 を圧送し、下端部の多数の孔から海中に液体CO2
を放流する。海中に放流された液体CO2 は多数の液滴と
なって分散し、略均一に海水と混合される。即ち、液滴
は放流管の後側で周辺の海水に溶け込みながら緩やかに
上昇し、上昇しながら海水に溶け込んで直径が小さくな
り、所定の高さまで上昇する過程で液体CO2 は全て海中
に溶け込む。これにより、放流された液体CO2 は十分に
希釈された状態で海中に溶け込む。
【0005】このように、液体CO2 の液滴は海中に放出
された後緩やかに所定の高さまで上昇させる必要があ
り、作業船の速度や放流管に送る液体CO2 の圧力等に基
づいて所定の径(例えば直径10mm)の液滴となって放出
されるようになっている。液滴の径が小さいと液滴の数
が多くなり液滴全体でみると表面積が増加し、所定の高
さまで上昇しないうちに海中に溶け込んでしまう。孔の
数が少ない場合、放流管内の圧力が高くなって孔から放
出される液滴が霧状になり、所望の大きさの液滴を得る
ためには圧力を低くする必要があり効率が悪い。このた
め、放流管の下端部には多数の孔が設けられて所定の大
きさの液滴が得られるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の二酸化炭素の希
釈放流装置は、放流管に多数の孔を設けて所望の径の液
滴を得るようにしている。しかし、放流管に多数の孔
(例えば数万個)をあける必要があり、放流管の製作が
困難であった。また、作業船の航走や海流に伴って放流
管の後側に巻き込み乱れ流が生じ、即ち、カルマン渦が
生じ、所望の径の液滴を得ても液滴がカルマン渦に巻き
込まれて破壊・微小化され、十分な浮上距離が得られな
くなり液滴を分散して海中に溶け込ませることができ
ず、液体CO2 の希釈が十分に行なえない虞があった。
【0007】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、多数の孔をあけることなく所望の径の液滴が得ら
れ、しかも、液滴が巻き込み乱れ流により破壊される虞
のない二酸化炭素の海洋への希釈放流装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成は、二酸化炭素の希釈放流装置におい
て、海上を航走する船舶から海中につり下げられる供給
管と、前記供給管に接続され前記船舶の航走方向に沿っ
た軸線を有し該軸線の軸方向に延びる流路を有して一端
に放流口が備えられたノズルとを設け、前記供給管から
液体二酸化炭素を前記ノズルの流路に供給し前記放流口
から液体二酸化炭素を海中に放出することを特徴とす
る。
【0009】そして、前記供給管には少なくとも一つの
分配管が設けられ、前記分配管に複数のノズルが設けら
れていることを特徴とする。また、前記供給管には複数
の分配管が設けられ、前記供給管の前記分配管が設けら
れる位置より前流側に圧力均一化手段を設け、前記供給
管のそれぞれの部位の内部の液体二酸化炭素がそれぞれ
略均一状態の圧力となるようにしたことを特徴とする。
【0010】また、前記圧力均一化手段は、前記ノズル
の数に対応した複数の穴が形成された円盤状の仕切り板
と、該仕切り板の穴と各ノズルを個別に連通する連通手
段とから構成されていることを特徴とする。また、前記
圧力均一化手段は、前記供給管の前記分配管が設けられ
るそれぞれの前流側の部位を仕切る円盤状の仕切り板
と、該仕切り板に設けられ前記分配管が設けられる前記
供給管のそれぞれの部位を直列に連通する連通穴とから
構成され、複数の前記ノズルが配管を介して個別に前記
ノズルの数に対応した複数の穴と連通されていることを
特徴とする。また、前記圧力均一化手段は、前記供給管
の前記分配管が設けられるそれぞれの前流側の部位を仕
切る円盤状の仕切り板と、該仕切り板に設けられ前記分
配管が設けられる前記供給管のそれぞれの部位を並列に
連通する連通手段とから構成され、複数のノズルが配管
を介して個別に前記ノズルの数に対応した複数の穴と連
通されていることを特徴とする。更に、前記分配管は前
記ノズルの軸線方向に沿う断面が流線形をなしているこ
とを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1には本発明の第1実施形態例
に係る二酸化炭素の海洋への希釈放流装置の概略を説明
する全体構成、図2には放出部の詳細、図3には図2中
のIII-III 線矢視を示してある。
【0012】図1に示すように、海上を航走する船舶
(作業船)1には液体二酸化炭素(液体CO2 )を貯留す
るタンク1aが備えられ、作業船1には海中に吊り下げら
れる供給管2が設けられている。供給管2は深さ1000m
乃至2500mの海中に吊り下げられ、作業船1の航走によ
り曳航可能な状態になっている。供給管2の下端部には
放出部3が設けられ、タンク1aから供給管2を通して送
られる液体CO2 が放出部3から海中に放出される。放出
部3から海中に放流された液体CO2 は多数の液滴となっ
て分散し、略均一に海水と混合される。即ち、液滴は放
流管の後側で周辺の海水に溶け込みながら緩やかに上昇
し、上昇しながら海水に溶け込んで直径が小さくなり、
所定の高さまで上昇する過程で液体CO2 は全て海中に溶
け込む。これにより、放流された液体CO2 は十分に希釈
された状態で海中に溶け込む。
【0013】図2、図3に基づいて放出部3を詳細に説
明する。
【0014】図2に示すように、供給管2の下端には作
業船1(図1参照)の航走方向に直交する水平方向に供
給管2よりも径が小さい円管状の分配管としての分岐管
4が取り付けられ、分岐管4の両端部にはノズル5が接
続されている。尚、分岐管4は円管状に限らず偏平状の
ものを適用することも可能である。図3に示すように、
ノズル5は作業船1(図1参照)の航走方向に沿った軸
線Pを有し、軸線Pの軸方向に延びる筒状の流路6が備
えられている。流路6は作業船1(図1参照)の航走方
向の後側(一端)が開口して放流口7が形成されてい
る。ノズル5は、流れを乱さない形状、即ち、先端部及
び後端部が丸みをおびた形状となっている。
【0015】上記構成の希釈放流装置では、液体CO2
供給管2から供給して分岐管4を通してノズル5に送
り、その後、流路6を通して後端の放流口7から後方
(ノズル5の進行方向と反対方向、即ち、後流方向)へ
向けて液体CO2 を放出する。そうすると、図3に示すよ
うに、液体CO2 は海水中において初め水平柱状になり、
それが次第に乱れ、その乱れと界面張力によってやがて
細かくちぎれて液滴になって浮上していき、浮上の過程
で広い範囲の海水により十分に希釈されて溶解される。
【0016】上記構成の希釈放流装置によると、分岐管
4により供給管2から離れた位置でノズル5から液体CO
2 が水平柱状で放出され、その後、液滴になって浮上す
るので、液滴が供給管2の後流側のカルマン渦の影響を
受けることなく広い範囲の海水により十分に希釈されて
溶解される。従って、局所的に二酸化炭素濃度の高いと
ころが存在せず、海洋生物に悪影響をおよぼす虞がな
い。また、ノズル5は筒状の流路6を備え後側が開口す
る放流口7を備えた構成となっているので、1個で従来
の細孔の数百個分の放出量を確保することができ、放流
のための管に非常に多く(数万個)の細孔を明ける必要
がなくなり、装置の製作が容易となる。
【0017】図4乃至図22に基づいて放出部の他の実
施形態例を説明する。図4乃至図22には本発明の他の
実施形態例に係る放出部を示してある。尚、各実施形態
例において、図1乃至図3に示した部材と同一部材には
同一符号を付して重複する説明は省略してある。
【0018】図4に基づいて第2実施形態例に係る放出
部11を説明する。図4には本発明の第2実施形態例に
係る放出部11の正面状態を示してある。
【0019】図示の放出部11は、供給管2の下端に円
管状の分岐管4が取り付けられ、分岐管4には更に下方
に延びる第2分岐管12が4本設けられている。第2分
岐管12の下端にはノズル5がそれぞれ接続され、ノズ
ル5は個別の配管によって供給管2内とつながってい
る。第2分岐管12は後流側の乱れを最小限にするため
に、偏平形状とすれば更によい。尚、図4中のIII-III
線矢視は図3の状態と同一となる。
【0020】分岐管4により供給管2から離れた位置で
ノズル5から液体CO2 が放出されて液滴になり、液滴が
供給管2の後流側のカルマン渦の影響を受けることなく
広い範囲の海水により十分に希釈されて溶解される。ま
た、第2分岐管12により4個のノズル5を設けたの
で、大量の液体CO2 を放出することができ、効率良く液
体CO2 を放出することが可能になる。
【0021】図5、図6に基づいて本発明の第3実施形
態例に係る放出部15を説明する。図5には第3実施形
態例に係る放出部15の正面状態、図6には図5中のVI
-VI線矢視を示してある。
【0022】図5に示すように、供給管2の下端には作
業船1(図1参照)の航走方向に直交する水平方向に延
びる分岐管16が3段設けられ、各分岐管16にはノズ
ル17が3個づつそれぞれ接続されている。各ノズル1
7は個別の配管によって供給管2内とつながっている。
図6に示すように、分岐管16は偏平形状をなし、ノズ
ル17は作業船1(図1参照)の航走方向に沿った軸線
Pを有し、軸線Pの軸方向に延びる筒状の流路18が備
えられている。流路18は作業船1(図1参照)の航走
方向の前側が開口して放流口19が形成されている。ま
た、ノズル17の形状は流れを乱さない流線形をなして
いる。
【0023】供給管2に対する3段の分岐管16の取り
付きピッチは、例えば、ノズル17の径の2倍乃至3倍
の長さに設定されている。また、各分岐管16において
ノズル17の取り付きピッチは、例えば、ノズル17の
径の4倍乃至6倍の長さに設定されている。
【0024】図示の放出部15は、作業船1(図1参
照)の航走速度と放出速度の相対速度差により、各ノズ
ル17の流路18を通して前端の放流口19から前方
(ノズル17の進行方向)へ向けて液体CO2 が放出され
る。そうすると、図6に示すように、液体CO2 はノズル
17の外周面に沿って後流方向に流れ、海水中において
図3の場合と同様に初め水平柱状になり、それが次第に
乱れ、その乱れと界面張力によってやがて細かくちぎれ
て液滴になって浮上していき、浮上の過程で広い範囲の
海水により十分に希釈されて溶解される。
【0025】このため、供給管2から離れた位置でノズ
ル17から液体CO2 が放出されると共に液体CO2 はノズ
ル17の外周面に沿って後流方向に流れるため、液滴が
供給管2や分岐管16の後流側のカルマン渦の影響を受
けることなく広い範囲の海水により十分に希釈されて溶
解される。また、ノズル17を多数設けることができる
ので、更に大量の液体CO2 を放出することができ、更に
効率良く液体CO2 を放出することが可能になる。
【0026】図7、図8に基づいて本発明の第4実施形
態例及び第5実施形態例係る放出部21,22を説明す
る。図7には第4実施形態例に係る放出部21の正面状
態、図8には第5実施形態例に係る放出部22の正面状
態を示してある。
【0027】図7に示した放出部21は、図5に示した
放出部15に対して、ノズル17の位置を各分岐管16
毎にずらして設けた構成になっている。また、図8に示
した放出部22は、図5に示した放出部15に対して分
岐管16を斜め下方に傾斜して設けた構成になってい
る。尚、図7中のVI-VI 線矢視及び図8中のVI-VI 線矢
視は図6の状態と同一となる。放出部21,22共に、
第3実施形態例と同様の効果を奏する。
【0028】図9に基づいて本発明の第6実施形態例に
係る放出部25を説明する。図9には本発明の第6実施
形態例に係る放出部25の正面状態を示してある。
【0029】図9に示すように、供給管2の下端には二
股の分岐管26が設けられ、二股の分岐管26にわたり
偏平形状の第2分岐管27が3段設けられている。各第
2分岐管27にはノズル17が4個づつそれぞれ接続さ
れている。各ノズル17は個別の配管によって供給管2
内とつながっている。尚、図9中のVI-VI 線矢視は図6
の状態と同一となる。図9に示した放出部25も第3実
施形態例と同様の効果を奏する。
【0030】図5乃至図9に示した放出部において、ノ
ズル17に代えて図2乃至図4に示した後方に放流口7
を有するノズル5を適用し、進行方向の後流側に液体CO
2 を放流するように構成することも可能である。
【0031】図10乃至図18に基づいてノズルと供給
管2内との配管状況を説明する。
【0032】図10乃至図12は、図5に示した放出部
15、図7に示した放出部21及び図8に示した放出部
22に適用可能な例であり、図10乃至図12には放出
部15にノズル5を設けた場合を示してある。図10に
は供給管2下部部位の要部断面、図11には図10中の
XI-XI 線矢視、図12には図10中のXII-XII 線矢視を
示してある。
【0033】図に示すように、供給管2の下部には分配
板31が挿入されて設けられ、分配板31には略等径の
分配穴32がノズル5と同数設けられている。各分配穴
32には分配管33がそれぞれ挿入され、各分配管33
は分岐管16内を通って各ノズル5に接続されている。
尚、図示は省略してあるが、分配穴32はノズル5と同
数設けられ、全てのノズル5に分配管33が接続されて
いる。分配板31、分配穴32及び分配管33により圧
力均一化手段が構成されている。
【0034】上記構成によると、供給管2の断面積に比
べて分配穴32の開口面積(合計面積)が小さいため、
分配板31により液体CO2 の流れがせき止められて分配
板31の前側の圧力が均一化する。このため、各分配穴
32に均等に液体CO2 が流入し、各ノズル5から均等に
液体CO2 が放出されるようになる。
【0035】図13、図14は、図5に示した放出部1
5、図7に示した放出部21及び図8に示した放出部2
2に適用可能な例である。図13には供給管2下部部位
の要部断面、図14(a) には図13中のa-a 線矢視、図
14(b) には図13中のb-b線矢視を示してある。
【0036】図に示すように、供給管2の下部には3枚
の円盤状の仕切り板としての分配板35,36,37が
挿入されて設けられ、中段及び下段の分配板36,37
は分岐管16の分岐部の間に位置して設けられている。
分配板35,36,37には略等径の分配穴38が各段
のノズル(図示省略)と同数(図示例では6個)設けら
れている。上2段の分配板35,36には分配穴38の
他に分配穴38と略同径の連通穴としての貫通穴39が
設けられている。
【0037】貫通穴39により、分配管16が設けられ
る供給管2の部位である分配板35の上部と、分配板3
5,36の間と、分配板36,37の間とが直列に連通
されている。各分配穴38には分配管40(簡単のため
単線で示してある)がそれぞれ挿入され、各分配管40
は分岐管16を通って各ノズルに接続されている(図示
は省略してあるが全てのノズルに対応して分配管40が
設けられている)。分配板35,36,37、分配穴3
8、貫通穴39及び分配管40により圧力均一化手段が
構成されている。
【0038】上記構成によると、液体CO2 は分配板3
5,36の貫通穴39を通って下側の各部屋に流入し、
複雑な配管を設けることなく各段の分配板35,36,
37で圧力が均一化する。このため、各分配管40に均
等に液体CO2 が流入し、各ノズルから均等に液体CO2
放出されるようになる。
【0039】図15、図16は、図5に示した放出部1
5、図7に示した放出部21及び図8に示した放出部2
2に適用可能な例である。図15には供給管2下部部位
の要部断面、図16(a) には図15中のa-a 線矢視、図
16(b) には図15中のb-b線矢視、図16(c) には図
15中のc-c 線矢視、図16(d) には図15中のd-d線
矢視を示してある。
【0040】図に示すように、供給管2の下部には4枚
の円盤状の仕切り板としての分配板41,42,43,
44が挿入されて設けられ、下側2段の分配板43,4
4は分岐管16の分岐部の間に位置して設けられてい
る。最上段の分配板41には(分岐管16の段数:図示
例では3)の数で略同径の連通穴としての貫通穴45,
46,47が設けられている。2段目の分配板42には
ノズル(図示省略)と同数(図示例では6個)の分配穴
48が設けられると共に、貫通穴46,47が設けられ
ている。3段目の分配板43にはその次の段のノズル
(図示省略)と同数(図示例では6個)の分配穴48が
設けられると共に、貫通穴47が設けられている。最下
段の分配板44にはその次のノズル(図示省略)と同数
(図示例では6個)の分配穴48が設けられている。貫
通穴45,46,47及び分配穴48はそれぞれ略同径
となっている。尚、貫通穴45,46,47と分配穴4
8とは必ずしも略同径でなくてもよい。
【0041】最上段の分配板41と2段目の分配板42
の貫通穴46は連通管51で接続され、最上段の分配板
41と2段目の分配板42と3段目の分配板43の貫通
穴47は連通管52で接続されている。貫通穴45,4
6,47及び連通管51,52により、分配板41,4
2の間と、分配板42,43の間と、分配板43,44
の間とが並列に連通されている。各分配穴48には分配
管53(簡単のため単線で示してある)がそれぞれ挿入
され、各分配管53は分岐管16を通って各ノズルに接
続されている(図示は省略してあるが全てのノズルに対
応して分配管53が設けられている)。分配板41,4
2,43,44、貫通穴45,46,47、分配穴4
8、連通管51,52及び分配管53により圧力均一化
手段が構成されている。
【0042】上記構成によると、液体CO2 は貫通穴45
を通って分配板41の下の部屋へ流入すると共に、貫通
穴46及び連通管51を通って分配板42の下の部屋へ
流入し、更に、貫通穴47及び連通管52を通って分配
板43の下の部屋へ流入し、各段の分配板42,43,
44で圧力が均一化する。そして、各分配板42,4
3,44の分配穴48から分配管53を介して各ノズル
に液体CO2 が送られる。このため、各分配管53に均等
に液体CO2 が流入し、各ノズルから均等に液体CO 2 が放
出されるようになる。
【0043】本実施形態例では、各ノズルに至るまでの
分岐回数が同一であるため、分配板41,42,43,
44で仕切られた各部屋毎に圧力損失が増すことがな
く、均等配分が更に良好に行われる。
【0044】図17、図18は、図5に示した放出部1
5、図7に示した放出部21及び図8に示した放出部2
2に適用可能な例であり、図17、図18には放出部2
2にノズル5を設けた場合を示してある。図17には供
給管2下部部位の要部断面、図18には図17中のa-a
線矢視を示してある。
【0045】図に示すように、分岐管16が接続された
供給管2の側壁部のそれぞれには、略同径の分配穴61
がノズル5の数に応じて複数個(図示例では3個)設け
られている。分配穴61には分配管62がそれぞれ挿入
され、各分配管62は分岐管16内を通って各ノズル5
に接続されている。尚、図示は省略してあるが、分岐管
16が接続された供給管2の全ての側壁部に分配穴61
が設けられ、全てのノズル5に分配管62が接続されて
いる。分配穴61及び分配管62により圧力均一化手段
が構成されている。尚、図17中のXII-XII 線矢視は図
12の状態と同一となる。
【0046】上記構成によると、供給管2の下端が閉じ
られ供給管2の断面積に比べ分配管62の断面積(合計
面積)が小さく、各分配管62は同径のため、液体CO2
の流れがせき止められて圧力が均一化されて均等に分配
管62に分配される。
【0047】図19乃至図22に基づいて本発明の第7
実施形態例を説明する。図19には本発明の第7実施形
態例に係る放出部の正面状態、図20には図19中のP-
P 線矢視、図21には図19中のQ-Q 線矢視、図22に
は図21中のR-R 線矢視を示してある。
【0048】図示の放出部71は、供給管2の下端に円
形筒型の分配装置72が連結され、分配装置72は多数
の仕切壁73によって複数(図示例では12)の扇型の
分配室74が形成されている。各分配室74は中心部で
供給管2にそれぞれ連通している。従って、分配装置7
2の姿勢に拘らず供給管2から送られる液体CO2 は各分
配室74に均等に流入するようになっている。
【0049】各分配室74には分配管75が連結され、
同一流線上の分配管75を2本一組として分配管75の
下端は一つのノズル76につながっている。即ち、分配
装置72は各分配管75を介して6個のノズル76が連
結している。ノズル76はそれぞれ側面形状が矩形をな
すと共に(図21参照)平面形状が流線形をなし(図2
2参照)、後流側の流れを乱さない形状となっている。
そして、各ノズル76には分配管75につながる流路7
7が形成され、流路77の後流側に放出口78が形成さ
れている。
【0050】上記構成の放出部71では、分配装置72
の分配室74に液体CO2 が均等に流入し、分配管75を
介してノズル76に送られ、液体CO2 は流路77を通っ
て放出口78から放出されて液滴になる。このため、複
数(図示例では6個)のノズル76から均等に効率良く
液体CO2 を放出することができる。また、ノズル76は
供給管2から離れて設置され、後流側の流れを乱さない
形状となっているので、液滴が供給管2の後流側のカル
マン渦の影響を受けることなく広い範囲の海水により十
分に希釈されて溶解される。
【0051】
【発明の効果】本発明の二酸化炭素の海洋への希釈放流
装置は、二酸化炭素の希釈放流装置において、海上を航
走する船舶から海中につり下げられる供給管と、前記供
給管に接続され前記船舶の航走方向に沿った軸線を有し
該軸線の軸方向に延びる流路を有して一端に放流口が備
えられたノズルとを設け、前記供給管から液体二酸化炭
素を前記ノズルの流路に供給し前記放流口から液体二酸
化炭素を海中に放出するようにしたので、ノズルから液
体二酸化炭素が水平柱状で放出され、その後、液滴にな
って浮上し、液滴が供給管の後流側のカルマン渦の影響
を受けることなく広い範囲の海水により十分に希釈され
て溶解される。この結果、局所的に二酸化炭素濃度の高
いところが存在せず、海洋生物に悪影響をおよぼす虞が
ない。また、ノズルは1個で従来の細孔の数百個分の放
出量を確保することができ、放流のための管に非常に多
く(数万個)の細孔を明ける必要がなくなり、装置の製
作が容易となる。従って、多数の孔をあけることなく所
望の径の液滴が得られ、しかも、液滴が巻き込み乱れ流
により破壊される虞のない二酸化炭素の希釈放流装置と
することが可能となる。
【0052】また、前記供給管には少なくとも一つの分
配管が設けられ、前記分配管に複数のノズルが設けられ
ているので、効率良く液体二酸化炭素を放流することが
可能になる。また、前記供給管には複数の分配管が設け
られ、前記供給管の前記分配管が設けられる位置より前
流側に圧力均一化手段を設け、前記供給管のそれぞれの
部位の内部の液体二酸化炭素がそれぞれ略均一状態の圧
力となるようにしたので、効率良くしかも均一に液体二
酸化炭素を放流することが可能になる。
【0053】また、前記圧力均一化手段は、前記ノズル
の数に対応した複数の穴が形成された円盤状の仕切り板
と、該仕切り板の穴と各ノズルを個別に連通する連通手
段とから構成されているので、複雑な配管を用いること
なく均一に液体二酸化炭素を放流することが可能にな
る。
【0054】また、前記圧力均一化手段は、前記供給管
の前記分配管が設けられるそれぞれの前流側の部位を仕
切る円盤状の仕切り板と、該仕切り板に設けられ前記分
配管が設けられる前記供給管のそれぞれの部位を直列に
連通する連通穴とから構成され、複数の前記ノズルが配
管を介して個別に前記ノズルの数に対応した複数の穴と
連通されているので、簡単な構成で均一に液体二酸化炭
素を放流することが可能になる。
【0055】また、前記圧力均一化手段は、前記供給管
の前記分配管が設けられるそれぞれの前流側の部位を仕
切る円盤状の仕切り板と、該仕切り板に設けられ前記分
配管が設けられる前記供給管のそれぞれの部位を並列に
連通する連通手段とから構成され、複数のノズルが配管
を介して個別に前記ノズルの数に対応した複数の穴と連
通されているので、ノズルに至るまでの分岐回数が同一
になり、圧力損失の影響を受けることなく均一に液体二
酸化炭素を放流することが可能になる。
【0056】更に、前記分配管は前記ノズルの軸線方向
に沿う断面が流線形をなしているので、ノズル自体で流
れを乱す虞がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例に係る二酸化炭素の希
釈放流装置の概略を説明する全体構成図。
【図2】放出部3の詳細図。
【図3】図2中のIII-III 線矢視図。
【図4】本発明の第2実施形態例に係る放出部11の正
面図。
【図5】本発明の第3実施形態例に係る放出部15の正
面図。
【図6】図5中のVI-VI 線矢視図。
【図7】本発明の第4実施形態例に係る放出部21の正
面図。
【図8】本発明の第5実施形態例に係る放出部22の正
面図。
【図9】本発明の第6実施形態例に係る放出部25の正
面図。
【図10】供給管2下部部位の要部断面図。
【図11】図10中のXI-XI 線矢視図。
【図12】図10中のXII-XII 線矢視図。
【図13】供給管2下部部位の要部断面図。
【図14】図13中のa-a 線矢視図及び図13中のb-b
線矢視図。
【図15】供給管2下部部位の要部断面図。
【図16】図15中のa-a 線矢視図及び図15中のb-b
線矢視図及び図15中のc-c 線矢視図及び図15中のd-
d 線矢視図。
【図17】供給管2下部部位の要部断面図。
【図18】図17中のa-a 線矢視図。
【図19】本発明の第7実施形態例に係る放出部の正面
図。
【図20】図19中のP-P 線矢視図。
【図21】図19中のQ-Q 線矢視図。
【図22】図21中のR-R 線矢視図。
【符号の説明】
1 船舶(作業船) 2 供給管 3,11,15,21,22,25,71 放出部 4,16,26 分岐管 5,17,76 ノズル 6,18,77 流路 7,19,78 放流口 12,27 第2分岐管 31,35,36,37,41,42,43,44 分
配板 32,38,48,61 分配穴 33,40,53,62,75 分配管 39,46,47 貫通穴 51,52 連通管 72 分配装置 73 仕切壁 74 分配室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠中 勝則 長崎県長崎市深堀町5丁目717番地1 長 菱エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 松本 嘉夫 長崎県長崎市深堀町5丁目717番地1 長 菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4G035 AB36 AE13 4G075 AA04 BB01 BB03 BB04 BD03 BD15 CA74 DA02 EA01 EB21 EC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二酸化炭素の希釈放流装置において、海
    上を航走する船舶から海中につり下げられる供給管と、
    前記供給管に接続され前記船舶の航走方向に沿った軸線
    を有し該軸線の軸方向に延びる流路を有して一端に放流
    口が備えられたノズルとを設け、前記供給管から液体二
    酸化炭素を前記ノズルの流路に供給し前記放流口から液
    体二酸化炭素を海中に放出することを特徴とする二酸化
    炭素の海洋への希釈放流装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記供給管には少な
    くとも一つの分配管が設けられ、前記分配管に複数のノ
    ズルが設けられていることを特徴とする二酸化炭素の海
    洋への希釈放流装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記供給管には複数
    の分配管が設けられ、前記供給管の前記分配管が設けら
    れる位置より前流側に圧力均一化手段を設け、前記供給
    管のそれぞれの部位の内部の液体二酸化炭素がそれぞれ
    略均一状態の圧力となるようにしたことを特徴とする二
    酸化炭素の海洋への希釈放流装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記圧力均一化手段
    は、前記ノズルの数に対応した複数の穴が形成された円
    盤状の仕切り板と、該仕切り板の穴と各ノズルを個別に
    連通する連通手段とから構成されていることを特徴とす
    る二酸化炭素の海洋への希釈放流装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記圧力均一化手段
    は、前記供給管の前記分配管が設けられるそれぞれの前
    流側の部位を仕切る円盤状の仕切り板と、該仕切り板に
    設けられ前記分配管が設けられる前記供給管のそれぞれ
    の部位を直列に連通する連通穴とから構成され、複数の
    前記ノズルが配管を介して個別に前記ノズルの数に対応
    した複数の穴と連通されていることを特徴とする二酸化
    炭素の海洋への希釈放流装置。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記圧力均一化手段
    は、前記供給管の前記分配管が設けられるそれぞれの前
    流側の部位を仕切る円盤状の仕切り板と、該仕切り板に
    設けられ前記分配管が設けられる前記供給管のそれぞれ
    の部位を並列に連通する連通手段とから構成され、複数
    のノズルが配管を介して個別に前記ノズルの数に対応し
    た複数の穴と連通されていることを特徴とする二酸化炭
    素の海洋への希釈放流装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に
    おいて、前記分配管は前記ノズルの軸線方向に沿う断面
    が流線形をなしていることを特徴とする二酸化炭素の海
    洋への希釈放流装置。
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