JP2001186736A - シンクロナスリラクタンスモータ及びその駆動システム - Google Patents

シンクロナスリラクタンスモータ及びその駆動システム

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JP2001186736A
JP2001186736A JP36619499A JP36619499A JP2001186736A JP 2001186736 A JP2001186736 A JP 2001186736A JP 36619499 A JP36619499 A JP 36619499A JP 36619499 A JP36619499 A JP 36619499A JP 2001186736 A JP2001186736 A JP 2001186736A
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rotor
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synchronous reluctance
core
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Haruo Oharagi
春雄 小原木
Fumio Tajima
文男 田島
Miyoshi Takahashi
身佳 高橋
Masaharu Senoo
正治 妹尾
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、振動・騒音の小さなシンクロナスリ
ラクタンスモータを提供することを目的とする。 【解決手段】回転子鉄心にほぼ等間隔にスリットを形成
して各磁極とした回転子と、固定子鉄心に形成された複
数のスロット中に電機子巻線が施された固定子とを有す
るシンクロナスリラクタンスモータにおいて、固定子の
電機子巻線が、固定子鉄心の同一スロット中に異相の複
数の電機子巻線が存在するように巻装する。 【効果】各相の相互リアクタンスが増加し、ひいては電
流脈動を低減できるため、高調波電流による高調波鉄損
が減少して特性向上が図れ、かつ、脈動磁束が減少して
振動・騒音を低減できるシンクロナスリラクタンスモー
タを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクロナスリラ
クタンスモータ及びその駆動システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に採用されている可変速可能
な駆動システムとしては、永久磁石式同期電動機とイン
バータからなるもの、誘導電動機とインバータからなる
ものに代表される。しかし、近年の省エネ化とともに省
資源化の要求に対し、例えば、特開平11−178296号公報
記載のモータの回転子において、回転子鉄心にスリット
を形成したシンクロナスリラクタンスモータが提案され
ている。この種のモータにおいては、回転子の電磁鋼板
を軸方向に積層する構造で、かつ、回転子の1つの磁極
中心から軸中心に向かって幾層ものスリットを設けるこ
とによって、磁極中心のd軸リアクタンスXdを磁極間
中心のq軸リアクタンスXqより大きくし、発生トルク
を得る方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、回転
子鉄心に幾層ものスリットを設けて発生トルクを大きく
できる反面、インバータからの高調波電流に起因して脈
動トルクが発生し、振動・騒音が大きくなる課題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
みなされたものである。本発明の目的は振動・騒音の小
さなシンクロナスリラクタンスモータを提供することに
ある。本発明の他の目的は振動・騒音の小さなシンクロ
ナスリラクタンスモータの駆動システムを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、回転子鉄心
にほぼ等間隔にスリットを形成して各磁極とした回転子
と、固定子鉄心に形成された複数のスロット中に電機子
巻線が施された固定子とを有するシンクロナスリラクタ
ンスモータにおいて、固定子の電機子巻線が、固定子鉄
心の同一スロット中に異相のコイル片が存在するように
巻装することにより、達成される。ここで、固定子の電
機子巻線が、固定子鉄心の同一スロット中に異相のコイ
ル片が存在するように巻装することとは、前記固定子鉄
心の前記同一スロットに異相の複数の電機子巻線が存在
すると言い換えても良い。
【0006】シンクロナスリラクタンスモータは自己始
動機能がないので、インバータを付加して運転される。
しかし、シンクロナスリラクタンスモータは電機子電流
に励磁電流成分とトルク電流成分を供給する必要があ
り、インバータからのPWM変調された電流には高調波
成分が多く含まれ、この高調波電流成分は脈動トルクを
発生させる。また、電機子巻線は分布的に配置されるた
め、完全な正弦波磁界を発生することができないため、
起磁力高調波が存在し、これも脈動トルクとなり、振動
・騒音が大きくなることを発見した。そこで、この対策
として、固定子鉄心の同一スロット中に異相のコイル片
が存在するように巻装すること、即ち前記固定子鉄心の
前記同一スロットに異相の複数の電機子巻線が存在する
ことにより、固定子巻線の各相のリアクタンスが相互誘
導作用によって大きくなり、高調波電流成分が小さくな
り、脈動トルクが小さくなって振動・騒音を低減でき
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図5を用いて説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施例に係るシンクロ
ナスリラクタンスモータの要部断面を示す図である。図
1において、シンクロナスリラクタンスモータ1は固定
子鉄心2のティース3と共に形成した複数のスロット4
内に電機子巻線5を巻装して固定子6を構成する。電機
子巻線5は3相の分布巻であり、2層巻で構成している
ことから、〇印101から〇印103で囲った領域で示
すように、同一スロット4中に異相の巻線が存在する構
成としている。即ち、〇印101で囲ったスロット4中
には、U+相とW−相の巻線が存在する。〇印102で
囲ったスロット4中には、V−相とU+相の巻線が存在
する。〇印103で囲ったスロット4中には、W+相と
V−相の巻線が存在する。回転子7は回転子鉄心8中に
断面がU字形状のスリット9を極数分だけ複数個設け、
シャフト10に嵌合している。ここで、シンクロナスリ
ラクタンスモータ1は回転子の1つの磁極中心から軸中
心に向かって幾層ものスリットを設けることによって、
磁極中心のd軸リアクタンスXdを磁極間中心のq軸リ
アクタンスXqより大きくし(Xdはd軸磁束がスリッ
ト9を通過しないので大きくなり、逆にXqはq軸磁束
がスリット9を通過するので小さくなり、(Xd−X
q)が大きくなってリラクタンストルクが大きくな
る)、発生トルクを得る方式である。
【0009】図2は、本発明の一実施例を示すシンクロ
ナスリラクタンスモータの駆動システムを示す。シンク
ロナスリラクタンスモータ1はインバータ11から位置
検出器13の位置信号14を基に3相電源配線12を介
して電圧・電流が制御される。図1,図2において、シ
ンクロナスリラクタンスモータ1は自己始動機能がない
ので、インバータ11からPMW制御された可変周波数
の電圧・電流を供給する必要がある。ここで、一般に、
固定子6と回転子7は鉄対抗(鉄対抗とは固定子鉄心と
回転子鉄心がギャップ小で対抗していることを指す。例
えば表面磁石形(回転子表面に磁石を貼り付けた形状)
の磁石モ−タの場合は固定子鉄心と回転子鉄心間のギャ
ップが大きくなるので、電機子巻線が作る磁束が鉄対抗
のモータより小さくなる)であるので、電機子巻線5に
電流を供給した時に発生する磁束が大きくなり、インバ
ータ11から可変周波数の電圧・電流によって脈動磁束
が生じ、これがシンクロナスリラクタンスモータ1に振
動・騒音を発生させる要因となる。本実施例では、電機
子巻線5を各相とも同一スロット4中の一部で磁気結合
させているので、各相の相互リアクタンスが増加し、ひ
いては電流脈動を低減できるため、高調波電流による高
調波鉄損が減少して特性向上が図れ、かつ、脈動磁束が
減少して振動・騒音を低減できる。
【0010】なお、図1の本実施例では回転子鉄心8に
ほぼ等間隔にスリット9を形成して各磁極とした回転子
7と、固定子鉄心2に形成された複数のスロット4中に
電機子巻線5が施された固定子6とを有するシンクロナ
スリラクタンスモータ1を示し、各相の電機子巻線5が
同一スロット4中で磁気結合するように2層の1スロッ
ト短節巻の分布巻線を示したが、2スロット以上の短節
巻でも良い。
【0011】図3には、本発明の他の実施例に係るシン
クロナスリラクタンスモータの要部断面を示す図であ
る。図3において、図1と同一物・相当物には同一符号
を付した。図3において、図1と異なるのは固定子2の
巻線に集中巻とした電機子巻線15を設け、回転子7の
内径側にスリット孔16を設けたものである。集中巻の
電機子巻線15を設けた固定子6により、〇印301〜
303で囲った領域に示すように、同一スロット4中に
異相の巻線が存在する構成とし、各相とも同一スロット
4中において磁気結合させているので、各相の相互リア
クタンスが大幅に増加し、ひいては電流脈動を大幅に低
減できるため、高調波電流による高調波鉄損が減少して
特性向上が図れ、かつ、脈動磁束が減少して振動・騒音
を低減できる。
【0012】なお、図3の実施例では回転子鉄心8にほ
ぼ等間隔にスリット9を形成して各磁極とした回転子7
と、固定子鉄心2に形成された複数のスロット4中に集
中巻の電機子巻線15が施された固定子6とを有するシ
ンクロナスリラクタンスモータを示し、回転子7の磁極
数をP,ティース3の数をMとしたとき、P=8,M=
9について示した。したがって、磁極数Pについては、
8の倍数であれば、自由に選択でき、ティース3の数M
は磁極数Pと一定の比を満足すれば良いことから、本実
施例の磁極数Pとティース3の数Mの関係を数式で表す
と、P=8m,M=9m、(ただし、mは正の整数)と
なる。
【0013】図4は、本発明の他の実施例に係るシンク
ロナスリラクタンスモータの要部断面を示す図である。
図4において、図3と同一物・相当物には同一符号を付
した。図4において、図3と異なるのは固定子2の巻線
に集中巻とした電機子巻線17を設けた固定子6を用い
ている。これにより、〇印401〜406で囲った領域
内にて示すように、同一スロット4中に異相の巻線が存
在する構成とし、各相とも同一スロット4中において磁
気結合させているので、各相の相互リアクタンスが大幅
に増加し、ひいては電流脈動を大幅に低減できるため、
高調波電流による高調波鉄損が減少して特性向上が図
れ、かつ、脈動磁束が減少して振動・騒音を低減でき
る。
【0014】なお、図4の実施例では回転子鉄心8にほ
ぼ等間隔にスリット9を形成して各磁極とした回転子7
と、固定子鉄心2に形成された複数のスロット4中に集
中巻とした電機子巻線17が施された固定子6とを有す
るシンクロナスリラクタンスモータを示し、回転子7の
磁極数をP、ティース3の数をMとしたとき、P=1
0,M=12について示した。したがって、磁極数Pに
ついては、10以上の5の倍数であれば、自由に選択で
き、ティース3の数Mは磁極数Pと一定の比を満足すれ
ば良いことから、本実施例の磁極数Pとティース3の数
Mの関係を数式で表すと、 P=5n,M=6n、(ただし、nは2以上の整数) となる。
【0015】図5は、本発明の他の実施例に係るシンク
ロナスリラクタンスモータの要部断面を示す図である。
図5において、図3と同一物・相当物には同一符号を付
した。図5において、図3と異なるのは固定子2の巻線
に集中巻とした電機子巻線18を設けたものである。こ
れにより、各相とも同一スロット4中全てにおいて磁気
結合させているので、各相の相互リアクタンスが大幅に
増加し、ひいては電流脈動を大幅に低減できるため、高
調波電流による高調波鉄損が減少して特性向上が図れ、
かつ、脈動磁束が減少して振動・騒音を低減できる。
【0016】なお、図5の実施例では回転子鉄心8にほ
ぼ等間隔にスリット9を形成して各磁極とした回転子7
と、固定子鉄心2に形成された複数のスロット4中に電
機子巻線18が施された固定子6とを有するシンクロナ
スリラクタンスモータ1を示す。そして、回転子7の磁
極数をP,ティース3の数をMとしたとき、P=8,M
=12について示した。したがって、磁極数Pについて
は、4以上の2の倍数であれば、自由に選択できること
から、本実施例で使用可能な回転子7の磁極数P,ティ
ース3の数Mを数式で表すと、P=2n,M=3n、
(ただし、nは2以上の整数)となる。
【0017】図3の実施例で示した磁極数をP、ティー
ス3の数をMの組合せは、P=8m,M=9m、(ただ
し、mは整数)となる。図4の実施例では、P=5n,
M=6n、(ただし、nは2以上の整数)となる。図5
の実施例では、P=2n,M=3n、(ただし、nは2
以上の整数)となる。その違いは同一スロット4中の磁
気結合させた巻線の個数(各図の〇印で囲った領域の個
数に等しい。)である。相互リアクタンスの大きさはP
=2n,M=3n>P=5n,M=6n>P=8m,M
=9mとなる。したがって、どの組合せを選定するかは
機械の運転状態や振動・騒音の大きさを考えて決定すれ
ばよい。
【0018】なお、図3,図4中の回転子7には、A部
で示す〇印で囲った領域に示すように、回転子鉄心8に
ほぼ等間隔に形成したスリット9の外径側端部に丸みを
設け、d軸リアクタンスを大きくなるように設定してい
る。
【0019】以上詳述したように、回転子鉄心8にほぼ
等間隔にスリット9を形成して各磁極とした回転子7
と、固定子鉄心2に形成された複数のスロット4中に電
機子巻線5が施された固定子6とを有するシンクロナス
リラクタンスモータ1で、各相の電機子巻線5が同一ス
ロット4中で磁気結合するように2層の1スロット短節
巻の分布巻線とすることにより、各相のリアクタンスが
増加し、ひいては電流脈動を低減できるため、高調波電
流による高調波鉄損が減少して特性向上が図れ、かつ、
脈動磁束が減少して振動・騒音を低減できるシンクロナ
スリラクタンスモータを提供できる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、振動・騒音の小さなシ
ンクロナスリラクタンスモータを提供できる。また、本
発明によれば、振動・騒音の小さなシンクロナスリラク
タンスモータの駆動システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るシンクロナスリラクタ
ンスモータの要部断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るシンクロナスリラクタ
ンスモータの駆動システムの説明図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るシンクロナスリラク
タンスモータの要部断面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係るシンクロナスリラク
タンスモータの要部断面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係るシンクロナスリラク
タンスモータの要部断面図である。
【符号の説明】
1…シンクロナスリラクタンスモータ、2…固定子鉄
心、3…ティース、4…スロット、5,15,17,1
8…電機子巻線、6…固定子、7…回転子、8…回転子
鉄心、9…スリット、10…シャフト、11…インバー
タ、13…位置検出器、16…スリット孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 身佳 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 妹尾 正治 千葉県習志野市東習志野七丁目1番1号 株式会社日立製作所産業機器グループ内 Fターム(参考) 5H603 AA00 AA01 BB01 BB07 BB09 BB12 CA01 CA05 CB02 CC05 CD02 5H619 AA01 AA10 BB01 BB06 BB24 PP01 PP02 PP04 PP14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子鉄心にスリットを有し、複数の磁極
    を有する回転子と、固定子鉄心に形成された複数のスロ
    ット中に電機子巻線が施された固定子とを有するシンク
    ロナスリラクタンスモータにおいて、前記固定子鉄心の
    前記同一スロットに異相の複数の電機子巻線が存在する
    ことを特徴とするシンクロナスリラクタンスモータ。
  2. 【請求項2】回転子鉄心にほぼ等間隔にスリットを形成
    して各磁極とした回転子と、固定子鉄心に形成された複
    数のスロット中に電機子巻線が施された固定子とを有す
    るシンクロナスリラクタンスモータにおいて、前記固定
    子の前記電機子巻線が、1スロット以上の短節巻の2層
    の分布巻としたことを特徴とするシンクロナスリラクタ
    ンスモータ。
  3. 【請求項3】回転子鉄心にほぼ等間隔にスリットを形成
    して各磁極とした回転子と、固定子鉄心に形成された複
    数のスロット中に電機子巻線が施された固定子とを有す
    るシンクロナスリラクタンスモータにおいて、前記固定
    子の前記電機子巻線が、前記固定子鉄心の鉄心ティース
    を囲むように巻装された集中巻の電機子巻線であること
    を特徴とするシンクロナスリラクタンスモータ。
  4. 【請求項4】回転子鉄心にほぼ等間隔にスリットを形成
    して各磁極とした回転子と、固定子鉄心に形成された複
    数のスロット中に電機子巻線が施された固定子とを有す
    るシンクロナスリラクタンスモータにおいて、前記固定
    子の前記電機子巻線が、前記固定子鉄心の鉄心ティース
    を囲むように巻装された集中巻の電機子巻線であり、前
    記回転子の前記磁極数をP,該鉄心ティース数をMとし
    たとき、 P=8m,M=9m、(ただし、mは正の整数) としたことを特徴とするシンクロナスリラクタンスモー
    タ。
  5. 【請求項5】回転子鉄心にほぼ等間隔にスリットを形成
    して各磁極とした回転子と、固定子鉄心に形成された複
    数のスロット中に電機子巻線が施された固定子とを有す
    るシンクロナスリラクタンスモータにおいて、前記固定
    子の前記電機子巻線が、前記固定子鉄心の鉄心ティース
    を囲むように巻装された集中巻の電機子巻線であるとと
    もに、前記回転子の前記磁極数をP,該鉄心ティース数
    をMとしたとき、 P=5n,M=6n、(ただし、nは2以上の整数) としたことを特徴とするシンクロナスリラクタンスモー
    タ。
  6. 【請求項6】回転子鉄心にほぼ等間隔にスリットを形成
    して各磁極とした回転子と、固定子鉄心に形成された複
    数のスロット中に電機子巻線が施された固定子とを有す
    るシンクロナスリラクタンスモータにおいて、前記固定
    子の前記電機子巻線が、前記固定子鉄心の鉄心ティース
    を囲むように巻装された集中巻の電機子巻線であるとと
    もに、前記回転子の前記磁極数をP,該鉄心ティース数
    をMとしたとき、 P=2n,M=3n、(ただし、nは2以上の整数) としたことを特徴とするシンクロナスリラクタンスモー
    タ。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6において、前記回転
    子鉄心にほぼ等間隔に形成したスリットの外径側端部に
    丸みを設けたことを特徴とするシンクロナスリラクタン
    スモータ。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項7のいずれかにおい
    て、前記回転子鉄心にほぼ等間隔に形成したスリットの
    下部にスリット孔を設けたことを特徴とするシンクロナ
    スリラクタンスモータ。
  9. 【請求項9】請求項1乃至請求項8のいずれか記載のシ
    ンクロナスリラクタンスモータの軸端に位置検出器を設
    け、インバータから該位置検出信号を基に該シンクロナ
    スリラクタンスモータに正弦波電流を供給するようにし
    たことを特徴とするシンクロナスリラクタンスモータの
    駆動システム。
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