JPS5821184A - 競技用タイマ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、四基、将棋、チェス等対局者により勝負を負
う競技を制限時間内で争う場合に最適な競技用タイマー
に関し、特に持ち時間及び持ち時間を使い切った後の一
手勝負の時間を対局者に判読しやすい位置に電子デジタ
ル式に表示するとともに、持ち時間経過時にデジタルの
表示が一手勝負時間の表示に瞬時に変換し、更に、持ち
時間が終了すること及び−手勝負時間内の秒読藩をブザ
ー、音声等の信号により手番の者に知らせ、警告するこ
とを可能とした競技用タイマーに関する。

現在使用されているタイマーとしては、アナログ式時計
を２台連動させたものが案出されている。しかしながら
、この種のものにあっては対局者だけで制限時間内の勝
負をしている場合に一定時間が終了してしまうと、それ
をもって競技終了とせざるを得ない。

又、公式の競技会においては持ち時間を使い切っても勝
負の決着がつかなり場合、−手勝負の時間を決めその時
間内に交互に指手を進め競技を行っているが、この場合
には対局者以外の第三者が手番の者の時間を秒読みしな
ければならない不便さがある。

更に、競技中対局者が知９たいのけ消費時間ではなく残
多時間であ）、対局中は将棋盤等の盤面に見入っている
為終了時間を知らせるには第三者によって知らせる必要
が有るし、又途中時間を知るにもアナログ式の為時間を
読み取りにくい欠点がある。

更に、又競技中は２台の時計を同時に止める事が出来な
い為已むを得ず競技を中断しなければならない場合に時
計の計測を止められないという問題があった。

本発明は、上記諸欠点を克服するためになされたもので
あり、対局中に刻々と変化する対局者の残シ時間をデジ
タル式に表示するとともに、持ち時間を使い切った時、
デジタルの表示をあらかじめ決められた一手勝負の時間
の表示に瞬時のうちに変換表示し、かつ持ち時間が終了
（残シ時間ゼロ）すること及び−手勝負時間内の所謂秒
読みの経過を音声、ブザー等の識別信号によシ対局中の
手番の者に知らせることができ（当然、他の一方の者に
も知らせることになるが）、このため対局者が競技に専
念することを可能にした競技用タイマーを提供すること
にある。

本発明の他の目的は、已むを得ず競技を中断しなければ
ならない場合、使用している２台のタイマーを同時に止
める事を可能とした競技用タイマーを提供するととにあ
る。

本発明のその他の目的は持ち時間及び−手勝負時間をあ
らかじめセツティングしておくだけで競技を対局者のみ
で勝負の決着がつくまで継続して行うことが可能な競技
用タイマーを提供することにある。

本発明の更にその他の目的は、持ち時間経過後の一手勝
負時間の時間の選択が可能な競技用タイマーを提供する
ことにある。

本発明のその余の目的及び利点は以下の記述により明ら
かになるであろう。

本発明はタイマー操作用の２つの操作子と、該操作子の
一方の操作子により作動し、かつ他方の操作子により停
止する第１のタイマーと、該第１のタイマーが停止した
ときに作動し、かつ前記操作子の一方の操作子により停
止する第２のタイマーとを備えて成シ、この第１．第２
のタイマーを交互に作動させて一定時間をそれぞれ減少
計測するメインタイマ一手段と、該第１のタイマーによ
る計測終了によ・シ又は、前記操作子の一方の操作子に
よシ作動し、かつ他方の操作子によシ停止する第３のタ
イマーと、該第２のタイマーによる計測終了によシ又は
前記操作子の他方の操作子により作動し、かつ一方の操
作子により停止する第４のタイマーとを備えて成る短時
間減少計測用のサブタイマ一手段と、前記メインタイマ
一手段及びサブタイマ一手段による時間の減少計測の表
示を行う表示手段と、前記メインタイマ一手段及びサブ
タイマ一手段の計測を停止せしめるタイマーホールド手
段と、前記メインタイマ一手段による一定時間の減少計
測が終了すること及び前記サブタイマ一手段による計測
が任意時間を経過することを対局者に知らせる信号発生
手段とから成る競技用タイマーである。

以下、本発明を添付図面を参照しながらその良好な実施
例とともに説明することとする。

第１図は、本発明に係る競技用タイマーの外観を示す一
実施例図である。図に於て、符号１は本発明に係る競技
用タイマ一本体であり、該本体１には２つの操作子２Ａ
、２Ｂと、持ち時間の残り時間又は持ち時間を使い切っ
た後の一手“勝負時間の経過を対局者に知らしめるデジ
タル式の時間表示灯訊、３Ｂと、−手勝負の時間（例え
ば６０秒か（５）秒か）を切シ変えるためのレバー４と
、競技を一時中断したいときに使用するタイマーホール
ドボタン５と、パワースイッチ６と、持ち時間プリセッ
ト部７に、１Ｂ等が配設されている。８は電源たる乾電
池の電圧チェック用ランプであり、前記本体１内に装着
された乾電池（図示せず）の残量が１時間以下になった
時点でランプが点燈する。又、前記表示灯３における時
間の表示は螢光表示管、液晶表示管を使用して行うが価
格及び乾電池の使用量の点で液晶式が望ましい。そして
、この表示灯３の表示は、示し、−手勝負になったとき
秒数を表示する。

そして、いずれの場合にも手番の者の表示灯３Ａ（又は
３Ｂ）のコロン（：）が秒間隔で点滅する。

更に、タイマ一本体１には第２図のブロック図で示す各
部が内蔵されている。即ち、前記本体１内には、前記操
作子２Ａ、２Ｂと、前記表示灯３Ａ　、　３Ｂと、そし
て前記持ち時間プリセット部７Ａ。

７Ｂ等に接続された時間減少カウンター１０Ａ　、　Ｉ
ＯＢが配設され、このカウンターにより手番の者の消費
時間がカウントされ持ち時間の残シ時間が前記表示灯３
に検出される。前記表示灯３Ａ、３Ｂにはメインタイマ
ー１１とサブタイマー１３とが接続している。メインタ
イマー１１は操作子２Ｂによシ作動し、かつ操作子２人
により停止する第１のタイマー１２Ａと、この第１のタ
イマー１２Ａが停止したときに作動し、かつ操作子２Ｂ
＋二よシ停止する第２のタイ脅□−・１２Ｂとから成り
、この第１のタイマー１２Ａと第２のタイマー１２Ｂと
を交互に作動させて一定時間をそれぞれ減少計測し、前
述の表示灯３Ａ、３Ｂに持ち時間の残り時間を表示する
。一方、サブタイマー１３は、前記第１のタイマー１２
Ａによる計測終了時（二又は前記操作子２Ｂにより作動
し、かつ前記操作子２人によシ停止する第３のタイマー
１４Ａと、前記第２のタイマー１２Ｂによる計測終了時
に又は前記操作子２人により作動し、かつ前記操作子２
Ｂにより停止する第４のタイマー１４Ｂとから成ってい
る。これらの４つのタイマー１２Ａ、　１２Ｂ、　１４
Ａ、　１４Ｂは、競技中は前記タイマーホールドボタン
５がＯＮになっている場合を除き、そのいずれかのタイ
マーが作動していることになる。更に、前記第３．第４
のタイマーは前記時間減少カウンター１０Ａ。

１０Ｂとタイマー自動セット部１５Ａ、１５Ｂのそれぞ
れと接続し、４つのタイマーは、いずれもブザー、音声
等の信号発信手段１６へ接続している。

又、−手勝負の時間（例えば６０秒か３０秒か）を切り
換えるための前記レバー４は前記タイマー自動セット部
１５Ａ、１５Ｂと前記時間減少カウンター　ＩＯＡ、Ｉ
ＯＨにそれぞれ接続し、又、タイマー自動セント部１５
Ａ、１５Ｂは前記時間減少カウンター１０Ａ、ＩＯＨに
接続している。更に、タイマー作動用の操作子２Ａ　、
２Ｂと前記タネマーホールドボタン５とは接続されてお
り、前記タイマーホールドボタン５の操作によシ競技中
に対局者の時間の計測をしているメインタイマー１１及
びサブタイマ−１３ヲ同時に２台（例えば、第１のタイ
マー１２Ａと第２のタイマー１２Ｂと、第１のタイマー
１２Ａと第４のタイマー１４Ｂと、第２のタイマー１２
Ｂと第３のタイマー１４Ａと、又は第３のタイマー１４
Ａ、！：第４のタイマー１４Ｂのいずれか２台というこ
と。）その計測を止めることが可能である。

本発明は以上のように構成されており、使用する場合に
は、先ずパワースイッチ６をＯＮにする。この場合表示
灯３Ａ、３Ｂの表示はｏｏ：ｏｏ”となる。次に持ち時
間プリセット部７Ａ　、　７Ｂによって決められた制限
時間にセットする（例えば、持ち時間３時間の場合”０
３：００’”と表示する。）。

次に、持ち時間を使い切った後の一手勝負の時間（例え
ば６０秒か３０秒か）を選択してレバー４を傾動させて
おく。更に、音量調節用の摘み９によシ音量の調節を行
い準備をする。こうして、準備したタイマーを使用して
対局を開始する場合には、先ず後手番の者が自己の操作
子２Ｂをブツシュすればよく、この場合、先手番の者の
表示灯３Ａに持ち時間の残り時間がデジタルによシ表示
される。そして、先手番の者が一手指した場合、その者
は自己の操作子２人をブツシュすれば自己の持ち時間の
減少が停止し、同時に後手番の者の表示灯３Ｂに持ち時
間の残り時間が刻々と表示され、後手番の者が一手指し
だ場合には、自己の操作子２Ｂをブツシュすればよい。

このように対局者が一手指すごとに交互に自己の操作子
２をブツシュし競技の進行を図ることが可能である。対
局者が持ち時間を使い切った場合には、表示灯３には、
あらかじめセツティングしておいた一手勝負の時間空表
示され、手番の者の時間減少カウンター１０が働いて、
表示灯３に１秒単位で一手勝負による時間の残９秒数が
表示される。そして、このタイマーにおいては、持ち時
間を使い切る前及び−手勝負の残シ秒数が任意の秒数、
（例えば１０秒）以下になったときにブザー、音声等の
識別信号により、このことを手番者に知らしめるように
構成されている。

具体的には、持ち時間を使い切ったとき、°′持ち時間
を使い切ジましたのでとれよシー手３０秒以内でお願い
します。″等の音声を出し、−手勝負になったときには
″２０秒経過、２５秒、２６秒。

２７秒、２８秒、２９秒、お指し下さい。′″の音声を
出すようにし、そして３０秒経過した時点でアラーム音
が長く鳴るようになすことが、その−態様として考えら
れる。

対局者がタイマーの計測をストップさせたいときには、
タイマーホールドボタン５をＯＮにすればよい。そして
、競技が終了したときにはパワースイッチ６をＯＦＦに
すれば表示灯３の表示。

アラーム音は消え、て機能は完全に停止する。

又、本発明の変形例として、両表示灯３Ａ、３Ｂを対局
者のいずれからも見やすい位置に配置するととが考えら
れる。

本発明は以上の如く構成されており、本発明によれば簡
単な操作によシ対局者だけで競技を楽しむことができる
ばかりか１．対局中刻々と変化する対局者の持ち時間の
残り時間をデジタル式に表示するとともに、持ち時間を
使い切った時、デジタルの表示をあらかじめ決められた
一手勝負時間の表示に変換し、更に持ち時間の終了及び
−手勝負時間内の秒読みの経過をブザー。

音声等により対局者に知らせることができ、対局者が競
技に専念する事を可能にした競技用タイマーを得ること
ができる。

又、本発明によれば、已むを得ず、競技を中断しなけれ
ばならない場合、使用している２台の時計を同時に止め
る事が可能であるため便利である競技用タイマーを得る
ことが可能である。

更に本発明によれば持ち時間経過後の一手勝負時間の時
間の選択が可能な競技用タイマーを得ることができる。

更に、又本発明において、２つの表示灯を対局者のいず
れからも見やすい位置に配置した場合には、相手の残シ
時間を知ることができ勝負の駆引きに有意義である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る競技用タイマーの外観を示す斜視
図、第２図は本発明の競技用タイマーに内蔵された各部
の関係を示すブロック図である。 １・・・タイマ一本体、２Ａ、２Ｂ・・・操作子、３Ａ
、３Ｂ・・・表示灯、４・・・レバー、５・・・ホール
ドボタン、６・・・パワースイッチ、７Ａ、、７Ｂ・・
・持ち時間プリセット部、ＩＯＡ、ＩＯＢ・・・時間減
少カウンター、１２人、　・・・第１タイマー、１２Ｂ
・・・第２タイマー、１４Ａ・・・第３タイマー、１４
Ｂ・・・第４タイマー、１５Ａ、１５Ｂ・・・タイマー
自動セット部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　タイマー操作用の２つの操作子と；該操作子
   の一方の操作子により作動し、かつ他方の操作子によシ
   停止する第１のタイマーと、該第１のタイマーが停止し
   たときに作動し、かつ前記操作子の一方の操作子により
   停止する第２のタイマーとを備えて成り、この第１．第
   ２のタイマーを交互に作動させて一定時間をそれぞれ減
   少計測するメインタイマ一手段と； 該第１のタイマーによる計測終了により又は、前記操作
   子の一方の操作子により作動し、かつ他方の操作子によ
   り停止する第３のタイマーと、該第２のタイマーによる
   計測終了（二より又は前記操作子の他方の操作子１ユよ
   ）作動し、かつ一方の操作子により停止する第４のタイ
   マーとを備えて成る短時間減少計測用のサブタイマ一手
   段と； 前記メインタイマ一手段及びサブタイマ一手段による時
   間の減少計測の表示を行う表示手段と； 前記メインタイマ一手段及びサブタイマ一手段の計測を
   停止せしめるタイマーホールド手段と； 前記メインタイマ一手段による一定時間の減少計測が終
   了すること及び前記サブタイマ一手段による計測が任意
   時間を経過することを対局者に知らせる信号発生手段と
   から成る競技用タイマー。
2. （２）　　前記サブタイマ一手段が、その計測時間を選
   択可能である競技用タイマー。