JP2001186631A - 分割配線ブロックとそれを用いた電気接続箱 - Google Patents

分割配線ブロックとそれを用いた電気接続箱

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JP2001186631A JP36662199A JP36662199A JP2001186631A JP 2001186631 A JP2001186631 A JP 2001186631A JP 36662199 A JP36662199 A JP 36662199A JP 36662199 A JP36662199 A JP 36662199A JP 2001186631 A JP2001186631 A JP 2001186631A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気接続箱の共用化を図る。 【解決手段】 分割配線ブロック5は複数の分割配線板
12を垂直に配置して且つ板厚方向に積層して成り、分
割配線板が垂直方向の複数のバスバー21を有し、バス
バーが一方に外部接続用の端子24、他方に電源回路接
続用の端子27を有し、所要のバスバーの中間部を水平
方向の分配回路23で相互に接続した。端子24,27
は同一平面上にある。バスバー21の中間部を分割配線
板12から露出させ、分配回路23を溶接した。絶縁基
板20に接続孔22を設けた。分配回路23を複数本配
設した。分割配線板12にバスバー21をインサート成
形した。カバー2,3内で電源部4と分配部5に分割
し、電源部と分配部を電源回路6で接続し、分配部が上
記分割配線ブロックを含む。電源回路6は圧接端子1
7,27で接続される。各端子24をグループ毎にカバ
ー2の各コネクタハウジングに収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の縦方向の分
割配線板に複数のバスバーを配設し、各バスバーを分配
回路で相互に接続した分割配線ブロックと、その分割配
線ブロックを分配部として電源部とは分離して使用し、
自動車の車種やグレードに応じて共通使用できるように
した電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の電気接続箱を示すもので
ある。この電気接続箱71は、合成樹脂製の略三角形状
のアッパカバー72とロアカバー(図示せず)及び両カ
バーの間に積層される複数枚のバスバー配線板73とを
備えたものである。
【0003】アッパカバー71は周壁74と上壁75と
を有し、上壁75の第一の角部側に複数のヒューズ挿着
部76が並列に形成され、第二の角部側に複数のコネク
タ挿着部(雌型のコネクタハウジング)77が形成さ
れ、第三の角部側に複数のリレー挿着部78とヒュージ
ブルリンク挿着部79とが形成されている。第一の角部
と第二の角部との中間には電源入力用のコネクタ挿着部
80が形成されている。アッパカバー72の周壁74は
係止手段81でロアカバー(図示せず)に係合する。
【0004】ヒューズ挿着部76は、ヒューズ82を保
持する両側の壁部83と、両壁部83を連結する区画壁
84と、両壁部83の中間の下側でヒューズ82を支持
する支持壁(図示せず)と、上壁75を貫通したヒュー
ズ挿入空間とを備えている。コネクタ挿着部77は、上
壁75から突出した周壁85と、周壁85の内側に形成
され、上壁75を貫通したコネクタ嵌合室86とを備え
ている。
【0005】コネクタ挿着部77は雌型のコネクタハウ
ジングとなっている。リレー挿着部78は四つの端子挿
入孔87を有し、端子挿入孔87は上壁75の下側の例
えば中継端子収容室に続いている。ヒュージブルリンク
挿着部79は前記ヒューズ82よりも大きな容量の電源
用の箱状のヒュージブルリンク(図示せず)を挿着する
ためのものであり、周壁88と内側の支持壁とを有して
いる。
【0006】バスバー配線板73は、合成樹脂製の絶縁
基板89と、絶縁基板上に配索された複数本のバスバー
90とで構成されている。バスバー90には要所に複数
のタブ端子91(911 ,912 )や音叉状の挟持端子
92が一体に立上げ形成されている。バスバー90及び
各端子91,92は導電金属板から打抜き形成され、各
端子91,92は基部から垂直に折り曲げられている。
電源入力用の太いタブ端子911 はバスバー90を経て
挟持端子92に続いている。ヒューズ挿着部76に対す
る挟持端子92及びその近傍が電源部93として作用
し、コネクタ挿着部77に対するタブ端子912 及びそ
の近傍が分配部94として作用する。
【0007】バスバー90には上向きのみならず下向き
にもタブ端子(図示せず)が形成されており、下向きの
タブ端子は下側のバスバー配線板73の挿通孔95を貫
通して下向きに突出されて、ロアカバー側の例えばコネ
クタ挿着部内等に位置する。下側のバスバー配線板73
の上向きのタブ端子912 や挟持端子92は上側のバス
バー配線板73の挿通孔96を貫通してアッパカバー7
2側に突出する。すなわち、タブ端子91はコネクタ挿
着部77内やリレー挿着部78の下側に位置し、挟持端
子92はヒューズ挿着部76やヒュージブルリンク挿着
部79の下側に位置する。
【0008】コネクタ挿着部77である雌コネクタハウ
ジングとタブ端子912 とで雌コネクタが構成される。
雌コネクタにはワイヤハーネス側の雄コネクタ(図示せ
ず)が嵌合接続される。また、ヒューズ82やヒュージ
ブルリンク(図示せず)のタブ端子は挟持端子92に挟
持接続される。リレー(図示せず)のタブ端子は例えば
雌−雌中継端子(図示せず)を介してバスバー配線板7
3側のタブ端子(図示せず)に接続される。
【0009】外部ワイヤハーネス(図示せず)の電源線
に続く雄コネクタが電源入力用のコネクタ挿着部80に
嵌合され、電源電圧がバスバー90を経てヒュージブル
リンクに送られ、ヒューズ82を経て他のバスバー90
でリレーや分配用のコネクタ挿着部77側に送られ、分
配用のコネクタ挿着部77から外部ワイヤハーネスに分
岐接続される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気接続箱71にあっては、バスバー配線板73に
電源部93と分配部94とが一体的に設けられているた
めに、車両のグレードによって使用しない端子91,9
2が生じ、電気接続箱71を共通使用すると端子91,
92の無駄が生じたり、あるいは、異なる車種間におい
ては電源部93に対する分配方向、すなわち電気接続箱
1のどの位置にどのコネクタ挿着部77を配置するかと
いう点で異なったり、内部回路であるバスバー90の形
状や端子91,92の数や位置が異なるために、電気接
続箱71を共通使用できず、車種毎に専用の電気接続箱
71を設定しなければならないという問題があった。た
とえ電気接続箱1を共用できたとしても、電気接続箱側
のコネクタ挿着部77に対して外部ワイヤハーネスのコ
ネクタの取り回しが複雑になり、接続作業性が悪化する
と共に、ワイヤハーネスが長く重く且つコスト高になる
という問題を生じてしまい、実際には共用が極めて困難
であった。
【0011】また、バスバー配線板73は、その電源部
93や分配部94において、バスバー90から多くの端
子91,92を切り起こし形成しているために、端子9
1,92を切り起こした後の切欠孔がバスバー90に多
く生じており、その切欠孔が無駄な面積を占めて、回路
密度を高めることができないという問題があった。
【0012】本発明は、上記した点に鑑み、車両のグレ
ード毎に共通使用しても端子の無駄を生じることがな
く、また、異なる車種にも共通して使用することのでき
る電気接続箱を可能し、且つ回路密度を高めることので
きる配線板構造とそれを用いた電気接続箱を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の分割配線板を垂直に配置して且つ
板厚方向に積層して構成され、各分割配線板が垂直方向
の複数のバスバーを有し、該バスバーが一方に外部接続
用の端子、他方に電源回路接続用の端子を有し、所要の
該バスバーの中間部が水平方向の分配回路で相互に接続
されたことを特徴とする分割配線ブロックを採用する
(請求項1)。前記バスバーが、前記外部接続用の端子
であるタブ端子と、前記電源回路接続用の端子である圧
接端子とを同一平面上に有することも有効である(請求
項2)。また、前記バスバーの中間部が前記分割配線板
から露出され、この露出部に前記分配回路である電線又
は細幅バスバーが溶接や溶着で接続されたことも有効で
ある(請求項3)。また、前記分割配線板の絶縁基板に
接続孔が設けられ、該接続孔内に前記バスバーの露出部
が位置したことも有効である(請求項4)。また、前記
各分割配線板に前記分配回路が複数本配設されたことも
有効である(請求項5)。また、前記分割配線板に前記
バスバーがインサート成形されたことも有効である(請
求項6)。また、主要な前記バスバーにのみ前記電源回
路接続用の端子が設けられたことも有効である(請求項
7)。また、カバー内で電源部と分配部とに分割され、
該電源部と該分配部とが電源回路で接続され、該分配部
が、請求項1〜7の何れかに記載の分割配線ブロックを
含むことを特徴とする分割配線ブロックを用いた電気接
続箱を併せて採用する(請求項8)。前記電源部がバス
バー配線板で構成され、該バスバー配線板のバスバー
が、前記電源回路である電線を圧接する圧接端子を少な
くとも有することも有効である(請求項9)。また、前
記分割配線ブロックの外部接続用の各端子がグループ毎
に前記カバーの各コネクタハウジング内に収容されるこ
とも有効である(請求項10)。また、外部ワイヤハー
ネスの複数の分割コネクタで構成される合体コネクタが
前記コネクタハウジングに嵌合することも有効である
(請求項11)。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明に係
る電気接続箱の一実施形態を示すものである。この電気
接続箱1は、合成樹脂製のアッパカバー2とロアカバー
3及び両カバー2,3内に挟持固定される電源部4と分
配部5と、電源部4と分配部5を接続する複数本の絶縁
被覆電線(電源回路)6とで構成されている。電気接続
箱1はジャンクションブロックとも呼称される。
【0015】アッパカバー2は雌型のコネクタハウジン
グ7等を表側に突出させ、ロアカバー3はリレー挿着部
8やコネクタ挿着部9等を裏側に突出させている。ロア
カバー3の収容室10の一方(片半部)に電源部4が収
容され、電源部4に隣接して収容室10の他方(片半
部)に分配部5が収容される。リレー挿着部8等は一方
に配置され、コネクタ挿着部9は他方に配置されてい
る。
【0016】電源部4は、複数枚(本形態では二枚)の
水平方向のバスバー配線板11で成るバスバー配線ブロ
ックで構成され、分配部5は多数枚の垂直方向(縦置
き)の分割配線板12で構成されている。バスバー配線
板11と分割配線板12とは前記電源回路である複数本
の電線6で接続されている。
【0017】バスバー配線板11は、合成樹脂製の絶縁
基板13と、各絶縁基板13の表面側に配設された複数
本のバスバー14と、バスバー14から垂直に上向きに
突設された複数のタブ端子15と同じく複数の挟持端子
16、及びバスバー14から下向きに突設された複数の
タブ端子等と複数の圧接端子17とで構成されている。
バスバー14は水平方向に所要形状に屈曲している。各
バスバー14と電線6とは電源回路として作用する。
【0018】図1の実施形態で上向きの挟持端子16は
下層のバスバー配線板11上のバスバー(14と類似の
もの)から立設され、上層のバスバー配線板11を貫通
して上向きに突出している。上向きのタブ端子15はア
ッパカバー2の例えばコネクタ挿着部7である雌型のコ
ネクタハウジング内に突出して位置し、上向きの挟持端
子16はアッパカバー2のヒューズ挿着部(図示せず)
内に位置する。また、下向きのタブ端子等は下層のバス
バー配線板11を貫通してロアカバー3のリレー挿着部
8やヒュージブルリンク挿着部18等に挿入される。下
向きの圧接端子17は下層のバスバー配線板11を貫通
して下方に突出している。圧接端子17に電線6の一端
部が圧接接続される。
【0019】分配部5を構成する各分割配線板12は、
図2にも示す如く、縦置きに配列される合成樹脂製の絶
縁基板20と、絶縁基板20の高さ方向に貫通あるいは
絶縁基板20から上部側を突出させた状態で並列に配置
された複数の短めの各形態のバスバー21と、各バスバ
ー21に沿って絶縁基板20に設けた複数の接続孔22
を通じてバスバー21に溶接接続された水平方向の分配
回路である複数本の裸電線23とで構成されている。複
数枚の分割配線板12が縦置きの状態で基板板厚方向に
積層されて分配部5を構成している。
【0020】各バスバー21には上向きのタブ端子(外
部接続用の端子)24が一体に形成されている。一部の
タブ端子24は、アッパカバー2(図8)のコネクタハ
ウジング25の位置に応じたクランク状の屈曲部26を
有している。屈曲部26によってタブ端子24相互のフ
ァインピッチ化が可能となっている。タブ端子24は前
後左右に整列して配置され、いわゆるマトリクスの形態
になっている。分割配線板12はマトリクス板とも呼称
される。
【0021】各バスバー21は少なくとも絶縁基板20
の下端まで延長されている。一部のバスバー21は絶縁
基板20から下向きに突出した電源回路接続用の圧接端
子(電源回路接続用の端子)27を有している。圧接端
子27に電源回路である電線6(図1)の他端部ないし
は中間部が圧接接続される。あるバスバー21にはタブ
端子(図示せず)が下向きに且つ90°ひねった状態で
突出形成され、このタブ端子はロアカバー3の雌型のコ
ネクタハウジング9内に突出される。各分割配線板12
のバスバー21は板厚方向の列毎に同一形状のものが使
用されている。これにより、分割配線板12の製造が容
易化している。
【0022】各バスバー21はアッパカバー2(図8)
の各コネクタハウジング25の配置形態に応じて、グル
ープ毎にまとまって配列されている。本実施形態でバス
バー21は五つのグループ(群れ)281 〜285 に分
けられており、各グループ間にバスバー一本分程度の間
隔があけられている。グループ283 のバスバー21は
他のブループより少なく、バスバー21を配置しない部
分には絶縁基板12にバスバー挿通孔34が残存してい
る。バスバー挿通孔34は、バスバー21を圧入により
絶縁基板20に固定する場合にのみ形成される。
【0023】分配回路である電線23は絶縁基板20の
主に一方の面において絶縁基板20の長手方向に真直に
且つ各接続孔22に対応して複数段で平行に配索されて
いる。絶縁基板20の他方の面の上下端部には水平方向
のリブ30が設けられ、一対のリブ30の間の空間に隣
接の分割配線板12の電線23が位置している。リブ3
0に変えて突起等を用いることも可能である。
【0024】図1の如く、各分割配線板12は板厚方向
に積層された状態で絶縁樹脂製の基台31の上に載置さ
れている。基台31は両側に支持用の脚部32を有し、
下向きの圧接端子27は基台31の挿通孔33を貫通し
て基台31の内側空間に位置している。各分割配線板1
2は例えば一方の絶縁基板20に突設した短円柱状のボ
ス部(図示せず)を他方の絶縁基板20の穴部(図示せ
ず)に圧入することで相互に合体固定されている。分割
配線板12の固定手段はボス部等に限るものではない。
【0025】各バスバー21は所要の接続孔22内で電
線23に溶接接続されている。電線23は分割配線板1
2の長手方向に所要のバスバー21をジョイント接続さ
せている。ジョイント接続により各バスバー21に同一
の電源電圧や信号等が供給される。電源電圧は電線2
3,6と圧接端子27,17を通じて供給され、信号は
外部ワイヤハーネス(図示せず)のコネクタを通じて供
給される。
【0026】図3〜図7は上記分割配線板の製造方法の
一例を示すものである。この方法は、先ず図3の如くバ
スバー連鎖体36を一枚の導電金属板から打抜き形成す
る。バスバー連鎖体36は縦方向のバスバー21と、各
バスバー21を繋ぐ横方向の連鎖部37とで略枠状に形
成されている。連鎖部37の一部はバスバー21の屈曲
部26を構成する。連鎖部37は上下に二本設けられ、
上側の連鎖部37から上向きにタブ端子24が突出し、
下側の連鎖部37から下向きに圧接端子27が突出して
いる。圧接端子27は全てのバスバー21に設けてもよ
く、あるいは図3の如く必要な部位にだけ選択的に設け
てもよい。圧接端子27は一対の刃付きの圧接片の間に
スロット38を有する公知のものである。
【0027】図3のバスバー連鎖体36は図4の如く合
成樹脂製の絶縁基板20にインサート成形される。すな
わち、バスバー連鎖体36を成形型(図示せず)内にセ
ットした状態で溶融樹脂材(20)を成形型内に注入
し、バスバー連鎖体36の上下の連鎖部37とタブ部2
4と圧接端子27とを除く部分を樹脂材(絶縁基板)2
0で覆う。その際、バスバー21を露出させる複数の接
続孔22を同時に成形する。接続孔22は、成形型の円
柱状のピン部(図示せず)の上から溶融樹脂材(20)
を充填することで形成される。接続孔22はバスバー2
1の長手方向に等ピッチで並列に複数設けられる。接続
孔22の数は接続する電線23(図2)の数に応じて適
宜決定される。使用しない接続孔22は上記インサート
成形時に樹脂材(20)で塞いでしまうことも可能であ
る。接続孔22は絶縁基板20の両面に設けることが電
線23(図2)の溶接作業上好ましい。
【0028】次いで、図5の如く不要な連鎖部37(図
4)を切断して、分割配線板本体40を得る。この際、
タブ端子24と中間のバスバー本体21aを繋ぐ屈曲部
26が形成されると共に、圧接端子27の板幅がバスバ
ー本体21aの幅よりも幅広に形成される。バスバー本
体21aは三つの接続孔22内で露出されている。露出
部を符号21bで示す。
【0029】さらに、図6の如く、分割配線板本体40
の所要の接続孔22において電線23をバスバー21に
溶接して接続させることで、分割配線板12が完成す
る。溶接部を符号41で示す。溶接はスポット抵抗溶接
が好ましい。溶接電極(図示せず)は接続孔22よりも
小径なものを使用する。電線23は例えば溶接電極でバ
スバー21の露出表面21bに押し付けられて凹状に屈
曲し、接続孔22内で溶接部41が構成される。
【0030】なお、電線23を絶縁基板20の両面に配
置した状態でバスバー21に溶接することも可能であ
る。その場合は、支持用のリブ30を倍程度に高く設定
して、電線収容空間を確保する。リブ30は電線23を
配置する側の面に突設してもよい。また、抵抗溶接に代
えてビーム溶接を採用すれば、電線23は絶縁被覆電線
でもよく、それにより絶縁性が向上する。絶縁被覆電線
の場合は接続孔22を用いずにバスバー21の中間部
(バスバー本体21a)を全長に渡って露出させること
も可能である。また、電線23に代えて細幅バスバー
(図示せず)を用いることも可能であり、それにより強
電流にも対応できる。
【0031】図6の分割配線板12の形態においては、
上段の電線231 が右から一番目と三番目と六番目と七
番目と十番目の各バスバー21と接続され、中段の電線
23 2 が右から四番目と九番目の各バスバー21に接続
され、下段の電線233 が右から二番目と五番目と八番
目の各バスバー21に接続されて、全てのバスバー21
は何れかの電線23(231 〜233 )に接続されてい
る。各バスバー21は各電線23によってジョイントさ
れている。図2における手前側の分割配線板12のバス
バー21と電線23との接続形態が図6の場合と異なる
ように、電線23とバスバー21の接続形態は各分割配
線板12ごとに設定されている。
【0032】また、必ずしも全ての圧接端子27に電線
(電源回路)6(図1)を接続するわけではなく、どの
バスバー21に電源を供給するかによって、圧接端子2
7を選択して電線6を圧接する。複数枚の分割配線板1
2の圧接端子27に同一の電線6(図1)を共通接続す
ることも可能である。この場合、一本の電線6の長手方
向に複数の圧接端子27が間隔を置いて圧接される。ま
た、圧接端子27や電線(分配回路)23に全く接続さ
れないバスバー21を設けることも可能であり、そのバ
スバー21は外部のワイヤハーネスからの信号を例えば
コネクタ9側に導通させる回路として使用され得る。
【0033】電線(分配回路)23を溶接する際に、図
7の如く絶縁基板20の表面に上下一対の保持突起43
を設けておき、保持突起43の間に電線23を挟持固定
させておくことも可能である。保持突起43により電線
23の位置が正確に規定され、布線作業が容易化すると
共に、溶接作業が効率的に行われる。保持突起43は上
記インサート成形時に同時に形成される。保持突起43
に代えて保持リブや保持溝(図示せず)を設けることも
可能である。
【0034】各分割配線板12を縦型に積層すること
で、図2の分割配線板組立体である分割配線ブロック5
すなわち分配部が完成する。分配部は正確には図1の基
台31を含む。分割配線ブロック5においては各バスバ
ー21を縦方向(垂直方向)に配置しているから、従来
の水平なバスバーのようにタブ端子を垂直方向に屈曲さ
せる必要がなく、それにより製造が容易化する。また、
従来のバスバー配線板のようにタブ端子を切り起こし形
成した跡の無駄な空間が生じないことと共に、複数のバ
スバー21を近接して配列することができ、且つ分割配
線板12の積層面内で電線23を溶接して回路形成を行
うことで、回路の高密度化が達成される。
【0035】図1において電源部4の圧接端子17と分
配部5の圧接端子27とに電線6を圧接した後、電源部
4と分配部5とをロアカバー3内に収容する。その際、
電源部4の下向きのタブ端子等がリレー挿着部8内等に
進入すると共に、分配部5の90°ひねられた下向きの
タブ端子(図示せず)がコネクタハウジング9内に進入
する。この90°方向のタブ端子は電気接続箱によって
は使用しないこともある。電源部4側の圧接端子17は
各リレー挿着部8間の空間に位置させてもよく、分配部
側の基台31と同様な基台を用いてもよい。次いでアッ
パカバー2を被せることで、電源部側の上向きのタブ端
子15等がコネクタハウジング7内等に進入し、分配部
5側の上向きの各タブ端子24が図8の各コネクタハウ
ジング25内に進入する。
【0036】図8はアッパカバー2の一形態を示すもの
である。アッパカバー2の上面には例えば長手方向前半
部の右半部に複数のヒューズ挿着部45が整列して配設
されると共に、左半部に例えば電源入力用を含む複数の
コネクタ挿着部46が配置されている。また、アッパカ
バー2の上面の長手方向後半部に、外部ワイヤハーネス
(図示せず)のコネクタを接続させる複数のコネクタ挿
着部すなわちコネクタハウジング25(251 〜2
5 )が幅方向に近接して並列に配置されている。コネ
クタハウジング251 〜254 はカバー長手方向に比較
的長く形成され、コネクタハウジング254 は隔壁47
を介してコネクタハウジング255 に一体化している。
【0037】前半側のヒューズ挿着部45内には図1の
電源部(バスバー配線ブロック)4の挟持端子16が収
容され、コネクタ挿着部(雌型のコネクタハウジング)
7のコネクタ嵌合室48内には同じく電源部4のタブ端
子15が収容されている。コネクタハウジング7とタブ
端子15とで雌型のコネクタ49が構成されている。
【0038】また、後半部の各コネクタ挿着部(雌型の
コネクタハウジング)25内には図1の分配部(分割配
線ブロック)5の各分割配線板12のタブ端子24が収
容されている。図1の分割配線ブロック5において各タ
ブ端子24は各コネクタハウジング25の位置に対応し
た行列(マトリクス)形態に配置されている。雌型のコ
ネクタハウジング25とタブ端子24とで雌型のコネク
タ50が構成されている。
【0039】電源部4側において電源入力用のコネクタ
に入力された電源電圧はバスバー配線板11の一つのバ
スバー14と挟持端子16を介してヒューズ挿着部内の
ヒューズ(図示せず)に通電され、ヒューズから他のバ
スバー14と電線6を経て分配部5の各分割配線板12
の圧接端子27付きのバスバー21に通電される。そし
て一つのバスバー21から各分割配線板12の電線23
を経て他のバスバー21に電源が供給される。電源は図
8の各コネクタ50から外部ワイヤハーネス51(図
9)の各コネクタ52を介して車両の電装部品や補機等
(図示せず)に供給される。
【0040】車種やグレードによってワイヤハーネス側
の各コネクタ52(図9)の位置や数あるいはコネクタ
52内の端子数が異なっているが、分割配線ブロック5
のタブ端子24(図1)の配列や数を選択的に容易に変
更することができるから、これらワイヤハーネス側のコ
ネクタ52に応じて無駄のない且つコネクタ接続作業性
のよい電気接続箱1を得ることができる。すなわち、使
用しない端子付きのバスバー21を電気接続箱1から削
除することができると共に、図9の如く、ワイヤハーネ
ス側の各コネクタ52の位置(並び順や接続方向)に整
合する位置に所要の端子24と端子数とを備えた電気接
続箱1側のコネクタ50を設定することができる。
【0041】車種によってワイヤハーネス側のコネクタ
52の大きさ形状が違う場合は、アッパカバー2のみを
交換すれば、内部の電源部4と分配部5はバスバー21
の数や位置を変更するだけで共通使用(共用化)でき
る。従来においてはワイヤハーネス側のコネクタ52の
位置と電気接続箱側のコネクタ50の位置とが整合しな
いから、コネクタ接続に対してワイヤハーネス51の分
岐線53が交差したり、分岐線53を長く延長させなけ
ればならないといった問題を生じていたが、上記実施形
態によりそれらの問題が解消されている。車種によって
は端子24すなわちバスバー21の配置や数のみを変更
して、コネクタハウジング25すなわちカバー2,3は
車種やグレードに関係なく共通使用することもできる。
【0042】図10は、ワイヤハーネス側のコネクタの
一形態としての合体コネクタを示すものである。この合
体コネクタ55は、端子収容室56を区画する並列な隔
壁57を有する合成樹脂製の複数個の分割コネクタハウ
ジング58と、各端子収容室56内に係止される電線付
きの端子59とで構成されている。各隔壁57は基板部
63から立設され、隔壁57の先端側で端子収容室56
が開放されている。端子59は、分配部5(図1)のバ
スバー21のタブ端子24に対する雌型の電気接触部6
1と、電線62に対する圧接部64とを有している。電
線(分岐線)62は端子59に圧接されてワイヤハーネ
スの幹線に続いている。
【0043】図11の如く、各分割コネクタハウジング
58(581 〜589 )は種々の大きさのものが用意さ
れ、図示しない係止手段で合体されて一つの大きな合体
コネクタハウジング63を構成する。合体前に各分割コ
ネクタハウジング58には予め端子59(図10)が収
容係止される。電線62(図10)は予め端子59に圧
接してもよく、あるいはコネクタハウジング58に端子
59を収容した後で電線62を圧接してもよい。端子5
9は例えば隔壁57の係止突起(図示せず)によって係
止される。これら分割コネクタ60(コネクタハウジン
グ58に端子59を収容したもの)が合体して一つの合
体コネクタ55が完成する。
【0044】車種に応じて分割コネクタ60の形状・大
きさを選択すると共に各分割コネクタ60を合体させて
所要の合体コネクタ55を形成することができる。分割
コネクタハウジング58は複数種を用意して共通使用
し、端子59も共通使用する。アッパカバー2のコネク
タハウジング25の大きさ形状に合わせて合体コネクタ
55を構成することもできる。それによりアッパカバー
2の変更が不要となる。
【0045】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、複数枚の分割配線板の組合せを変えたり、分割配線
板のバスバーの配置を変えたり、バスバーの数を増減さ
せたり、分配回路と各バスバーとの接続位置を変えたり
することで、多種の回路形態を簡単に得ることができ、
それにより車種やグレードの変更に容易に対応できる。
各分割配線板やバスバーは車種やグレードに対応して共
通使用することができるから、経済的であり、且つ迅速
な対応が可能となる。また、従来のバスバー配線板のよ
うな水平方向の複雑な形状のバスバーや、バスバーから
切り起した端子を使用しないから、各分割配線板の占有
面積が削減され、回路や端子の高密度化が可能となり、
且つ構造がコンパクト化される。
【0046】また、請求項2記載の発明によれば、バス
バーにタブ端子と圧接端子とが同一平面上に形成された
ことにより、従来のバスバーから直角に屈曲させた端子
に較べて、バスバーの加工が容易化し、分割配線板の低
コスト化が図られると共に、屈曲した端子の占めるスペ
ースが削減され、構造がコンパクト化される。
【0047】また、請求項3記載の発明によれば、バス
バーの中間部を露出させ、分配回路である電線や細幅バ
スバーを溶接や溶着といった手段でバスバーに接続する
ことで、バスバー同士のジョイント接続を簡単且つ確実
に且つ効率的に行うことができる。
【0048】また、請求項4記載の発明によれば、絶縁
基板の接続孔によって分配回路が正確に位置決めされ、
各バスバーに分配回路が整然と接続されると共に、接続
作業性が向上する。また、分配回路である裸電線や細幅
バスバーが接続孔以外の部分では絶縁基板によって確実
に絶縁される。
【0049】また、請求項5記載の発明によれば、複数
の分配回路と各バスバーとの組合せにより一層多様な回
路形態を得ることができ、車種やグレートの多様化に対
応可能となる。また、一本のバスバーに対する複数の接
続孔によって各分配回路が正確に位置決めされた状態で
各バスバーに接続され、複数の分配回路が整然と配列さ
れる。
【0050】また、請求項6記載の発明によれば、バス
バーを絶縁基板に効率的に固定することができ、分割配
線板の生産性が向上すると共に、バスバーが絶縁基板内
に埋入されて外部に対して確実に絶縁される。また、請
求項7記載の発明によれば、不要な電源回路接続用の端
子が排除されるから、分割配線板が簡素化・軽量化され
る。
【0051】また、請求項8記載の発明によれば、電源
部と分配部とに分割したことで、電源部はそのままで分
配部のみを仕様変更してカバー内に収容することが可能
となり、それにより車種やグレードの違いに容易に対応
可能となる。また、電源部と分配部とを分配回路で接続
したことで、電源電圧を分配部に供給することができ
る。そして、分配部が複数の分割配線板の集合体である
分割配線ブロックであるから、上記請求項1〜7記載の
各発明の効果と同様の効果が奏され、特に分割配線板の
組合せやバスバーの配置や数や分配回路と各バスバーと
の接続位置等を変更することで、車種やグレードに関係
なく電気接続箱の共通仕様が可能となる。例えばグレー
ドの低い場合は端子の数を減らして無駄をなくし、車種
が違う場合は端子の配列を変えて対応可能である。
【0052】また、請求項9記載の発明によれば、既存
の水平方向のバスバー配線板とバスバー及びその端子を
用いることで、各車種やグレードによる変更の少ない電
源部として安価に且つ容易に対応できる。
【0053】また、請求項10記載の発明によれば、分
割配線ブロックの外部接続用の各端子がグループ毎にカ
バーの各コネクタハウジング内に収容されることで、分
割配線ブロックと外部ワイヤハーネスの各コネクタとの
接続が可能となる。ワイヤハーネスは分割配線ブロック
から電源を供給される。端子のグループはワイヤハーネ
スの各コネクタの配置(配列)に応じて定めることがで
きるから、ワイヤハーネスの各コネクタを最短距離でカ
バーの各コネクタに接続させることができ、ワイヤハー
ネスの絡み等がなくなると共に余長の設定が不要とな
り、ワイヤハーネスの短縮・軽量化が図られると共に、
コネクタの接続作業性が向上する。
【0054】また、請求項11記載の発明によれば、車
種に応じて分割コネクタの形状・大きさを選択し、各分
割コネクタを合体させて所要の合体コネクタを形成する
ことで、分割コネクタが共用化され、ワイヤハーネス側
の製造が効率化する。また、カバーのコネクタハウジン
グの大きさ形状に合わせて合体コネクタを構成すること
もでき、それによりカバーの変更が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気接続箱の一実施形態を示す分
解斜視図である。
【図2】本発明に係る分配配線ブロックの一実施形態を
示す斜視図である。
【図3】分配配線ブロックに用いるバスバーの加工前の
状態(バスバー連鎖体)を示す斜視図である。
【図4】バスバー連鎖体を樹脂製の絶縁基板にインサー
ト成形した状態を示す斜視図である。
【図5】バスバー連鎖体をバスバーに加工した状態を示
す斜視図である。
【図6】各バスバーに分配回路である電線を溶接した状
態を示す斜視図である。
【図7】電線(分配回路)の保持手段の一形態を示す斜
視図である。
【図8】電気接続箱のアッパカバーの一形態を示す平面
図である。
【図9】アッパカバーのコネクタにワイヤハーネスのコ
ネクタを接続する状態を示す分解斜視図である。
【図10】ワイヤハーネス側のコネクタの一形態を示す
分解斜視図である。
【図11】同じくワイヤハーネス側の分割コネクタハウ
ジングの集合形態を示す平面図である。
【図12】従来の電気接続箱の要部を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 電気接続箱 2 アッパカバー(カバー) 3 ロアカバー(カバー) 4 電源部(バスバー配線ブロック) 5 分配部(分割配線ブロック) 6 電線(電源回路) 11 バスバー配線板 12 分割配線板 14 バスバー 17 圧接端子 20 絶縁基板 21 バスバー 21b 露出部 22 接続孔 23 電線(分配回路) 24 タブ端子(外部接続用の端子) 27 圧接端子(電源回路接続用の端子) 25(251 〜255 ) コネクタハウジング 51 外部ワイヤハーネス 60 分割コネクタ 55 合体コネクタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の分割配線板を垂直に配置して且つ
    板厚方向に積層して構成され、各分割配線板が垂直方向
    の複数のバスバーを有し、該バスバーが一方に外部接続
    用の端子、他方に電源回路接続用の端子を有し、所要の
    該バスバーの中間部が水平方向の分配回路で相互に接続
    されたことを特徴とする分割配線ブロック。
  2. 【請求項2】 前記バスバーが、前記外部接続用の端子
    であるタブ端子と、前記電源回路接続用の端子である圧
    接端子とを同一平面上に有することを特徴とする請求項
    1記載の分割配線ブロック。
  3. 【請求項3】 前記バスバーの中間部が前記分割配線板
    から露出され、この露出部に前記分配回路である電線又
    は細幅バスバーが溶接や溶着で接続されたことを特徴と
    する請求項1又は2記載の分割配線ブロック。
  4. 【請求項4】 前記分割配線板の絶縁基板に接続孔が設
    けられ、該接続孔内に前記バスバーの露出部が位置した
    ことを特徴とする請求項3記載の分割配線ブロック。
  5. 【請求項5】 前記各分割配線板に前記分配回路が複数
    本配設されたことを特徴を特徴とする請求項3又は4記
    載の分割配線ブロック。
  6. 【請求項6】 前記分割配線板に前記バスバーがインサ
    ート成形されたことを特徴とする請求項1〜5の何れか
    に記載の分割配線ブロック。
  7. 【請求項7】 主要な前記バスバーにのみ前記電源回路
    接続用の端子が設けられたことを特徴とする請求項1〜
    6の何れかに記載の分割配線ブロック。
  8. 【請求項8】 カバー内で電源部と分配部とに分割さ
    れ、該電源部と該分配部とが電源回路で接続され、該分
    配部が、請求項1〜7の何れかに記載の分割配線ブロッ
    クを含むことを特徴とする分割配線ブロックを用いた電
    気接続箱。
  9. 【請求項9】 前記電源部がバスバー配線板で構成さ
    れ、該バスバー配線板のバスバーが、前記電源回路であ
    る電線を圧接する圧接端子を少なくとも有することを特
    徴とする請求項8記載の分割配線ブロックを用いた電気
    接続箱。
  10. 【請求項10】 前記分割配線ブロックの外部接続用の
    各端子がグループ毎に前記カバーの各コネクタハウジン
    グ内に収容されることを特徴とする請求項8又は9記載
    の分割配線ブロックを用いた電気接続箱。
  11. 【請求項11】 外部ワイヤハーネスの複数の分割コネ
    クタで構成される合体コネクタが前記コネクタハウジン
    グに嵌合することを特徴とする請求項10記載の分割配
    線ブロックを用いた電気接続箱。
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