JP2001186223A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2001186223A
JP2001186223A JP36848299A JP36848299A JP2001186223A JP 2001186223 A JP2001186223 A JP 2001186223A JP 36848299 A JP36848299 A JP 36848299A JP 36848299 A JP36848299 A JP 36848299A JP 2001186223 A JP2001186223 A JP 2001186223A
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JP
Japan
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tone
music
music data
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Application number
JP36848299A
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Inventor
Yusuke Yamamoto
裕介 山本
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信メロディの再生とともに、作曲者名等の
表示も行うことができる携帯電話機を提供する。 【解決手段】 携帯電話機のユーザは、ダウンロードセ
ンタへ電話をかけ、望みの楽曲を指定してダウンロード
を依頼する。ダウンロードセンタからの楽曲データは、
通信部6によって受信され、着信音発生部12のメモリ
に書き込まれる。そして、着信があると、R/Wコント
ローラはこの発生指示を受け、メモリから楽曲データを
読み出し、その楽音データを音源回路へ出力し、また、
その他の表示データを表示制御部19へ出力する。音源
回路は楽音データに基づいて着信メロディを形成し出力
する。表示制御部19は表示データを表示パネル24に
表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、好みの着信メロ
ディをダウンロードセンタからダウンロードして使用す
ることができる携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機の着信音は「ピーピ
ー」という単調な音であったが、近年、有名な曲のメロ
ディを着信音として使用することが行われつつあり、さ
らに最近は、この着信メロディを多数記憶させたダウン
ロードセンタ(コンピュータ)から、電話回線を介して
好みの着信メロディを配信してもらって使用することも
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ダウンロー
ドセンタから配信するデータには、単なる楽音データだ
けでなく、作曲者名、作詞者名、発売元、歌手名等の表
示データも含めることができれば、より望ましい。この
ようなデータが携帯電話機に表示されれば、曲の宣伝に
なり、CD等の販売も増える可能性がある。しかしなが
ら、従来の携帯電話機は、単に着信メロディを再生する
機能しか有しておらず、このため、ダウンロードセンタ
が作曲者名等を楽音データと共に配信しても表示するこ
とができなかった。この発明は、このような事情を考慮
してなされたもので、その目的は、着信メロディの再生
とともに、作曲者名等の表示も行うことができる携帯電
話機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ダウンロードセンタか
ら送信される少なくとも楽音データと表示データとを含
む楽曲データを受信する受信手段と、前記受信した楽音
データと表示データを記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された楽音データに基づいて着信音を形成する
着信音形成手段と、前記記憶手段に記憶された表示デー
タに基づいて表示を行う表示手段とを具備することを特
徴としている。
【0005】また、請求項2に記載の発明は、ダウンロ
ードセンタから送信される楽曲データを受信する受信手
段と、前記受信手段によって受信された楽曲データから
楽音データ、表示データを各々抽出して出力するコント
ローラと、前記コントローラから出力された楽音データ
に基づいて着信音を形成する着信音形成手段と、前記コ
ントローラから出力された表示データに基づいて表示を
行う表示手段とを設けたことを特徴とする。また、請求
項3に記載の発明は、請求項1に記載の携帯電話機にお
いて、前記着信音形成手段が、音源信号が記憶された音
源メモリと、前記音源メモリ内のデータを前記楽音デー
タに基づいて読み出す読出手段と、前記読出手段によっ
て読み出されたデータをアナログ信号に変換するディジ
タル/アナログ変換器とを具備することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しこの発明の一
実施の形態について説明する。図1は同実施の形態によ
る携帯電話機の構成を示すブロック図である。この図に
おいて、符号1は回路各部を制御するCPU(中央処理
装置)、2はCPU1のプログラムが記憶されたROM
(リードオンリメモリ)、3はデータ記憶用のRAM
(ランダムアクセスメモリ)である。このRAM3はバ
ッテリバックアップがされている。4は電話番号入力用
のテンキー、各種ファンクションキー等が設けられた操
作部である。
【0007】6はアンテナ7を有する通信部であり、送
信データを搬送波に乗せてアンテナ7から送信し、ま
た、アンテナ7を介して着信した着信信号を復調してC
PU1または音声処理部8へ出力する。音声処理部8は
マイクロフォン9から出力された音声信号をディジタル
データに変換し、さらに圧縮し送信データとして通信部
6へ出力し、また、通信部6から出力される音声データ
をアナログ音声信号に変換し、スピーカ10へ出力す
る。12は着信音発生部であり、その詳細を図2に示
す。この図において、13はインターフェイス回路、1
4はリード/ライト可能な半導体メモリであり、着信メ
ロディを形成するための楽曲データが書き込まれる。1
6はメモリ14の書き込み/読み出しを行うR/Wコン
トローラである。
【0008】ここで、メモリ14に書き込まれる楽曲デ
ータについて説明する。図3は同楽曲データの構成を示
す図であり、この図において、「ヘッダ」は楽曲データ
の先頭位置を示すデータである。「楽音データ」は着信
音形成のためのデータであり、楽音の音高を示す音高デ
ータ、長さを示す音長データ、音色を示す音色データ等
から構成される。「著作情報」は、作曲者名、作詞者名
等を表示するためのデータ、「歌詞」、「楽譜」は各々
歌詞、楽譜を表示のためのデータである。「アニメーシ
ョン情報」は、その着信音に対応する画像等を表示する
ためのデータ、「リザーブ領域」とは例えばコマーシャ
ル等の特別情報を表示するためのデータが書き込まれる
領域である。
【0009】上述した楽曲データは、CPU1からバス
ラインおよびインターフェイス回路13を介してR/W
コントローラ16へ供給される。R/Wコントローラ1
6はその楽曲データをメモリ14に書き込む。そして、
CPU1から着信音発生指令を受けて、メモリ14から
上述した楽曲データを読み出し、その内の楽音データを
音源回路17へ出力し、また、それ以外の表示用のデー
タを端子18を介して表示制御部19へ出力する。音源
回路17は、内部に楽音波形を記憶した波形メモリを有
し、R/Wコントローラ16から出力される音高データ
に応じた速度で波形メモリ内のデータを読み出し、DA
C(ディジタル/アナログ変換器)22へ出力する。こ
の場合、音色データによって波形種類が選択され、音長
データによって楽音の持続時間が決められる。DAC2
2は音源回路から出力されたデータをアナログ楽音信号
に変換し、スピーカ23へ出力する。これにより、スピ
ーカ23から着信メロディが発生する。
【0010】表示制御部19(図1)は、CPU1から
供給される表示データまたは上述した着信音発生部12
から供給される表示データを一旦内部の画像メモリに記
憶させ、そして、液晶による表示パネル24に表示させ
る。
【0011】次に、上述した携帯電話機の動作を説明す
る。まず、携帯電話機のユーザは、着信メロディの配信
を行うダウンロードセンタへ電話をかけ、望みの楽曲を
指定してダウンロードを依頼する。ダウンロードセンタ
は、その依頼を受け、図3に示すフォーマットの楽曲デ
ータをユーザの携帯電話機へ送信する。その楽曲データ
は、アンテナ7を介して通信部6によって受信され、C
PU1へ出力される。CPU1は通信部6から出力され
た楽曲データを一旦RAM3に書き込み、次いで着信音
発生部12へ出力する。着信音発生部12のR/Wコン
トローラ16は供給された楽曲データをメモリ14に書
き込む。
【0012】次に、通常の着信があると、アンテナ7を
介して受信した着信信号を通信部6が復調し、これによ
り得られた着信データをCPU1へ出力する。CPU1
はこの着信データを受け、発信元の電話番号をRAM3
に記憶させると共に、着信音発生部12へ発生指示を出
力する。この発生指示はインターフェイス回路13を介
してR/Wコントローラ16へ供給される。R/Wコン
トローラ16はこの発生指示を受け、メモリ14から楽
曲データを読み出し、その楽音データを音源回路17へ
出力し、また、その他の表示データを表示制御部19へ
出力する。
【0013】楽音データが音源回路17へ供給される
と、スピーカ23から着信メロディが発生する。また、
表示データが表示制御部19へ供給されると、表示制御
部19が表示データの先頭の著作情報(図3)を表示パ
ネル24に表示させる。図4(ハ)および(ニ)に著作
情報の表示の一例を示す。ユーザがこの著作情報を見た
後、受信ボタンを押すと、CPU1がこれを検知し、ま
ず、着信音停止指令を着信音発生部12へ出力する。こ
の着信音停止指令はインターフェイス回路13を介して
R/Wコントローラ16へ供給される。R/Wコントロ
ーラ16はこの指令を受け、音源回路17へ着信音停止
を指示する。これにより、着信メロディが停止する。な
お、この場合、表示パネル24の表示は変化しない。次
に、CPU1は、音声処理部8および通信部6へ回線接
続指示を出力する。以後、発信元と回線が接続され、マ
イクロフォン9の音声信号が発信元へ送信され、また、
発信元からの音声データに基づく音声がスピーカ10か
ら発音される。
【0014】次に、ユーザが表示変更を指示する操作部
4のキー操作を行うと、CPU1がこれを検知し、表示
変更指示を表示制御部19へ出力する。表示制御部19
はこの指示を受け、次の歌詞データを表示パネル24に
出力する。これにより、図4(ロ)に示す歌詞が表示パ
ネル24に表示される。そして、ユーザが操作部4のス
クロールボタンを押すと、歌詞表示がスクロールされ
る。次に、ユーザが再び表示変更を指示するキー操作を
行うと、表示制御部19が次の楽譜データを表示パネル
24に出力する。これにより、図4(イ)に示す楽譜が
表示パネル24に表示され、ユーザが操作部4のスクロ
ールボタンを押すと、楽譜表示がスクロールされる。以
下、同様にして、ユーザがキー操作を行う毎にアニメー
ション情報(図4(ホ)参照)、リザーブ領域の情報が
表示される。なお、上述したアニメーション情報の表示
において、Javaを使用し、アニメーション人形が着
信メロディに合わせて踊るようにしてもよい。以上が着
信時の動作および楽曲データ表示の動作である。なお、
着信メロディの発生および表示データの表示は着信に連
動しての発生に限定されない。例えば、着信メロディを
購入する際、内容確認のため着信メロディを発生した
り、表示データを表示するようにしてもよい。また、好
みの時にユーザ操作により着信メロディを発生したり、
表示データを表示できるようにしてもよい。なお、発信
時の動作は従来の携帯電話機と同様であり、その説明を
省略する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ダウンロードセンタから配信された楽曲データから
楽音データ、表示データを各々抽出して出力するコント
ローラと、このコントローラから出力された楽音データ
に基づいて着信音を形成する着信音形成手段と、コント
ローラから出力された表示データに基づいて表示を行う
表示手段とを設けたので、着信メロディと同時に着信画
像をも表示することができ、これにより、画面表示が楽
しくなると共に、作曲者等にとっては、曲の宣伝ができ
る等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】 同実施形態における着信音発生部12の構成
を示すブロック図である。
【図3】 ダウンロードセンタから配信される楽曲デー
タのフォーマットを示す図である。
【図4】 同実施形態における表示パネル24の表示例
を示す図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…操作部、6
…通信部、8…音声処理部、12…着信音発生部、14
…メモリ、16…R/Wコントローラ、17…音源回
路、19…表示制御部、22…DAC。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダウンロードセンタから送信される少な
    くとも楽音データと表示データとを含む楽曲データを受
    信する受信手段と、 前記受信した楽音データと表示データを記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶された楽音データに基づいて着信音
    を形成する着信音形成手段と、 前記記憶手段に記憶された表示データに基づいて表示を
    行う表示手段と、 を具備してなる携帯電話機。
  2. 【請求項2】 ダウンロードセンタから送信される楽曲
    データを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された楽曲データから楽音デ
    ータ、表示データを各々抽出して出力するコントローラ
    と、 前記コントローラから出力された楽音データに基づいて
    着信音を形成する着信音形成手段と、 前記コントローラから出力された表示データに基づいて
    表示を行う表示手段と、 を具備してなる携帯電話機。
  3. 【請求項3】 前記着信音形成手段は、音源信号が記憶
    された音源メモリと、前記音源メモリ内のデータを前記
    楽音データに基づいて読み出す読出手段と、前記読出手
    段によって読み出されたデータをアナログ信号に変換す
    るディジタル/アナログ変換器とを具備することを特徴
    とする請求項1に記載の携帯電話機。
JP36848299A 1999-12-24 1999-12-24 携帯電話機 Pending JP2001186223A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003319096A (ja) * 2002-04-18 2003-11-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ配信システム及びデータ配信用サーバ並びにデータ配信方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003319096A (ja) * 2002-04-18 2003-11-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ配信システム及びデータ配信用サーバ並びにデータ配信方法

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