JP2001349905A - コンタクトプローブおよびその製造方法 - Google Patents

コンタクトプローブおよびその製造方法

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JP2001349905A
JP2001349905A JP2000171020A JP2000171020A JP2001349905A JP 2001349905 A JP2001349905 A JP 2001349905A JP 2000171020 A JP2000171020 A JP 2000171020A JP 2000171020 A JP2000171020 A JP 2000171020A JP 2001349905 A JP2001349905 A JP 2001349905A
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metal
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Yoshiaki Kawakami
喜章 川上
Toshinori Ishii
利昇 石井
Shuji Fujimori
周司 藤森
Hideaki Yoshida
秀昭 吉田
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトプローブおよびその製造方法にお
いて、さらに多ピン化及び微細化を行ってもグラウンド
ラインやパワーライン等を共通化できるとともに配線ス
ペースの確保を図ること。 【解決手段】 複数のパターン配線9がフィルム本体8
の表面上に形成されこれらのパターン配線の各先端がフ
ィルム本体の先端部から突出状態に配されてコンタクト
ピン9aとされるコンタクトプローブ10であって、前
記フィルム本体は、樹脂フィルム6の裏面側に少なくと
も1枚の金属フィルム7が張り付けられているととも
に、少なくとも樹脂フィルムを貫通して前記複数のパタ
ーン配線のうち一部のパターン配線GNDに通じる貫通
孔8aが形成され、前記一部のパターン配線は、その一
部分が前記貫通孔内に向けて折り曲げられて前記金属フ
ィルムに接触している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブピンやソ
ケットピン等として用いられ、半導体ICチップや液晶
デバイス等の各端子に接触して電気的なテストを行うコ
ンタクトプローブおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ICチップやLSIチップ等の
半導体チップ又はLCD(液晶デバイス)の各端子に接
触させて電気的なテストを行うために、コンタクトピン
が用いられている。近年、ICチップ等の高集積化およ
び微細化に伴って電極であるコンタクトパッドが狭ピッ
チ化されるとともに、コンタクトピンの多ピン狭ピッチ
化が要望されている。しかしながら、コンタクトピンと
して用いられていたタングステン針のコンタクトプロー
ブでは、タングステン針の径の限界から多ピン狭ピッチ
への対応が困難になっていた。
【0003】これに対して、例えば、特公平7−820
27号公報に、複数のパターン配線が樹脂フィルム上に
形成されこれらのパターン配線の各先端部が前記樹脂フ
ィルムから突出状態に配されてコンタクトピンとされる
技術が提案されている。この技術例は、複数のパターン
配線の先端部をコンタクトピンとすることによって、多
ピン狭ピッチ化を図るものである。
【0004】従来のコンタクトプローブ1は、図10の
(a)(b)に示すように、ポリイミド樹脂フィルム2
の片面にNi(ニッケル)またはNi合金で形成される
パターン配線3を張り付けた構造となっており、樹脂フ
ィルム2の端部からパターン配線3の先端部が突出して
コンタクトピン3aとされている。このコンタクトプロ
ーブ1は、パターン配線3の後端側をプリント基板の電
極に接触させ、パターン配線3から得られた信号をプリ
ント基板の電極を通して外部の検査装置等に伝えること
ができるようになっている。
【0005】前記ポリイミド樹脂フィルム2には、予め
Cu(銅)からなる金属フィルムのグラウンド層4gお
よびパワー層4pがそれぞれ絶縁層4iを介して張り付
けられたものがある。これらのグラウンド層4gおよび
パワー層4pは、IC等のグラウンドパッドおよびパワ
ーパッドに対応するライン、すなわちパターン配線3の
中のグラウンドラインGNDおよびパワーラインPWR
をそれぞれショートさせて共通化し、ノイズ低減等を図
るために設けられたものである。従来は、グラウンド層
4gおよびパワー層4pとグラウンドラインGNDおよ
びパワーラインPWRとをそれぞれ電気的に接続させ、
ノイズ低減効果を向上させるためにコンタクトピン3a
側でビアホールBHを介して互いに導通を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコンタクトプローブ技術には、以下のような課題が
残されている。すなわち、グラウンド層4gおよびパワ
ー層4pとグラウンドラインGNDおよびパワーライン
PWRとの接続を図るためにビアホールBHを用いてい
るが、ビアホールBHを作製するにはビアホールBHを
覆うNiパターンが必要になり、そのパターンがパター
ン配線3の2〜3倍となり、配線設計上のスペースを確
保し難いという不都合がある。また、さらなる多ピン化
及び微細化に対応するためにコンタクトピン及びパター
ン配線をより狭ピッチ化する必要があるが、パターン配
線の線幅を細くすると高抵抗化してしまうため、できる
だけ線幅を太くして抵抗を低くする必要がある。しかし
ながら、多ピン化に伴い、グラウンド層及びパワー層へ
のビアホール数が増加し、ビアホール部分のコンタクト
プローブにおける占有面積が大きくなるため、パターン
配線の線幅を太くすることができなかった。さらに、ビ
アホールを採用する場合、ビアホール内に導電性の材料
を埋め込む工程が必要になり、作成工程が煩雑になって
しまう。
【0007】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、さらに多ピン化及び微細化を行ってもグラウンド
ラインやパワーライン等を共通化できるとともに配線ス
ペースの確保を図ることができるコンタクトプローブお
よびその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
のコンタクトプローブは、複数のパターン配線がフィル
ム本体の表面上に形成されこれらのパターン配線の各先
端がフィルム本体の先端部から突出状態に配されてコン
タクトピンとされるコンタクトプローブであって、前記
フィルム本体は、樹脂フィルムの裏面側に少なくとも1
枚の金属フィルムが張り付けられているとともに、少な
くとも樹脂フィルムを貫通して前記複数のパターン配線
のうち一部のパターン配線に通じる貫通孔が形成され、
前記一部のパターン配線は、その一部分が前記貫通孔内
に向けて折り曲げられて前記金属フィルムに接触してい
ることを特徴とする。
【0009】このコンタクトプローブでは、一部のパタ
ーン配線における一部分が貫通孔内に向けて折り曲げら
れて金属フィルムに接触しているので、ビアホールを用
いずに、グラウンドラインやパワーラインになるパター
ン配線自体を折り曲げてグラウンド層やパワー層になる
金属フィルムとの導通が可能となる。また、ビアホール
を使用する場合に比べて、より広く配線スペースを確保
することができる。
【0010】また、本発明のコンタクトプローブは、前
記貫通孔が、前記金属フィルムを貫通して形成され、前
記一部のパターン配線の基端部が、前記金属フィルムを
越えて前記貫通孔内に折り曲げられて金属フィルムに接
触していることが好ましい。
【0011】このコンタクトプローブでは、貫通孔が、
金属フィルムを貫通して形成され、一部のパターン配線
の基端部が、前記金属フィルムを越えて前記貫通孔内に
折り曲げられて金属フィルムに接触しているので、折り
曲げた際のバネ性によって基端部が金属フィルムに押圧
されて確実に金属フィルムに接触される。
【0012】さらに、本発明のコンタクトプローブは、
前記フィルム本体が、前記金属フィルムとして、前記樹
脂フィルムの裏面側に張り付けられた第1の金属フィル
ムと、該第1の金属フィルムに絶縁層を介して張り付け
られた第2の金属フィルムとを備えるとともに、前記貫
通孔として、前記第1のパターン配線の基端部が配され
る第1の貫通孔と、前記第2のパターン配線の基端部が
配される第2の貫通孔とを備え、前記パターン配線が、
前記一部のパターン配線として、前記第1の貫通孔内に
向けて折り曲げられて前記第1の金属フィルムに接触す
る第1のパターン配線と、前記第2の貫通孔内に向けて
折り曲げられて前記第2の金属フィルムに接触する第2
のパターン配線とを備えていることが好ましい。
【0013】このコンタクトプローブでは、前記一部の
パターン配線として、第1の貫通孔内に向けて折り曲げ
られて第1の金属フィルムに接触する第1のパターン配
線と、第2の貫通孔内に向けて折り曲げられて第2の金
属フィルムに接触する第2のパターン配線とを備えてい
るので、第1のパターン配線と第2のパターン配線とを
別々の機能のラインとして使用することができる。例え
ば、第1のパターン配線をグラウンドラインとすると共
に第2のパターン配線をパワーラインとすることによ
り、第1の金属フィルムと第2の金属フィルムとを別々
にグラウンド層とパワー層とに分けることができる。
【0014】さらに、本発明のコンタクトプローブは、
前記第1の貫通孔内における前記絶縁層及び前記第2の
金属フィルムの内周縁は、前記第1のパターン配線の基
端部が接触する前記第1の金属フィルムの内周縁よりも
後退していることが好ましい。
【0015】このコンタクトプローブでは、第1の貫通
孔内における絶縁層及び第2の金属フィルムの内周縁
が、第1のパターン配線の基端部が接触する第1の金属
フィルムの内周縁よりも後退しているので、折り曲げら
れた第1のパターン配線の基端部が絶縁層及び第2の金
属フィルムに接触することを防ぎ、確実に第1の金属フ
ィルムのみに接触させることができる。
【0016】また、本発明のコンタクトプローブは、前
記金属フィルムと前記一部のパターン配線の一部分と
が、導電性接着材料で接着されていることが好ましい。
これらのコンタクトプローブでは、金属フィルムとパタ
ーン配線の一部分とが導電性接着材料で接着されている
ので、金属フィルムとパターン配線との接触が外れて、
導通不良が生じることを防ぐことができる。
【0017】本発明のコンタクトプローブは、複数のパ
ターン配線がフィルム本体の表面上に形成されこれらの
パターン配線の各先端がフィルム本体の先端部から突出
状態に配されてコンタクトピンとされるコンタクトプロ
ーブであって、前記フィルム本体は、樹脂フィルムの裏
面側に少なくとも1枚の金属フィルムが張り付けられて
いるとともに、該金属フィルムから前記複数のパターン
配線のうち一部のパターン配線に達する接続孔が形成さ
れ、前記金属フィルムには、前記接続孔内に突出すると
ともに先端が前記一部のパターン配線に接触する金属突
起部が設けられていることを特徴とする。
【0018】このコンタクトプローブでは、金属フィル
ムに、接続孔内に突出するとともに先端が一部のパター
ン配線に接触する金属突起部が設けられているので、ビ
アホールを用いずに、金属突起部を介してグラウンド層
やパワー層になる金属フィルムとグラウンドラインやパ
ワーラインになる一部のパターン配線との導通が可能と
なる。また、ビアホールを使用する場合に比べて、より
広く配線スペースを確保することができる。
【0019】また、本発明のコンタクトプローブは、前
記パターン配線が、前記一部のパターン配線として、第
1のパターン配線と、第2のパターン配線とを備え、前
記フィルム本体が、前記金属フィルムとして、前記樹脂
フィルムの裏面側に張り付けられた第1の金属フィルム
と、該第1の金属フィルムに絶縁層を介して張り付けら
れた第2の金属フィルムとを備えるとともに、前記接続
孔として、前記第1の金属フィルムから前記第1のパタ
ーン配線に達する第1の接続孔と、前記第2の金属フィ
ルムから前記第2のパターン配線に達する第2の接続孔
とを備え、前記第1の金属フィルムが、前記金属突起部
として、前記第1の接続孔内に突出するとともに前記第
1のパターン配線に接触する第1の金属突起部を備え、
前記第2の金属フィルムが、前記金属突起部として、前
記第2の接続孔内に突出するとともに前記第2のパター
ン配線に接触する第2の金属突起部を備えていることが
好ましい。
【0020】このコンタクトプローブでは、第1の金属
フィルムが、金属突起部として、第1の接続孔内に突出
するとともに第1のパターン配線に接触する第1の金属
突起部を備え、第2の金属フィルムが、金属突起部とし
て、第2の接続孔内に突出するとともに第2のパターン
配線に接触する第2の金属突起部を備えているので、第
1のパターン配線と第1の金属フィルムとを第1の金属
突起部で電気的に接続するとともに、第2のパターン配
線と第2の金属フィルムとを第2の金属突起部で電気的
に接続することができ、第1のパターン配線と第2のパ
ターン配線とを別々の機能のラインとして使用すること
ができる。例えば、第1のパターン配線をグラウンドラ
インとすると共に第2のパターン配線をパワーラインと
することにより、第1の金属フィルムと第2の金属フィ
ルムとを別々にグラウンド層とパワー層とに分けること
ができる。
【0021】本発明のコンタクトプローブの製造方法
は、複数のパターン配線をフィルム本体の表面上に形成
しこれらのパターン配線の各先端をフィルム本体の先端
部から突出状態に配してコンタクトピンとするコンタク
トプローブの製造方法であって、基板層の上に前記コン
タクトピンの材質に被着又は結合する材質の第1の金属
層を形成する第1の金属層形成工程と、前記第1の金属
層の上にマスクを施してマスクされていない部分に前記
パターン配線及び前記コンタクトピンに供される第2の
金属層をメッキ処理により形成するメッキ処理工程と、
樹脂フィルムの裏面側に少なくとも1枚の金属フィルム
を張り付けるとともに少なくとも樹脂フィルムを貫通す
る貫通孔を形成し、前記フィルム本体とするフィルム本
体形成工程と、前記マスクを取り除いた前記第2の金属
層の上に少なくとも前記コンタクトピンに供される部分
を除いてカバーする前記フィルム本体を被着するフィル
ム被着工程と、前記フィルム本体と第2の金属層とから
なる部分および前記基板層と第1の金属層とからなる部
分を分離する分離工程とを備え、前記フィルム被着工程
は、前記複数のパターン配線に供される前記第2の金属
層のうち一部のパターン配線に供される部分に前記貫通
孔を配して前記被着を行い、前記分離工程後に、前記一
部のパターン配線の一部分を前記貫通孔内に向けて折り
曲げるとともに前記金属フィルムに接触させる折り曲げ
工程を備えていることを特徴とする。
【0022】このコンタクトプローブの製造方法では、
フィルム被着工程において、複数のパターン配線に供さ
れる第2の金属層のうち一部のパターン配線に供される
部分に貫通孔を配して前記被着を行い、分離工程後に、
一部のパターン配線の一部分を貫通孔内に向けて折り曲
げるとともに金属フィルムに接触させる折り曲げ工程を
備えているので、従来のようにビアホールを形成して銀
ペースト等の導電性の材料を埋め込む工程を採用しなく
ても、一部のパターン配線の折り曲げ作業だけで該パタ
ーン配線と金属フィルムとを容易に電気的に接続させる
ことができる。
【0023】また、本発明のコンタクトプローブの製造
方法は、前記フィルム本体形成工程において、前記金属
フィルムを貫通させて前記貫通孔を形成し、前記折り曲
げ工程において、前記一部のパターン配線の基端部を前
記貫通孔内に前記金属フィルムを越えて折り曲げて金属
フィルムに接触させることが好ましい。このコンタクト
プローブの製造方法では、一部のパターン配線の基端部
を貫通孔内に金属フィルムを越えて折り曲げて金属フィ
ルムに接触させるので、折り曲げの際に生じる基端部の
バネ性により、確実に基端部を金属フィルムに接触させ
ることができる。
【0024】また、本発明のコンタクトプローブの製造
方法では、接触させた前記金属フィルムと前記一部のパ
ターン配線の一部分とを、導電性接着材料で接着するこ
とが好ましい。すなわち、このコンタクトプローブの製
造方法では、金属フィルムと一部のパターン配線の先端
とを導電性接着材料で接着するので、金属フィルムとパ
ターン配線との接触が外れて、導通不良が生じることを
防ぐことができる。
【0025】本発明のコンタクトプローブの製造方法
は、複数のパターン配線をフィルム本体の表面上に形成
しこれらのパターン配線の各先端をフィルム本体の先端
部から突出状態に配してコンタクトピンとするコンタク
トプローブの製造方法であって、基板層の上に前記コン
タクトピンの材質に被着又は結合する材質の第1の金属
層を形成する第1の金属層形成工程と、前記第1の金属
層の上にマスクを施してマスクされていない部分に前記
パターン配線及び前記コンタクトピンに供される第2の
金属層をメッキ処理により形成するメッキ処理工程と、
樹脂フィルムの裏面側に少なくとも1枚の金属フィルム
を張り付けるとともに樹脂フィルムを貫通して金属フィ
ルムに達する接続孔を形成し、前記フィルム本体とする
フィルム本体形成工程と、前記マスクを取り除いた第2
の金属層の上に少なくとも前記コンタクトピンに供され
る部分を除いてカバーする前記フィルム本体を被着する
フィルム被着工程と、前記フィルム本体と第2の金属層
とからなる部分および前記基板層と第1の金属層とから
なる部分を分離する分離工程とを備え、前記フィルム本
体形成工程は、前記接続孔内に突出する金属突起部を前
記金属フィルムに形成する突起部形成工程を備え、前記
フィルム被着工程は、前記複数のパターン配線に供され
る前記第2の金属層のうち一部のパターン配線と前記金
属突起部とが接触するように前記被着を行うことを特徴
とする。
【0026】このコンタクトプローブの製造方法では、
フィルム本体形成工程が、接続孔内に突出する金属突起
部を金属フィルムに形成する突起部形成工程を備え、フ
ィルム被着工程において、複数のパターン配線に供され
る第2の金属層のうち一部のパターン配線と金属突起部
とが接触するように前記被着を行うので、従来のように
ビアホールを形成して銀ペーストを埋め込む工程を採用
しなくても、金属突起部を介してグラウンド層やパワー
層になる金属フィルムとグラウンドラインやパワーライ
ンになる一部のパターン配線との導通をパターン配線の
線幅を広げずに行うことができる。
【0027】また、本発明のコンタクトプローブの製造
方法は、前記突起部形成工程において、前記接続孔内の
前記金属フィルム上にマスクを施してマスクされていな
い部分に前記金属突起部をメッキ処理により形成するこ
とが好ましい。このコンタクトプローブの製造方法で
は、突起部形成工程において、接続孔内の金属フィルム
上にマスクを施してマスクされていない部分に金属突起
部をメッキ処理により形成するので、高精度に金属突起
部を形成することができ、金属突起部と前記一部のパタ
ーン配線との接触を正確に行うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンタクトプ
ローブおよびその製造方法の第1実施形態を、図1及び
図2を参照しながら説明する。これらの図にあって、符
号6は樹脂フィルム、7はグラウンド層、8はフィルム
本体、9はパターン配線、10はコンタクトプローブを
示している。
【0029】第1実施形態のコンタクトプローブ10
は、図1の(a)(b)に示すように、フィルム本体8
の表面に金属で形成されるパターン配線9を張り付けた
ものである。そして、フィルム本体8の先端部からは、
パターン配線9の先端が突出してコンタクトピン9aと
されている。前記フィルム本体8は、パターン配線9が
形成された表面側に配されたポリイミド樹脂の樹脂フィ
ルム6と、裏面側に配された金属フィルムであるグラウ
ンド層15とを張り合わせて設けられている。すなわ
ち、フィルム本体8は、樹脂フィルムと金属フィルムと
が一体に設けられた2層テープである。
【0030】上記グラウンド層7は、熱および水分によ
って変形し難いものが好ましく、例えば、Ni、Ni合
金、Cu(銅箔)またはCu合金のうちいずれかのもの
が好適である。なお、本実施形態では、Cuで形成され
ている。前記パターン配線9は、Ni又はNi合金(第
2の金属層)で形成され、またコンタクトピン9aは、
表面にAuが皮膜されて構成されている。また、パター
ン配線9は、シグナルラインSIGとグラウンドライン
GNDとで構成され、グラウンドラインGNDは、その
基端部がフィルム本体8の中間位置に配されている。前
記フィルム本体8には、グラウンドラインGNDに通じ
表裏を貫通したコンタクトホール(貫通孔)8aが形成
され、グラウンドラインGNDは、その基端部がコンタ
クトホール8a内に向けて折り曲げられてコンタクトホ
ール8a内を挿通し、グラウンド層7を越えると共に該
グラウンド層7に接触している。
【0031】本実施形態では、グラウンドラインGND
の基端部がコンタクトホール8a内に向けて折り曲げら
れてグラウンド層7に接触しているので、ビアホールを
用いずに、折り曲げられたグラウンドラインGND自体
でグラウンド層7との導通が可能となる。また、ビアホ
ールを使用する場合に比べて、より広く配線スペースを
確保することができる。
【0032】次に、本実施形態のコンタクトプローブ1
0の作製工程について、図2を参照して工程順に説明す
る。
【0033】〔ベースメタル層形成工程〕まず、図2の
(a)に示すように、ステンレス製の支持金属板(基板
層)16の上に、Cu(銅)メッキによりベースメタル
層(第1の金属層)17を形成する。
【0034】〔パターン形成工程〕このベースメタル層
17の上にフォトレジスト層18を形成した後、図2の
(b)に示すように、フォトレジスト層18に所定のパ
ターンのマスクMを施して露光し、図2の(c)に示す
ように、フォトレジスト層18を現像してパターン配線
9または共通配線11となる部分を除去して残存するフ
ォトレジスト層(マスク)18に開口部18aを形成す
る。
【0035】〔電解メッキ工程〕そして、図2の(d)
に示すように、開口部18aにパターン配線9となるN
iまたはNi合金層(第2の金属層)Nをメッキ処理に
より形成した後、図2の(e)に示すように、フォトレ
ジスト層18を除去する。
【0036】〔フィルム本体形成工程〕一方、フィルム
本体8を以下の工程により予め作製しておく。フィルム
本体8は、樹脂フィルム6にグラウンド層7が一体に設
けられた2層テープであり、写真製版技術を用いた銅エ
ッチングを施して、グラウンド層7を形成する。この
際、コンタクトホール8aとなる領域のグラウンド層7
も、エッチングにより除去しておく。さらに、グラウン
ド層7側からレーザ光を照射してコンタクトホール8a
となる領域の樹脂フィルム6を焼き、蒸発させることに
よりコンタクトホール8aを形成する。すなわち、グラ
ウンド層7がマスクとして機能し、コンタクトホール8
aとなる領域が選択的に除去される。
【0037】〔フィルム被着工程〕次に、図2の(f)
に示すように、Ni又はNi合金層Nの上であって、図
に示したパターン配線9の先端部、すなわちコンタクト
ピン9aとなる部分以外に、フィルム本体8を接着剤e
により接着する。なお、2層テープのうちの樹脂フィル
ム6を接着剤eを介してNi又はNi合金層Nに被着さ
せる。このとき、Ni又はNi合金層Nのうちグラウン
ドラインGNDの基端部に供される部分に、コンタクト
ホール8aを配して被着を行う。なお、グラウンドライ
ンGNDは、その基端が被着時にコンタクトホール8a
を少し越える程度の長さにしておく。
【0038】〔分離工程〕そして、図2の(g)に示す
ように、フィルム本体8とパターン配線9とベースメタ
ル層17とからなる部分を、支持金属板16から分離さ
せた後、Cuエッチおよび超音波洗浄を経て、図2の
(h)に示すように、フィルム本体8にパターン配線9
のみを接着させた状態とする。
【0039】〔折り曲げ工程〕そして、グラウンドライ
ンGNDの基端部を、専用の治具等によりコンタクトホ
ール8a内に向けて折り曲げるとともにコンタクトホー
ル8a内を挿通させてグラウンド層7に接触させる。こ
の状態で、グラウンドラインGNDの基端部は、元の状
態に戻ろうとする弾性力によりグラウンド層7に押し付
けられた状態になる。なお、グラウンドラインGND
は、その基端がコンタクトホール8aを少し越えた位置
に配されているが、折り曲げる際に若干撓んでコンタク
トホール8a内に挿通させることができる。この後、I
C用プローブとして所定形状に切り出されることによ
り、コンタクトプローブ10が作製される。
【0040】このように本実施形態のコンタクトプロー
ブの製造方法では、フィルム被着工程において、Ni又
はNi合金層NのうちグラウンドラインGNDの基端部
に供される部分にコンタクトホール8aを配して被着を
行い、分離工程後に、グラウンドラインGNDの基端部
をコンタクトホール8a内に向けて折り曲げるとともに
コンタクトホール8a内を挿通させてグラウンド層7に
接触させるので、従来のようにビアホールを形成して銀
ペーストを埋め込む工程を採用しなくても、グラウンド
ラインGNDの折り曲げ作業だけでグラウンドラインG
NDとグラウンド層7とを容易に電気的に接続させるこ
とができる。また、グラウンドラインGNDの基端部
を、グラウンド層7を越えてコンタクトホール8a内に
折り曲げて挿通させているので、折り曲げた際のバネ性
により基端部がグラウンド層7の内周縁を押圧し、確実
にグラウンド層7と基端部とを接触させることができ
る。
【0041】なお、グラウンドラインGNDの基端部と
グラウンド層7とを接触させた状態で、互いに半田や銀
ペースト等の導電性接着材料で接着しておくことによ
り、グラウンド層7とグラウンドラインGNDとの接触
が外れて、導通不良が生じることを防ぐことができる。
【0042】次に、本発明に係るコンタクトプローブ及
びその製造方法の第2実施形態を、図3から図5を参照
しながら説明する。なお、第2実施形態においては、第
1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、説
明を省略する。
【0043】第2実施形態と第1実施形態との異なる点
は、第1実施形態ではグラウンドラインGNDの基端部
を折り曲げてコンタクトホール8aを通し、裏面側のグ
ラウンド層7に接触させているのに対し、第2実施形態
のコンタクトプローブ20では、図3の(a)(b)に
示すように、フィルム本体23にグラウンド層22から
パターン配線26のグラウンドラインGNDに達して樹
脂フィルム21を貫通するコンタクトホール(接続孔)
23aが形成されているとともに、グラウンド層22に
設けられコンタクトホール23a内に突出する金属突起
部22aの先端をグラウンドラインGNDに接触させて
いる点である。
【0044】すなわち、本実施形態では、樹脂フィルム
21のみを貫通するコンタクトホール23aが形成され
ているとともに、このコンタクトホール23a上にグラ
ウンドラインGNDの基端部が配されて、コンタクトホ
ール23a内の一部分に突出したNi又はNi合金の金
属突起部22aとグラウンドラインGNDの基端部とが
接触させられている。
【0045】本実施形態では、グラウンド層22に、コ
ンタクトホール23a内に突出するとともに先端がグラ
ウンドラインGNDに接触する金属突起部22aが設け
られているので、ビアホールを用いずに、金属突起部2
2aを介してグラウンド層22とグラウンドラインGN
Dとの導通が可能となる。また、第1実施形態と同様
に、ビアホールを使用する場合に比べて、より広く配線
スペースを確保することができる。
【0046】また、第2実施形態のコンタクトプローブ
20の作製工程を、図4及び図5を参照して説明する。
【0047】第2実施形態のコンタクトプローブ20の
作製工程は、フィルム本体形成工程において、樹脂フィ
ルム21の裏面側にグラウンド層22を張り付けた後
に、図4の(a)に示すように、樹脂フィルム21上に
コンタクトホール23aとなる部分を除いてレーザ照射
用のマスクMでマスク処理を施し、レーザ光を照射して
コンタクトホール23aとなる領域の樹脂フィルム21
を焼き、蒸発させることによりコンタクトホール23a
を形成する。なお、第2実施形態では、第1実施形態で
形成したグラウンド層を貫通するコンタクトホールを形
成しない。
【0048】次に、少なくともコンタクトホール23a
内におけるグラウンド層22上を、図4の(b)及び図
5に示すように、金属突起部22aに供される部分を除
いてレジスト24でマスクし、開口部24aを形成す
る。さらに、この状態で開口部24a内にメッキ処理に
よりNi又はNi合金の金属突起部22aを形成する
(突起部形成工程)。なお、この金属突起部22aは、
樹脂フィルム21の厚さより若干高く形成される。
【0049】そして、金属突起部22a形成後にレジス
ト24を除去し、フィルム被着工程において、図4
(c)に示すように、Ni又はNi合金層Nとフィルム
本体23とを接着剤eにより接着する。このとき、Ni
又はNi合金層NのうちグラウンドラインGNDの基端
部に供される部分を、コンタクトホール23aにおける
金属突起部22a上に配して被着を行うことにより、グ
ラウンドラインGNDと金属突起部22aとを接触させ
る。すなわち、グラウンドラインGNDは、その基端が
被着時にコンタクトホール23aの途中かつ金属突起部
22a上に配される長さにしておく。なお、接着剤eと
しては、パターニングされた接着剤シートを用いてい
る。
【0050】すなわち、第2実施形態では、フィルム被
着工程でグラウンドラインGNDと金属突起部22aと
を接触させてグラウンド層22との電気的接続を行うの
で、第1実施形態のように折り曲げ工程を必要としな
い。このように本実施形態では、フィルム本体形成工程
において、コンタクトホール23a内に突出する金属突
起部22aをグラウンド層22に形成し、フィルム被着
工程において、Ni又はNi合金層Nのうちグラウンド
ラインGNDと金属突起部22aとが接触するように前
記被着を行うので、第1実施形態と同様に、ビアホール
形成や銀ペースト埋込みを採用しなくても、金属突起部
22aを介してグラウンド層22とグラウンドラインG
NDとの導通をパターン配線26の線幅を広げずに行う
ことができる。
【0051】また、コンタクトホール8a内のグラウン
ド層22上にレジスト24でマスクを施してマスクされ
ていない部分に金属突起部22aをメッキ処理により形
成するので、高精度に金属突起部22aを形成すること
ができ、金属突起部22aとグラウンドラインGNDと
の接触を正確に行うことができる。
【0052】次に、本発明に係るコンタクトプローブ及
びその製造方法の第3実施形態を、図6を参照しながら
説明する。なお、第3実施形態においては、第1実施形
態と同様の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略
する。
【0053】第3実施形態と第1実施形態との異なる点
は、第1実施形態のフィルム本体8がグラウンド層7と
樹脂フィルム6との2層フィルムであり、グラウンド層
7と接続されるグラウンドラインGNDを有しているの
に対し、第3実施形態のコンタクトプローブ30では、
図6に示すように、フィルム本体35が、樹脂フィルム
31の裏面側を張り付けられたグラウンド層(第1の金
属フィルム)32と、該グラウンド層32にポリイミド
テープの絶縁層33を介して張り付けられたパワー層
(第2の金属フィルム)34とを備え、パターン配線3
6が、折り曲げられてグラウンド層32に接触するグラ
ウンドラインGNDと、折り曲げられてパワー層34に
接触するパワーラインPWRとを備えている点である。
【0054】また、フィルム本体35には、折り曲げら
れたグラウンドラインGNDの基端部が配される第1コ
ンタクトホール(第1の貫通孔)35aと、折り曲げら
れたパワーラインPWRの基端部が配される第2コンタ
クトホール(第2の貫通孔)35bとが形成されてい
る。なお、第1コンタクトホール35aにおける絶縁層
33及びパワー層34の内周縁は、グラウンドラインG
NDの基端部が接触するグラウンド層32の内周縁より
も後退している。なお、上記パワー層34は、グラウン
ド層32と同様に、熱および水分によって変形し難いも
のが好ましく、例えば、Ni、Ni合金、Cu(銅箔)
またはCu合金のうちいずれかのものが好適である。な
お、本実施形態では、Cuで形成されている。
【0055】本実施形態では、グラウンド層32に接触
するグラウンドラインGNDと、パワー層34に接触す
るパワーラインPWRとがあるので、グラウンドライン
GNDとパワーラインPWRとを電気的に独立なグラウ
ンド層32とパワー層34とにそれぞれ接続することが
でき、グラウンドラインGNDとパワーラインPWRと
の共通化を容易に図ることができ、これらを別々に機能
させることができる。また、第1コンタクトホール35
aにおける絶縁層33及びパワー層34の内周縁が、グ
ラウンドラインGNDの基端部が接触するグラウンド層
32の内周縁よりも後退しているので、折り曲げられた
グラウンドラインGNDの基端部が絶縁層33及びパワ
ー層34に接触することを防ぎ、確実にグラウンド層3
2のみに接触させることができる。
【0056】次に、本発明に係るコンタクトプローブ及
びその製造方法の第4実施形態を、図7を参照しながら
説明する。なお、第4実施形態においては、第2実施形
態と同様の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略
する。
【0057】第4実施形態と第2実施形態との異なる点
は、第2実施形態のフィルム本体23がグラウンド層2
2と樹脂フィルム21との2層フィルムであり、グラウ
ンド層33と接続されるグラウンドラインGNDを有し
ているのに対し、第4実施形態のコンタクトプローブ4
0では、図7に示すように、パターン配線46が、グラ
ウンドラインGNDと、パワーラインPWRとを備え、
フィルム本体45が、樹脂フィルム41の裏面側に張り
付けられたグラウンド層(第1の金属フィルム)42
と、該グラウンド層42にポリイミドテープの絶縁層4
3を介して張り付けられたパワー層(第2の金属フィル
ム)44とを備えるとともに、グラウンド層42からグ
ラウンドラインGNDに達する第1コンタクトホール
(第1の接続孔)45aと、パワー層44からパワーラ
インPWRに達する第2コンタクトホール(第2の接続
孔)45bとを備えている点である。
【0058】さらに、本実施形態は、グラウンド層42
が、第1コンタクトホール45a内に突出するとともに
グラウンドラインGNDに接触する第1金属突起部42
aを備え、パワー層44が、第2コンタクトホール45
b内に突出するとともにパワーラインPWRに接触する
第2金属突起部44aを備えている。
【0059】すなわち、本実施形態のフィルム本体45
は、第3実施形態と同様に、樹脂フィルム41、グラウ
ンド層42、絶縁層43及びパワー層44からなる4層
構造であるが、グラウンドラインGND及びパワーライ
ンPWRの共通化には、第2実施形態と同様の接続手段
を適用している。なお、第1金属突起部42aは、樹脂
フィルム41の厚さより若干高く形成されると共に、第
2金属突起部44aは、樹脂フィルム41、グラウンド
層42及び絶縁層43を合わせた厚さより若干高く形成
される。また、第2金属突起部44aは、グラウンド層
42との接触を避けるために、第2コンタクトホール4
5bの内周壁から離間した位置に設けられる。
【0060】本実施形態では、グラウンド層42が、第
1コンタクトホール42a内に突出するとともにグラウ
ンドラインGNDに接触する第1金属突起部42aを備
え、パワー層44が、第2コンタクトホール45b内に
突出するとともにパワー層44に接触する第2金属突起
部44aを備えているので、グラウンドラインGNDと
グラウンド層42とを第1金属突起部42aで電気的に
接続するとともに、パワーラインPWRとパワー層44
とを第2金属突起部44aで電気的に接続することがで
き、第3実施形態と同様に、グラウンドラインGNDと
パワーラインPWRとの共通化が容易にできるとともに
これらを別々に機能させることができる。
【0061】次に、本発明に係るコンタクトプローブ及
びその製造方法の第5実施形態を、図8を参照しながら
説明する。
【0062】第5実施形態と第1実施形態との異なる点
は、第1実施形態はグラウンドラインGNDの基端部が
グラウンド層7を越えてコンタクトホール8a内に向け
て折り曲げられているのに対し、第5実施形態のコンタ
クトプローブ50では、図8に示すように、フィルム本
体55に樹脂フィルム51のみを貫通するコンタクトホ
ール50aが形成され、パターン配線56のグラウンド
ラインGNDの一部分がコンタクトホール50a内に折
り曲げられて底面のグラウンド層52に接触している点
である。
【0063】すなわち、本実施形態では、予めグラウン
ドラインGNDの基端側をコンタクトホール50aを越
える程度の長さ(第1実施形態よりも長く)にしてお
き、コンタクトホール50a上のグラウンドラインGN
Dの部分をコンタクトホール50a内に押し付けて折り
曲げ、グラウンド層52に接触させる。なお、グラウン
ドラインGNDとグラウンド層52との接触部分を半田
や銀ペースト等の導電性接着材料で接着し、接触状態を
安定して維持するために互いに固定しておくことが望ま
しい。
【0064】このように、本実施形態でも、第1実施形
態と同様にグラウンドラインGNDの一部分を折り曲げ
てグラウンド層52に接触させているので、ビアホール
を用いずに、折り曲げられたグラウンドラインGND自
体でグラウンド層52との導通が可能となる。また、ビ
アホールを使用する場合に比べて、より広く配線スペー
スを確保することができる。
【0065】次に、本発明に係るコンタクトプローブ及
びその製造方法の第6実施形態を、図9を参照しながら
説明する。
【0066】第6実施形態と第5実施形態との異なる点
は、第5実施形態のフィルム本体55がグラウンド層5
2と樹脂フィルム51との2層フィルムであり、グラウ
ンド層52と接続されるグラウンドラインGNDを有し
ているのに対し、第6実施形態のコンタクトプローブ6
0では、図9に示すように、フィルム本体65が、樹脂
フィルム61の裏面側を張り付けられたグラウンド層
(第1の金属フィルム)62と、該グラウンド層62に
ポリイミドテープの絶縁層63を介して張り付けられた
パワー層(第2の金属フィルム)64とを備え、パター
ン配線66のグラウンドラインGNDの一部分が第1コ
ンタクトホール60a内に折り曲げられて底面のグラウ
ンド層62に接触していると共に、パワーラインPWR
の一部分が第2コンタクトホール60b内に折り曲げら
れて底面のパワー層64に接触している点である。
【0067】すなわち、本実施形態では、第3実施形態
と同様に、グラウンド層62に接触するグラウンドライ
ンGNDと、パワー層64に接触するパワーラインPW
Rとがあるので、グラウンドラインGNDとパワーライ
ンPWRとを電気的に独立なグラウンド層62とパワー
層64とにそれぞれ接続することができ、グラウンドラ
インGNDとパワーラインPWRとの共通化を容易に図
ることができ、これらを別々に機能させることができ
る。
【0068】なお、本発明は、次のような実施形態をも
含むものである。上記各実施形態においては、コンタク
トプローブをプローブカードであるプローブ装置に適用
したが、他の測定用治具等に採用しても構わない。例え
ば、ICチップを内側に保持して保護し、ICチップの
バーンインテスト用装置等に搭載されるICチップテス
ト用ソケット等に適用してもよい。さらに、前記コンタ
クトプローブをLCD用の所定形状に切り出してLCD
用のプローブ装置に組み込んでも構わない。
【0069】
【発明の効果】本発明のコンタクトプローブによれば、
一部のパターン配線における一部分が貫通孔内に向けて
折り曲げられて金属フィルムに接触しているので、ビア
ホールを用いずに、折り曲げられたパターン配線自体で
グラウンド層やパワー層になる金属フィルムとの導通を
行うことができ、さらなる多ピン化及び微細化を行って
も広く配線スペースを確保することができるとともに、
コンタクトプローブ面積の低減を図ることができる。
【0070】また、本発明のコンタクトプローブによれ
ば、金属フィルムに、接続孔内に突出するとともに先端
が一部のパターン配線に接触する金属突起部が設けられ
ているので、ビアホールを用いずに、金属突起部を介し
てグラウンド層やパワー層になる金属フィルムとグラウ
ンドラインやパワーラインになるパターン配線との導通
を行うことができ、上記コンタクトプローブと同様に、
さらなる多ピン化及び微細化を行っても広く配線スペー
スを確保することができるとともに、コンタクトプロー
ブ面積の低減を図ることができる。
【0071】本発明のコンタクトプローブの製造方法に
よれば、フィルム被着工程において、複数のパターン配
線に供される第2の金属層のうち一部のパターン配線に
供される部分に貫通孔を配して前記被着を行い、分離工
程後に、一部のパターン配線の一部分を貫通孔内に向け
て折り曲げるとともに金属フィルムに接触させる折り曲
げ工程を備えているので、ビアホール形成や銀ペースト
の埋込み等を採用しなくても、パターン配線の折り曲げ
作業だけで該パターン配線と金属フィルムとを容易に電
気的に接続させることができる。
【0072】また、本発明のコンタクトプローブの製造
方法によれば、フィルム本体形成工程が、接続孔内に突
出する金属突起部を金属フィルムに形成する突起部形成
工程を備え、フィルム被着工程において、複数のパター
ン配線に供される第2の金属層のうち一部のパターン配
線と金属突起部とが接触するように前記被着を行うの
で、ビアホール形成や銀ペーストの埋込み等を採用しな
くても、金属突起部を介してグラウンド層やパワー層に
なる金属フィルムとグラウンドラインやパワーラインに
なる一部のパターン配線との導通をパターン配線の線幅
を広げずに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコンタクトプローブおよびその
製造方法の第1実施形態において、コンタクトプローブ
を示す平面図およびそのA−A線矢視断面図である。
【図2】 本発明に係るコンタクトプローブおよびその
製造方法の第1実施形態において、製造方法を工程順に
示す要部断面図である。
【図3】 本発明に係るコンタクトプローブおよびその
製造方法の第2実施形態において、コンタクトプローブ
を示す平面図およびそのB−B線矢視断面図である。
【図4】 本発明に係るコンタクトプローブおよびその
製造方法の第2実施形態において、製造方法の要部を工
程順に示す断面図である。
【図5】 本発明に係るコンタクトプローブおよびその
製造方法の第2実施形態において、製造方法における金
属突起部形成時のレジストパターンを示す平面図であ
る。
【図6】 本発明に係るコンタクトプローブおよびその
製造方法の第3実施形態において、コンタクトプローブ
を示す平面図およびそのC−C線矢視断面図である。
【図7】 本発明に係るコンタクトプローブおよびその
製造方法の第4実施形態において、コンタクトプローブ
を示す平面図およびそのD−D線矢視断面図である。
【図8】 本発明に係るコンタクトプローブおよびその
製造方法の第5実施形態において、コンタクトプローブ
を示す平面図およびそのE−E線矢視断面図である。
【図9】 本発明に係るコンタクトプローブおよびその
製造方法の第6実施形態において、コンタクトプローブ
を示す平面図およびそのF−F線矢視断面図である。
【図10】 本発明に係るコンタクトプローブおよびそ
の製造方法の従来例において、コンタクトプローブを示
す断面図およびパターン配線側から見た平面図である。
【符号の説明】
10、20、30、40、50、60 コンタクトプロ
ーブ 6、21、31、41、51、61 樹脂フィルム 7、22、32、42、52、62 グラウンド層(金
属フィルム、第1の金属フィルム) 8、23、35、45、55、65 フィルム本体 8a、50a コンタクトホール 9、26、36、46、56、66 パターン配線 9a コンタクトピン 16 支持金属板(基板層) 17 ベースメタル層(第1の金属層) 18 フォトレジスト層(マスク) 22a 金属突起部 33、43 絶縁層 34、44 パワー層(第2の金属フィルム) 35a、45a、60a 第1コンタクトホール(第1
の貫通孔、第1の接続孔) 35b、45b、60b 第2コンタクトホール(第2
の貫通孔、第2の接続孔) 42a 第1金属突起部(第1の金属突起部) 44a 第2金属突起部(第2の金属突起部) GND グラウンドライン PWR パワーライン N Ni又はNi合金層(第2の金属層)
フロントページの続き (72)発明者 藤森 周司 兵庫県三田市テクノパーク十二番地の六 三菱マテリアル株式会社三田工場内 (72)発明者 吉田 秀昭 兵庫県三田市テクノパーク十二番地の六 三菱マテリアル株式会社三田工場内 Fターム(参考) 2G003 AA00 AG03 AH09 2G011 AA02 AA15 AB06 AB08 AC31 AD01 4M106 AA01 AA02 AA04 BA01 DD04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパターン配線がフィルム本体の表
    面上に形成されこれらのパターン配線の各先端がフィル
    ム本体の先端部から突出状態に配されてコンタクトピン
    とされるコンタクトプローブであって、 前記フィルム本体は、樹脂フィルムの裏面側に少なくと
    も1枚の金属フィルムが張り付けられているとともに、
    少なくとも樹脂フィルムを貫通して前記複数のパターン
    配線のうち一部のパターン配線に通じる貫通孔が形成さ
    れ、 前記一部のパターン配線は、その一部分が前記貫通孔内
    に向けて折り曲げられて前記金属フィルムに接触してい
    ることを特徴とするコンタクトプローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンタクトプローブにお
    いて、 前記貫通孔は、前記金属フィルムを貫通して形成され、 前記一部のパターン配線は、その基端部が前記金属フィ
    ルムを越えて前記貫通孔内に折り曲げられて金属フィル
    ムに接触していることを特徴とするコンタクトプロー
    ブ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンタクトプローブにお
    いて、 前記フィルム本体は、前記金属フィルムとして、前記樹
    脂フィルムの裏面側に張り付けられた第1の金属フィル
    ムと、該第1の金属フィルムに絶縁層を介して張り付け
    られた第2の金属フィルムとを備えるとともに、前記貫
    通孔として、前記第1のパターン配線の基端部が配され
    る第1の貫通孔と、前記第2のパターン配線の基端部が
    配される第2の貫通孔とを備え、 前記パターン配線は、前記一部のパターン配線として、
    前記第1の貫通孔内に向けて折り曲げられて前記第1の
    金属フィルムに接触する第1のパターン配線と、前記第
    2の貫通孔内に向けて折り曲げられて前記第2の金属フ
    ィルムに接触する第2のパターン配線とを備えているこ
    とを特徴とするコンタクトプローブ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のコンタクトプローブにお
    いて、 前記第1の貫通孔内における前記絶縁層及び前記第2の
    金属フィルムの内周縁は、前記第1のパターン配線の基
    端部が接触する前記第1の金属フィルムの内周縁よりも
    後退していることを特徴とするコンタクトプローブ。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のコン
    タクトプローブにおいて、 前記金属フィルムと前記一部のパターン配線の一部分と
    は、導電性接着材料で接着されていることを特徴とする
    コンタクトプローブ。
  6. 【請求項6】 複数のパターン配線がフィルム本体の表
    面上に形成されこれらのパターン配線の各先端がフィル
    ム本体の先端部から突出状態に配されてコンタクトピン
    とされるコンタクトプローブであって、 前記フィルム本体は、樹脂フィルムの裏面側に少なくと
    も1枚の金属フィルムが張り付けられているとともに、
    該金属フィルムから前記複数のパターン配線のうち一部
    のパターン配線に達する接続孔が形成され、 前記金属フィルムには、前記接続孔内に突出するととも
    に先端が前記一部のパターン配線に接触する金属突起部
    が設けられていることを特徴とするコンタクトプロー
    ブ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコンタクトプローブにお
    いて、 前記パターン配線は、前記一部のパターン配線として、
    第1のパターン配線と、第2のパターン配線とを備え、 前記フィルム本体は、前記金属フィルムとして、前記樹
    脂フィルムの裏面側に張り付けられた第1の金属フィル
    ムと、該第1の金属フィルムに絶縁層を介して張り付け
    られた第2の金属フィルムとを備えるとともに、前記接
    続孔として、前記第1の金属フィルムから前記第1のパ
    ターン配線に達する第1の接続孔と、前記第2の金属フ
    ィルムから前記第2のパターン配線に達する第2の接続
    孔とを備え、 前記第1の金属フィルムは、前記金属突起部として、前
    記第1の接続孔内に突出するとともに前記第1のパター
    ン配線に接触する第1の金属突起部を備え、 前記第2の金属フィルムは、前記金属突起部として、前
    記第2の接続孔内に突出するとともに前記第2のパター
    ン配線に接触する第2の金属突起部を備えていることを
    特徴とするコンタクトプローブ。
  8. 【請求項8】 複数のパターン配線をフィルム本体の表
    面上に形成しこれらのパターン配線の各先端をフィルム
    本体の先端部から突出状態に配してコンタクトピンとす
    るコンタクトプローブの製造方法であって、 基板層の上に前記コンタクトピンの材質に被着又は結合
    する材質の第1の金属層を形成する第1の金属層形成工
    程と、 前記第1の金属層の上にマスクを施してマスクされてい
    ない部分に前記パターン配線及び前記コンタクトピンに
    供される第2の金属層をメッキ処理により形成するメッ
    キ処理工程と、 樹脂フィルムの裏面側に少なくとも1枚の金属フィルム
    を張り付けるとともに少なくとも樹脂フィルムを貫通す
    る貫通孔を形成し、前記フィルム本体とするフィルム本
    体形成工程と、 前記マスクを取り除いた前記第2の金属層の上に少なく
    とも前記コンタクトピンに供される部分を除いてカバー
    する前記フィルム本体を被着するフィルム被着工程と、 前記フィルム本体と第2の金属層とからなる部分および
    前記基板層と第1の金属層とからなる部分を分離する分
    離工程とを備え、 前記フィルム被着工程は、前記複数のパターン配線に供
    される前記第2の金属層のうち一部のパターン配線に供
    される部分に前記貫通孔を配して前記被着を行い、 前記分離工程後に、前記一部のパターン配線の一部分を
    前記貫通孔内に向けて折り曲げるとともに前記金属フィ
    ルムに接触させる折り曲げ工程を備えていることを特徴
    とするコンタクトプローブの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のコンタクトプローブの製
    造方法において、 前記フィルム本体形成工程は、前記金属フィルムを貫通
    させて前記貫通孔を形成し、 前記折り曲げ工程は、前記一部のパターン配線の基端部
    を前記貫通孔内に前記金属フィルムを越えて折り曲げて
    金属フィルムに接触させることを特徴とするコンタクト
    プローブの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9に記載のコンタクトプ
    ローブの製造方法において、 接触させた前記金属フィルムと前記一部のパターン配線
    の一部分とを、導電性接着材料で接着することを特徴と
    するコンタクトプローブの製造方法。
  11. 【請求項11】 複数のパターン配線をフィルム本体の
    表面上に形成しこれらのパターン配線の各先端をフィル
    ム本体の先端部から突出状態に配してコンタクトピンと
    するコンタクトプローブの製造方法であって、 基板層の上に前記コンタクトピンの材質に被着又は結合
    する材質の第1の金属層を形成する第1の金属層形成工
    程と、 前記第1の金属層の上にマスクを施してマスクされてい
    ない部分に前記パターン配線及び前記コンタクトピンに
    供される第2の金属層をメッキ処理により形成するメッ
    キ処理工程と、 樹脂フィルムの裏面側に少なくとも1枚の金属フィルム
    を張り付けるとともにフィルム本体を貫通して金属フィ
    ルムに達する接続孔を形成し、前記フィルム本体とする
    フィルム本体形成工程と、 前記マスクを取り除いた第2の金属層の上に少なくとも
    前記コンタクトピンに供される部分を除いてカバーする
    前記フィルム本体を被着するフィルム被着工程と、 前記フィルム本体と第2の金属層とからなる部分および
    前記基板層と第1の金属層とからなる部分を分離する分
    離工程とを備え、 前記フィルム本体形成工程は、前記接続孔内に突出する
    金属突起部を前記金属フィルムに形成する突起部形成工
    程を備え、 前記フィルム被着工程は、前記複数のパターン配線に供
    される前記第2の金属層のうち一部のパターン配線と前
    記金属突起部とが接触するように前記被着を行うことを
    特徴とするコンタクトプローブの製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のコンタクトプローブ
    の製造方法において、 前記突起部形成工程は、前記接続孔内の前記金属フィル
    ム上にマスクを施してマスクされていない部分に前記金
    属突起部をメッキ処理により形成することを特徴とする
    コンタクトプローブの製造方法。
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