JP2001185723A - Mos型トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

Mos型トランジスタ及びその製造方法

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JP2001185723A
JP2001185723A JP36700799A JP36700799A JP2001185723A JP 2001185723 A JP2001185723 A JP 2001185723A JP 36700799 A JP36700799 A JP 36700799A JP 36700799 A JP36700799 A JP 36700799A JP 2001185723 A JP2001185723 A JP 2001185723A
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Yasuhisa Tachikawa
泰久 立川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】金属膜をシリサイド化する時の熱処理工程にお
いて発生するゲート電極の反りを抑え、高信頼性のMO
S型トランジスタ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】単結晶Siの基板11上の素子領域にはソ
ース・ドレイン領域12が形成され、ソース・ドレイン
領域12の間のチャネル領域上にゲート酸化膜13を介
してシリサイドを含むゲート電極14が形成されてい
る。ゲート電極14は、ポリシリコンゲート電極141
とその上部のシリサイド層142を含んで構成される。
ゲート電極14のサイドウォールとしてポリシリコンゲ
ート電極141の上縁部より突出した部分を有する絶縁
部材16が設けられている。さらに、絶縁部材16の突
出した部分の内側へのサイドウォールとしてゲート電極
上縁部上に絶縁部材17が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細化された半導
体素子に係り、特にシリサイド・ゲートを伴うMOS
(Metal Oxide Semiconductor)型トランジスタ及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の大規模集積化、縮小化
が進み、MOSFET(MOS型電界効果トランジス
タ)の微細化が要求される。微細化に際し、MOSFE
Tにおけるポリシリコンゲート電極の高抵抗が顕著にな
る。よって、高速動作が維持できなくなる。
【0003】そこで、ポリシリコンゲート電極を低抵抗
化するために、ポリシリコンゲート電極上部をシリサイ
ド化することが知られている。すなわち、ポリシリコン
ゲート電極上に例えばTi薄膜をスパッタ法にて形成
し、Ti薄膜に対してシリサイド化のための熱処理を行
う。その後、未反応のTiを除去して再度熱処理を行う
ことによって安定な低抵抗シリサイド層を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図10は、上記のよう
な製造工程を経て、ゲート電極上部をシリサイド化した
従来のMOSFETの構成を示す断面図である。半導体
基板101上にゲート酸化膜102を介してポリシリコ
ンゲート電極103が形成されている。ポリシリコンゲ
ート電極103上にはシリサイド層104が形成されて
いる。ゲート側部にはシリコン酸化膜、シリコン窒化膜
等のサイドウォール105が形成されている。これによ
り、ポリシリコンゲート電極105側部のシリサイド化
を抑え、ソース・ドレイン領域106との短絡を防止す
る。
【0005】問題は、ポリシリコンゲート電極101上
に、シリサイド化するための金属膜(Ti薄膜)を堆積
し熱処理した際、熱応力によりポリシリコンゲート電極
103が反る現象を起こすことである。この結果、ゲー
ト電極フリンジでのゲート酸化膜102の密着性、結晶
性が劣化し、電界集中などの恐れがあり、信頼性が低下
する。これは素子の微細化に伴い悪影響が懸念される。
【0006】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、その課題は、金属膜をシリサイド化する時の熱処理
工程において発生するゲート電極の反りを抑え、ゲート
酸化膜の信頼性を向上させるMOS型トランジスタ及び
その製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ゲート電極に
シリサイドを含むMOS型トランジスタにおいて、ゲー
ト電極のサイドウォールとして設けられこのゲート電極
上縁部より突出した部分を有する第1の絶縁部材と、前
記第1の絶縁部材の突出した部分の内側へのサイドウォ
ールとして前記ゲート電極上縁部上に設けられた第2の
絶縁部材と、前記第2の絶縁部材の形成部分を除く前記
ゲート電極上のシリサイド層とを具備したことを特徴と
する。
【0008】本発明は、ゲート電極にシリサイドを含む
MOS型トランジスタの製造方法において、素子分離領
域に囲まれたシリコン半導体基板上にゲート絶縁膜を介
してポリシリコン及びバッファ膜を順次堆積し、上面に
バッファ膜が積層されたゲート電極をパターニングする
工程と、少なくとも前記ゲート電極の領域をマスクにソ
ース/ドレイン拡散層を形成する不純物導入工程と、前
記ゲート電極上を覆う絶縁部材を堆積する工程と、前記
絶縁部材を異方性エッチングして前記バッファ膜及び前
記ゲート電極のサイドウォールを形成する工程と、前記
バッファ膜を選択的に除去することにより、前記サイド
ウォールが突出する部分の内側の前記ゲート電極縁部上
に前記バッファ膜を残す工程と、少なくとも前記ゲート
電極上を覆う導電膜を形成する工程と、前記導電膜に対
してシリサイド化するための熱処理工程とを具備したこ
とを特徴とする。
【0009】また、本発明は、ゲート電極にシリサイド
を含むMOS型トランジスタの製造方法において、素子
分離領域に囲まれたシリコン半導体基板上にゲート絶縁
膜を介してポリシリコン及びバッファ膜を順次堆積し、
上面にバッファ膜が積層されたゲート電極をパターニン
グする工程と、少なくとも前記ゲート電極の領域をマス
クにソース/ドレイン拡散層を形成する不純物導入工程
と、前記ゲート電極上を覆う第1の絶縁部材を堆積する
工程と、前記第1の絶縁部材を異方性エッチングして前
記バッファ膜及び前記ゲート電極のサイドウォールを形
成する工程と、前記バッファ膜を選択的に除去する工程
と、少なくとも前記ゲート電極及び突出した前記サイド
ウォールを覆う第2の絶縁部材を堆積する工程と、少な
くとも前記サイドウォールの突出した部分における内側
の前記ゲート電極縁部上に前記第2の絶縁部材を残すよ
うにエッチバックする工程と、少なくとも前記ポリシリ
コンゲート電極上を覆う導電膜を形成する工程と、前記
導電膜に対してシリサイド化し選択的にシリサイド層を
形成するための熱処理工程とを具備したことを特徴とす
る。
【0010】本発明によれば、上記ポリシリコンのゲー
ト電極縁部上で上記バッファ膜または第2の絶縁部材の
存在する領域はシリサイド層が形成されない。その分、
熱処理工程におけるシリサイド層形成時、ゲート電極に
かかる応力はその縁部分に影響を及ぼさない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係るMOSFETの要部構成を示す断面図である。単
結晶Siの基板11上の素子領域にはソース・ドレイン
領域12が形成され、ソース・ドレイン領域12の間の
チャネル領域上にゲート酸化膜13を介してシリサイド
を含むゲート電極14が形成されている。ゲート電極1
4は、ポリシリコンゲート電極141とその上部のシリ
サイド層142を含んで構成される。
【0012】この実施形態では、ゲート電極14のサイ
ドウォールとしてポリシリコンゲート電極141の上縁
部より突出した部分を有する絶縁部材16が設けられて
いる。さらに、絶縁部材16の突出した部分の内側への
サイドウォールとしてゲート電極上縁部上に絶縁部材1
7が設けられている。
【0013】上記構成によれば、ポリシリコンゲート電
極141上の縁部に設けられる絶縁部材17によって、
その場所にはシリサイド層が形成されない。その分、シ
リサイド層形成時の熱処理工程を経ても、ポリシリコン
ゲート電極141にかかる応力はその縁部分にまで及ば
ず、緩和される。これにより、ポリシリコンゲート電極
141の反りが十分に抑えられる。この結果、ゲート酸
化膜13に関しゲート電極14のフリンジ付近での密着
性、結晶性の劣化が防止され、信頼性が向上する。
【0014】なお、上記絶縁部材16は例えば、窒化シ
リコン膜等が適当である。上記絶縁部材17は例えば二
酸化シリコン膜が適当である。また、シリサイド層14
2はソース・ドレイン領域12上にも形成してよい(自
己整合的シリサイド(サリサイド))。シリサイド層1
42はTiシリサイド、Coシリサイド等が考えられ
る。
【0015】図2〜図5は、それぞれ本発明の第2の実
施形態に係るMOSFETの製造方法の要部を工程順に
示す断面図である。まず、図2に示すように、単結晶S
iの基板(例えばP型基板)21において、LOCOS
法、埋め込み素子分離法等で素子分離酸化膜22を形成
する。素子分離酸化膜22に囲まれた素子領域上にゲー
ト酸化膜23を形成する。次に、ポリシリコン層(2
4)及びバッファ膜25を順次CVD法により堆積す
る。バッファ膜25は、例えば二酸化シリコン膜であ
る。バッファ膜25は、ポリシリコン層(24)と同一
導電型の不純物をドープした酸化物でもよい。
【0016】その後、リソグラフィ技術及び異方性エッ
チング技術を用いてチャネル領域上にバッファ膜25を
積層したポリシリコンからなるゲート電極24をパター
ニングする。次に、このゲート電極24の領域をマスク
に不純物イオン注入し、浅いソース・ドレイン拡散層2
6を形成する。
【0017】次に、このゲート電極24上にバッファ膜
25を含めて覆うような窒化シリコン膜27を堆積す
る。窒化シリコン膜27は例えばプラズマCVD法等の
技術が用いられる。その後、異方性エッチング技術を用
いて、バッファ膜25及びゲート電極24のサイドウォ
ールを形成する(27)。
【0018】次に、図3に示すように、バッファ膜25
及び窒化シリコン膜27をマスクとして不純物をイオン
注入し、深いソース・ドレイン拡散層28を形成する。
次に、レジスト膜29を塗布する。リソグラフィ技術及
びエッチング技術を用いて、結果的に窒化シリコン膜2
7のサイドウォールが突出する部分の内側のゲート電極
24縁部上に上記バッファ膜25が残るようにする。そ
の後、レジスト膜29は剥離される。
【0019】次に、図4に示すように、全面にTi薄膜
30をスパッタ法にて形成する。その後、このTi薄膜
30に対してシリサイド化のための熱処理を行う。この
熱処理は、例えばランプアニールにおけるN2 雰囲気、
720℃、30秒程度の急速な熱処理である。これによ
り、シリコン部材上は反応し、TiSi2 膜を含むシリ
サイド層301が形成される。
【0020】次に、図5に示すように、未反応のTiN
を除去して再度熱処理を行う。この熱処理も、例えばラ
ンプアニールにおけるN2 雰囲気、800℃、30秒程
度の急速な熱処理である。これにより、安定な低抵抗シ
リサイド層302が形成される。
【0021】上記実施形態の方法によれば、ポリシリコ
ンのゲート電極24上の縁部に設けられるバッファ膜
(酸化シリコン膜)25によって、その場所にはシリサ
イド層が形成されない。従って、シリサイド層形成時の
熱処理工程を経ても、ゲート電極24にかかる応力はそ
の縁部分にまで及ばず、緩和される。これにより、ゲー
ト電極24の反りが十分に抑えられる。この結果、ゲー
ト酸化膜23に関しゲート電極24のフリンジ付近での
密着性、結晶性の劣化が防止され、信頼性が向上する。
【0022】図6〜図9は、それぞれ本発明の第3の実
施形態に係るMOSFETの製造方法の要部を工程順に
示す断面図である。第2の実施形態と同様の箇所は同一
の符号を付して説明する。まず、第2の実施形態におけ
る図2の構成まで同様の工程を経る。
【0023】次に、図6に示すように、バッファ膜25
を選択的に全て除去する。なお、ここではバッファ膜2
5を除去する前の工程で、バッファ膜25及び窒化シリ
コン膜27をマスクとして不純物イオン注入し、深いソ
ース・ドレイン拡散層28を形成する。
【0024】次に、図7に示すように、CVD法によ
り、ゲート電極24及び突出したサイドウォールとなっ
ている窒化シリコン膜27上を覆うように、二酸化シリ
コン膜31を堆積する。
【0025】次に、図8に示すように、全面をエッチバ
ックする。このエッチバックは、例えばCF4 、CHF
3 等のガスを用いたRIE(反応性イオンエッチング)
法による。これにより、少なくとも窒化シリコン膜27
のサイドウォールが突出する部分の内側のゲート電極2
4縁部上に上記二酸化シリコン膜31が残るようにす
る。このエッチバックにより、窒化シリコン膜27上に
さらなるサイドウォールの二酸化シリコン膜31が残存
し、サイドウォールが厚くなる。
【0026】上述のバッファ膜25及び窒化シリコン膜
27をマスクとした不純物イオン注入による深いソース
・ドレイン拡散層28代えて、上記二酸化シリコン膜3
1をマスクに深いソース・ドレイン拡散層28を形成し
てもよい。
【0027】次に、図9に示すように、全面にTi薄膜
30をスパッタ法にて形成する。その後、このTi薄膜
30に対してシリサイド化のための熱処理を行う。その
後、未反応のTiNを除去して再度熱処理を行う。両者
の熱処理は、例えば上記第2の実施形態と同様のランプ
アニール工程を経る。この結果、安定な低抵抗シリサイ
ド層302が形成される。
【0028】上記実施形態の方法によれば、上述の第2
の実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、ポリシ
リコンのゲート電極24上の縁部に設けられる二酸化シ
リコン膜31によって、その場所にはシリサイド層が形
成されない。従って、シリサイド層形成時の熱処理工程
を経ても、ゲート電極24にかかる応力はその縁部分に
まで及ばず、緩和される。これにより、ゲート電極24
の反りが十分に抑えられる。この結果、ゲート酸化膜2
3に関しゲート電極24のフリンジ付近での密着性、結
晶性の劣化が防止され、信頼性が向上する。
【0029】以上各実施形態及びその方法によれば、ケ
ート電極形状の反りが防止でき、ゲート酸化膜の品質を
損なわない高信頼性のシリサイドを含むゲート電極が実
現できる。同時にソース・ドレイン領域にもシリサイド
層を形成するサリサイド構造も有用である。
【0030】特に、第2の実施形態では、二酸化シリコ
ン膜31を形成することにより、ゲート電極のサイドウ
ォールがより厚くなる。よって、最初に浅いソース・ド
レイン領域26を形成し、窒化シリコン膜27のサイド
ウォールができてから深いソース・ドレイン領域28を
形成する工程によれば、シリサイド化した領域と浅いソ
ース・ドレイン領域26とは十分な離間距離が保てる。
つまり、シリサイド層302が基板に深く広がっても、
浅いソース・ドレイン領域26の境界と接触するような
危惧はほとんどなくなる。また、Tiシリサイド層につ
いてその熱工程の条件を例示したが、これに限らず、ま
た、他のシリサイド層を用いるときは温度等の条件が異
なるのは当然である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ポリシリコンのゲート電極上の縁部に設けられるバッフ
ァ膜(または二酸化シリコン膜)によって、シリサイド
層形成時の熱処理工程を経ても、ゲート電極にかかる応
力は、その縁部分にまで及ばずに緩和される。この結
果、ゲート電極の反りが防止でき、ゲート電極フリンジ
付近でのゲート酸化膜の信頼性が向上し、高品質のゲー
ト酸化膜が維持できるMOS型トランジスタ及びその製
造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るMOSFETの
要部構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るMOSFETの
製造方法の要部を工程順に示す第1の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るMOSFETの
製造方法の要部を工程順に示す図2に続く第2の断面図
である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るMOSFETの
製造方法の要部を工程順に示す図3に続く第3の断面図
である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るMOSFETの
製造方法の要部を工程順に示す図4に続く第4の断面図
である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るMOSFETの
製造方法の要部を工程順に示す上記図2に続く第1の断
面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係るMOSFETの
製造方法の要部を工程順に示す図6に続く第2の断面図
である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るMOSFETの
製造方法の要部を工程順に示す図7に続く第3の断面図
である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係るMOSFETの
製造方法の要部を工程順に示す図8に続く第4の断面図
である。
【図10】ポリシリコンゲート電極上部をシリサイド化
した従来のMOSFETの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
11,21…Si基板 12…ソース・ドレイン領域 13,23…ゲート酸化膜 14…ゲート電極 141…ポリシリコンゲート電極 142…シリサイド層 16,17…絶縁部材 24…ゲート電極(ポリシリコン層) 25…バッファ膜 26…浅いソース・ドレイン拡散層 27…窒化シリコン膜(サイドウォール) 28…深いソース・ドレイン拡散層 29…レジスト膜 30…Ti薄膜 301,302…シリサイド層 31…二酸化シリコン膜
フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB01 BB25 CC01 CC05 DD08 DD79 DD80 DD84 EE05 EE09 FF01 FF14 GG09 HH16 5F040 DA14 DC01 EC01 EC05 EC07 EC13 EC19 EF02 EH02 EK01 EK05 FA05 FA07 FA10 FB02 FC19 FC21 FC28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート電極にシリサイドを含むMOS型
    トランジスタにおいて、 ゲート電極のサイドウォールとして設けられこのゲート
    電極上縁部より突出した部分を有する第1の絶縁部材
    と、 前記第1の絶縁部材の突出した部分の内側へのサイドウ
    ォールとして前記ゲート電極上縁部上に設けられた第2
    の絶縁部材と、 前記第2の絶縁部材の形成部分を除く前記ゲート電極上
    のシリサイド層と、を具備したことを特徴とするMOS
    型トランジスタ。
  2. 【請求項2】 前記ゲート電極の両側において前記第1
    の絶縁部材に隣接したソース・ドレイン領域上のシリサ
    イド層をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載
    のMOS型トランジスタ。
  3. 【請求項3】 ゲート電極にシリサイドを含むMOS型
    トランジスタの製造方法において、 素子分離領域に囲まれたシリコン半導体基板上にゲート
    絶縁膜を介してポリシリコン及びバッファ膜を順次堆積
    し、上面にバッファ膜が積層されたゲート電極をパター
    ニングする工程と、 少なくとも前記ゲート電極の領域をマスクにソース/ド
    レイン拡散層を形成する不純物導入工程と、 前記ゲート電極上を覆う絶縁部材を堆積する工程と、 前記絶縁部材を異方性エッチングして前記バッファ膜及
    び前記ゲート電極のサイドウォールを形成する工程と、 前記バッファ膜を選択的に除去することにより、前記サ
    イドウォールが突出する部分の内側の前記ゲート電極縁
    部上に前記バッファ膜を残す工程と、 少なくとも前記ゲート電極上を覆う導電膜を形成する工
    程と、 前記導電膜に対してシリサイド化するための熱処理工程
    と、を具備したことを特徴とするMOS型トランジスタ
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 ゲート電極にシリサイドを含むMOS型
    トランジスタの製造方法において、 素子分離領域に囲まれたシリコン半導体基板上にゲート
    絶縁膜を介してポリシリコン及びバッファ膜を順次堆積
    し、上面にバッファ膜が積層されたゲート電極をパター
    ニングする工程と、 少なくとも前記ゲート電極の領域をマスクにソース/ド
    レイン拡散層を形成する不純物導入工程と、 前記ゲート電極上を覆う第1の絶縁部材を堆積する工程
    と、 前記第1の絶縁部材を異方性エッチングして前記バッフ
    ァ膜及び前記ゲート電極のサイドウォールを形成する工
    程と、 前記バッファ膜を選択的に除去する工程と、 少なくとも前記ゲート電極及び突出した前記サイドウォ
    ールを覆う第2の絶縁部材を堆積する工程と、 少なくとも前記サイドウォールの突出した部分における
    内側の前記ゲート電極縁部上に前記第2の絶縁部材を残
    すようにエッチバックする工程と、 少なくとも前記ポリシリコンゲート電極上を覆う導電膜
    を形成する工程と、 前記導電膜に対してシリサイド化し選択的にシリサイド
    層を形成するための熱処理工程と、を具備したことを特
    徴とするMOS型トランジスタの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記熱処理工程は、前記導電膜に対して
    シリサイド化するための第1の熱処理工程と、未反応の
    前記導電膜を除去して再度熱処理を行う第2の熱処理工
    程とを含むことを特徴とする請求項3または4記載のM
    OS型トランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記サイドウォールの形成後、前記ゲー
    ト電極及び前記サイドウォールをマスクに前記ソース/
    ドレイン拡散層へ再度イオン注入する工程をさらに具備
    したことを特徴とする請求項3〜5いずれか一つに記載
    のMOS型トランジスタの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記導電膜は、前記ゲート電極の両側に
    おける前記第1の絶縁部材に隣接した前記ソース・ドレ
    イン領域上にも形成することを特徴とする請求項3〜6
    いずれか一つに記載のMOS型トランジスタの製造方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6916714B2 (en) 2001-08-10 2005-07-12 Seiko Epson Corporation Method of manufacturing a semiconductor device, in which a high-breakdown-voltage mos transistor and a low-breakdown-voltage mos transistor are formed on an identical semiconductor substrate and semiconductor device manufactured thereby

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US6916714B2 (en) 2001-08-10 2005-07-12 Seiko Epson Corporation Method of manufacturing a semiconductor device, in which a high-breakdown-voltage mos transistor and a low-breakdown-voltage mos transistor are formed on an identical semiconductor substrate and semiconductor device manufactured thereby

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