JP2001183583A - 偏芯光学系のフォーカシング方法 - Google Patents

偏芯光学系のフォーカシング方法

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JP2001183583A
JP2001183583A JP36628899A JP36628899A JP2001183583A JP 2001183583 A JP2001183583 A JP 2001183583A JP 36628899 A JP36628899 A JP 36628899A JP 36628899 A JP36628899 A JP 36628899A JP 2001183583 A JP2001183583 A JP 2001183583A
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optical system
focusing
lens
eccentric
image point
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Mitsuaki Shimo
光昭 志茂
Satoshi Osawa
聡 大澤
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Minolta Co Ltd
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】偏芯光学系の設計において、一部に共軸系を配
置したり設計の自由度を制限する必要のない、偏芯光学
系のフォーカシング方法を提供する。 【解決手段】偏芯したレンズを含む光学系において、異
なる物体距離に対して少なくとも1枚以上のレンズを平
行及び傾き移動させる事により、1次像点の変動を以下
の条件式の範囲に収める構成とする。 |Δfb×sin(Θmax)|max≦0.8 但し、 Δfb:フォーカシング中に1次像点が変化する最大の
距離 Θmax:物体中心から像面中心へ向かう周辺の光線の、
ベースレイに対する角度の最大値 である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偏芯したレンズを
含む偏芯光学系に関するものであり、特に、物体距離が
変化する場合に、像点位置をほぼ一定に保つフォーカシ
ング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、光学系のフォーカシング方法
に関して、共軸光学系については、全体繰り出しや前群
繰り出し等の複数の方法が提案されている。しかし、こ
のような共軸光学系のフォーカシング方法のように、光
軸に沿ってレンズ或いはレンズ群を移動させる方法は、
偏芯光学系のように、光軸が存在しないか或いは直線で
定義できない光学系においては、適用する事ができな
い。
【0003】そこで、偏芯光学系においては、部分的に
共軸系の配置を行い、その一部のレンズを共軸系の光軸
に沿って移動させ、フォーカシングを行う方法が提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような、偏芯光学系において提案されている方法で
は、偏芯光学系の一部に共軸系を配置する必要があり、
系全体が大型化したり、偏芯系の設計の自由度が制限さ
れたりする。さらに、共軸系の部分はフォーカシングの
ための中心光線を光軸に合わせる必要があるので、系全
体の大型化は益々避けられなくなる。
【0005】本発明は、以上のような問題点に鑑み、偏
芯光学系の設計において、一部に共軸系を配置したり設
計の自由度を制限する必要のない、偏芯光学系のフォー
カシング方法を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、偏芯したレンズを含む光学系におい
て、異なる物体距離に対して少なくとも1枚以上のレン
ズを平行及び傾き移動させる事により、1次像点の変動
を以下の条件式の範囲に収める事を特徴とする。 |Δfb×sin(Θmax)|max≦0.8 但し、 Δfb:フォーカシング中に1次像点が変化する最大の
距離 Θmax:物体中心から像面中心へ向かう周辺の光線の、
ベースレイに対する角度の最大値 である。
【0007】なお、1次像点は以下の算出方法で定義す
る。物体中心から絞り中心を通り、像面へ向かう光線
(ベースレイ)を基準にし、光学系の第1面に起因する
値を定め、第2面以降の各面に起因する値を定めたと
き、全系のバックフォーカス即ち第1面から最終面(第
n面)までの合成のバックフォーカス、及びそのときの
全系の倍率を定義する。物体位置が無限遠の場合は、倍
率の代わりに焦点距離を用いる。
【0008】また、本発明では、偏芯したレンズを含む
光学系において、異なる物体距離に対して少なくとも1
枚以上のレンズを平行及び傾き移動させる事により、1
次像点を略一定の位置に維持し、以下の条件式を満足す
る事を特徴とする。 |Δfs/Δd1|≦20 但し、 Δd1:物体距離の変化量 Δfs:フォーカシング時に移動するレンズの面の有効
範囲上の少なくともある一点の、フォーカシングによる
移動量 である。
【0009】また、上記フォーカシング方法によるフォ
ーカシングにおいて以下の条件式を満足する事を特徴と
する。
【数3】 但し、
【数4】 である。
【0010】また、上記フォーカシング方法によるフォ
ーカシングにおいて移動させるレンズは、最も像面側の
レンズである事を特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。共軸光学系の場合は、全体或いは一部のレ
ンズを光軸に沿って平行移動させる事により、フォーカ
シングを行っている。しかしながら、偏芯光学系の場合
は、通常は平行移動だけではピントが外れ、結像範囲が
もとの中心からずれてしまい、フォーカシングが適切に
行われない。そこで、偏芯光学系の1次量算出方法とし
て、Stone,Forbesらの論文によるものを使用する。
【0012】尚、この論文の出典は、Bryan D.Stone an
d G.W.Forbes,“Characterization of first-order opt
icalproperties for asymmetric systems,”J.Opt.Soc.
Am,A9,478-489(1992)及び、Bryan D.Stone and G.W.For
bes,“Foundations of first-order layout forasymmet
ric systems: an application of Hamilton's method
s,”J.Opt.Soc.Am,A9,832-843(1992)である。
【0013】偏芯光学系におけるフォーカシング方法
は、フォーカシング間で1次像点の位置の変化を小さく
し、ずれないようにフォーカシング部分を移動させるの
が望ましい。そのためには、フォーカシングさせるレン
ズ或いはブロックを、平行移動及び偏芯移動(傾かせる
事)させる必要がある。共軸系では中心光線の主光線は
光軸を通るため、平行移動のみでよいが、偏芯光学系の
場合は、レンズを移動させる事により中心光線の主光線
の通過する位置が変化するので、像の中心位置もずれる
現象が起こる。そこで、単にレンズやブロックを平行移
動させるだけではなく、偏芯移動させる事により、偏芯
光学系においては1次像点をほぼ一定に保つ事ができ、
像点のずれや結像範囲のずれを防ぐ事ができる。
【0014】偏芯光学系の場合の1次像点は、互いに垂
直な2方向で距離が最も離れる方向があり、その両者を
考慮して、各方向毎に像点を合わせる必要がある。但
し、正確に一致させる事ができるケースは稀で、その近
傍になるようにすれば良い。さらに、近接による収差変
動によるベストピント位置のずれも考慮する必要がある
が、大きく1次像点位置がずれる事は望ましくない。
【0015】本実施形態では、偏芯したレンズを含む光
学系において、異なる物体距離に対して少なくとも1枚
以上のレンズを平行及び傾き移動させる事により、1次
像点の変動を以下の条件式(1)の範囲に収める構成と
している。 |Δfb×sin(Θmax)|max≦0.8 (1) 但し、 Δfb:フォーカシング中に1次像点が変化する最大の
距離 Θmax:物体中心から像面中心へ向かう周辺の光線の、
ベースレイに対する角度の最大値 である。
【0016】条件式(1)は、1次像点のフォーカシン
グにおける変動量を規定するものである。この条件式範
囲を外れると、ピントがぼけたり、性能の低下を招いた
り、結像範囲のずれが生じたりする。
【0017】なお、1次像点は以下の算出方法で定義す
る。物体中心から絞り中心を通り、像面へ向かう光線
(ベースレイ)を基準にし、光学系の第1面に起因する
値を以下の手順(a)で定め、第2面以降の各面に起因
する値を以下の手順(b)で定めたとき、全系のバック
フォーカス即ち第1面から最終面(第n面)までの合成
のバックフォーカス、及びそのときの全系の倍率を手順
(c)で定義する。物体位置が無限遠の場合は、倍率の
代わりに焦点距離を用いる。
【0018】まず、第i面の座標系を次のように定め
る。第i面の法線方向をζi軸、第i面へ入射するベー
スレイと第i面の法線が作る面(即ち入射面)に垂直な
方向をξi軸とし、向きはQi×Eiが正の方向を正とす
る。またζi軸の正の向きは、Qi×Eiが正となる向き
に取る。但し、 Qi:第i面へのベースレイの入射方向ベクトル Ei:第i面の法線方向のベクトル である。ζi軸,ξi軸より、右手系によりηi軸を決め
る。
【0019】図9は、第i面と各軸及びベースレイとの
関係を模式的に示す断面図である。同図において、第i
面101の法線102の方向がζi軸であり、第i面1
01へ入射するベースレイ103と第i面101の法線
102が作る面(即ち入射面)が紙面となっている。そ
して、ξi軸は紙面に垂直手前の向きとなる。また、同
図に示す紙面上の第i面の接線104の方向がηi軸で
ある。
【0020】〈手順(a)〉光学系が有限共役の場合の
第1面に起因する値を次のように定める。 (ξi方向)
【数5】
【0021】(ηi方向)
【数6】
【0022】ここで、
【数7】 である。
【0023】但し、 G1F:第1番目(最も物体側)のレンズの前面の意味 s1:物体中心から第1面への入射点までのベースレイ
に沿った実際の距離 n1:第1面の直前の媒質の屈折率 n1´:第1面の直後の媒質の屈折率 θ1:第1面へのベースレイの入射角度 θ1´:第1面からのベースレイの射出角度 g1:g1=g1(ξ,η)で表される第1面の面形状
【数8】 :第1面のベースレイの入射点における、g1のそれぞ
れξ,η方向の2次微分であり、それぞれの方向の局所
曲率の値 である。
【0024】光学系が無限系の場合は、以下に示す手順
(b)の方法により、第1面に起因する値を求める。
【0025】〈手順(b)〉第1面以外の面(第i面)
に起因する値を、以下のように算出する。但し、無限系
の場合は、第1面も以下のように算出する(ここではi
→1)。 (ξi方向)
【数9】
【0026】(ηi方向)
【数10】
【0027】ここで、
【数11】 である。
【0028】但し、 di:ベースレイの第i面の一つ前の面(第i−1面)
の射出点から第i面への入射点までのベースレイに沿っ
た実際の距離 ni:第i面の直前の媒質の屈折率 ni´:第i面の直後の媒質の屈折率 θi:第i面へのベースレイの入射角度 θi´:第i面からのベースレイの射出角度 gi:gi=gi(ξ,η)で表される第i面の面形状
【数12】 :第i面のベースレイの入射点における、giのそれぞ
れξ,η方向の2次微分であり、それぞれの方向の局所
曲率の値 である。
【0029】〈手順(c)〉第1面((1))と第2面
((2))の合成は、次のように行う。
【数13】
【0030】第2面までの合成((1)〜(2))した値と、
第3面((3))の合成は、次のように行う。
【数14】
【0031】ある面(第k面)までの合成されたもの
と、次の面(第k+1面)との合成は次のように行う。
【数15】
【0032】上記のように、順次計算を最終面(第n
面)まで行い、全系の合成を行う。以上の計算より、全
系のバックフォーカスfb allは次のようになる。
【数16】
【0033】この値は、レンズ最終面から1次像点まで
のベースレイに沿った値になる。これより、1次像点位
置を算出する。また、全系の倍率βallは次のようにな
る。
【数17】
【0034】無限系の場合は、倍率の代わりに焦点距離
を用いる。Y−Z平面の1面対称な光学系の場合は、次
のようになる。
【数18】
【0035】なお、以下のそれぞれの場合は、上記合成
式の代わりに、以下のそれぞれの合成式を利用する。
【数19】 以上が1次像点の算出方法である。ところで、以上の計
算式は、平面対称の光学系に関するものであるが、これ
により本発明の主旨を制限するものではなく、対称面の
ない光学系への拡張は容易である。
【0036】また、本実施形態では、偏芯したレンズを
含む光学系において、異なる物体距離に対して少なくと
も1枚以上のレンズを平行及び傾き移動させる事によ
り、1次像点を略一定の位置に維持し、以下の条件式
(2)を満足する構成としている。 |Δfs/Δd1|≦20 (2) 但し、 Δd1:物体距離の変化量 Δfs:フォーカシング時に移動するレンズの面の有効
範囲上の少なくともある一点の、フォーカシングによる
移動量 である。
【0037】条件式(2)は、物体距離の変化に対して
フォーカシングするために移動させるレンズの移動距離
を規定するものである。この条件式範囲を外れると、移
動距離が大きくなりすぎるため、性能の劣化が大きくな
るとともに、移動するための空間の確保が必要となるた
め、コンパクトさが失われる。
【0038】また、本実施形態のフォーカシング方法に
よるフォーカシングにおいて以下の条件式(3)を満足
する構成としている。
【数20】 但し、
【数21】 である。
【0039】条件式(3)は、アナモ比に関係するもの
である。ある方向とそれに垂直の方向の倍率の比が大き
く変化すると、像の歪みが生じる。この条件式範囲を外
れると、フォーカシングにおいて像の縦横比が変化し、
像が歪んでしまう。
【0040】また、本実施形態のフォーカシング方法に
よるフォーカシングにおいて移動させるレンズは、最も
像面側(後ろ側)のレンズである構成としている。これ
により、レンズの径を小さく構成する事ができる。
【0041】図1〜図4は、本発明の実施形態におけ
る、偏芯光学系の構成を示す図であり、それぞれフォー
カシングのpos(ポジション)1〜4の場合を示して
いる。各図において、左側が物体面側、右側が像面側で
ある。座標については、図の上方をY軸、右方をX軸、
紙面に垂直で手前側をZ軸とし、同図はX−Y断面を表
す。
【0042】各図において、左方の領域には物体面であ
るスクリーン1が配置されており、その物体面側から順
に、第1ブロックgrp1、絞り2、第2ブロックgr
p2、第3ブロックgrp3、像面である表示素子3が
配置されている。各ブロックはそれぞれ共軸系を成す。
ここでは第3ブロックgrp3をフォーカシングにおい
て移動させる構成としている。
【0043】以下、本発明に係る偏芯光学系の構成を、
コンストラクションデータ,スポットダイアグラムを挙
げて、更に具体的に示す。実施例において、ri(i=1,2,
3...)は、物体面側から数えてi 番目の面を示し、それ
ぞれの曲率半径,軸上面間隔,レンズのd線に対する屈
折率,アッベ数を示す。また、X,Y,Z,ANGは、
各ブロック(grp)についてはその第1番目の面の面
頂点のそれぞれX座標,Y座標,Z座標,及び共軸系の
回転角を示している。ここでは面頂点を中心として、Z
軸方向に向かってZ軸周りに反時計周りを正の回転とす
る。
【0044】その他についても各位置のX座標,Y座
標,Z座標,及び回転角を示している。また、物体面
(スクリーン1)の上記pos1〜4に対応する位置の
座標及び回転角をOBJ1〜4において示している。そ
して、第3ブロックgrp3の上記pos1〜4に対応
する位置の座標及び回転角をFOC1〜4において示し
ている。以上の回転角の正負の定義は全て同様である。
なお、データの長さの単位はmm、角度の単位はde
g.である。
【0045】 《実施例》 〈物体面(スクリーン1)〉 OBJ1 X=-580.000 Y= 0.000 Z=0.000 ANG=18.000 OBJ2 X=-600.000 Y=-0.022 Z=0.000 ANG=18.000 OBJ3 X=-650.000 Y=-0.076 Z=0.000 ANG=18.000 OBJ4 X=-700.000 Y=-0.131 Z=0.000 ANG=18.000 〈grp1〉 X=0.000 Y=0.000 Z=0.000 ANG=4.982 [曲面の記号] [曲率半径] [軸上面間隔] [d線屈折率] [アッベ数] r1 26.17400 11.000
1.77250 49.77 r2 46.95900 5.000
1.00000 r3 −39.24800 2.000
1.59270 35.45 r4 200.59000 3.000
1.00000 r5 235.08800 4.000
1.77250 49.77 r6 −38.56300 0.000
1.00000 〈絞り2〉 X=27.000 Y=0.000 Z=0.000 ANG=0.000 絞り半径 4.365 [曲面の記号] [曲率半径] [軸上面間隔] [d線屈折率] [アッベ数] ∞ 1.00000 〈grp2〉 X=39.000 Y=-4.424 Z=0.000 ANG=10.510 [曲面の記号] [曲率半径] [軸上面間隔] [d線屈折率] [アッベ数] r7 -12.38500 2.000 1.77250 19.77 r8 -29.68700 10.000 1.00000 r9 -36.04100 9.000 1.69680 56.47 r10 -27.06600 0.100 1.00000 r11 -111.28900 11.000 1.69680 56.47 r12 -52.14900 0.100 1.00000 r13 1479.37000 12.000 1.69680 56.47 r14 -96.10900 0.100 1.00000 r15 112.09300 12.000 1.69680 56.47 r16 -505.67600 0.100 1.00000 〈grp3〉 FOC1 X=94.454 Y=-14.712 Z=0.000 ANG=10.510 FOC2 X=95.007 Y=-15.436 Z=0.000 ANG=10.146 FOC3 X=96.355 Y=-17.511 Z=0.000 ANG= 9.052 FOC4 X=97.732 Y=-20.327 Z=0.000 ANG= 7.468 [曲面の記号] [曲率半径] [軸上面間隔] [d線屈折率] [アッベ数] r17 54.15400 11.000000 1.69680 56.47 r18 96.65700 0.000000 1.00000 〈像面(表示素子3)〉 X=117.826 Y=-10.577 Z=0.000 ANG=-4.103
【0046】以下に、1次像点位置と倍率を示す。 〔pos1〕 s1=580.063 [η(Y)方向] [ξ(X)方向] [倍率] X=0.000 X=0.000 βx=-0.0945 Y=-10.578 Y=-10.639 βy=-0.0943 Z=117.826 Z=117.993 〔pos2〕 s1=600.063 [η(Y)方向] [ξ(X)方向] [倍率] X=0.000 X=0.000 βx=-0.0921 Y=-10.577 Y=-10.639 βy=-0.0919 Z=117.826 Z=117.993 〔pos3〕 s1=650.063 [η(Y)方向] [ξ(X)方向] [倍率] X=0.000 X=0.000 βx=-0.0867 Y=-10.576 Y=-10.640 βy=-0.0866 Z=117.826 Z=117.993 〔pos4〕 s1=700.063 [η(Y)方向] [ξ(X)方向] [倍率] X=0.000 X=0.000 βx=-0.0822 Y=-10.575 Y=-10.642 βy=-0.0820 Z=117.827 Z=117.992
【0047】また以下に、上記条件式に対応した実施例
における数値を示しておく。 (Δfb)max |Δfb×sin(Θmax)|max Δ(βx/βy)max 0.003 0.0003 1.000
【0048】 Δd1 Δfs Δfs/Δd1 pos1-pos2 20.000 0.911 0.05 pos2-pos3 50.000 2.475 0.05 pos3-pos4 50.000 3.134 0.06 但し、フォーカシングによる移動量については、面頂点
の移動量を用いている。
【0049】また、図5〜図8は、本発明の実施形態に
おける、偏芯光学系のスポットダイアグラムを示してお
り、それぞれフォーカシングのpos(ポジション)1
〜4の場合を示している。それぞれの点像に付けられた
座標は、物体面(スクリーン1)上での(Z,Y)座標
による評価位置であり、各評価位置に対応する像面(表
示素子3)上の点像を示している。これらの図より、本
発明の実施形態においては、点像性能について概ね良好
である事が分かる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
偏芯光学系の設計において、一部に共軸系を配置したり
設計の自由度を制限する必要のない、偏芯光学系のフォ
ーカシング方法を提供する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における偏芯光学系の構成を
示す図(pos1)。
【図2】本発明の実施形態における偏芯光学系の構成を
示す図(pos2)。
【図3】本発明の実施形態における偏芯光学系の構成を
示す図(pos3)。
【図4】本発明の実施形態における偏芯光学系の構成を
示す図(pos4)。
【図5】本発明の実施形態における偏芯光学系のスポッ
トダイアグラム(pos1)。
【図6】本発明の実施形態における偏芯光学系のスポッ
トダイアグラム(pos2)。
【図7】本発明の実施形態における偏芯光学系のスポッ
トダイアグラム(pos3)。
【図8】本発明の実施形態における偏芯光学系のスポッ
トダイアグラム(pos4)。
【図9】第i面と各軸及びベースレイとの関係を模式的
に示す断面図。
【符号の説明】
1 スクリーン 2 絞り 3 表示素子 101 第i面 102 法線 103 ベースレイ 104 接線 grp1 第1ブロック grp2 第2ブロック grp3 第3ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H044 AC02 AC03 BF00 2H087 KA06 LA21 MA08 NA11 PA09 PA17 PB09 QA02 QA07 QA12 QA22 QA25 QA32 QA41 QA45

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏芯したレンズを含む光学系において、
    異なる物体距離に対して少なくとも1枚以上のレンズを
    平行及び傾き移動させる事により、1次像点の変動を以
    下の条件式範囲に収める事を特徴とする偏芯光学系のフ
    ォーカシング方法。 |Δfb×sin(Θmax)|max≦0.8 但し、 Δfb:フォーカシング中に1次像点が変化する最大の
    距離 Θmax:物体中心から像面中心へ向かう周辺の光線の、
    ベースレイに対する角度の最大値 である。
  2. 【請求項2】 偏芯したレンズを含む光学系において、
    異なる物体距離に対して少なくとも1枚以上のレンズを
    平行及び傾き移動させる事により、1次像点を略一定の
    位置に維持し、以下の条件式を満足する事を特徴とする
    偏芯光学系のフォーカシング方法。 |Δfs/Δd1|≦20 但し、 Δd1:物体距離の変化量 Δfs:フォーカシング時に移動するレンズの面の有効
    範囲上の少なくともある一点の、フォーカシングによる
    移動量 である。
  3. 【請求項3】 フォーカシングにおいて以下の条件式を
    満足する事を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    偏芯光学系のフォーカシング方法。 【数1】 但し、 【数2】 である。
  4. 【請求項4】 フォーカシングにおいて移動させるレン
    ズは、最も像面側のレンズである事を特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の偏芯光学系のフォーカシング方
    法。
JP36628899A 1999-12-24 1999-12-24 偏芯光学系のフォーカシング方法 Pending JP2001183583A (ja)

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