JP2001180376A - 自動車用インナーミラー装置 - Google Patents

自動車用インナーミラー装置

Info

Publication number
JP2001180376A
JP2001180376A JP36722299A JP36722299A JP2001180376A JP 2001180376 A JP2001180376 A JP 2001180376A JP 36722299 A JP36722299 A JP 36722299A JP 36722299 A JP36722299 A JP 36722299A JP 2001180376 A JP2001180376 A JP 2001180376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
turn signal
inner mirror
signal
switches
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36722299A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumoto Nakayama
晴基 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP36722299A priority Critical patent/JP2001180376A/ja
Publication of JP2001180376A publication Critical patent/JP2001180376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車線変更の際、後側方の死角範囲をドライバ
が首を後方に振り向けることなく視認確認できる。 【解決手段】 インナーミラー1を回動させる駆動部2
と、インナーミラー1の回動位置を検出する位置センサ
3と、駆動部2及び位置センサ3及びターンシグナルス
イッチ4の操作により点灯、消灯する左側のターンシグ
ナルランプ4L及び右側のターンシグナルランプ4Rに
それぞれ接続された制御部5とを備える。この結果、左
側のターンシグナルランプ4L、右側のターンシグナル
ランプ4R、位置センサ3から入力された入力信号VI
L、VIR、VISに基づいて、制御部5が駆動部2を
制御するので、ターンシグナルスイッチ4の操作と連動
してインナーミラー1を回動させることができ、車線変
更の際、後側方の死角範囲をドライバが首を後方に振り
向けることなく視認確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転室内に装備さ
れていて自動車の後方を視認確認する自動車用インナー
ミラー装置に係り、特に、車線変更の際、ターンシグナ
ルスイッチの操作と連動してインナーミラーが回動し
て、後側方の死角範囲をドライバが首を後方に振り向け
ることなく視認確認することができる自動車用インナー
ミラー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動車用インナーミラー装置
は、一般に、運転室の内壁にインナーミラーが回動可能
に装備されており、ドライバーが手動によりインナーミ
ラーを回動させて、後方の視認確認範囲を調整すること
により、このインナーミラーを介して自動車の後方を視
認確認することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の自動車用インナーミラー装置は、手動によりインナー
ミラーを回動させるものであるから、ドライバーが運転
中にはインナーミラーを回動させて後方の視認確認範囲
の調整を行うことはできない。このために、車線変更の
際、後側方の死角範囲は、ドライバーが首を後方に振り
向けて視認確認する必要がある。
【0004】本発明の目的は、車線変更の際、後側方の
死角範囲をドライバが首を後方に振り向けることなく視
認確認することができる自動車用インナーミラー装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、インナーミラーを回動させる駆動部
と、そのインナーミラーの回動位置を検出する位置セン
サと、前記駆動部及び前記位置センサ及びターンシグナ
ルスイッチの操作により点灯、消灯する左側のターンシ
グナルランプ及び右側のターンシグナルランプにそれぞ
れ接続された制御部とを備えたことを特徴とする。
【0006】この結果、本発明の自動車用インナーミラ
ー装置は、左側のターンシグナルランプ及び右側のター
ンシグナルランプ及び位置センサからの入力信号が制御
部に入力されると、この制御部が入力信号に基づいて駆
動部を制御するので、ターンシグナルスイッチの操作と
連動してインナーミラーを回動させることができる。こ
れにより、車線変更の際、後側方の死角範囲をドライバ
が首を後方に振り向けることなく視認確認することがで
きる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動車用インナー
ミラー装置の一実施の形態を添附図面を参照して説明す
る。図1において、1は運転室の内壁(図示せず)に回
動可能に装備されたインナーミラーである。このインナ
ーミラー1は、図3及び図4に示すように、ミラーボデ
ィー10とミラーハウジング(ミラーホルダ)11とか
ら構成されている。
【0008】図1において、2は前記インナーミラー1
を回動させる駆動部である。この駆動部2は、図2及び
図3に示すように、モータMと、過電流から回路を保護
するPTC素子等の過電流保護用素子PTCとから構成
されている。この駆動部2のモータMと前記インナーミ
ラー1とが動力伝達手段(図示せず)を介して連結され
ており、この結果、インナーミラー1は、回動軸回りに
回動可能となる。
【0009】図2において、3は前記インナーミラー1
の回動位置を検出する位置センサである。この位置セン
サ3は、例えば、ボリューム、リミットスイッチ等から
なり、前記駆動部2や動力伝達手段に設けられている。
【0010】図1において、4は左側のターンシグナル
ランプ4L及び右側のターンシグナルランプ4Rの点
灯、消灯の操作を行うターンシグナルスイッチ(ウイン
カースイッチ)である。このターンシグナルスイッチ4
は、図1に示すように、可動接点Cが中立位置の固定接
点N、左側位置の固定接点L、右側位置の固定接点Rの
3固定接点の間を切り替わる3位置切り替わりスイッチ
であって、可動接点Cはフラッシャーユニット40に、
左側位置Lは左側のターンシグナルランプ4Lに、右側
位置Rは右側のターンシグナルランプ4Rに、それぞれ
接続されている。
【0011】図1において、5は制御部である。この制
御部5は、図2に示すように、3個の入力端に前記位置
センサ3及び前記左側のターンシグナルランプ4L及び
前記右側のターンシグナルランプ4Rがそれぞれ接続さ
れた論理回路50と、その論理回路50の2個の出力端
にそれぞれ接続された左側の第1抵抗R1L、第2抵抗
R2L、トランジスタTL、ダイオードDL、リレーR
LLと、右側の第1抵抗R1R、第2抵抗R2R、トラ
ンジスタTR、ダイオードDR、リレーRLRとから構
成されている。前記左側のリレーRLLのa固定接点及
び前記右側のリレーRLRのa固定接点は、それぞれ電
源に接続されている。また、前記左側のリレーRLLの
b固定接点及び前記右側のリレーRLRのb固定接点
は、それぞれグランド(アース)に接続されている。さ
らに、前記左側のリレーRLLの可動接点cは、過電流
保護素子PTCを介して前記モータMの一端に接続され
ており、一方、前記右側のリレーRLRの可動接点c
は、前記モータMの他端に接続されている。
【0012】前記論理回路50は、前記左側のターンシ
グナルランプ4L及び前記右側のターンシグナルランプ
4R及び前記位置センサ3からの入力信号VIL及びV
IR及びVISに基づいて出力信号VOL及びVORを
出力するものである。
【0013】ここで、左側のターンシグナルランプ4L
は、消灯時にはLOレベルの信号を、点灯時にはHIレ
ベルの信号をそれぞれ出力するものである。また、右側
のターンシグナルランプ4Rは、消灯時にはLOレベル
の信号を、点灯時にはHIレベルの信号をそれぞれ出力
するものである。さらに、位置センサ3は、図4(N)
に示すように、インナーミラー1が中立位置N−N(ド
ライバーが設定した位置)に位置するとき、若しくは、
復帰したときにはN信号を、図4(L)に示すように、
インナーミラー1が中立位置N−Nから左側L−Lに所
定角度θ°L分回動したときにはL信号を、図4(R)
に示すように、インナーミラー1が中立位置N−Nから
右側R−Rに所定角度θ°R分回動したときにはR信号
を、それぞれ出力するものである。
【0014】一方、論理回路50からの出力信号VOL
がLOレベルの時には、左側のトランジスタTLはOF
F状態にあり、左側のリレーRLLのコイルには電流が
流れないので、左側のリレーRLLの可動接点cはb固
定接点側に接続されている、若しくは、切り替わってい
る。そして、論理回路50からの出力信号VOLがHI
レベルの時には、左側のトランジスタTLはON状態と
なり、左側のリレーRLLのコイルには電流が流れるの
で、左側のリレーRLLの可動接点cはb固定接点側か
らa固定接点側に切り替わる。また、論理回路50から
の出力信号VORがLOレベルの時には、右側のトラン
ジスタTRはOFF状態にあり、右側のリレーRLRの
コイルには電流が流れないので、右側のリレーRLRの
可動接点cはb固定接点側に接続されている、若しく
は、切り替わっている。そして、論理回路50からの出
力信号VORがHIレベルの時には、右側のトランジス
タTRはON状態となり、右側のリレーRLRのコイル
には電流が流れるので、右側のリレーRLRの可動接点
cはb固定接点側からa固定接点側に切り替わる。
【0015】以下、前記論理回路50の作動を下記の表
1を参照して説明する。動作1は、入力信号VILがL
OレベルからHIレベルに切り替わると、出力信号VO
LがLOレベルからHIレベルに切り替わる。動作2
は、入力信号VISがN信号からL信号に切り替わる
と、出力信号VOLがHIレベルからLOレベルに切り
替わる。動作3は、入力信号VILがHIレベルからL
Oレベルに切り替わると、出力信号VORがLOレベル
からHIレベルに切り替わる。動作4は、入力信号VI
SがL信号からN信号に切り替わると、出力信号VOR
がHIレベルからLOレベルに切り替わる。動作5は、
入力信号VIRがLOレベルからHIレベルに切り替わ
ると、出力信号VORがLOレベルからHIレベルに切
り替わる。動作6は、入力信号VISがN信号からR信
号に切り替わると、出力信号VORがHIレベルからL
Oレベルに切り替わる。動作7は、入力信号VIRがH
IレベルからLOレベルに切り替わると、出力信号VO
LがLOレベルからHIレベルに切り替わる。動作8
は、入力信号VISがR信号からN信号に切り替わる
と、出力信号VOLがHIレベルからLOレベルに切り
替わる。動作9は、入力信号VILがHIレベルからL
Oレベルに、また、入力信号VIRがLOレベルからH
Iレベルに、それぞれ切り替わると、出力信号VORが
LOレベルからHIレベルに切り替わる。動作10は、
入力信号VISがL信号からR信号に切り替わると、出
力信号VORがHIレベルからLOレベルに切り替わ
る。動作11は、入力信号VILがLOレベルからHI
レベルに、また、入力信号VIRがHIレベルからLO
レベルに、それぞれ切り替わると、出力信号VOLがL
OレベルからHIレベルに切り替わる。動作12は、入
力信号VISがR信号からL信号に切り替わると、出力
信号VOLがHIレベルからLOレベルに切り替わる。
【0016】
【表1】
【0017】この実施形態における本発明の自動車用イ
ンナーミラー装置は、以上の如き構成からなり、以下、
その作動について、図5及び図6を参照して説明する。
まず、図4(N)に示すように、インナーミラー1がド
ライバーが設定した位置、すなわち、中立位置N−Nに
位置する状態で、車線変更がない場合には、ターンシグ
ナルスイッチ4の可動接点CはN固定接点に位置する。
このとき、論理回路50への入力信号VIL、VIRは
共にLOレベルであり、かつ入力信号VISはN信号で
あるから、この論理回路50からの出力信号VOL、V
ORは共にLOレベルであり、モータMは停止状態にあ
り、インナーミラー1は中立位置N−Nを保持する(図
5中のIを参照)。
【0018】次に、上述のIの状態において、左側のレ
インに車線変更する場合、図1中の一点鎖線にて示すよ
うに、ターンシグナルスイッチ4の可動接点CをN固定
接点からL固定接点に切り替える。すると、左側のター
ンシグナルランプ4Lが点滅点灯し、この左側のターン
シグナルランプ4Lから論理回路50に入力されている
入力信号VILがLOレベルからHIレベルに切り替わ
るので、表1の動作1に示すように、論理回路50から
出力されている出力信号VOLがLOレベルからHIレ
ベルに切り替わる(図5中のIIを参照)。
【0019】これにより、左側のトランジスタTLはO
N状態となり、左側のリレーRLLのコイルには電流が
流れるので、左側のリレーRLLの可動接点cはb固定
接点側からa固定接点側に切り替わる。そして、図2中
の一点鎖線に示すように、電流が過電流保護用素子PT
C、モータMと流れるので、モータMは正転(若しく
は、逆転)し、それに伴ってインナーミラー1は左側に
回動する。
【0020】図4(L)に示すように、インナーミラー
1が中立位置N−Nから左側L−Lに所定角度θ°L分
回動すると、位置センサ3から論理回路50に入力され
ている入力信号VISがN信号からL信号に切り替わる
ので、表1の動作2に示すように、論理回路50から出
力されている出力信号VOLがHIレベルからLOレベ
ルに切り替わる(図5中のIIIを参照)。
【0021】これにより、左側のトランジスタTLはO
FF状態となり、左側のリレーRLLのコイルには電流
が流れなくなるので、左側のリレーRLLの可動接点c
はa固定接点側からb固定接点側に切り替わる。そし
て、図2中の一点鎖線に示した電流がモータMに流れな
くなるので、モータMは停止し、それに伴ってインナー
ミラー1は左側L−Lに停止する。上述のターンシグナ
ルスイッチ4の可動接点CがL固定接点に接続されてい
る間、上述のインナーミラー1は左側L−Lの位置を保
持する。
【0022】それから、上述のIIIの状態において、
左側レインへの車線変更が完了した場合は、図1中の実
線にて示すように、ターンシグナルスイッチ4の可動接
点CがL固定接点からN固定接点に切り替わる。する
と、左側のターンシグナルランプ4Lが消灯し、この左
側のターンシグナルランプ4Lから論理回路50に入力
されている入力信号VILがHIレベルからLOレベル
に切り替わるので、表1の動作3に示すように、論理回
路50から出力されている出力信号VORがLOレベル
からHIレベルに切り替わる(図5中のIVを参照)。
【0023】これにより、右側のトランジスタTRはO
N状態となり、右側のリレーRLRのコイルには電流が
流れるので、右側のリレーRLRの可動接点cはb固定
接点側からa固定接点側に切り替わる。そして、図2中
の二点鎖線に示すように、電流がモータM、過電流保護
用素子PTCと流れるので、モータMは逆転(若しく
は、正転)し、それに伴ってインナーミラー1は右側に
回動する。
【0024】図4(N)に示すように、インナーミラー
1が左側L−Lから中立位置N−Nに所定角度θ°L分
回動すると、位置センサ3から論理回路50に入力され
ている入力信号VISがL信号からN信号に切り替わる
ので、表1の動作4に示すように、論理回路50から出
力されている出力信号VORがHIレベルからLOレベ
ルに切り替わる(図5中のVを参照)。
【0025】これにより、右側のトランジスタTRはO
FF状態となり、右側のリレーRLRのコイルには電流
が流れなくなるので、右側のリレーRLRの可動接点c
はa固定接点側からb固定接点側に切り替わる。そし
て、図2中の二点鎖線に示した電流がモータMに流れな
くなるので、モータMは停止し、それに伴ってインナー
ミラー1は中立位置N−Nに停止して、上述のIの状態
と同じ状態に戻ることとなる。
【0026】次に、上述のVの状態(Iの状態)におい
て、右側のレインに車線変更する場合、図1中の二点鎖
線にて示すように、ターンシグナルスイッチ4の可動接
点CをN固定接点からR固定接点に切り替える。する
と、右側のターンシグナルランプ4Rが点滅点灯し、こ
の右側のターンシグナルランプ4Rから論理回路50に
入力されている入力信号VIRがLOレベルからHIレ
ベルに切り替わるので、表1の動作5に示すように、論
理回路50から出力されている出力信号VORがLOレ
ベルからHIレベルに切り替わる(図5中のVIを参
照)。
【0027】これにより、右側のトランジスタTRはO
N状態となり、右側のリレーRLRのコイルには電流が
流れるので、右側のリレーRLRの可動接点cはb固定
接点側からa固定接点側に切り替わる。そして、図2中
の二点鎖線に示すように、電流がモータM、過電流保護
用素子PTCと流れるので、モータMは逆転(若しく
は、正転)し、それに伴ってインナーミラー1は右側に
回動する。
【0028】図4(R)に示すように、インナーミラー
1が中立位置N−Nから右側R−Rに所定角度θ°R分
回動すると、位置センサ3から論理回路50に入力され
ている入力信号VISがN信号からR信号に切り替わる
ので、表1の動作6に示すように、論理回路50から出
力されている出力信号VORがHIレベルからLOレベ
ルに切り替わる(図5中のVIIを参照)。
【0029】これにより、右側のトランジスタTRはO
FF状態となり、右側のリレーRLRのコイルには電流
が流れなくなるので、右側のリレーRLRの可動接点c
はa固定接点側からb固定接点側に切り替わる。そし
て、図2中の二点鎖線に示した電流がモータMに流れな
くなるので、モータMは停止し、それに伴ってインナー
ミラー1は右側R−Rに停止する。上述のターンシグナ
ルスイッチ4の可動接点CがR固定接点に接続されてい
る間、上述のインナーミラー1は右側R−Rの位置を保
持する。
【0030】それから、上述のVIIの状態において、
右側レインへの車線変更が完了した場合は、図1中の実
線にて示すように、ターンシグナルスイッチ4の可動接
点CがR固定接点からN固定接点に切り替わる。する
と、右側のターンシグナルランプ4Rが消灯し、この右
側のターンシグナルランプ4Rから論理回路50に入力
されている入力信号VIRがHIレベルからLOレベル
に切り替わるので、表1の動作7に示すように、論理回
路50から出力されている出力信号VOLがLOレベル
からHIレベルに切り替わる(図5中のVIIIを参
照)。
【0031】これにより、左側のトランジスタTLはO
N状態となり、左側のリレーRLLのコイルには電流が
流れるので、左側のリレーRLLの可動接点cはb固定
接点側からa固定接点側に切り替わる。そして、図2中
の一点鎖線に示すように、電流が過電流保護用素子PT
C、モータMと流れるので、モータMは正転(若しく
は、逆転)し、それに伴ってインナーミラー1は左側に
回動する。
【0032】図4(N)に示すように、インナーミラー
1が右側R−Rから中立位置N−Nに所定角度θ°R分
回動すると、位置センサ3から論理回路50に入力され
ている入力信号VISがR信号からN信号に切り替わる
ので、表1の動作8に示すように、論理回路50から出
力されている出力信号VOLがHIレベルからLOレベ
ルに切り替わる(図5中のIXを参照)。
【0033】これにより、左側のトランジスタTLはO
FF状態となり、左側のリレーRLLのコイルには電流
が流れなくなるので、左側のリレーRLLの可動接点c
はa固定接点側からb固定接点側に切り替わる。そし
て、図2中の一点鎖線に示した電流がモータMに流れな
くなるので、モータMは停止し、それに伴ってインナー
ミラー1は中立位置N−Nに停止して、上述のIの状態
及びVの状態と同じ状態に戻ることとなる。
【0034】次に、上述のIIIの状態からIVの状態
までの間の状態、すなわち、左側のレインに車線変更中
の状態の場合には、ターンシグナルスイッチ4の可動接
点CはL固定接点に位置し、論理回路50への入力信号
VILはHIレベル、入力信号VIRはLOレベル、入
力信号VISはL信号であり、この論理回路50からの
出力信号VOL、VORは共にLOレベルであり、モー
タMは停止状態にあり、インナーミラー1は左側L−L
に位置している(図6中のXを参照)。
【0035】上述のXの状態において、左側のレインか
ら右側のレインに一気に車線変更する場合、図1中の二
点鎖線にて示すように、ターンシグナルスイッチ4の可
動接点CをL固定接点からR固定接点に一気に切り替え
る。すると、左側のターンシグナルランプ4Lが消灯
し、かつ、右側のターンシグナルランプ4Rが点滅点灯
し、この左側のターンシグナルランプ4Lから論理回路
50に入力されている入力信号VILがHIレベルから
LOレベルに切り替わり、かつ、右側のターンシグナル
ランプ4Rから論理回路50に入力されている入力信号
VIRがLOレベルからHIレベルに切り替わるので、
表1の動作9に示すように、論理回路50から出力され
ている出力信号VORがLOレベルからHIレベルに切
り替わる(図6中のXIを参照)。
【0036】これにより、右側のトランジスタTRはO
N状態となり、右側のリレーRLRのコイルには電流が
流れるので、右側のリレーRLRの可動接点cはb固定
接点側からa固定接点側に切り替わる。そして、図2中
の二点鎖線に示すように、電流がモータM、過電流保護
用素子PTCと流れるので、モータMは逆転(若しく
は、正転)し、それに伴ってインナーミラー1は右側に
回動する。
【0037】図4(R)に示すように、インナーミラー
1が左側L−Lから中立位置N−Nを経て右側R−Rに
所定角度θ°Lプラスθ°R分回動すると、位置センサ
3から論理回路50に入力されている入力信号VISが
L信号からR信号に切り替わるので、表1の動作10に
示すように、論理回路50から出力されている出力信号
VORがHIレベルからLOレベルに切り替わる(図6
中のXIIを参照)。
【0038】これにより、右側のトランジスタTRはO
FF状態となり、右側のリレーRLRのコイルには電流
が流れなくなるので、右側のリレーRLRの可動接点c
はa固定接点側からb固定接点側に切り替わる。そし
て、図2中の二点鎖線に示した電流がモータMに流れな
くなるので、モータMは停止し、それに伴ってインナー
ミラー1は右側R−Rに停止する。上述のターンシグナ
ルスイッチ4の可動接点CがR固定接点に接続されてい
る間、上述のインナーミラー1は右側R−Rの位置を保
持する。
【0039】また、上述のXIIの状態において、右側
のレインから左側のレインに一気に車線変更する場合、
図1中の一点鎖線にて示すように、ターンシグナルスイ
ッチ4の可動接点CをR固定接点からL固定接点に一気
に切り替える。すると、右側のターンシグナルランプ4
Rが消灯し、かつ、左側のターンシグナルランプ4Lが
点滅点灯し、この右側のターンシグナルランプ4Rから
論理回路50に入力されている入力信号VIRがHIレ
ベルからLOレベルに切り替わり、かつ、左側のターン
シグナルランプ4Lから論理回路50に入力されている
入力信号VILがLOレベルからHIレベルに切り替わ
るので、表1の動作11に示すように、論理回路50か
ら出力されている出力信号VOLがLOレベルからHI
レベルに切り替わる(図6中のXIIIを参照)。
【0040】これにより、左側のトランジスタTLはO
N状態となり、左側のリレーRLLのコイルには電流が
流れるので、左側のリレーRLLの可動接点cはb固定
接点側からa固定接点側に切り替わる。そして、図2中
の一点鎖線に示すように、電流が過電流保護用素子PT
C、モータMと流れるので、モータMは正転(若しく
は、逆転)し、それに伴ってインナーミラー1は左側に
回動する。
【0041】図4(L)に示すように、インナーミラー
1が右側R−Rから中立位置N−Nを経て左側L−Lに
所定角度θ°Rプラスθ°L分回動すると、位置センサ
3から論理回路50に入力されている入力信号VISが
R信号からL信号に切り替わるので、表1の動作12に
示すように、論理回路50から出力されている出力信号
VOLがHIレベルからLOレベルに切り替わる(図6
中のXIVを参照)。
【0042】これにより、左側のトランジスタTLはO
FF状態となり、左側のリレーRLLのコイルには電流
が流れなくなるので、左側のリレーRLLの可動接点c
はa固定接点側からb固定接点側に切り替わる。そし
て、図2中の一点鎖線に示した電流がモータMに流れな
くなるので、モータMは停止し、それに伴ってインナー
ミラー1は左側L−Lに停止する。上述のターンシグナ
ルスイッチ4の可動接点CがL固定接点に接続されてい
る間、上述のインナーミラー1は左側L−Lの位置を保
持する。
【0043】このように、この実施形態における本発明
の自動車用インナーミラー装置は、ターンシグナルスイ
ッチ4の操作と連動してインナーミラー1を回動させる
ことができるので、車線変更の際、後側方の死角範囲を
ドライバが首を後方に振り向けることなく視認確認する
ことができる。その分、ドライバーは前方に対する視認
確認が充実でき、安全運転上好ましい。
【0044】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の自動
車用インナーミラー装置は、左側のターンシグナルラン
プ及び右側のターンシグナルランプ及び位置センサから
の入力信号が制御部に入力されると、この制御部が入力
信号に基づいて駆動部を制御するので、ターンシグナル
スイッチの操作と連動してインナーミラーを回動させる
ことができる。これにより、車線変更の際、後側方の死
角範囲をドライバが首を後方に振り向けることなく視認
確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用インナーミラー装置の一実施
形態を示した概略説明図である。
【図2】制御部と駆動部の電気回路図である。
【図3】インナーミラー、制御部、駆動部の斜視図であ
る。
【図4】(L)はインナーミラーが左側に位置する状態
の説明図、(N)はインナーミラーが中立位置に位置す
る状態の説明図、(R)はインナーミラーが右側に位置
する状態の説明図である。
【図5】ターンシグナルスイッチの操作と、論理回路へ
の入力信号と、論理回路からの出力信号と、モータの駆
動と、インナーミラーの回動との相対関係を示した説明
図である。
【図6】同じく、ターンシグナルスイッチの操作と、論
理回路への入力信号と、論理回路からの出力信号と、モ
ータの駆動と、インナーミラーの回動との相対関係を示
した説明図である。
【符号の説明】
1…インナーミラー、10…ミラーボディー、11…ミ
ラーハウジング、2…駆動部、M…モータ、PTC…過
電流保護用素子、3…位置センサ、4…ターンシグナル
スイッチ、4L…左側のターンシグナルランプ、4R…
右側のターンシグナルランプ、40…フラッシャーユニ
ット、5…制御部、50…論理回路、VIL、VIR、
VIS…入力信号、VOL、VOR…出力信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室の内壁に回動可能に装備されたイ
    ンナーミラーと、前記インナーミラーを回動させる駆動
    部と、前記インナーミラーの回動位置を検出する位置セ
    ンサと、ターンシグナルスイッチの操作により点灯、消
    灯する左側のターンシグナルランプ及び右側のターンシ
    グナルランプと、前記駆動部及び前記位置センサ及び前
    記左側のターンシグナルランプ及び前記右側のターンシ
    グナルランプにそれぞれ接続され、前記左側のターンシ
    グナルランプ及び前記右側のターンシグナルランプ及び
    前記位置センサからの入力信号に基づいて前記駆動部を
    制御して、前記ターンシグナルスイッチの操作と連動し
    て前記インナーミラーを回動させる制御部とを、備えた
    ことを特徴とする自動車用インナーミラー装置。
JP36722299A 1999-12-24 1999-12-24 自動車用インナーミラー装置 Pending JP2001180376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36722299A JP2001180376A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 自動車用インナーミラー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36722299A JP2001180376A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 自動車用インナーミラー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001180376A true JP2001180376A (ja) 2001-07-03

Family

ID=18488784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36722299A Pending JP2001180376A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 自動車用インナーミラー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001180376A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7322709B2 (en) 2003-07-18 2008-01-29 Kabushiki Kaisha Honda Access Side-mirror-controlling apparatus
CN107458311A (zh) * 2017-06-23 2017-12-12 东风商用车有限公司 车辆行驶中后视镜调节系统及其控制方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7322709B2 (en) 2003-07-18 2008-01-29 Kabushiki Kaisha Honda Access Side-mirror-controlling apparatus
CN107458311A (zh) * 2017-06-23 2017-12-12 东风商用车有限公司 车辆行驶中后视镜调节系统及其控制方法
CN107458311B (zh) * 2017-06-23 2023-06-02 东风商用车有限公司 车辆行驶中后视镜调节系统及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001180376A (ja) 自動車用インナーミラー装置
JPH1170833A (ja) ターンシグナルスイッチ
GB2223724A (en) Dual angle rear view mirror
US7025467B2 (en) Outside, vehicle rearview mirror system for backing
US7476011B2 (en) Lamp assembly with variable illuminating direction
JP2715555B2 (ja) 車両用ステアリング連動前照灯システム
JPS5863532A (ja) ヘツドランプ傾動装置
KR200349785Y1 (ko) 차량의 사이드 미러 자동 제어 장치
KR19980025161U (ko) 자동차용 사이드 미러의 각도 제어 시스템
KR0121288Y1 (ko) 자동차 전동밀러의 구동제어회로
JP2684052B2 (ja) 自動二輪車の前照灯照射方向制御方法および装置
KR0167920B1 (ko) 자동차 전조등의 각도 조절장치
JP4120277B2 (ja) 車両用前照灯システム
JPH01195173A (ja) 車両用ステアリング装置
GB2435919A (en) Vehicle lamp assembly with variable illuminating direction
KR200351483Y1 (ko) 차량의 헤드램프 방향 전환 장치
KR200283414Y1 (ko) 자동차의 조향장치와 연동된 아웃사이드 밀러
US20030137756A1 (en) Drive device for adjusting the mirror assembly of a rearview mirror
KR20000007740U (ko) 가변형 자동차 경적 장치
KR980001385A (ko) 자동차의 방향전환시 사이드 미러 구동장치
JPH01223042A (ja) 車両用前照灯制御装置
JPH0627477Y2 (ja) 車輌用前照灯の照射角度調整装置
JPS6326257Y2 (ja)
KR970038142A (ko) 차량용 룸미러
JPH05286391A (ja) 車両用コーナリングランプシステム