JP2001183679A - 液晶パネル - Google Patents

液晶パネル

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JP2001183679A JP2000340030A JP2000340030A JP2001183679A JP 2001183679 A JP2001183679 A JP 2001183679A JP 2000340030 A JP2000340030 A JP 2000340030A JP 2000340030 A JP2000340030 A JP 2000340030A JP 2001183679 A JP2001183679 A JP 2001183679A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂遮光層周縁部5とオーバーコート層11
の上にシール樹脂15を配置する構成の場合、液晶パネ
ルにかかる応力によってシール樹脂15下のガラス基板
1と遮光層2の界面での剥離が発生しやすいという問題
があった。 【解決手段】 透明基板上に形成された遮光層2の表示
領域周縁部5の外周形状を凹領域と凸領域の集合した凹
凸形状に形成し、2枚の基板を貼りあわせるためシール
樹脂15が遮光層2の外周の凹凸状に重なるように備え
ると、液晶層13の層圧を均一に保持する事ができ、ま
た樹脂遮光層のない部分の寄与により密着力を向上させ
る事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラックマトリクス
基板、カラーフィルター基板及び液晶パネルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラックマトリクス基板及び、カ
ラーフィルター基板の概略図を図9、図10に、従来の
カラーフィルター基板を用いた液晶パネルの概略図を図
11、図12、図13に示す。
【0003】図9に示すように、ガラス基板1上を遮光
層2によって、画像表示部4を構成する各ドット画素部
4a以外の部分を覆うブラックマトリクス基板3を形成
する。この時、画像表示部4周辺の遮光層2を遮光層周
縁部5とし、この遮光層周縁部5の外周辺5aを直線と
する。そして、図10にはブラックマトリクス基板3上
のドット画素部4aにカラーフィルター層6、7、8を
載置したカラーフィルター基板9を示した。
【0004】従来の液晶パネルは図11、図12に示す
ように、ガラス基板10と、カラーフィルター基板9上
にオーバーコート層11と透明電極12を形成したもの
とを液晶層13とスペーサー14を挟んで張り合わせ
る。この時、シール樹脂15は遮光層周縁部5の外側に
形成する、という構成(図11)か、またはその一部が
遮光層周縁部5に重なる、という構成(図12)であっ
たが、液晶パネルのコンパクト化を図るために近年は、
図13に示すようにシール樹脂15全体を遮光層周縁部
5の上に形成し、間隔cを小さくした構成が主流となり
つつある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図13に示すような構
成としたとき、遮光層周縁部5、オーバーコート層11
等の樹脂層とガラス基板との密着力は、一般にシール樹
脂15と遮光層周縁部5又はオーバーコート層11の密
着力よりも弱く、これらの樹脂層を積層すればするほ
ど、熱収縮等の影響でシール樹脂15とガラス基板1と
の密着力は更に弱くなる。このため図13にしめすよう
な樹脂遮光層周縁部5とオーバーコート層11の上にシ
ール樹脂15を配置する構成の場合、液晶パネルにかか
る応力によってシール樹脂15下のガラス基板と遮光層
周縁部5の界面での剥離が発生しやすいという問題があ
った。
【0006】また図12に示すようにシール樹脂15の
一部が遮光層周縁部5の上に配置されるという構成の場
合、遮光層周縁部5の厚みの影響でオーバーコート層1
1の表面が傾斜した領域にシール樹脂15が形成される
事になり、シール樹脂15近傍の液晶層13のギャップ
が均一にならないという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の透明基板上に形成された遮光層の表示領域
周縁部の外周形状を凹領域と凸領域の集合した凹凸形状
に形成し、2枚の基板を貼りあわせるためのシール樹脂
が遮光層の外周の凹凸状に重なるように備えると、液晶
層の層厚を均一に保持する事ができ、また樹脂遮光層の
ない部分の寄与により密着力を向上させる事がてきる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の液晶パネルは、液晶層を
保持する2枚の基板をシール樹脂により張り合わせた液
晶パネルであって、前記2枚の基板の少なくとも一方の
基板が、透明基板上に形成された樹脂性遮光層の表示領
域周縁部を凹領域と凸領域の集合した凹凸形状に形成し
たブラックマトリクス基板または、樹脂性遮光層の表示
領域周縁部を凹領域と凸領域の集合した凹凸形状に形成
したカラーフィルター基板であり、前記シール樹脂を前
記樹脂性遮光層の表示領域周縁部の凹凸形状部分に重ね
て形成したものであるため、接着性および安定性に優れ
る。
【0009】また、本発明の液晶パネルは、液晶層を保
持する2枚の基板をシール樹脂により張り合わせた液晶
パネルであって、前記2枚の基板の少なくとも一方の基
板が、透明基板上に形成された樹脂性遮光層の表示領域
周縁部を凹領域と凸領域の集合した凹凸形状に形成した
ブラックマトリクス基板または、樹脂性遮光層の表示領
域周縁部を凹領域と凸領域の集合した凹凸形状に形成し
たカラーフィルター基板であり、前記シール樹脂を前記
樹脂性遮光層の表示領域周縁部の凹凸形状部分の外周辺
を覆うように形成したものであるため、遮光層とガラス
基板の界面が外部に露出することはない。
【0010】(実施の形態1)以下、本発明の液晶パネ
ルの一実施形態を図面を参照して説明する。なお、従来
例に対応する部分には、同一符号を付して説明する。
【0011】図1、図2に示すように、本発明のブラッ
クマトリクス基板20はガラス基板1上を遮光層2によ
って、各ドット画素部4a以外の部分を覆い形成する。
この時、遮光層2の遮光層周縁部21、22の外周辺2
1a、22aの形状は直線になっておらず、図1に示す
ように三角形状が連続的につながっている遮光層周縁部
21や、図2に示すように櫛状になった遮光層周縁部2
2のような凹凸形状等がある。本発明の実施の形態で
は、図2に示す櫛状の凹凸形状のブラックマトリクス基
板について述べる。この時、画像表示部4の端辺4b
と、遮光層2の凹凸形状部の内辺22bとの間隔Eは
2.00mm、櫛状の凹凸形状である凸部の長さFを
1.5mm、凸部の幅Gを10〜100μm好ましくは
30μmていど、凸部と隣接する凸部の間隔Hを10〜
100μm好ましくは80μmていどに設定する。この
ようなブラックマトリクス基板20を得るために、黒色
顔料を含有した樹脂遮光材料を1.0〜1.5μmの膜
厚でガラス基板に塗布した後、プリベーク、露光、ポス
トエクスポージャーベーク、現像、ポストペークを行っ
て作成した。この時、露光工程では、本発明の遮光層周
縁部21、22が凹凸状になるようにパターンのマスク
を作成した。
【0012】そして、図3、図4に示すように、ブラッ
クマトリクス基板20上にカラーフィルターを構成する
赤色、緑色、青色のカラーフィルター層6、7、8を形
成しカラーフィルター基板20bとする。更に図5には
カラーフィルター層6、7、8上から全体をオーバーコ
ート膜11で覆い、更にこのオーバーコート膜11上の
表示領域に透明電極12を形成する。
【0013】そして、この透明電極12を設けたカラー
フィルター基板20bとガラス基板10の間に液晶層1
3と平均粒径5.0μmのスペーサ14を挟むためにカ
ラーフィルター基板20bとガラス基板10をシール樹
脂15によって固定する。この時、シール樹脂15は遮
光層周縁部22の上に重なるように配置する。
【0014】この時、シール樹脂15は図4、図5に示
すように櫛状の内辺22bを中心線として、この中心線
がシール樹脂15を3:8で分割するような位置にシー
ル樹脂15を載置する。このような構成にすることによ
り、従来の液晶パネルが有する遮光層周縁部と同じだけ
の遮光部を有することができる。
【0015】このようにして、シール樹脂15をカラー
フィルター基板20bの凹凸形状となす遮光層周縁部2
2の上に重なるように配置したことにより、同じ幅のシ
ール樹脂15を載置した従来のカラーフィルター基板と
比較して、本発明の液晶パネルはシール樹脂15がオー
バーコート膜11とガラス基板1が重なる領域と、オー
バーコート膜11、遮光層2とガラス基板1が重なる領
域とが交互に繰り返す部分に密着する。このような状態
では、界面形状が複雑なために、熱収縮による歪みや、
パネルにかかる応力が分散され、その結果密着強度を増
強することができる。更に、シール樹脂の一部が遮光層
の役割をしているために遮光部としては十分に得られ
る。
【0016】つぎに(表1)に示すような上記液晶パネ
ルと従来の液晶パネルについて、シール樹脂15の近傍
の液晶ギャップの均一性を、測定と黙視により比較し
た。
【0017】表1に示すように、本発明の遮光層周縁を
凹凸状である櫛状とした遮光層周縁部22にシール樹脂
15が重なるように配置した液晶パネルをパネルA、従
来の遮光層周縁が直線となるカラーフィルター基板にお
いて、シール樹脂15を遮光層周縁部の外部に配置した
液晶パネルをパネルB、シール樹脂15を遮光層周縁部
上に配置したパネルをパネルDとした。また、遮光層周
縁が直線となり、シール樹脂15の一部だけが遮光層周
縁部に重なるものをパネルC−1、C−2、C−3とす
る。そして、液晶パネルの液晶ギャップを一定とするた
めに、シール樹脂の厚さであるスペーサ径をそれぞれで
変えている。このとき、C−1、C−2、C−3におい
てはシール樹脂の一部だけが重なるために、異なるスペ
ーサ径を3種類用いた。
【0018】
【表1】
【0019】これらのパネルについてシール近傍の液晶
層ギャップの均一性を、測定と目視により比較した。こ
の時の検査方法としては、測定器を用いた光学的測定に
よって行い、液晶ギャップのバラツキの大きさを標準偏
差によって現した。また、目視評価としては、液晶パネ
ルは基本的にはB/W表示であるが、偏光板角度を正規
の位置にずらした場合、複屈折性の為に青〜赤の着色が
見られる場合があり、この時の青〜赤の色目は液晶層厚
の違いによって生じ、微妙なギャップの違いも色目によ
って良く判別できる。今回の目視評価としては、従来製
品であるパネルB、Dと比較して、ギャップの違いが同
等以上なら○、やや劣るなら△、かなり劣るなら×とし
た。
【0020】上記の評価方法によって得られた、評価結
果を表2に示す。
【0021】
【表2】
【0022】次にこれらの液晶パネルをシール部分を含
む個片に切り出して、図6に示す様に剥離試験を行って
その密着強度を測定すると同時に剥離箇所を観察した。
【0023】この剥離試験の方法は以下のようなもので
ある。シール樹脂15上方に、かつ、ガラス基板10上
に接着剤23によってハリガネ24を取り付ける。そし
てこのハリガネ24をバネ計25を介して引っ張る。そ
して、ある一定以上の力で引っ張った時に、上側基板は
下側基板から剥がれる。この剥がれた時の力を記載する
と供に、剥離箇所を観察してどこでどのように剥がれて
いるかを観察した。
【0024】
【表3】
【0025】(表3)に示すように、本発明のカラーフ
ィルター基板パネルAは、シール樹脂15が遮光層周縁
部上に形成されているパネルDよりもシール部分の密着
強度が強固である。これはシール領域において、パネル
Dの場合は、シール樹脂が樹脂遮光層とオーバーコート
層との2層の樹脂層上に形成されているが、パネルAの
場合は、シール樹脂が樹脂遮光層とオーバーコート層と
の2層の樹脂層上と、オーバーコート層1層のみの上と
に形成されているためと考えられる。
【0026】しかしながらパネルAは、このシール領域
の2層構造部分の面積が同程度であるパネルCや、2層
構造部分のないパネルBよりも更に強固である。剥離箇
所の観察をしてみると、パネルB,C,D,では全て各
樹脂層とガラス基板の界面であるのに対して、パネルA
の場合、剥離箇所はオーバーコート層でオーバーコート
層バルク又は、遮光層バルクとして剥がれる。(バルク
とは界面でなく、その層の内部で破壊している、つまり
層が引きちぎられている状態である。)これらの事から
パネルAの場合、各層の界面形状が複雑なために熱収縮
による歪やパネルにかかる応力か分散され、その結果と
して密着強度が増したと考えられる。
【0027】また、シール樹脂15の近傍の液晶層のギ
ャップ均一性についても(表2)に示すように、本発明
の構成であるパネルAは良好な結果を得た。パネルCで
はオーバーコート表面が樹脂遮光層の影響により傾斜し
た領域にシール樹脂が形成されているために、液晶層厚
の均一性が低下している。これに対して、パネルAでは
オーバーコート層表面の平坦性が向上して、シール樹脂
が平坦な層上に形成されたパネルB,Dと同等の均一性
を得ることができた。
【0028】このように、本発明のカラーフィルター基
板を用いた液晶パネルは液晶ギャップが均一かつ、密着
強度が高いものとなる。
【0029】(実施の形態2)図7に示すように、ガラ
ス基板上に遮光層をその周縁部が図2に示すような櫛状
になるようにパターニングし、次に赤、緑、青のカラー
フィルター層を順次形成し、さらに表面に透明電極12
を積層してカラーフィルター基板20bを作成した。
【0030】そして、透明電極12を設けたカラーフィ
ルター基板20bとガラス基板10の間に液晶層13と
平均粒径5.0μmのスペーサ14を挟むためにガラス
基板10をシール樹脂15によって固定する。この時、
シール樹脂15はカラーフィルター基板20bの遮光層
周縁部22の外周辺を覆うように配置している。このよ
うに遮光層周縁部22の外周辺をシール樹脂15で覆っ
ているために、液晶層13中にガラス基板が露出するこ
とはなく、また、液晶層13以外に遮光層周縁部22を
露出することもない。
【0031】このように、本実施の形態のカラーフィル
ター基板20bによれば、オーバーコートを必要としな
い、液晶パネルを構成することができる。
【0032】なお、上記記載の液晶パネルはTFT方式
の液晶パネルであるが、TFT方式でなくとも、他のS
TN方式などにおいても使用可能である。また、カラー
フィルターを用いない、単色の液晶パネルにおいてもこ
の技術を用いることはできる。
【0033】ここで、オーバーコートを必要としない液
晶パネルにおいて、シール樹脂を遮光層周縁部22の外
周辺の一部に重ねたパネルEと遮光層周縁部22の外周
辺を全体的に覆ったパネルFとを比較した。
【0034】カラーフィルター基板20bの遮光層周縁
部22が櫛状パターンの刃部の長さが、長いパターンと
短いパターンの2種類のブラックマトリクス基板20を
準備し、これらのブラックマトリクス基板20上にカラ
ーフィルター層6、7、8を形成し、図7、図8に示す
ようにシール樹脂15が遮光層周縁部22の外周辺の一
部しか覆わない液晶パネルE(図8)と、外周辺を完全
に覆う液晶パネルF(図7)を組み立てた。
【0035】この2種類の液晶パネルE,Fを図6に示
す方法で密着強度を測定した後に、85℃、85%の高
温高湿層内に200時間放置して、放置後の密着強度を
再び測定した。高温高湿層に放置した前後の密着強度を
(表4)に示す。
【0036】
【表4】
【0037】(表4)より、シール樹脂15が遮光層周
縁部22の外周辺を完全に覆うパネルFでは、高温高湿
放置前後であまり密着強度に変化は見られないが、シー
ル樹脂15が凹凸状の遮光層周縁部22の外周辺を完全
に覆わない液晶パネルEでは密着力が著しく低下するこ
とがわかる。これは、パネルEではシール樹脂15と樹
脂遮光層の界面と、樹脂遮光層とガラス基板の界面がパ
ネルの外に露出しており、これらの界面から水がパネル
内に浸透して密着強度を低下させているものと考えられ
る。
【0038】このようにオーバーコート層を形成しない
ブラックマトリクス基板またはカラーフィルター基板を
用いる場合でも、シール樹脂が樹脂遮光層を完全に覆う
構成にすることによって湿中でも強固な液晶パネルを作
成することができた。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シール部
分でのパネル強度が強く、また液晶層厚が均一な表示品
位の高い液晶パネルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブラックマトリクス基
板の主要部分のパターン図
【図2】本発明の一実施の形態のブラックマトリクス基
板の主要部分のパターン図
【図3】本発明の一実施の形態のカラーフィルター基板
の主要部分のパターン図
【図4】本発明の一実施の形態のカラーフィルター基板
の主要部分のパターン図
【図5】本発明の一実施の形態の液晶パネルの主要部分
の断面図
【図6】シール領域の剥離強度の測定方法の概念図
【図7】本発明の一実施の形態の液晶パネルの主要部分
の断面図
【図8】本発明の一実施の形態の液晶パネルの主要部分
の断面図
【図9】従来のブラックマトリクス基板の主要部分のパ
ターン図
【図10】従来のカラーフィルター基板の主要部分のパ
ターン図
【図11】従来の液晶パネルの主要部分の断面図
【図12】従来の液晶パネルの主要部分の断面図
【図13】従来の液晶パネルの主要部分の断面図
【符号の説明】
1、10 ガラス基板 2 遮光層 3、20 ブラックマトリックス基板 4 画像表示部 5、21、22 遮光層周縁部 9、20b カラーフィルター基板 11 オーバーコート層 12 透明電極 15 シール樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山元 英嗣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山岸 庸恭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶層を保持する2枚の基板をシール樹脂
    により張り合わせた液晶パネルであって、前記2枚の基
    板の少なくとも一方の基板が、透明基板上に形成された
    樹脂性遮光層の表示領域周縁部を凹領域と凸領域の集合
    した凹凸形状に形成したブラックマトリクス基板であ
    り、前記シール樹脂を前記樹脂性遮光層の表示領域周縁
    部の凹凸形状部分の外周辺を覆うように形成したことを
    特徴とする液晶パネル。
  2. 【請求項2】液晶層を保持する2枚の基板をシール樹脂
    により張り合わせた液晶パネルであって、前記2枚の基
    板の少なくとも一方の基板が、透明基板上に形成された
    樹脂性遮光層の表示領域周縁部を櫛型の凹凸形状とした
    ブラックマトリクス基板であり、前記シール樹脂を前記
    樹脂性遮光層の表示領域周縁部の凹凸形状部分の外周辺
    を覆うように形成したことを特徴とする液晶パネル。
  3. 【請求項3】液晶層を保持する2枚の基板をシール樹脂
    により張り合わせた液晶パネルであって、前記2枚の基
    板の少なくとも一方の基板が、透明基板上に形成された
    樹脂性遮光層の表示領域周縁部を凹領域と凸領域の集合
    した凹凸形状に形成したカラーフィルター基板であり、
    前記シール樹脂を前記樹脂性遮光層の表示領域周縁部の
    凹凸形状部分の外周辺を覆うように形成したことを特徴
    とする液晶パネル。
  4. 【請求項4】液晶層を保持する2枚の基板をシール樹脂
    により張り合わせた液晶パネルであって、前記2枚の基
    板の少なくとも一方の基板が、透明基板上に形成された
    樹脂性遮光層の表示領域周縁部を櫛型の凹凸形状とした
    カラーフィルター基板であり、前記シール樹脂を前記樹
    脂性遮光層の表示領域周縁部の凹凸形状部分の外周辺を
    覆うように形成したことを特徴とする液晶パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2383674A (en) * 2001-12-29 2003-07-02 Lg Philips Lcd Co Ltd Liquid crystal display device and method of fabricating the same
KR101066477B1 (ko) 2004-06-03 2011-09-21 엘지디스플레이 주식회사 액정표시소자 및 그 제조방법

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