JP2001187178A - 囲碁将棋の自動時間計 - Google Patents
囲碁将棋の自動時間計Info
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- JP2001187178A JP2001187178A JP37742799A JP37742799A JP2001187178A JP 2001187178 A JP2001187178 A JP 2001187178A JP 37742799 A JP37742799 A JP 37742799A JP 37742799 A JP37742799 A JP 37742799A JP 2001187178 A JP2001187178 A JP 2001187178A
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- Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】囲碁将棋の対局時間を自動的に表示し誤動作の
無いものを作る。囲碁も将棋も１つの装置で自動的に切
り替え使用する。装置はパソコンでなくマイコンとす
る。 【解決手段】テレビカメラで盤を撮影し、その信号をア
ナログ回路で４段階に分別し、マイコンで処理して桝目
の数で囲碁と将棋を判別する。将棋の駒を白いプラスチ
ックで作り、その向きをパルスの巾の変化で判別する。
手の信号を取り入れ誤動作を無くした。
無いものを作る。囲碁も将棋も１つの装置で自動的に切
り替え使用する。装置はパソコンでなくマイコンとす
る。 【解決手段】テレビカメラで盤を撮影し、その信号をア
ナログ回路で４段階に分別し、マイコンで処理して桝目
の数で囲碁と将棋を判別する。将棋の駒を白いプラスチ
ックで作り、その向きをパルスの巾の変化で判別する。
手の信号を取り入れ誤動作を無くした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、囲碁または将棋で
遊ぶ時、対局時間を自動的に測定し、案内したり表示し
たりする装置の製造方法に関する。
遊ぶ時、対局時間を自動的に測定し、案内したり表示し
たりする装置の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の時計は対局者が自分で時計のボタ
ンを押すものであった。
ンを押すものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】対局時間を自動的に測
定しこれを表示し、さらに状況を音声で案内したり、１
０秒の対局時間をカウントしたりすることが課題である
が、対局者が相手の石や駒を動かしたり、何回も自分の
石や駒を動かしたり、両者が同時に盤上に手を出したり
した時に誤動作しないこと、誤動作しても短時間内に自
動復帰すること、また同じ装置で囲碁と将棋の両方が、
自動的に切り替えられて使用出来る事が課題である。
定しこれを表示し、さらに状況を音声で案内したり、１
０秒の対局時間をカウントしたりすることが課題である
が、対局者が相手の石や駒を動かしたり、何回も自分の
石や駒を動かしたり、両者が同時に盤上に手を出したり
した時に誤動作しないこと、誤動作しても短時間内に自
動復帰すること、また同じ装置で囲碁と将棋の両方が、
自動的に切り替えられて使用出来る事が課題である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明ではテレビカメラを用いて盤の情報を取り入
れコンピューター（マイコン等）により処理して時計や
スピーカーで表示する。
に、本発明ではテレビカメラを用いて盤の情報を取り入
れコンピューター（マイコン等）により処理して時計や
スピーカーで表示する。
【０００５】操作ボタンは、スタート、時計合わせ、休
止、の各ボタンである。囲碁と将棋の切り替えは、最初
に、桝目の数と同じ数の黒線を表すパルスの数をカウン
トする事により行う。
止、の各ボタンである。囲碁と将棋の切り替えは、最初
に、桝目の数と同じ数の黒線を表すパルスの数をカウン
トする事により行う。
【０００６】将棋の駒の位置と方向の判定には、駒に白
いプラスチックの物を用い、駒の軸線上のパルスの巾が
増加するか、減少するか、で行う。
いプラスチックの物を用い、駒の軸線上のパルスの巾が
増加するか、減少するか、で行う。
【０００７】スタートボタンを押してから先に駒または
石が動いた方が先手となり、以後将棋の場合は位置の変
化、囲碁の場合は数の変化を検出して時計が切り替わ
る。
石が動いた方が先手となり、以後将棋の場合は位置の変
化、囲碁の場合は数の変化を検出して時計が切り替わ
る。
【０００８】盤の縁は平坦な低い電圧のパルスが検出さ
れるが、人間の手が盤上に入ると、これが乱れる。乱れ
ている間は時間の切り替えを行わない。
れるが、人間の手が盤上に入ると、これが乱れる。乱れ
ている間は時間の切り替えを行わない。
【０００９】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
ずき図面を参照して説明する。図１は本発明の囲碁将棋
の自動時間計を、囲碁将棋盤（１）と共に書いた側面図
である。図１において、囲碁将棋盤（１）の下に板
（５）を置き、その上に操作表示箱（４）を固定し、そ
の上に棒（３）を取り付け、棒（３）の先端にテレビカ
メラ（２）を取り付ける。テレビカメラ（２）は対局者
の横から盤全体を写す。
ずき図面を参照して説明する。図１は本発明の囲碁将棋
の自動時間計を、囲碁将棋盤（１）と共に書いた側面図
である。図１において、囲碁将棋盤（１）の下に板
（５）を置き、その上に操作表示箱（４）を固定し、そ
の上に棒（３）を取り付け、棒（３）の先端にテレビカ
メラ（２）を取り付ける。テレビカメラ（２）は対局者
の横から盤全体を写す。
【００１０】図２は操作表示箱（４）を上から見た図で
ある。時計（６，７）がそれぞれ対局者の近くに有り、
時計合わせボタン（８、９）により持ち時間をセットし
てから、スタートボタン（１０）を押すと対局が始ま
る。対局中に休む時は休止ボタン（１１）を押す。再開
するときはスタートボタン（１０）を押す
ある。時計（６，７）がそれぞれ対局者の近くに有り、
時計合わせボタン（８、９）により持ち時間をセットし
てから、スタートボタン（１０）を押すと対局が始ま
る。対局中に休む時は休止ボタン（１１）を押す。再開
するときはスタートボタン（１０）を押す
【００１１】スピーカー（１３）は、先手、後手、や秒
読みのアナウンスをおこなう。スピーカー（１３）のた
めの音量調節のつまみを取り付けてもよい。
読みのアナウンスをおこなう。スピーカー（１３）のた
めの音量調節のつまみを取り付けてもよい。
【００１２】図３はテレビカメラ（２）の出力信号の一
例を示す図である。盤の縁は白、黄、茶、の色をまぜた
ような色なので明暗で分けると中間になる。従って、盤
の縁の信号（Ｓ１）は図示するように低い電圧の長いパ
ルスとなる。
例を示す図である。盤の縁は白、黄、茶、の色をまぜた
ような色なので明暗で分けると中間になる。従って、盤
の縁の信号（Ｓ１）は図示するように低い電圧の長いパ
ルスとなる。
【００１３】横線の信号（Ｓ２）は黒い横線がパルスの
列として出力されている。このパルスの数により碁盤か
将棋盤かを判定し、横線のパルスの間隔と縦線のパルス
の間隔により桝目と盤の大きさを決めてメモリのどの番
地にどの桝目を配置するかを決める。
列として出力されている。このパルスの数により碁盤か
将棋盤かを判定し、横線のパルスの間隔と縦線のパルス
の間隔により桝目と盤の大きさを決めてメモリのどの番
地にどの桝目を配置するかを決める。
【００１４】決められた盤の大きさの中で盤の明度を決
定しテレビカメラ（２）の信号をアナログ回路により
白、くろ、盤、それ以外に分類し、明度順に０、１，
２，３、として２ビットのメモリに入れる。これにより
メモリの数が少なくなり演算時間が少なくなり、マイコ
ンを使用出来る。
定しテレビカメラ（２）の信号をアナログ回路により
白、くろ、盤、それ以外に分類し、明度順に０、１，
２，３、として２ビットのメモリに入れる。これにより
メモリの数が少なくなり演算時間が少なくなり、マイコ
ンを使用出来る。
【００１５】将棋の駒は白いプラスチックのものを用い
盤との明暗をはっきりさせるとともに駒の向きを白い部
分によって判定する。
盤との明暗をはっきりさせるとともに駒の向きを白い部
分によって判定する。
【００１６】図３の将棋の駒（１４）において駒の中心
線（１５）の信号を見ると、駒の先端の信号（Ｓ３，Ｓ
４，Ｓ５，Ｓ６，Ｓ７）は番号順にパルスの巾が大きく
なっている。
線（１５）の信号を見ると、駒の先端の信号（Ｓ３，Ｓ
４，Ｓ５，Ｓ６，Ｓ７）は番号順にパルスの巾が大きく
なっている。
【００１７】これは駒の先端を示す信号であり、これに
より方向が判定できるが、さらに、駒の中間の信号（Ｓ
８、Ｓ９）は白で始まり、途中変化はあっても終わりは
白となり、駒の終端の信号（Ｓ１０）は長い白のパルス
となる。
より方向が判定できるが、さらに、駒の中間の信号（Ｓ
８、Ｓ９）は白で始まり、途中変化はあっても終わりは
白となり、駒の終端の信号（Ｓ１０）は長い白のパルス
となる。
【００１８】駒を斜めに置いたりすると多少の変化はあ
るが基本的な波形は変わらない。以上により駒の位置と
方向が分かる。駒の数が変わらずに位置が１個だけ変わ
った方が動かした方であり、駒の数が１個だけ減少した
り位置が変わらない方は、待っている方である。これ以
外の変化はルール違反なので少し待ってアナウンスす
る。
るが基本的な波形は変わらない。以上により駒の位置と
方向が分かる。駒の数が変わらずに位置が１個だけ変わ
った方が動かした方であり、駒の数が１個だけ減少した
り位置が変わらない方は、待っている方である。これ以
外の変化はルール違反なので少し待ってアナウンスす
る。
【００１９】駒や桝目の形が大幅に変化したり、白、
黒、盤の色、のどれにも属さないそれ以外の信号が固ま
って大量に出てきたときは、対局者の手が盤の上にある
ものとして時間を切り替えない。
黒、盤の色、のどれにも属さないそれ以外の信号が固ま
って大量に出てきたときは、対局者の手が盤の上にある
ものとして時間を切り替えない。
【００２０】時間が零に近くなった時、あるいは秒読み
等はアナウンスする。終わった時は休止ボタン（１１、
１２）を押す。スタートボタン（１０）を押すと前回設
定した持ち時間で対局が始まるが、設定時間を時計合わ
せボタン（９）で設定変更する事もできる。
等はアナウンスする。終わった時は休止ボタン（１１、
１２）を押す。スタートボタン（１０）を押すと前回設
定した持ち時間で対局が始まるが、設定時間を時計合わ
せボタン（９）で設定変更する事もできる。
【００２１】途中で盤の位置やテレビカメラ（２）の位
置が変わっても、縁の信号や桝目の信号により修正を行
う。途中で照度が変わっても盤の縁や白黒のパルスをア
ナログ的にメモリしレベル変動に追従する。
置が変わっても、縁の信号や桝目の信号により修正を行
う。途中で照度が変わっても盤の縁や白黒のパルスをア
ナログ的にメモリしレベル変動に追従する。
【００２２】以上は主に将棋の場合について記したが、
碁の場合は白も黒も小さく始まったパルスの巾が、大き
くなった後、小さくなって終わる事を検出して、石の数
を調べ、数が１個だけ増加した方が石を置いた方であ
り、数が変わらなかったり、減少したりした方が待って
いる方である。
碁の場合は白も黒も小さく始まったパルスの巾が、大き
くなった後、小さくなって終わる事を検出して、石の数
を調べ、数が１個だけ増加した方が石を置いた方であ
り、数が変わらなかったり、減少したりした方が待って
いる方である。
【００２３】碁の場合は石の数をアナログの電圧の大き
さで白黒両方を記憶して置くこともできる。その他の項
は将棋の場合と同じである。
さで白黒両方を記憶して置くこともできる。その他の項
は将棋の場合と同じである。
【００２４】その他、調整時に画像をテレビに映す端子
をもうけたり、電池で駆動するために、時々電源を入れ
るとか、縁の信号が変化した時だけ主回路を生かすとか
の手法を用いる。
をもうけたり、電池で駆動するために、時々電源を入れ
るとか、縁の信号が変化した時だけ主回路を生かすとか
の手法を用いる。
【００２５】素人の場合、一旦置いた石や駒を時間が経
過した後、別の場所に置くことがある。この場合は、こ
の間に加わった相手の時間をその分だけ差し引き、自分
の方へ加える。更に、待った、をして駒や石を勝手に自
由に動かすこともある。この時はアナウンスしてどちら
かの休止ボタンを押してもらったり次の正常な動きに戻
るまで時間をカウントしない。
過した後、別の場所に置くことがある。この場合は、こ
の間に加わった相手の時間をその分だけ差し引き、自分
の方へ加える。更に、待った、をして駒や石を勝手に自
由に動かすこともある。この時はアナウンスしてどちら
かの休止ボタンを押してもらったり次の正常な動きに戻
るまで時間をカウントしない。
【００２６】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、下記のような効果がある。
ので、下記のような効果がある。
【００２７】一つの時間計が、碁盤か将棋盤に自動的に
切り替わって使用できる。アナログ回路で信号を４つの
レベルに仕分けし、これを、０、１、２、３、のデジタ
ル信号として、２ビットのメモリに格納するので、メモ
リの数が少なくなる。
切り替わって使用できる。アナログ回路で信号を４つの
レベルに仕分けし、これを、０、１、２、３、のデジタ
ル信号として、２ビットのメモリに格納するので、メモ
リの数が少なくなる。
【００２８】これによって、レベルの仕分けのプログラ
ムがなくなり、演算時間が短くなって電池の消耗を少な
くする事が出来るだけでなく、従来の、画像処理のプロ
グラムを用いた高性能なパソコンの代わりに、簡単なマ
イコンを使用することができる。
ムがなくなり、演算時間が短くなって電池の消耗を少な
くする事が出来るだけでなく、従来の、画像処理のプロ
グラムを用いた高性能なパソコンの代わりに、簡単なマ
イコンを使用することができる。
【００２９】基本的な動作だけでなく異常な操作に対応
している。
している。
【図１】本発明の囲碁将棋の自動時間計の側面図で、囲
碁将棋盤と共に書いてある。
碁将棋盤と共に書いてある。
【図２】囲碁将棋の自動時間計の一部に用いられる操作
表示箱を上から見た図である。
表示箱を上から見た図である。
【図３】テレビカメラの出力波形の一部を示す図であ
る。
る。
１ 囲碁将棋盤 ２ テレビカメラ ３ 棒 ４ 操作箱 ５ 板 ６、７ 時計 ８、９ 時計合わせボタン １０ スタートボタン １１、１２ 休止ボタン １３ スピーカー １４ 将棋の駒 １５ 駒の中心
Claims (3)
- 【請求項１】 図１に示すように囲碁将棋盤（１）の下
に板（５）を敷き、板（５）の上に操作表示箱（４）を
取り付け、その上に棒（３）を取り付け棒（３）の先端
にテレビカメラを取り付けること。図２に示すように操
作表示箱に、時計（６，７）、時計合わせボタン（８、
９）、スタートボタン（１０）、休止ボタン（１１，１
２）、スピーカー（１３）を取り付けること。以上の特
徴を持つ囲碁将棋の自動時間計。 - 【請求項２】 図３に示すように将棋の駒の向きを判定
するプログラムとして駒の先端の信号（Ｓ３，Ｓ４，Ｓ
５，Ｓ６，Ｓ７）を先に検出し、最後に駒の終端の信号
（Ｓ１０）があることを検出した場合と、これらの信号
がすべて逆に検出された場合とで駒の向きを判定する特
徴を持つ囲碁将棋の自動時間計。 - 【請求項３】 盤の縁の信号（Ｓ１）に定常の信号以外
の信号が検出された場合、これを人間の手とみなし、そ
の間に駒または碁石の動きが検出されても、時間の切り
替えを行わないことを特徴とする囲碁将棋の自動時間計
のプログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37742799A JP2001187178A (ja) | 1999-12-30 | 1999-12-30 | 囲碁将棋の自動時間計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37742799A JP2001187178A (ja) | 1999-12-30 | 1999-12-30 | 囲碁将棋の自動時間計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001187178A true JP2001187178A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=18508794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37742799A Pending JP2001187178A (ja) | 1999-12-30 | 1999-12-30 | 囲碁将棋の自動時間計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001187178A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017176026A1 (ko) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | 라파엘신 | 카메라 센서를 이용한 바둑 계시 장치 및 방법 |
| CN109568925A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-04-05 | 赵晓卉 | 一种国际象棋棋谱照片记录装置 |
-
1999
- 1999-12-30 JP JP37742799A patent/JP2001187178A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017176026A1 (ko) * | 2016-04-04 | 2017-10-12 | 라파엘신 | 카메라 센서를 이용한 바둑 계시 장치 및 방법 |
| KR101829123B1 (ko) * | 2016-04-04 | 2018-02-14 | 신 라파엘 | 카메라 센서를 이용한 바둑 계시 장치 및 방법 |
| CN109195674A (zh) * | 2016-04-04 | 2019-01-11 | 辛明吉 | 使用相机传感器的围棋计时装置及方法 |
| CN109568925A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-04-05 | 赵晓卉 | 一种国际象棋棋谱照片记录装置 |
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