JPS631554B2 - - Google Patents

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JPS631554B2
JPS631554B2 JP54116934A JP11693479A JPS631554B2 JP S631554 B2 JPS631554 B2 JP S631554B2 JP 54116934 A JP54116934 A JP 54116934A JP 11693479 A JP11693479 A JP 11693479A JP S631554 B2 JPS631554 B2 JP S631554B2
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JP
Japan
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key
memory
timer
time
mode
Prior art date
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JPS5640780A (en
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Akigoro Inoe
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Publication of JPS631554B2 publication Critical patent/JPS631554B2/ja
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  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は複数の時間測定を同時的に測定で
き、かつその測定時間中の例えば最小値と、他の
各測定時間との差及び順位を表示することができ
る順位差比較計に関する。
例えば何かの競技において一斉にスタートし、
その競技が終るまでの時間を各競技者毎に測定す
る場合、従来においてはストツプウオツチを使つ
ていた。ストツプウオツチは人間が操作するもの
であるため、2つのストツプウオツチをそれぞれ
片手で操作することしかできず、競技者が3人以
上の場合は測定する者が複数いなければならなか
つた。
また一つの測定対象の測定が開始され、その測
定が終る前に他の測定対象の測定が開始されると
言うように次から次へと測定対象の測定開始が発
生する場合、それらの各測定対象の所要時間を測
定するには、1人の人間がストツプウオツチによ
り測定する場合は2つの測定対象についてしか測
定できなかつた。
例えば各競技時間を測定しその最小値に対して
他の測定値がどれだけの差があるかを知ることが
重要な場合がある。そのような場合、従来におい
ていちいち人手によりそれを計算する必要があつ
た。
従来のストツプウオツチによれば、一度測定
し、そのストツプウオツチを他の測定に利用しよ
うとすると、その前の測定値は消されてしまう、
よつてその前の測定値を紙等に記録する必要があ
つた。
この発明の目的は1つの装置により複数の時間
を同時に測定でき、然もこれ等の測定について、
例えばその最小値と他の測定との差を数量として
表示することができ、且つその順位も表示するこ
とができ、更に1つの測定時間を表示した後、他
の測定時間を表示し、再び前に表示したものを表
示させることができ、つまり複数の時間測定機能
をもち、且つそれ等測定結果に対する演算機能を
もつ順位差比較計を提供することにある。
この発明によれば複数の番号キーと、順位差キ
ーと、上記各番号キーと対応し、起動から停止ま
での間それぞれ各別に計数動作するタイマメモリ
と、表示器とが設けられ、上記番号キーが操作さ
れるとこれと対応したタイマメモリが起動されて
計数動作状態になり、その番号キーが再び操作さ
れると対応するタイマメモリは動作が停止され
る。
上記順位差キーが操作されると、上記タイマメ
モリの計数内容の最大(又は最小)値が選出さ
れ、更に順位差キーが操作されると、その操作ご
とに上記選出された値と、他の計数内容中の順次
大きい(又は小さい)ものとの差が演算され、そ
の演算された差と対応する番号キーの番号と順位
とが上記表示器に表示される。以上の動作は例え
ばマイクロコンピユータを用いてプログラムの実
行により容易に行わせることができる。
更に同時起動キーを設け、その操作によりすべ
てのタイマメモリを同時に起動状態とし、又は停
止状態とすることができる。また時間キーを設
け、そのキー及び番号キーの操作によりその番号
キーと対応するタイマメモリの計数内容を任意に
表示器させることができる。この発明によれば特
に自動キーを設けて、そのキーを操作ごとに予め
決められた順でタイマメモリを順次停止状態とさ
れる。
この発明の順位差比較計は例えば第1図に示す
ように匣体11の一面に0〜9の番号キー12が
設けられ、更に順位差キー13と、時間キー14
と、同時起動キー15と、クリヤキー16とが設
けられている。又電源スイツチ17が設けられ、
更に表示部18が設けられている。
各番号キー12は同時起動キー15が押されて
ない状態では、1度目の操作は起動キーとして動
作し、2度目に同じキーが押されると停止キーと
して動作する。又各番号キー12に対応し、この
例においては、0乃至9の10個の番号キーに対応
してケース11内において第2図に示すようにタ
イマメモリM0〜M9が設けられる。この実施例に
おいては各タイマメモリにおいて1/10秒の記憶領
域21、秒の1桁目の記憶領域22、秒の2桁目
の記憶領域23、更に分の1桁目の記憶領域24
がそれぞれ設けられている。
後で説明するが複数の測定時間中の最小値を記
憶する最小値メモリ25も設けられ、更に表示部
18に対するその各桁に表示すべきデータがそれ
ぞれ記憶される表示バツフア26が設けられてい
る。演算のための演算バツフア27もメモリ中に
設けられている。
先に述べたように番号キー12の操作によつて
対応するタイマメモリが動作状態となり、一定時
間ごとにそのタイマメモリの内容が+1されてタ
イマ動作が行なわれる。同一番号キーに対し、2
回目の操作が行われると対応するタイマメモリの
計数動作が停止される。同時起動キー15が制御
されるとタイマメモリM0〜M9は同時にタイマ動
作を開始し、その後番号キーが操作されるとその
番号キーに対応するタイマメモリの動作が停止す
る。つまり番号キー12はその番号に対応したタ
イマメモリを指定するものであり、起動或いは停
止、又は呼出しに利用される。
順位差キー13はこれが制御されるとタイマメ
モリM1〜M0の各計数内容中の最小値が選出さ
れ、それが最小値メモリ25に記憶される。その
後この順位差キー13を制御するごとにその順位
と最小値メモリ25の内容と、順次、次に大きい
計数値との差及び対応する番号キーの番号とが表
示される。
時間キー14を操作し、且つ番号キーを操作す
るとその番号キーに対するタイマメモリの内容が
読出されてその番号キーの番号とそのタイマメモ
リの内容とが表示部18に表示される。クリヤキ
ー16はすべての記憶状態をクリヤするものであ
る。
例えば第3図に示すように時点t0より測定対象
1〜0番が一斉にスタートし、1番は29秒0、2
番は32秒9等と異なつた時間経過後に測定が停止
する場合、まず第1図におけるクリヤキー16を
押して全体をクリヤし、次に同時起動キー15を
時点t0で制御する。よつてタイマメモリM1〜M0
は同時に動作する。測定対象の1番から10番を番
号キー12の1から0とそれぞれあらかじめ対応
させておく。第3図においては8番の測定対象が
最も速く23秒1であつて、その時間が経過した
時、番号キー12の8を押す。これにより対応す
るタイマメモリM8の動作が停止する。次に3番
及び7番の測定対象が2番目であつて25秒8であ
り、その時間が経過した時点に番号キー12の3
及び7を同時に押す。以下同様にして各対象物の
時間経過が終るごとに対応する番号キーを制御す
る。
各測定対象の測定時間はそれぞれ対応するタイ
マメモリM1〜M0内に記憶される。
メモリM1〜M0内に記憶された時間を読出すに
は時間キー14をまず制御し、その後例えば番号
キー12の1番を押せばメモリM1の内容が読出
され、表示部18にそのキー番号部に1が、秒表
示部に29が、1/10秒表示部に0がそれぞれ表示さ
れる。次に番号キー12の2番を押せばキー番号
部に2が、またメモリM2の内容32.9が秒表示部
に32、1/10秒表示部に9としてそれぞれ表示され
る。以下同様にして番号キーを押すと、その番号
キーに対応したタイマメモリの内容及びその番号
キーの番号とが表示される。
この例においては順位差キー13を押すとタイ
マメモリM1〜M0の記憶内容中の最小値、この例
においてはメモリM8に記憶されている23秒1が
選出され、これが最小値メモリ25に記憶され
る。またその順位は1番であるから、順位表示部
に1が、更にそのタイマメモリM8に対する番号
キーの番号8がキー番号表示部に、最小値との差
はゼロであるから、秒、1/10秒表示部に0,0が
それぞれ表示される。
その後順位差キー13を押すと、順位2が順位
表示部に表示され、かつ最小値の次に大きい測定
時間を記憶しているタイマメモリが選出され、そ
のメモリに対応するキー番号3がキー番号キー表
示部に表示され、そのメモリM3の記憶内容25秒
8と最小値との時間差2.7秒が表示される。更に
順位差キー13を制御すると順位3が表示され、
そのキー番号には7が、また時間差には2.7秒が
それぞれ表示される。以下同様にして第4図に示
すように順位差キー13が押される毎に次々とそ
の順位及び対応キー番号、更に最小値との時間差
がそれぞれ表示される。
時間経過が個別にスタートし、個別に停止する
ような場合、例えば第5図に示すように3つの測
定対象1,2,3があり、これ等は番号キー12
の1番、2番、3番とそれぞれ対応させる。その
1番の測定対象が時点t1で起動しはじめると、そ
の時点t1に番号キーの1番を制御し、次に時点t2
で2番の測定対象が起動すると番号キー12の2
番を押し、次の時点t3で1番の測定時間を終了す
ると、番号キーの1番を再び押す。この時点t1
らt3までの計数値がその番号と対応してメモリ
M1に記憶される。次の時点t4では2番の測定時
間が終了し、その時点t4で番号キー12の2番を
押す。その後の時点t5で3番の測定時間が起動
し、その時、番号キー12の3番を押してメモリ
M3を動作状態とし、この測定時間が時点t6で終
了すると再び番号キーの3番を押してメモリM3
の動作を終了する。
このように各別に動作する測定対象に対する時
間測定も行われる。その各測定結果を表示させる
には先の場合と同様、まず時間キー14を押した
後、表示させたい番号の番号キーを押せば良い。
又第1位に対する差を表示した場合には順位差キ
ー13を押すことを繰返せば順位、対応番号及び
時間差が表示される。
以上のような各種の動作をさせることができる
が、このような動作はいわゆるマイクロコンピユ
ータを使用して処理させることができる。
例えば第6図に示すように中央処理装置、いわ
ゆるCPU31は、前記動作を行うプログラムが
収容された読出し専用メモリ32内のプログラム
を順次読出して解読実行する。その中央処理装置
31には第1図について述べた各種キーの状態を
示す信号がキーマトリツクス33より入力され
る。又タイマメモリM1〜M0その他のメモリがメ
モリ34として接続され、更にタイマの基本クロ
ツクとなるクロツク発生器35も接続され、且つ
表示部18が接続されている。電池36の電力が
DC−DCコンバータ37で所定の電圧に変換さ
れ、動作電力としてCPU31や表示部18へ供
給される。
また前述した各種動作は例えば次に述べるよう
なフロートチヤートによつて行われる。第7図に
示すように電源スイツチがオンされるとステツプ
S1で各種のメモリがクリヤされる。そのクリヤさ
れたことを示すように各メモリには記号Bが入力
される。10進数の表示には2進の4ビツトが必要
であるが、その不要な値、例えば11を示す数1011
がこの記号Bに利用される。この1011即ちBが各
タイマメモリの全ての記憶領域に入力され、表示
部の表示は全てブランクとされる。また準備状態
のフラグがセツトされる。
次にステツプS2においてクロツク発生器35か
らの例えば100mm秒周期のパルスがあるかどうか
を調べられ、これがある場合はタイマメモリの対
応するもののカウントアツプがステツプS3で行な
われ、ステツプS4に移る。
ステツプS2でクロツクが無い場合はステツプS3
を通じることなく、ステツプS4に移り、表示バツ
フア26の内容を表示部18に出力させ、またキ
ーの状態をスキヤンニングする。これによりキー
の状態を取込みステツプS5において新たに入力さ
れたキーがあるかどうかが調べられる。入力され
たキーがなければステツプS2にもどり、入力され
たキーがあればそのキーをステツプS6でデコード
してそれに対応した処理ルーチンS7の何れかに移
り、そのキーに対応した処理ルーチンが終ると再
びステツプS2にもどる。
先にステツプS1における電源オンのルーチンを
更に詳しく述べると、第8図に示すようにまず準
備モードのフラグがセツトされ、フラグFGWT
が1とされ、動作状態を示すフラグFGRUNが0
にリセツトされ、更に停止モードを示すフラグ
FGSTPが0にリセツトされる。また順位フラグ
FGSBも0にリセツトされ、呼出フラグFGTRも
0にリセツトされる。更にタイマメモリM1〜M0
はクリヤ状態、つまり各桁に全て記号Bが記憶さ
れ、その後表示バツフア26に対し0が与えられ
る。
次にタイマメモリの動作つまりカウントアツプ
を行う第1図におけるステツプS3のルーチンの例
を第9図を用いて説明する。まずステツプS8にお
いて動作モードであるか否かが調べられ、動作モ
ードで無い場合は第7図における表示及びキース
キヤンルーチンS4に移り、動作モードであること
が確認されるとステツプS9においてタイマメモリ
M1をまず指定し、そのメモリの記憶内容がBで
あるかどうか、即ちクリヤ状態であるか否かがス
テツプS11で調べられる。クリヤ状態である場合
はその指定されたタイマM1は待期中であつて動
作してないから、次のタイマメモリを指定するス
テツプS10に移る。
ステツプS11でタイマM1が動作中であればBで
なくステツプS12に移り、そのメモリM1の秒の2
桁目の記憶領域23における最大ビツトMSBが
“1”であるかが調べられる。秒の最大値は59秒
であり60秒になる時は分に桁上げが行なわれるた
め、秒メモリにおける2桁目のMSBは“1”に
なることはない。従つてタイマメモリが動作を停
止したことをそのタイマメモリの秒の2桁目の
MSBを“1”にして表示する。ステツプS12
MSBが“1”の場合はこのタイマメモリM1は動
作を停止している状態であるため、次のタイマメ
モリM2を指定するステツプS10に移る。
ステツプS12でMSBが“1”でない場合はステ
ツプS13に移つてそのタイマメモリM1の最下位の
領域、つまり1/10秒の領域21の内容が+1さ
れ、つまりカウントアツプされ、その1/10秒の内
容が桁上げ、つまり10になつたかどうかステツプ
S14で調べられ、10になつてなければステツプS10
に移り、10になつたならばステツプS15において
メモリM1の秒の1桁目の領域22に対する+1
が行なわれる。
次のステツプS16でそのメモリ領域22,23
によるカウントが60になつたか否かが調べられ
る。なつてない場合はステツプS10に移り、60に
なつている場合はステツプS17において分メモリ
領域24に対するカウントアツプが行なわれる。
次にステツプS18において分メモリ領域24が10
になつたかつまりオーバーフローするか否かが調
べられ、してない場合はステツプS10に移り、10
になつた場合はステツプS19においてそのメモリ
M1の各桁に対し記号Aをセツトする。記号Aは
10進数で10を示す値1010を用いる。ステツプS19
の次にステツプS10に移る。
ステツプS10以後の動作はステツプS9〜S19にお
ける動作と同じことであり、このようにしてクロ
ツクを検出するごとに各メモリM1〜M0中の動作
中のものに対してカウントアツプ動作が実行され
る。
次に番号キー12が押された場合におけるルー
チンを第10図を参照して説明する。番号キーが
押されるとステツプS21においてその番号キーを
示す番号が表示バツフア26におけるキーメモリ
38内に入力される。次にステツプS22において
準備モードか否かが調べられ、準備モードの場合
は次のステツプS23において準備モードフラグ
FGWTが0にリセツトされ、ステツプS24におい
てモードフラグFGRUNが1にセツトされる。次
のステツプS25において押された番号キーに対応
するタイマメモリが指定され、そのメモリに対し
てステツプS26においてそれまでクリヤ状態でB
が記憶されていたものを全て0に変更される。そ
のタイマメモリの内容が表示バツフア26にステ
ツプS27で移され、従つて表示部18の分、秒、
1/10秒表示部にはゼロが表示され、また番号キー
に対する番号が表示される。
ステツプS22において準備モードでないことが
検出されるとステツプS28において動作モードで
あるか否かが調べられ、動作モードの場合は、そ
の押された番号キーに対するタイマメモリの内容
がBであるか否かステツプS29で調べられる。B
である場合はステツプS25に移る。
一方、ステツプS29でタイマメモリがBでない
場合、即ち、すでに動作中の場合はすでに動作中
のものを停止することであつてステツプS30にお
いてそのメモリの秒の2桁目の領域23の最上ビ
ツトMSBに“1”を入れてこれよりステツプS27
に移る。
ステツプS28において動作モードでない場合は
ステツプS31において呼出しフラグFGTRが“1”
であるか調べられ、“1”である場合はステツプ
S32においてフラグを“0”に戻し、ステツプS33
においてそのタイマメモリがBであるか調べられ
る。Bでない場合はその有効の桁のみがステツプ
S27において表示バツフアに移される。ステツプ
S31においてタイマ呼出フラグが“1”でない場
合、及びステツプS33においてタイマメモリがク
リヤ状態即ちBである場合はそれぞれ終了にな
る。
次に同時起動キー15が押された場合における
動作を第11図を参照して説明しよう。まずステ
ツプS34において準備モードであるか調べられ、
準備モード中の場合はステツプS35においてタイ
マメモリM1〜M0を全てクリヤ状態、即ちBの記
憶状態が“0”にされ、更に表示バツフア26も
ステツプS36において“0”が入力される。ステ
ツプS37で準備モードフラグFGWTは0にリセツ
トされ、ステツプS33において動作モードフラグ
FGRUNは“1”にセツトされる。
ステツプS34において準備モード中でない場合
はステツプS39において動作モード中か否かが調
べられ、動作モード中であつた場合はステツプ
S40においてタイマメモリM1〜M0の秒の2桁目
の最上ビツトMSBが“1”にセツトされ、全て
のタイマメモリが停止状態にされる。
次にステツプS41において動作モードフラグ
FGRUNが0にリセツトされ、ステツプS42にお
いて停止モードフラグFGSTPは“1”にセツト
され、ステツプS43において表示バツフア26の
秒の2桁目に対する最上ビツトMSBに“1”が
入れられる。ステツプS39において動作モードで
ないことが検出されると、停止モードであつてこ
のような動作は無視されて終了になる。
次に順位差キー13が押された場合の動作を第
12図を参照して説明する。まずステツプS45
おいて動作モードフラグFGRUNが0にリセツト
され、その後ステツプS46において停止モードフ
ラグFGSTPは“1”にセツトされる。次のステ
ツプS47において順位差キーが押されたのは1回
目か否かが調べられ、1回目の場合はステツプ
S48でタイマメモリM1乃至M0の記憶内容の最小
値が選出される。この選出された最小値はステツ
プS49において最小値メモリにセツトされる。ス
テツプS50において表示バツフアメモリ26はク
リヤされ、ステツプS51において表示バツフア中
の順位表示部39に1が入力され、キー番号表示
部38に対応するメモリの番号が格納される。
ステツプS47において順位差キーが押されたの
が1回目でないことが検出されると、ステツプ
S52においてメモリM1〜M0中の最小値を探し出
す。ステツプS53においてその選出されたメモリ
はすでに比較されたか否かが検出され、すでに比
較されている場合はステツプS52に戻り再び最小
値を探し出し、すでに比較されていないもののう
ちの最小値が選択されることになる。これがステ
ツプS54において演算メモリ2に移される。ステ
ツプS55においてこれと最小値メモリ25の内容
との差が取られ、その差がステツプS56において
表示バツフア26に入力される。
次にステツプS57において表示バツフアの順位
表示部39の内容は+1され、又そのステツプ
S58において、今取出された最小値のメモリに対
応する番号キーの番号が表示バツフアのキー番号
部38に移される。ステツプS59において順位フ
ラグFGSBは“1”にセツトされ、ステツプS60
において呼出フラグFGTRは“0”にリセツト
される。ステツプS61においてその表示されたタ
イマメモリに対し、それが最小値と比較表示され
たことを示すビツトが“1”にされる。従つてス
テツプS53においてすでに比較されたか否かがこ
のビツトを調べることにより検出される。そのス
テツプS61の後に終了となる。
時間キーが押された場合は第13図に示すよう
に動作フラグFGRUNが“0”にリセツトされ、
次の停止フラグFGSTPが“1”にセツトされ、
順位フラグFGSBが“0”にリセツトされ、呼出
フラグFGTRが“1”にセツトされて終了とな
る。
第14図にこの発明による順位差比較計の他の
例を示す。この例では第1図乃至第13図につい
て説明した実施例がもつ機能の他に、1つのキー
を制御するごとに予め決められた順でタイマメモ
リの動作を停止状態にする機能を付加したもので
ある。このため第1図と対応する部分には同一記
号を付けて示すが、この例では匣体11の側面に
自動キー44が設けられる。自動キー44は操作
がし易いように匣体11を片手で握り持ち、その
片手の何れかの指で容易に制御できるような位置
及び制御方向に選定される。この例では右上の側
面に自動キー44が設けられる。
更に各種機能をもたせるためにモード切換スイ
ツチ45が匣体11の前面に他のキーと共に配置
される。モード切換スイツチ45は第1〜第4の
4つのモードの1つを選択するもので、第1モー
ドの切換位置に設定された場合は、先の第1実施
例の場合と全く同一の動作を行う。従つてこの場
合は自動キー44を制御してもこれは無視され
る。第2モード位置に設定されると各タイマメモ
リは番号キー12により選択的に動作させること
ができ、また同時起動キー15により一斉に起動
させることができる。停止は同時起動キー15に
より同時に停止させる他に自動キー44を押すご
とに、予め決められた順、例えば1,2,3……
の順に対応タイマメモリの動作が順次停止され
る。その他順位差キー13、時間キー14の制御
による動作は第1の実施例と同様である。
モード切換スイツチ45が第3モードに設定さ
れた場合は、自動キー44を押すとタイマメモリ
M1〜M0が同時に起動し、自動キー44を2番目
以降に押すと、それが押されるごとにタイマメモ
リM1,M2……と順次1つずつ動作が停止され
る。このように第2モード、第3モードにおいて
は単に自動キー44を押すごとにタイマメモリを
順次停止状態にすることができるため、例えば走
競争において一斉にスタートさせ、選手がゴール
に入るごとに自動キーを押すことにより、順位が
1番、2番、3番……の各所要時間がそれぞれ計
数され、その際に、いちいち各別の番号キーを押
すことなく同一の自動キー44を単に押せばよい
ため、キーの確認動作をすることなく、選手がゴ
ールに達するのを見ながら誤りなく操作すること
ができる。なお第3モードにおいては自動キー4
4、クリアーキー16以外のキーは制御されても
無視される。よつて測定後に、各タイマメモリの
計数値を表示させたり、順位差を表示させるには
測定後にモード切換スイツチ45を第1モードに
設定して行えばよい。
第4モードにおいては例えば将棋、囲碁、チエ
スなどの持ち時間の計数に適するもので、加算方
式では、例えば番号キー12を制御することによ
り現在の時間をセツトし、その後、自動キー44
を押すごとにタイマの起動と停止とが繰返され
る。起動された時は前記設定された時間に対する
加算計数が行われる。減算方式においては番号キ
ー12により例えば最初の持ち時間が設定され、
その後自動キー44を押すごとに起動と停止とが
繰返され、起動中は前記持ち時間より減算する動
作が行われる。
第2モード及び第3モードにおける自動キー4
4が押された時の動作流れ図を第15図に示す。
自動キー44が押されると、ステツプS65で動作
モードかがチエツクされ、動作モードであればス
テツプS66で各タイマメモリM1〜M0が動作中か
否かがM1より順に判定される。ステツプS67で動
作中のものが最初に検出されると、そのタイマメ
モリの動作がステツプS68で停止される。その停
止されたタイマメモリの内容はステツプS69で表
示バツフアへ転送され、ステツプS71で表示され
て終了となる。ステツプS65で動作モードでない
場合、ステツプS67で動作中のものが検出されな
い場合は何れも終了となる。
第4モードにおいて番号キー12による数値の
入力は、通常の卓上電子計算機に対する数値の入
力と同様に、番号キーが押されるごとに、その番
号キーと対応する数値が入力されかつ、それまで
入力されていた数値の表示は左へ1桁シフトされ
る。自動キー44を操作した場合は第16図に示
すように動作モードか否かがステツプS72にチエ
ツクされ、動作モードの場合はステツプS73で停
止モードフラグFGSTが1とされ、動作モードフ
ラグFGRNが0とされ、つまり動作中となつて
終了となる。ステツプS72で動作モードでない場
合は動作モードフラグFGRNが1とされ、停止
モードフラグFGSTは0とされ、即ち停止状態と
なつて終了となる。
なおこの第14図に示した例ではタイマ時間
は、時間の単位まで測定表示できるようにした場
合で、そのメモリは第17図に示すように、第2
図に示した場合の他に、分の上位桁部46、時間
の桁部47が各タイマメモリM1〜M0に付加され
る。表示用バツフア26として2ワードが用いら
れる。モード切換スイツチ45の切換位置がメモ
リ部48に取込まれる。キー走査用メモリ部4
9、キー取込み用メモリ部51、キーチヤタリン
グ吸収時間を計数するためのメモリ部52、モー
ドフラグ、即ち準備モードフラグFGWT、動作
モードフラグFGRN、停止モードフラグFGST、
加算又は減算モードフラグFGASに対するメモリ
部53、更に呼出フラグFGTR、順位フラグ
FGSB、1回目の順位キー入力フラグFGSUBに
対するメモリ部54などは第2図には示さなかつ
たが第1の実施例においても同様に設けられるも
のである。
第14図に示した実施例における全体の動作流
れ中の第7図に示したものと異なる部分を第18
図について説明する。ステツプS3でタイマカウン
トアツプが行われると、ステツプS76でモード切
換スイツチ45の設定位置が取込まれて、第17
図のメモリ部48に格納される。その後ステツプ
S4に移る。ステツプS5でキー入力ありと判定され
ると、ステツプS77でそのキー入力はキーバツフ
アメモリ部51に格納される。その後ステツプ
S78でメモリ部48の内容を読んで第1モードか
否か判定され、第1モードの場合はステツプS79
でそのキー入力がデコードされて、それに応じた
キー処理が次のステツプで行われる。ステツプ
S78で第1モードでない場合はステツプS81で第2
モードかが判定され、第2モードの場合はキー入
力がステツプS82でデコードされ、第2モードに
応じたキー処理が次のステツプで行われる。この
ようにして同一キーでもそのモードにより異なる
キー処理が可能となる。以下同様にしてステツプ
S81で第2モードでない場合はステツプS83で第3
モードか否か判定され、第3モードの場合はキー
入力はステツプS84でデコードされ、次のステツ
プでキー処理が行われる。ステツプS83で第3モ
ードでない場合はステツプS85で第4モードとし
てのデコードがキー入力に対し行われ、次のステ
ツプでキー処理が行われる。
以上述べたようにこの発明による順位差比較計
によれば、1つの装置で複数の時間を測定するこ
とが可能である。更にその測定後その1つを表示
したのち、これを消して他の測定時間を表示し、
その後再びもとの測定時間を表示することができ
る。つまり繰返し同一測定値を呼出して表示させ
ることができ、いちいち記録紙などに記録してお
く必要はない。
更に順位差モードとして、つまり順位差キーを
制御することによつて複数の測定値の最小値との
差が定量的にキーを押すごとに、その順位と対応
するキー番号と共に表示される。尚上述において
は最小値を選出してそれを1位とし、次に大きい
ものを2位としたが、逆に最大値を1位とし、2
位を次の小さいものとして表示し、その差を表示
させることも可能である。
又上述においては測定対象は最大10個とした
が、この数は任意に選ぶことができる。又測定時
間及びその単位も目的に応じて各種の値にするこ
ともできる。上述の動作は必ずしもプログラム制
御で行うことなく、純回路的に構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による順位差比較計の一例を
示す平面図、第2図はこの比較計に使用される各
種メモリを示すブロツク図、第3図は同時起動し
各別に停止する場合の状態を示す図、第4図は順
位差キーの制御により表示部に順次表われる状態
を示す図、第5図は個別起動し個別停止される例
を示す図、第6図はこの発明による順位差比較計
をプログラム制御で行う例を示すブロツク図、第
7図はその全体の動作流れ図、第8図は電源をオ
ンにした時の動作流れ図、第9図はタイマを歩進
させる流れ図、第10図はキーが押された時のル
ーチンを示す流れ図、第11図は同時起動キーが
押された時のルーチンを示す流れ図、第12図は
順位差キーの押された時のルーチンを示す流れ
図、第13図は時間キーが押された時のルーチン
を示す流れ図、第14図はこの発明による順位差
比較計の他の例を示す平面図、第15図は第2モ
ード及び第3モード時に自動キーをオンにした時
の動作流れ図、第16図は第4モード時に自動キ
ーをオンにした時の動作流れ図、第17図は第1
4図に示した順位差比較計に使用されるメモリの
例を示すブロツク図、第18図は第14図に示し
た順位差比較計の全体の動作の第7図との相違部
分を示す流れ図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の番号キーと、 同時キーと、 自動キーと、 順位差キーと 上記各番号キーに対応して設けられ、起動から
    停止までの間それぞれ各別に計数動作をする複数
    のタイマメモリと、 そのタイマメモリの動作を起動させる手段と、 上記タイマメモリの動作を停止させる手段と、 第1乃至第3モードを設定できるモード切換ス
    イツチと、 そのモード切換スイツチが第1モードに設定さ
    れた状態で上記自動キーの操作を無視し、上記番
    号キーが操作されるとこれに対応した上記タイマ
    メモリを起動し、その番号キーが再び操作される
    と対応するタイマメモリを停止する手段と、 上記モード切換スイツチが第2モードに設定さ
    れた状態で上記番号キーの操作で対応した上記タ
    イマメモリを起動し、上記同時キーの操作で上記
    複数のタイマメモリを一斉に起動し、同時キーの
    再操作でタイマメモリを同時に停止し、かつ上記
    自動キーを操作するごとに、予め決められた順で
    上記タイマメモリが順次停止する手段と、 上記モード切換スイツチが第3モードに設定さ
    れた状態で上記自動キーの最初の操作で上記複数
    のタイマメモリを一斉に起動し、その後、上記自
    動キーが操作されるごとに予め決められた順次で
    上記タイマメモリを停止する手段と、 最大(又は最小)値メモリと、 順位表示部、キー番号表示部及び時間表示部を
    もつ表示部バツフアと、 その表示部バツフアの記憶内容を表示する表示
    手段と、 上記モード切換スイツチが上記第1モード又は
    第2モードに設定された状態で上記順位差キーの
    操作を有効にする手段と、 上記順位差キーが操作されるごとに上記タイマ
    メモリ中の順位フラグが立てられていないものの
    計数内容の最大(又は最小)値を選出する最大
    (又は最小)値選出手段と、 上位順位差キーが最初に操作された時に、上記
    最大(又は最小)値選出手段で選出された最大
    (又は最小)値を上記最大(又は最小)値メモリ
    に格納する手段と、 上記順位差キーが操作されるごとに、上記最大
    (又は最小)値選出手段により選出された最大
    (又は最小)値と上記最大(又は最小)値メモリ
    の内容の差を演算する演算手段と、 その演算手段の演算結果と、上記最大(又は最
    小)値選出手段により選出された値が格納されて
    いた上記タイマメモリと対応する上記番号キーの
    番号とを上記表示部バツフアの時間表示部とキー
    番号表示部とにそれぞれ格納する手段と、 その格納ごとにその時の最大(又は最小)値選
    出手段により選出された値が格納されていたタイ
    マメモリに上記順位フラグを立てる手段と、 上記順位差キーが操作されるごとに上記表示部
    バツフアの順位表示部の内容を+1する手段とを
    具備する順位差比較計。
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