JP2001185829A - プリント配線基板 - Google Patents

プリント配線基板

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JP2001185829A
JP2001185829A JP36704799A JP36704799A JP2001185829A JP 2001185829 A JP2001185829 A JP 2001185829A JP 36704799 A JP36704799 A JP 36704799A JP 36704799 A JP36704799 A JP 36704799A JP 2001185829 A JP2001185829 A JP 2001185829A
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JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
board
printed wiring
test
test point
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP36704799A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikiyo Takiguchi
知恭 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スルーホール部をテストポイントとして設定
することにより、プリント配線基板の高密度化を図る。 【解決手段】 プリント配線基板に、テストポイントと
して、その上部の絶縁層を切除した複数のスルーホール
部を設け、該スルーホール部のその近傍にテスト用のポ
イント記号を印刷したことを特徴とするプリント配線基
板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント配線基板
の積層基板におけるスルーホール部のパターンをテスト
ポイントとして利用するプリント配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線基板は、電子機器の各種の
部品を集約して配線する配線回路基板であって、電子機
器の小型化と機能を向上するために、高密度化が図られ
ている。そのため、限られた基板の中に、多数の実装部
品を組み込むことが重要であり、基板設計を効率よく行
うことが求められている。さらに、基板設計の高密度化
に伴い、完成品の性能調整、性能検査等の完成品テスト
は重要であり、設計段階から配線基板の特性試験や調整
用のテストポイントの設定が考慮されている。
【0003】従来、テストポイントの設定は、以下のよ
うになされていた。図6に示されるように、両面基板タ
イプのプリント配線基板100の表面101に固有のテ
ストポイント103、106、108が任意の位置に配
置され、それぞれのテストポイント103、106に
は、テストピン105、107を立て、このピンによっ
てテスト用の信号を供給したり、回路の電圧等を測定す
るようにしている。また、テストポイント108として
は、はと目109を取付け、基板100の裏面102の
配線パターンと導通されるように形成し、テストポイン
ト表面に導出するものである。さらに、通常は表面10
1、又は裏面102には、テストポイントの表示「T
P」104を付し、テストポイントの位置が把握し易い
ようにしている。テストピンは、図7(a)、(b)、
(c)に示すように、種々の形態のテストピン110〜
112が使用されている。そして、配線基板100に構
成されている回路と導通しているテストピン105、1
07、ハトメ109等を使用して、製造された回路基板
の断線個所や、短絡個所の有無の検査や性能調整、性能
点検等を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のプ
リント配線基板の場合は、テストポイントとしての専用
ホールを設け、さらにこのホールに対して、テストピン
等を付ける必要があるため、コストアップを招くと共
に、工数増、プリント配線基板の本来の機能には不要で
ある固有の部品を設けるため面積の有効利用率の低下に
つながっていた。そのため、高密度実装を設計する場合
に、特に大きな障害となっていた。
【0006】本発明は、プリント配線基板において、そ
の組み立て完成品の性能調整、性能検査等を行う場合
に、回路の一部に使用しているスルーホール部をテスト
ポイントに兼用して余分な部品を削除し、高密度設計を
容易にすることを目的とする
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
表面の絶縁層を削除した所定箇所のスルーホール部と、
上記スルーホール部の近傍にテストポイント記号を印刷
してテストポイントとしたことを特徴とするプリント配
線基板である。
【0008】請求項2の発明は、上記プリント配線基板
は、両面基板又は多層基板であることを特徴とし、請求
項3の発明は、配線パターン上の各テストポイントを単
一の又は複数の領域に集中させたことを特徴とするプリ
ント配線基板である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1、図2は、本発明の実施の形
態の第1の例を示す1つのテストポイントの説明図であ
って、図1は、本発明を適用した両面基板タイプのプリ
ント配線基板10の斜視図であり、図2は、該プリント
配線基板10の断面図を示している。
【0010】この図に示すように、プリント配線基板1
0は、基材11の表面12に銅箔部である配線パターン
18(配線パターンの一部)、この配線パターン18の
上面を覆うように塗布されている絶縁層14を有し、表
面12の絶縁層14の一部を削除し、銅箔部の一部を露
出した導通部15、基材11の裏面13の絶縁層14の
一部を削除し、銅箔部の一部を露出した導通部17、表
面12と裏面13を導通しているスルーホール部16、
導通部15と接続されている配線パターン18、導通部
17と接続されている配線パターン19とから構成され
ている。上記絶縁層14を削除した部分のスルーホール
部の導通部15、17は、テストポイントとして設定さ
れる部分であり、テストポイントとして設定されている
ことを示す表示部20、又は表示部21が表面12、又
は必要があれば裏面13にそれぞれシルク印刷されてい
る。なお、配線パターン18、19は、図示されていな
い実装部品と導通して配線回路を形成するものである。
【0011】本発明は、図2に示されているように配線
回路として比較的重要な接続ポイントになるスルーホー
ル部16とされている部分の表面、又は裏面の絶縁層1
4を一部剥離することによって導出される導通部15
(17)をテストポイントとして設定するようにしてい
るので、従来の配線基板の領域を広げることなくテスト
ポイントが設定できるようになる。
【0012】上記の例において、プリント配線基板10
のテストを行う場合は、図1に示すように、テスター3
0の一方の端子31をスルーホール部16の表面12の
導通部15(又は、裏面13の導通部17)と接触さ
せ、他方の端子(図示せず)にアース部(図示せず)と
接触させることにより、回路の簡単な電圧試験等を行う
ことができる。
【0013】図3、図4は、本発明を実際に両面基板タ
イプのプリント配線基板に適用した例を示すもので、図
3、図4の(a)は、基板の絶縁層の上にシルク印刷を
施した状態の一部を示す上面図、図3、図4の(b)
は、基板の上に配線パターンをプリントした状態を示す
上面図である。
【0014】実際の基板の表面は、図3の(b)に
(a)を重ねたもので、裏面も図4の(b)に(a)を
表面と同様に重ねて形成される。図3、図4のいずれ
も、テストポイントとして利用できるスルーホール部1
6は四重の○印で表示され、テスト内容20は、□内に
具体的に表示している。一般のスルーホール部は二重の
○印で表示しているのみなので、テストポイントとして
利用できるスルーホール部16との区別は容易付けるこ
とができる。なお、テストポイントとして利用できるス
ルーホール部16の表示を更に明確にするため、テスト
ポイントはカラー表示をしてもよい。
【0015】図5は、本発明を多層プリント印刷基板に
適用した例を示すものである。図5(a)は、多層プリ
ント印刷基板40の上面図を示し、41は基板の表面、
42は裏面、43は基材、44は接着層、45はテスト
ポイントとして利用できるスルーホール部、46はテス
トを容易にするためにテストポイントとして利用できる
スルーホール部を集中させた領域、47は表面の配線パ
ターン(又は実装部品)、48は一般のスルーホール
部、50は各層の内部基板に形成された配線パターンを
示している。この実施例は、多層基板にテストポイント
を設ける場合を示し、テストポイントとして利用できる
スルーホール部45を一箇所又は複数の領域46に集中
して、基板検査装置(図示せず)を利用して、一括して
テストを行うことができるという利点がある。
【0016】
【発明の効果】本発明のスルーホール部は、既にある部
分(基板の異なる面に形成されている配線パターン〜配
線パターンを結ぶスルーホール)であるため、配線パタ
ーンが形成されているときはどこでもテストポイントを
設定でき、かつ、固有の部品は不要であり、また、工数
の追加もなく、面積の有効利用を図ることができる。
又、高密度実装基板のテストポイントとして大変有用な
ものである。さらに、表面のみならず裏面へも導通し、
且つ表示も両面に行っているので、表面、裏面いずれか
らも利用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す、両
面基板タイプのプリント配線基板の斜視図である。
【図2】図2は、図1の両面基板タイプのプリント配線
基板の断面図である。
【図3】図3は、本発明を実際の両面基板タイプのプリ
ント配線基板に適用した例を示すもので、(a)は、基
板表面の絶縁層の上にシルク印刷を施した状態の一部を
示す上面図、(b)は、基板の上に配線パターンをプリ
ントした状態を示す上面図である。
【図4】図4は、本発明を実際の両面基板タイプのプリ
ント配線基板に適用した例を示すもので、(a)は、基
板表面の絶縁層の上にシルク印刷を施した状態の一部を
示す上面図、(b)は、基板の上に配線パターンをプリ
ントした状態を示す上面図である。
【図5】図5(a)、(b)は、本発明の第2の実施の
形態を示すもので、多層基板タイプのプリント配線基板
の上面図及び断面図である。
【図6】図6は、従来例を示し、両面基板タイプのプリ
ント配線基板にテストポイント及びテストピン等を配し
た状態を示す斜視図である。
【図7】図7は、図6に示す従来例のテストピンの種々
の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10:プリント配線基板、 11:基材、 12:表
面、 13:裏面、14:絶縁層、 15、17:導通
部、 16:スルーホール部、18、19:配線パター
ン(銅箔部)、 20、21:表示部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面の絶縁層を削除した所定箇所の
    スルーホール部と、 上記スルーホール部の近傍にテストポイント記号を印刷
    してテストポイントとしたことを特徴とするプリント配
    線基板。
  2. 【請求項2】 上記プリント配線基板は、両面基板又は
    多層基板であることを特徴とする請求項1のプリント配
    線基板。
  3. 【請求項3】 配線パターン上の各テストポイントを単
    一の又は複数の領域に集中させたことを特徴とする請求
    項2のプリント配線基板。
JP36704799A 1999-12-24 1999-12-24 プリント配線基板 Withdrawn JP2001185829A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093207A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Mitsubishi Electric Corp プリント配線板のはんだ接合検査用配線構造
DE102015204391A1 (de) 2014-03-14 2015-09-17 Denso Corporation Elektronische vorrichtung und verfahren zum herstellen derselben

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093207A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Mitsubishi Electric Corp プリント配線板のはんだ接合検査用配線構造
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Effective date: 20070306