JPH0311514A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、表示パネルに重ねてタッチスイッチパネルを
配置したタッチスイッチ機能付きの表示装置に関する。

従来の技術 第３藺は従来のタッチスイッチ機能付き表示装置の概略
的な構成を示す断面図である。この表示装置は液晶表示
パネル１に重ねて入力装置であるタッチスイッチパネル
２を配置したものである。

そのうち、液晶表示パネル１は、表示用電極３の形成さ
れた一対のガラス基板４をそれらの電極形成面が対向し
合うように液晶５を挟んで対向配置させ、さらに各ガラ
ス基板４の電極形成面とは反対側の表面に偏光板６を貼
り付けて構成されている。一対のガラス基板４間には液
晶５を封止するためのシール７が介装され、この液晶表
示パネル１の片面側にはバックライト光源８が配置され
る。

一方、タッチスイッチパネル２は、上記液晶表示パネル
１のバックライト光源８配置側とは反対側の偏光板６上
に設置される。このタッチスイッチパネル２は、タッチ
スイッチ用電極の形成されたガラス基板などから成る一
対の透明板をそれらの電極形成面が対向し合うように重
ねて構成され、透明板を押圧することによって対向し合
うタッチスイッチ用電極間をオンさせ、それによって信
号の入力を行うようにしである。

第４図は、表示用液晶パネル９の上に色調補正用液晶パ
ネル１０を重ねて構成された２層構造の表示パネル（以
下、ＤＳＴ表示パネルと略称する）の従来例の概略的な
構成を示ず断面図である。

第４図において、１層目の表示用液晶パネル９は第３図
に示ず液晶表示パネル】とほぼ同一構造を有しており、
この表示用液晶パネル９てはハックライ１〜光源８と対
向する一方のガラス基板４側にのみ偏光板６か貼りイ」
けられている点か第３図の液晶表示用パネル１と異なる
。

一方、２層目の色調補正用液晶パネル１０は、液晶５を
挟んで一対のガラス基板１１を対向配置させたものであ
り、各ガラス基板］１には電極は形成されていない。ガ
ラス基板１１間には液晶５を封止するためのシール１２
が介装され、表示用液晶パネル９とは反対側のガラス基
板１１」二にもう一方の偏光板６か貼り付けられている
。

」１記ＤＳＴ表示パネルにおいては、１層目の表示用液
晶パネル９によって白黒モードの表示が行われる一方、
２層目の色調補正用液晶パネル１０ては、表示用液晶パ
ネル９を通過して楕円偏光となった光が直線偏光に変換
され、これによって適正な白黒モードの表示が行われる
。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、第３図に示す従来の表示装置のように表
示パネル（液晶表示パネル１）に別のタッチスイッチパ
ネル２を重ねてタッチスイッチ機能を付加する構成では
、第４図に示ずようなりＳＴ表示パネルに適用した場合
、その色調補正用液晶パネル１０の偏光板６」二にさら
にタッチスイッチパネルを重ねて貼り付けることになる
。このため、全体が表示用液晶パネル９、色調補正用液
晶パネル１０およびタッチスイッチパネルの３層構造と
なり、光の透過　反射効率がそれだけ低下し表示画面が
暗くなるという問題点があった。

また、従来の表示装置ではタッチスイッチパネル２の一
対の透明板間に空隙部が介在するため、これら一対の透
明板間に介装させるシールの厚みむらや透明板の歪みな
どに起因してタッチスイッチパネルにニューｌ〜ンリン
グが生じ、表示品位を著しく低下させるという問題点も
あった。

したがって、本発明の目的は、表示品位の良好なタッチ
スイッチ機能イ」きの表示装置を提供することである。

課題を解決するための手段 本発明の第１は、タッチスイッチ用電極の形成された一
対の透明基板を互いの電極形成面が対向し合うように配
置し、透明基板を押圧し対向し合う電極間を導通させる
ことによって信号の入力を行うようにしたタッチスイッ
チパネルを、表示パネルに重ねて配置したタッチスイッ
チ機能付きの表示装置において、 前記表示パネルが液晶パネルから成り、この液晶パネル
に重ねて配置される色調補正用液晶パネルの液晶層を挟
む一対の透明基板の互いに対向し合う面に前記タッチス
イッチ用電極を形成することによって、この色調補正用
液晶パネルを前記タッチスイッチパネルに兼用するよう
にしたことを特徴とする表示装置である。

また本発明の第２は、タッチスイッチ用電極の形成され
た一対のガラス基板を互いの電極形成面が対向し合うよ
うに配置し、ガラス基板を押圧し対向し合う電極間を導
通させることによって信号の入力を行うようにしたタッ
チスイッチパネルを、表示パネルに重ねて配置したタッ
チスイッチ機能イ・ｊき表示装置において、 前記タッチスイッチパネルの一対のガラス基板間に透明
な液体を充填したことを特徴とする表示装置である。

作　　用 本発明の第１の表示装置に従えは、色調補正用液晶パネ
ルを構成する一対の透明基板の互いに対向し合う面にタ
ッチスイッチ用電極が形成されているので、この色調補
正用液晶パネルが夕・ンチスイッヂパネルに兼用される
ことになり、タッチスイッチパネルを別にイ」加しない
分だ（づ光の透過反射効率が高くなり、表示画面が明る
くなる。

また、本発明の第２の表示装置に従えば、タッチスイッ
チパネルを構成する一対のガラス基板間の空隙部にガラ
ス基板に近い屈折率を持つ透明の液体か充填されている
のて、タッチスイッチパネルでのニュー１ヘンリングの
発生が防止され、表示品位が向上する。

実施例 第１図は本発明の第１の実施例であるタッチスイッヂ機
能イ」きの表示装置の概略的な構成を示す断面図である
。

この表示装置は表示用液晶パネル２１に重ねて色調補正
用液晶パネル２２を配置し、ＤＳＴ表示パネルとしたも
のである。そのうち１層目の表示用液晶パネル２１は、
表示用電極２３の形成された一対のガラス基板２４をそ
れらの電極形成面が対向し合うように液晶２５を挟んで
対向配置させ、一方のガラス基板２４の電極形成面とは
反対側の表面に偏光板２６を貼り付けて構成されている
。

一対のガラス基板２４間には液晶２５を封止するための
シール２７が介装され、この表示用液晶パネル２１の偏
光板２６設置側にはバックライト光源２８が配置される
。

上記一対のガラス基板２４の表示用電極２３によって挟
まれる液晶２５の各部がこの表示用液晶パネル２１の画
素となり、ここでは画像表示を担う画素領域と、文字パ
ターン表示を担う画素領域（たとえは１２８Ｘ２４０ド
ツト）とに分けて構成されている。

一方、２層目の色調補正用液晶パネル２２は、液晶２５
を挟んで一対のガラス基板３１を対向配置させるととも
に、各ガラス基板３１の互いに対向し合う面にタッチス
イッチ用電極３３を形成して構成されている。一対のガ
ラス基板３１間には液晶２５を封止するためのシール３
２が介装され、表示用液晶パネル２１とは反対側のガラ
ス基板３１上にもう一方の偏光板２６か貼りイ」針フら
れている。

上記一対のガラス基板３１のタッチスイッチ用電極３３
は、これらの電極３３の立体交差部が表示用液晶パネル
２１の文字パターン表示を担う画素領域の１文字分ある
いは数文字骨に対応付けられるように形成されている。

上記ＤＳＴ表示パネルでは、１層目の表示用液晶パネル
２１において、その表示用電極２Ｂに選択的に電圧を印
加することによって液晶２５の各画素部分の光学特性が
変化し、これによって白黒モードにＪ：る画像や文字パ
ターンの表示が行われる。また、２層目の色調補正用液
晶パネル２２で１；ｌ、表示用液晶パネル２１を通過し
て楕円偏光となった光が直線偏光に変換され、これによ
って適正な白黒モードの表示が行われる。

一方、表示用液晶パネル２１によって表示される文字パ
ターンの任意の１文字分あるいは数文字骨の部分に相当
する色調補正用液晶パネル２２上の位置が押圧されると
、その位置で立体交差する一対のタッチスイッチ用電極
３３間がオンとなり、これによって表示された文字パタ
ーンの１つを選択する信号の入力が行われる。すなわち
、色調補正用液晶パネル２２はタッチスイッチパネルを
兼ねることになる。

なお、色調補正用液晶パネル２２は表示機能上において
は電気的な駆動とは全く無縁であり、したがって上記タ
ッチスイッチ用電極２３の介在が表示品位に悪影響を及
ぼずことはない。

色調補正用液晶パネル２２に加えられる入力操作のため
の押圧力が弱い条件の場合（たとえば押圧力が１００　
ｇ　／　ｃ　ｍ　２以下）には、色調補正用液晶パネル
２２を構成するガラス基板３１を透明フィルムに置き換
えてもよい。

第２図は本発明の第２の実施例であるタッチスイッヂ機
能付きの表示装置の概略的な構成を示ず断面図である。

この表示装置は液晶表示パネル４１に重ねてタッチスイ
ッチパネル４２を配置したものである。

そのうち、１層目の液晶表示パネル４１は、表示用電極
４３の形成された一対のガラス基板４４をそれらの電極
形成面が対向し合うように液晶４５を挟んで対向配置さ
せ、一方のガラス基板４４の電極形成面とは反対側の表
面に反射板４６ａ付きの偏光板４６を貼り、付けて構成
された反射直視形であり、一対のガラス基板４４間には
液晶４５を封止するためのシール４７が介挿されている
。

上記一対のガラス基板４４の表示用電極４３によって挟
まれる液晶４５の各部がこの液晶表示パネル４１の画素
となり、画像表示を担う画素領域と文字パターン表示を
担う画素領域に分けて構成されていることは先の実施例
における表示用液晶パネル２１の場合と同様である。

一方、２層目のタッチスイッチパネル４２は、それぞれ
タッチスイッチ用電極４８の形成された一対のガラス基
板４つをそれらの電極形成面が対向し合うように配置す
るとともに、これら一対のガラス基板４つで挟まれる空
隙部にはガラス基板４つに近似した屈折率を持つ無色透
明の液体５０を充填して構成されている。一対のガラス
基板４９間には上記液体５０を封止するシール５１が介
装され、また液晶表示パネル４１とは反対側のガラス基
板４つ上には別の偏光板４６が貼り付けられている。

ここでは、上記液体５０として液状シリコン（たとえば
東し株式会社製；東レシリコン５Ｈ２２００−０，６５
Ｃ３）が使用される。上記ガラス基板４つの屈折率が１
．５２であるのに対し、この液状シリコンの屈折率は１
．３７５である。

上記一対のガラス基板４つのタッチスイッチ用電極４８
の立体交差部が液晶表示パネル４１の文字パターン表示
を担う画素領域の１文字分あるいは数文字分に対応付け
られるように、各部・ンチス１ イッヂ用電極４８が形成されることは、先の実施例の場
合と同様である。

上記表示装置では、１層目の液晶表示パネル４１におい
て、その表示用電極４３に選択的に電圧を印加すること
によって液晶４５の各画素部分の光学特性が変化し、こ
れによ・つて画像や文字パターンの表示が行われる。ま
たタッチスイッチパネル４２ては、液晶表示パネル４１
によって表示される文字パターンの任意の１文字分ある
いは数文字分に相当する位置が押圧されると、その位置
で立体交差する一対のタッチスイッチ用電極４８間がオ
ンとなり、これによって表示された文字パターンの１つ
を選択する信号の入力が行われる。タッチスイッチパネ
ル４２の一対のガラス基板４つで挟まれる空隙部には、
上述したようにガラス基板４つに近似した屈折率を持つ
無色透明の液体５０（液状シリコン）が充填されている
ため、一対のガラス基板４９間に介挿されるシール５１
に厚みむらがあったり、ガラス基板４つに歪みがあって
も、これらに起因してニュートンリングが発生２ することはなく、ニュートンリングの発生による表示品
位の劣化は防止される。

なお、上記実施例ではタッチスイッチパネル４２の空隙
部に充填する液体５０として液状シリコンを用いた場合
について説明したが、このほか純水などを用いてもよい
。また、液体５０に染料を添加してもよく、その場合に
は表示画面をその染料に応じた各種の色調に調整するこ
とができる。

発明の効果 以上のように、本発明の第１の表示装置によれば、色調
補正用液晶パネルを構成する一対の透明基板の互いに対
向し合う面にタッチスイッチ用電極を形成して、この色
調補正用液晶パネルをタッチスイッチパネルに兼用する
ようにしているので、光の透過・反射効率が高くなり明
るい表示画面を得ることができる。

また本発明の第２の表示装置によれば、タッチスイッチ
パネルを構成する一対のガラス基板間の空隙部にガラス
基板に近い屈折率を持つ透明の液体を充填するようにし
ているので、タッチスイツヂパネルでのニュー１〜ンリ
ングの発生か防止され、表示品位の向上を図ることがて
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例であるタッチスイッチ機
能付き表示装置の概略的な構成を示す断面図、第２図は
本発明の第２の実施例であるタッチスイッチ機能付き表
示装置の概略的な構成を示す断面図、第３図は従来のタ
ッチスイッチ機能付き表示装置の概略的な構成を示す断
面図、第４図はＤＳＴ表示パネルの一例を示す断面図で
ある。 ２１・・・表示用液晶パネル、２２・・・色調補正用液
晶パネル、３１．・・・ガラス基板、３３　タッチスイ
ッチ用電極、４１・・・液晶表示パネル、４２　・タッ
チスイッチパネル、４８・・・タッチスイッチ用電極、
４つ　・ガラス基板、５０・・・液体

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）タッチスイッチ用電極の形成された一対の透明基
   板を互いの電極形成面が対向し合うように配置し、透明
   基板を押圧し対向し合う電極間を導通させることによっ
   て信号の入力を行うようにしたタッチスイッチパネルを
   、表示パネルに重ねて配置したタッチスイッチ機能付き
   の表示装置において、 前記表示パネルが液晶パネルから成り、この液晶パネル
   に重ねて配置される色調補正用液晶パネルの液晶層を挟
   む一対の透明基板の互いに対向し合う面に前記タッチス
   イッチ用電極を形成することによって、この色調補正用
   液晶パネルを前記タッチスイッチパネルに兼用するよう
   にしたことを特徴とする表示装置。
2. （２）タッチスイッチ用電極の形成された一対のガラス
   基板を互いの電極形成面が対向し合うように配置し、ガ
   ラス基板を押圧し対向し合う電極間を導通させることに
   よって信号の入力を行うようにしたタッチスイッチパネ
   ルを、表示パネルに重ねて配置したタッチスイッチ機能
   付き表示装置において、 前記タッチスイッチパネルの一対のガラス基板間に透明
   な液体を充填したことを特徴とする表示装置。