JP2001183986A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001183986A
JP2001183986A JP36886899A JP36886899A JP2001183986A JP 2001183986 A JP2001183986 A JP 2001183986A JP 36886899 A JP36886899 A JP 36886899A JP 36886899 A JP36886899 A JP 36886899A JP 2001183986 A JP2001183986 A JP 2001183986A
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JP
Japan
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display element
display device
wiring board
liquid crystal
support member
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JP36886899A
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English (en)
Inventor
Kiyohito Sato
清仁 佐藤
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Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱膨張率の違いによる半田の破損を防止でき
る表示装置を提供する。 【解決手段】 表示素子8は複数の電極リード9を有す
る。配線基板10は電極リード9を貫通させるリード貫
通孔10aを有し電極リード9を半田付けする。支持部
材12は配線基板10に固定され表示素子8を支持する
弾性支持部12cを有する。弾性支持部12cは電極リ
ード9の伸長方向に沿って伸びる屈曲部12dを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に関する
ものであり、特に表示素子と配線基板とに固定されてい
る電極リードと、表示素子と配線基板との間に介在され
る支持部材との熱膨張率の違いにより生じる電極リード
を固定する半田の破損を防止できる表示装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の表示装置は、実開昭59−330
81号公報などで示されているように、複数の電極リー
ドを有する表示素子と、この表示素子の電極リードを貫
通させるリード貫通孔を有し、この電極リードを半田付
けする配線基板と、前記表示素子と前記配線基板との間
に介在されるとともに、前記配線基板に固定される支持
部材とを備えたものある。このような表示装置では、前
記表示素子を前記支持部材上に当接した場合、前記表示
素子と前記配線基板とに固定されている前記電極リード
と、前記表示素子と前記配線基板との間に介在される前
記支持部材との熱膨張率の違いにより、前記電極リード
を固定する前記半田に破損が生じる虞があった。
【0003】そこで、前記従来の問題点を解決するもの
として、図4に示す液晶表示装置が考えられていた(特
開平9−211486号公報参照)。1は、複数の電極
リード2を有する液晶表示素子である。配線基板3は、
電極リード2を貫通させるリード貫通孔3aを備え、こ
の電極リード2を半田4で固定する。そして、液晶表示
素子1と配線基板3との間には配線基板3に固定される
支持部材5が配設されている。液晶表示素子2の後方に
は拡散板6が配設されており、この拡散板6の角部には
弾性片6aが設けられている。
【0004】支持部材5は、拡散板6を保持するフック
5aと、拡散板6の弾性片6aを弾性変形させ液晶表示
素子1を当接支持させる突出部5bとを備えている。そ
して、配線基板3には、液晶表示素子1の背面を照明す
る光源7が設けられている。以上説明した構造によっ
て、液晶表示素子1と配線基板3とに固定されている電
極リード2と、支持部材5との熱膨張率の違いによる応
力は、液晶表示素子1を支持する弾性片6aが弾性変形
することにより吸収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
液晶表示装置は、拡散板6をフック5aに引っ掛ける作
業が必要なため、拡散板6の組み付け工程にかかる時間
が若干長くなるという問題を有していた。この問題を解
決するため、図5に示す液晶表示素子の固定構造が考え
られていた。なお、前記従来例と同一および相当箇所に
は同一符号を付してその詳細な説明は省略する。液晶表
示素子1と配線基板3との間には、配線基板3に固定さ
れる支持部材5が配設されている。この支持部材5に
は、液晶表示素子2を支持する弾性支持部5cが一体形
成されている。電極リード2と支持部材5との熱膨張率
の違いによる応力は、液晶表示素子1を支持する弾性支
持部6cが弾性変形することによって吸収される。この
液晶表示装置には、拡散板は無くてもよく、仮に、液晶
表示素子1の後方に拡散板を配設するとしても、拡散板
6をフック5aに引っ掛ける作業は必要ないため、拡散
板の組み付け工程が煩雑になる虞がないという利点を有
している。
【0006】しかし、電極リード2と支持部材5との熱
膨張率の違いにより生じる応力を吸収するための変形量
を確保するため、弾性支持部5cは所定の幅W1が必要
であり、弾性支持部5cの幅W1が大きくなるため、こ
れに伴なって支持部材5の幅W2も大きくなってしまう
という問題があった。本発明は、上記問題に鑑みなされ
たものであり、熱膨張率の違いによる半田の破損を防止
でき、且つ、支持部材が大型化しない表示装置を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、複数の電極リードを有する表示素子と、前
記電極リードを貫通させるリード貫通孔を有し前記電極
リードを半田付けする配線基板と、前記配線基板に固定
され前記表示素子を支持する弾性支持部を有する支持部
材と、を有する表示装置であって、前記弾性支持部は略
U字状に屈曲した屈曲部を有するものである。
【0008】また、本発明は、複数の電極リードを有す
る表示素子と、前記電極リードを貫通させるリード貫通
孔を有し前記電極リードを半田付けする配線基板と、前
記表示素子を支持する弾性支持部を有する支持部材と、
を有する表示装置であって、前記弾性支持部は前記電極
リードの伸長方向に沿って伸びる屈曲部を有するもので
ある。
【0009】また、本発明は、前記弾性支持部の当接端
部は曲面となっているものである。
【0010】また、本発明は、複数の電極リードを有す
る表示素子と、前記電極リードを貫通させるリード貫通
孔を有し前記電極リードを半田付けする配線基板と、前
記表示素子を支持する支持部材と、前記表示素子の後面
側に配設された拡散板と、を有する表示装置であって、
前記拡散板は前記表示素子を支持する折曲げ支持部を有
するものである。
【0011】また、本発明は、前記表示素子は液晶表示
素子であるものである。
【0012】また、本発明は、前記配線基板に接続され
前記液晶表示素子を照明する光源を有するものである。
【0013】また、本発明は、前記支持部材には前記光
源が照射した光を前記液晶表示素子に反射させるリフレ
クタ部が一体形成されているものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基いて本発明
の一実施形態を説明する。図1乃至図3は第一実施形態
を示す図である。
【0015】液晶表示装置は、液晶表示素子8に複数の
電極リード9を接続し、配線基板10には液晶表示素子
8の電極リード9を貫通させるリード貫通孔10aを備
え、この電極リード9を半田11で固定したものであ
る。液晶表示素子7と配線基板9の間には支持部材12
が設けられており、この支持部材12は配線基板10に
ビス(図示しない)で固定されている。そして、配線基
板10には、液晶表示素子8の裏面側を照明する光源1
3が設けられている。
【0016】支持部材12にはリフレクタ部12aが一
体形成されており、このリフレクタ部12aで光源13
の光を液晶表示素子8の背面側に反射させる。そして、
支持部材12の周壁12bには、液晶表示素子8を当接
支持する弾性支持部12cが設けられている。この弾性
支持部12cは支持部材12と一体形成されており、図
3に示すように、略U字状に屈曲した屈曲部12dを有
し、弾性支持部12cの当接端部は曲面となっている。
【0017】本実施形態によると、弾性を有する弾性支
持部12cが液晶表示素子8の裏面側に当接することに
よって、液晶表示素子8は、支持部材12に弾性を有す
る弾性支持部12cを介して配設されるので、液晶表示
素子8と配線基板10とに固定されている電極リード9
と、液晶表示素子8と配線基板10との間に介在される
支持部材12との熱膨張率の違いを弾性支持部12cの
弾性により吸収するので、電極リード9を固定する半田
11に破損が生じることがなくなる。そして、電極リー
ド9と支持部材12との熱膨張率の違いにより生じる応
力を吸収するための変形量を確保するため、弾性支持部
12cは所定長さが必要であるが、支持部材12の弾性
支持部12cを屈曲形成したことにより、弾性支持部1
2cの幅W3が小さくなると共に、支持部材12の幅W
4も小さくなり、これに伴なって、液晶表示装置全体を
コンパクト化することができる。更に、弾性支持部12
cの当接端部は曲面となっており、弾性支持部12cが
滑らかに液晶表示素子8の裏面を摺動できる。
【0018】なお、図4に示す第二実施形態のように、
拡散板14の角部に折曲げ支持部14aを設け、この折
曲げ支持部14aで液晶表示素子8を支持しても良い。
各本実施形態の表示素子は液晶表示素子8であったが、
表示素子は例えば蛍光表示管,有機ELパネルであって
も良い。
【0019】
【発明の効果】本発明は、複数の電極リードを有する表
示素子と、前記電極リードを貫通させるリード貫通孔を
有し前記電極リードを半田付けする配線基板と、前記配
線基板に固定され前記表示素子を支持する弾性支持部を
有する支持部材と、を有する表示装置であって、前記弾
性支持部は略U字状に屈曲した屈曲部を有するものであ
り、熱膨張率の違いによる半田の破損を防止でき、且
つ、支持部材が大型化しない。
【0020】また、本発明は、複数の電極リードを有す
る表示素子と、前記電極リードを貫通させるリード貫通
孔を有し前記電極リードを半田付けする配線基板と、前
記表示素子を支持する弾性支持部を有する支持部材と、
を有する表示装置であって、前記弾性支持部は前記電極
リードの伸長方向に沿って伸びる屈曲部を有するもので
あり、熱膨張率の違いによる半田の破損を防止でき、且
つ、支持部材が大型化しない。
【0021】また、本発明は、複数の電極リードを有す
る表示素子と、前記電極リードを貫通させるリード貫通
孔を有し前記電極リードを半田付けする配線基板と、前
記表示素子を支持する支持部材と、前記表示素子の後面
側に配設された拡散板と、を有する表示装置であって、
前記拡散板は前記表示素子を支持する折曲げ支持部を有
するものであり、熱膨張率の違いによる半田の破損を防
止でき、且つ、支持部材が大型化しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態を示すA−A断面図。
【図2】 同上実施形態を示すB−B断面図。
【図3】 同上実施形態を示す要部拡大斜視図。
【図4】 本発明の第二実施形態を示す断面図。
【図5】 従来例を示す断面図。
【図6】 他の従来例を示す断面図。
【符号の説明】 8 液晶表示素子(表示素子) 9 電極リード 10 配線基板 11 半田 12 支持部材 12c 弾性支持部 12d 屈曲部 13 光源 14 拡散板 14a 折曲げ支持部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極リードを有する表示素子と、
    前記電極リードを貫通させるリード貫通孔を有し前記電
    極リードを半田付けする配線基板と、前記表示素子を支
    持する弾性支持部を有する支持部材と、を有する表示装
    置であって、前記弾性支持部は略U字状に屈曲した屈曲
    部を有することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 複数の電極リードを有する表示素子と、
    前記電極リードを貫通させるリード貫通孔を有し前記電
    極リードを半田付けする配線基板と、前記表示素子を支
    持する弾性支持部を有する支持部材と、を有する表示装
    置であって、前記弾性支持部は前記電極リードの伸長方
    向に沿って伸びる屈曲部を有することを特徴とする表示
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の表示装
    置において、前記弾性支持部の当接端部は曲面となって
    いることを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 複数の電極リードを有する表示素子と、
    前記電極リードを貫通させるリード貫通孔を有し前記電
    極リードを半田付けする配線基板と、前記表示素子を支
    持する支持部材と、前記表示素子の後面側に配設された
    拡散板と、を有する表示装置であって、前記拡散板は前
    記表示素子を支持する折曲げ支持部を有することを特徴
    とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    表示装置において、前記表示素子は液晶表示素子である
    ことを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の表示装置において、前
    記配線基板に接続され前記液晶表示素子を照明する光源
    を有することを特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の表示装置において、前
    記支持部材には前記光源が照射した光を前記液晶表示素
    子に反射させるリフレクタ部が一体形成されていること
    を特徴とする表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006276728A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Rhythm Watch Co Ltd 液晶表示装置
JP2011243305A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Sumitomo Wiring Syst Ltd 液晶表示ユニット用モジュールおよび液晶表示ユニット
JP2013088528A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Sharp Corp 画像表示装置
CN113299209A (zh) * 2021-05-24 2021-08-24 承德石油高等专科学校 人力资源用绩效展台

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